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121.  ひろしま(1953) 現在であればCGなどをふんだんに使って制作できるところを全てセットとエキストラで対応してここまで の臨場感を演出したことに驚きます。 まだ原爆の記憶が残っていて実際に体験した人たちも参加しているということが、さらにリアルさを出して いるのだと思うし、あの時代でなくてはこの作品は制作できなかったと思う。 それにしても松竹が削除を求めた箇所(①爆弾投下した米パイロットが地上にいる市民に同情などしないとい う告白が学校で放送されるシーン、②病院で米国は無辜の市民を原爆のモルモットにしたと高校生が語るシーン、 ③原爆で死んだ人の頭がい骨を集めて米人に土産物として売ろうとするシーン)がもし削除されていたら、この 映画の価値は半減していたと思うので、苦渋の決断だったとは思うけども、要求を断った制作側には敬意を表 したい。 それにしても終戦特集でEテレで放映されるまでこの映画の存在は知りませんでした。まさに忘れられた映画と なっていたということ。その理由が、この映画がイデオロギー色が強く、東西冷戦が激化するなかで米国を刺 激しないようにとの忖度が働いたというのは、あまりにも酷いはなし。 平和や反戦を求める声に「アカ」と罵声を浴びせる風潮が今も残っているのは悲しいこと。[地上波(邦画)] 6点(2019-08-20 16:40:00)《改行有》

122.  ホワイトアウト(2009) 《ネタバレ》 評価があまりよくないので期待はしませんでしたが、意外と楽しめました。 プロットは単純だしたぶん犯人はこの男、と思われる人間がそのまま 犯人ではありましたが、やはりこの作品の味噌は謎解きよりも南極を 舞台にした物語というところでしょう。 その割にはカメラアングルが今一で、南極の自然のスケールの雄大さ が表現できていないのが残念ではありますが、寒さは十分伝わっては 来ました。やっぱり夏に見て良かったですね。 ラストのシーンは不評ではありますが、まああの場合手錠をかけるより ああするよりしようがなかったような気もします。 彼女は指二本失いはしましたが、過去のトラウマを乗り越えてハッピー な終わり方だったと思います。[地上波(吹替)] 6点(2019-07-10 22:57:46)《改行有》

123.  ザ・リング 《ネタバレ》 筋は分かっているのだけど、それなりにドキドキ感は味わえました。 でも欧米とホラーに対する感性が違うのか、日本人が感じるような おどろおどろしさはいまいち表現できていなかったような気がします。 やはり土地柄の違いなのでしょうか。 それにしても日本版も含めてやっぱりひっかかるのが、サマラ(貞子) と殺される人たちとの関係。確かにサマラは井戸に放り込まれて7日間 苦しみ抜いて死んでいったのはそりゃあ悲惨ではありますが、青春 まっただ中で殺された罪の無い高校生たちにはまだまだこれから楽しい 人生が待っていたはず。それをいわれなく呪い殺されてしまったので は相当な無念さや恨みが残ったはず。それはサマラのそれと比較しても 遜色ないはずで、今度はサマラが皆から呪われて苦しむ番になって しまうのではないでしょうか。私ならそうしますけど。 評価点は呪われると怖いので6点にしておきます。[地上波(吹替)] 6点(2019-07-03 20:48:40)《改行有》

124.  依頼人(1994) 《ネタバレ》 ここでの評価が結構高かったので期待したのですが・・・・ 「グローリア」みたいなハードなテンポの良いお話かと思ったらなんかまったりとした感じで 全編イライラさせられました。 世間知らずで無軌道で弁護士を振り回す少年や生活力の無い母親にあまり共感が感じられず、 いわば自業自得なんだからさっさと消されてしまったらどうなの、とか思ってしまいました。 マフィアもエレベータの中でさっさと刺殺しておけばよいものを何度もドジ踏んで怖さが 感じられませんでした。 結局マフィアとつるんでいた悪徳議員の死体は見つかったけど、剃刀にいさんも 組織内で処刑されてしまって、結局FBIは何をしたかったのかさっぱりでした。[地上波(吹替)] 4点(2019-06-11 16:33:35)《改行有》

