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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
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121.  ブロークバック・マウンテン そもそも友情なのか愛情なのか、欲望なのか、そこが良く分からなかった。羊番の過酷な仕事によるストレスや酒に酔った勢いで、つい魔が差して興味本位でヤっちゃった感があって、二人の秘密だ忘れようって言ってたのに、もともとノーマルだった人間がたったひと冬の不思議体験を二十年も引きずるのだろうか。それこそさっさと忘れてしまいたい出来事なんではないだろうか。そんな疑念を抱いてしまうのは、この二人が案外あっさりそういう関係になってしまったからで、そこに至るまでの、友情を突き抜けて愛情に変わってしまうほどの決定的な事件や、それが無いにしても徐々にお互いを求め合う心の変化なんかをもう少し時間をかけて丁寧に描いてくれれば、こんな私にも理解できたのではないかと思う。もしくは最初の冬はプラトニックな関係くらいでも良かったかもしれないとさえ思った。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-14 18:11:51)

122.  ヒューマンネイチュア 題材は深い。文明はパンツ。文明の対義語は自由。文明を受け入れた人間は自由を失った。パンツを履かなくてはならない。本能を抑える理性が無くてはならない。ラスト、アスファルトの道路から森へ裸で入っていったパフ。そこが文明と自由の境界線だったのだが、その後の車のシーンにはちょっと驚いた。ライラとの約束は?人間も動物もエロの部分は同じ、エロだけが文明と共存した自由ということか。深い。面白い題材なのでもっと面白い監督に面白く撮ってもらいたかったかな。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-03-12 16:18:15)

123.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 意外と面白くなかった。女性にとって流行のファッションや高価なバッグは戦闘服、鎧であり、派手なメイクは悲しい顔辛い顔を覆うレスラーマスクのようなもの、というメッセージ性は感じられたが、それとメリルストリープの相変わらず貫禄のある演技意外は何も得るものが無かった。ファッションやその業界に興味があればもう少し楽しめたのかな。主人公や周囲の友人に共感することが出来ず、ストーリーは退屈。主人公は努力して自分を磨いて、その結果少しだけ鬼編集長に気に入られた、みたいな話なんだろうけど、この主人公は特に努力していない。ファッションはデザイナーにコーディネートしてもらってたし、仕事も文句言わずに雑用をやってちょっとツイていただけに過ぎない。私生活がうまくいかなくなったときも、特に言い返すことも出来ずあんなショボい男に捨てられ、仕事目当てもあって成すがままにエロジャーナリストになびいてしまう。結局職場を辞め、また元彼に謝って元さや。あー、書いてるうちにだんだん腹が立ってきた。つまり誤った道を進むと大変だってことなんだろうか。何とも後味の悪いラストもミランダの笑顔によって救われただけ。あと、第一アシスタントのエイミーや、ナイジェルもプロとして光っていただけに主人公の生き方がショボく感じられてしまった。主人公に共感できない作品はダメ。[DVD(字幕)] 4点(2008-03-11 11:57:19)(良:1票)

124.  時をかける少女(2006) 甘酸っぱい~!アイドル俳優を起用した実写の青春ドラマや映画が横行している昨今ですが、アニメーションでしかもキャラデザインはこれと言って特徴の無い主人公、登場人物。なのに実写と同じくらい、いやヘタな実写ドラマでは表現できない微妙な切なさ甘酸っぱさリアリティを自然に醸し出す事に成功したアニメーションの底力を感じてしまいました。真のアニメファンにしてみればその薄っぺらいキャラに物足りなさを感じてしまうのかもしれないけど、アニメ素人としては若手俳優の熱烈な演技よりもアニメーションの方がむしろリアルにストレートに心に入ってくるという不思議な事実にびっくりしました。素人声優が良かったのかな。タイムリープという非現実世界を、現代的リアリズム全開キャラで表現したところに感情移入してしまう。視聴者も高校生時代にタイムリープしてしまう、そういう錯覚に陥ってしまいました。ラストも余韻を残した感動作。[地上波(邦画)] 7点(2008-03-08 22:36:17)

