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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1341.  太陽が知っている 《ネタバレ》 登場人物はほとんど4人のみ。無名の作品もしれませんが、この4人に何とも豪華な顔触れを揃えた。登場する複数の男と女、それぞれの今の関係と過去の関係が交錯する愛憎劇はよく見られる話ですが、過去に事情がある男と女に、一人異質な「娘」が挿入されており、特に娘を演じるジェーン・バーキンが見せる大人っぽさ、危うさがいいし、その衣装に水着に彼女の見せ方が巧い。 そんな彼女とアラン・ドロンの最初の接点。上半身裸のアラン・ドロンとミニスカ姿のジェーン。互いに興味を持ち合うのも当然と思える。以降終盤まで本当に大した出来事は起こりません。しかし、人間関係が深まるのも壊れるのも始まりは案外些細なことであったりする。そんな些細な出来事を見せる中盤まではあまりテンポがいいとは言えませんが、それぞれが自分以外の3人を見つめる目が印象に残る作品です。 音楽はあまり使われませんが、あのミシェル・ルグランが音楽を担当している事だし、もう少しルグランの音楽を聞かせて欲しかったかな・・・。「太陽がいっぱい」にあやかった邦題にアラン・ドロンとモーリス・ロネ・・・。まさか「太陽がいっぱい」と同じ状況になるんじゃなかろうな・・・。と思って見ていたら、やっぱり。という作品でありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-20 23:45:43)《改行有》

1342.  卒業(1967) 《ネタバレ》 まだ初々しいダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスの魅力にS&Gの曲が見事にはまった作品。ヘンな言い方ですがアン・バンクロフトの醸し出す微妙な雰囲気もいい。 最初、ベンの役はレッドフォードに持ちかけられたそうですが、レッドフォードが蹴ったそうな。よくぞダスティンにこの役が回ってきたことと思います。 話自体は魅力を感じる作品ではないですが、二十歳そこそこで自分の人生の進むべき方向性なんてなかなか決められないと思うし、親に決められた通りの人生を歩んでいく事に迷ったり、誘惑に道を外れそうになる事もある。そんな若さゆえの迷いや葛藤が伝わってくる作品です。 有名なラストはやはり素晴らしいと思います。教会を飛び出してバスに乗り込んだ直後の満面の笑みは長くは続かず、不安げな表情でエンディングとなりますが、その表情が2人の未来を暗示する。ニューシネマのはしりの作品だと思いますが、挿入されるユーモアや音楽の使い方のセンスは、結構色んな映画を撮っていますが後に都会派とも称されるマイク・ニコルズのセンスの良さを確かに感じる作品です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-19 22:33:45)(良:1票) 《改行有》

1343.  イルカの日 動物の愛らしさ、無垢さに対して人間の身勝手さを感じずにいられない作品です。人間の近くで暮らす動物たちはその鳴き声で必死で人間に何かを伝えようとしているのかもしれない。本作を見るとそんなことを思ってしまいます。また、言葉を理解するイルカを悪用して要人暗殺の陰謀を企てる政府機関を通して、あまりにも肥大化して自国民にとっても得体の知れない存在となってしまったアメリカ政府への皮肉も感じられます。人間を疑う事を知らない、しかし人間に悪用されているイルカが見せる愛くるしくも悲しげな目と鳴き声が印象に残る。そこにジョルジュ・ドルリューの美しくも哀しい音楽が実に効果的に作用しています。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-19 21:48:08)(良:1票) 《改行有》

