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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
121. 真夜中の戦場/クリスマスを贈ります 《ネタバレ》 第二次世界大戦末期1944年12月のアルデンヌ高原が舞台の戦争映画です。「バルジ大作戦」や「パットン大戦車軍団」とは異なり、派手なドンパチもあまりなく、雪深いアルデンヌの森を背景にして淡々と映画は進みます。ヒトラーが最後の賭に出たバルジ大作戦が始まり、アメリカ軍の一個小隊が孤立することになります。彼らは夜ごとの歩哨に立つウチ、敵であるドイツ軍と奇妙な交流をはじめることになり、やがて一緒にクリスマスを祝うことになります。そうやって心の交流が始まったかと思ったところで、まだ戦争中なのだと言うことを実感させられる事件が起こります。ドイツ軍が彼らに降伏を申し出て、それを受け入れた彼らとドイツ軍の間で、まねごとの撃ち合いが始まるところで、ゲイリー・シニーズ演じる兵士”マザー”(←彼の手柄とするために小隊の他のメンバーが画策していたので、何も知らされていなかった)が、味方がドイツ軍に襲撃されていると勘違いして、ドイツ兵を撃ち殺してしまいます。その騒ぎの過程で”ファーザー”が撃たれて死んでしまいます。ドイツ兵は皆殺され、彼らは”ファーザー”の遺体を運びながら、ドイツ軍の包囲を突破しようと試みます。何かキリストを彷彿とさせるようなシーンがあり、最後にどういう手段をとるかは伏せますが、戦争映画らしからぬ淡々とした描写に心を打たれます。実際に、アルデンヌの戦場には新兵が多かったことを知っているので、小隊のメンバーに若い兵士が多いのもニヤリとさせられます。”ノット”(イーサン・ホーク)に上官が命令するシーンが、戦争の非情さを感じさせます。 9点(2003-11-23 19:48:12)(良:1票) 122. チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁 《ネタバレ》 撮影時40歳近いのに、あれだけ色っぽいジェニファー・ティリーの魅力を堪能する映画でしょうか。声も可愛いいよね。お笑いホラーコンビの夫婦漫才道中には、楽しませてもらいました。皿洗いの話とか、一緒に観ていた彼女がよくわかると共感しておりました(は、反省(汗))。結局口は威勢よいけど、彼女の尻に敷かれっぱなしなチャッキーが情けなくていいですね(どこでも女性は強いです(しみじみ))。後半の場面で、「この話は3,4回映画になるくらいの云々」という件は笑ってしまいます。7点(2003-11-22 21:30:01) 123. チャイルド・プレイ3 《ネタバレ》 アンディがあんな風になってしまったとはねえ。陸軍幼年学校が舞台だから、チャッキーと銃撃戦でもするのかと思ったら、最終決着は遊園地ですよ(苦笑)。前作で人形のままになったことが確定したはずなのに、まだ人間の身体を求めるチャッキーには笑っちゃいます。黒人少年もかわいげがないし、あんな風に簡単に他人宛の郵便物をかっぱらうのもいけないよね。それに、あの同僚の気の強い少女も、あれだけ銃の腕がありながらチャッキーとの対決で負けちゃうし、なんか納得できないですね。アンディはPLAYBOYを隠し持っているし(あれは月刊だよね?(笑))、大人になった割りには、チャッキーごときにビビるのは卒業しろよ(笑)。5点(2003-11-22 21:23:22) 124. チャイルド・プレイ2 《ネタバレ》 グッドガイ人形はあんなデカい工場で作っていたんですね。それにしても、誰があんな焼け焦げた人形を改修して再生しようと思うんでしょうね(苦笑)。ま、そうしないと話が始まらないんだけれどね。あの生意気なカイルは、犠牲者になるのかなと思ったけれど、最後には"好いお姉ちゃん”になってしまって、好感上がったけれどね。迷路のようなグッドガイ人形の箱は圧巻です。心臓を打ち抜かれていないままなら、あんなにめちゃくちゃされてもチャッキーは頑張っちゃうんだね。7点(2003-11-22 21:17:11) 125. 大誘拐 RAINBOW KIDS すべては北林谷栄のためにある映画です。おばあちゃん最高!8点(2003-11-21 20:32:47) 126. シックス・センス あれ、書いてなかったんだね、このレビュー。ということで書きます。ひとことで言って、「やられました」。オスメントが部屋に帰ってきて、母親が出迎えるシーンとか、ウィリスが奥さんとレストランで待ち合わせるシーンとか、今考えると不思議な感じだったんですよね。好い意味で期待を裏切ってくれた傑作です。楽しませてもらいました。8点(2003-11-21 18:09:21) 127. HANA-BI 私はこういうの結構好きなんですよね。ピカレスクロマンではあるのですが、岸本加世子が出てくることで、夫婦愛をテーマに出してきて、ラストの海岸に響く銃声2発には感動してしまいます。「あそこまで人生無茶苦茶してきたら、最後はああするしかないのかな。」という悲哀が印象深い作品だと思います。8点(2003-11-21 17:59:51) 128. プロジェクト・イーグル いいなあ、巨大扇風機のシーン(笑)。ああいうコミカルなのはジャッキーの映画に絶対欲しい要素だよね。昔の香港時代のビンボー臭いのと同じくらい好きな作品です。