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121.  クリード 炎の宿敵 《ネタバレ》 これは単なる復讐劇ではありません。ロッキー4のあの宿敵、ドラゴの息子対ドラゴに殺されたアポロの息子の対決の構図だが、最初のうちは息子を自分と同じ様に殺人マシーン、まるでロボットの様に扱うドラゴだが息子とクリードの再戦で息子のピンチにタオルを投げ入れるのを見て泣かずにはいられなくなりました。ドラゴにとって宿敵ロッキー、自分がかつて試合で殺人マシーンの様にアポロを殺した事、息子には宿敵であるクリードの父アポロと同じ運命だけは辿ってほしくない。だからタオルを投げ入れたのだ。クリード対ドラゴの息子の再戦の終盤、あのロッキーの音楽が流れてきた瞬間の興奮、ボクシングシーンの迫力、ロッキーファンなら映画館で観る価値十分だし、他にもこの映画のロッキーの姿はかつて十分を育ててくれたトレーナーミッキーの姿と重ねり、ロッキーファンとして懐かしいシーンが次から次へと思い出させずにはいられなくなりました。クリードがボロボロにされても立ち上がる。諦めない姿は自分を愛してくれる家族、母親、嫁にロッキーの為、天国の父アポロに向けてのお父さん、俺は父の期待に応えて強い王者になったよという熱いメッセージを感じる事もできる。この映画の素晴らしさの一つにホームもアウェイも関係なく、勝者に対して讃える素晴らしさがある。単なるボクシング映画でもない。復讐劇でもない。人間ドラマ、家族のドラマである素晴らしい傑作![映画館(字幕)] 9点(2019-01-13 17:37:16)

122.  若おかみは小学生! 《ネタバレ》 いやあ、参った!絵柄からは考えられない感動作品です。子供向けでありながら大人が見ても楽しい上に感動する素晴らしい作品です。まず何よりおっこの健気さ、両親を事故で失なったにもかかわらず、前向きに生きてるのが素晴らしい。そんなおっこと関わる幽霊ウリ坊と美陽、子鬼の鈴鬼とのやりとりも楽しい。旅館に泊まりに来る客との会話、やりとりも良い。どんな人でも受け入れる。全てにおいてこの映画は優しい。温かい。おっこと最初は仲悪く、喧嘩ばかりしてるライバル旅館の娘にしても単なる意地悪な人物として描かれていない。おっこが助けを求めてくれば応えてみせる。両親の事故の原因、両親を死なせたお客さんに対しても他のお客さんと同等に扱う。差別しない。正にどんな人でも受け入れるという花の湯のモットーである。子供向けでありながらも人生において大事なことを教えてくれる作品として、大人にも是非、見て欲しい。むしろ、大人の方が泣ける作品ではないだろうか!つい、一週間前に偶々、車運転中に何かのラジオ番組で紹介されていたのを聴いて、この映画の存在を知って、今日から私の住んでる地域でも公開すると知って観て来ましたが、何故、土曜日の昼間なのに私の他にお客さん2人なんだ?誰もが知ってる。大ヒットハリウッド大作も悪くは無いがこういう作品こそ大ヒットして欲しい。もっと沢山の人に観て欲しい作品です。絵柄だけで、無視されたり、敬遠されてるのかもしれないけど勿体無いです。よくよく聞いたらこの映画の脚本、ガールズ&パンツァーの人らしい。あれといい、今作といい、絵柄からは想像できない素晴らしい作品ですね。[映画館(邦画)] 9点(2018-12-29 19:29:35)(良:1票)

123.  チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート チャップリンの素晴らしい作品の紹介、その他チャップリン映画大好きな現役の監督や俳優のチャップリン映画に対する思いなどが語られている。チャップリンファンにとっては大好きなチャップリン映画の大好きな場面が沢山、見れるだけで嬉しい。この映画を観てチャップリンの様々な一面も見れて楽しく見る事が出来る。チャップリンの映像作家としての凄さ、素晴らしさ、どの作品もチャップリンにしか撮れない。チャップリンだからこそ描くことの出来るチャップリンの世界、チャップリンファンは必見です。間違いなく楽しく見れる素晴らしいドキュメント作品です。チャップリン映画を見た事が無い方にも是非、観てチャップリンの素晴らしさ、チャップリンが如何に凄い人物かを知って欲しいと思うし、チャップリンファンとして言わせてもらうならこのドキュメント作品を見て1人でもチャップリンファンが増えてくれたら嬉しい。[DVD(字幕)] 9点(2018-12-08 09:38:48)(良:1票)