125.  マリー・アントワネット(2006) これはひどい。期待はずれ。もちろん悪い意味の方。マリー・アントワネットといえば悪女だ悲劇のヒロインだと何かと興味深い女性であり、特にフランス革命という歴史的大事件にも関わる人物。それなのに史実は全くと言って良いほど描かれていない。彼女自身が政治に頓着していなかったという目線ということにしても、これはマリー・アントワネットを語るには間違った形だと思う。例えば織田信長を描くとき、その豪華絢爛な暮らしぶりを美しい衣装や調度品やロックミュージックでポップに表現されても、それはそれで面白いかもしれないが、正しい描き方とは思えない。本能寺の変は最低限描いてほしい。つまり本作、ラストの始末が悪い。史実は別の文献で学べ、更に心の内は行間に読み取れと言うのか。何も描こうとしていない行の間を。それではあまりに映画というメディアを馬鹿にしているのではないか。もう少し内容のあるものを撮れる監督だと思っていたが残念。出直してもらいたい。これだけ苦言を呈するがキルスティン・ダンストには何の罪も無い。彼女はとても良かった。[DVD(字幕)] 2点(2008-03-04 18:18:19)

126.  イン・ハー・シューズ 《ネタバレ》 キャメロンディアスとトニコレットの姉妹。美貌だけが売りのアホ妹と行き遅れた弁護士鬼姉との女の戦い、みたいなのを想像していたのですが、よりリアルでほろ苦い作品でした。二人とも悩んでいて、お互いにコンプレックスを抱いていて、姉妹ってこんな感じなんだろうなあと思いました。彼女たちの身近にいる人(恋人や友人、父や後妻、そしてもちろん姉、妹)は悩みの種になるばかりで助けてはくれなかった。たくさんあっても履かない靴と同じ。けれど妹はそんな現状を打破しようと思ったのか、ただ単に現実から逃げただけなのか、どちらにせよそこで出会った祖母や老人たち、盲目の元教授によって生き方をちょっとだけ変えることが出来ました。相変わらずの二人だったけど、お互いを思う気持ちに素直になれた“瞬間”を見た気がしました。後味の良い作品です。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-26 09:04:44)(良:1票)

127.  ライラの冒険/黄金の羅針盤 《ネタバレ》 ナルニア、ロード~、ハリポタなど、最近乱発されるファンタジー。どれもシリーズもので力が入っています。中でもロード~はアカデミー賞11部門受賞という快挙を成し遂げ、比較の対象としては別格だと思われます。しかし私、そのロード~に関してはいまいち付いて行けず、予備知識の無いまま見たことを後悔したものです。にもかかわらずまたしても何の予備知識も持たぬまま本作の試写会に臨むことになってしまいました。というわけでかなり不安だったんですが、大丈夫。分かりやすかった。登場人物の名前や善悪は分かりやすく、難しい固有名詞やキーワードも理解しやすく覚えやすい。主人公の味方つまり善人たちは頼りがいがあり、キャラクターも個性的で(よろい熊のイオレクとか気球乗りのリーとか)なかなか良い。普通に続きが見たくなった。[試写会(吹替)] 6点(2008-02-24 10:16:04)

128.  閉ざされた森 《ネタバレ》 とにかく画面が終始暗く、分かりにくい話が更に分かりにくかった。終盤近くになってトラボルタやっぱり!?という転回になったところ辺りは少し身を乗り出してしまったが、結局は死んだはずのレンジャー達がゾロゾロ出てきて自作自演な感じのラストになってしまったのにはシラけた。で結局誰と誰が死んだんだ?と頭の中を整理しなくてはならないような囮捜査はエンターテインメントである映画には成りきれていない気がした。[地上波(字幕)] 4点(2008-02-18 17:38:22)

129.  マイティ・ハート/愛と絆 《ネタバレ》 パキスタンで取材中にテロリストに誘拐されたジャーナリスト、ダニエル・パール氏の行方を追って、現地のテロ対策組織やFBIらがが捜査するノンフィクション。つまり作り話ではなく、「24」のようなドラマはない。しかしこのような事が今もなお現実に起こっていることに悲しみと恐怖と憤りを覚える。アンジェリーナ・ジョリーの迫真の演技によってイラクで亡くなった日本人学生や日本人ジャーナリストの事件を思い出してしまい、辛くなるのだが、人間同士が騙し合い取引し強要し殺し合う、このような事はいつまで続けられるのか。他人の命を自分達のエゴに利用するような行為は何があってっも許されることではない。でも残念ながらこのようなテロ行為が近い将来皆無になるということは有り得ないだろう。そう考えるとやはり憤りと悲しみが尽きない。この作品の作りはと言えば、見えない犯人の覚えずらい人名がたくさん出てきてちょっと分かりにくいのと、回想シーンがちょいちょい挟まれちょっと混乱する。が終盤のアンジーの演技でそんなことはどうでも良いとにかく悲しく不毛な結末であった。[映画館(字幕)] 6点(2008-02-03 11:01:40)

