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プロフィール
コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  サラマンダー 映画館で見てしまった。マシュー・マコノヒーがムキムキになってて、最初、誰だか分からなかった。ドラゴンは迫力あったけど、F15でも勝てないんですかねえ。大きな網みたいなの持って飛び降りる戦法やRPGみたいなロケット弾で闘っていたけど、ちょっとミリタリー関係が好きな私はドラゴンと戦闘機や戦闘ヘリが派手な空中戦やるようなシーンを期待して行ってしまった。予算が足りなかったのかなあ。4点(2004-10-06 18:32:33)

102.  僕はラジオ 大好きだったデブラ・ウィンガーが復帰しているというので見に行った。最初、「タイタンズを忘れない」のようなスポ根ドラマかと思ったけど、これは違った。田舎の小さな街の人々と知的障害者のほのぼのとした交流の話で、障害者を扱ったヒューマンドラマというとハリウッド的な偽善性が鼻につくところだけど、この話は実話で、ストーリーも「出来すぎ感」はない。実在の主人公がラストに本当に映像に出てくる(しかもキューバ・グッディングそっくり。あれ? 逆か)ので、そうしたあざとさも感じなかった。涙がぼろぼろ流れる感動作じゃないけど、何とも言えないほのぼのとした気持ちになれた。軍人とか堅い役の多いイメージのあるエド・ハリスがラジオの成長していく姿を見て満面の笑顔を見せるシーンが良かった。世間で言われている通り、本当に良い俳優だ。デブラ・ウィンガーは若い頃の印象のまま、きれいに歳を取っていました。復帰作に良い作品を選んだと思う。 お話とは関係ないけど、試合の場面では映画の舞台設定となった70年代のグランド・ファンクなどのロック(リメイク作のようだったが)がガンガン流れて気持ちよかった。8点(2004-10-02 14:34:16)

103.  バイオハザードII アポカリプス 前作は見たけど、これのゲームはやってません。という立場での感想ですけど、身も蓋もないですが、何だか「ゲーム」っぽい映画だ。前作は狭い研究所内から脱出する、という状況設定があるから緊張感があったが、今作は話のスケールを広げた分、設定に無理があるような気がする。私がもし指揮官だったら、M1戦車か戦闘車両とアパッチ攻撃ヘリ(かそれに近い装備)でゾンビを一網打尽にする。機関砲で撃てば、頭を狙わなくても人間の体は粉々になる。博士の子供の場所が分かってるなら、ヘリで降りて救出に行けばいいし、改良型(?)アンデッドの戦闘能力を計りたいのなら、わざわざ街ひとつをぶっ壊して、なおさら戦術核で焼き尽くす必要はないだろう。こんなことを書くのは無粋なんでしょうが、わざわざ闘うために場所を設定しているような感じで、まさに「テレビゲーム」みたいに見えてしまった。それと、ミラの戦闘アクションは訓練の割にはカメラが近すぎるのかカット割りのせいなのか、それともミラ本人が闘っている(スタントを使っていない)ためなのか、あまり強そうに見えない。マトリックスのキャリー・アンやX-MENのレベッカ・ステイモスの方が格好良かった。4点(2004-10-01 13:42:18)

104.  ジョゼと虎と魚たち(2003) 《ネタバレ》 見終わった後に何とも言えない切なさが残るけど、不思議と後味は悪くない。ラスト、電動車いすで風を切って街を行くジョゼの顔をカメラは映さないが、涙を流してはいないのだ。静かに鮭を焼くジョゼの顔はそれまでの童女のような幼さがウソのようになくなった大人の女性の美しさ。恒夫は残酷にジョゼを捨てたが、映画では描かれていないけれど、それは「障害の壁」とかいったステレオタイプな理由ではないのだろう。ただ、「もっと好きな女ができた」だけなのだ。だって、ジョゼを好きになる時も恒夫には彼女の障害に対するためらいなどはなかったのだから。ジョゼと恒夫の間に起きたのは、若い男女の間によくある出会いと別れのエピソードのひとつ。だけど、それでジョゼは人目を気にせずにたくましく生きる強さを、恒夫は人の弱さを思いやる優しさを知った。不器用でも、結果が残酷でも恋愛は人をかようにも変えることができる。単純に設定だけを見ればちょっと前に大ヒットしたフジテレビのドラマに似てるけど、こちらは見て良かったな、と素直に思いました。9点(2004-10-01 13:21:20)(良:1票)