124.  草の上の昼食(1959) 扱ってるテーマからは想像出来ない不思議な魅力が沢山、詰まっている。人工受精に対する教授の考え、惚れた女性を見る目付き、ルノワール監督の描くドタバタコメディは相変わらず面白い上に出てくる女性が毎度ながら美しく描かれている。美しく描かれているという意味では女性だけでなく、全ての場面、場面の映像の美しさには眼を奪われる。ヒロインが水浴びするシーン、水の色、空の色、流石、一流の画家を父に持つだけはあるルノワール監督、この監督の映画はどの作品を見ても美しい。今作の中では特に赤が印象に残る。絵が動いているかの様な錯覚さえ覚えるのは毎度ながら感心させられれる。この監督の映画、今のところ見た映画、全くもって外れが無い。全作品見たい。[DVD(字幕)] 9点(2018-12-05 19:42:49)

125.  おばあちゃんの思い出 《ネタバレ》 未来から来た小学五年生ののび太の姿を見ても、疑うこと無く受け入れるおばあちゃんの優しさに感動すると共に泣けてきて仕方ない。人を疑がってばかりいることよりも信用して、全てを受け入れる温かいおばあちゃんの優しさにこの作品の素晴らしさが凝縮されています。五年生ののび太がおばあちゃんの夢を叶える姿が自分が昔、おばあちゃん大好きな子供であった事を思い出して、泣かずにはいられない。不二子不二雄先生の描く人間愛、この作品は全てにおいて温かくて優しい。ドラえもんの沢山の話の中でも泣ける話の筆頭であり、もう二度と戻れない過去、大人になれば忙しくて忘れてしまっていること、後悔してももう遅いと気付かせる厳しさも描かれている凄さ、色んな意味で人としての有り方を見せてくれる作品です。[CS・衛星(邦画)] 9点(2018-06-22 19:33:23)(良:1票)

126.  老人と海(1999) ヘミングウェイの代表作、老人と海は何度も繰り返し読んでるぐらい大好きな小説です。そのイメージ通りにまるで絵が飛び出してきそうな程に動く動く。その動く描写が素晴らしい。油絵が動く。アニメーションならではの動きにあっという間の20分!見終わった後にまた繰り返し観たくなって観てしまいました。ずっと前から観たいと思っていたこの作品が近所のブックオフで何と何と1000円で売られているではないか!迷わず購入!僅か20分の作品に1000円どころか3000円以上の価値はある。この素晴らしい映像美、映像表現の前には昨今のCGだらけの大作などゴミの様に思えてしまいます。CGなんかじゃ描けない手作業による素晴らしい映像表現に感動です。[DVD(吹替)] 9点(2018-06-18 20:43:12)

127.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 主人公ミゲルが迷い込んだ死者の世界の映像美に圧倒させられた。死者の集まる世界の中での自分だけ生きているミゲルが出会うヘクターとのやりとりの中で家族の大切さを知るミゲル、憧れていたひいひいじいさんがヘクターの作った曲、映画のタイトルでもあるリメンバー・ミーを自分だけの物にしようと企み毒殺した事を知る。ヘクターが本当の家族だと知った後にミゲルとヘクターが見せる表情が素晴らしい。ヘクターの願いを叶えようとするミゲル、ヘクターがどの様にして死んだのか?彼は愛する娘、ココの事を一度たりとも忘れた事などないのだ。ヘクターの生前の顔だけ写ってない写真が映し出される度に泣けてきて仕方なく、そんなヘクターが最後に報われる救い、希望に満ち溢れた素晴らしい映画です。この映画、大人は自分の今、生きている家族、亡くなってしまっている身内の思い出など絶対に忘れられない大切な思い出に涙し、子供は死者の集まる世界感を見て冒険映画として楽しむ。そんな内容に監督をはじめとするこの映画に関わった人達の子供から大人まで皆に楽しんで貰いたいという思いが伝わってきました。[映画館(吹替)] 9点(2018-03-17 20:56:27)

