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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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121.  ボディ・バンク 正直、思わぬ拾い物的な面白さ。初めは単なる医療サスペンスか…と思わせて、地下世界に住む人々が登場するに及んで、映画はが然ディケンズの小説みたく陰影を深めていく。やっぱり英国人監督はあなどれないな。ヒュー・グラントのシリアス演技もなかなかだし、ジーン・ハックマンにはノックアウト! テーマがテーマだけになかなかテレビじゃ見られないかもだけど、一見をお薦めします。7点(2003-09-25 14:38:08)

122.  僕らはみんな生きている 公開当時、かなり感心したことをおぼえてます。何にって、ヘンなナショナリズムを交えることなく、今のニッポン人の醜さや切なさ、そして愛しさをきっちり表現していたことに。アジアでの我々って、所詮ああいった情けない醜態を現地の人間の前でさらけだしているんだろうな。でもって、そんな我々にも、まだニンゲンとしての心意気が残っているだってことをしめした真田広之のクライマックスでの言葉に、けっこうカンドーしちゃいました。滝田洋二楼カントク、そして一色伸幸サンの脚本が巧いです。8点(2003-09-25 14:13:35)

123.  奇人たちの晩餐会 最近あんまり笑ったことないんだけど、この映画見た時はそれこそ死ぬほど笑い転げました。バカを笑うつもりが、自分の方がバカを見たという、皮肉と諧謔とナンセンスのオンパレード。どうしても舞台劇調になるのは仕方ないけど、ここまでおかしけりゃ文句なし! ややペーソスをまじえての後半は、このまま無難に終わるのか…と思わせつつ、ラストでもう一発カマしてくれるあたり、ほとんどひれ伏したくなりましたです。おすすめ!8点(2003-09-18 11:55:24)

124.  危険な遊び(1993) 人気子役の競演作品で、よくぞここまでダークな「R指定」作品を作ったなあ。マコーレー・カルキン君は、これでキャリアに幅を持たせようとしたんだろうけど、これじゃ逆効果だったかも(事実、これ以降の彼は急速に忘れさられていく…)。まあ、監督に陰湿なスリラーを得意とするジョセフ・ルーベンをもってきたことが、この作品の魅力であり、問題点でもあったかな。見終わった跡のイヤ~な感じは、まさにこの監督の真骨頂なんだけど。7点(2003-09-18 11:44:27)

125.  河童(1994) 《ネタバレ》 初監督にしちゃ技術的にまあまあだとか、そういったこととは別にこの映画の”叙情垂れ流し”ぶりにヘキエキ。クライマックスでいきなり藤竜也が「ボクをずっと待っててくれたの?(グシュン)」と”幼児還り(?)”したかのように少年口調でカッパ宇宙人に語り出した時にゃ、見ているこちらが赤面しちまったぞ! 結構予算もかかった、日本映画にすれば大作の部類に入るだろうに、それをこんなクサイ、幼稚な代物にした石井某に、敵意をいだいたぼくなのだった。3点(2003-09-16 17:03:16)

126.  ワールド・アパートメント・ホラー 壮大なSFものとは別の、初期の大友克弘が描いていた奇妙な味のファンタジーとして、これはこれで見事に大友ワールドですねえ。しかも、実写映画をかくも達者にこなして、自己のヴィジョンを実現した彼の才能とセンスに感心。アニメもいいけど、またぜひ劇映画にチャレンジしていただきたい…そう思わせる出来映えです。笑えて、ヘンテコで、オチまでしっかり!7点(2003-09-16 16:53:22)

127.  ピーター・グリーナウェイの枕草子 いやあ、日本を舞台にした外国映画って珍妙なシロモノがほとんどだけど、これまたあまりに珍味すぎて、お腹こわしそうになります。とにかく、日本と香港がほとんど同一視されているのには、無理解以前に監督の英国的な植民地主義が露骨ですなあ。超インテリなはずのグリーナウェイのこと、あえてこんな「頭の悪いこと」をやってのけたサタイアかとも思うけど、しかし映画は変にマジだし…。これでも欧米じゃあまともな「芸術作品」として扱われちまうんでしょうか? あ、でも今をときめくユアン・マクレガーのフリチン・ヌードがやたら登場しますよ…日本版じゃボカシ入ってますが。本当は「7、8点くらいかな」と、グリーナウェイ好きとしては思いたいんだけど、そうじゃない方々にはどうせ圧倒的不評だろうから、せめてあまりのモンドぶりに「大笑い」していただきたいのでこの点ということで…1点(2003-09-16 14:46:17)

