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101.  ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY 《ネタバレ》 【前置き】 「ボヘミアン・ラプソディ」の世界的な大成功を受けてなのか、本作の様な音楽界の偉人達の半生を綴る伝記映画が増えた。 客層は題材として取り上げられた人のファンや興味のある人が殆どだろうから、「その人」のファンが多ければ多い程、 言い換えればメジャーな人物が題材で有ればある程度の興行収入は予想できる。 オリジナルの演奏シーンやコンサートの様子も元々が観客に訴えかける事を目的に作られているから、作品に華を添えやすく感情移入もし易いので、この手のジャンルは映画製作者側に取っては手堅い部類なのかも知れない。 【本題】 とても丁寧に作られた作品です。 鑑賞される方は可能ならばご本人のMV等を一通り見直しておくと、その丁寧度合いが判るかと。 主演のナオミ・アッキー氏はご本人には全く似ていませんが、歌唱力の有る女優さんと言う事で起用されたとの事。 実際、ボイスオーバーが物理的に出来ない(音源が残っていない)リハーサルや次の曲を決めるシーンでの歌唱力は見事なものでした。 但し、「ボヘミアン・ラプソディ」の様に物語が進むに連れラミ・マレックの顔が段々フレディ本人に見えてくると言う様な映像のマジックまでには至らなかったのが残念な点です。 ホイットニー・ヒューストンの晩年は各種報道等で知られている様に、率直に言うと不幸なものでした。 一度頂点を極めた彼女が阿保な旦那の影響で落ちぶれて行く様は不憫でしか無く、 亡くなられてからまだ年数が浅い事も有り彼女のファンは観ていて堪らない気持ちになるでしょう。 実際、隣に座っていた妙齢の女性は途中から嗚咽されていました。 全盛期の彼女の輝きをライブやMVとは違った形で改めて見せてくれると言う点では本作は成功したのかと思いますが、 明るい気持ちで劇場を出る事が難しい評価が割れる作品だと思います。 新年明けて間もない1/3に鑑賞した本作、劇場は何と満員でした。 私も含めた殆どの日本人にとって、ホイットニー・ヒューストンを知るきっかけになったのは映画「ボディガード」だと思います。 実際、ホイットニーが「ボディガード」への主演をオファーされるシーンで明らかに劇場の雰囲気が変わりました。 まだバブルの残り香が日本にも残っていた時代に公開された「ボディガード」の爪痕と言うか、 日本に与えた影響を少々変わった形で思い返す貴重な経験が出来ました。[映画館(字幕)] 7点(2023-01-16 18:06:15)《改行有》

102.  7つの贈り物 《ネタバレ》 ウィル兄貴は盤石の良い演技をしているが、何とも言い難い違和感を感じる作品。 もし自分自身が同じ立場になったら? どう思うだろうか。 臓器提供と言う行為を贖罪と信じ、自らの命を絶つ様な行動まで出来るだろうか? 自らの不注意で愛する人だけでなく無関係の7人もの方々の命を奪ってしまった事実は抗いがたく、 本作主人公の様な考えに至る事も考えられなくは無い。 最後に主人公が取る行動を否定してしまうと、そもそも本作の主旨自体が意味を成さなくなるので仕方の無い事では有るが。 安易にエンタメのテーマとして取り上げてはいけない領域に踏み込んでしまった様に思える。 評価が難しい作品。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-10 18:11:31)《改行有》

103.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 出典が誤りでしたらお詫びしますが、映画評論家の町山智浩氏をして「アメリカ全国民が観ている国民映画」と評する本作。 私は映画ファンを自認し意識して映画館に足を運ぶ様になり実に38年になりますが、 恥ずかしながら2022/12/29に初めての鑑賞と相成りました。 結論、「名作」です。 自信を持って10点満点献上致します。 満点の理由は色々と有りますが、やはり何と言ってもジェームス・スチュアート演じるジョージ・ベイリーが本当に何処にでも居そうな良い人で有ると言う事。 それも聖人君子では決して無く、ささやかな夢を抱いて健気に日々を頑張り、不満が有るとアルコールの力を借りて愚痴を言う普通の人。 即ち彼は鑑賞する側である私達と同じで、劇中で繰り拡げられる幾つかのエピソード含め感情移入する対象としてこれ以上の主人公は居ないのでは無いかと思えるくらい。 サラリーマンで宮仕えし20年ほど経過して家庭を持った立場の人は他人事とは思えない筈。 私、映画を観ながら「果たして自分が同じ様な窮地に陥った時にどれだけの人が自分を助けてくれるだろうか、 否、偽善では無く助けてくれる様な人達との繋がりを築けているのだろうか?」と自問自答し切なくなりました。 彼を支える家族、特に奥様の描写も素晴らしく結婚式当日のディナーの描写で私は泣いてしまいましたよ。 もう一つの側面としては、本作が後の映画作品に与える影響が如何に強い物であるかを理解出来た事も大きい。 「どこかで観た事ある様なシーン」のオリジナルは本作だったのか!?と思う事多数。 映画を鑑賞する側だけでなく、後の数多の映像作家に与えた影響も計り知れない本作。 素晴らしい作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-01-10 18:02:49)《改行有》

