みんなのシネマレビュー
あろえりーなさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234

1281.  スマイリー 《ネタバレ》 まず言えるのは、全然怖くありません(笑)。 スマイリーだかなんだか知りませんが、 たぶんエルム街のフレディとかスクリームとかみたいに、 新しいホラーキャラを作りたかったんだろうと思います。 でもその顔がレースみたいなのに覆われて よくわかんなかったりして、ヴィジュアル的にいまいち 訴えかけてきません。ストーリーもよくあるタイプの流れで、 目新しさはありません。ただ、誰が犯人なのか、 あのオタク野郎か、それとも先生か、あるいは主人公の 妄想オチか、そういう全ての可能性を含みながら話が 進んでいくので、その点だけは悪くありません。 がしかし、あのオチは酷い、、、。あの連中の意図、 目的、さっぱりわかりません。 救いは主役の女性が美人であったことぐらいか、、。[DVD(字幕)] 4点(2013-08-20 19:41:36)《改行有》

1282.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 最近はファンタジーものでも話が小難しいものが多かったりするので、本作のように清々しいほどわかりやすいファンタジー大作はサクっと見れてとても良かったですね。豆が育ちつるを天空まで伸ばす伸びやかな映像、暴れ回る巨人と人間たちとの攻防、目に楽しいものとなってました。原作のジャックと豆の木には恋愛要素は全くないけど、そこに平民と姫との恋物語を織り込んだのは正解ですね。協力とか成長といったテーマも大事ではあるけれども、恋愛模様が描かれることでまさしく大人から子供まで楽しめる一本に仕上がっている。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-08-19 22:11:03)

1283.  R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私 《ネタバレ》 いや~、数年前まで、清純派で売っていた 平田薫ちゃんを見ている自分としては、 彼女がまさか映画でヘアヌード披露することに なるとは想像もしていませんでしたね~。 これはまた一つの女優魂というやつでしょうか。 そして、津田寛治の怪演もさすがだなと感じさせます。 細かく見てると、苦しんでる様子とか、 だんだんと汗ばむ顔とか、すごいよく演技してるんですよね。 役者さんだな~と実感。 ただですね、映画として面白かったかと言われると、 なんとも言えません。こういう自縛という性癖は 自分にはないので、彼らがこのプレイを始めるに至った 経緯を見ていても、どうもよくわからない。 まぁ、こればっかりはしょうがないかな。 とりあえず2人の演技に6点つけときます。[DVD(邦画)] 6点(2013-08-17 22:53:34)《改行有》

1284.  ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 《ネタバレ》 オープニングのシーンとか、財宝都市の風景とか、 そういう遠景のCGは凄く良く出来てます。 遠景でないところで使われてるCGは若干粗があります。 セットや衣装などの出来映えはなかなかのものです。 ただ、秘宝がもの凄く少なかったような気が、、(笑) ジェット・リー主演ということですが、実際には 彼はほとんど脇役みたいなもんです。なので、 ジェット・リーのファンにとっては物足りなさを 感じるかもしれません。 ストーリー自体はそうたいしたことありませんが、 途中の騙し合いの駆け引きみたいな展開は悪くなかったです。 問題はワイヤーアクションですね。 アン・リー監督やチャン・イーモウ監督、 ジョン・ウー監督などのワイヤーアクション作品と比較して、 格闘シーンが正直いって華麗さがあまりないというか、 印象に残らないシーンばかりだったと思います。 3Dのことを、考え過ぎちゃったのかな?[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-08-15 14:25:33)《改行有》

1285.  コント55号とミーコの絶体絶命 《ネタバレ》 コント55号の映画って初めて見ましたが、本当にいいコンビで、そしてまさにTHE・喜劇という内容で楽しかったですね。特に兄ちゃんを死んだことにして御香典を集めようとする展開が実に笑える。仕事も恋も失っても、二人ともはつらつとしてるのが良い。なんだか元気をもらえるような。由美かおるのチャーミングさも印象深かった。[地上波(邦画)] 6点(2013-08-11 22:11:24)

