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101.  ゴースト/ニューヨークの幻 《ネタバレ》 「あれ、こんなに感動する映画だったっけ?」実に30年振りの鑑賞、 穏やかな微笑を浮かべながら天国にゆっくりと歩を進めるパトリック・スウェイジの姿を観ながら、 齢55のオッサンは涙しておりました。 初公開当時はバブル真っ盛り、新卒で就職した私は浮かれた都会とは正反対の地方都市で 同期複数名の野郎共と研修と称したタコ部屋暮らし、そんな当時の私の本作の印象は『お洒落なカップルが 浮かれ気分で観る陳腐な映画』と、斜に構えたものでした。若かったなぁ。 良くも悪くも清濁併せ呑む生活を覚え、人生の折り返し地点をとうに過ぎたこの身に取って、 本作は変わらず眩しく・キラキラと光り輝く様な作品でした。 キリスト教信者が大半を占める国、アメリカで製作された絵に描いた様な清々しさまで感じる勧善懲悪の物語。 その全てが今更ながら新鮮に感じられました。 主役を演じたパトリック・スウェイジも鬼籍に入り、もはやクラシックの領域に入りつつある本作。 メガトン級にキュートなデミ・ムーアの存在も含め、人生の機微を知らしめてくれた思いを込めて8点献上致します。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-02-17 17:29:45)《改行有》

102.  マリー・ミー 《ネタバレ》 古今東西老若を問わず、ほぼ例外なく世の中の男共が夢見る事、それは「格差愛」。 「ローマの休日」「ノッティングヒルの恋人」そして「7月7日、晴れ」(←これを出すな?笑)等々、 もはや普遍とも言えるこのテーマを、未だにイケイケのジェニロペと少々くたびれ気味(失礼!)のオーウェン・ウィルソンが新たに映画化。 全編どこかで観た様なシーンの連続ながら、本作はオーウェン・ウィルソンの少々疲れたその存在が良い具合にリアリティさと何とも言えない安堵感を作品にもたらしてくれています。 台本無し・ぶっつけ本番で臨んだであろう電撃婚発覚後の記者会見のシーン、魑魅魍魎が跋扈するマスコミのインタビューアー達への彼のコメントは、数学教師をしながら真面目に人生を生きて来た設定の彼のキャラが反映された、とても良いシーンだと思いました。 中々のお勧め作です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-10 11:39:16)(笑:1票) 《改行有》

103.  ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行 《ネタバレ》 上映時間が長いのが玉に瑕ながら、制作者の映画愛溢れる秀作です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-10 11:24:57)

104.  ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー 《ネタバレ》 マーベルが作ったもう一つの「ABYSS」。 誰が新ブラック・パンサーになるのかは、質問する事が野暮に思える位の既定路線。 これがマーベルなりの禊の仕方なのだろう。 ルピタ・ニョンゴの可愛さに免じて大甘の6点献上。[インターネット(字幕)] 6点(2023-02-07 11:20:58)《改行有》

105.  ほんとうのピノッキオ 《ネタバレ》 至極真面目な語り口が何とも言えず心地よい作品。 世界中に名の知れた説明不要の童話を今の時代に送り出す作り手側の熱意が感じられる。 木彫りの人形、お猿さん、マグロ(!)、コオロギ等々、特殊メイクが本当に手が込んでいて感心。 今更ながら、「よく考えて行動する事」「人の忠告は聞く事」を肝に銘じたい。 それにしても、本作で久しぶりにロベルト・ベニーニさんを拝見した。 元々どちらかと言うと老け顔な風貌が、ライフ・イズ・ビューティフルの本国公開から実に22年(2019年時点)の歳月を経て 素敵な歳の取り方をしたんだなぁと思える味のあるお顔になられていて、これだけでも加点。 私、ロバに弱いんです。 長いまつ毛に愁いを帯びた黒い瞳。何故かいつも悲しそうに見えるあの顔。 お金と場所が有るなら家族に迎え入れたい動物の筆頭です。 なので、足を怪我したロバ(=ピノッキオ)が石を括りつけられ海に沈められるシーンは見ていられませんでした。 海中シーンは当然CGなのかと思いますが、崖の上で見せる恐怖の仕草は本物のロバなのかと。 映画とは言え、胸が締め付けられる一瞬でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-02 16:52:57)《改行有》

