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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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121.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》  皆さんのレビュー読んで、つくづく自分が少数派だと感じました。典型的な日本人で、大勢順応を心がけ、少数派になることは忌避するタイプの自覚はあるんですが、この件だけは少数派で満足だと。  簡単に言えば、たかだか学校の部活にそんなに必死になるなよ。というだけで。一人の生徒が部活やめて大騒ぎになっちゃう出来事が、リアリティを持ってしまう今の日本が歪んでると思いますよ。  最近実際にあった出来事で、たかだか部活で、生徒が自殺するくらい体罰を加える教師、あるいは、その事件がきっかけで、高校の科が変更になって、部活をやるためにその高校に行くつもりだったのに、行けなくなったと嘆いて大騒ぎする生徒。どちらも馬鹿かあほかと説教するにしても小一時間じゃ全然足りないですね。  まあ、親にすごく負担かけて中高一貫の進学校行ったわりには、全然ろくな生活送ってないし、女性が一番魅力的な時期に一緒に過ごせなかったのは、悔やんでも悔やみきれない、わが生涯、最大の失策と思ってますけど、それでもこの映画に描かれてるよな部活に関する歪んだ風土の影響を全く受けずに成長できたのだけは幸せだと思う。 ああ、好きなキャストが大勢出てる映画をこれだけぼろくそ書くなんて初めて。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-06 10:22:42)(良:1票) 《改行有》

122.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》  あきらかに門外漢お断りの映画ですね。アイアンマンくらいしかわからない人間には、 この物語の背景にある種々のお約束が全く理解できなくて。  一番理解しがたかったのが、ほとんど一般人に毛が生えたくらいの能力しかない、ブラックウイドウやキャプテンアメリカが全く同等に扱われ、あまつさえキャプテンアメリカが仕切るところです。  これもなにか約束を知っていればりかいできるんでしょうかw[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:12:07)《改行有》

123.  アルゴ  宗教的な狂信者には反感を持つ方なので、十分以上に主人公たちに気持ちを込めてみることができましたし、実はならではのリアルな面白さはあった思います。  ただ、脚本があまりに面白さを狙って暴走しすぎ。離陸寸前の旅客機をパトカーや民兵を乗せたトラックが追いかけて、もう少しというところで離陸って、007じゃあるまいし(苦笑)それまで積み上げてきたリアリティが台無しです。  あんなの主人公たちの正体がばれた段階で管制塔に電話1本かければ、離陸止められるわけで。あまりにイラン人を原始的な、無知な民族に描くのでは、かえって主人公たちの逃亡の素晴らしさの価値を減じるのでは[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:04:20)(良:1票) 《改行有》

124.  オレンジと太陽 《ネタバレ》  あまりにもシリアスな題材なので、取り上げたこと自体がすごく意味があると思いますが、逆にその重大さ所以に、女優が演じるフィクションという形ではなくて、綿密に一つ、一つ、の証言、事実を積み重ねていったドキュメンタリーという形にすべきだったのでは。  フィクションという形をとる限りは、「薄汚れたビッチが、嘘をついて神父さんたちを苦しめている」と盲信する、非常に知的能力の低い人々の心をこれっぽちも動かすことはできないと思われ。  しかし、それがあくまで現実的で被害者たちのためになるとは言え、主人公の目的があくまで主人公たちの身元を探してやること、親を見つけることに終始して、英豪両政府の役人、修道院で「神」に使える「敬虔な」修道士という仮面をかぶった獣たちを追求することに向かないのは、少し残念な気が。  しかし、カソリックというのは、もう少し自浄能力があると思ってたんですがね。敬虔な信者である曽野綾子さんのご意見とか少し伺いたいような気がします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-11 11:26:54)《改行有》