125.  RONIN 《ネタバレ》 デ・ニーロとジャン・レノのファン、カーチェース好きの人、フランスの観光めぐりをしたい人 以外は、正直言って観てもつまらない映画なのでは。 ストーリーは全くひねりもなく、銀のケースを巡って争うだけのお話。しかも最後までケース の中身は分からずじまいで、観てる方が適当に考えて下さいという感じ。 単にカーチェースの映画を作りたかっただけで、物語などどうでも良かったのではと思って しまった。 最後に、実はデ・ニーロはアイルランドの大物テロリスト暗殺が目的で、そのおかげで和平が 結ばれたというのが落ちではありますが、その前に、フランスであれだけ一般人を巻き込んで、 大暴れして、たぶん死傷者数はアイルランド紛争のそれよりも多かったのではないだろうか[地上波(吹替)] 4点(2019-06-05 19:03:07)《改行有》

126.  エージェント・マロリー 《ネタバレ》 ここでの評価が微妙だったのでまじめに見るべきかパスするべきか迷いましたが、結局観終わった 感想は、まあまあかな、というもので誉めるような作品ではないものの、激しく批判する気にも ならず、まあ娯楽作品としては楽しめたかなあという感じでした。 その理由が、ストーリーが良く分からないし、各登場人物の素性もはっきりしないために、突っ込み どころもはっきりしない内に話が展開して終わってしまったというところにあるのかもしれません。 これを意図的に行ったのか、それとも制作する側の適当さによるものなのか定かではありませんが こういう作り方もありなんだなあということに気づかされた作品でした。 以下突っ込みどころを言わせてもらうと、 ・会社を辞めて顧客を奪われることを心配してマロリー嬢を抹殺するなら、あんな手の込んだ計画  立てずにケネスが隙を見てズドンとやって、どこかに埋めてしまえばよくね ・あの配役なら黒幕はマイケル・ダグラスだろうと思ったのだけど、なんかどうでもいい役で出ていた ・バルセロナの事件で利益を得たスチューダーは結局何のお咎めもなかったのか ・ロドリゴは結局マヨルカでのんびり暮らしたいからあんな込み入った計画を立てたというのか ・そもそもバルセロナの計画は超一流のエージェントを投入して行う価値があったのか ・スコット君はカフェでたまたま巻き込まれた一般人なのに、切迫感、危機感がなく、悠長にマロリー  嬢の逃避行に付き合うとはすごい度胸。彼こそエージェントの素質あり 最後に格闘シーンはみなさんがおっしゃるようにセガール作品などから比べると、なんか迫力あり ませんでした。撮り方が悪いのか、役者の力不足なのか、セガールが無敵すぎるのか[地上波(吹替)] 6点(2019-06-04 09:27:45)《改行有》

127.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 以前アメリカで予告編をテレビで見て、筋がある程度予測できたので 本編を見たいとは思わなかったのですが、今回改めて観てみると やっぱりコロンボのように最初から犯人が分かっている倒叙形式 ドラマと同じで、謎解きの面白さは半減してしまいました。 その分人物描写やプロットは丁寧に作られていてそれなりの 水準に達している映画ではあります。 正体がばれた後の部分は息つく暇のない展開で見ごたえは ありました。 火掻き棒女VS包丁女の対決というのはそれまでの流れからは ちょっと唐突で、他の人がターミネータと言っていた意味 が分かりました(私的にはセガールの沈黙シリーズを彷彿と されました)[地上波(吹替)] 6点(2019-05-08 18:55:04)《改行有》

128.  ヒート 《ネタバレ》 ここでの評価が高かったので期待して観ました。 パチーノとデニーロの心理的駆け引き、登場人物の人物描写や背景描写などもうまく描かれていてテンポ も良く、十分楽しむことができました、ただし前半までは!! ところが後半で全くリアリティのないドンパチが始まって急に興ざめ。 そもそもそれまでのような綿密な計画もなく、素人丸出しのような白昼堂々機関銃だけもって銀行を襲えば、 成功する可能性はほとんどないのは分かりそうなものなのに、プロならもっと計画練ってちょうだいよ。 おまけに警官隊に包囲されてたった3人で応戦して弾は全く当らず、警察官はバタバタと倒されるわ、 銃撃戦のさ中にも買い物カート押しながら呑気に逃げ惑う通行人はいるわ、でいきなりB級バイオレンス 映画になり下がってしまった。 これならせめてデニーロチームも50人くらい集めてとことん撃ちあって、48人は現場で射殺されましたとさ、 ぐらいにしてほしかった。 あのシーンを除けば2大スターの共演は見ごたえがあったので、残念な限り[地上波(吹替)] 6点(2019-04-19 23:09:00)《改行有》

