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プロフィール
コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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101.  イーオン・フラックス(2005) やっぱり皆さん点数低いですね。アメリカでも大コケしたんですよね。冒頭にロゴも出ていたし、監督さん、やっぱりMTV出身なのかなあ。「絵面」はハッ!とするような斬新さがあるような気はするんですよ。でも、それが物語感というか、主人公たちの世界観とかに立ち入っていけてないから、何だかアニメの絵が切り替わるような「薄っぺらさ」を感じてしまう。武器とかいろんな小道具はなかなかユニークでおもしろく、とにかく抜群のプロポーションを生かしたセロンの立ち姿とか蜘蛛歩き(何だかエロい!)とか、「動き」や「構図」はめっちゃ格好いいんですよね。だから残念。ただ、格闘シーンのガールアクションとしてはマトリックスのトリニティやX-MENのミスティークの方がかっこよかったかも。あと、セロンの動きとか背景とかに「攻殻機動隊」の影響を感じた。彼女ならそのまんまで草薙少佐の役をやれそう。[映画館(字幕)] 4点(2006-03-13 00:46:54)

102.  シン・シティ キル・ビルの世界について行けなかったので、この映画もちょっと厳しかった。ちょっと昔っぽいエログロナンセンスの劇画をそのまんま一流の俳優が演じているこの作品の独自の世界、実験的な雰囲気は成功していると思うし、シャープでざらついた画像がビリビリ見る者の衝動を刺激する。でも…。この平和なニッポンでも高校生が通行人を憂さ晴らしにエアガンで撃つってご時世ですから…。おもしろいんだけど、楽しめなかった。[映画館(字幕)] 4点(2005-10-08 16:04:53)

103.  レディ・ジョーカー 原作は読んでいませんが、知り合いで原作を読んだ人、例外なく皆がすごい小説だとほめていたので、相当期待していきました。で、結果は「あらすじがようわからん」。在日朝鮮人や被差別部落、企業恐喝を扱うなど、今のタブーだらけの放送界、映画界では作品化にいろんな壁があったんでしょう。そこは評価したい。ただ、想像だけど、壁が低くなった分、たぶん作品の重要な部分を占めるタブーがタブーではなくなってきたんでしょうね。その分、リアリティが希薄になった感があるのでは。日本がまだ貧しく、高度成長で取り残された社会の底辺の澱のようなものがどす黒く息づいていた時代が実感できなければ、社会の底辺で生きる在日朝鮮人や被差別部落の人々も、タブーを犯した企業がトップを巻き込んで崩壊する様も、「はぁ?」という感じなのではないでしょうか。作品の時間の制約もあるのだろうが、きっと重要な役どころであったはずのそうした人々の人物描写も薄かった。枯れた渡哲也の演技は渋かった。しかし、まるで「ゲリ腹でトイレに行きたいのをずーっとがまんしているかのように見える表情」で演技する徳重聡にはあの刑事の役は重すぎたのではないか。名前も知らない脇役陣ですら刑事になりきっているのに、彼はどう見ても刑事には見えない。4点(2004-12-27 01:50:02)

104.  ポリーmy love 《ネタバレ》 ジェニファー・アニストンもベン・スティラーもどちらも好きな俳優なので、結構期待して見ましたが、今ひとつだったなあ…。まず、ちょっとギャグがお下劣すぎて笑えない場面が結構ありました。ベン・スティラーの相変わらずのドジで憎めない男の演技はおもしろいんですが、新婚の妻に去られてからジェニファーに出会って、2人が愛し合うようになるまでの展開が何だかあっけないというか。ちょっと脚本が雑な感じが残りました。最後に元妻を捨ててジェニファーの所へ行く時の捨て台詞もちょっとキツすぎ。そりゃあ一度は不倫したひどい妻かもしれないけど、自分だってあっという間にジェニファーに乗り替えているわけですから。ベンの役どころから考えると、あそこで何か優しい言葉かギャグをかまして去っていくような余裕を見せてほしかった。それと、皆さん書いてますけど、確かに邦題のセンスはちょっとひどすぎですね。4点(2004-12-03 10:54:12)

105.  スプリング・ガーデンの恋人 《ネタバレ》 「ブリジット・ジョーンズの日記」でもそうだったけど、コリン・ファースってハンサムなんだけど堅物、でも実は結構お茶目なイギリス人の男、ってのがはまり役なんだろうか。映画は結論から言って、話の流れが何だかおざなりで、テキトーな脚本って感じ。ビデオで十分。好意的に解釈すると、堅物のイギリス男が奔放で自由なアメリカ人女に翻弄され、でも実はアメリカ女もホントは古風な所があり、堅実なはず(?)のイギリス女も中身は自分勝手な同じ「女」なんだ、てなことが描きたかったのかな。そういうアメリカ人とイギリス人のカルチャーギャップが底辺にある作品なのかもしれないが、よく分かりませんでした。下着姿で踊ったり、プロポーズをされたうれしさでブルーの大きな瞳からぽろぽろ涙を流すヘザーがかわいかった。4点(2004-11-06 19:12:34)