125.  EVA エヴァ(2011) 《ネタバレ》 女の子がなかなか可愛くて、「あれ拾い物」って感じだったし、お母さん?もそこそこ綺麗で好感度大だったんですが……  (あくまで推測ですが)SFというものに対する、基本的な知識、姿勢に根本的に欠けてる人々がワン・アイディアで映画作っちゃったなあ、はっきり言うとSFの素人さんが作ったSF映画みたいな感じで。  この映画に出てくるような優れたロボット工学が存在するよな社会であれば、(今からどれくらい未来であるか全く言及されてませんが)当然社会の他の分野のテクノロジーも相当進んでるはずです。他の分野が全く現在のままでロボット工学だけ極端に進歩とかは、あり得ない。そういうごく当然のことに思い当たらないのはどうかと。(特に、人間の感情をきちんと分析して、それを機械的にロボットに導入とか、全く現在の技術からは隔絶してますよね)  なのに、ロボットに関する以外は、ほとんど現在と同じ社会を描写して、全く疑問を感じない、そういうSFセンスに欠けた人には、こういう題材に携わってほしくないですね[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-26 12:08:08)(良:1票) 《改行有》

126.  ソハの地下水道  ソハの行動が素晴らしいことや人間味にあふれていること、あるいはその運命の悲しさについては、どれだけ語っても足りないから、この映画が作られたのは素晴らしいと思う。  ただ、リアリズムにもほどがある。 ユダヤ人たちを人間らしい人間として描こうとする製作意図は分かるけれど、あまりにいいろいろな面で醜い面を描きすぎている。別に聖人君主に描く必要はないけれど、これでは、この作品の持っているメッセージ性を損ねるのでは。  映像的にも、ブクブクに太った妻との営みとか、出産シーンの描写とか、どう考えても不快なだけで、どうしてもこの映画に必要なものとは考えられなかった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-15 13:45:43)《改行有》

127.  戦火の馬 《ネタバレ》 決して動物が嫌いなわけじゃない。家で犬を飼ってそれなりに可愛がったこともあるし、あるいは目前で酷い動物虐待が行われてたら、やめさせるために何らかの手段をとると思う。  ただ、人間の命よりも動物の命を大事にするようなのは、ちょっとどうかと引いてしまう。毒ガスまで駆使して、お互いの国家のためと自分たちの生存のために戦ってる敵同士が、馬一匹救うために命をかけ、救った後はまた殺し合いを再開するのが、どこが美談かちっともわからない自分にはこの映画は無理ですね。(映画には、全く関係ないんだけど、そこらへんでホームレスが餓死してても眉一つ動かさない人が、クジラが打ち上げられると大騒ぎして、命を救うために懸命に働くのも、自分的には理解不能の現象です)[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-04 06:08:21)《改行有》

128.  BRAVE HEARTS 海猿 《ネタバレ》  吉岡はさまりすぎ。なんかこのシリーズでいつも挟まってるような気がする。 実は、機長救出の当たりまでは、このシリーズ屈指の名作かと。主人公があまり必要以上に目立つこともなく、人命救助のために集まった、多種多様の大きな集団の中の一員としての分をわきまえてるのが好感が持てたし、意見、考え方が違う同僚を、行動を示すことによって引き寄せていく流れも秀逸。 ただ、吉岡がね。 実は個人的な理由で、海上保安庁という官庁は、日本に現存する全官庁の中で一番好きで、一番親愛感を持ってるんだけれど、  ただ、全面的にタッグを組んで撮影してる弊害はどうしても出るのかな。 だから、殉職者は出せない、意味ありげな彼女の過去もせいぜい離婚歴。 つまり、最後の方のしょぼしょぼ感はこの映画の必然的な弱点かな[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-17 15:16:38)(笑:1票) 《改行有》

