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101.  地底探険 《ネタバレ》  たまにはこういう、荒唐無稽だけどなーんも考えずに見て楽しめる映画もいいものだ。  まあ、今考えるとコアだのマントルだの考える前に、地球の真ん中まで空洞が続いているってのが強引な発想だが、こっちはマグマライザーが地中を掘り進めるのを傍から見えるセンスで育っているので、問題なし。  それより、美しい鉱石の洞窟や、きれいな泉、謎のキノコの森(いきなり食うのは危険すぎるけどね)、地球の中心の海、果ては昔沈んだ古代都市など、唯々楽しい。  帰って来る時だけは、流石に突っ込みたくなるが(みんな炒まっちゃうだろ!)、最後の演説が素晴らしい。「証拠も記録も無いことを主張はできない」。正しい科学の精神である。[DVD(字幕)] 8点(2017-11-02 12:26:42)《改行有》

102.  不時着(1964) 《ネタバレ》  「フライト」やら「ハドソン川」やらの前にこんな名作があったとは。本作では両作と違い53人の人が事故で死んだことになっているが、飛行機事故が起こりその原因をめぐってのドラマであることは一緒だ。途中、事故を起こした機長の性格をめぐる調査の部分がちょっと長くて冗長な感じもなくもないが、クライマックスの事故の再現の展開は面白い。今ならコンピュータシミュレーションなどするところだろうが、この時代は実機で再現だ。ちょっとおっかないよな。  最後に主人公が言う「この欠陥は修正されて」というのが若干引っかかる。これ飛行機の構造的な欠陥というよりは、そんなところにコーヒーを置いた機長の人為的なミスのような気がしてならない。実際、そのシーンを最初に見たときにそのコーヒー大丈夫?と思ったのだ。そしたら案の定で、そういう意味ではがっかりな結末ではあるが、ドラマ的にはとてもゾクゾクして見れたので、よし!である。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-19 20:22:32)《改行有》

103.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》  「お父さんはそういう人なのよ」は、笑ったけど結構キツイと思う。だが、お父さんは頑張っているんだ。川の水を飲んでみせたのも、自転車に押しつぶされて溺れたのも、家族のためなのだ。決してドン臭いわけではないのだ(と思う)。笑いものにするな。笑ったけど。  さすがに、溺れて行方不明のまま終わるとは思わないにしても、瀕死で立ち上がってから汽車に乗った家族の前に現れるのは、出来過ぎのような気もするが。  ところで「地球が制止した日」的な状態だが、電気が使えないだけで蒸気機関は動くようで、汽車が来たのには笑った。蒸気機関車って鉄道会社だってもう持ってないと思うけど。  人間、スローライフ的な生活が一番なんてテーマじゃないんだろうが、田舎に知り合いの一つもない自分の場合には、都会で餓死しちゃうのかもしれないなあ、なんて暗い気持にもなった。この家族のように実家が田舎にある人、戻る場所がある人は幸いだな。[DVD(邦画)] 6点(2017-10-19 13:56:45)(良:1票) 《改行有》

104.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》  どうも野獣の野獣感が薄い気がする。もっとケモノケモノしている想像をし、期待もしていたのだが……。  それと、ガストンの最後はもっと明確に「罰として」やっつけられて欲しかった。こういう物語では特に「悪いやつは罰を受ける」という事を期待してしまう。  それ以外では、映像も主人公も美しいし、燭台や時計らの楽しいシーンも良い。音楽も素晴らしいのだが。  ただなあ、「美は内面に宿る」と言いながら、結局は人間に戻った王子が超イケメンなのはどうなのかなあ。まあ、普通に考えれば「内面の美」の外的な表現なのだ、という事なんだろうけど、王子が例えばホンコンさんみたいでもベルさん愛してくれますかね?エマ・ワトソンが美しいなんて、ウットリしている自分が言うのも何だけど。  ……やっぱり自分はこの作品の主題を本当には受け入れていないようだな。  でも、作品としては見事で9点。[DVD(字幕)] 9点(2017-10-16 11:27:22)《改行有》

