みんなのシネマレビュー |
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121. 天使の涙 「恋する惑星」を観て高まった期待が大き過ぎて、自分の中では期待外れな印象が残りました。「恋する惑星」は3つのストーリーを2つにカットした作品、「天使の涙」はそのカットされたストーリーを膨らました作品なので、密度が違うのかもしれません。5点(2003-12-07 04:51:15) 122. いますぐ抱きしめたい 暴力的な表現が多いは、北野武監督の初期の作品と共通性があって、面白いですね。ただし、映画としては楽しめませんでした。4点(2003-12-07 04:46:43) 123. ブエノスアイレス 「恋する惑星」、「天使の涙」とごった煮的なストーリーの作品が続いた後で、一本道で、少々退屈な映画に回帰しました。この映画、ストーリーを追おうと思うと退屈で眠ってしまう危険がありますが、当然ウォン・カーウァイ好きならそんなことはしないでしょう。音楽と雰囲気と主演二人のシリアス且つコミカルな演技を楽しめば良いと思います。同性愛を扱っている事も拍車をかけて、一見さんを受けつけない印象があります。9点(2003-12-07 04:42:48) 124. 告発 映画の出来としては、文句のつけようがないくらい良い映画だと思います。ケビン・ベーコンも勿論ですが、官吏の演技もおぞましさ満点で素晴らしいです。一度は観ておきたい映画です。しかし、テーマの扱い方が一本調子なので、もう一度観たいと思わせるような深さはありません。7点(2003-12-07 04:04:29) 125. リング2 誰か、企画の段階で止められなかったかなー・・・3点(2003-12-07 03:52:22) 126. らせん 原作は間違いなく面白かったですが、視覚的な怖さがないので確かに映像化が難しい内容ではあります。結局、原作の「設定」に忠実に立ち返ろうとし過ぎて、「怖さ」の演出に失敗してしまったのではないでしょうか。3点(2003-12-07 03:45:54) 127. リング(1998) 原作に忠実なストーリーとキャスティングにしたら、ここまでヒットしなかったかもしれませんが、個人的には原作の後からジワジワくる怖さのほうが好きです。脱線ですが、海外版(ハリウッド版ではなくオリジナル)のDVDパッケージは貞子の「あの顔」のアップです。元も子もないようなネタばれパッケージにしらけてしまいます。7点(2003-12-07 03:38:04) 128. スクリーム(1996) ホラー映画であり、パロディ映画なので、ホラー映画マニアな方なら楽しめると思います。私は犯人の猟奇性にスポットを当てた作品のほうが好きですが、これもそれなりに楽しめました。6点(2003-12-07 03:23:26) 129. 東京ゴッドファーザーズ シッチェスの映画祭で観ました。地元の人にも大受けです。今敏監督の前作、全前作と違って、映像の連想によるシーンの切り替えを抑え、(今作では2箇所しかありません。)ストーリーの充実に力を注いだのが良かったのだと思います。全編笑いに満ちていますが、馬鹿馬鹿しい台詞のギャグと大仕掛けなどんでん返しギャグのコンビネーションが素晴らしいです。8点(2003-12-07 03:07:24) 130. 千年女優 最後の千代子の台詞は、不要でした。主題が主人公の口から明示的に提供されるとしらけてしまいます。中世から現代までの日本の歴史を変わった切り口で駆け抜けていくという発想は良いのですが、肝心のメインテーマが弱いですね。5点(2003-12-07 02:58:57) 131. フィールド・オブ・ドリームス 評価の分かれ目は、夢のお告げに唆されてトウモロコシ畑を潰して野球場を作ろう、という不条理な発想が好きになれるかどうかでしょう。楽しんでこの世界観に浸るためには、ストーリーの整合性を求めてはいけないと思います。私はそういうの好きです。6点(2003-12-07 02:52:56) 132. ファースト・コンタクト/STAR TREK 内容が盛り沢山、展開もスピーディで非常に面白かったです。TNGの映画版としては最高傑作だと思います。より面白く観るためには、ボーグと惑星連邦の攻防の歴史及びファーストコンタクトと惑星連邦成立の経緯並びにデータの過去について押さえておく必要があります。ちなみに、ライカー役のジョナサン・フレイクスが監督を務めていますが、彼はTVシリーズでも何度か良質なエピソードを監督しています。8点(2003-12-07 02:14:22)(良:1票) 133. スター・トレック2/カーンの逆襲 《ネタバレ》 私の中では、今のところ人生最高の映画です。20回以上観ましたが、観るたびに新しい発見があります。 「コバヤシマル」や「多数の要求」をはじめとして、序盤から中盤に出てくる殆どの要素が伏線になっています。スポックの死も最後のカークの台詞も、複雑に絡み合った伏線上に浮かび上がってくるので、感動が増すのでしょう。さらに、TVシリーズの長い歴史のオマージュも取り入れているので、この映画で張られた伏線とダブルパンチで効いています。 終盤、カークと息子が話すシーンの中で、彼らの関係を考えると不自然な会話があります。息子がまるでスクリーンの前のカークファンの代弁者みたいな質問をするのですが、恐らくそれもニコラス・メイヤー監督の狙いの一つでしょう。10点(2003-12-07 00:57:21)《改行有》
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