129.  ハンナ 《ネタバレ》  納得できたようで納得できない話。その原因はヒロインがあまり強くないこと。(ものすごく特別な存在であるかのような前振りして、普通の悪人や育ての父と互角程度では)  ヒロインが絶対的に強い存在であるならば、わざわざ信号を発信させて、最終的にあの場所に来させた理由も、復讐を遂げさせるためと納得できるのだが、それまでの流れでその強さを感じさせる要素が少ないため、むしろひっそりと暮らした方が幸せじゃないと思わせた段階で失敗作。    途中で知り合った家族の、自分たちは世の中のことすべてわかってるんですよ風の市民派臭も少しイラついた[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-23 06:11:42)《改行有》

130.  舟を編む 《ネタバレ》  衛星放送でも、地上波でもレンタルでも、これだけ気軽に映画を観れる環境の中で、それでもチケットを買い、時間と手間をさいて映画館まで封切り映画を見に行くのは、やはりそこでしか得られない何かを求めているわけで。その、何かとはいろいろあるよね。滂沱の涙を流すような感動もあれば、あまりのことに座席を立てないような衝撃、 あるいは、誰かに話したくなるような面白さ(例えば少年メリケンサックとか)。  まことに残念ながら、この映画には上記に記したような要素がどれもありませんでした。不器用なカップルの前途も、辞書の完成も、老監修者の運命もすべて想定内で。本当に面白い題材だし、真面目に作られたことは理解できるし、キャストも十分以上に満足できるものでした。しかし、映画化するのにふさわしいストーリーかというと大いに疑問が残ります。  あと、宮崎あおいさん、朝ドラ、大河ドラマで絶頂を極めた後、さんざん仕事を選んできた結果が、こんなヒロインとは名ばかりの、ただただ主人公にとって都合がいいだけのお人形のようなキャラクターですか? 少しここらで立ち止まって自分の今までを振り返るべきでは。 宮崎あおい、好きになったのは純情きらりや篤姫の頃からだから本当に長い間、好きな女優さんだと思う。好きという気持ちはずっと継続してるので、たまにごく廉価版があればDVDを少しずつ買い揃えていて今回レンタル落ちを購入したわけだが。 駄目だだああ 彼女の魅力は十分に出てるし、嫌な登場人物が一人も出てこない、とても知的で上品な映画だと思う。 ただ、いかんせん辞書作りに今となっては全く関心が無い、題材に好奇心を全く刺激されない。非常に退屈な映画鑑賞になりました。 今、本やDVDを手元に残すのに二つの基準があって、 1 上質な内容であるか 2 内容に関心が持てるか というわけで、2に該当しない以上、買って即廃棄という非常に残念な結果になりました。[映画館(邦画)] 6点(2013-04-13 15:39:16)《改行有》

131.  ヒミズ 《ネタバレ》  原作にまったく関係ない(そうな)大震災を取り入れるという、ある意味相当不謹慎とも受け止められないことをしてまで、伝えたいテーマだとは自分には感じられませんでした。そもそも、あの泥棒になんで二人の人間が必要なんだとか、通り魔をこちらも刃物を出して威嚇したり、あるいはバスの中の通り魔を殺しかけても全然警察が関与してこないとか、殺人事件重要参考人と決定しながら一晩放置とか、細かいリアリティを無視するような作風は、大嫌いな部類です。できたら今後は避けたい監督ですね。 あと、監督の指示か、本人が意識してやってるんかわかりませんが、自分に容貌が似ている有名女優の演技を模倣してるのがみえみえで、どうしても不快な印象をもってしまいました。(自分の知る限り、桐谷美玲がガッキーの真似したの見たことないですw) あと、18歳未満の女優の下着姿、よもや単純所持に該当しないでしょうね。こんな微妙な印象の映画を録画したものを所持してて逮捕されたり、名誉を失ったりしたら、やりきれないですw[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-04-06 12:26:11)《改行有》