105.  エヴェレスト 神々の山嶺 《ネタバレ》  超人的な登山家が「足手まといなパートナーは見殺しにする」(超訳)と嘯いてはいるが、その実最後まで見捨てない人であった。そんな登山家に興味を覚えた写真家は、同様の局面に至り登山家に救われるが、その後登山家の危機を救うことができずにほぼ見殺しに。  そんな写真家が、一度見捨てた登山家を探しに山へ行き、彼の体と魂を見つける話。最後に彼が山頂付近で「連れて帰る」って言ったのは、登山家の魂だったのだろうな。これ以降、写真家は登山家のように生きるんだろうか。  こんな話なので、イマイチ「神々の山嶺」な感じがしないのは残念。何しろ描かれているのは自分の力だけで最高峰に挑もうとする登山家の話だし、映像的にも物語的にも最高峰へ(特に写真家が)さして苦もなく辿り着いた感が出過ぎている。「神々の領域」感ゼロである。ワタシ的には「神よ!何故こんなに人を阻むんですか!」的な物語を期待していた。  それでも、現地ロケによる雄大な景色などは美しい。  しっかし、岡田准一ってのはよく映画に出てるなあ。[DVD(邦画)] 6点(2017-10-05 16:20:14)《改行有》

106.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》  誰かを愛して一緒になるって事は、相手の人生を変えることだという、普通に考えれば当たり前のことを、これほど極限的な事情に当てはめて描くってナカナカ凄いし、面白かった。  だが、後半は宇宙船と5000人の乗客の運命を賭けたトラブル対処のサスペンス。それを二人で乗り越えて円満に結ばれるんだろうなと思っていたら、どうやらその通りのようでやっぱりアメリカ映画だなと納得。そんな中、船の修理を指南するためだけに登場したとしか思えない甲板長がすぐ退場して可哀そう。死人を蘇生する医療技術があれば、何とかならなかったのか?とも思う。  それにしてもアメリカ人って、ホント技術に関して大雑把というか簡単に考えるよなあ。あれだけの高度な宇宙船が、あんなに簡単に、パーツも用意されていて差し替えるだけで治るって…。専門家である甲板長をもっと有用に使ってやれよ。  映像的には、光を美しく使った船内のデザインが良かった。またプールで泳いでいるときに重力を失った描写が凄い。最後、表面張力で丸くなるんだな。[DVD(字幕)] 8点(2017-09-28 14:07:40)《改行有》

107.  多羅尾伴内 《ネタバレ》  まあ、荒唐無稽なんだけど、ミステリというよりはサスペンスドラマ的な面白さ。好きな人には楽しいんだろう主演役者の様々な演技を楽しめる。最後の名台詞の後にカッコいい藤村大造が現れた時に、ああ、ようするに変身ヒーロー的な最後のカタルシスと同じなんだなと思った。とはいえ、せむし男の仮面をはぎ取った後に帽子かぶってるのは流石にどうよ?なんて頭によぎるが、カッコよさ優先なんですね。ハイ、正解です。  さて、犯人が分かってしまってからがちょっとダラダラと長い。また、ワイヤで体が半分に切れるというのも何か趣味悪い感じだが、実際に宝塚歌劇団でそういう事故があったと知りビックリ。[DVD(邦画)] 6点(2017-09-21 14:50:42)《改行有》

108.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》  初めてMX4Dなるもので観た。いちいち水しぶきを顔に吹きかけ息ができなくなったり、銃撃時には背中を突かれて、何だオレ撃たれてるの?って感じたり。なかなか面白い体験感だが、(当たり前だが)映画なので視点が突然変わっったりするので感覚が突然切り替わるのが不思議。  などと言いながらも、取り残された浜から祖国へ帰り生き延びる事のみを徹底して描いたこの映画には、ふさわしい体験型鑑賞だったのかもしれない。  物語的な部分では、徴用された民間の小型船の親子の話が、ちょっと感動的でよい。どちらかというと、そっちの大勢の船乗りたちの物語をもっと見たかったとも思う。それと、最後一機になるまで戦った戦闘機乗りの話。  なんだ?結局作戦を遂行した人たちの活躍が見たかったのじゃないか。製作者側の意図とは真っ向から反するかもしれないけど。[映画館(字幕)] 7点(2017-09-21 10:48:08)《改行有》

