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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2127
性別 男性
自己紹介 2022/3/26に以下のような自己紹介文をアップしました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってひと月経過。
映画は観ていますが、侵略戦争のせいでレビューする気になれません。
私の映画レビューと戦争は直接関係しませんが、
楽しく文章を考える気分じゃない、ってことですね。
ロシアが撤退するか、プーチンがいなくなったら再開します。


そして、
侵略戦争が膠着状態に入り、
いつ終わるか識者にも判断できない状況になりました。
まぁ正直、痺れを切らしたので、レビューを再開します。
ウクライナ、頑張れ!

2024年3月17日更新

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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101.  コン・エアー 《ネタバレ》 役者の面子に期待したけれどがっかりする出来映え。魅力を感じる設定ではあるが、アクションやストーリーが場当たり的で生ぬるい。緊迫感がない。ハリウッド的ご都合主義の典型だろう。細かい話だけど、短いカットを繋ぐだけでそれっぽく見えると思っているアクションシーンの編集が極めて下手くそ。マルコビッチは変人には見えても悪人には見えず、こんな役は不適。初めて会う父親が血だらけで現れたら、幼い少女はトラウマになると思うよ。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-06-18 21:42:43)

102.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ 《ネタバレ》 ちょっと倒錯気味だけど悪役のソフィー・マルソーとロバート・カーライに深い男女の絆を感じる点で異色の007映画でした。その二人の関係の方がボンド&ジョーンズ博士よりよほど感情移入できる。寝た女を全て味方に変えていたボンドの下半身神通力も地に堕ちたものです。その悪女を演じるソフィー・マルソーは「ラ・ブーム」時代から観ているだけに、いい女になったなぁと感慨しきり。長きに亘ってQを演じたデズモンド・リューウェリンが本作で勇退。ボンドに最後の助言を残し、画面から消えて行くシーンは印象的でした。自分は「女王陛下~」の結婚式でボンドに言った言葉が印象に残っている。主役を除くと、最もこのシリーズらしさを作ってきた役柄だと思います。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-06-13 14:28:03)

103.  パルプ・フィクション 確かに従来の映画のセオリーのようなものを破壊していました。そのセンスは買うけれど、周囲の人たちが云うほど自分には残らなかった。日常生活で、何を考えているか分からない人と稀に出会う。そんな人と二人でいる時に感じる居心地の悪さを、この映画の登場人物たちからも感じます。もちろん意図して演出されている違和感だけど、自分には不快に近かった。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-06-08 23:18:50)

104.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ 《ネタバレ》 登場シーンから中国の諜報員ってバレバレのミシェル・ヨーだけど、後半頑張ってました。敵の弾は笑えるほど当たらないが、女性が強いと作品が締まる気がする。「私を愛したスパイ」も女スパイとの共闘で見応えがありました。ボンドガールが飾り物じゃなく、しっかりストーリーやアクションに絡んだ作品の方が、概して出来映えが良いと思います。情報操作の為のハードが通信衛星と24時間回り続ける「輪転機」って、時代を感じます。本作はインターネットが普及する直前の製作で、メディアは発信側が一方的にパワーを持っていた。この映画ではその先端が新聞の一面の見出し。現在の視点では、明らかに10年以上前の映画って印象です。1962年から始まったこのシリーズだけど、時代の変遷は作品ごとに解り易く伝わってきます。Qの秘密兵器なんかも時代を映す指標。ここまで息が長いと、一種の記録映画的意味もありますな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-25 21:46:11)

105.  007/ゴールデンアイ 《ネタバレ》 ピアーズ・ブロスナンの登場作。オープニングは精悍な感じがしたんだけど、全編を通すといまいちキレに欠ける。平凡な諜報員って印象だ。あの狂ったようなサディスティック姉さんはどこかで見たことがあると思ったら「X-MEN」のジーンさんだったんですね。随分と印象が違います。個人的に唯一の見どころは市街地に繰り出した戦車でした。自動車なんかは軽々と踏み潰します。さすが戦車![CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-22 17:02:53)