104.  フォーガットン 《ネタバレ》 宇宙人よ、結局お前さんは地球で何がしたかったのじゃ? 観始めは昨年話題となった名作「ファーザー」の様な記憶障害ものかと思ったらまさかの・・・ 2点は「バコーン!!!」の映像表現に対して。 拡げた風呂敷はちゃんと畳みましょう。[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-01-10 17:44:57)《改行有》

105.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 国や立場は違えども、人は誰しも言葉の通じない異国で過ごした時に何とも表現し難い寂しさ・やるせなさを感じるものです。 本作はそれがとても上手く表現出来ているかと。 また、本作のスカヨハの綺麗さ・可愛さ・透明感の有る佇まいは、齢55のオッサンである私はイチコロ(死語)でした。 ビル・マーレイとスカヨハの何とも言えない微妙な距離感と、終始プラトニックな関係で有る所がまた良く、 特にラストシーン、歌舞伎町の雑踏の中で身長差の有る二人が別れの抱擁を交わす一連のシーンは、 独り寂しげに歩くスカヨハがビル・マーレイに声を掛けられ振り返る時の表情の変化、 そして踵をチョコンと上げるその仕草含めて切なさ一杯でした。 余談 「これはソフトを手に入れるべき作品だ」と思い通販サイトを検索したら、 世に出回っているのはビル・マーレイが座っている写真のジャケット仕様のみ。 そりゃ主役だから仕方のない事ですが、スカヨハ版ジャケットのソフトはプレミアが付いている様で、 購入を躊躇している所です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-10 17:40:44)(良:1票) 《改行有》

106.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 もしかしたら本作を観る客層の中では珍しいのかも知れないが、私は「スラムダンク」と言う作品に関する予備知識は皆無だ。 原作漫画未読、TVアニメ未見、知っているのは主人公の名前が桜木花道とか言う三流演歌歌手の様な名前、と言う位。 その様なAway感満載で臨んだ本作、何とまあ物凄く面白かったのである。 まず、そのオープニングからしてカッコいい。 ビートの効いた音楽に合わせて始まる鉛筆画によるアニメ―ション。 聞く所によると原作者兼本作監督の自筆らしいが、この様な勢いを感じつつ丁寧なオープニングの作品は 実写・アニメを問わず傑作の匂いがプンプン。 コアな原作ファンの間で賛否両論らしい、別の主人公を据えた設定や時系列を入れ替えた構成も予備知識ゼロで有る事が幸いし全く違和感を感じなかった。 映像を目で追いながら自分の頭の中で辻褄を合わせるスリリングな映画体験、私大好きなんです。 実際にバスケをやっていた人に言わせると荒唐無稽な試合展開だそうだが、大差を付けられ~追いつき~追いつかれ~最後の最後で逆転勝利と言う王道な展開もベタ過ぎて心地良い。 予備知識なしで臨む映画鑑賞の醍醐味を堪能した次第。 可能ならもう一回観たい。 蛇足...宮城リョータの母上、宮城カオルさん。私のタイプです(真面目なファンの皆様ごめんなさい爆)。[映画館(邦画)] 9点(2023-01-09 16:16:32)(良:3票) 《改行有》