1344.  スーパー・マグナム 《ネタバレ》 正義の死刑執行人ポール・カージー3度目の登場。しかし今度は愛する人を奪われて復讐に燃えるカージーが一人一人ワルどもを地味に処刑していく前2作とはガラリと異なります。 無法地帯と化した街に重機関銃でストリートギャングの大群を相手に市街戦をおっ始め、最後は対戦車バズーカ砲で至近距離からギャングのボスを建物の壁ごと粉砕!(バズーカでやられる前にあれだけ撃たれて普通に起き上がるボスに「オマエはターミネーターか?」と思ったら防弾チョッキ着込んでたんですね) さすがに無茶すぎる展開だし前2作とは異なり、この展開に白髪が目立ち始めた初老のブロンソンは渋すぎる・・・。しかし、まだこの後もシリーズは続いてるんですね。この第3作まではTVで昔はよくやっていたので見ていますが、この後は見ていません。一体何作まで作られているんですか?[DVD(字幕)] 4点(2011-07-17 11:40:09)《改行有》

1345.  ロサンゼルス 《ネタバレ》 前作より8年の充電期間を経てアマチュア刑事ことポール・カージーが仕事場をNYからロスに移し再び始動。相変わらずブロンソンが会社員にも病院のドクターにも全く見えませんが・・・。 前作が街のワルどもを手当たり次第処刑していくのに対し、今度は明確にターゲットを見定めた復讐劇となっています。そのきっかけとなる冒頭のシーンは前作以上に眼を背けたくなる酷いものであはありますが、それだけに警察や法に代わり復讐の鉄槌を下すブロンソン=ポール・カージーがアツい一作。 また、ブロンソンと言えば数々の作品で奥様と共演されてきましたが、本作でも奥様と恋人同士の役で仲睦まじく共演されています。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-17 11:35:11)《改行有》

1346.  アラン・ドロンのゾロ 《ネタバレ》 アラン・ドロンの映画ではかなり好きな作品です。その一方で、TVで以前にも見ているのですが、その初めて見る前にはアラン・ドロンらしくない映画であるという思いもありました。他のアラン・ドロンの映画のコメントにも書きましたが、アラン・ドロンと言えば犯罪の香りが漂う映画が似合うと思うし、マスクから覗く目はいつものドロンとは違って見える気もする。 しかし、そんな思いは映画の前半で完全に無くなってしまう。文句ナシにカッコいい。まずは最初に民衆を苦しめる軍曹一味を気持ちよくやっつけてくれる。全く汗もかかず軽口を叩きながら実にカッコよく鮮やかに民衆の敵をやっつける。そしてやられる方は実にカッコ悪くやっつけられる。ドロン=ゾロのカッコよさが更に際立つ。 この立ち回りや総督を演じているシーンに見られるように挿入されるユーモアも、軽快でユーモラスなテーマ曲もいい。カッコいい正義の味方が貧しくも正しく生きる善人や女性や子供を助け、正しく生きる人々を苦しめる悪をやっつける。実に分かりやすい正義の味方ゾロを魅力いっぱいにみせてくれたアラン・ドロン。何をやっても絵になりカッコいい人だと思う。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-15 01:06:26)(良:3票) 《改行有》

1347.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 ポーカーのゲームが続く中での駆け引きじゃなく、たった1ゲームの中での駆け引きを引っ張り続けて、ここまで楽しい映画が作れるんですね。 前半は顔を見ているだけでも飽きさせないヘンリー・フォンダがいいし、後半は奥さんの出番。成金どもに負けるな!ジョアン・ウッドワードが見事です。「人生の苦難も幸福も分かち合える真の伴侶を見つけろ!」と、このポーカーに同席した男の人生観までも変えてしまった見事な勝負でした。 それだけにどんでん返しには見事に騙されました。これこそコン・ゲーム映画の醍醐味。ただ、「えっ!?そうだったの?」以降ラストまでがちょっと引っ張りすぎましたね。途中はずっとこのポーカーの連中のどこが五人の仲間なんだ?と思って見ていたのですが・・・。これは素晴らしい邦題でした。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-12 20:59:24)(良:2票) 《改行有》