129.  ソルト 《ネタバレ》 最初から最後まで息をつかせぬめまぐるしい展開で、見終わってもああ面白かったとは 言えず、消化するのにはしばらく時間がかかりました。 やや現実離れしているとは言え、娯楽作品としては十分楽しめたと思います。 私なりの解釈では、 ① オルロフの狙いはウィンタースによる米国核兵器での中東主要都市への攻撃 ② ソルトはその為の陽動作戦と偽装工作に利用されただけ ③ ソルトは夫マイクの献身的な愛情に良心が目覚めロシア大統領を暗殺する指示     には従う気はなかった。 ④ しかしオルロフが現れた事で作戦決行を知り、夫の身の危険を察知し、拉致され   たと知ると彼を救出するためにはロシア大統領暗殺を偽装するしかないと考えた ⑤ ホワイトハウス襲撃もオルロフの計画の内で、ソルトを利用して大統領に核兵器   のボタンを準備させ、後はウィンタースが最終行動を行う筋書きだった しかしオルロフはここまで周到綿密な計画を立てておいて、ソルトの良心の目覚めには 気が付かずあっさり殺されてしまうほど鈍感だったのだろうか。彼女が夫婦生活を 優先させる為に内勤に変わろうとしていたことはウィンタース経由知らされていた はず。当然彼女の自分への忠誠心に疑念を持ってしかるべきなのに気が付かなかった そんな鈍感な人間に長年に渡る計画を実行できるのだろうか。ここでもまた“恐ろしいほど 冷静沈着な黒幕が、最後には情けないほど無様に殺されてしまう”というお決まりのパターン にいささか興ざめしました。 またホワイトハウスでソルトは一体何をしようと思ったのだろうか。同僚が暴走して 殺されてしまい自分も追い詰められてしまったのは分かるが、なぜ大統領を地下の 作戦室まで追いかけて行ったのかは不明。そこから脱出すべきではなかったのか。 テッドの最後の計画を知っていてそれを阻止しようとしたのであれば分かるが、どう みてもテッドがスパイだと気が付いている様子はなかったと思います。 最後の中途半端な終わり方は続編を作る意図が見え見えだと思ったのですが、彼女との 契約がうまくいかなかったのでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2019-04-16 20:42:26)(良:1票) 《改行有》

130.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 女優の卵と売れないジャズピアニスト、それぞれの出会いと挫折と成功と別離、確かになーんかどこかで観たような、聞いたようなお話で新鮮味は全くなく、成功するきっかけも非常に安直で、ストーリーに期待すると完全に裏切られることになる。 しかし時代設定が現代であるのに、暴力もドラッグもセックスとも無縁で(夜中に女性が一人で道を歩いていて大丈夫?)、 スマホやSNS中毒もなく(映画館で待ち合わせて相手が来なければ即スマホで連絡するでしょ)、描かれた世界は健康的で明るく夢のあるアメリカ。 現実にはこんな世界はもはやあり得ないわけだけど、人はだからこそ一時酷い現実から逃避して夢の世界に浸りたい、古き良き時代に戻りたいという欲求をみな持っているのではないだろうか。その為の映画だと思えば納得もできるし、心地よさや安心感に浸らせてくれる映画だったと言えます。 それにしても最初のオーディションでミアの顔が大写しになったシーンは、女優さんには失礼ではありますが、正直8K放送だったら無理があっただろうな、などと感じてしまった[地上波(吹替)] 6点(2019-02-10 16:19:34)《改行有》