130.  ウォーター・ホース 予告編ではのび太の恐竜のパクリだ~と思ったが、ピー助もといクルーソーがとても良く撮れていて、スコットランドの美しい景色も手伝って、結構感動した。ストーリーはとても単純で、ストーリーテラーのおじさんの事もラストのオチも想定内だったが、童心に戻ってウワ~って言いながら最後まで退屈することなく鑑賞できた。試写会の字幕だったのですが、付き合わされた子供にも十分理解できたらしく、感動して泣いてました(笑)[試写会(字幕)] 8点(2008-01-25 08:34:33)(良:1票)

131.  シックス・デイ 人間のクローン化を禁止する法律「6d法」は過去の臆病な法律、寿命を操り死を克服し、そして私は神になるのだ!って怖…。リアリティは置いといて野心家の科学者ほど恐ろしいものは無いかもしれません。題材は重いんだけど、あのキモい人形とかヴァーチャル弁護士、ヴァーチャル製精神科医、ヴァーチャルガール…などがちょっと滑稽で軽いSFアクションなんだなと分かりました。その方向性ならば二人のシュワが協力して悪に立ち向かう姿をもっと期待したのだが。で結局どっちのシュワが残ったのかいまいち確信をもてないままのラスト。面白くなりそうな要素を生かしきれてない残念な終わり方でした。[地上波(字幕)] 6点(2008-01-21 17:32:49)(良:1票)

132.  アース プラネットアースは見ていないのですが、子供のころ「野生の王国」でチーターがトムソンガゼルを狩る場面とか歯を食いしばって見ていた者としては、目が離せないシーンの連続でした。弱肉強食、喰うか喰われるかの厳しい自然界を知らしめた「野生の王国」に、地球温暖化に対する警告をプラスした感じです。これからの地球を考えるために多くの地球人が見るべき作品だと思う。あまりにも美しくスケールの大きな映像は、 CG慣れした昨今油断して見ていると感動することを忘れてしまうくらい、CGのようでスゴい。全て実写なんだと思い出すとその凄さに改めて感動する。もちろん映像美だけでなく、野生の動物、見たことも無いような未知の生物たちが生き抜くために知恵を絞っている姿に感動を覚えた。本能という言葉では語りつくせない「知恵」を持っていると感じた。対して人間は開発し生活し、環境を破壊する。いや「環境」という言葉は人間目線なので不適切。生命体としての地球、寿命もある地球に寄生しているだけの生物でしかない人間は、同じく寄生しているというレベルでの他の動物と比べて横柄で愚かです。最後にナレーションで言ってました。「今ならまだ間に合う」と。その言葉を信じ、少しずつでも地球をいたわって生きてゆきたいものです。[映画館(吹替)] 8点(2008-01-17 17:51:40)《改行有》

133.  みんなのいえ 《ネタバレ》 今作は邦衛あっての作品。癖のある人物は思ったより少なく、唐沢演じるデザイナーももっとわがままなキャラかと思ったら割と普通に妥協する人間。そういう意味ではラヂオの時間や有頂天ホテルと較べてパンチが弱いのは否めない。三谷作品は大勢の登場人物が絶妙に絡み合い、見終わった後はお腹いっぱい、あ~でもスゲェ、よく出来てるなぁって感心するんだけど、こちらだけはちょっと毛色が違う。鑑賞後はお腹いっぱいの逆でむしろ空腹。しみじみとした余韻は残るもののちょっと物足りなさを感じた。ただ、今回も大勢の登場人物がああでもないこうでもないと自分の言いたいことを言ってやりたい事やって、で一つの作品「家」を完成させるという大枠は監督らしいと思った。邦衛扮する大工の棟梁、長一郎の事を気に入っている直介(ココリコ田中)はそのまま三谷幸喜で、職人好きなところが伺える。 [地上波(邦画)] 6点(2008-01-05 18:22:57)《改行有》

134.  サーフズ・アップ ディズニーかと勘違いして子ども連れて行ったらソニーだった!どおりで公開初日なのにお客さん少ない訳だ。でも大人的には期待以上に面白かった。終始ドキュメンタリータッチでの構成もニクイし、小栗旬クンの吹き替えに日本語訳の脚本が合っていて、コディのイメージがすぐに固まった。脇キャラも良いし、ペンギンと南の島のジャングルのギャップも面白い。そう、大人的には面白いが、連れて行かれた子どもは…。面白かったかと問えば面白かったと答えるが、はたして意味分かったのかなぁと気の毒になった。[映画館(吹替)] 7点(2007-12-18 12:34:39)

135.  Mr.&Mrs. スミス ブラピ&アンジーのコンビは1+1=2以上のオーラを放つ、まさにゴールデンコンビ。身のこなしは息が合っていて見ていてうっとり。クールでビューティフル。内容はと言えば教訓とかメッセージとかは一切無いけど、世界一壮絶な夫婦喧嘩にして愛あり笑いありのアクション映画に仕上がっている。これぞエンターテインメント。[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-26 15:58:44)