1286.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 難解な映画だという風に聞いていたので、最初からぐっと構えて鑑賞致しました。確かに、序盤から次々と違う人物、違う舞台が展開する様を見て「うわ、ついていけるかなこれ、、、」と不安を感じながら観ていたのですが、物語が進むにつれて6つの舞台がそれぞれ関連しあい、1つの方向に向かって紡いでいくのがわかると難解さもいつしか消え去り、心地よく鑑賞している自分がいました。なにより、この作品のテーマや言いたいことは劇中の台詞でかなり話されてるので、テーマさえ汲み取れればそれほど難しい話ではないと思います。古今東西、あらゆる時代や人種、文化をカット&ペーストで繰り広げていく壮大な世界観はとても気に入りました。そしてまた、特殊メイクの凄さにも目を見張ります。特典映像を見て初めて「え、この役をこの人がやってたの!?」て何度も驚かされました。この映画は、そういう楽しみ方もあると思います。人間、生きていて色々と自分を見失ったり、人生の意義がわからなくなったりするものです。正しく生きることにどれほどの意味があるのかとか、悪人がのさばり続ける世の理不尽さとか。この作品は輪廻転生、カルマをテーマにしてるけど、この仏教の考えがそういう悩みに対してこういう答えを提示しているんだって、そのことをこれほど感覚的に理解出来た映画は他にないような気がします。善心は、未来へと続いていく。その人生でバッドエンドだとしても、それは次のよりよい未来につながっていく。人間は欲の塊だけど、欲はいつまでも満たされない。そんなことよりもっと大事なことがある。意味のあることがある。欲に振り回されるよりも、意味のある人生を送ろう。見終わって、そんなふうに思った次第です。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-08-10 01:01:53)(良:1票)

1287.  226 《ネタバレ》 まず、出演してる面々の豪華さに驚く。その誰もが主役級の人たちばかりで、よくぞまぁこれだけ集結したもんだなと言わざるを得ない。そして、その当時の街並みをセットでまるまる再現してたりと、全体的にバブル期の元気さが垣間見える。一番の見せ場はやっぱり、大臣らの家に押し入って次々と銃殺していく一連のシーンだろうか。こんな風に計画が行われていたのか~と、興味深かった。決起部隊のスローガンは、「昭和維新・尊王討奸」ということだが、これについての説明は映画の中ではほとんどないので、予備知識がないと、なぜ彼らはこういうことを企てたのか、というのがわからない。なので、予め予習してから見る方が良い。天皇による政治を取り戻すことを目的にやったのに、昭和天皇から反乱軍の烙印を押される皮肉な展開。でも致し方ない。腐敗した政治、悪い政治家を糾弾する気持ちはわかるが、彼らを討伐してその後どうするのかが見えてこない。一人一人が自らの家族を思い返し、自決していく彼らの姿は、無念の思いを噛み締める義士にも見えるし、具体性のないテロをやってしまった大馬鹿者にも見える。[地上波(邦画)] 5点(2013-08-08 21:47:27)

1288.  12ラウンド 《ネタバレ》 ポップコーン片手にサクッと見れる疾走系アクションムービー。そんなにお金かかってない感じだけど、暇つぶしにはなる佳作。監督がレニー・ハーリンということで、彼のアクション映画はほんと久々なんですけど、やっぱりこの人はアクションの人だよな、てのを再認識。お金がなくとも爆発シーンにはやはりこだわりがあるようで、美しく爆発するアクションの美を見て取ることが出来る。人間ドラマとしては良くも悪くもあっさりしてる。ラストのハッピーエンドで清く終わるそのあっさり感がまたたまらない。あまり知的そうには見えないけども正義感は感じることの出来る主人公のキャラクターも嫌いじゃない。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-07 21:19:27)(良:1票)

1289.  ライジング・ドラゴン 《ネタバレ》 ジャッキー最後のアクション主演作ということで、なんだか寂しい気もするのですが、監督、脚本、製作、主演をジャッキー自身で務め上げたという、今のジャッキーのすべてを捧ぎ込んだ、そんな内容になってますね。彼の作品はこれまでCGはほとんど使ってこなかったように思うのですが、本作はCGがふんだんに使用されているし、ローラースーツとか、3Dプリンターとか、そういう現代の面白そうな道具を逐一映画に取り込んでいくという、そんな心意気が感じられるのもまた良かったです。終盤になって、ジャッキーのクンフーアクションがお披露目!ここが一番の見せ場だったかな。仲間も敵もみんなすっとぼけていて、全員憎めない人ばかりというのも良いですね。アクションだけだと凡作ですが、けっこう笑えるところもあり。エンドロールはいつもNGシーンでお決まりですが、今回は痛がってるジャッキー&「これで僕のアクション主演作は最後です」みたいなナレーションまで入ってて、あぁ今回で本当に最後なんだな~って感じる終わり方でした。お疲れさまでしたの気持ちも込めて6点献上。[DVD(吹替)] 6点(2013-08-05 21:51:57)