132.  サラの鍵  扱ってるテーマはすごく重要なことはわかるんですが、なにか現代と過去の場面が交互に繰り返されることによって、焦点がぼけたような。正直、サラの悲劇と、夫が高年齢を理由に子供を産ませたがらないというようなごくごく小市民的な問題を、同等の重さで扱って欲しくなかった。同じ題材なら黄色い星の子供たちの方がお勧め。 (しかし、こういう問題でもビシー政権の政治家たちはしっかり責任を取らされてるのに、実施にあった官僚や、警察官たちが責任を問われないのは、釈然としない)[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-27 11:11:46)《改行有》

133.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》  正直、これほど突っ込みどころの多い映画もないんですが(たった6年間で新兵から大尉まで昇進してしまう主人公とか、記念式典が終わった後、ずっと戦艦の中で暮らしてたとしか思えない平均年齢87歳以上のやたら元気いっぱいの爺ちゃんたちとか)、それでも戦艦というもの自体が好きな自分にとっては、十分以上に楽しめました。(日本が頼もしい同盟国として描かれる一方で、怪しいものが出てくるとまず「中国か?」と疑われる雰囲気とか、非常に心強いですね。まだまだアメリカ世論も捨てたものじゃないと。日米安全保障条約万歳!w)  ただ、電波が光と同じ速さでしか進めなくて、他の太陽系まで届くにはかなりの歳月がかかるというのは、そういった分野が好きな人間にとっては常識なんですが、現在のゆとり教育(日米問わず)では教えないのかな?それとも、あの惑星って6光年しか離れてないのかな?それはまた怖い話でw 2015年8月25日点数のみ7→6[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-18 18:46:28)《改行有》

134.  夜明けの街で  自分は女優中心で映画を見るんですが、この作品の場合、木村さんと深田さんがだいたい同じくらい好みなんで、思い入れの対象が定まらない不安定な鑑賞になりました。 しかし、深田さんの方はともかく、木村さんの方があまりに冷静で怖いなあ。自分だったら、地獄だ、地獄だって騒ぐ前に、取りあえず土下座して「ごめんなさい」しかないと思うんですがw  あと、他の方が書いてた深田さんの露出の無さも同感ですが、夫婦二人が布団をかぶって、もぞもぞってのもなんだかなあ。撮影の時、さぞ暑苦しくてやりにくかったでしょう。まさか平成になってあんなもの見せられるとは思いませんでした。木村さんの方の事情で、あんな撮り方になったのなら、そうまでまでして撮る必要があったシーンかどうか疑問です。  落ちは、なんかあるなとは思ってましたが、それまで一切伏線も何にもはられてないんで、東野さんにしては面白みに欠けますね。つか、いずれにしろ、そういうことがトラウマになってる女性は、多分どんなに不安定な状態でも自分は絶対不倫とかしないと思われ。[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-16 10:53:29)《改行有》

135.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》  この映画を見て、当時のヴィシー・フランス政権や、その政権下で働いた警察官たちを非難することは簡単なんですが、そもそもフランスの実質的な主権がほとんど奪われていたこと、そしてペタン首相ら仏政府首脳部が限られた形でもフランスの独立を維持するためにナチスの歓心を得るのに汲々としていたことも、ある程度考慮に入れるべきかと。  そうするとこの映画で描かれた悲劇の原因はどこにあるかと考えるならば、もちろんヨーロッパに古くから根強かった反ユダヤ主義、そしてドイツにおけるナチズムの興隆もありますが、もう一つはフランスがあまりにあっけなく戦争に負けたこともあるかと思います。そもそもフランスが戦争に負けなければ、このような悲劇はなかったわけだし、たとえ負けるにしてももう少し時間をかけての敗北だったら、ユダヤ人たちにも自由地区や他国に逃げる余裕があったわけで。  というような観点から考えれば、一つの国が戦争に負けるということは、本当にいろいろな悲劇を巻き起こすことになることを痛感させてくれる映画でした。 (理性的には、こうなんですが、感情的に言うと、この事件ではユダヤ人迫害に諾々と加わっておきながら、後年パリに連合軍が迫るや、ナチスを倒すために「英雄的w」に立ち上がったバリの警官たち、大嫌いです。だから「パリは燃えているか」なんて、もう一生見ない。ってつまんねぇー映画だからどっちにしろ観ないけどw) 点数のみ8点→7点に変更[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-13 13:12:43)《改行有》

