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プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1221.  ビッグ・リボウスキ 《ネタバレ》 おお点数の分布が満遍ない。良いですね。私には直球ストライクです。 いやあ、もう馬鹿。馬鹿と変態と自分勝手ばっかりじゃないか。まだしも健常値に近いJ・ブリッジスが、とんだ巻き込まれ事件の中で翻弄されっぱなし。こんなええ仕事してたんだあ、彼。ベトナムのPTSDでややこしいことになってる友人のJ・グッドマンをはじめ、他のそうそうたる面子もいいボケをしちゃってる、もう顔からですもん。見てるだけでなんか腹立つわあ。特筆すべきはP・S・ホフマン、やる気満々の渾身のボケやってます。(哀悼) 出てる奴らの恐るべき社会的有用性の無さ。なんという無駄。しかし人間社会には絶対に必要なアソビの部分を担ってる彼ら。大好きだあ。 ああ、大好きなS・ブシェミが灰になってコーヒー缶(!)からジェフにふりかかる最後の場面なんてさ、何度目かの「馬鹿かーっ」を叫びながら私の視界はぼやけてにじんだ。金はなくとも、愛はあるのだ この世には。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-09-26 00:40:08)(良:1票) 《改行有》

1222.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 一人ずつ殺されてゆくうちに、観ていてこれはどこを目指しているのかなあ、と考える。「そして誰もいなくなった」をやりたいのかな、それとも“先住民墓地”をやたらとちらつかせるから、そっち系のホラーかな、とか。そしたら予想を大きく超える展開で、思わず唸った。脳内映像ということならば、もっと何でもアリにできたところを、やり過ぎないさじ加減が巧い。まんまとミスディレクションされてしまった。 サイコサスペンスジャンルはもうそれこそ山ほど脚本が出尽くしちゃってる中で、見せ方も引っ張り方も良く考えた立派な仕事だと思う。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-24 23:57:20)《改行有》

1223.  フォー・ウェディング 《ネタバレ》 あーびっくりした。ウェディングにうっとりするロマコメなんかじゃなかった。こりゃイギリス一流のブラックジョークなのだね。だけども、「あー、あるある。わかるなー」と膝を打つ共感性が無いと成り立たないんじゃないのかなブラックジョークてのは。「貞操観念」というものがあるわが国においてはキャリーという女性は文化差異の喫水線を超えちゃってる。ちっとも笑えん。寝た男の数を「ダイアナ以上マドンナ以下」つってるけど、マドンナに失礼になんないのか。お前さん知ってんのか。 キャリーに共感は全然無理だが、H・グラントにはできる、というわけでもない。でもこの人は毎度毎度こういう優柔不断不誠実キャラを何作もこなしているので、今作も水の如くなじんでいるのだった。怖いぐらいぴったりだ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-24 23:33:17)《改行有》

1224.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 海の青、痛いほどのA・ドロンの美貌、名曲の誉れ高き音楽、そしてこれ以上ないラストシーン、何もかもが鮮烈で、半世紀経った今の映画には薄れてしまったロマンというべき耽美さに溢れています。 野犬のようなドロンの、暗い危険な瞳。マルジュを追い込みにかかる場面、彼の瞳にどんどん寄ってゆくカメラ。マルジュならずとも陥落するってもんです。 眼底にちかちかと残って離れない陽光と、その眩しさの中で行われる殺人という後ろ暗き行為。アンバランスで危うくてドロンの存在そのもののようで、今でも各場面が鮮やかに思い出せる名作です。[ビデオ(字幕)] 9点(2014-09-24 00:21:13)《改行有》

1225.  悪の法則 《ネタバレ》 ああーやだ。やな話だよーこれは。一点の心地よさも見出せないので、体調のすぐれない人には絶対すすめられません。 綿々と語られるのは、慈悲だとか情だとか、そういう人間の正なる部分が一切無い世界が存在するのだよということ。それはウサギを捕食するチーターの如く、命を葬ることに何の躊躇も無いということで、ああそんなこと知りたくねえっ。こってりと交わされる勿体つけた会話にペネロペ救出の希望など全然なくて、こちらの眉は八の字になりっぱなしだ。世にもおぞましいメキシコマフィアの闇世界。 でもさ、人は、少なくともワタシは因果応報ってものが好きなんだ。マルキナにも回り回って何らかの落とし前が巡ってくる、そんな続きがあってほしいような。せめて。[DVD(字幕)] 6点(2014-09-22 23:57:59)(笑:1票) 《改行有》