128.  ドラえもん のび太の海底鬼岩城 《ネタバレ》 しずかちゃんの言うことなら何でも聞くバギー、しずかちゃんにごめんね。何時も無理言ってと言われてもいいんです。と涙を流しながら僕、バギーでいる事が辛い。と話すバギーの気持ちが人間的な姿を感じる様に人間ではないが人間と同じくらい人間的です。自分は何の役にも立てず、皆の足ばかり引っ張り申し訳ないと感じるバギーの姿を通して、本当の愛とは何のか?それをドラえもんというアニメを通して、訴える力がこの映画にはある。しずかちゃんが自らの命を張る。ポセイドンに対して、全てを賭けてぶつかって行くバギーがかっこ良い上に泣ける。愛する者の為になら命を賭けて、戦う男らしいバギー、ドラえもん映画でドラえもんが出した道具の中でも最も優しさに満ち溢れた素晴らしい道具だ。いや、登場キャラだ。バギーよ!永遠なれ![CS・衛星(邦画)] 9点(2018-03-11 19:32:17)(良:1票)

129.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 ミュージカル映画に何を求めるかでこの映画の評価は決まると思っている。ストーリーばかりを追い求めたり、テーマ重視の人には強く薦めることは出来ないがミュージカル映画は感じる映画として観る人は絶対に楽しめる映画だ!私がミュージカル映画に求める物は何度も繰り返して聴きたくなる音楽、楽曲の楽しさがこの映画の一番の魅力だ。オープン二ングの主人公バーナムのカッコ良いダンスから引き込まれていく。ストーリーは確かに大した話ではないし、単純と言えば単純かもしれない。でもそれで良い。ミュージカル映画に複雑な話、重たい話やらテーマなど要らない。ミュージカル映画とは本来、楽しくあるべきという答えがこの映画にはある。感じることが出来るし、音楽の楽しさと素晴らしさを身体全体で表現して見せてくれる登場人物、素晴らしいセットにサーカスのシーンの楽しさ、空中ブランコのシーンなんて本物のサーカスでも見てるみたいな興奮を味わうことが出来ただけでも大満足です。映画の終盤で主人公が建てた劇場が放火によって全焼してしまう後にバーで落ち込んでいる姿を見て、仲間達が次から次へと励ますシーンに感動させられた。お金がない。それならばとテントを張り、広場でショーをと考えてそれをやり遂げるバーナムと仲間達、最初は変人扱いされてるバーナムとその仲間達の素晴らしい歌とダンスに酔いしれた街の人たち、黒人だろうが白人だろうが太ってようが背が異常に高かろうが低かろうが関係無い。皆、同じ人間だ!この映画は観る者を音楽の力で幸せにする映画だ![映画館(字幕)] 9点(2018-02-23 19:01:03)

130.  パディントン2 《ネタバレ》 色んな映画の感想、レビューなどとにかく高評価なのも納得です。何故、パディントンが沢山の人(それは観れば分かります)映画の中でも愛されるのか?その最大の理由は誰に対しても同じ気持ちで優しく接する事ができるからです。自分の家族だけでなく、隣人にも家族同様に接する。だからこそ愛されるのである。泥棒の罪を着せられ、牢屋に閉じ込められても同じで、他の囚人に対しても同じ気持ちで優しく接する事が出来るパディントンの姿は一人の人間として尊敬することができる。そんなパディントンの姿に心を開く囚人と食事を提供している男もパディントンを助けようとして脱走する場面はあの傑作大脱走を思わせ、他にもこの映画、過去の名作を感じさせる。オマージュしている様な映画でとにかく楽しい。悪役のヒュー・グランドの憎たらしさの中にある愛嬌溢れるキャラクターもこの映画をより、楽しいものにしている。罪がバレて捕まった後の独房でのダンスシーンに、ニヤリとさせられ、ルーシーおばさんとの再会には感動させられた。一見、普通のファミリー映画の様だけど一本の映画として本当によくできており、単なるファミリー映画でもなければ子供向きの映画なんかでもありません。大人が観ても楽しめる映画であり、誰が観ても楽しめる作品になっていて、娯楽映画としても素晴らしい内容であり、人に好かれたかったら先ず、自分が人を好きになれ!優しくされたかったら優しくしろ!パディントンの姿を通して愛とは何なのか?という大きなメッセージを持ったそんな映画です。[映画館(吹替)] 9点(2018-02-08 21:37:14)