107.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 キャメロン監督の意気込み・気合が全編から煩わしい位に迸る文字通りの力作。 IMAX 3D HFRで観なければ本作の本当の価値は判らない、と言い切っても良い位。 だがしかし... 残念ながら一作目程は受けないだろう。 冒頭に記載した過剰なまでの意気込みと気合に観る側がどこ迄付き合えるか?で本作の評価は決まる。 私自身は、残念ながら途中で織り込まれるあからさまな捕鯨批判の描写(とにかく執拗極まりない)を目の当たりにし、 正直な所、「はい、貴方の言いたい事は良~く判りました」と辟易した思いだった。 それでもまだ、本作には敢えて劇場に足を運ぶ価値が有ると私は信じる。 それ程までに、本作の海中3D描写は本当に素晴らしいものだった。[映画館(字幕)] 7点(2023-01-09 16:02:05)《改行有》

108.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 柳の下にドジョウはそうそう居ない。 如何に「シン・ゴジラ」が画期的だったかを再認識する為の作品の様。 奇をてらった大胆な、言い換えると中途半端なカメラアングルも終盤はイラっとしてくる。 最新の映像技術を用いて往年のヒーローを改めて映像化するには、 二番煎じ的な方法ではやはり新鮮味は感じられない。[インターネット(邦画)] 4点(2022-11-21 16:02:05)《改行有》

109.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 骨太の見応えある作品だったが、終始違和感。 海賊は純然たる悪では無く、搾取される立場の「被害者」で有る事を示す描写が冒頭に有るが、何とも中途半端。 事実に基づいているとは言え、中盤~後半に掛けてはアメリカ海軍自慢の様に見えて食傷気味。 『おまえら変な事考えんじゃね~ぞ、判ってんだろうな、オラ!」と言う恫喝が聞こえてきそうだった。 トム・ハンクスは盤石の演技。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-11-18 16:14:21)《改行有》

110.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 【以下、激しくネタバレしています!!!】 想像以上に面白く、楽しく突っ込みながら観させて貰いました。 難しい事は抜きにして、思った事を幾つか・・・ ①なんでこんな変な男と結婚した! 最初の突っ込み。 ②おいおい、あんなに強く後頭部を強打したのに病院いけよ... 二番目の突っ込み。 ③家が広過ぎるのも困り物だなぁ... 三番目の突っ込み。 ④登場する警官全員が揃いも揃って「格闘が下手!」「射撃がド下手!!」笑わせて貰いました。 ⑤おぉ、ジェームズ・ワン監督なりの「トータル・リコール(シュワちゃん版)」へのオマージュか? ⑥やっぱり同じ場所だった! ⑥こりゃ絶対に次が有るな... と言う事で、続編期待してます。 次は可愛い妹さんの出番をもっと増やしてください(爆)。[インターネット(字幕)] 8点(2022-10-13 18:30:04)《改行有》

111.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 実に30年振り位に鑑賞したのでレビューします。 今更ながら、ジーン・ハックマンとアーネスト・ボーグナインと言う当代随一と言える男優陣の競演が見事です。 この二人の様な人間臭いリアルな生を感じられる俳優さんって今は稀有なのでは。 それにしてもアーネスト・ボーグナインって本当にいい俳優さんですね。 物語冒頭の夫婦二人の擦れていてそれでお互いを慈しみ合う愛を感じる会話のやりとりはチャーミングだし、 終盤の愛する妻を目の前で亡くした時の情感を込めたあの演技、毎回このシーンでは貰い泣きです。 いかつい風貌と時として過剰さを感じる演技のマッチング度合いが本当に凄い。 さて、人が沢山お亡くなりになる映画で以下些か不謹慎な話題ですが、スケベオヤジの戯言なのでお許しを。 久々の鑑賞、本作が「女優陣を愛でる映画」でも有る事を再認識した次第です。 前回鑑賞時(私が25歳位の時)はスーザン役のパメラ・スー・マーティン嬢の健康そうなおみ足に目が釘付けでしたが、 今回はリンダ役のステラ・スティーブンスに心奪われました。 口は悪いが内に秘める旦那さんへの強い愛を感じさせるその演技、そして如何にもアメリカ~ンなそのプロポーション。 55歳の今の私ならば十分以上に許容範囲です。ムフフ。 失礼致しました・・・[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-30 15:57:58)(良:1票) 《改行有》