131.  コラテラル 《ネタバレ》 ここでの評価が意外と高かったので録画して観賞しました。 非情な殺し屋が次々とターゲットを消して行くお話の割には殺伐感も残酷さもあまりなく、ラストの 後味も悪くなく、テンポの良い展開で結構楽しめました。 思えば、トムクルーズの初めての悪役物とはいうものの、妙に説教臭くて、しかも全然凄腕じゃない。 殺した相手が窓から転落して早くも正体がばれてしまうわ、ディスコじゃ何の計画もなくドンパチ撃ち まくるわ。そして最後はしがないタクシー運転手と地下鉄の中で撃ちあってやられてしまう、って、 殺し屋らしくクールでカッコよかったのは最初のトランスポーターのおっさんとカバンを交換すると ころだけだったような。 しかも殺しの合間に温情からかマックスの母親のお見舞いに行き、彼に隙を見て逃げられてしまうドジぶり。 一方でやたら律儀で、計画狂いまくりなのに契約履行の為にわざわざ5人目を殺しに行ってしまうとは。 思えば、殺しを依頼した側を除けば、根はいい人ばかりで真の悪人は誰も登場しない、ハードボイルド というよりも人情話のようなお話でした。 さて明日の裁判は一体どうなるのでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2018-08-06 23:10:14)《改行有》

132.  クーデター 《ネタバレ》 いやあ~確かにここで皆さんがおっしゃる通り、主人公一家が武装して暴徒化した民衆から徒手空拳でひたすら逃げるだけのプロットなのですが、次から次へと絶望的状況が続き、まさに息つく暇なく最後まで見てしまったという感じでした。普通なら鬱陶しい途中のCMになんか救われたような気分になってしましました。 現実にアルジェリアのプラント施設やダッカのレストランで日本人がテロにあった現実を知るだけに、決して絵空事ではなく世界のどこでも起こりうる話で、並みのホラー映画よりもよっぽど恐ろしい映画でした。あの家族はあの後普通の生活に戻ることができるのでしょうか。 映画の中でピアス・ブロスナンが触れていましたが、災難にあったアメリカ人家族には同情してしまいますが、しかし先の大戦で超大国となったアメリカが世界各地で自国の利益と自国企業の利権を守るために行ってきた数々の蛮行を考えると、民衆=悪、と単純化できないところもあると感じました。 それにしても米国の映画やドラマは現実の地名などを平気で使うのだが、最初の飛行機の行き先を示す地図や文字、逃げ込む先がベトナムであることなどから、具体的国名は言わないものの舞台はカンボジアであることが明らか。その方が観る側にとってはリアリティがあってよいのですが、果たしてクレームとか出なかったのでしょうか。それとも何でもかんでも架空の名称でしか表さない日本の制作側が気にしすぎなのでしょうか。[地上波(吹替)] 6点(2018-08-03 23:50:28)《改行有》

133.  JFK 《ネタバレ》 JFK暗殺事件については、誰の目にも陰謀が明らかで疑惑を持てる十分な証拠もあるのに、真実から目をそむける米国の実態は、何度も繰り返される銃の乱射事件にもかかわらず、銃規制の世論が盛り上がらないことと共通点があるように思えてしまう。これが自由と民主主義の伝道師をきどる米国の実態ということなのだろう。先の大戦で一人勝ちし巨万の富と利権を得た米国は、戦争継続によりそれを維持する事が最大の目的になってしまったように思える。 但し、陰謀論については、あまりにも鮮やか過ぎるところが、どうも腑に落ちないところではある。 もともとアバウトで大まかな国民性の米国人。日頃はバラバラの組織である海軍、陸軍、CIA、FBI、ダラス警察、シークレットサービス、そしてマフィアまでもがこうも見事に力を合わせて、緊密に連携して、練りに練った陰謀を実行できるものなのだろうか。作戦準備から現場の実行グループ、そして事後の証人の抹殺まで関わった人間は相当数にのぼるはずで、情報を全くもらさないことは可能なのだろうか。 そもそも米国の過去に成功したと言われる軍事作戦は、人海戦術と最新兵器に物を言わせたものであり、作戦計画そのものはお粗末なものが多い。ノルマンディ上陸作戦、沖縄戦、硫黄島上陸作戦、ベトナム戦争しかりである。 それがJFK暗殺においてはかくも完璧な作戦を実行する能力があるとはどうもにわかに信じられない。 こんな実行能力があるなら、カストロなどはとうの昔に暗殺されていてもおかしくないのではないか、などとも思ってしまう。[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-07-24 20:33:03)《改行有》