106.  U-571 《ネタバレ》 潜水艦ものならではの息が詰まりそうな描写は期待通りながら、他のWWⅡでの潜水艦ものと比べると妙に清潔感が有り違和感。 ぺーターゼンの「Uボート」が如何に傑作だったのかが判る。 マシュー・マコノヒー発展途上時の作品だったのか、終始硬い演技でこちらも違和感。 ボンジョビが一瞬で海の藻屑と消えたあの描写はギャグとしか思えない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-31 09:48:55)《改行有》

107.  LAMB/ラム 《ネタバレ》 う~ん... 難しい! 評価が難しいぞ!! 羊はキリスト教に深く関連する動物なので、多分、聖書を精読している様な方々ならば、 恐らく本作の言わんとしている事が、それが良い事なのかキリスト教への冒涜なのかどちらかは別にして良く判るのではないかと。 私? エセ仏教徒の私には皆目判りません。 ただ、物凄くつまらない作品化と言うとそうでも無く、終始適度な緊張感を伴った状態が続くので、 置いて行かれまいとテンション上げて観る行為はスリリングで面白かったのでこの点数で。 それにしても、ノオミ・ラパスって本当に個性的な容姿ですな。[インターネット(字幕)] 5点(2023-01-17 16:21:23)《改行有》

108.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 出典が誤りでしたらお詫びしますが、映画評論家の町山智浩氏をして「アメリカ全国民が観ている国民映画」と評する本作。 私は映画ファンを自認し意識して映画館に足を運ぶ様になり実に38年になりますが、 恥ずかしながら2022/12/29に初めての鑑賞と相成りました。 結論、「名作」です。 自信を持って10点満点献上致します。 満点の理由は色々と有りますが、やはり何と言ってもジェームス・スチュアート演じるジョージ・ベイリーが本当に何処にでも居そうな良い人で有ると言う事。 それも聖人君子では決して無く、ささやかな夢を抱いて健気に日々を頑張り、不満が有るとアルコールの力を借りて愚痴を言う普通の人。 即ち彼は鑑賞する側である私達と同じで、劇中で繰り拡げられる幾つかのエピソード含め感情移入する対象としてこれ以上の主人公は居ないのでは無いかと思えるくらい。 サラリーマンで宮仕えし20年ほど経過して家庭を持った立場の人は他人事とは思えない筈。 私、映画を観ながら「果たして自分が同じ様な窮地に陥った時にどれだけの人が自分を助けてくれるだろうか、 否、偽善では無く助けてくれる様な人達との繋がりを築けているのだろうか?」と自問自答し切なくなりました。 彼を支える家族、特に奥様の描写も素晴らしく結婚式当日のディナーの描写で私は泣いてしまいましたよ。 もう一つの側面としては、本作が後の映画作品に与える影響が如何に強い物であるかを理解出来た事も大きい。 「どこかで観た事ある様なシーン」のオリジナルは本作だったのか!?と思う事多数。 映画を鑑賞する側だけでなく、後の数多の映像作家に与えた影響も計り知れない本作。 素晴らしい作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 10点(2023-01-10 18:14:29)《改行有》

109.  7つの贈り物 《ネタバレ》 ウィル兄貴は盤石の良い演技をしているが、何とも言い難い違和感を感じる作品。 もし自分自身が同じ立場になったら? どう思うだろうか。 臓器提供と言う行為を贖罪と信じ、自らの命を絶つ様な行動まで出来るだろうか? 自らの不注意で愛する人だけでなく無関係の7人もの方々の命を奪ってしまった事実は抗いがたく、 本作主人公の様な考えに至る事も考えられなくは無い。 最後に主人公が取る行動を否定してしまうと、そもそも本作の主旨自体が意味を成さなくなるので仕方の無い事では有るが。 安易にエンタメのテーマとして取り上げてはいけない領域に踏み込んでしまった様に思える。 評価が難しい作品。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-10 18:11:31)《改行有》