131.  花筐/HANAGATAMI 《ネタバレ》 現役の日本の監督で最も好きな大林宣彦監督が癌に侵されている。余命宣告まで受けたと聞いて凄くショックで、そんな大林作品ももう観れなくなるのか?これが遺作になってしまう可能性がある。それなら絶対に劇場で観なくては、そう思って観てきた。これが死を目の前にしている人間の撮れる作品なのか?何という恐るべきパワーに圧倒させられた。大林宣彦監督にしか撮れない映像のマジック、白と赤がとにかく強烈です。ヒロイン役の矢作穂香という新人女優の素晴らしさ、彼女の白、そんな矢作穂香の姉を演じてる常盤貴子の赤、死を目の前にして、戦争中でもパーティーを開催したい。踊ると願う矢作穂香の白い服は人間の生命を表し、常盤貴子の着ている赤い服は人間体内を流れる血を表していると感じずにはいられない。生きる意味を問う様な物凄いメッセージが込められた死を目の前にしている大林宣彦監督だからこそ撮れる作品て気がするぐらいとにかくその目まぐるしい映像に目が離せません。作品の中で主人公の成年、窪塚俊介が放つ台詞「戦争に青春を邪魔されてたまるか」という強烈な叫びは人間が人間らしく生きることの大切さを描いている。この映画、戦争が背景にありながら戦争の場面など全く出てきません。それでいて所々で繰り広げられる祭りの場面、流れる能の音、木下恵介監督や溝口健二監督作品の様な映像に大林宣彦監督が尊敬する先輩の監督さんに対する思いがひしひし伝わってきます。大林宣彦監督、余命宣告されて尚、これ程までの作品撮るとはまだまだ新作が観たい。恐るべし!どこにこんな力があるのか?大林宣彦監督なら癌なんて吹き飛ばしてしまうのではないだろうか!まだまだ長生きしてください。今の日本映画界に貴方の力は必要です。[映画館(邦画)] 9点(2018-02-03 22:08:52)(良:1票)

132.  眼には眼を 《ネタバレ》 絶望という言葉がこれ程までに感じる。当てはまる映画は無い。それぐらいこの映画には絶望的、極限状態の中で人はどういう行動をするか?考えさせられる。理不尽な復讐の中で人間の絶望に対する意識、考え方、妻を助けてもらえなかったからという理由で妻を助けなかった医師への恨み、親切の様に見せかけてはどんどんと追い詰めていくボルタクの凄まじさ、砂漠を歩き、ひたすら歩き、喉が渇いて水が欲しいという先生へ、水の入ってない水筒を渡したり、井戸があると言って目的地と反対の方へ連れて行ったり、しかも、そこには水など無い。何という復讐の凄まじさ、あの広大な砂漠の中で2人の他には誰も居ない。助けを求めても無駄である。ボルタクに何とかして、目的地であるダマスクの街への行き方を聞き出したものの、その向こうに見える気色は砂漠、砂漠と果てしなく続く景色、ボルタクの高い笑い声の不気味さと空を飛ぶ鷹、全てがこの映画の恐さ、恐怖を表している。もう、ボルタクは死んでしまい、残されたのは自分一人という絶望、人間の絶望への道、凄まじい程の広大な砂漠の景色、正に地獄とはこの事だ!この映画そのものが地獄である。人間の恨みと復讐からは何も生まれないという事を描いた凄い作品![DVD(字幕)] 9点(2017-05-24 20:16:14)(良:1票)