1348.  ヤギと男と男と壁と 実話がベースとの事ですが、謎だらけのヘンな映画でした。反戦のメッセージが込められているようでもあり、世界や国民さえも何も知らないところで秘密裏に何かをしようとしているアメリカへの風刺が込められていたのかな?それはともかく、面白かったですよ。特にジョージ・クルーニーのキラキラ眼力、その眼力で雲を動かすというバカバカしさには参りました。(確かに雲が動いていましたがね…)そんなジョージ・クルーニーにジェフ・ブリッジスの怪演は見事。ただ、ユアンが常に淡々と丁寧に状況を説明してくれるのですが、この淡々とした語りがどうも作品の雰囲気と合っていないのが残念でした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-12 18:15:14)(良:1票) 《改行有》

1349.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 1951年、一人の少女ムイがお金持ちの家に奉公に来るところから始まり、後半は10年後、その少女が成人してからの話になります。第2次大戦が終わり、ベトナム戦争前という時代背景。政情も人々の生活も安定しているとは言えない時代だと思いますが、作品はお金持ちのお屋敷から出る事はほとんど無いので、その時代背景はあまり伝わってきません。 それよりもムイと奉公先の家族の関係が限定された空間に台詞も限定された中に描かれる。奉公先の家族は皆いい人。しかし、些細な何かがきっかけで全て崩壊してしまいそうな脆さを感じさせます。 家出した主人や、ムイに興味を持ち悪戯をする末っ子との関係など、中途半端なまま10年後に話が飛ぶという雑な一面も感じられるし、少女の頃からのムイの恋が成就する10年後の後半は更に台詞が少なくなり、2人の心の機微もかなり省略されているように思います。 それでも滑らかに移動しながら緑の多い庭と屋敷の中をとらえる映像美、少女時代のムイを演じた女の子の独特の存在感には見入ってしまう魅力が確かにある作品です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-10 12:14:28)《改行有》

1350.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 犯人は作戦通り警部にパイルを掘らせる。しかし警部も作戦通りパイルを掘っていた。結末を見ればそう気付かされますが、途中は犯人のしたたかさ、その上を行く警部のしたたかさ、その攻防戦の見せ方が見事でした。 本作は誰よりも警部のことを理解しているピーター・フォーク自らが監督した作品。それだけに警部のしたたかさ、しつこさ、役所で待たされ部署をたらい回しにされるくだりの笑いドコロも含め、コロンボ警部らしさがとてもよく出た作品です。 ピーター・フォークさん、コロンボシリーズをはじめ色々な映画で本当にいっぱい楽しませていただきました。日本のウイスキーのCMでの粋なバーテンダーの姿も忘れられません。ご冥福を心よりお祈りします。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-07-08 15:32:05)《改行有》

1351.  ジェリーフィッシュ(2007) 数えるほどしか見る機会がありませんが、今までに僕が見たイスラエル映画は不安定な状況が続く自国、そして隣国との関係が垣間見える映画が多かった。本作でも台詞の端々からそれは感じられますが、一見普通に暮らすイスラエルの人々の日常を淡々と綴った群像劇となっています。「ジェリーフィッシュ」とは海をあても無く漂うクラゲのことであり、本作に登場する誰もが海を漂うクラゲのようにどこか不安定で、それぞれに今の人間関係や自分の今に不安を抱えている。それはまるでイスラエルを象徴しているようでもありましたが、彼らを見つめる視線はとてもやさしい作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-08 15:23:12)《改行有》

1352.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 最近はこの手の映画をあまり見なくなったのですが、この超豪華な顔触れにそそられやっとこさ鑑賞しました。クライマックスの戦闘シーンは編集に難があり誰と誰が誰に向かって何してるのか非常に分かり辛いし、ストーリーも含めいい加減な映画です。それでも肉食系アクションオヤジのドリームチームの健在ぶりを観させてもらっただけで十分と思える映画です。僕が一時アメプロにハマるきっかけになったスーパースター、ストーンコールド・スティーブ・オースチンの暴れっぷりも嬉しかったです。 しかし、一番感動したのは序盤のスタローン、シュワ、ブルースの揃い踏みだ。シュワがスタローンに向かって「こいつはジャングル好きだからな」そしたらスタローンは「奴の狙いは大統領のイスだ」と返す。笑った。「今度メシでも食いに行くか」「いつだ?」「1000年後だ」「急だな」笑った。 本当にこの人達は死なないんじゃないか?と思わされる。実際に任務で死なない消耗品の面々。映画の中で体を張ってきた彼らの「俺達はまだまだ消耗なんてしてないゼ!」という心意気が伝わってくるようだ。彼らより若い自分が「疲れたなぁ・・・」とか愚痴っている場合ではない。消耗品たちよ、ありがとう。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 23:00:07)(良:1票) 《改行有》