112.  ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 《ネタバレ》 新作が観られたのは嬉しいが、頭の中では終始「違うんだよなぁ、これじゃないんだよなぁ」と言う思いが渦巻いていた。 思えば1年程前だったろうか、今も動画サイトで観る事が出来るが本作のプレ予告は人間が一切登場しない、ジュラ紀か白亜紀の恐竜の様子が延々と続く、それはもう新作に向ける期待を煽る素晴らしい内容だった。 私が本シリーズに期待しているのは、とにかくスクリーン狭しと恐竜たちが縦横無尽に暴れまわる映像で、何処かで観た様なスパイ映画 の一部をコピーした様な映像等では絶対に無い。 新旧3部作の俳優陣総出演は本シリーズのフィナーレに相応しいのかと思うが、総じて期待以下だったと言うのが正直な所。 いっその事、御大フィル・ティペット氏にここは奮起頂き、改めてCGでは無くコマ撮りアニメで恐竜だけ(人間など要らん)が大挙出演しスクリーンで暴れまわる「シン・ジュラシックワールド」を15分の短編でも良いから作成して頂きたいと思ってしまった。 最後に、恐竜を世に放ち世界中を混乱に陥れた張本人が刑務所に入る訳でも無くのほほんと山奥で暮らしているのは、絶対におかしいと思うぞ。[映画館(字幕)] 3点(2022-08-24 16:39:54)(良:3票) 《改行有》

113.  グレイマン 《ネタバレ》 ながら観のつもりが、いつの間にか集中して観てました。 テンポも良く一気に観させてくれます。 ライアン・ゴズリングはこの手のキャラが定番化してきましたね。 ブレードランナー2049のキャスティングは適役と思いましたが、 どんな危機を迎えても「この人ならなんとかしちゃうんでしょ」と思わせてしまうのは、 役者本人に取って果たして良い事なのか... 難しい所です。 嬉しい誤算はクリス・エバンス。 今迄のスーパー良い人役で鬱積したストレスを一気に解消するかの様な非人道極まりない明るい悪役を、 本当に楽しそうに演じてます。 物足りないのはクリス・エバンスの退場の仕方。 あそこまで悪役に徹していたのだから、最期はライアン・ゴズリングに徹底的に痛めつけられてから退場すべきだったかと。 あの展開で銃でバン!は無いです。(続編で実は・・・なんて展開は勘弁して貰いたい) 蛇足:ジェシカ・ヘンウィックはやっぱりREBECCAのNOKKOに瓜二つ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-02 09:38:41)《改行有》

114.  オールド 《ネタバレ》 この監督さんの場合、常に「シックス・センス」と比較され、一般人が思い付かない様な奇抜なオチを期待されるのが何とも可哀そう。 本作単体でみれば普通に面白かったです。 幼い娘さんが急成長しちゃっただけでなく、なんとまあご懐妊までしちゃってテントの中から登場するシーンは意表を付かれました。 一歩間違えば趣味の悪いコントになりかねない様な描写ながら、前振りが効を奏して気味悪くも印象深いシーンになってました。 私的には主人公夫婦が年老いていく描写も印象深いものでした。 旦那さんは目が見えなくなり、奥さんは耳が遠くなる。 普通はゆっくりと訪れる老化現象が短時間で現れた事への絶望的な思いと、それを受け入れざるを得ない妙に達観したかの様な描写は、私と妻の将来を考えるきっかけになりました。 オチはこの監督さん特有のズッコケ系では無く極めて真面目なもの。 このオチをどう捉えるかはこの(出たがりの)監督さんの何が好きなのか次第で評価が判れるのでしょう。 星新一や初期の藤子不二雄の短編と同じテイストで、私的には充分有りでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-13 12:09:10)(良:1票) 《改行有》

115.  リコリス・ピザ 《ネタバレ》 最初のレビューが辛口になってしまい、申し訳ありません。 率直に言ってそれほど面白い作品とは思えませんでした。 アカデミー会員が作品賞に推す位の作品なので、私の様な一般人には判らない玄人受けする描写が 有ったのかも知れませんが、私には見つけられませんでした。 期待が大き過ぎましたかね。 内容は所謂、若い二人のラブストーリーです。 ラブストーリーなのに、何故か終始淡々としています。 所々に大物スターが絡むアクセントの様なシーンが有り、物語に起伏を生む効果を生んではいますが、 何となく監督さんの人脈自慢の様に思えてしまい少々鼻に付きます。 主演の二人を美男美女にしなかったのは監督の狙いかも知れませんが、 本当にアメリカの街角に普通に居そうな方々です。 個性的ないい演技をする俳優さん達なのかも知れませんが、映画に必要と思う「華」は感じられませんでした。[映画館(字幕)] 4点(2022-07-07 15:21:19)《改行有》