134.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 この映画ってファンタジーだったんですね。 原田知世の頃からタイトルは知っていましたが、現在と過去を行き来して悪を倒すとかいうお話かと 思って特に興味はなかったのです。 こんな高校生の日常と心情を淡々と描いただけのお話とは全く想像していませんでした。 タイムリープは単なる仲良し3人組の心の機微を描く為の小道具に過ぎなかった、という感じなので しょうか。 多分10代の頃とかに観たら、意外と感情移入できたかもしれませんが、素直にストーリーを受け入れるに はあまりにも人生経験と常識がつきすぎて汚れてしまった自分には、正直これは無理と感じましたね。 汚れてしまった自分には、折角回数が限られたタイムリープできる能力を手に入れたのなら、そんな くだらないことに使うんじゃなくて、3.11や9.11の直前に跳んで行って人々を救えよ、とか考えて しまうものですから。[地上波(邦画)] 5点(2018-07-21 20:56:34)《改行有》

135.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 ここでの評価が芳しくなかったので期待せずに観賞しましたが、むちゃくちゃ面白かったとは言えない ものの、そこそこ楽しめました。確かにこの映画、自分の超能力に気付いた風采のあがらない男が、 一躍ヒーローになって悪人をばったばったと倒す、というスカッとするようなテーマでは全くないです。 それを期待すると確かに失望させられますし、ストレスがたまりますね。 これは自分の超能力に気付いた男の葛藤、致命的な肉体的ハンデを負った男の心の屈折、そして両者の 交流と反発、さらには家族との確執などを描くことがテーマだったと思いますし、そういう角度で見ると 案外名作ではとも思えます。何となく雰囲気から「デッドゾーン」を連想しました。 普通はヒーローに対する悪者の構図のところを、ヒーロー対ヒーロー待望者という構図にしたのがこの 映画のミソであり、評価したいと思います。 確かにダンとイライジャの描写がいまいちなところは感じます。ブルース・ウィリストとサミュエル・ ジャクソンがそもそもあの役にはミスキャストだったような気もします。 また、列車事故の後、ダンが全く無傷というのではなく、かすり傷程度は負わせた方がリアリティが増した のではないかと思います。 いずれにしても私的にはもう一度見てみたいと思うような余韻を感じさせる映画でした。[地上波(吹替)] 6点(2018-07-05 13:56:22)《改行有》

136.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 冒頭の記者会見からサイン会あたりまでの部分で一気に 引き込まれ、一体この話をどう収束させるのか期待しまし たが、終盤にかけていつもながらの過剰演出で、終わり方 もなんとなく予期するものでした。 警察も簡単に犯人もその襲撃者もみな取り逃がす醜態ぶり も相変わらずのパターン。 そもそも殺人事件が22年前という設定は、殺人の公訴時効 廃止により避けられないものであったとはいえ、登場人物 がみな若すぎるという違和感を生んでしまって、せめて10年 ぐらいであればもっとリアリティがあったと思います。 それにしても犯人は不死身ですね。あれほど腹を思いっきり 刺されて止血もされずに助かったのですから、最後の一撃でも 死なずにピンピンしていたのでは、などと冷めた見方をして しまいました。[地上波(邦画)] 6点(2018-06-12 08:41:59)(良:2票) 《改行有》

137.  陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 わけありパパと娘の逃避行は陳腐なプロットでしたが、朝出勤したら オフィスが消えていた、というイントロには引き込まれました。 しかしここでの感想が地味だ地味だと言われていたので、もう少しリ アリティのある作品かと思ったのですが、まあ関係のない人が殺され 放題で、死体安置所から溢れだしそう。 もっと手っ取り早く原爆でも落として街ごとふっ飛ばしてみたら、と言いた くなります。 そもそも事故の隠蔽のためにあんだけ人殺すのなら、武器と交換などせずに 取引国の方を殺戮してリチウムを奪った方が簡単だったのでは、などと思って しまう。まあ娯楽として軽く見るにはそれなりに楽しめました。[地上波(吹替)] 6点(2018-04-25 19:45:40)《改行有》