1353.  危険がいっぱい まずは序盤、アラン・ドロンvs組織の追いつ追われつはなかなか面白い。海、列車、渋滞中の車の列、教会、とアラン・ドロンを逃がすチャンスの与え方も上手い。アラン・ドロンには犯罪の香り漂う映画がよく似合うし、彼の刑事役の映画もありますが、僕はこの人の追う姿よりも追われる姿の方が好きです。 この逃走劇以降、アラン・ドロンと2人の女がメインになってからはテンポも落ちて盛り上がりにも欠けますが、アラン・ドロンの魅力は出まくりの作品でした。サスペンスフルでクールな音楽も良かったです。 ルネ・クレマンとアラン・ドロンのサスペンスと言えば誰もが思い浮かべる「太陽がいっぱい」。一方、本作の邦題は「危険がいっぱい」。また、「太陽はひとりぼっち」「太陽が知っている」という邦題のドロンの作品もあります。これらの邦題を足して割れば「太陽がいっぱい」が完成!完全にアラン・ドロン頼みのようなこれらの邦題が微笑ましくもあります。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-05 22:03:33)《改行有》

1354.  北ホテル パリの下町の運河沿いに建つ北ホテルに集う人々や運河沿いに暮らすパリの庶民の描写は、マルセル・カルネ監督が映画史に誇る名作「天井桟敷の人々」でも感じられますが、作品ごとに描かれる時代を生きるパリ市民の息遣いが生き生きと伝わってきます。それは「天井桟敷の人々」のラストのカーニバル、本作のラストの夜通し歌い踊る宴の中にも感じられます。そんな町の活気を演出する耳に心地よい音楽も良かった。そして主演のルイ・ジューヴェ。終始無表情で抑揚の少ない演技ですが、そんな中に確かに喜怒哀楽や人間臭さを感じさせてくれる。それでいて気品を漂わせる凄い演技でした。 [DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 21:22:00)《改行有》

1355.  セブン・イヤーズ・イン・チベット まだ少年のダライ・ラマの純粋にして高潔な人柄。そんなダライ・ラマとの心の通った交流や、平和を愛し牧歌的に暮らすチベットの人々の精神世界や文化との触れ合いを通じ、協調性に欠け一匹狼のような著名な登山家の心に変化が生じていく過程を描いた聖地ラサ滞在記としても十分に楽しめる作品。 ラサに辿り着くまでに描かれるチベットの厳しい自然とそこに暮らす人々の息遣いが伝わってくるかのような前半も、後半の当時のラサの人々の暮らしが垣間見える衣装や美術も素晴らしく一つ一つのシーンが実に見応えがありました。 現在も続くチベットの独立運動と中国政府との関係。チベットが独立を求める背景やダライ・ラマが亡命を余儀なくされている背景などに関しては何となく分かっているようで実際にはほとんど歴史的な知識はありませんでした。本作で描かれている事が全てでは無いだろうし、この部分をもう少し見せて欲しかった気もしますが、映画によってその一端に触れ、今までとは違った視点でニュースなどを見ることができたり、より深く知りたいと思うきっかけとなったりする。これも映画が持つ大きなチカラであると思います。[DVD(吹替)] 8点(2011-06-29 22:20:53)《改行有》