110.  フォーガットン 《ネタバレ》 宇宙人よ、結局お前さんは地球で何がしたかったのじゃ? 観始めは昨年話題となった名作「ファーザー」の様な記憶障害ものかと思ったらまさかの・・・ 2点は「バコーン!!!」の映像表現に対して。 拡げた風呂敷はちゃんと畳みましょう。[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-01-10 17:44:57)《改行有》

111.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 国や立場は違えども、人は誰しも言葉の通じない異国で過ごした時に何とも表現し難い寂しさ・やるせなさを感じるものです。 本作はそれがとても上手く表現出来ているかと。 また、本作のスカヨハの綺麗さ・可愛さ・透明感の有る佇まいは、齢55のオッサンである私はイチコロ(死語)でした。 ビル・マーレイとスカヨハの何とも言えない微妙な距離感と、終始プラトニックな関係で有る所がまた良く、 特にラストシーン、歌舞伎町の雑踏の中で身長差の有る二人が別れの抱擁を交わす一連のシーンは、 独り寂しげに歩くスカヨハがビル・マーレイに声を掛けられ振り返る時の表情の変化、 そして踵をチョコンと上げるその仕草含めて切なさ一杯でした。 余談 「これはソフトを手に入れるべき作品だ」と思い通販サイトを検索したら、 世に出回っているのはビル・マーレイが座っている写真のジャケット仕様のみ。 そりゃ主役だから仕方のない事ですが、スカヨハ版ジャケットのソフトはプレミアが付いている様で、 購入を躊躇している所です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-10 17:40:44)(良:1票) 《改行有》

112.  THE FIRST SLAM DUNK 《ネタバレ》 もしかしたら本作を観る客層の中では珍しいのかも知れないが、私は「スラムダンク」と言う作品に関する予備知識は皆無だ。 原作漫画未読、TVアニメ未見、知っているのは主人公の名前が桜木花道とか言う三流演歌歌手の様な名前、と言う位。 その様なAway感満載で臨んだ本作、何とまあ物凄く面白かったのである。 まず、そのオープニングからしてカッコいい。 ビートの効いた音楽に合わせて始まる鉛筆画によるアニメ―ション。 聞く所によると原作者兼本作監督の自筆らしいが、この様な勢いを感じつつ丁寧なオープニングの作品は 実写・アニメを問わず傑作の匂いがプンプン。 コアな原作ファンの間で賛否両論らしい、別の主人公を据えた設定や時系列を入れ替えた構成も予備知識ゼロで有る事が幸いし全く違和感を感じなかった。 映像を目で追いながら自分の頭の中で辻褄を合わせるスリリングな映画体験、私大好きなんです。 実際にバスケをやっていた人に言わせると荒唐無稽な試合展開だそうだが、大差を付けられ~追いつき~追いつかれ~最後の最後で逆転勝利と言う王道な展開もベタ過ぎて心地良い。 予備知識なしで臨む映画鑑賞の醍醐味を堪能した次第。 可能ならもう一回観たい。 蛇足...宮城リョータの母上、宮城カオルさん。私のタイプです(真面目なファンの皆様ごめんなさい爆)。[映画館(邦画)] 9点(2023-01-10 10:36:09)(良:3票) 《改行有》

113.  アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 キャメロン監督の意気込み・気合が全編から煩わしい位に迸る文字通りの力作。 IMAX 3D HFRで観なければ本作の本当の価値は判らない、と言い切っても良い位。 だがしかし... 残念ながら一作目程は受けないだろう。 冒頭に記載した過剰なまでの意気込みと気合に観る側がどこ迄付き合えるか?で本作の評価は決まる。 私自身は、残念ながら途中で織り込まれるあからさまな捕鯨批判の描写(とにかく執拗極まりない)を目の当たりにし、 正直な所、「はい、貴方の言いたい事は良~く判りました」と辟易した思いだった。 それでもまだ、本作には敢えて劇場に足を運ぶ価値が有ると私は信じる。 それ程までに、本作の海中3D描写は本当に素晴らしいものだった。[映画館(字幕)] 7点(2023-01-09 16:02:05)《改行有》