105.  華氏911 アメリカで受け入れられるために必要なのかもしれないけど、死んだアメリカ兵だの罪もなく戦場に送られるアメリカの若者だの、ブッシュが犯した罪がムーア監督の指摘通りにもしあるなら、最大の被害者であるイラク人のことが少ししか描かれていないことにイラク人と同じ世界の中の非白人として何とも言えない違和感が残る。「ムーアさん、あんたもやっぱり『アメリカ万歳』主義なのね」とちょっと冷めた気分にも。もうひとつは、某深夜番組の井筒監督が言っていたように、これは映画館で見る「映画」ではないような気もすること。大画面で繰り広げられる虚構の世界に身を置いて、日常の憂さを晴らすひとときを楽しむのが映画の醍醐味ならば、この作品はそれに当たりません。NHKスペシャルを大画面で見ているのと変わらない印象が残るのです。もうひとつ、私は別の作品のレビューでも書いたのですが、「見る前から作家、監督の描きたいものが分かっている作品などおもしろいわけがない」ということもあります。ただし、それでもこのドキュメンタリー作品が人を引きつけるのは、今の世の中の「何か間違ってるのではないか」「どこかおかしいのではないか」という漠然とした疑問にすぱっと「答えらしきもの」を示してくれている点かもしれません。見た後に、一緒に見た人とついつい映画の内容について話をしたくなってしまうこともこの映画が良い作品であることのひとつの証左かも。その答えが正しいかどうかはムーア監督が話しているように、それぞれの観客が考えるべきなのです。それがなければ、作品で皮肉られている「無知でアホなアメリカ人」と同じになってしまいます。ジェットコースターや遊園地のアトラクションのような最近の映画は、見終わった後でコーヒーを飲んでいるうちに内容を忘れてしまうこともありますから、この映画が優れた作品だということは間違いありません。7点(2004-09-12 11:31:24)

106.  サンダーバード(2004) すごく期待して見に行った。サンダーバードが実写版で映画になると聞いてから、あの♪タッタカタッタ~タッタ~タカタカ♪ってBGMが頭の中で何度か鳴った30~40歳代の男性は多かったことでしょう。オープニングから旧作の好きな人にはうれしい絵が続きますが、肝心のストーリーは皆さんの大好きなメカたちがあまり活躍しません。パンフレット読んだら、アメリカではサンダーバードはほとんど知られていないため、物語を人物中心にして一般受けを狙った様子。確かにお子さま向けでしたけど、私と同世代(30~40歳ぐらい)の男性一人、夫婦風の方が結構多かった。私がパンフレット買った時も50代ぐらいの夫婦らしいカップルの男性がうれしそうに買っていて、横で見ていた奥さんが「気が済んだ?」という感じで呆れていました。これは小さなお子さんがいるお父さんが、韓国ドラマにはまっている奥さんは家にほったらかして、ひそかに子供(男の子)との絆を取り戻すための映画だと言い切ってしまいましょう。しかし…。2号のプラモデルたくさん作った私としては、もっと2号を活躍させてほしかったなあ。6点(2004-08-17 14:48:05)

107.  リディック 《ネタバレ》 脚本がしっかりしていないからなのか、うまくストーリーの中に入っていけない。また、リディックはピッチブラックでは「漆黒の闇でも物が見える」という特殊能力を使ってエイリアンと闘うが、今回は何が救世主としての特殊能力なのか分からなかった。見てるとただステゴロが強いだけ、って感じ。ただ、やっぱり感心した点もある。この監督さん、ピッチブラックでもそうだったが、「絵」を描く才能はあるのだと見た。例えば、日が昇るとともにすべてが焼き尽くされる灼熱の惑星の焼け野原をリディックらが必死に走り抜ける場面など。SFらしい、だれもが見たことのない宇宙の果ての光景をうまくイメージ化できる人なんだと思う。ピッチブラックは単にエイリアンとの対決ものだったから良かった。しかし、本格的なストーリーものを作るには脚本の練り方が足りなかった。良いブレインがいれば、すごい作品が撮れる力量はあると思う。6点(2004-08-12 14:16:22)(良:2票)

