みんなのシネマレビュー |
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121. 未来のミライ ファンタジーなのは分かるんですが・・・くんちゃんの声の不自然さが中身の嘘くささを際立たせています。細田氏の感性ってこんなんでしたっけ?[地上波(邦画)] 3点(2019-07-28 14:48:00) 122. 万引き家族 《ネタバレ》 本物より偽物の方が勝っているなんてことはいくらでもあるし、このような疑似家族の絆も分からなくもないですが・・・もう一度見直したくなるような物語でもないと思いつつ二度見。 刑務所での接見シーンが印象的、 ♂「悪いな俺の分までよ」 ♀「あんた前あんだから・・5年じゃきかないよ」 ♂「でもよ」 ♀「私楽しかったからさあ・・こんなんじゃお釣りがくるくらいだよ」。 理不尽な過去を引きずっていてもこの感性、それ以外の場面も含めてこのヒロインの言動にとても心が動かされます。[地上波(邦画)] 8点(2019-07-22 21:51:39)(良:3票) 《改行有》 123. キングコング: 髑髏島の巨神 ストーリーなんてクソ喰らえですか、確かに映像は迫力ありますが・・・[地上波(吹替)] 5点(2019-07-11 21:50:17) 124. ルーム 《ネタバレ》 実話なのかなと思わせるようなショッキングな内容、この映画の原作の基になっている実際の事件がもっと悲惨で衝撃的と知って唖然。 見事な脚本ですが、特に脱出してからラストまでの後半が、母子に祖父母、彼らを取り巻く人々の言動がとてもリアルで一つ一つ心に刺さってきます。 極限状態に置かれていたという事を忘れているかのようなヒロインに対するインタビュアーの質問、所詮メディアに代弁させているような世間の本音もこんなもんでしょうか? 母親の受けた傷心もそうですが自分の父親が加害者という事実をこの子がどのように消化していくのか、孫を直視しないジイジの問題より深刻です。 母親役のオスカーには全面的に納得ですが、5歳にしてはちょっと大き目だった子役の演技も素晴らしいものでした。[地上波(字幕)] 9点(2019-07-07 23:09:11)《改行有》 125. 主戦場 《ネタバレ》 肯定派、否定派それぞれの立場の人を取材している映画との知人のお薦めで鑑賞しましたが、所詮作者の思いと編集で偏るもんです。共感、違和感、反感いろいろあるんでしょうが、人は見たいものしか見ようとしないものです。右翼の愛国史観には寒いものを感じますが、否定派をすべてをひっくるめて修正主義者と決めつけている視野狭窄的正義感にも違和感しか感じません。古今東西の普遍的な問題であるはずの従軍慰安婦の本質を、被抑圧国の反日感情や戦勝国の都合と敗戦国の鬱憤だけで語ろうとするからこじれるのでは?[映画館(字幕)] 4点(2019-06-26 16:59:36) 126. イップ・マン 葉問 抑圧に抵抗して鬱憤を晴らす爽快感は前作に負けず劣らず。日本軍の後は英国ですか。キャラが立つヒールですが、いずれ共産党になってしまいそうな今の香港大丈夫?[CS・衛星(吹替)] 6点(2019-06-23 21:11:13) 127. 湯を沸かすほどの熱い愛 逃げなければ地獄のような日々が延々と続く陰湿ないじめなんて世の中にはいくらでもあるので、この映画を真に受けてしまって最悪の状況に追い込まれる人が出ないことを祈ります。リアリティと正論だけを追い求めると違和感だらけですが、物語が進むにつれてツボを押さえているのか心に刺さってきます。銭湯での葬儀もなかなかキマッてましたが、タイトルの真意を彷彿させるラストにはビックリ。主演と助演の女優さんお見事でした。[地上波(邦画)] 7点(2019-06-06 00:07:05) 128. コッホ先生と僕らの革命 服従と規律の教育に扇動、ナチスの蕾を見てしまったような気持ちにさせられますが、アンフェア―な権力者の抑圧をみんなで跳ね除ける展開はとても爽やかでした。[地上波(字幕)] 7点(2019-05-27 23:13:09) 129. 太陽は光り輝く 童話のようなご都合主義的ストーリーにちょっとした違和感を懐いてしまうのは、製作から65年というの時の流れの所為・・・[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-26 09:21:35) 130. ブライド・ウエポン 《ネタバレ》 恐怖の谷越えワイヤーロープ滑降に夫一筋のスーパーウーマン新婦。誘拐事件をすっとぼけるジップライン従業員を強引に宙吊りにしたり、トイレの中に間抜けな警官を引っ張り込んでボコボコにするシーンなんかは痛快そのもの。B級扱いでは惜しいと思って見ていましたが、やっぱりそれなりかなと思わせてしまうドナー探しのオチ辺りからクライマックスにかけての後半・・・ちょっと残念でした。