114.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 柳の下にドジョウはそうそう居ない。 如何に「シン・ゴジラ」が画期的だったかを再認識する為の作品の様。 奇をてらった大胆な、言い換えると中途半端なカメラアングルも終盤はイラっとしてくる。 最新の映像技術を用いて往年のヒーローを改めて映像化するには、 二番煎じ的な方法ではやはり新鮮味は感じられない。[インターネット(邦画)] 4点(2022-11-21 16:02:05)《改行有》

115.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 骨太の見応えある作品だったが、終始違和感。 海賊は純然たる悪では無く、搾取される立場の「被害者」で有る事を示す描写が冒頭に有るが、何とも中途半端。 事実に基づいているとは言え、中盤~後半に掛けてはアメリカ海軍自慢の様に見えて食傷気味。 『おまえら変な事考えんじゃね~ぞ、判ってんだろうな、オラ!」と言う恫喝が聞こえてきそうだった。 トム・ハンクスは盤石の演技。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-11-18 16:14:21)《改行有》

116.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 【以下、激しくネタバレしています!!!】 想像以上に面白く、楽しく突っ込みながら観させて貰いました。 難しい事は抜きにして、思った事を幾つか・・・ ①なんでこんな変な男と結婚した! 最初の突っ込み。 ②おいおい、あんなに強く後頭部を強打したのに病院いけよ... 二番目の突っ込み。 ③家が広過ぎるのも困り物だなぁ... 三番目の突っ込み。 ④登場する警官全員が揃いも揃って「格闘が下手!」「射撃がド下手!!」笑わせて貰いました。 ⑤おぉ、ジェームズ・ワン監督なりの「トータル・リコール(シュワちゃん版)」へのオマージュか? ⑥やっぱり同じ場所だった! ⑥こりゃ絶対に次が有るな... と言う事で、続編期待してます。 次は可愛い妹さんの出番をもっと増やしてください(爆)。[インターネット(字幕)] 8点(2022-10-13 18:30:04)《改行有》

117.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 CS放送を久々に観賞。対象年齢を何歳に設定したのか判らなくなる位に「大人向け」のシーンが多く、お子様連れでの観賞はお奨め出来ないけれど、よくもまあ、これだけの登場人物を一本の映画に上手くまとめたもんだと改めて思った。個人的には親友の妻に惚れちゃった男(何処かで観た事が有る顔だと思っていたら、何とWalking Deadの主人公! 出世しましたね)が、クリスマスの夜に紙芝居形式で本心を告白するシーンが一番好きだ。 ”Enough・・・(今はこれで充分だ)”と言う台詞も何だかグッとくる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-28 10:59:12)(良:1票) 《改行有》

118.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 実に30年振り位に鑑賞したのでレビューします。 今更ながら、ジーン・ハックマンとアーネスト・ボーグナインと言う当代随一と言える男優陣の競演が見事です。 この二人の様な人間臭いリアルな生を感じられる俳優さんって今は稀有なのでは。 それにしてもアーネスト・ボーグナインって本当にいい俳優さんですね。 物語冒頭の夫婦二人の擦れていてそれでお互いを慈しみ合う愛を感じる会話のやりとりはチャーミングだし、 終盤の愛する妻を目の前で亡くした時の情感を込めたあの演技、毎回このシーンでは貰い泣きです。 いかつい風貌と時として過剰さを感じる演技のマッチング度合いが本当に凄い。 さて、人が沢山お亡くなりになる映画で以下些か不謹慎な話題ですが、スケベオヤジの戯言なのでお許しを。 久々の鑑賞、本作が「女優陣を愛でる映画」でも有る事を再認識した次第です。 前回鑑賞時(私が25歳位の時)はスーザン役のパメラ・スー・マーティン嬢の健康そうなおみ足に目が釘付けでしたが、 今回はリンダ役のステラ・スティーブンスに心奪われました。 口は悪いが内に秘める旦那さんへの強い愛を感じさせるその演技、そして如何にもアメリカ~ンなそのプロポーション。 55歳の今の私ならば十分以上に許容範囲です。ムフフ。 失礼致しました・・・[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-09-22 17:08:59)(良:1票) 《改行有》