7点(2003-11-20 18:36:54) 129. WHO AM I? そうだったね、山本未来が脳天気なねーちゃんで出てましたね(って、ジャッキーの映画にそのてのおねーちゃんは付き物ですが(笑))。それからケインはあの冒頭の飛行機のシーンだけ?(笑) 絶対にいそうにないジャッキーの原住民姿も変だったねえ。カーチェイスは相変わらず一工夫していて、駐車するシーンとか笑っちゃいました。7点(2003-11-20 18:28:09) 130. セブン・イヤーズ・イン・チベット こんな山奥にまで戦争の影響が出ているというのは驚きです。さすが七つの海を支配したイギリスです(苦笑)。必死に捕虜になる運命から逃れ、チベットに辿り着いたブラピが、やがて戦争後、チベット独立闘争を目の当たりにすることになるわけですね。ただ、難点として、ダライ・ラマをちょっと好く描きすぎの気もします。これはアメリカ映画だからかな? 中国のチベット政策を批判し、アメリカの知識層の中にはチベット仏教やダライ・ラマの信奉者が多いから、鵜呑みにはできない描写ですね。7点(2003-11-20 12:07:02) 131. セブン グイネス・パルトロウが可哀想な人妻を儚げに演じています。この時の彼女は好きだったんだけどね。ケビン・スペイシーの犯人が猟奇的な殺人を続けるわけですが、あの荒野でブラピに届けられた宅配便はビックリものですよね。7点(2003-11-20 12:00:55) 132. ゼイラム これは後に「ミカヅキ」でこけた雨宮監督の傑作だと思います。コンタクトレンズのCMに出ていた目が大きい可愛い女の子だった森山裕子が宇宙人賞金稼ぎイリアを好演しています。こういうクールな役も案外好いね(微笑)。あつむさんも書いてるけど、”ポワトリン”でディアブル役を怪演した蛍雪次郎さんが、とぼけた電器屋のオヤジを演じて好い味出してます。ちなみにどうでもいいことですが、昔阪神タイガースの監督をしていた中村勝広さんを、我が家では”ディアブル”と呼んでいました(笑)。話を戻して、宇宙から地球を侵略しに来たのかどうなのかよくわからない謎の物体”ゼイラム”(実は戦闘用アンドロイドだって)をイリアが退治するという話です。わけのわからない物体の様子は、ぜひビデオでも御覧あれ(私なりの表現をすると、お経をBGMにした椎茸野郎です(笑))。ラストの記念写真のシーンが好きですね。 8点(2003-11-20 11:54:34)(笑:1票) 133. スリー・キングス 最初は強盗まがいの話だったのに、いつの間にか感動の脱出ものに変わっているのが面白かったです。軍上層部というのは頭固いんだね。7点(2003-11-20 11:43:10) 134. スピード(1994) 面白かったですね。まさにスピード感あふれる演出で、どうなったら終わりが来るかということが観客にわかっているだけに、ハラハラドキドキも増します。ただ、飛行場に待避するまでの間、80キロ以下に落としてはいけないはずなのに、カーブを曲がるときの様子はどうみても40キロくらいにしか見えなかったのが残念!でも、最後まで息をつかせぬノンストップアクションが堪能できますね。8点(2003-11-20 11:28:36) 135. スピーシーズ/種の起源 いろっぺーエイリアンねーちゃんがいいんじゃないですか!(笑) 皆さん、見方を間違ってます(爆)。7点(2003-11-20 11:24:49) 136. スティーブン・キング/ランゴリアーズ<TVM> あの得体の知れない口お化けはなんだったんでしょうね。飛行機がタイムスリップするのはいいけど(ホントにそうか?(笑))、あの怪物の正体や意図がまったくわからないのが不満でした。でもおもしろかったけどね。7点(2003-11-20 11:05:42) 137. シンドラーのリスト ナチスの教育は小さな女の子にさえユダヤ人迫害を平気でさせるほどに浸透していたんですね。収容所の所長が狩りのつもりでユダヤ人を射殺するのには呆れました。ひとりユダヤ人を救うために手を尽くすリーアム・ニーソンの演技に感動します。8点(2003-11-20 10:52:32) 138. JFK 暗殺の真相は、けっきょくハッキリとはしなかったよね。あくまでも地方検事の主観であって、ひとつの提案としては面白いけれど、誰もが納得するかと言われれば疑問が残ります。7点(2003-11-20 10:30:17) 139. シークエスト テレビシリーズは面白いですよ。その点、「スターゲイト」と同じ(笑)。6点(2003-11-20 10:24:30) 140. レオン(1994) 《ネタバレ》 牛乳を飲む孤独なスナイパーのジャン・レノが、少女を守るために、最後は命を懸けるのは泣かされます。ナタリー・ポートマンがレオンの雇い主に軽くあしらわれるラストは虚しさを感じますね。憎々しげなゲイリー・オールドマンも好演だけど、クライマックスでジャン・レノが彼に手榴弾の(抜いた)ピンを渡すシーンは、ハッとさせられて、同時に虚しさ爆発です。 <2004年6月3日追記>ところで、前半のマチルダ一家惨殺シーンで、オールドマンが盛んに「ベートーベンがどうのこうの」と言うんだけど、同じ年(1994年)に「不滅の恋/ベートーヴェン」でベートーベン役をやっていたことを考えると、あの音楽家が薬中でイカれた感じがして楽しいですね。 どうせだったら、BGMでガンガンに「レオノーレ第3番」でもかければ好かったのにね。8点(2003-11-20 06:44:11)
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