106.  モンスター(2003) 申し訳ない。いまひとつでした。期待して行ったんだけど、うるうるの「う」までも行かなかった。…確かにアイリーンの境遇は不幸であるけれども、あそこまで自暴自棄に生きる姿に共感できなかったというか。逆に「強い精神力を必要とする」とアイリーンが言う仕事ひとつで少女の頃から生きてきた「たくましさ」を彼女の持つ強さとして認める気持ちになったから、哀れに思うとか同情する気持ちは浮かばなかった。ラストの台詞は胸に響くが「同情なんかするなよ。馬鹿野郎」というアイリーンの独白と感じた。デブでブスで13歳から売春で生活して、どこへも逃げることもできず、自分を傷付けるままに任せてきた、しかし、それでも人生の探し物を最後に見つけたアイリーン。間違った生き方ではあったが、「強く生きた」とは言えるのではないだろうか。だけど……無粋を覚悟で書きますが、イラクやイスラエルでは子供の頃に両親を殺され、復讐のためだけに爆弾を抱いて自爆する人生が、この現在に、モンスターではない多くの人たちにあるわけで。セルビーに出会う前のアイリーンなら、立ち直れたはずだと思う。映画のストーリーなのにこんなこと書いても意味ないのは分かってるんですが。4点(2004-10-31 21:30:37)

107.  ディープ・ブルー(2003) 《ネタバレ》 癒し系の映画かと思って久しぶりに女性の友達を誘って行って失敗した。アザラシの子供が空中に放り上げられて食われるシーンでいきなり「……」無言に。サンゴ礁同士がじわじわお互いを浸食して「共食い」するシーンでは思わず「何かひりひりして痛そう…」。深海に住んでる小さな電球みたいな魚はかわいかったかな。でも、ひたすら「食う」「食われる」の展開にどんどん空気は気まずく…。カップルで見に行って楽しい映画ではないかも、です。ずいぶん前に見た「アトランティス」って作品は同じようなスタンスの映画だった記憶がありますけど、魚がダンスしていたり、結構楽しかったですよ。4点(2004-10-06 19:45:02)

108.  サラマンダー 映画館で見てしまった。マシュー・マコノヒーがムキムキになってて、最初、誰だか分からなかった。ドラゴンは迫力あったけど、F15でも勝てないんですかねえ。大きな網みたいなの持って飛び降りる戦法やRPGみたいなロケット弾で闘っていたけど、ちょっとミリタリー関係が好きな私はドラゴンと戦闘機や戦闘ヘリが派手な空中戦やるようなシーンを期待して行ってしまった。予算が足りなかったのかなあ。4点(2004-10-06 18:32:33)

109.  バイオハザードII アポカリプス 前作は見たけど、これのゲームはやってません。という立場での感想ですけど、身も蓋もないですが、何だか「ゲーム」っぽい映画だ。前作は狭い研究所内から脱出する、という状況設定があるから緊張感があったが、今作は話のスケールを広げた分、設定に無理があるような気がする。私がもし指揮官だったら、M1戦車か戦闘車両とアパッチ攻撃ヘリ(かそれに近い装備)でゾンビを一網打尽にする。機関砲で撃てば、頭を狙わなくても人間の体は粉々になる。博士の子供の場所が分かってるなら、ヘリで降りて救出に行けばいいし、改良型(?)アンデッドの戦闘能力を計りたいのなら、わざわざ街ひとつをぶっ壊して、なおさら戦術核で焼き尽くす必要はないだろう。こんなことを書くのは無粋なんでしょうが、わざわざ闘うために場所を設定しているような感じで、まさに「テレビゲーム」みたいに見えてしまった。それと、ミラの戦闘アクションは訓練の割にはカメラが近すぎるのかカット割りのせいなのか、それともミラ本人が闘っている(スタントを使っていない)ためなのか、あまり強そうに見えない。マトリックスのキャリー・アンやX-MENのレベッカ・ステイモスの方が格好良かった。4点(2004-10-01 13:42:18)

110.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 恥を忍んで書きますけど、最初、この映画の「オチ」が分かりませんでした。それは、とにもかくにも映画の中の舞台設定が「1800年代の村」に見えなかったから。で、パンフレット買って読んでみて、「舞台は18○○年の村…」とあったので、「ああそうなのか。あれ? でもあの目の見えない彼女が外に出た時に見えたアレは? 編集上のミス?(冷静に考えるとそんなのあり得ないんでしょうが)」てな感じで、それをそのまま最初のレビューでここに書いてしまった。他の方の指摘で気付きましたけど。ちょっと風変わりなラブストーリーとして楽しめましたけど、オチの方はそんなわけでピンと来なかった。4点(2004-09-14 11:11:34)