1226.  モンティ・パイソン/人生狂騒曲 《ネタバレ》 コメディってセンスが合うか合わないか、なので駄作か否かという議論が成立しないジャンルではあります。私が笑えたのは最初の短編のみ。ビルごと他社に突撃、キャビネットで応酬、防戦するビジネスマンたちと襲い掛かるじーさん達。あとの話はゲロやグロだったりで、笑うツボから見事に逸れてしまったなあ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-22 00:00:10)

1227.  相続人(1998) 《ネタバレ》 ベストセラー作家が原作で、大監督のもとけっこうなネームバリューの役者が揃ってこの出来は何事。ジンジャーブレッドマンの挿話が活きているとは言い難いし、別れた夫(前提は)の演出もあれでいいのかなあ。勿体つけて登場してその後ぱったりと出てこないのでは、こいつが何か絡んでいると丸わかりではないか。T・べレンジャーだし。R・デュヴァルの使われ方もあんまりだ。居るだけだ。ラストシーンの大立ち回りにはぽっかーん、となっちゃって、まあ久々につまんねえ、と思った作品でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-09-21 23:47:27)

1228.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 “映画を観る”という行為において、これまでに必要としてきた見る・聴く・考える、といった感覚のほかに、運動神経まで使わなくてはいけないという全く新しい体験をした。G・クルーニーとS・ブロックと共に宇宙に、無重力空間に投げ出されたワタシ。映画感で観てたら宇宙酔いしただろう。もの凄い映像技術だ。 圧倒されるのは、眼前に繰り広がる光景だけでなく、“常に絶体絶命”のシチュエーションによりもたらされる著しい緊迫感。ああー苦しい、息苦しい~~で90分が過ぎ、登場人物がわずか二人だけだった、ということにエンドロールでやっと気付く。はあはあ。 恐ろしくて、生き延びるのに必死で、正直サンドラの幼くして亡くなった娘さんのエピソードとか、咀嚼するような余裕はありませんでした、はい。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-20 23:09:46)(良:1票) 《改行有》

1229.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 これは、立派な続編ですねえ。前作をふまえての、それぞれの人物の心模様の変化とか進化とかがよく練られていると感じます。ヒーローを続けることに悩む主人公の姿は、進路や人生に悩む普通の人々と同じでなんだか親近感すら抱きます。金髪になったK・ダンストはかなり垢抜けたし(赤毛は似合わなかった!)、敵キャラの気色悪さ、アクションのキレも数段アップ。スパイダーマンの素顔をさらしたのも英断でありましょう。ヒーローの“普通の人”ぶりに心打たれた市民が勇気を奮い起こすといった、副次的な感動も生まれましたし。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-19 00:29:01)

1230.  ぼくたちのムッシュ・ラザール 《ネタバレ》 とても静かで短い時間の中に込められた、たくさんの意味。教育現場のリアリティ、カナダの抱える移民の問題、どこにでもいる傷ついた子供。複雑でつらい秘密を持つラザール先生は、資格こそ無いけれど、その人間性と見識であの傷ついたクラスに適任の教師だった。アリスが見せたラストでの別れの辛さが物語るように。 生徒一人一人の個性を丁寧に描き、現場の教師の声も余さず拾う。劇的な展開こそ無いものの、その静かで意志のある日常は紛れもなく私たちのリアルな問題そのもの。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-19 00:03:39)《改行有》

1231.  デビルマン 何ということでしょう。憤死した原作ファンの屍の山を、制作は越えられるのか。 このキャスティング。芝居のできないモデルに二世俳優に格闘家に演歌歌手。業界の都合で映画を作るな。オリジナルをつぎはぎしただけの脚本。原作に敬意を払え。映画というものにもっと愛を注いでくれよ。 [インターネット(字幕)] 1点(2014-09-16 23:35:19)《改行有》