136.  J・エドガー 《ネタバレ》  題材は非常に興味深かったんですが………。あまりに主人公の性的嗜好が特殊でついていけません。かねがね性的嗜好で人間を判断することはできるだけ慎むようにしてるんですが、この人の場合……ゲイでマザコンで女装癖、3つってちょっと多すぎません?裏どらが一個のったら満貫ですよw[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-21 17:28:49)

137.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 自分でも今まであまり意識したことないんだけれど、実はミュージカル駄目だと気がつきました。歌が素晴らしくないわけじゃないんだけれど、(ハサウェイの声素敵でした)それで時間がとられる分、ストーリーのダイジェスト感、薄味感が強くて。偽のジャン・バルジャンを救うために裁判所に乗り込む前後の苦悩、ファンテーヌの死のありさま、あるいはパリに入る際にジャベールから逃れるところ、いずれもじっくり描いてほしいのに、もう駆け足、駆け足。一瞬目があっただけで、それで恋愛成立とか、直前まで大勢の友、同志の死を嘆き悲しんでいた青年が、恋人に接した途端、明るく愛を語りだすとかは、失笑レベルです。ジャン・バルジャンとジャベールに関してはそれなりに人間像の掘り下げができていたけど他の人物、特にマリウスとコゼットに関してはほとんど記号も当然で。  こういうことばかり気になる人間はミュージカルは避けた方がいいですねw 平成27年7月26日 ちょっとDVDの収納が限界を超えて大変なことになっててそのための整理の一環として、昨日見直しかけたんですが、 言っちゃあ悪いけど、筋は分かり切ってる、表現は薄み、コゼットはちっとも可愛くない、で肝心のハサウェイの魅力もほとんど。 全く食欲のわかない映画に化していたので一点下げます[映画館(字幕)] 6点(2012-12-22 21:37:47)(良:1票) 《改行有》

138.  カイジ2 人生奪回ゲーム  面白くなかったというと嘘になる。ただその面白さは原作が持ってる面白さのみであって、自分にとっては単に好きな漫画の好きなエピソードが映像化されたのが楽しかっただけであり、それ以上でもそれ以下でもない。  従ってオリジナル部分は違和感のみを感じた。特に「姫と奴隷」の設定と勝ち方、製作者の福本ワールドに対する無理解を如実に表していましたね。あんな3分の1の確率で勝ってしまうものをブレイブロードと同等に扱うとはっ!何たる無知っ!  しかし、映画作りにあたっての一番重要な作業が、短い時間で表現するための原作エピソードの取捨選択、そしてそのことによって矛盾が生じないようにするための摺合せ、こんな映画作りって、表現行為でもなんでもない、単なる事務的作業にしか思えないな。 今他サイトのレビューで原作者が脚本に加わってたということを知った。だったらなんなんだろうあの「姫と奴隷」は?十年以上福本ワールドに親しんできた人間にとって全く理解できない。[地上波(邦画)] 6点(2012-11-29 13:42:29)《改行有》