109.  ポンペイ 《ネタバレ》  ポンペイと言えば、灰に埋もれたまま遺体だけ朽ちた空洞から再現された、生々しい市民の石膏像。オープニングで出てきたときには、すぐにはそれとは分からなかった。何か舞っているなと思ったら火山灰的なものなんですね。そこから始まって、最後に二人の抱擁がそのまま灰の像になって終わるのは巧いと思った。  また、ヒロインの父親が、「新しい水道を作る」といったのを見て、昔ポンペイに行ったときにガイドが言った「ポンペイの水道管は鉛でできていて、市民は鉛中毒の症状を呈していた」というのを思い出した。その他、灰に埋もれていたために生活の様子や家具調度などかなり保存されていたというから、映像的にもかなり再現されているのかもしれない。その辺を理解・楽しめるだけの知識が自分にないのが残念だ。  復讐譚と恋愛もの、歴史ものに災害ムービー。ちょっと欲を張りすぎた感があって、それぞれ少しずつ物足りない感が無くもないが、火山の火砕流・飛翔溶岩の迫力はそれなりにすごい。そいつが最後に主人公と共に見ている我々を襲うのは怖悲しい。[DVD(字幕)] 7点(2017-09-13 16:46:45)《改行有》

110.  SCOOP! 《ネタバレ》  ホテルのカーテンを開けさせる花火の手口など、なかなかやるものだと感心するが、容疑者の実況見分の時の大暴れなどは、大目玉だけでは済まないようにも思える。  昔、映像関係の学校へ行っていたことがあって、その時の先生の教え子が百恵ちゃんと友和のスクープショットを撮ったのだとか。いろいろと関係者に物議をかもしたりしたそうだが、その彼曰く「撮ってしまえばこっちのもの(勝ち)」と。そんなことを思い出した。劇中の福山も「でも、これが見たいんだろう」的なことを言う。その辺の倫理的な攻防は色々あろうが、世間の興味にこたえること、踏み込んで良い事とそうで無い事、写真というものの強さを考えさせられた。  そこまでして、世間の見たいものを撮る話が、最後シャブ中の友達に誤射されて死んで終わりっていうのが、とてもとても消化不良である。  ちょっと自分の期待とずれた方に物語が展開していって残念。[DVD(邦画)] 6点(2017-09-06 17:22:37)《改行有》

111.  ジェーン 《ネタバレ》  直接的な事件の発端は、悪い奴らの仲間割れ。だからなんか大勢から狙われる側に対する同情心がイマイチ沸き起こりにくい。純粋にジェーン側から見ればもちろん、とんだ被害者なのはわかるが、行動が無謀という一面は否定できない。元恋人から見れば、回り道と苦労はしたけれど、恋人を取り戻し娘まで手に入れたという、結構なハッピーエンドな結末。  人間の人生的にはそれなりの波乱万丈さなのだが、この辺のカタルシスの弱さと、西部劇の豪快なガンファイトが弱いので、全体的にイマイチな印象。  自分で「派手なガンファイトなど今どき」などと他レビューで書いておいてなんだが、「地雷」で敵をやっつける西部劇ってなんだかなあ、と思うのだった。  結局のところ、ポスターでイメージさせるようにカッコいい女ガンマンの活躍を期待していた自分が、間違いだったのかも。[DVD(字幕)] 5点(2017-09-05 23:17:39)《改行有》

