みんなのシネマレビュー |
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101. 刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM> 《ネタバレ》 ゴシップ・ライターとの愛憎ありつつ腹を探りつつ、そこはハリウッドというビッグなショービジネス有っての立ち位置なのは互いにわかり合っている仲。お互い黒い秘密を握り合って敵ながら変な信頼感があるところが憎らしい演出。 一方、甘い言葉でコロッと転ぶような世間知らずの女は不安定要素が大きく、放っておく訳にはいかない。 コロンボは、往年の大スターに直接ネクタイを結んでもらいメロメロになりそうなものだが、そこに惑わされず真相にズバリと近づいていく終盤は圧巻。 フリーメーソンの指輪の意味がよくわからず。かといって二度見て細部を確認する気にもなれず。まあ別にいいや。 今週の気づいた事: 女は女を信用しない[DVD(字幕)] 6点(2023-07-09 12:55:40)《改行有》 102. ザ・ハント(2020) 《ネタバレ》 アクションにすっきりしたグロをおり混ぜなかなか面白い。陰謀論はじめSNSで論争されがちな社会問題の単語を多数散りばめているが映画においてはそれもネタ。[インターネット(吹替)] 6点(2023-07-08 12:12:24) 103. バーフバリ 王の凱旋 完全版 エンタメに徹した最高峰の映画。この世のものとも思えない想像を超えた面白さ。この映画を見れて本当に良かった。[映画館(字幕)] 10点(2023-07-06 10:04:21) 104. フレンチ・カンカン 《ネタバレ》 やり手のプロデューサーは踊りが得意。自分がフリーメーソンしたショーへの拍手喝采が大好物。 映画は、モーニング娘。の誕生みたいに始まり、段々とAKB48みたいになっていく。 ニニが小柄でかわいい。 かつてのカンカン踊りのダンサーがホームレスになっているのが悲しい。 フランス映画というかヨーロッパ映画にありがちだが、台詞の所々に一々詩情風センテンスを挟むのがうざい。 今週の気づいた事: キャバレー。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-06 09:50:52)(良:1票) 《改行有》 105. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3 《ネタバレ》 いやー効くねー。色々詰め込んでお腹いっぱい。 一番注目していたのは木偶の棒でしたが、アクションで大活躍でした。 I am Groot. 以外の言葉を言った事もびっくり。 まとめ: ルッキズム問題[映画館(字幕)] 8点(2023-07-02 19:39:33)《改行有》 106. 怪物(2023) 《ネタバレ》 日本の現実との乖離をちょっと感じた。皆いい家いい部屋に住んでます。高級住宅街の話かな。やや貧乏そうに見える人が多少いてもよさそうなもんだがそう言う方は見受けられず、おとぎの国の映画。二人の名前をつなげて書く。いかにも小学生らしい。小学5年生で秘密基地かー。小学5年生ってもうちょっと大人なんじゃないかなー。知らんけど。字も下手すぎる。あの秘密基地、蚊がすごそう。蚊取り線香必須のはず。 担任の先生、前半は謝罪を強制されるいかにも新人類っぽい先生なのだが、後半は生徒に寄り添おうと健気に頑張る熱血教師みたいになっていて、あまりの落差に違和感はある。 まとめ: 狂気は誰にでもある。[映画館(邦画)] 6点(2023-07-01 19:15:11)《改行有》 107. 晩菊 《ネタバレ》 女は怖い、怖い。映画としては、なるほどねーって感じです。見てよかったとか得るものがあったとかはないですねー。皆演技が達者だなーとは思いましたけどね。耳の聞こえないお手伝いさんがかわいかったです。[インターネット(邦画)] 5点(2023-06-30 20:00:42) 108. はだしのゲン(1983) 《ネタバレ》 おどろおどろしいシーンもありつつスピーディに進む。夏の平和な朝のはずがあっというまに地獄に変わる落差が容赦がないのがすごいしむごい。[DVD(邦画)] 6点(2023-06-29 15:35:39) 109. 大いなる幻影(1937) 《ネタバレ》 つまらない。戦争が紳士の喧嘩と言われたギリギリ最後の戦争、第一次世界大戦。捕虜収容所の話だから仕方ないがほぼどんぱちはない。将校であれば捕虜になっても一応礼をもって遇される。死ぬのは拳銃で撃たれた一人くらいかな。こんなのおもろい訳がない。さらに前半と後半で物語がぶつ切りで2つの短編映画をつなげたようにさえ感じる。逃げ込んだ民家でしばらくの間平和に暮らして。脱走兵なのに緊張感が無さすぎる。平和への渇望も取って付けたよう。いやー退屈でつまらない映画を見てしまった。