106.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 ハインラインの原作は右傾描写が物議を醸した問題作。でも、日本ではモビルスーツのアイデアを提供した作品として有名。自分も学生時代に原作は読んだけど、確か巻末で訳者の矢野徹氏がその右傾描写を取り上げ、作品として「否定する」と評していたことが強く印象意残っている。映画化に際してはパワードスーツがどのように実写になるのか楽しみだったのだけど「機動歩兵」は生身に銃を持っているだけ。あれはただの「歩兵」じゃんと落胆した。その代わり、原作では蜘蛛になぞらえていた昆虫が、巨大な甲殻カマキリで、しかも大群に襲われる絶望感をビジュアルインパクトとして担保したようだった。原作の右傾描写は存在する。兵役を経た者だけが投票権を持つ「市民」だったり、時折挟まれる軍事ニュースがそれだけど、特にニュースの方はおバカ調に統一されていて、これは原作をリスペクトしつつ、そのままでは制作できないと判断した監督さんの苦肉の演出と自分には映った。結果として、前線に身を置いた青年の成長物語という印象に仕上がっているのだが、戦争相手である昆虫側の事情には一切触れないところや、最後に捕獲した頭脳虫が「恐れている」ということに狂喜する兵士たちの描写に、原作が持つ主張を毒として忍ばせている。一見、薄っぺらいお話だけど、ヴァーホーヴェンは相当に試行錯誤しながら作ったんだなぁと思うのでした。観ている側はグロい爽快をシンプルに楽しんでる人が多いようで、見かけはヴァーホーヴェンの狙い通りでしょう。でも、ハインラインらしい力の論理を真正面から描いて欲しかったとも思うのでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-15 23:47:56)

107.  L.A.コンフィデンシャル 刑事の個性を豊かに描き分け、その摩擦を効率よく燃焼させて物語が進む。キャラクターたちの行動の動機に揺るぎがないので意味不明が少なく、込み入った構成なのにストーリーが解り易い。アカデミーの脚色賞は正当な評価だと思う。でも、メインキャストを含めて出演者の中に一人も共感できる人物がいないので、感動までは辿り着けない。見応えたっぷりな割には毒にも薬にもならない。娯楽系刑事ドラマの秀作ってところだろう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-11 20:51:41)

108.  トレインスポッティング もう15年も前の映画なので、世相的な賞味期限を逃したのかも知れないんだけど、共感する部分がない。グロい描写を我慢しても報われた感じがしない。他の方が仰っているような、勢いもスタイリッシュさも感じなかった。この映画の頽廃には美しさを感じない。ラストで大金を目の前にした主人公には、早く仲間を裏切って金持って逃げろと念じていた。普通の映画ならそんなふうには思わない。つまり、あんな奴らは友達じゃないってことだ。この映画がすべてじゃないけど、英国って国はたぶん廃れて行く一方だろうな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-03 19:46:07)

109.  ピアノ・レッスン 《ネタバレ》 ピアノが発声器官の代役だったとしても、その執着の仕方が偏執的で気持ち悪く、ピアノってそんなものじゃないだろうと思ってしまう。嫁入りしたのに、新しい夫を生理的に毛嫌いしているような描写が理不尽で、お前は何様という印象。現地の男との関係は、徐々に慣らしてもらえれば誰でも良かったかのようで、相手が彼であった必然を感じない。裏切られたからといって、ピアニストの指を切り落とす残酷さには、少しピアノを弾く人として背筋に戦慄が走った。そんなこんなで、共感する部分がほとんど無い。というより、激しい嫌悪を覚える作品だった。ラストで、ピアノと一緒に入水自殺を図ったが思いとどまった。やっと、少しだけ普通の人の感覚が芽生えたってところか。でも、だからどうしたって気分だった。タイトルは「セックス・レッスン」に変えるべき。[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-04-12 00:31:21)(良:1票)

110.  シン・レッド・ライン 《ネタバレ》 戦争さえ無ければ人が来ることも無いような峠やジャングルで戦闘が行われる。悠久の時の流れの中で、束の間、怒号と悲鳴と銃声と血しぶきが飛び交い、その後はまた元通りの時間が流れ出す。人の営みの無常の先に、時の流れの恒常を感じさせようとした映画…、なのかな? そうとでも考えないと、21世紀間近になって、二次大戦の、しかもガダルカナルを舞台にした戦争ものを作った意図を咀嚼できない。でも、登場人物の個性を平板に並べ、善悪や正誤も鑑賞者に委ねているような演出は、大きなテーマを感じさせる前に作品自体を薄味にしている。少なくとも自分には、戦死することよりも戦地で妻から別れの手紙を貰うことの方が100倍悲惨に見える、バランスの悪い映画でした。戦争を材料にして、普遍的で壮大なことを言おうとしてすべった印象です。戦争映画である必然にも疑問符が付く。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-31 20:45:31)