111.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 過去2作も見ましたけど、だんだんつまらなくなってる気がする。私が原作を読んでいないせいかもしれませんが、今回のは特に話の流れがブツ切れで、まとまりを欠いた印象が残った。シリウス・ブラックが実は悪人ではないのだろう、というのはかなり早い段階で読めてしまう。でも、あの洞窟の中でスネイプとブラックとルーピンがごちゃごちゃと交錯して、ブラックがあっという間にハリーと和解(?)する流れがさっぱり分からなかった。それと、パンフレットを読んだら、ラドクリフ君は「ハリーが反抗期に入ったという想定で演じた」そうですが、今回のハリー君は何だか短気で思い込みが激しく、わがままな奴になった印象です。それに比べて、ハーマイオニーは美人になって、すっかりお姉さん。エマ・ワトソンがハイティーンになってこのシリーズに出られなくなったら、シリーズのスピンアウト作品としてハーマイオニーを主人公にした作品をつくってほしいな。意外にヒットするんじゃないかと思う。4点(2004-07-16 12:14:54)(良:1票)

112.  ミシェル・ヴァイヨン  モータースポーツ好きなんで、見に行きました。そうだなあ…。「ドリブン」が「モータースポーツを描いた漫画みたいな映画」とすると、この映画は「漫画で描いたモータースポーツの映画」というか。原作が漫画なんだそうですけど、ホントに漫画なんです。モータースポーツ好きから見ると。主人公にちょっと影があってストイックで、パンフにも書いてありましたが、亡きアイルトン・セナに雰囲気が似てるところ(外見でなく)が少し良かったかな。4点(2003-12-25 21:19:52)

113.  ハプニング 《ネタバレ》 今回もシャマラン・マジックにはまってしまった。私の場合のマジックとは、「今度こそはおもしろいに違いない」と期待させて、やっぱり裏切られちゃう、というものですが。明らかにお話が破綻してるなぁと思うのは、もし、大量自殺の原因が植物なのだと判明したら、世界中で植物を焼き払うなり大混乱が起きるだろうし、いつまた植物の反乱が起きるか分からないとしたら、人々はパニックに陥ってそれこそ戦争すら引き起こしかねないでしょう。あれだけの人が(植物に)殺されているのに、ラストは「そうか。自然の突然変異だったんだ。収まって良かったね」で終わり。そりゃ普通の感覚からしてあり得んだろう。突然現れて、突然死んでしまうあの怖いおばあさんのストーリー上の必然性もよく分からないし、「つまらない」というのを超えて「脚本が破綻してる」と思うんですけど、どうですかね。[映画館(字幕)] 3点(2008-08-09 07:59:21)

114.  恋のおかたづけしましョ! エリザベス・ハーレイは英国では「大根女優」との評価を受けているそうだけど、コメディでは結構好きな女優さん。この作品もきっと毒のある悪女ぶりで笑わせてくれるのだろうと思ったけど、男優がえらい大根に見え、2人の絡みが邦題ほどににはまったく笑えなかった。有名な人なんだろうか。私は全然知らない名前だが、素のまんまみたいに見えるちょっと大物ぶった「ちょいワル中年」の雰囲気の一発演技で、基本的に映画の中でただ台詞を読んでいるだけのように思えた。[DVD(字幕)] 3点(2005-07-27 11:00:16)

115.  戦国自衛隊1549 《ネタバレ》 野暮を承知で書きますけど…。的場が時代を作り変えるでしょ。そうると、現代の人はみんな「なかったこと」になっちゃうから「ホール」に飲み込まれると。そうなると、タイムスリップする自衛隊も存在しなかったことになるから、的場もみんな消えてしまうのでは…? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマイケル・フォックスが消えかけたみたいに。まあ、いいや。それと、「世界が滅亡しそうな危機」を自分たちの実験の失敗で作り出しておいて、2年間も国内はおろか世界中にひた隠しにして、おまけに闘う上で相手とどっこいどっこいの装備で攻撃に出て(相手の装備が分かってるのに)、ボッコボコにやられて、それで「そうかあ。お前にも守りたいものがあるんだな」って、味噌汁で顔洗ってこい、って思ってしまったんですが。どうせ漫画チックにやるなら、中途半端な説教臭いメッセージなんか入れないで、第3次世界大戦を勝手に起こしちゃって、中国、北朝鮮連合軍と派手にドンパチやるとか、昔の「独立愚連隊」みたいなスカッとするアクションみたいな映画作ってください。[映画館(字幕)] 3点(2005-06-12 21:24:45)

