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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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121.  月はどっちに出ている 日本社会に生きているものの、どこか見えにくい人々にスポットをあててくれた、面白うてやがて哀しきひゅうまん・すけっちぶっく。この監督がこんなに「巧い」映画を撮ってどうするとも思ったが、いやぁ、実に良く出来ている。脚本の構成力の勝利でしょうかね、やっぱり。絵沢萌子と、ルビー・モレノの存在感が効いてます。8点(2003-08-12 18:33:27)

122.  デリカテッセン 趣味の良い悪趣味ぶりは、確かに認めよう。きてれつなユーモアも、結構好きかもしれない。でもさあ、なんか物足りないんだよねえ…。この世界を極めようとするんじゃなく、どこか体裁よくまとめに入っているところがダメ。けっこう商売気たっぷりなことは、その後のジュネの作品を見たなら分かるんだけど。6点(2003-08-12 17:53:32)

123.  テルミン ひとつの電子楽器に、20世紀の歴史と、ひと組の男女の数奇な運命が隠されているなんて、どんなドラマよりドラマチックだなあ。それをひとつひとつ解きあかし、全編をこの不思議な楽器の音色が響きわたる、ドキュメンタリーとしちゃ相当な傑作です。旧ソ連の科学者がアメリカに渡って1世紀近くを生き延び、残された助手で密かに彼を愛していた女性が、テルミン奏者としてこれまた生き続けただなんて。しかも、遂に再会を果たすまでを描いたなんて、スゴすぎる! …それにしても、ビーチボーイズのブライアン・ウイルソンって、やっぱりちょっとアブナイ?9点(2003-08-12 17:39:30)(良:1票)

124.  ディープ・インパクト(1998) この手のアメリカ映画にしちゃ、「情(ソフト)」と「骨子(ハード)」のバランスが実に適確で、ミミ・レダー監督ってやはりこれからの時代のストーリーテラーなんだと感心(『ペイ・フォワード』だって、そんなに悪くなかったと思うもの)。ドラマの何たるかも、SFの何たるかも分かっちゃいない某『アルマゲ何とか』と比較にもならないよい映画です。すい星を爆破に向かうシャトル内のエピソードがいささか類型的だけど、こういう泣かされ方も悪い気分じゃないし。あと個人的には、大津波を前にティア・レオーニがマクシミリアン・シェルに最後「ダディ…」としがみつく場面。何と言うか、忘れ難いものがありました。8点(2003-08-12 16:48:37)(良:1票)

125.  カットスロート・アイランド だいたい、ちょっと興行的にコケたからって、それだけで作品そのものを否定するなんて可哀想です。この種の冒険活劇としちゃ、セットも、豪快でスピーディーな語り口も、第一級の出来映え。もし問題があるとしたら、レニー・ハーリンがあまりにストレートに往年の”海賊映画”というものを再生産したことで、イメージ的に時代錯誤感が拭えなかったことじゃないかな…。それとて、CGまみれのインチキなスペクタクルばかりの昨今のアメリカ映画の中にあって、十分賞賛に値するアナクロニズムだとぼくは思う。ジーナ・デイビスにも見放されたレニー・ハーリンだけど、まだまだ見限れないゾ!8点(2003-08-09 15:25:11)(良:1票)

126.  ヒート マイケル・マン監督の、というより、この種のジャンル映画中でもおそらく最高傑作のひとつ。矜持、友情、裏切り、仁義、哀愁、葛藤、悲劇的な愛、…そんな、「ギャング・暗黒街もの」のすべてがこの1本に最上のかたちで詰まっている。ここまでスタイリッシュで、男も、女も、ここまでカッコ良い映画もない。とにかく必見! と小生は確信しているんだけどなあ…。デ・ニーロがとにかく儲け役で、ヴァル・キルマーなんて、助演ながら本作こそが代表作だよなあ。3時間以上あるものの、全編に不思議な静けさとエモーションがみなぎっているので、アッと言う間。間違いなく「大人の映画」です。あえて差別的・セクハラ的言辞を弄するなら、「女・コドモ」にゃ見せてあげたくない!(あ、なんか削除されそうなアブナイ発言か…)10点(2003-08-04 14:21:43)

127.  ヌードの夜 この頃の椎名吉平って、キレた狂人(凶人?)役ばかりだったよなあ。いい味だしてたなあ…。名美役の余貴美子がなかなか良くて、竹中直人も抑えた感じがハマッていて、低予算っぽい”安さ”が漂うものの出演者は豪華。ただ、石井隆の監督作品の妙に凝ったカメラアングルと色彩は、逆に映像を窮屈なものにしている気がする。ファンには、その点こそが魅力なのかもしれないけど…。6点(2003-08-04 14:02:19)