111.  レオン(1994) 《ネタバレ》 久しぶりに観て、当時13歳のナタリー・ポートマンが今よりずっと魅力的に見えて驚いた。成長途上の体とマセた精神。微妙な狭間の年齢の彼女が、とにかく絵になっていて最後まで飽きさせない。彼女の映画だと思いました。一方のジャン・レノ。人を殺すこと以外は品行方正なレオンの設定が、彼の個性的な風貌に絶妙な味わいを与えていたと思う。まだメジャーの少し手前にいた彼のポジションも、得体の知れない殺し屋像作りに格好でした。それに見劣りしないゲイリー・オールドマンのキレ方は、未だにこの種のキャラで並ぶものが思いつかないくらいに突き抜けていた。一歩間違えばコメディに転落しかねない3人の絡み合いが、役者たちの個性のおかげで見事なハーモニーを奏でた映画だった。その後のリュック・ベッソン凋落ぶりを見ると、奇跡的なキャスティングとタイミングだったのかも知れない。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-03-30 23:44:57)

112.  カンゾー先生 麻生久美子の映画でした。優等生的に納まっている役柄しか記憶に無かったのだけど、今作のワイルドでエロい彼女は素晴らしい存在感を発揮していました。美白ばかりが叫ばれる昨今ですが、久しぶりに健康的な小麦色の肌を見た気分でした。医者は足だ、という概念は分かりますが、ただ走らせているシーンが多いだけでは真意が演出できているとは思えなかったです。[CS・衛星(邦画)] 5点(2010-03-17 03:32:00)

113.  ディアボロス/悪魔の扉 《ネタバレ》 田舎弁護士の立身出世のお話が想像もしていなかったオカルト方向へ転がり始め、タイトルに悪魔って言葉が入っていたなぁ、などと思っているうちにご本人が登場しました。先が予想できない展開という意味でとても見応えがありました。特に面白いと思ったのは過去に無かった悪魔の設定です。あの悪魔は「20世紀は私の時代だった」と言っていた。有史以来、人の欲望が最も渦巻いた時代ということですね。悪魔にも悪徳を幇助する量の目標があるみたいで、21世紀に備えて身内を増やそうと思ったようです。悪を成す手段が、人に取り憑いて暴れると云うお馴染みのやり方ではなく、弁護士として犯罪者を無罪にするところが奇抜です。社会のルールにのっとっているし、けっこう地道。インテリで真面目な悪魔でした。その変な悪魔を説得力を持って演じられるアル・パチーノはさすが。この人、演説力だけなら大統領候補です。その悪の計画に加担して欲望を解放しろという甘い誘いを、自殺なんかで拒絶するキアヌ・リーブスは実にクソ真面目でつまらない奴に見えました。この頃のシャーリーズ・セロンは素晴らしく可愛いです。ちなみに今も素晴らしく可愛いです。今作では、マイアミからニューヨークに出て来た野暮ったい田舎美人って感じが良く出ていました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-13 00:01:30)(良:1票)

114.  シコふんじゃった。 自分は大学に5年いました。面白いんだけど、講義に出ない奴に単位をあげようとしたので3点減点だぁ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-02-23 22:50:25)

115.  ダークシティ 世界観は雰囲気があって好きなんだけど、後半にバタバタっとまとめ過ぎた感じです。大立ち回りがあった割にはパーソナルで繊細なまとめ方だけど、主演の男の演技がそれに追従できず、バランスを悪くしている印象。ジェニファー・コネリーの出番をもっと増やして欲しかった。というより、彼女を主演にすれば良かったと思う。それなら点数が倍になったかも(笑)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-20 16:02:13)

116.  ドラゴンハート ドラゴンの声が妙に甘い。たぶん前職で女を口説きすぎたからだ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-02-20 13:53:24)(笑:1票)