108.  炎の戦線エル・アラメイン 「プライベート・ライアン」あたりでリアルな戦闘シーンに慣らされてしまった目には全体に地味に映るけど、戦争の不毛さがちゃんと伝わってきました。最後の別れの場面はなかなか良かったです。前に太平洋戦争に従軍した日本兵の手記か何かで読んだ記憶があるんですが、実際の戦争とは「穴を掘って、メシを食い、敵を待って、移動して翌日また穴を掘って…」の繰り返しなんだそうです。この映画にはたった一人で何人も敵をなぎ倒すスーパー兵士も出てこない。そういう意味でリアリティは十分にあるのかもしれませんね。7点(2004-07-25 19:44:20)

109.  CUBE2 《ネタバレ》 こういう、「何か意味ありげなことをほのめかしているんだけど、全体としてはよく分からない」って映画はその世界観に入り込めるかどうかで変わってくるんでしょうが、ラストの軍人(?)の出てくる「ほのめかし」はいかにも陳腐。X-FILEのできそこないみたい。時間や重力の変化もあまり意外性を感じない。もっともらしい全体像の説明がなくても、立方体の移動の規則性なんかに少しずつ気がつき始める「1」の方がだんぜんおもしろかった。もっとひねったオチがないと、「1」で発揮された独自性が失われてしまう。気になっていたんで、ついに借りたけど、途中から早送りモードになってしまった。3点(2004-07-19 09:51:00)

110.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 過去2作も見ましたけど、だんだんつまらなくなってる気がする。私が原作を読んでいないせいかもしれませんが、今回のは特に話の流れがブツ切れで、まとまりを欠いた印象が残った。シリウス・ブラックが実は悪人ではないのだろう、というのはかなり早い段階で読めてしまう。でも、あの洞窟の中でスネイプとブラックとルーピンがごちゃごちゃと交錯して、ブラックがあっという間にハリーと和解(?)する流れがさっぱり分からなかった。それと、パンフレットを読んだら、ラドクリフ君は「ハリーが反抗期に入ったという想定で演じた」そうですが、今回のハリー君は何だか短気で思い込みが激しく、わがままな奴になった印象です。それに比べて、ハーマイオニーは美人になって、すっかりお姉さん。エマ・ワトソンがハイティーンになってこのシリーズに出られなくなったら、シリーズのスピンアウト作品としてハーマイオニーを主人公にした作品をつくってほしいな。意外にヒットするんじゃないかと思う。4点(2004-07-16 12:14:54)(良:1票)

111.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 まず、突っ込みます。他の方も書いてるけど、同じ学校に通っていた女の子と東京で知り合って、結婚する仲になって、しかもラストのからくりが最後まで分からない? そんなことあるのか。テレビニュースに出てきたのもびっくり。県人会で合コンやってもそんなことは起こらないと思うが。彼女はあのテープを廃校(?)の下駄箱に置くため(それで亜紀との約束が果たせるのだろうか…)に婚約者をほったらかして旅行に来たのか。それとも最初から知っていたなら、どうして東京で渡さないのか。それと香川県? が舞台なのにみんな標準語。原作にはあるんでしょうが、あんな美人で秀才の学校イチの人気者の女の子がどうしてサクを好きになったのか描かれていない。走ってる車や止まってる車がたまに今の車になってる…等々。良かったのは、初恋の思い出を回想する時の記憶の中の「まぶしさ」のような感じがすごくよく出ていた。何だか懐かしい気持ちになった。亜紀役の女の子、16歳だそうですけど、すごい演技だった。女の子の方がちょっと大人っぽい、高校生ぐらいのカップルの雰囲気がすごく出ていた…等々。★☆付け足し☆★……この映画を見て感動した人は骨髄バンクか、結婚してる女性は妊娠したら臍帯血バンクに登録してみたらどうでしょう。たまに保健所とかで登録会をやってます。美少女が死ぬ病気の定番の感がありますが、白血病は今は「不治の病」じゃありません。病状によりますが、骨髄移植を受けると7割ぐらいは治るという話です。日本のどこかにサクと亜紀のような若いカップルがいたら、今度はハッピーエンドのストーリーにしてあげたいではないですか。6点(2004-07-04 03:42:36)(良:1票)