133.  クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ 《ネタバレ》 待ちに待ったしんちゃん映画の新作はしんちゃん映画25周年記念作品に相応しい笑いどころが満載で観ている間、笑いぱなしで、これぞしんちゃん映画だ!とばかりの笑える上に感動という意味でも相変わらずのひろしの格好良さ、子供になってしまっても格好良いひろしが今回も健在です。宇宙からやって来たシリリという名の宇宙人、子供の姿のそのシリリの光線により子供の姿になってしまったひろし、そんなひろしを見てもマイペースを崩さないしんちゃん、シリリの父の所に連れて行けと言われて、はーいって自分の乳を見せるしんちゃんとその乳じゃないと突っ込むシリリのやり取りのアホ丸出しな笑いやら、全編馬鹿丸出しな笑いで面白すぎです。所々で今までのしんちゃん映画を彷彿させる場面も用意されており、大満足!ひろしが子供になってしまうのはモーレツ!オトナ帝国の逆襲と同じだし、トラックに乗ってる場面もそうだなぁ!ひろしとみさえと離れてしまったしんちゃんがシリリと寝そべってる場面の空一面の白い雲、何だかアッパレ!戦国大合戦みたいだし、他にもサーカス団が出て来ての場面はヘンダーランドの大冒険だし、色んな場面で今までのしんちゃん映画が大好きなファンに対してのオマージュを感じることができる。チチシリリとの再会を果たした後のシリリの行動も感動的だ。共に過ごし、旅を続けて来た事で得たしんちゃんとの友情がシリリを宇宙人という枠を超えた人間味溢れる少年へと成長させる。ひろしが言う生意気なのは子供が成長している証拠だみたいな台詞と子供になっても家族は俺が守るの台詞にこのしんちゃん映画の素晴らしさを見る事ができる。しんちゃん映画が何故、子供だけでなく大人からも支持されているかこの映画を観れば分かるはずだし、私はこれからもしんちゃん映画は必ず映画館で見る事を誓う。単なるお馬鹿丸出しなアニメではない。しんちゃん映画には人としての在り方、子供の成長と大人の子供に対する正しい接し方を毎度ながら教えられている気がします。[映画館(邦画)] 9点(2017-04-20 21:18:13)(良:1票)

134.  映画立川談志 私は「芝浜」という噺はあまり好きじゃない。同じ人情噺なら断然「文七元結」や「柳田格之進」「子別れ」「唐茄子屋政談」「紺屋高尾」「富久」「幾代餅」「お直し」「中村仲蔵」等の方が好きだ!ところがある時、立川談志の「芝浜」を聴いて、これは凄い。談志以外の「芝浜」など、聴いちゃおれん。その位、「芝浜」と言えば立川談志!立川談志と言えば「芝浜」である。この作品の中でもそんな凄い立川談志の「芝浜」の映像を見る事が出来る数少ない貴重なフィルムを映像として残してくれている事に感謝です。立川談志という人が如何に凄いかこの作品を見るとよく解る。談志の世界に一度でもはまってしまうと止めれない魅力がある。落語とは何なのか?その答えがこの作品にはある。談志ファンは勿論、そうでない落語ファン、落語に対して少しでも興味のある方も必見の素晴らしいドキュメント作品です。[CS・衛星(邦画)] 9点(2017-02-05 10:37:14)

135.  じゃりン子チエ 《ネタバレ》 直ぐに切れる。怒ってばかりで、娘には呼び捨てで呼ばれるし、ろくに仕事もせず、博打きりしてるどうしようもない駄目な大人の代表の様なテツだけどそんなテツが大好きです。自分に正直に生きているし、思い切り駄目な男のアホ全開な所も全て愛しく思えてしまう。娘のチエが内緒で母親に会っていると知ってからの父親としての刹那さ、チエの事が好きで好きで堪らない態度、三人で仲良く遊園地に遊びに行く事となり、その遊んでる時のテツの嬉しそうな顔といい、この作品は人間の喜怒哀楽をとても解りやすく描いている所が大好きです。出てくる人物も個性的な人間きりで楽しめる。自分の大好きな猫が他の猫に金玉を1つ取られ、泣くお好み焼きの親父も大好きです。アントニオの息子の仕返しに手を出さずに耐えた小鉄のかっこ良さは人間並のかっこ良さである。猫だろうが人間と同じで義理と人情を大切にする描かれ方もこの映画の良いところです。大好きな男はつらいよの寅さんを思わせる四ッ谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水のシーンまで出てくるし、とにかくこの映画大好きです。[DVD(邦画)] 9点(2017-01-24 21:05:18)