128.  マッチ工場の少女 ロベール・ブレッソン好みの物語を、やはりブレッソン風のタッチで描いて、しかもブラックユーモア溢れる「喜劇」に仕立て上げるカウリスマキ監督の才気にゃ、ただただ感服。今に至る彼の映画のミューズである、カティ・オウティネンの根暗なコメディエンヌぶりにも圧倒されたものだった。常に虐げられてきたヒロインが、最後に「加害者」に転じる後半には、不思議なカタルシスさえあったもの。うん、傑作です。9点(2003-08-04 13:47:49)

129.  リフ・ラフ ケン・ローチの映画には、みんな満点をあげたい。それくらい好きだ、愛してる。リアルな日常生活の苦悩や社会の理不尽さ、人間の弱さ、哀しさ、そんなすべてをひっくるめて、「それでも人生は生きるに値いする」という彼の映画のメッセージに、どれだけ慰められ、力づけられたことか…。悲惨な毎日のなかにもユーモアがはじける瞬間があるってことも、特にこの作品でぼくは教えられたと思う。いろいろと悩める皆さん、ケン・ローチの映画には、そんなあなた自身がきっと生きているよ…。10点(2003-08-02 19:26:38)

130.  南京の基督 う~ん、真摯な内容ではあるんだけど、ちょっと映像が感覚的な”汚らしさ”を感じさせて…見ているのがツライ部分もあったなあ。ただ、富田靖子のカラダをはった演技だけは、痛ましくも健気だったから…。顔のあどけなさと、身体の豊満さのアンバランスさが、役にピッタリだとは言えるでしょう。6点(2003-07-25 12:57:24)

131.  ナチュラル・ボーン・キラーズ 映画と観客をナメとんのか、ワリャ! あまりにもうざったいスローモーションの多用と、ダサすぎるMTV的なカットつなぎ、反社会性を気取るアタマの悪いストーリー展開(タランティーノの名誉のために言っておくが、オリジナルシナリオはもっとマシな内容だった)の連続に、ずぅ~~~っとヘナヘナ状態。誰か、オリバー・ストーンに忠告してあげなよ。こんなの、映画じゃないって…。0点(2003-07-25 12:43:38)(良:1票)

132.  ムーラン(1998) ぼくも最近のディズニーアニメの中では、『アラジン』と並んで好きな1本。例によって、ディズニー調(ということは、アメリカ的にデフォルメされた)アジア像が鼻につくものの、『ポカホンタス』みたいな偽善臭はそんなに強くない。ヒロインの木蘭も、実に好感の持てるキャラクターになっているし。それに、皆さんもご指摘の通り、雪山のシークエンスはまさに圧巻。だのに、いかにも安直なクライマックスが、実に、実に惜しいなあ。7点(2003-07-24 12:56:41)

133.  最高の恋人 今やすっかり文芸大作路線の「巨匠」になっちゃったアンソニー・ミンゲラ監督にも、こんないい味出してる小品を撮ってた時期があったんだなあ…(しみじみ)。愛すべきダメ男のマット・ディロンも、いつもながらべっぴんさんのアナベラ・シオラも、よくぞこんな助演で出たなあと感心させられるウイリアム・ハートも、みんないい。下町情緒の醸し方も、実に魅力的だし。う~ん、チャーミングな映画であります。8点(2003-07-23 18:05:33)(良:1票)

134.  13ウォーリアーズ 体裁としては、北欧を舞台にしたスペクタクル史劇。なんだけど、ノリとしては、騎兵隊の精鋭たちがインディアンを相手に戦う西部劇ですな。だって、謎めいた一族が乗ってる馬にほどこされたペインティングは、どう見たってインディアンのそれと同じだし。このあたり、これまでも自作で西部劇へのオマージュを捧げていたジョン・マクティアナン監督の趣味が、遂に全開! といったところか。原作者マイケル・クライトンは不満だったろうけど、ぼくとしちゃ、マクティアナンの方にこそ肩を持つね。バンデラスのキャラクター設定も物語に趣向を与えているし、CGではなく”本物志向”なセットも重厚感たっぷりだし(そりゃア130億はかかるわなあ)、面白いじゃん、この映画!!8点(2003-07-23 17:55:07)