119.  スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン 《ネタバレ》 本作の評価にはかなり面倒だが以下の行為を一通り済ませておかなければならないと思う。 1.原作の読了 2.原作及びスタジオぬえ作成のパワードスーツの挿絵が後世に与えた影響をWikipedia等で頭に入れておく 3.原作の映画化に纏わる経緯を知っておく(映画化は過去何回も企画され、1997年のバーホーヴェン版まで悉く没となっている) 4.これらを全て踏まえて過去3作を鑑賞する 上記4項目を実施しなければ本作の評価は著しく低いものになるだろう。 何の予備知識もなく鑑賞したら、髭や傷の有無・髪の色・眼帯等で違いは与えられてはいるが似た様な顔のCG俳優がカクカク動く「ゲームの合間に挿入される様な映像の羅列」を単に見せられただけと思われかねない。 1作目のバーホーヴェン版は物議を醸した原作の右傾思想を逆手に取り、アメリカ大国主義を風刺する事に重点を置いた。パワードスーツの映像化を切り捨てたのは英断。 2作目は良くも悪くもバグのSFXを担当したフィル・ティペットのヲタク魂が炸裂、マニアック過ぎる小粒作品となってしまった。 3作目でついにパワードスーツが映像化されるが、残念ながらスタジオぬえの挿絵の影響が強い私の様な原作ファンには期外れだった。 1作目の出来が白眉だったので2作・3作目の評価は低くなってしまったが、全作を通じて感じられたのは良し悪しは別として製作に携わった人それぞれの原作とパワードスーツに対する熱い思い入れだった。(皆それぞれ、自分たちの「宇宙の戦士:Starship Troopers」を作りたかったのだろう) 翻って本作、結論から書くと荒巻監督は自分自身の原作とパワードスーツに向ける熱い思いを上手く映像化したと思う。 あっさりと纏めすぎの感は有るが、パワードスーツを新解釈で映像化し、3作目で不評だった”マローダー”をAppleseedのランドメイトの様な位置付けで上手く組み合わせたのは成功だろう。 だが、前述の様に登場人物がまるでCG版キャプテン翼の如く皆同じ顔のキャラばかりであり、冒頭に記した様に若干の違いは与えられているが誰が誰なのか判らなくなり途中で混乱した。 今後、CGの俳優が実在の俳優に取って替わるとは夢にも思わないが、技術的な課題はここにあるのかと感じた次第。 ハッキリ言って脚本は大した事は無いが、製作に向けた思いに敬意を表し7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2022-09-06 10:15:35)(良:1票) 《改行有》

120.  アネット 《ネタバレ》 レオス・カラックス作品を観るのは前作「ホーリー・モータース」以来。 私はバリバリのカラックス監督のファンでは無いのでこの場で蘊蓄を並べるのは他の皆様にお任せしますが、 あくまでも前作との比較と言う意味では、「(前作に比べると)かなりまともな作品だなぁ」と言うのが最初の感想。 その反面、前作では観客各々が判らないなら判らないなりに、目の前で繰り広げられる音と映像を追いながら 何を言いたいのかを自分なりに考察する一風変わったスリリングな体験が出来ましたが、本作ではその類の面白みは減少した様な。 詳細は伏せますが、本作で最も映像表現に力を入れなければならないと思える存在を〇〇〇〇にしたのは物凄く興味深い所。 本物の○○〇や〇〇を使ったらクレームが付くのは必至なので、本作の表現方法は止むを得ない事だったのかも知れないが、 結果としてその方法が余計に本作の寓話性を強調する事に効果を発揮している様に思えて面白かった。 他、幾つか列記します。 1.アダムドライバー、人気者ですね。歌は決して上手いとは言えないけれど適役だったかと。 2.マリオン・コティヤールさん、貴方の大ファンとしては只一言「有難うございます」とだけ言わせて頂きます。   (この感想の意味は本作を観れば判ります爆)。 3.私の映画体験上では〇〇〇シーンをミュージカルにしたのは、年齢制限が付くそれ系の専門作品以外では本作が初めて。   もしかして史上初? 4.いくら撮影とは言え、雨の中ノーヘルで二人乗りは危険ですよ。 (2022/4/9 立川シネマシティにて鑑賞)[映画館(字幕)] 7点(2022-08-31 17:48:35)《改行有》

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