138.  名探偵コナン から紅の恋歌 《ネタバレ》 黒の組織(そもそもあいつら経済力で中国に大差をつけられ少子高齢化が進む落ち目の日本で一体何をやっているのやら。米国や中国で活躍できない落ちこぼれ集団なんでしょうか)が全く関係せず、お子様用客寄せパンダの少年探偵団も控えめな作品ということで、迷宮の十字路以来の出来栄えを期待をしていたのですが(制作側にも二番煎じを狙った意図がありありでしたが、あのしっとり感や丁寧な描写は皆無)、劇場版相棒を意識したのか、最初からやたら派手にドカンドカンとやらかしてその時点ですっかり興ざめしました。 十字路に続いて平次と和葉の恋のさや当てをもう一つのテーマにしたのも無理があったと思います(っつうかあまりにも平次がでしゃばり過ぎ)。 2時間の枠内で描ききるには、競技かるたや百人一首というテーマは奥行きが深過ぎて、上っ面をなでる程度で終わってしまった感が強かったです。 昨年のヒットNo.1邦画なのだそうですが、この内容だと従来の若年層にも大人にも満足できなかったのではないのでしょうか(特に子供には理解不能?)。やっぱり従来のお子様向け娯楽作品に徹した方が罪は少ないと思います。[地上波(邦画)] 4点(2018-04-21 14:44:50)(良:1票) 《改行有》

139.  四月は君の嘘 《ネタバレ》 不謹慎ではありますが、いったいカオちゃんはいつになったら発病するんだ、とか思ってしまいました。テンション高いし、もりもり食べてるし、走ってるし、橋から飛び込むし、で自分よりもずっと元気じゃん。こんな元気な「重篤な死の病」ってあるの、っていう感じではありました(最後のシーンで一体どこを手術したんだ?)。 マンガの方は未読で映画がどこまで原作に忠実なのか分かりませんが、映画を見る限り、目新しいテーマではなく、ヒネリもなく、季節はいつもながらの満開の桜の春、そしてラストも月並みでオチもなく、強いて言えば超ありふれたお話のところが最大の見どころなのでしょうか。 とは言え、男女が出会えばすぐにHに発展するのが当たり前の今のご時世で、セックスともイジメとも無縁の4人の仲良し高校生の清く正しいグループ交際は返って新鮮に感じてしまいました。従って後味は悪くはなかったのですが、多分心には残らないでしょうね。[地上波(邦画)] 6点(2018-03-30 18:23:24)《改行有》

140.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 真犯人が現れてからラストまでのスピーディーかつスリリングな展開に一気に引き込まれました。 しかしそれに至るまでは正直さんざん苛立たせられましたね。特に犯人探しの部分はあれじゃあ 人権問題だし、決して肯定されるものではありません。そもそも警察を首になった情緒不安定 な人間が航空保安官に採用されて飛行機に乗ること自体問題でしょう。 最近リーアム・ニーソン主演の映画が地上波で何本か放映されましたが、どれも彼の演技には 苛立たせられました。吹き替えのせいなのかそれともそういう所を狙って作られているのでしょうか。 乗客がビルに反撃する際には、さっさと頭をカチ割ってしまえ、急所を狙え、とか思ってしまい ました。彼が犯人ならあんなに手間取っていてはだめですよね。 結局犯人は3人だったということになる(もう一人の航空保安官、眼鏡、黒人)ようですが、動機が 今一つ分かりませんでした。眼鏡が言っていた3000人がどうのこうの、自分の父親が犠牲者の一人 というのは、どの事件をいっているのでしょうか?9.11のことなのでしょうか? 他の人も書いていますが、この種の姿なき犯人物は、正体を現すまでは超人的な行動をするのに 姿を現すと突然凡人と化す毎度のパターンをなんとかしてもらいたいところです。[地上波(吹替)] 6点(2018-03-18 17:24:10)《改行有》

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