128.  病院で死ぬということ 人間の死を、徹底的に引いた画面で淡々と見つめていくんだけど、その”引いた映像”にこそ逆に作為がプンプン臭う。時折挟み込まれる何気ない日常風景も、諦観というんじゃない、死に対してはこういった”何気ない生の風景”こそがふさわしかろうと、それが死にゆく者にとってどれだけ残酷なものであるかに無自覚な、生臭さが鼻につくばかりだ。市川準という監督は、本来極めて悪どく「野心的」な人なんだろう。わずかに取り柄(?)と言えば、どんなに良心的な医療現場であろうと、そこで「死ぬということ」とはどこまでも非人間的かつ非日常的であるということを、(映画の意図とは反対に)実感させてくれることだろうか。何だよ、この映画。3点(2003-09-16 14:33:36)

129.  あひるのうたがきこえてくるよ。 ええっと、とりたてて椎名氏のファンというわけじゃないのですが、この映画に関しては、そんなに悪くないんじゃないか…と思いますですよ。何より、シネマスコープで撮られた風景が正しく日本の田舎していて、登場人物たちの奇妙なズレ加減も、氏の小説よりもエッセイに通じるものがあるし。次の『白い馬』は意あまって力足らずという結果だったけど、この、等身大の気軽さで撮った本作は、良質のプログラムピクチャーという感じで、実はちょっと気に入ってます。7点(2003-09-16 14:21:29)

130.  ダークマン サム・ライミがいかにアメコミ大好き人間だったかが、ひしひしと伝わってくるね! 基本的には「オペラ座の怪人」のコミックヴァージョンなんだけど、ヒーローも悪役も、その他大勢もキャラがたっていて、少々のグロ味も効果的。監督がいかにもノリまくって撮っているのがよおく分かります。ただ、この映画を賞揚するのに『スパイダーマン』をもってきてケナすのは、どうでしょうか。あれはあれで、見事なライミ的青春映画になっていたとぼくは思うのですが…。8点(2003-09-16 11:02:04)

131.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い う~ん、「トリスタンとイゾルデ」もアメリカが映画にすると、こうなっちまうのか…。絵はがきのように安い映像美の中、何かあると長髪をなびかせて颯爽と現れるブラピの「王子さま」ぶりに失笑。この映画を見て以来、エドワード.ズウィックという監督(本国じゃ、何故か異様に評価が高いんだよね…)の作品に対して、どうしても冷ややかな眼になってしまう。『ラスト・サムライ』も、心配だな~。5点(2003-09-16 10:41:40)

132.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス う~ん、素晴らしいなあ。何度見てもクスクス笑えて、ちょっと切なくて、どこかグロテスクなのにすべてのキャラたちが愛しく思えてくる。とにかくダニー・エルフマンの楽曲と、ティム・バートンのビジュアルセンスが見事に幸福な”ケミストリー”を果たしたという意味で、アニメとしては最高峰の1本でしょう。ああ、サリーのほころびをぼくが縫ってあげたい…10点(2003-09-13 15:17:47)(良:1票)

133.  レナードの朝 《ネタバレ》 引きこもり風の精神科医が重度のパーキンソン症患者に、周囲の懸念をよそに未承認の薬を投与。一時は奇蹟的に症状が改善したものの、やがて患者たちはふたたび元の状態に戻ってしまう。落胆した医者だが、患者たちとの経験のなかで心を開かされ、看護婦をデートに誘うところでエンド…。まず、治療不可能と思われていた患者たちに薬を投与するのは、医師としての野心ではなく真剣に彼らを治癒したいがための情熱と好意的に解釈しよう。が、一度は彼らに光明を与えておきながら、結果的にふたたび絶望へと追いやってしまったことへの自責の念、呵責がこの主人公の医者には微塵も感じられないのは何故だ? それどころか、最後には自分だけが幸せになって、「ハッピーエンド」風に映画が締めくくられることに、何故だれもとまどわないの? …実話だろうが何だろうが、これは映画(をはじめ、あらゆる表現媒体)として、やってはならない展開じゃないのか。ぼくはこの映画のそういった鈍感さを、結果としてであれ、その不誠実さを嫌悪する。以上。0点(2003-09-13 15:09:19)(良:1票)