116.  オーシャンズ12 前作の方がおもしろかった気がするなあ…。ギャグが何だか「楽屋オチ」みたいで見てる方が気恥ずかしくなる感じもあった(ジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスの絡みとか)。それにスペシャリスト12人? の集団なのに、何かにつけてわらわら集まって話し合ってるだけで、それぞれが何の特技の持ち主なのかさっぱり分からない。ストーリーは二転三転して楽しめるが、何となく「某インド人監督症候群」(←勝手に名付けました)が感染してる気がする。だって、最後のアレ、ちょっとずるくないですか。あんなんで成功するなら、わざわざ12人も集める必要ないでしょうが。あの父との再会もちょっと強引すぎるんじゃないかなあ…。3点(2005-01-16 01:44:48)(良:2票)

117.  キャットウーマン 《ネタバレ》 ハル・ベリーは好きな女優なんだけど…。ストーリーの流れやアクションにスピード感がない。悪役があまり格好良くないし、強くない。全身黒のコスチューム、バイク…と来ると、どうしても「トリニティ」にかぶるし、ビルの谷間を軽々と移動するのは、スパイダーマン…。で、かぶってる分損してるのか、あるいは脚本のせいなのか、いまひとつ爽快感もカタルシスもない。監督がフランス人だからなのか関係ないのか、妙なおしゃれ感があって、女性の自立とか何とか、アクションそのものと関係ない部分が少しうっとうしい。でも、やっぱり一番弱いのは悪役の魅力かなあ…。シャロン・ストーンは良いんですよ。特殊能力を持つ人間離れした戦闘力を持つキャットウーマンと闘うのが普通の人間(大理石の皮膚があるとはいえ…)じゃ、ワクワクしない。アメリカでもヒットしなかったとか。お客が見たいのは、スタイル抜群のブラックビューティー、ハル・ベリーがばったばった悪人をやっつける所ですから。3点(2004-11-04 00:21:24)

118.  半落ち 《ネタバレ》 な~んだ。やっぱり、という感じ。何だか薄っぺらいなあ…と見ながら感じたが、自分だけじゃなかったんだ。原作も読んだが、今ひとつ感情移入できなかった。知り合いに白血病で子供を亡くした夫婦がいる。その喪失感は確かに心身に変調を来してもおかしくないほどの重いものだが、それを埋める作業はこの映画が描いているほど簡単ではないんじゃないかなあ。原作者は新聞記者らしいが、仕事で付き合いのあるメディア関係者にもこの映画の感想を聞いてみた。曰く「あの映画通りの事件が起きたとして、ただ『歌舞伎町に行った』というだけで動機を疑うようなことは書けないし、その後、仮に骨髄提供の事実が分かったとして、その青年を追いかけ回すほどの報道の意味はない(梶が必死に隠す意味が分からない)」。つまり、物語の設定にリアリティがない、ってこと。私もまったく同じことを感じた。何だかきれい事ばかり描かれてる、って印象が残った。3点(2004-10-24 01:53:48)

119.  CUBE2 《ネタバレ》 こういう、「何か意味ありげなことをほのめかしているんだけど、全体としてはよく分からない」って映画はその世界観に入り込めるかどうかで変わってくるんでしょうが、ラストの軍人(?)の出てくる「ほのめかし」はいかにも陳腐。X-FILEのできそこないみたい。時間や重力の変化もあまり意外性を感じない。もっともらしい全体像の説明がなくても、立方体の移動の規則性なんかに少しずつ気がつき始める「1」の方がだんぜんおもしろかった。もっとひねったオチがないと、「1」で発揮された独自性が失われてしまう。気になっていたんで、ついに借りたけど、途中から早送りモードになってしまった。3点(2004-07-19 09:51:00)

120.  天国の本屋~恋火 《ネタバレ》 封切り日の日曜のレイトショーというコンディションで、こんなオヤジがひとりで見に来ているのは少数派…であろうと予測していたら、観客そのものが少数であった。前の方も書いてるようにまとまりがない印象を受けた。違う別々の話をくっつけたせいなのは明らか。ストーリーの中心も死んだ竹内結子と一時的に天国に来たピアニストとの恋なのか、現世に残してきた花火師(香川)との恋なのか、死んだ叔母の思いを受け継いだ竹内と現世に戻ってきたピアニストとの恋の出会いなのかよく分からない。うまく絡み合ってるように見せる工夫がちょっと足りなかった感じ。唯一良かったのは、生きてる方の竹内が叔母の浴衣を着て花火師を説得に行くところ。全体にちょっと濃いめのあらすじを期待してましたが、意外にあっさりでした。3点(2004-06-07 00:55:38)

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