1290.  大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 《ネタバレ》 漫画もドラマも見たことはなかったのですが、少女漫画にしては結構堅苦しい内容なんだな~と思いながら見ていました。もっとくだけた感じでもいいんじゃないかしら、なんて前半は思ってたんですけど、後半になって生類憐れみの令がユーモラスに描かれるところから面白くなってきました。世継ぎの問題や次々とイケメンたちとの夜を繰り返す日々。そして綱吉は命を狙われ、将軍としての存在意義が問われるシーンなんかなかなかのものでした。その時に右衛門佐が突然愛の告白をするわけですが、いや~、ずっと片思いしていて、綱吉が死のうとしてる時に思いを告げる打なんて、ずいぶんと奥手な人だなぁ。いやまぁ、少女漫画だから、そのシチュエーションがいいのかもしれませんけどね。恋愛ものにしては、その恋愛模様がちょっとあっさりしすぎな気もします。映像的には衣装や家屋の内装等、日本の美が出ててよかったとは思います。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-08-05 16:32:02)

1291.  みなさん、さようなら(2012) 《ネタバレ》 中学の時から、ずっと団地の中だけで生きる決意をし、その通りに生活していく主人公。この奇想天外なアイデアにひかれて本作品を借りて観てみた次第です。なるほど、団地の中には、いろんなお店もあるので、そこに就職すればなんとか生きていける。ちゃんと、男女の出会いまである。小さくてもちゃんとした社会。その生活ぶりや周囲の人たちとの関わりをユーモラスに描いていて、前半はなかなか笑えて楽しめる。後半になると、なぜ引きこもるようになったのかがわかってくる。そしてユーモアよりも、少しシリアスな展開になる。でも、全体としてのほんわかした世界観は失われてはいない。母の手紙を読む限り、母は全てをわかっていた。寡黙で感情をあまり表に出さない母親像であったけど、悟の母はいつも息子を見ていて、そして全て理解していた。自分が亡くなることで彼は外に出ること、そして外に出てもやっていけるということ、そこまでわかっていた。母は偉大。倉科カナと波瑠が、それぞれエロシーンを担当してる時の表情がとても良かった。[DVD(邦画)] 6点(2013-08-04 00:47:33)

1292.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 3D版で鑑賞しましたが、これはもう最初から最後まで3D映画として作り込んでますねぇ。監督の意図を考えるならば、2Dより3Dで見るべきだと思います。とってもわかりやすいストーリーで、魔法の国で奇術を使うというアイデアも良いです。自分は魔法使いじゃないけれども、結果としてはみんなを救うことが出来た。それは魔法と同じだ、みたいな内容は、原作のテーマに忠実でもあります。オズの国のきめ細やかで色彩豊かな風景は実に美しいですが、確かにティム・バートンの作品とかぶるような気もします。景色を映すCG映像なわけですから、そこに監督の個性はなかなか発揮しにくいのかもしれません。ただ、実写の部分、たとえば顔のドアップとか、いきなり何かがばっと出てきて観る人を驚かすような、そういう良い意味での安直さはやっぱりサム・ライミだな~と感じましたね。ジェームズ・フランコも、普段はイケメンだけど笑った時の独特なスケベっぽい顔とかが役柄に凄く合ってました(笑)。全体としては、無難な出来映えの佳作といったところかな。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-08-02 14:41:12)

1293.  映画 妖怪人間ベム 《ネタバレ》 ドラマもアニメも見たことがなく予備知識など全くなかったのですが、それでもすんなりと見ることが出来ました。テレビの延長なので、CGとかのレベルはもの凄くしょうもないんですが、特殊メイクはまずまずだったかな。腕の爬虫類っぽさとか結構気持ち悪かったし(笑)。「人間になるには悪の成分が必要」って赤い男が言ってたけど、彼らは「人を助けなきゃ妖怪になってしまう」との思いで闘っていたんですね。妖怪人間たちは、むしろ人間以上に人間らしい奴らなのかも。子供向けにしては少し長く感じるけど、まぁ、可もなく不可もなくの5点ということで。[DVD(邦画)] 5点(2013-08-01 15:46:29)