112.  相棒 -劇場版Ⅳ- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断 《ネタバレ》  前にもに国が国民を見殺しにした事を糾弾し、人々にうったえるために、大勢の観客の命を狙うぞ詐欺のような事件(その時はマラソンだった)があった。  ただし、そのときも今回もまどろっこしくって実際に多くの群衆には事件の騒ぎは気付かれなかったという展開に、肩透かし感があった。無辜の人たちに酷いことをするつもりはないという設定なのだろうが、それにしたって何かの騒ぎがあったと気付かれるようなやり方じゃなきゃ、意味ないだろう。どうせ実行する気がないんなら、ビルの上じゃなくてパレードのど真ん中に飛び出して、スキットルを開けるしぐさだけで充分じゃないか。現実的にはその際の大量のエキストラに演技させるのは大変なのかもしれないが、そこはそれ映画ならではのお金の掛けようじゃないの。  という訳で、大騒動を思わせる予告編の期待を見事に裏切るいつもの相棒劇場版であった。また、官房長の時を思わせる「右京さーん!」も、右京さん死ぬわけ無いと誰もが思っちゃうので、無意味。[映画館(邦画)] 5点(2017-08-30 13:31:17)《改行有》

113.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》  私の感じていたキングコングの大きな魅力は、二つある。一つは人間の女にひかれて、純粋にそれを欲する部分。もう一つは、自然の驚異であるこの巨猿が大都会で大暴れという部分。  本作ではそのうちの一つが無くなってしまった。  キングコングを見世物にしない、というか本作の状況ではそんなことは望むべくもないのだが、作中の倫理的には大正解だが、作品的には物足りない。怪獣ランドにいるゴジラみたい。  とはいえ、人間がそこに(しかもかなり暴力的に)入り込んでいるのだから、ほかの巨大生物とともにの戦いには手に汗握る。  もう一つの「美女と野獣成分」については、かろうじて。原作ではそれゆえに命を落としてしまうのだが、こちらは美女を救ってカッコよく去ってゆく。美女を守って命を落とすのもカッコよいが、今作の設定でコングが死んだらまずいものなあ。なにしろ、映画会社的にはこの後、ゴジラやモスラ・キングギドラと共演させるつもりのようだから。[DVD(字幕)] 7点(2017-08-29 21:57:02)《改行有》

114.  キングコング(1976) 《ネタバレ》 33年版で不満だった、女とコングの心の危うい繋がりといったものがしっかりと描かれていて、満足。また髑髏島の巨大生物の描写も冗長なほど出てこなくてコングと人間の物語に重点が定まっているのも良い。 何より女が美しくて魅力的。殊に髑髏島に向かう途中の、これでもかと足を見せつける姿には参った。 途中、特撮的な難点はあるものの、物語とキャラクタが良いので気にしているヒマはない。最後の男の傲慢とも思えるセリフが無く、女がコングのために涙を流す展開も泣ける。コング、うかばれたな。[DVD(字幕)] 8点(2017-08-23 18:04:49)《改行有》

115.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 キングコングのオリジナル。恐竜との追っかけなどちょっと冗長な感じも する。それよりもコングを捕らえるところとか、コングが女の美しさに惹かれる描写などを見たかった。劇中何度も言葉に出されているように、美女と野獣を意識しているのならなおさら、ちょっとくらいコングの熱意に女がほだされる様な展開を見せてくれてもいいじゃないか、なんて思ったりっもした。いやそこまではいかなくても、コングが他の誰でもなく自分を欲している事について、女側のもうちょっと深い描写がほしかった。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-23 17:58:31)

116.  後妻業の女 《ネタバレ》  殆ど詐欺と言っていい感じなのだが、結婚詐欺と違うのは、ホントに結婚して合法的に遺産を受け取るところである。合法なら詐欺じゃないのだが、愛情をもって結婚しているかという点において、限りなく詐欺に近い印象を受ける。ただし、これは自分が結婚というものをしたことがなく、この歳においても結婚というものにある種の幻想を抱いているからかもしれぬ。  TVドラマの話になってしまってナンだが、打算的な合理主義で結婚ができるか、という話で始まった「デート 恋とはどんなものかしら」という杏ちゃん主演のコメディがあったのを思い出す。このドラマは最終的に二人が完全に恋愛状態に落ちて終わる。お見合い結婚だって結局は恋愛結婚だ、みたいな結論になっていた。この時私は合理主義に期待した。  それなのに合理的なこの映画の結婚観に対しては、何故そう違う気持ちを持つのかというと、本作は事件が深刻すぎるのだ。彼らの生き方には、何件かの殺人の疑惑があり、拳銃まで登場している。最終的には人を埋めようとまでした。これで最終的に「それでも楽しくやってます」的に終わるのは、釈然としない。[映画館(邦画)] 6点(2017-08-22 05:01:58)《改行有》