1232.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 ちゃんと、面白かったですよ。始まって3秒で“!?”と度肝を抜かれ、その後の怒涛のメビウスの輪な展開も、脚本が頑張ってます。絶対に生じるタイムパラドックスの矛盾点をぎりぎり巧くかわして描写しています。もっとも、ワタシは頭が良くないので「ここで死なないとすると・・?」などと考えて迷宮にはまったりしましたが。 なるほど本人だと言われればそう見えなくもないB・ウィリスとJ・G・レヴィットがかもし出す奇妙な納得感もさることながら、E・ブラントが女手ひとつで子供を育てる母親役を好演してて印象的。タバコは自制していたけれど、ジョーに心許したあとについ一服してしまう。頼れる人ができた安心感、表情までそれまでとは違って女らしい。子供がTKを発動したその瞬間、階段から落ちる我が子ではなくジョーを助けに行ったのには驚きましたよね。こんな風にちょこちょこと驚かす仕掛けがあるのですが、なんといってもラストのオチは最大級の驚き。ちょっと、ぐっと胸に迫るものがありました。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-11 00:31:56)(良:1票) 《改行有》

1233.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 近年の派手にサスペンスを煽る手法に慣れちゃってるせいか、(N・キッドマン版も観ちゃったし)、50年代の映画ってどことなくのんびりしてるなあ、という印象。でも、その「のどかさ」が、逆に「何かが変」というもどかしさを際立たせる効果もあったりする。もうひとつ「これは別人だ」という手ごたえのような具体例を描き込んでくれれば、怖さがもっと伝わるのになあとも思う。“眼に温かみがない”と台詞で言うだけではこちらにはピンとこないなあ。 私事ですが、十数年前なんとかセミナーにはまってしまった知人がいて、確かに本人なのだけど言動がまるっきり別人のようで随分当惑したことを思い出した。まさかサヤエンドウに乗っ取られていたわけではあるまいなあ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-08 23:53:01)《改行有》

1234.  ヒッチコック 《ネタバレ》 大監督であっても苦労つきない映画制作裏話。配給会社とのいざこざ、夫婦の危機、遅々として進まぬ撮影、煩い映倫。ひとつひとつは“よくある”エピソードではあるけれど、「あの」ヒッチコックすら、凡人と変わらぬ類のストレスにさらされていたのだなあと感慨深い。 監督の内面に切り込もうとする姿勢、なかなか頑張っている。エド・ゲインを登場させてヒッチ本人の心を投影させてみたり、人の心理を読み解くことには誰より得意だとのサスペンス制作第一人者としての自信が、若い女優の思わぬ造反で揺らいだり。犯罪すれすれの楽屋のぞきとか、浴室で集めた砂をビンに溜めるとか、やや偏執な面も臆せずに描いていて、でもそれがヒッチコックぽい、とこちらもつい思ってしまったりする。 ヒッチコック劇場に敬意を表したような冒頭とエンディングも洒落てて好き。[DVD(字幕)] 7点(2014-09-08 00:10:19)《改行有》

1235.  ゴールデンスランバー(2009) 伊坂幸太郎の魅力は、硬質な文体で緻密に物語世界を織ってゆく巧さだと思っています。織り糸には伏線あり、洒脱な小物あり。で、出来上がったタペストリーの見事なこと。そしてこの映画は、原作を贔屓にしがちな観客の鑑賞眼に耐えうる出来栄えです。というか、むしろ伊坂作品を知る者の方がすとん、と納得できるのかな。主人公が超人的な活躍と運に助けられて、クライマックスで遂に黒幕と対決!という展開は伊坂作品ではありませんから。 なにしろキャスティングが完璧ですな。メインの人物から定年間近警官に至るまで、全てのキャラが原作イメージどおり。こんなに違和感を感じない映画化も珍しい。 テレビ中継が遮られた時の、絶体絶命の迫り来るような緊張感は、香川の冷え冷えとした顔のアップも効果抜群で、まさに映画の力によるものでありましょう。 脚本は時間の制約がある中での立派な仕事だと思うけど、色々と疑問を抱く原作未読の方にはぜひ一読をお勧めします。映像が頭の中で立ち上がり、青柳が、カズが、晴子が、キルオが、より活き活きと物語の画を補完してくれるでしょうから。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-07 23:12:42)《改行有》