1294.  青い山脈(1963) 《ネタバレ》 もう半世紀も前に作られた作品。「民主的な」とか「健全な恋愛」とか、なんだか時代を感じさせる内容なんですけど、それよりも全体的にもの凄くシュールなんですよね。失笑しっぱなしだったのですが、これってコメディ的なノリでそうなってるのか、それとも真面目に作ってて時代が変わった今見るとその差異がおかしく感じるからなのかがよくわからない。序盤は、新子宛にラブレターが届いて、それがクラスの誰かのいたずらだということがかわるのだけれど、突然泣き出すわ、学校の名誉のためにやったんだとか力説するわ、一つ一つが予想外で失笑してしまう。なんなんこいつら、てな感じで。委員会の場でも、男性教師が間違って送ったラブレターをなぜか読まれて赤っ恥かくシーンとか、そんなアホなでしょ。終盤も、わざと自分に殴らせて「これでおあいこよ」とか、これもまたシュールだなぁと感じる。てなわけで、全編に渡ってへんてこ具合がいちいち笑ってしまう。主題歌はやはり名曲だなと思うが、なぜ何度もリメイクされるほどのお話なのか、この作品を見ただけではわからなかった。[地上波(邦画)] 5点(2013-07-31 21:08:48)

1295.  フライト 《ネタバレ》 冒頭から、いきなり全裸の女が現れる。「おや?これってロバート・ゼメキスの映画だよな?」と頭の中で確認する。するとアル中にヤク中、病んでる人たちが次々出てくる。これまでのゼメキスの作品を全て見てきた自分としては、これだけで結構な驚きであった。キャスト・アウェイ以来の実写。彼なりに新境地の開拓を試みたのだろうか、と。でもその映像は、まさにゼメキス節だ。映像のみで語り尽くす力量、特に飛行機の急降下&不時着のシーンは目を見張るほどの出来映え。自分もまさに飛行機に乗って、そしてその一部始終を目撃しているような感覚。救出される時の一人称視点は、まさに観客をアイデンティフィケーションさせることに成功している。これぞゼメキス。そしてなにより、シナリオが素晴らしい。私はこの主人公みたいに、色々と悩みを抱えてもがき苦しんでいるようなキャラクターに即座に感情移入してしまう。でも彼は酒に逃げる弱い面だけでなく、パイロットとしてはもの凄く有能で強い精神力を持っており、その二面性が人間ドラマとしての深みに繋がっている。デンゼル・ワシントンの演技も文句のつけようがない素晴らしいものであった。途中、アルコー依存症の集いに参加した時の男の話が、この作品のテーマを明確にし、そしてそれが終盤の展開へと繋がっていく。最後まで嘘を貫き通せば、彼は職場復帰出来たろう。でも彼は相変わらずアル中で、過去から逃れられない心の囚人であったはずだ。「刑務所に入ってこんなことを言うのも変だが、やっと自由になれた」はとても良い名台詞でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-07-29 23:38:31)(良:2票)

1296.  テッド 《ネタバレ》 良いですね~、「アルフ」とか「宇宙人ポール」のポールとかもそうですけど、こういう常にくだらないことをマシンガントークで言いまくるアメリカ的キャラクターが大好きなんです。少年ジョンのもとにやってきたテッドは、可愛らしい声のクマさんなのに、ジョンと一緒に成長して声変わりして下ネタ連発のおっさんキャラになってるのが素晴らしい。そんでまたどのジョークもウィットに飛んでて、しかもかなり危ういものばかり。この毒気がたまらない。しかしウ○チの処理を恋人にやらせるなんて、ジョンは酷い奴ですね(笑)「親指についちゃったー!」と絶叫する姿が最高でした。「E・T」「インディ・ジョーンズ」「エイリアン」など、80年代の代表的作品へのオマージュが見て取れ、それもまた楽しい。「フラッシュ・ゴードン」とかそのへんはちょっとマニアックなので、日本ではどうなんだろうという気もするが、案の定、日本人に伝わりにくい要素は字幕だと「星一徹」とか「クマもん」とかに変更されてる。それ自体にそれほど面白味はないのだが、翻訳者の努力を感じるのであまり言わないことにしよう。精一杯笑った後、お腹ちぎれて息耐えた時に普通のぬいぐるみに戻っちゃうシーンが凄くぐっときちゃった。こんな映画でまさか感動してしまうとは、不覚である。テッドはとてもいいキャラクターなので、個人的には続編を作ってほしいです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-26 01:08:01)(良:1票)