139.  うさぎドロップ 《ネタバレ》  好みの女優がいっぱい出てて、(桐谷美玲最近好き、池脇は昔から、香里奈は昔好きだった。芦田ちゃんは……ノーコメントw)本来なら好きな映画なんだけれど…… まず、ストーリーがあまりに平坦。りんと大吉の精神的距離感が冒頭から最後までほとんど変化が無いから、山もなければ落ちもない。おそらく行方不明事件を「転」にしたかったんだろうが、塚、おそらく「転」であるつもりなんだろうが、事件の前と後で二人の関係性、心理に全く大きな変化が無いから全く「転」になってない。  それから、おそらくsabuさん信念を持ってやってるんだろうけど、細かいリアリティの無視。適当さ。例えば、自ら進んで配置転換された配送センターでの仕事、前景場面では結構リアルな様子を映しながら、実際主人公たち大勢の人間がやってる作業といったら、自動でも流れるローラーの上を段ボール箱を押し流す作業?なんじゃこりゃ? (誤解があるかも知れないと思って再度見直したけれど、やはり彼らはボール箱を押し流す以外のことを一切やってない)同じ監督の「蟹工船」での無意味な作業風景を思い出してしまった。  そして、そのあまり意味がなさそうな作業すら、子供さがしのために全員放棄しても、一切問題にならない適当さ。  大吉という人間もよくわからない。当初、管理職的な立場でバリバリ働いていたのだから、ある程度以上の常識があって当然なんだろうけれど、幼稚園と保育園の区別もわからない、保護責任者遺棄罪・不保護罪が現に行われているのにも全く気がつかない。まったくどういう背景を持った、どの程度の常識レベルの人間か見えてこない。(もちろんあの母親に無理に養育させるべきとかは言わないけれど、それにしてもりんの将来を考えれば経済的な負担はさせるべき)  金銭的と言えば、都内で一戸建ての家に住み、子供を引き取り、保育園に通わせ、医者にもかからせる。それでも経済的な負担みたいな話題は、最初から最後まで一切なし。  この監督って、細かいリアリティを片端から排除して、それでも物語作りができると本当に信じてるんだろうか? 2013年3月17日再見 上記にあげた欠点は全く変わりないんだけれど、出演してる女優が上は吹雪じゅんから下は……wまで、皆非常に魅力的で好感のもてる存在になってたので点数があがってしまった。特に桐谷美玲のツンデレが自分的には萌えポイントで。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-11-12 16:51:43)(良:1票) 《改行有》

140.  北のカナリアたち 《ネタバレ》  宮崎あおいの番手が低く、出番もすくなそうなのはあらかじめわかってたので、さほど積極的に見たいとも思わなかったのですが、是非にという両親のお供で行ってきました。で、見る前に買ったパンフレットを見れば脚本はなんとあのデビルマンの那須真知子!(こないだ見直した寒椿でも改めてあきれ返ってひっくり返ったばっかりだしw) その時点で期待値は大きく下がったんですが、見てみたら、それほどあからさまな矛盾、綻び、破綻もなく、正直、ラストの教室での再開の場面とかある種の感動を覚えたことは否定できません。  水難事故で夫を亡くした教師が、その時の教え子たちを訪ね、お互いを癒しあうという設定など、この人にしては随分上出来なので、随分原作が優れてるのかなと思ったら、そうでもなく誰だってたまにはねってところです。(原作がこれまた淡泊なもので、随分内容変わってるんですが、ある意味では原作より感動的になってるんで、これなら原作者も問題ないんでは)  ただ、那須さんが良かったのは設定までで、どうも話の運び方が下手です。水難事故にしろ、不倫にしろあまりにストレート、露骨に言えば山も落ちも伏線もないので、興がかなりそがれました。(例えば、自分なら不倫は、あくまで生きる気持ちを失ってる警官を励ましている姿が誤解されたなんて方に持ってきますけどね。どちらにしろ原作には全くないわけだし)  それと、これを言っちゃあおしまいなんですけど、現在の吉永さんと20年前の吉永さん、風貌とか、はっきり言うとお肌に全く差が無くてw、正直若干混乱しかかった個所もありました。20年前は、別の女優さんではってのは、無理な注文ですかね。ぶっちゃけ仲村トオルさんが非常に若々しい風貌なんで、実際の20歳以上の年齢差を感じて、ラブシーン違和感えぐかったです。(柴田さんは上手に老けてました)[映画館(邦画)] 6点(2012-11-12 15:36:35)《改行有》

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