112.  海猿 ウミザル 《ネタバレ》 こういう、制服の人たちを扱った「官庁全面協力映画」というと、織田裕二が出ていた「ベストガイ」をついつい思い出します。で、冒頭、やっぱりというか主人公と対立する性格の悪いライバルが出てきたり、かわいい女の子との出会いがあったりとパターン化した展開なんですけど、脚本が巧みなのか原作がいいのか、2時間の間、退屈しないで見られました。ただ…。エンドロールが終わったあとの「衝撃の映像」? あれって…。「踊る大捜査線」みたいなシリーズものの展開になっていくってことなんでしょうか。いきなり設定にちょっと無理がある気がするんですが…。あんな狭い場所にあんなものが入ってくるでしょうか…。しかもドーンって…。6点(2004-06-20 11:35:05)

113.  ヴェロニカ・ゲリン 《ネタバレ》 徹底的に悪と闘うママさんジャーナリスト。脚を撃たれたり、子供がさらわれそうになったり、現実の暴力には怯え、恐怖に負けそうになりながら、それでも信念を通す。だけど、どこにもいそうにないスーパーウーマンでなく、現実の人間の弱さが描かれているところが良かった。人間、誰だって自分がかわいいし、辛い思いはしたくない。自分の職業上の信念を通すために何かの力と闘わなければならない人はどんな職業にだっているに違いない。それに、実話ベースだけにおもしろく見ることが出来た。7点(2004-06-18 21:34:50)(良:1票)

114.  天国の本屋~恋火 《ネタバレ》 封切り日の日曜のレイトショーというコンディションで、こんなオヤジがひとりで見に来ているのは少数派…であろうと予測していたら、観客そのものが少数であった。前の方も書いてるようにまとまりがない印象を受けた。違う別々の話をくっつけたせいなのは明らか。ストーリーの中心も死んだ竹内結子と一時的に天国に来たピアニストとの恋なのか、現世に残してきた花火師(香川)との恋なのか、死んだ叔母の思いを受け継いだ竹内と現世に戻ってきたピアニストとの恋の出会いなのかよく分からない。うまく絡み合ってるように見せる工夫がちょっと足りなかった感じ。唯一良かったのは、生きてる方の竹内が叔母の浴衣を着て花火師を説得に行くところ。全体にちょっと濃いめのあらすじを期待してましたが、意外にあっさりでした。3点(2004-06-18 21:26:01)

115.  CASSHERN まず、「X-MEN」みたいなスタイリッシュなスピード感あふれるアクションシーンを期待すると大きく外します。戦闘シーンは結構短いし、ちゃちいし、全体に「暗い」(血もドクドク流れる)。また、何というか、押しつけがましい「説教臭さ」みたいなのに辟易するんじゃないでしょうか。しかし、今どきの映画でこれほど単刀直入なメッセージ、しかも「反戦・平和」という陳腐とも批判されかねない内容を盛り込む意気にはエールを送りたい。次回作に期待したい。5点(2004-06-18 21:15:25)

116.  トータル・フィアーズ 元KGBのスパイがいい味出していた。核爆弾の描写は小型とはいえ、甘いんじゃないでしょうか。トム・クランシーに代表される米国作家の軍事サスペンスものを読んでいると、中国をはじめとするアジア人種に対するべっ視や偏見も色濃く感じられます。原爆の映像に対するこだわりのなさというか、無邪気さみたいなものは、実際に原爆を落とされた国の人と落とした側の国の人の「皮膚感覚の差」みたいなものを感じます。ところで、このレビューを書いてしばらくしてからDVD版を見ました。最近のDVDの特典につきものの音声解説に原作者のクランシー本人が出ていて、映像に対して「(空母を爆撃する)バックファイアはカッコはいいがエンジンと電子機器は最低だ」とか「(攻撃に向かう)F16は通常4機で飛行する」とか細かい突っ込みを連発していて、軍事オタクぶり爆発でおかしかったです。「CIAは全知全能の存在でなく、私にアドバイスを求めてくるような人たちだ」みたいなことも言ってました。小説は確かにおもしろいんだけど、ちょっと嫌な奴ですよね(映画の感想じゃありませんが)。6点(2004-06-15 12:46:06)