134.  ザ・チェイス アダム・リフキンという御仁、監督以上に脚本で意外なコメディセンスを発揮するんだよね。本作も、自分で監督しなけりゃ相当な快作になったろうにな。とは思うけど、それでもやっぱり楽しい映画。皆さんおっしゃる通り、車の中での会話や、マスコミの狂躁ぶりが、現代風スクリューボール・コメディしててイケてます。それにしてもクリスティ・スワンソン、何でもっとブレークしなかったんだろ?7点(2003-09-06 19:05:43)

135.  ザ・グリード モンスター映画としちゃあ、ちょっと画期的な大(小?)傑作じゃないかな。確かにグロなシーンのオンパレードだけど、それ以上に「大ボラ話」的なノリが楽しいのなんの。最後の最後までホラ吹いて大笑いしてあ~気分爽快! といった感じであります。これといい『ハムナプトラ』といい、スティーブン・ソマーズ監督の、少々粗っぽいけどガハハと映画自体が大笑いしているような大らかさは、今の映画にゃ貴重なんじゃないだろうか。ファムケ・ヤンセンも、イロッぽいしね。ご同輩! 9点(2003-09-06 18:31:34)

136.  ザ・カップ 夢のアンテナ 見ていて、どこか日本の清水宏監督の映画に似たテイストとポエジーを感じた。作り手が子供たちの自然な表情や仕種、ひとりひとりの個性を大事にしていることが、画面からもしっかり伝わってくる。製作があの『ラストエンペラー』や『リトル・ブッダ』のジェレミー・トーマスなんだけど、相変わらずいいスタンスで映画を作ってるなあ。推薦!8点(2003-09-06 18:17:00)

137.  シェルタリング・スカイ 映像も、音楽も、役者たちも、もう完璧。というか、ベルトルッチ監督としても、自己の「映像作家」としての集大成的な凄みを感じさせて、圧倒される。その意味じゃ文句なしの大名作になるはずが、ポール・ボウルズによる原作が持つ超越論的ニヒリズム(?)の深遠さの上っ面をなぞっただけの中途半端さが命取りに…。思うにベルトルッチは、結局のところヒューマニズムを捨てきれないんだなあ。それが彼の魅力でもあるんだが。5点(2003-09-04 17:14:04)

138.  パルプ・フィクション 90年代を代表するアメリカ映画では確かにあるんでしょうけど、そして、その達者なストーリーテリングのセンスは高く評価したいとは思うけど、何故かタランティーノの映画って、どこか本質的に「フェイク(紛い物)」って感じがつきまとう。それこそが「時代の気分」じゃんと、言ってしまえばそれまでなんだけどね。でもまあ、彼のおかげでトラボルタが復活できたんだし、功績は大きいんだけどさ。5点(2003-09-04 16:44:10)

139.  推定無罪 う~ん、やっぱグレタ・スカッキでしょ! 美しくて有能で、おまけに色情狂、法廷関係者(何と判事まで!)の男どもと片っ端からやっちゃってましたなんて、オレだけのつもりだったハリソン・フォード扮する主人公の心情たるや…。映画としちゃ、パッとしない出来映えであることは確かなんだけど、大人の男と女のトホホな機微を突いた教訓劇(?)として、まあ楽しめなくもない。6点(2003-08-27 14:39:46)

140.  シーズ・ソー・ラヴリー 他のレビューワーさんたちもご指摘の通り、日本人の感覚じゃとてもついていけない主人公たちの独善的な「愛のかたち」を、これぞ純愛!と高らかに謳いあげるあたりは、まあガマンしよう。ショーン・ペンと実生活でも奥さんのロビン・ライト・ペン以下、役者もいい。けれど、完全にナルシスティックなニック・カサベテスの演出の暑苦しさだけは、ちょっとガマンできない。この御仁、偉大なオヤジにあった”対象に密着しつつも失われないその人物への批評的意識”をまるっきり理解していないようにみえる。残念だけど、ペケ。4点(2003-08-25 18:03:32)(良:1票)

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