136.  メリィ・ウィドウ(1934) 《ネタバレ》 もう、どんなジャンルで有ろうが、ルビッチ監督の手にかかれば傑作になる。この映画にしても出だしから好調です。ソニア演じるジャネット・マクドナルドの素晴らしい歌声、舞踏会での華麗なるダンス、ダニロ大尉の裁判でのやり取り、会話の面白さ、そして、ここでもまた、ルビッチ監督得意の小道具を生かした演出による上手さと粋な演出、二人を牢屋の中に閉じ込めて、それを外側で祝福する人達とその祝福に応える二人、最後の締め括りも見事!それにしてもルビッチ監督の描く女性は毎度ながら美しく魅力的だ![DVD(字幕)] 9点(2016-12-17 19:33:06)

137.  ウィンダミア夫人の扇 ルビッチの映画を見ると無駄な台詞が1つも無いことに毎度ながら感心させられる。最近の何でも台詞で説明する作品とは違って、ここぞという場面でしか台詞を言わせない。その台詞がどれもこれも素晴らしい。アーリン夫人のウィンダミア夫人の名誉の為に娘を想う台詞が感動的です。扇の使い方の上手さにも感心させられる。何を話しているのだろう?というシーンの連続に想像力を掻き立てられる。色んな意味で映画的な作品です。[DVD(字幕)] 9点(2016-12-17 12:32:25)

138.  ステラ・ダラス(1937) 《ネタバレ》 母と娘の美しい愛情、娘を想う母の姿が大きな感動を呼ぶ。バーバラ・スタンウィックの名演技、娘の結婚式を窓越しに見るシーンで見せる涙の美しさ、バーバラ・スタンウィックの出ている映画に駄作無し!この女優の出ている映画は全て観たい。[DVD(字幕)] 9点(2016-12-14 20:51:48)

139.  東への道 《ネタバレ》 リリアン・ギッシュの表情、それだけでもこの映画は心打たれる。何処までも不幸な中でもひたむきに生きる。その姿が見ていても辛い。健気で純粋なアン(リリアン・ギッシュ)が産まれてきた赤ちゃんを抱き締めるシーンや映画の終盤の物凄いシーンの連続に単なる不幸な話で終わらない感動が待っている。同じグリフィス監督の「散り行く花」よりも救いのある。この映画の方が私は好きです。 リリアン・ギッシュが当事、人気ナンバーワンの女優だったというのも解ります。とにかくそれぐらいリリアン・ギッシュの演技といい、表情といい全てが素晴らしい映画です。[DVD(字幕)] 9点(2016-12-10 18:39:48)(良:1票) 《改行有》

140.  猛進ロイド 《ネタバレ》 猛進ロイド、タイトル道理の猛進ぶり、偶然、列車の中で出会った女性に一目惚れするものの上手く言葉に出せず、伝える事もできないロイド演じる男の歯痒さ、列車の中での何処に座るか?迷うロイド、何とかデートする事に成功したものの、上手く行かず、亀の上に座るシーンの面白さ、終盤の愛する彼女の元へ駆け付けるまでのこれぞ、映画、活動写真、言葉なんていらない。動きだけで全て解る物凄いシーンの連続、うわあ、て声が出そうな程のシーンの連続、走る列車の上に乗り、追いかけてくる車を振り切り、2頭の馬を操り、ここのシーンの凄い事、凄い事、ロイドの反射神経の凄さに釘付けです。愛する彼女の元へ無事にたどり着いた後に彼女からの返事の何という粋な事、今まで見たロイド映画の中でもダントツに良いし、面白い。私の中でのロイド映画の最高の映画はこの映画で決まりです。[DVD(字幕)] 9点(2016-12-06 19:12:27)

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