[地上波(吹替)] 6点(2019-05-19 20:32:07) 131. 大逆転(1983) 人生の入れ替わりドラマはいいんですが、コメディとはいえ殆ど犯罪のような陥れ方に違和感大。さらに後半からの仕掛人への復讐劇も本来なら盛り上がるはずなのにあまりのお粗末さにがっかり。[地上波(吹替)] 5点(2019-05-07 22:52:46) 132. 仁義 とってつけたような髭のドロン、作為的なストーリーも回りくどくてまどろっこしい。豪華キャスト陣ですがどうもメルヴィルが役者の足を引っ張っているようで・・・[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-04-17 22:20:09) 133. 突撃隊 なかなか共感しづらいキャラクターですが、戦場が自分の居場所であるかのような主人公。低予算ながらも緊張感溢れる戦闘シーンにあっけない幕切れ。ちょっと想定外の戦場映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-16 22:34:57) 134. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 《ネタバレ》 パートナーの気持ちに寄り添うより自分の欲求を満たすことが優先されてしまう子供っぽい海の男。こういう男が子育てや結婚に向いていないと感じながらも、夢とロマンに生きるみたいな男と幸せ家族の両方を追い求めようとするヒロイン。実社会でも自信に満ちた人が欲張って両方を失ってしまうよくあるパターン、ヒロインよりイルカの方がかわいく思えてくるのは主人公のロマンが伝わってきたのかな?[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-10 00:12:06) 135. 初恋のきた道 《ネタバレ》 恥じらいと大胆さを持ち合わせた片田舎のかわいい女性から、一目惚れアピールを思いきリ受ける町から来た若き先生。健気でいじらしいチャン・ツィイーと辺境の美しい映像に惑わされたのか、今の時代ではなかなか想像できないヒロインの素朴なバイタリティに心が動かされます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-07 10:29:53) 136. アリスのままで 人格の壊れ方がきれい過ぎですが、今までの自分がどんどん失われていく恐怖は痛いほど伝わってきます。これに貧困や家族間の不和でも加わればもう目を背けたくなるような修羅場なんでしょうが・・・生々しい描写は抑え気味ですが介護の深刻さは推して知るべしです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-06 00:06:26) 137. あの日のように抱きしめて 《ネタバレ》 自分の見たいものしか見ようとしない女と歌声を聞かないと自分の妻であることに気付かな鈍い男。「いい加減に気付けよ」という違和感をずっと抱き続けてのラスト、この為だけの無理矢理感ですか。設定は面白いけど・・・[地上波(字幕)] 6点(2019-04-04 23:53:30) 138. ブリッジ・オブ・スパイ 冷戦下の息詰まるスパイ戦、実話ならではの緊張感が伝わってきます。その時の状況次第でコロコロ変わるのが民意というものなんでしょうが、ダブルスタンダードによるご都合主義に陥らない主人公の信念と行動が眩し過ぎます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-04-04 23:50:23) 139. ちはやふる 結び 上(6)→下(4)→結、結びはたかが歌留多、やっぱり歌留多・・・みたいなお話でした。[地上波(邦画)] 5点(2019-04-02 21:04:08) 140. リップヴァンウィンクルの花嫁 《ネタバレ》 前半部分は現実感を求めてしまったがために、救われることにも不幸にもなり得るようなSNSのミステリアスな展開に引き込まれますが、中味の方はちょっと肩透かしでした。ヒロインの優柔不断さと人間関係の曖昧さに次第にイラついてきますが、こういう流されてしまうような愚直さに日頃の計算高い左脳が癒されます。最後の裸になって泣きながら酒を酌み交わすコメディ(?)には思わず吹きだしますが、彼らの気持ちが分かったような錯覚(?)を覚えてしまう不思議な映画でした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-04-02 17:27:57)
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