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プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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1201.  ラストコンサート 歳の差カップルの、純粋ラブストーリーもの。 てっきり最近の映画だと勘違いしていて、随分と70年代を意識した作りだなぁと思っていたら、 76年の作品だった。導入部はまあいいんだけど、そのあとの二人の行動に多々首を傾げる部分が。 恋愛というより、心の弱い者同士が何となくくっついている感じ。 ヒロインはかわいい顔をしている。オッさんのほうはピアニストということで、 美しい音楽がストーリーをカバー。映像もまあまあきれい。ラストは一応涙を誘う展開だけど、 よくあるオーソドックスなパターン。中学生の女子あたりなら感動できるのかも。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-11 15:28:35)《改行有》

1202.  理由(2004) 集中力がまったく続かない映画だった。 事件そのもののプロットは悪くないと思う。ただ様々な人間の証言が入ってくるので、 ドラマ性がしっかりと描き切れず、全体的にぼんやりとした印象を受けてしまう。 こういった演出は斬新で面白いのかもしれないが、この作品では成功だったとは思えない。 果たして映画向きなのかな? 機会があれば、原作のほうを読んでみたいと思う。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-11 15:09:00)《改行有》

1203.  ルームメイト(1992) 二人の女性を主役に据えたサスペンス映画。 女性の心理というか、感覚というか、そういった設定で展開されるストーリーなので、 男性よりも、やはり女性のほうが感情移入できるかもしれない。もちろん男が観ても、 気味の悪さは十分伝わるけどね。彼女がなぜそのような行動を取ったのか、 もっと「あっ!」と驚くようなヒネリやオチを用意していると、さらに印象は良くなったと思う。 他のB級サスペンスと同様、ストーリーよりも設定や雰囲気でスリルを与える小粒な作品。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-11 15:01:25)《改行有》

1204.  恋恋風塵 あまり目にする機会の少ない台湾映画。 純粋なラブストーリーではなく、主人公を取り巻く生活環境や時代背景などを織りまぜ、 当時の若者の等身大の姿を描くことが目的だったのかな?と思われるような作り。 セリフでの説明は極力カットしてあり、冒頭から登場人物の相関図がよくわからないのだが、 とりあえず観ていけば、何となくわかる。 ただひたすら淡々と流れるストーリー展開は、これはこれで構わないんだけど、 この作りならラブストーリーのほうはサブというか、あくまでワンエピソードに回して、 主人公の家族を中心にした描写をもっと観たかったな。実際そういうシーンも多いし。 そのラブストーリーだが、お話が動き出すのは一時間二十分を過ぎてから。 う~ん、やけにのんびりした映画だったな。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-11 14:53:42)《改行有》

1205.  シンドラーのリスト 内容はホロコーストの悲劇と、シンドラーの行為の史実に絞り込んでいて、 彼の人物像までは詳しく描かれていない。ドキュメンタリータッチということで、 ドラマとしては少々物足りない部分もあるけど、それでも見せ場はしっかりと押さえていた。 終盤からラストにかけては、ちょっとベタっぽかったけどね。 シンドラーは子供の頃、遊び相手が近所に住むユダヤ人だったらしいが、 そういうことも含めて、彼の"人となり"ももっと知りたくなった。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-11 14:43:45)《改行有》

1206.  ルパン三世 DEAD OR ALIVE 本作は原作者のモンキー・パンチが初監督ということで 随分と期待したのだが、残念ながらルパンの面白さはまったく伝わってこなかった。 映画だけにスケールが大きくなるのは致し方ないが、設定が大袈裟過ぎて無茶だし、 ストーリー自体もつまらない。TVのスペシャル版とほとんど変わらない内容で、 登場キャラたちの顔もかなり違和感を感じる。 「カリオストロの城」のヒット以降、まるでヒーローのような位置づけのルパンが 定着してしまった感があるが、彼の個性的かつ魅力的なキャラありきから ストーリーを考えた方がいいんじゃないの?[ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-11 09:15:03)《改行有》