117.  RETURNER リターナー まさにビデオで見ました。確かにビデオなら「損してないな」って感じです。たくさんの方が書いてるように、いろ~んな映画の良いところのエッセンスを取り出して、ごちゃごちゃに混ぜた感じ。だから、見た後は「結構おもしろかった」と思うはず。つまり、フェラーリに遠目に見ると似ている○ツビシGTOに乗ると、「かっこええ~」「速ええ~」と思うのでしょうが、フェラーリのかっこよさとか速さはまったく違う次元にある(乗ったことないけど)というのと同じでしょうか。5点(2004-06-07 01:03:21)

118.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 同じ監督なんだから当たり前かもしれないけど、ストーリーの構成とか、絵の構図(大都会の上空に巨大な宇宙船が浮かぶ、マンハッタン島が津波にのまれる…)の荒唐無稽さで度肝を抜く、というあたりが「インデペンデンス・デイ」と同じ。ラストで家族が絆を確かめ合ってめでたしめでたし、ってのも同じ。「不気味な前兆」―「ただひとりそれに警告を発する主人公」―「無理解な周囲」―「大災害」―「やがて主人公を周囲が理解」―「しかし闘いのキーマンは主人公」―「みんなで立ち上がって団結」―「ぎくしゃくしていた主人公の家族が再び絆を確かめ合う」…。このパターンに乗せて、宇宙人とか大災害とかを当てはめていけば、同じ映画、まだ2、3本は作れるような気が? 環境問題を大きなテーマにしてるなら、もっとメッセージを盛り込んでも良いような気がするし、あのマイナス百何十度の冷気が上空から襲ってくるシーンは科学的考証はあってんのかな? まあ、そういうスピード感がないと大勢の観客は来ないかもしれないが。あとひとつ、デニス・クエイド、やっぱり離婚してから上昇機運なんですかね。別れた奥さんの方は何だかパッとしない。結婚してる時はちょうど立場が逆だったですが。6点(2004-06-03 11:38:43)

119.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 結構期待していったんですが、さらっとしたラブストーリーで、感動するまでには行かなかった。ただ、良かった点もいくつか。見慣れた新宿や渋谷の街が何だか遠い別の街のように少しだけ見えたこと。経験ありませんか? 学校の帰りに少し回り道して帰ると、「あれっ? こんな所にこんなものあったかな?」という視点(というか視界というか光景というか)に気が付くこと。家のすぐ近くにいるのに、遠くに来ているような錯覚に陥ること。誰だったか、有名な哲学者の言葉で、正確には覚えていないのですが、「哲学とは『見慣れたものを見慣れないものに』『見慣れないものを見慣れたものに』する作業だ」てな趣旨の言葉を思い出しました。この映画を見ると、少しだけそういう感覚が味わえるかもしれません。そこに入り込めると、見知らぬ土地で、ふとすれ違っただけのような、それでいて忘れられない、胸の奥の方が少し痛くなった(ずっと昔の)異性との出会いを思い出すかもしれません。新宿の夕暮れの人混みの中を小柄なスカーレット・ヨハンソンが去っていくシーン見ていて、そんな気持ちを思い出しました。私は言われているほど、演出上の必要性を越えてまで、日本人を変に描いているように思えなかった。それと、最後までビル・マーレィとヨハンソンが肉体関係にならないのも良かったです。しかし、スカーレット・ヨハンソンってまだ20歳そこそこなんですね。とてもそんな風に見えない。6点(2004-05-24 01:39:48)

120.  プロフェシー 《ネタバレ》 蛾男? の正体がさっぱりわかりまへん。何か意味ありげな変な角度からのショットとか、突然「ドン!」って大きな音で驚かせるあたり、どっかのインド人の監督さんの手法に似ているようで気になります。オチはそれなりに考えてあるんだなあ…と思ったけど、結局、蛾男ってどんなモノで、何をしにやってきたのかさっぱり分からないので、某インド人監督の最近の駄作と同じく、「えっ? これで終わり?」という座り心地の悪さが残りました。アメリカでも日本でもヒットしなかったんじゃないですか。大衆をバカにしてはいけません。2点(2004-05-17 23:12:08)

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