1356.  P.S. アイラヴユー 観る前に若干の予備知識があったので、こういう映画でヒラリー・スワンクはどうなんだろうか?と思いながらの鑑賞になりましたが、さすがにオスカーに2度輝いている女優さん。良かったです。それでも強さよりも可憐なイメージの女優さんが良かったんじゃないかな、という思いもありますけどね。少々無理があっても手紙の届き方などをつっこむ映画ではないしと思うし、最後の手紙の大体の内容も観る人に想像できるものですが、人生の辛い一時期を描いた映画は、それを乗り越え主人公のこれからの人生に希望を感じさせるものであって欲しいと思うし、いい意味で想像通りに話が進み、主人公が笑顔のラストを迎えるのがいいですね。 [映画館(字幕)] 6点(2011-06-26 18:46:10)《改行有》

1357.  ローズ家の戦争 かなりブラックですが、コメディですよね。しかしながら笑えず。延々と続く2人の喧嘩をもっとコメディ色を濃くして、キャストの2人が仲良く喧嘩しているのを面白く見られる作品になっていればよかったのですが。子供も2人いることだし、結局最後まで仲直りすることがなかったのも残念でした。ただ、最後まで手を取り合う事がなかった結末は凄かったですね。 [DVD(字幕)] 3点(2011-06-26 00:20:02)《改行有》

1358.  ピエロの赤い鼻 《ネタバレ》 主人公の男2人が勢いで起こしてしまった行動が引き起こす悲劇。赤い鼻をつけたドイツ兵のピエロや身代わりに処刑される事を選んだ男、彼らは死ななければならなかったのか?2人が早く自首していれば死なずに済んだ命ですが、自首すれば確実に自分達が殺される。果たしてその状況で自首できるだろうか?いくら後悔しても死んだ人は帰ってはこないし、生かされた人の心からその後悔の念と重い過去が消え去る事も無い。事の発端となる2人の男の行動を含め全ては戦争さえなければ・・・。という思いしか出てきません。あたたかみ、ユーモアのある人物描写と語り口の中に戦争というものを描き出した見事な人間ドラマでした。特に人質達の心に安らぎを与えたピエロのドイツ兵の優しさと勇気に感動しました。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-25 22:34:33)(良:1票) 《改行有》

1359.  シカゴ(2002) ミュージカルにストーリーはそれ程重視しないし、多少下手な人が混じっていても気にならない方です。しかし、本作のミュージカルシーンは好き嫌いは別にしてとてもしっかりと作られているとは思うのですが、人を殺しても開き直るヒロインの欲望をミュージカルで表現されてもミュージカル特有の高揚感や楽しさ、感動はありませんでした。やはり共感できる登場人物が思いの丈を歌やダンスで表現するところに楽しさや感動があるのだと思います。 [映画館(字幕)] 5点(2011-06-21 00:09:04)《改行有》

1360.  シシリアン(1969) ジャン・ギャバン、リノ・ヴァンチュラ、アラン・ドロンというフランスの三大スターの豪華共演。監督は以前にもギャバンとドロンの共演作「地下室のメロディー」を撮っているアンリ・ヴェルヌイユに脚本には実生活でも元ギャングであったという過去を持つジョゼ・ジョヴァンニまでが名を連ねる。フレンチ・フィルムノワールのドリームチームとでも言うべき顔触れが揃った作品。 しかし、まずは冒頭で2つほど何で?と思うことが。1つは皆が英語を話している点。もう1つはエンニオ・モリコーネの音楽で「へ!?」と思わされることは珍しいですが、多くの方が既に触れられている通り、”ボヨ~ン♪”という脱力系の音楽が流れる度に緊張感が削がれる・・・。 そして宝石強奪までが非常に長く、その割には犯行自体には大したアクシデントも無く、犯行の下準備の描写なども非常にあっさりしている。追うヴァンチュラと追われるドロンの攻防戦も挟まれるので仕方が無いところでしょうか。 ですがこれだけのキャストが揃った作品、一つ一つのシーンはやはり見応えがありました。特に宝石強奪以降ラストまでの、三大スターの存在感もバッチリ出た最後のひと波乱のドラマの展開は見事でした。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-20 23:05:00)《改行有》

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