1207.  レイジング・ケイン 何といっても、主人公の役者さんがいい。この人、昔は結構脇役で出演していて、 アクの強さはとても印象に残っているのに、名前をまったく覚えられなかった。 本作では主人公役ということで、まさに性格俳優としての彼の個性がとてもよく表れている。 ストーリーのほうは突っ込み所満載。演出も、正直言っていいとは言えない。 まるで安っぽい場末のバーで、酒を呑んでいるような雰囲気のB級作品だけど、 それはそれで気楽に鑑賞できるという長所がある。 とにかく内容云々より、この役者さんのアクの強い顔つきばかりが印象に残る映画だった。 性格俳優のキャラと演技を堪能したい人にはお薦め。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-11 09:11:33)《改行有》

1208.  レッド・サン ちょんまげ姿と刀を差した侍にアメリカ人びっくり! という史実が実際に残っているそうで、設定に関してはさほど違和感は覚えなかったが、 根本的にシナリオが荒っぽい。ドロン、三船、ブロンソンと、 三者三様のキャラ分けはできており、そのうちの二人の奇妙な友情関係が唯一の妙味だが、 特別その描写が深いというわけでもなく、完全なる娯楽映画の部類。 三大スター夢の共演ということで、彼らを観て素直に楽しむのがベストかなと・・・。[地上波(吹替)] 5点(2011-08-11 09:06:15)《改行有》

1209.  ロボコップ2 ロボコップとしてのキャラづけは前作で完遂されているので、 当然ながら今作ではストーリーよりも、アクションシーンに頼らざるを得ない。 結果、映像的に見栄えが良くなったが、アメコミのような単なるヒーロー物になってしまった。 主役のピーター・ウェラーは好きな役者さんで、いつも何か悩んでいるような顔つきは 「1」のロボキャラにはハマッていたが、今作のようなストーリーでは彼の個性も生かされない。 「3」での主役交代も頷けるような出来の作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-11 08:42:57)《改行有》

1210.  若い人(1962) 石坂洋次郎原作、昭和の香り漂う青春映画。 昭和30年代後半~40年代に作られた青春ドラマを彷彿とさせるような設定とともに、 序盤から中盤にかけてはコミカルなシーンを入れつつ、後半は主役二人の苦悩や葛藤が描かれ、 一応映画っぽい感じには仕上がっています。出演者たちは当然みんな若いんだけど、 浅丘ルリ子と吉永小百合はホントにかわいかった。レトロ感覚に浸るには、ちょうど手頃な作品。[地上波(邦画)] 4点(2011-08-11 08:39:35)《改行有》

1211.  Shall we ダンス?(1995) 社交ダンスというところに目をつけた、アイデア勝利の作品。 コメディーの部分は脇役たちが担っているが、本筋は一応真面目なストーリー映画。 ただし凝った展開は一切なく、サラリーマンの悲哀さからダンスを通しての人間的成長、 といった部分を強調した作りになっている。 そういった点では、華麗で優美な社交ダンスが、実にうってつけの小道具となっていた。 役所広司は相変わらずの演技だが、ヒロイン役の草刈民代は全然ダメ。いくら素人とはいえ、 もっとしっかりした演技指導をして頂かないと、変な所でケチがついてしまうのは損。 ストーリーよりもキャラの描写に力を入れた、日本映画らしい作品。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-11 08:13:56)《改行有》

1212.  大いなる幻影(1937) 戦争ものの映画かと思ったら、友情に重きを置いた人間ドラマだった。 序盤はものすごく展開が早くてびっくりしたけど、それ以降は落ち着いて鑑賞。 何といっても主役のジャン・ギャバンがいい。「望郷」の小ぎれいな外見より、 きたない格好のほうが男っぽくて、やはり魅力を感じる。 終盤の展開も場面をうまく切り替えていて、良かったんじゃないかと。良作。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-11 07:37:29)《改行有》

1213.  ロープ コロンボ形式の密室劇なのだが、状況設定が中途半端なうえに、 登場人物達のキャラが明確にされていないので、この手のジャンルの面白さを実感できない。 故に人間関係もわかりづらく、「これが最初の目的だったの?」と首を傾げてしまったほど。 制作者側の狙いはわかるし、決してつまらない題材ではないのだが、 実験的作品ということで、根本的にシナリオの練りが足りなかったようだ。 後半からラストにかけて多少の緊張感は感じたが、ヒッチコックの作品としてはお薦め出来ない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-11 07:12:50)《改行有》