116.  機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 《ネタバレ》 ニュータイプ系の描写が過多な最近の作品に食傷気味な往年のファンに向けての安彦さんからの贈り物だと思います。 これで安彦さんも安心して本格的に隠居する事が出来ますね。良かった良かった。 肝心の作品の中身ですが、正直な感想ですが少々ちぐはぐな印象がします。 世界名作劇場の様な牧歌的な雰囲気の中に突然現れるエグい描写。 実際、戦争とはその様なものなのだと思いますが私的には違和感大有り。 あのシーンはガンダムで踏み潰す必要は無かったのでは。 全体的には、作画崩壊と揶揄されたザクのデザインを逆手に取り、 逆にカッコ良くして登場させた所には安彦さんなりのけじめを感じました。 次に映画化の企画がもし有るならば、ニュータイプの登場しない泥臭い闘いを描いたものにして欲しいです。[映画館(邦画)] 6点(2022-07-05 15:15:56)《改行有》

117.  千年女優 《ネタバレ》 もし本作が実写だったら、ここまで興味深く鑑賞は出来なかったと思う。 今敏監督らしい、アニメ(絵)で有る事を上手く使った表現で最後まで飽きずに観られました。 日本では辛口の評価が多く、海外では好意的に受け止められ多くのファンサイトが存在する。 そのコントラストも面白いです。 今敏監督、映画を愛しているんですね。 今頃は「あの世」で往年の大女優達と映画談義でもしているのでしょうかね。[インターネット(邦画)] 8点(2022-06-27 10:27:43)《改行有》

118.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 他レビュアー諸氏の辛口批評を目の当たりにしてビビっております。 すみません、私はオオカミとして生きていく事を決めた息子を送り出す母、 「しっかり生きて」と言う台詞、そして崖の上で凛々しく遠吠えする息子狼の姿、 と言う一連の描写を経て涙腺崩壊致しました。 主人公である母親の言動等、たしかに突っ込み所満載の映画なのかも知れませんが、 女手一つで育て上げた子供達が立派に成長し、それがどの様な形であるにせよ、 子供達本人が納得した上で次のステップに踏み出す姿には人間の琴線に触れる普遍的な何かがあるのかと思います。 他にも、自らの秘密を打ち明ける雪と草平のシーンも素晴らしいと思いました。 良い時間を過ごさせて頂きました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-06-14 14:06:08)(良:2票) 《改行有》

119.  BEST GUY 《ネタバレ》 ヨッシャ! TOP GUM MAVERICK鑑賞の勢いを借りて本作もレビューしちゃうぞ!! 織田裕二のライバル役だった俳優さん... あれ? お名前全く思い出せない。 彼の終始続く棒読み演技に開いた口が塞がらなかった。 パイロット達が各々の武勇伝を互いに自慢しあう場面でのやり取りで織田裕二が放った一言 「おいおい、この話面白くなるのかよ?」と言うセリフが本作をそのまま物語る。 財前直見が航空自衛隊を取材対象に決める、夕陽をバックにF-15が飛ぶシーンは確かにカッコ良かった。 でも特筆すべきはそれくらい。 「愛と青春の旅立ち」へのオマージュ(としておきましょう)かと思える織田裕二と財前直見のラストシーンで 私は椅子から転げ落ちそうになりました。 「STAR WARS」に対し恐れ多くも邦画が挑んだ幻の迷作「宇宙からのメッセージ」が有る様に、 日本には「TOP GUN」に挑んだ「BEST GUY」が有ったのだ! 心意気は買うが、トホホな内容は正に怪作。 TOP GUN MAVERICKを観た皆さん、今ならその勢いで本作を最後まで観られるかも? 何だか、本作のレビューが増えそうな予感がする...[映画館(邦画)] 2点(2022-06-07 17:33:28)《改行有》

120.  竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 都合が付かず劇場鑑賞叶わず、やっと先日WOWOWで鑑賞。 結果、予告編の出来が良過ぎた事が判った次第。 取っ散らかっている脚本、無理やり収束させた感大。 仮想空間でのプライバシーに関する事が問題視されている中、 それ(主人公の正体がバレる)を物語を肯定的に展開させる流れに偽善と言うか違和感を感じる。 本作は実親による虐待を解決させる展開だが、現実では真逆の展開もあり得る。 途中で「美女と野獣」を観ているのかと錯覚しかけた。 映像は綺麗だが高得点はあげられない。[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-05-31 10:12:01)《改行有》

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