135.  学校の怪談2 確かに1作目に比べて、少々混乱気味か…とは思うけど、小学生のガキどもを使って、ここまでヴィヴィッドな演技を引き出すあたり、平山監督ほさすがっす。だのに、やはりというか、あまりと言えばあまりの酷評の嵐(泪)。『1』のところでも書いたけど、このシリーズ(『3』はのぞく)の「良さ」とは、あくまで社会的には周縁的存在である子どもとオバケが近しい者同士であること。ここでオバケたちは決して子どもたちにとっての脅威じゃなく、むしろ”友だち”がイタズラしておどかしているだけだってことを、はっきり分からせてくれる点にあることは何度でも指摘しておきたい。このシリーズ(くどいが、『3』を除く)の最大の魅力は、彼らがお互いに”遊んでいる”姿に、観客である子どもたちもまた全身で反応し、一緒になって楽しんでいることにあるのです。あの、映画館を揺るがす小学生たちの歓声や楽し気な悲鳴とともにこの映画を見たなら、きっとぼくの言っていることが理解していただけるはずです。。もしこのシリーズに「恐怖」を求めるなら、『3』をどうぞ。大のオトナ(金子監督のことっす)が本気で子どもたちを震えあがらせて、実質このシリーズの息の根をとめたという意味でも、ぼくにとっちゃ”ワースト”な作品なれど、きっと平山作品をケナす皆様にゃ受けるんじゃあるまいかと。…でも、ほんとにどなたか、このシリーズを愛している方はおられませんかぁ~! (↑の方、どうもありがとうございます!!  …号泣)8点(2003-07-23 16:48:41)(良:3票)

136.  マッド・シティ う~ん、基本的には好きじゃない映画にはコメントしないんだけど、これ、実は決して嫌いじゃないんだよね…。特にトラボルタ演じる少々オツムの弱い善人風「犯人」像が、なかなか興味深くて。それをマスメディアが煽って煽って大事件にエスカレートさせていく悲劇的展開も、十分意味のあるテーマなんだけどねえ。すべては、作品のツボをビミョーにはずした演出のミス。まるで1950年代の映画かと思わせる、何とも古臭い感じがつきまとう。もったいない。5点(2003-07-23 14:51:30)

137.  隣人は静かに笑う 何となく『ソード・フィッシュ』に似たテイストだけど、こちらのほうがより怪しくいかわがわしい臭いがプンプン。こういうストーリーを考えて、映画にしちまう監督は、よほどのパラノイアじゃないかしらん? そんな、’電波系”人間ならではの無気味さを、楽しめるヒトにはオススメかも。個人的には、ジェフ・ブリッジスがああなるラストって、いくら何でもあんまりだと、つい良識派ぶってしまいたくなるのですが。…あ、これってネタばれ?7点(2003-07-23 13:59:03)

138.  渚のシンドバッド ゲイであることをカミングアウトしつつデビューした橋口亮輔監督の長篇2作目は、何といっても浜崎あゆみの鮮烈な演技によって記憶され続けるのでしょう。が、別に同性愛がどうのこうのといった下世話な部分以上に、生き方が不器用な青春の肖像を、終始一歩引きながらも温かく見つめ続ける作り手の視線が素晴らしい。素直に感動し、少し胸が切なくなる佳作です。ただ、いつも思うんだけど、橋口監督ってどうして女優を必要以上にダサく撮るんだろう? ここでも、あゆみ嬢はチンケなイモねえちゃんだし…(それがまた良かったりするんだけど…って、フォローになってませんね。ハハ…)8点(2003-07-23 12:01:38)

139.  嵐が丘(1992) はっり言って、この程度の代物にレイフ・ファインズと坂本龍一は勿体なさすぎる。ほとんどテレビの水準の安い演出で、原作の香気もなにもない、単なる絵解き芝居じゃん。ジュリエット・ビノシュは…この程度の作品で十分なイモ姉ちゃんぶりでございます。ガッカリ…。4点(2003-07-16 17:26:26)

140.  ベスト・フレンズ・ウェディング ストーリーも、展開も、けっこうありきたり。なんだけど、これくらい監督のセンスを感じさせる映画も最近じゃ珍しい。特に、音楽の使い方がバツグンで、ミュージカル映画の新たな可能性すら見た気がした。ハッキリ言って、単なるラブコメなんかの水準をはるかに越えてます。素晴らしいです。これでダーモット・マローニーがハズレじゃなかったら、満点だったのに。 《追記》久しぶりにBSにて再見。いや〜、やっぱりムチャクチャ素敵かつ「うたごころ」にあふれた傑作! でした(オープニングタイトル場面の、MGMというよりは往年のパラマウント的な色彩感覚!)。そしてダーモット・マローニーが、実は得なようでいて損な役回りを、ほとんど何を考えてんだコイツ的「無意識過剰(?)」と希薄な存在感で演じこなしている・・・と再認識。申し訳ない、マローニー殿。[映画館(字幕)] 9点(2003-07-16 17:04:38)(笑:1票) (良:1票)

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