117.  美女と野獣(1946) 《ネタバレ》  ベルの周りの人間がビックリするほどクズで引く。シンデレラに出てきそうな意地悪な姉たちや、親の財産を借金のかたにする兄。野獣を殺してしまおうと発案する求婚者(これは仕方ないかもしれないが)。まあ、それはいいとして。  壁から出た手が燭台を持っていて人が歩くにつれそれが動くとか(しかもアレ、燭台を渡してくれたり出来るんですね!)、動き回る人を目で追う胸像とか、まるで舞台作品でお目にかかるような魔法の演出のイマジネーションが凄い。一方、兄の友人が野獣に変わる所や野獣が王子に変わるところ、ベルが瞬間移動するところなど映画ならではな表現もある。  物語的には、ベルが野獣に心惹かれるようになる経緯がちょっと納得しずらい。そこのところの感情移入が薄いので、野獣が王子に戻った後のベルの態度が「どこの馬の骨とも知れぬ王子」にただそれと判ってなびいているだけ風に映る。よく考えると、これはかなり大きな弱点かもしれない。  だけど魔法が溶けた王子が空を飛ぶのは変だよなあ。[DVD(字幕)] 6点(2017-08-21 18:29:22)《改行有》

118.  民族の祭典 《ネタバレ》 映画にというより、競技に興奮させられた。記録映画だから当然なのかもしれないけど、やっぱり被写体力が強い。特にスローモーションで活写されるアスリートたちの肉体美には、惚れ惚れする。それと、大昔なのに日本人も活躍してたんだなというのが、以外でもあり誇らしくもあった。 ところで、実況などでやたら「ニグロ」的な言葉が使われているが、昔のことだからしょうがないのかな。その辺も含めて民族の祭典なのかも。 あと、戦争映画やそれに絡んだ映像などでハーケンクロイツ旗を見ても「ナチスなんだな」と思うだけだが、オリンピックの映像でドイツ国旗としてそれを見ると、ちょっと驚きというかドキッとする。なんでだろう?[DVD(字幕)] 7点(2017-08-21 09:48:36)《改行有》

119.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 これです。これ。『フライト』の時に見たかったの。こういった、正しい判断が正しく評価される物語。この話にもちょっとしたサスペンス的要素として、左のエンジンの推力があったのなんのとの疑義が出ているが、実際の現場の状況尾を無視したり、「~はずだ」でシミュレーションが行われて、人が断罪されるのは恐ろしい。 でも、最後に正しい者が救われる話は良かった。でも、普通ボイスレコーダーとか時間的な経緯とか、基本的に検証されるもんじゃないのかな?[DVD(字幕)] 7点(2017-06-08 05:38:58)《改行有》

120.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》  荒野の七人と同じタイトルらしいが、今回の字幕を見て初めてそのタイトルが「崇高・壮大」な7人という意味だと知った。「侍」をそう解釈したのか…と、ちょっとおもしろく感じたが、主人公の行動の目的に私怨があっても崇高なのかな?とは思う。だが他のメンバーたちにも自身の都合により参加した聖戦。どんな理由にせよ正義は正義ということか。  それでも明確に悪い奴らをガンガン撃ち倒すウエスタンは、爽快で楽しめる。  今回この映画で知ったこと。いつもいつも映画の中では悪役で登場するガトリングガン、悪魔の銃って呼ばれてたんだ…。[映画館(字幕)] 8点(2017-02-09 11:14:13)《改行有》

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