最後のスイスのシーンだけはすがすがしい。[インターネット(字幕)] 3点(2023-06-29 14:48:38) 110. 早春(1956) 《ネタバレ》 やけにサラリーマンの悲哀を強調する。今となってはサラリーマンになる人が多くなったが当時はこれから高度成長の時期でサラリーマンを選択する人が徐々に増えつつある時期だったのかもしれない。サラリーマンの「あるある」が散りばめられているのだが、今見るとちょっとうるさい。シナリオと演出上の芸の細かさはさすがである。[インターネット(邦画)] 5点(2023-06-28 14:01:24) 111. あらくれ(1957) 《ネタバレ》 おもしろい。わかりやすい。役者がどれも上手い。[インターネット(邦画)] 8点(2023-06-26 14:49:07) 112. タイムトラベラー/きのうから来た恋人 《ネタバレ》 まあ悪くはない。シェルター生活のシーンがちと長い。3Pのダンスがピーク。[インターネット(字幕)] 6点(2023-06-25 17:17:25) 113. 巴里祭 《ネタバレ》 当時の庶民の風俗がわかる。美しく楽しい映画。ちょっとドリフが入っていて面白い。大作ではない。[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-24 20:36:00) 114. 驟雨 《ネタバレ》 犬も食わない話。だからこそいい。舗装されていない道、野良犬。昔の田舎を思い出す。もっと昔は東京もそうだったんだなー。 まとめ: サザエさん[インターネット(邦画)] 7点(2023-06-23 18:46:50)《改行有》 115. パリ、テキサス 《ネタバレ》 早すぎる結婚は良くないよねって事がよくわかるストーリー。男も女も親族もボロボロじゃん。これもアメリカの一側面なのだろう。 映画として評論するに、不思議なシチュエーションで始まり徐々に疑問点が明かされていき、いい感じで進んでいたのだが、終盤にかけて疑問点を全て話す。謎を残さず、結末もほぼハッピーエンドにしたのはあまりにも素人向け。見る側の想像力を信じてくれないのかい。含みを残してくれないのかい。台詞でなく絵作りで語れないのかい。残念。 まとめ: 金髪だらけ[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-22 19:37:53)《改行有》 116. ワイルドバンチ 《ネタバレ》 印象としては、うるさい、汚い。俯瞰的に見れば要するに悪ガキ達の秘密基地ごっこの殺人合戦。敵対し合う複数のチームが基本的に全部悪のサイドで、そういう設定は別にいいのだが、酒、女、金、悪事、馬鹿騒ぎ、酒池肉林、そしてやたらと出て来るガハハ笑い。うるさいんです。無意味なんです。人生讃歌とワイルドな男達を描いているんだろうと期待しつつ見たが、人がバタバタ死んでいくシーンにばかり重きを置いていて、結局そのためのストーリーだった。ストーリーや個々の人物の深みに食いつきながら楽しもうとした自分がばかだった。 まとめ: 男の子の夢[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-21 20:45:10)《改行有》 117. ブレット・トレイン 《ネタバレ》 新幹線版スパイファミリー。ばかばかしいがそれなりに楽しめる。前半はまあいいとして後半になったら説教くささを交えたスローテンポになってしまい急につまらなくなった。はっきりとした伏線回収のせいだ。伏線は全部回収しなくてよいのだよ。謎として残しておけ。テンポが大事。 まとめ: 映画館で見なくて良かった。[3D(吹替)] 6点(2023-06-20 14:35:01)(良:1票) 《改行有》 118. 無法松の一生(1958) 《ネタバレ》 期待値が高かったせいで逆に。確かに胸にぐっと来る部分はあるものの。きっぷのいい人を際立たせるための演出がえぐい、しつこい。これでもかこれでもかと。わかったからいやもういいって。[DVD(邦画)] 5点(2023-06-19 20:24:20) 119. ブロークン・トレイル 遥かなる旅路<TVM> 《ネタバレ》 紳士的で善良なカウボーイの御一行を使った西部劇風少女漫画。主人公たちが善良な人たちであることがこれでもかと繰り返され流石に閉口。役者たちの台詞だけで雰囲気を醸し出すシーンが多めで動きが少なめ。展開がスローで耐え難い。善良御一行に対比させてこれまたステレオタイプのストーカー風味の悪人御一行。いやはや。[DVD(字幕)] 4点(2023-06-12 15:19:56) 120. 見えざる敵 《ネタバレ》 陰影がうまく効いてギッシュ姉妹は本作が一番綺麗。[DVD(字幕)] 7点(2023-06-07 18:11:37)
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