1236.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 どうやら私も“ホラーがちっとも怖くなくなる年齢”に達したらしい。もっと恐ろしいことは実生活でリアルにあるのだ。 で、このスペイン映画である。事前知識が無かったから、「なんだこれはつまりゾンビじゃないか」と気付いた瞬間から興味は急降下。尺は短く、不必要にだらけずに済んでいるのは良しとするも、でも怖くない。ゾンビものは名作がたくさんあるし、数多の趣向を凝らした先達に比べると、新しいアイデアや演出は何も見当たらない。ヒロインは報道の権利をやたら主張する小うるさいマスコミ気取りで、こいつが咬まれようがどうでもいいや、と客に嫌われるキャラクターになっているんだがいいのか。 ぶれぶれの手持ちカメラ映像とわあわあとアパートの上下を走り回るだけの展開。ゾンビの首を落とすべく、刃物的な武器を誰も取りに行かないのが不満。まあ尺が無いか。でもとって付けたような解説部屋もいらないな。 B級ならば、アイデアで勝負というB級ならではの意地があるべきだ。他人のふんどしで相撲を取りっぱなしの本作にはがっかりした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-09-05 00:24:08)《改行有》

1237.  推理作家ポー 最期の5日間 ポーの死が謎に包まれているのはこれはもう史実なわけで、だからこの邦題ではその死の真実について迫るプロファイリング的なものを連想しませんか。少なくとも私はそう思った。で、がっかりした。ポーの作品をネタにして猟奇モノをやりたいだけじゃないか。それもポー作品に香る密やかなグロテスクといった風格はなくて、なんだか丸出しの露悪的なえげつない描写がずらずら。原作者に代わって憤慨しておりますよ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-03 00:14:49)

1238.  脱出(1972) 《ネタバレ》 なんでわざわざこんな話を作るかね、と思わなくもない理不尽と不運と激流にもみくちゃにされる男たち。きれいにオチに着地させることもないし、怪しい山の住民たちの説明も無い、ぶっきらぼうな作品だけど、大自然の圧倒的な大きさと川下りの迫力には引きこまれる。人物それぞれの人柄、関係の描写も上手い。特にJ・ヴォイトとB・レイノルズ。野生児ぶっていたレイノルズが実はけっこうな小心ぶりを見せ、ビビりのあまり狙撃手を見たなどと周囲をパニクらせる。そのあたりからJ・ヴォイトと役割が転換してゆく人間関係はなかなかにリアル。平凡な勤め人のヴォイト、腹をくくって難所をしのぎました。ダムが無事にできて事無く過ぎると良いですね。(良いのか?)[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-02 00:27:12)(良:1票)

1239.  リフ・ラフ 《ネタバレ》 もうほんと、自分で言うのもナンだけど、生活が社会の底辺でさあ雇用主はバカヤローで、社会の体制そのものがくそったれで毎日生きるのに精一杯よ、と夜の飲み屋でクダ巻きながら話を聞いてもらい、似たような話を聞いてあんたも大変だねえと相槌打ちつつ、ちょっとづつ元気を取り戻す、そんな映画。 イギリスの労働者階級は色んな映画で観て来たけど、数ペニーのことで大の男がケンカするほど困窮してる。でもそんな状況をシニカルに自己観察しているようなとこがあって、完全な絶望に堕ちないタフさとユーモアがある。そこにとても魅かれる。モデルルームのトイレを無断借用し、新入りの宿無しのために不法入居ビルを探してやり、ガスも通してやる。彼女との引越しもタダで手伝ってやる。ビンボーでもちゃんと人の心は持ち合わせてるんである。ラスト、経営側への腹立ちが高じて現場へ放火する場面も良いですよ。警備員の犬に見つかるも、こいつが飼い主に噛み付く駄犬ぶりを発揮。二人をまんまと逃がすケン・ローチ、あなたは素晴らしい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-01 00:00:02)《改行有》

1240.  容疑者(1987) 《ネタバレ》 この手の法廷ドラマは、弁護人と被疑者との関係を丁寧に描くのがセオリーかと思うんだけども。なぜかシェールとドラマを展開するのが陪審員のD・クエイド、リーアム・ニーソン放ったらかし。聾唖者にした設定もほとんど活きてない。デニス側の人間関係をやけに描き込むのも蛇足気味。票集めに女議員と関係を持つくだり、要ります?シェールを手伝う探偵も一瞬で消えちゃうし、同僚の弁護士ももっと何かしてくれるのかと思わせておいて特に何もなし。雰囲気ばかり出そうとして、人物の置き方、絡み方の配置が雑だという印象を受ける。判事が自ら弁護士を殺害に行くって、そもそも無理がありすぎじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-29 00:30:47)

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