117.  大阪物語(1999) 《ネタバレ》 大阪出身です。「仕方がない」と諦めるとき大阪では「しゃあない」と言う。この言葉は「仕方がない」とは微妙に違う。他人に迷惑を掛けたり、大バカをしでかしたときは人にも使う。女房以外の女を孕ませた隆介(沢田研二)は「しゃあない奴」だ。もうひとつ、「面白い」とほぼ同義で「おもろい」という言葉がある。これを人に使うときは、表面的に笑わせるというより内面のユニークな人間味にまで言及していることが多い。今作を観て大阪らしいと思ったのは、隆介の行動や扱われ方がほとんど全て「しゃあない奴」なのに、少し時間が経つと「おもろい奴」に変わったりするところだ。学生時代の友人たちが軒並みそう証言するし、病院で隆介と対面した際の若菜(池脇千鶴)の笑顔は安心したと同時に、包帯だらけの親父が「おもろい奴」に見えたから。つまり「しゃあない奴」には断罪以外の意味が予定調和的に重ねられている。それは、脱力と諦観と友愛と寛容などを混ぜ合わせたような深い情感だ。人によっては人情とも呼ぶ。そこに大阪気質を読み解くヒントがある。その気質を行動で表現していたのが、腹違いの弟の世話をする若菜。あの面倒見の良さは奇異にも映る。でも彼女が義務感だけでやっているとも思わない。そこをくどくど説明せずに「大阪物語」というタイトルに投げ返すのが今作の上手いところだ。映画初出演、初主演でこの微妙な役を演じた池脇千鶴は「えらい」お姉ちゃんでした。今作でもうひとつ特筆したいのは、ダンプとケンカした隆介を即死させずに、家族とのひと時を確保した脚本の優しさです。あの時間がとても嬉しかった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2010-02-17 23:08:21)(良:1票)

118.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 ラストで何かをやらかすんだな、と途中からバレバレだったが、そのラストが想像を越えて素晴らしかった。実はそこまでの展開に少々辟易していたところに、特大のカウンターが飛んできた。思い浮かんだ諺が「○○とハサミは使いよう」。でも、素行の良し悪しは別にしても、正しい「道」を示してあげるのが大人の仕事。戦場で最も必要とされる精神を元軍人らしく展開して若い「戦友」を救う。もの凄い局地戦で大勝利を収めたという印象だ。あの演説だけで、平均点が2~3点は上がってるんじゃないかな。私は年齢的にはいい大人だけど「正しい選択ができることは、魂の高潔である」という訓示は重く受け取りました。タイトルは「女性の香り」です。たぶん「女好き」という意味です。劇中のアル・パチーノがまさにそうだが、これって歳をとっても精気盛んな男であれ、ということだろう。そして、たまにはそのエネルギーを若者を導くことに使え、と…。作品世界を象徴しているかどうかは別にして、ユーモアが効いた面白いタイトルです。ベタなラブストーリーを想像させて損してるけど…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-14 13:30:35)(良:2票)

119.  ボルケーノ 《ネタバレ》 ジョーンズおじさんがBOSSをやってます。とってもBOSSらしいBOSSでした。「2012」なんて観てしまうと、自然災害を人力で封じ込めるって都合良すぎる感じもしますが、みなさん力を合わせて頑張っていたので良しとしましょう。でも、ひとつミッションを成功させる度にこれで終わりとばかりに大喜びするアメリカ人たちの気質って、基本的にお気楽だなぁと改めて思う。そういえば誰かがどこかの火山噴火のエネルギーをヒロシマ原爆2万7000発分とか言ってたけれど、お前、そんなものを例に挙げるなよ、と。日本人には膨大なエネルギーという例になるけど、アメリカの人たちにも同様に聞こえるの? だとしたら、死者100人は少なすぎるぞ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-26 02:05:41)

120.  ジュラシック・パーク 《ネタバレ》 公開中の「アバター」もそうですが、驚異的な映像という意味で映画を捉えたときエポックになった作品が何本かあると思います。自分にとっては、1968年「2001年」、1980年「帝国の逆襲」、その次に来たのが1993年の今作でした。だって、本当に恐竜がいると思いましたもの。後半は恐竜たちから逃げてばかりいるストーリーが少し残念でしたが、映像に驚いたという意味では過去最大級でした。ジュラシックパークを検分に訪れる博士たちは危険度や倫理観からNGを出します。そりゃ、ティラノサウルスにリアルに食われそうになったらそう言います。でも自分はとても残念でした。このプロジェクトが一般に公開されたら、自分もホンモノの恐竜が見られるぞ。そんな期待感で映画を観ていた気がする。だがら、しょげているハモンド氏にも同情しました。彼はたぶんスピルバーグの分身ですね。人を驚かして楽しませることを生き甲斐にしている人ですから。映像表現が飛躍的に進歩するタイミングって、10数年ごとに来るようです。この次、純粋に映像に驚かされるのは2025年くらいか…。ん? 私は何歳だ?[映画館(字幕)] 8点(2010-01-26 01:45:40)(良:2票)

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