1214.  白雪姫 ディズニー最初の長編アニメ。きれいな映像に楽しい音楽、愉快なキャラと、 「シンデレラ」や「不思議の国のアリス」等の構成と変わらない。 ストーリーは幼児向けで、白雪姫や王子様のキャラはいいのだが、 個人的に七人の小人たちはあまりかわいいとは思わなかった。 非常に古い作品だが全体の出来が良く、すでにこの時点でほぼ完成形を見せている。 ウォルト・ディズニーという人は大した人である。お子さんとご一緒にどうぞ。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-11 07:06:37)《改行有》

1215.  ロッキー2 基本的にストーリーの流れは、前作と変わらないんだよね。 「1」との大きな違いは、鍛え上げられたスタローンの肉体と、迫力ある試合のシーン。 でも元々ボクシング映画じゃないし、お話にこれだけ変化がないとさすがにきついわ。 一応主人公が成長したという印象は受けるが、スタローンはもうボクシング映画の方向に 気持ちがいってるみたいで、そういう意味ではバランスの悪さを感じたっけ。 当時は周りの評価は高かったけど、自分の中では「ロッキー」はこれにて終了。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-11 06:51:03)《改行有》

1216.  若草物語(1949) 女子児童向け文芸小説の映画化。 基本的には家族愛をテーマにしているが、次女の大人への成長を軸にした構成。 四人の姉妹はそれぞれ違った個性があり、観ていて飽きないのだが、 特にわがままな三女役のエリザベス・テイラーはハマリ役だった。 映像が美しく、演出も悪くない。貧しいという設定はあまりピンとこなかったが、 名作と言われているだけあってアクがなく、全体的に良質な作品には仕上がっている。 当然のことだけど、大人にはちょっと物足りないかも・・・。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-11 06:36:45)《改行有》

1217.  あなたに恋のリフレイン ロマンチックコメディーというジャンルの中では、かなりのお気に入り作品。 古き良きアメリカを舞台にしているのもお洒落でいいけど、 主演の二人が実に活き活きとしており、特に本作のキム・ベイシンガーは魅力に溢れている。 演出もいいが、脇役たちもいい味出してて、結構笑わせてもらった。 こんなアホな話はないだろうと思いながらも、実話を基にしているということが、 ドタバタ劇の中に妙なリアリティーを与えてくれる。 多少の中だるみ感はあるけど、見終わった後は何とも心地いい気分にさせてくれた作品だった。[ビデオ(字幕)] 9点(2011-08-11 06:27:17)《改行有》

1218.  椿山課長の七日間 何かいろいろな映画から、設定をパクったような印象を受ける作品。 まあ面白ければそれでいいんだけど、興味を惹いたのは冒頭から序盤だけだった。 ベタベタな展開にご都合主義のオンパレードで、民放のテレビドラマとまったく同じ作り。 そのセンスの悪さには呆れるばかりだが、これなら2時間のスペシャルドラマで十分でしょ。 ヒロインのド下手ぶりも、作品の質を大きく落としている。 プロの女優さんなら、ちゃんと役作りぐらいしたらいいのに。 笑えるシーンは用意されているので、暇つぶしにはいいのでは。[地上波(邦画)] 2点(2011-08-11 06:18:01)《改行有》

1219.  ダイ・ハード3 前フリ無し、冒頭からフルスロットルのアクション映画。 ストーリーの流れ自体は「1」とほぼ同じだが、もはやマクレーンはスーパーマンと化し、 ニューヨーク全体を舞台にド派手なシーンの連続で、当然ながらシナリオも設定も粗っぽい。 これだけ無茶なシーンを延々と見せられると、鑑賞しているこちらも息切れ状態。 バランスの悪い映画だなと思ってしまう。何も考えなきゃ、普通に面白いんだけどね。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-11 05:44:40)《改行有》

1220.  事件 正統派の裁判劇。関係者のドラマを織り込みながらストーリーが展開されていくのだが、 肝心の事件の中身が今イチ。緊張感を覚えず、そういった意味でのドラマ性は薄い。 大したヒネリやオチもなく、いったいどうなるのかという興味も最後まで湧かなかった。 あくまで裁判の過程を楽しむための映画ならこれでもいいのだが、 こういった事件は日常茶飯事に起きていることで、あまり心にも残らない。 どうせ映画にするのなら、人間の心の奥底に潜む闇を浮き彫りにさせるような、 そんな題材を用意した方が高い評価を受けたと思う。役者の重厚な演技は観ていて安心できる。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-11 05:41:05)《改行有》

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