136.  サウンド・オブ・サイレンス(2001) 《ネタバレ》 題材は良いし、誘拐ネタには犯人VS被害者家族との間で独特な緊張感があってだいたいはずれが無い。この作品もそこそこ楽しめたけど、少々都合の良すぎる展開と、女性患者エリザベスについての描写が物足りない。どちらも時間不足による省略が原因だろうが、もう少し尺を広げれば良かったのでは。女性刑事が追う一連の事件と一致するところとかももうちょっとドラマティックに描いてほしかった。まぁ2時間サスペンスの感覚では楽しめる。[地上波(字幕)] 5点(2007-11-22 12:35:02)

137.  アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》 マーカスが健気でかわいい。ぽっちゃり色白顔にマッシュルームカット、母によって着せられている個性的なファッションでいじめられキャラなんだけど、とにかく強い。というか、辛い気持ちもあるがこちとらそれどころじゃないんだよ、かーちゃんメソメソ薬とかすぐ飲んじゃうし、現実逃避で歌でも歌っとこう、てな感じがかわいい。間違いない生き方をしています。一方、ヒューグラント扮するウィルという男は、仕事もしないで家でゴロゴロ、TVばっかり見てる… ん?これはもしや私をはじめ大半の専業主婦の日常生活では… 男としてはかなり変だけど、金もあるしボランティアとかもしてる。まぁ ちょっとのんきな小金持ち。そんな人間と健気な少年の友情、それだけで面白いです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-14 08:58:31)

138.  月のひつじ 《ネタバレ》 NASAの偉業を讃えるアポロ11号月面着陸の瞬間。アメリカ万歳の素材でありながら、その影で地道に生きる影のスタッフにスポットをあてている。アメリカブランドにちょっと振り回されたりウソついちゃったり、アメリカ対諸外国な感じがリアルで、コメディな表現が何だか可愛いらしい。あと、つくづく思いました。人間てすごいなあ、と。宇宙ロケットはもちろん、美しいパラボラアンテナ、通信技術、全て人間が作った物です。宇宙という大自然に挑む人間の貪欲さ、月の砂粒一つからも何かを得ようとする探究心、目で見、耳で聞いた情報全てから影響を受けようとする吸収力、それらにもの凄く感銘を受けます。一番印象に残ったシーンは、大きな「皿」の上でコーヒーを飲むシーン。そのビジュアルもさることながら、人間が作った美しい巨大な皿の上で、これまた人間が作ったモーストポピュラードリンクを飲む。とても感慨深く、その凄さはアメリカに限らず、人間て、人類て凄いなあ、と思わせてもらいました。…でも邦題はどんなんでしょう…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-20 20:41:33)

139.  壬生義士伝 新撰組の隊士には一人一人にそれぞれのドラマがあります。武士、侍である彼らが持ち合わせた「義」とか「道」とかの日本人的プライドと、「自己愛」「家族愛」とかの西洋的、言ってしまえば極めて動物的感情が交差し始めた時代。吉村は家族を重んじるが実は「義」の人間。斉藤は冷めたところが際立つものの、実は人を愛する心を秘めている。吉村と斉籐は当時の武士感情を語る上で大変興味深い人物像です。が、この物語のバックボーンであり、この時代の変遷に付いていかなかった時代遅れ集団「新撰組」を語りきれていないところが致命傷。新撰組知ってる人用に作ってるから仕方ないのかなとは思いますが、主要人物、せめて局長副長はもう少し出してもらわないと、狂気と怒涛の時代が伝わってきません。中井貴一と佐藤浩市の演技は今さらどうこう言うまでもなく日本ではトップ間違い無いんですから、二人の演技頼みの作品作りに終始してほしくない題材でした。[ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-12 23:04:42)

140.  光の旅人 K-PAX 《ネタバレ》 原作を読みたくなった。本編を見る限りプロートは宇宙人なのか、精神異常者なのか、二重人格者の片割れなのかは分からないまま。対して原作はどんなアプローチを見せているのか。でもプロートが何者だろうと関係なく、宇宙の広さを考えたら身近な悩みなんてちっぽけで、今の自分の世界を見ろ!という言葉が心に残る。SF的にはK-PAX星人はいるけど、ヒューマンドラマ的にはそんなの関係ねーというメッセージ深いドラマである。ケビンスペイシーは素晴らしい。宇宙人にも精神分裂の人にも見える。妖精とか地球外分子にすら見える。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-15 22:20:41)《改行有》

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