1297.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 僕はそれほどゲーマーというわけではなかったので、知ってるキャラは全体の3分の1ぐらいだったかな、、、。壁とかにも色々とゲームのギミックが描かれていて、ゲーム好きな人が見れば、凄く楽しめるんだと思います。ストーリー的には、ゲームのキャラクターが裏では生活してるという、人の知らない世界があるんだっていうその設定は「トイ・ストーリー」のゲーム版なわけで、図体のでかいキャラと小さい女の子という組み合わせも「モンスターズ・インク」ですから内容に新鮮味はあまりないのですが、古いゲームと新しいゲームの差異なんかの表現、そういうのが面白かったですね。ラルフが住んでるところの住人は動きがカクカクだったり、カルホーン軍曹の世界は凄く高精細だったり。4つの世界がそれぞれ違っていて、映像的に楽しかったです。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-07-25 22:25:30)(良:1票)

1298.  ダークシティ 《ネタバレ》 「ダークシティ」という題名通り、あまり日の目をみない作品ですが、そのダークな街の雰囲気にしろ、セットや衣装にしろ、B級なのによく作ったなぁと関心します。吹き出るスモッグ、チカチカと点滅する街灯、レトロな街並と、後半の宇宙船との対比、異星人の風貌など、それまでのSF作品のギミックを幅広く影響受けているのが見て取れるのですが、この作品の一種独特な感覚というのは、おそらくテンポにあるのではないかと思います。ちょっとこう、駆け足気味といいますか、全体的に一つ一つのショットが短くて、疾走感のある味わいになってる。まぁ、これは良くも悪くもなんですが。建物が変形したり、ビルが動いて迫ってきたりといったシーンは「インセプション」を思わせる。ビーチの壁を壊したら向こうは宇宙空間であったという、そして街は宇宙船であったというそのコペルニクス的転換な展開はSFらしくて面白いのだが、この異星人はずいぶんとまためんどくさいことをやっているなというか、設定に疑問を感じなくもない(笑)。まぁとにかく、異彩を放ったカルト的秀作であることは事実だと思う。[DVD(吹替)] 6点(2013-07-24 18:16:33)(良:1票)

1299.  その夜の侍 《ネタバレ》 序盤、16ミリフィルムで撮ったみたいな映像で始まり「おっ?」と思わせる。そして冴えない顔の堺雅人が現れる。この入り方はなかなか巧いなと感じる。木島が運転するトラックが人をはねてしまう。そしてまんまとひき逃げしてしまう、その映像的な衝撃も見事だと思った。工場の雰囲気も良い。ここまではとても現実感が出ている。ところが、谷村美月や田口トモロヲが出てくるあたりからなぜかコメディっぽくなる。それまで現実味があったのに、「んなアホな」って展開になる。なぜあの二人は、非道な木島についていくのか。中村のあのプリンはなんなのか。AV女優とのあの会話はなんなのか。人間的なところがよくわからない。山田孝之も堺雅人もいい演技しているし、全体的には面白かったと思う。ただその面白さというのは、そういう登場人物達の「奇をてらった」行動によるところが大きいと思う。[DVD(邦画)] 6点(2013-07-23 00:45:17)

1300.  金融腐蝕列島[呪縛] 《ネタバレ》 総会屋とか、日本型経営といった金融の内幕を、まるでハリウッド映画のような切り口で描いた作品。ワンシーンワンシーンが、たくさんの角度からの撮影、あるいは切り替わり、意表をつくエフェクトなどでめまぐるしく展開させている。普通にワンカットで撮影するよりも、そのスタイルは何倍も手間がかかるはず。それを貫徹しているので、並々ならぬ意欲は伝わってくる。銀行内部、取締役室とか会議室とかが、まるでどこかの洋館みたいな風貌だけど、実際にそんな風になってるところってあるんだろうか。でも味気ない建物よりも、このロケーションを選んだのはやはり正解。最後の見せ場の総会シーンで一般株主の老人が褒めてみんな拍手して終わりっていうのはなんか物足りない気もするけど、金融業界を描く作品ってあまりないので興味深く拝見することは出来ました。[地上波(邦画)] 6点(2013-07-19 22:15:36)(良:1票)

090.19%
1360.77%
2631.35%
31793.83%
43717.94%
5110023.53%
6146131.25%
7105222.50%
83076.57%
9791.69%
10180.39%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS