みんなのシネマレビュー |
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1401. EVE/イヴ とある女性博士が国の極秘計画で自分のクローンアンドロイドを作ったのだが、このアンドロイドが暴走してってゆうよくあるお話です。どーせターミネーターの模倣映画やろって思って観てたら、意外としっかりした作りでびっくらした。博士の記憶まで移植されているため、暴走しながらも博士の過去を追って行動するアンドロイド。その為に博士の過去の清算までさせられちゃうって展開が一風変わってて、そして後半はタイムカウント映画となり一応ハラハラした展開を見せてくれます。アンドロイドを止めるために博士と戦闘のエキスパートの大佐のコンビが追うのですが、最初はいがみ合いながら徐々に打ちとけあってゆく展開もありがちなんですが、中々しっかり見せてくれます。所々、オイオイって突っ込む所はあるんですが、期待してなかっただけに、そこそこ楽しめました。ちなみにアンドロイド役は博士役の人の二役です。あんまり美人じゃないけど。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-06 11:14:11) 1402. ローレライ 映画館で観たかったんやけど、観にいけず、しょーがなくDVD買おかな~って迷ってましたが、その前にレンタルしました。買わなくてよかったっす。レンタルで十分でした。いや、邦画としてはよくできてると思う。CGのおかげで、こーゆう映像が撮れるよーになったんだって思えたし、設定もSFだけどえーんちゃうのって感じで。ただ何度も鑑賞したくなるほどの、カタルシスや緊迫感はなかったです。ちょっと泣きそうにはなりましたが、自分には、一回観れば十分なそこそこ満足な映画でした。くさい台詞とかがうまく演出されてないから?それとも妙に感動シーン挟み込みたいが為の間延びしたテンポ?わかんないけど、ちょっとアニメっぽい雰囲気も悪くないけど、最近少しアニメ離れしてるせいか、そこそこで落ち着いてしまった原因かな。もっとかっちょよく、もっとシビレルよーな感じに出来たはずって思うと、期待しすぎたんかも。映画館で観るとまた迫力も違ってたんかな~。映画館いきゃーよかったな~[DVD(字幕)] 7点(2005-09-06 11:06:50) 1403. セルラー 誘拐されて助けを求めた相手が軽い男、んで、先生のシーンは緊迫感があり、それを助けよーとめっさがんばるライアンのシーンはかる~いノリ、この緊張と緩和がちょうどいい具合で観てて退屈しません。全体的に、主人公側も犯人側も、もーちょっとなんとかなったんちゃうの?って所は多々あるけど、強引なテンポで気にならなくなってしまい、十分、楽しめました。 [DVD(字幕)] 10点(2005-09-05 17:01:18)(良:1票) 《改行有》 1404. フライト・オブ・フェニックス 《ネタバレ》 こーゆう映画は映画館で観たかった~。つまり、おもしろかった~。冒頭の飛行機墜落は迫力モノ、そしてその後に展開されるサバイバルドラマも、よくあるハリウッド的な展開にいきそーで、いかない感じで退屈せずに最後までのめりこみました。ただ、ちょっと能天気すぎる雰囲気があって、おかげで完成した時は「もう完成!?意外と簡単」って思ってしまった。でも、それもうまくエリオットとゆう魅力的変人なキャラの話へ展開し、これが飛ぶ事になんか意味があるって感じになって、最後のフェニックスが飛んだ時の爽快感はかなりきました、そしてエンディング時のそれぞれの行く末の写真も、みんなで困難にあい、争いながらも一つの事をやりとげたとゆう達成感をさらに希望ある感情に変えてくれる感じでテンションあがります。観終わった後、よくよく考えたら、こーゆう状況で、あんまり緊迫して悲惨な雰囲気を前面に押し出さない点は、自分のテンション的にはちょーどよかったです。いつか元の作品も観てみたい~。[DVD(字幕)] 10点(2005-09-05 16:52:34) 1405. 双生児 《ネタバレ》 題名どおりの双子の映画でした。原作は読んだことないです。登場人物全員眉毛無しメイク(メイクで消してる)、音楽は不気味、演出や撮り方も不気味、オドロオドロしい雰囲気がかなり出てて、アングラ演劇系っぽくて、なんか寺山修司の「身毒丸」思いだしました。捨吉になってゆく雪雄、雪雄になりすます捨吉、で、お互いがドンドン近づき、精神の合体?もっくんの演技がかなり危ない光線で魅力的でした。お話自体は単純やけど、深読みすることもできるし、最後を知って観ると、また、ちがう解釈で観れると思う。しかし捨吉、登場のシーンはインパクトありすぎてトラウマ感がかなりあります。側転て・・。この日本独特のオドロオドロしさがたまらん。 [DVD(字幕)] 10点(2005-09-05 16:39:03)《改行有》 1406. ヘルボーイ 各キャラはかなり魅力的です。ただストーリーは、いろんな意味でかなりB級。間延びした展開、よわっちい悪役、単調な戦闘。もっとちゃんと作れたはずやん。こんなにキャラがえーのにな~。はがゆいです。今一歩のめりこめず、後半ダレてきたんで、これで。ただ、モンスター好きやCGバトル好きは、胸にせまってくるもんがなーんもないけど、それなりに観れると思う。[DVD(字幕)] 5点(2005-09-04 22:20:58) 1407. ターミネーター3 息つく暇のないアクションの連続。しかも迫力は第一級。特にすごいのが、あんまり意味があるとは思えない便所での戦い。かつて、男と女が、これほど激しく、便所で戦った映画があったでしょうか?私は見たことがない。便器に逆さに首を突っ込まれる美女、かわいー女に抱えられて人間ハンマーにされるごっつい男、この際、審判の日とか、タイムパラドックスとか、スカイネットとか、脚本とか、ジョン・コナーの顔なんてどーでもいーじゃないですか?男と女の迫力あるガチンコバトルを最後まで堪能しましょう。とゆう感じの映画やった。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-04 22:11:35)《改行有》 1408. ベイビー・ブラッド 女性の方、特に妊婦の方は絶対観てはいけない映画。ある日、お腹に怪物を宿してまうヒロイン。こいつはどーやら彼女からちゃんと出産したいらしい。しかも血を欲しがり、いちいちお腹の中からヒロインに話しかけてくる。「血をくれなきゃ、お腹から無理やり出て行って違うオカンを探すで!」と脅しながら。そして、妊婦はお腹の怪物に命ぜらるまま人を殺し血をすする。最初は、嫌々ながら人を殺してた彼女もいつしか、ためらいもなく人を殺す殺人鬼になり、男をあさり、お腹の子と時には、ホノボノした会話をしながら、子供が生まれるまでの数ヶ月を各地を転々として過ごす。って感じの映画やねんけど、普通のホラーと一味違う。まず雰囲気。フランスのヨーロッパ映画特有の観念的な香りが漂い、一瞬、これって高尚で哲学的な映画?って勘違いしそーになる。そして音楽もアフリカン。しかしエグイ場面はしっかりエグイ。そしてしっかりエロい。特にお腹を大きくさせたヒロインがためらいもなく人をバシバシ殺すところはジェイソン級。んでもってこのヒロインが何を考えてるのか全然わからんって感じで。ひょっとしてこの女性の妄想?って思えちゃったりもする。お腹で生命を育てる女性の方にしかわからん世界観に恐怖をまぶした感じがなんともいえない危なさを出していて、淡々としてるが見入ってもーた。お腹の子とのホノボノトークも、子供の声がカン高いボイスチェンジャー声なんで、なんか怪物と会話してるってゆーより、なんも知らない赤ちゃんと会話してるかわいさがあったりする所もなんか変で見所の一つかな。しかし、観終わった後、冷静に考えるとこんな点数になる[ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-01 02:59:15) 1409. ペティコート作戦 《ネタバレ》 この雰囲気かなり好きです。ほどよい能天気さ。観てるうちに顔がニンマリします。知らないうちに楽しい気分になってきてずっと観てたい状態。ホールデン大尉を乗せてしまったばっかりに、海のカンオケと呼ばれている攻撃潜水艦がドンドン楽しい乗り物になっていく。でも、この映画の凄いところは、バカバカしいノリなんやけど、迫力ある所はちゃんと迫力あるってところ。チャチくないねん。もちろん戦闘シーンもあります。戦闘機も飛びます。爆雷もふります。でも能天気。例えるなら、ニュース報道番組を所ジョージがやってるって感じでしょうか?。ちなみに「女性の貞操は21歳未満は法律が守ってくれる、65歳以上は自然が守ってくれる、その間は男女平等だ」って台詞がツボにきました。しかし女性はやっぱり偉大ですね。下着だけで攻撃を止めちゃうんだから。元みかんさんありがとー [ビデオ(字幕)] 10点(2005-09-01 02:55:39)《改行有》 1410. 44ミニッツ<TVM> おもしろい。実話をテンポよく緊張感もたせて見せてくれるし、所々、人間ドラマをうまく挿入してくれて、なんかちょっと泣けた。単純なんで、こーゆう映画観ると、警察って職業はほんと正義とゆう信念を心のどっかに持っていて、体をはってがんばってくれるヒーローみたいなもんやねんな~って思う。いざって時、ほんと頼れるもんな~。感謝しなあかんよね一市民としてって思てまう。冷静な人には、それは褒めすぎって突っ込まれそーやけど。これから警察官になる人や、現役警察官の方が観るとテンションあがると思う。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-29 10:42:58) 1411. シークレット ウインドウ 《ネタバレ》 オチを期待すると肩透かしやと思う。こーゆう系統の映画を見慣れてる人は途中で絶対わかってまうし。俺もそーちゃうの?って観てたらそーやったし。でも、二重人格ネタ大好きやねん。むしろオチを先にバラしてくれても全然えーねん。そのほうがより怖いかもしれんし。なんかね、そーゆう時の人間の心理状態とか、なんでそーなってもーたんやろう?って色々想像してまうねん。特に他の人格を別な人で描くとゆう演出は何回味わっても怖いわ。もし、自分がおかしなったら、こーやって別の人格が出てくるんかな~とか、こーゆう風に人格が現れてくるのを体験した人らはどんな感じやねんやろうとか、考えたら怖くて。それに奥さんに裏切られ、嫉妬のあまりおかしくなるって、ありそーやん。嫉妬って感情は暴走しやすいし、やっぱ人間の心の中が一番怖いわ。一人の作家の狂気を描いた映画としてかなりはまりました。ジョニーデップの演技もどっかおかしー感が出ててえーし、所々の演出もえーわ。自分が主人公なったらって考えたらほんま怖い。多分、また観るわ。ごめん変で。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-29 10:29:33) 1412. 処刑!血のしたたり 「13日の金曜日」などのありふれたスラッシャー映画。舞台がスーパーマーケットで殺されていくのが店員さんってなだけ。殺人鬼の正体とか別に誰でもええって感じ。無理したら誰にでも設定できるし。実際、無理があるし。殺され方も、実にありふれていて、これで殺されるんやろーなってのを確実に実行してくれます。それに今の目で見たら、そないたいしたスプラッターでもない。慣れてない人にはエグイけど。全体的に観てダルいしねむ~い。一人一人こっそり殺されていく展開が好きでたまら~んって人で、時間がありあまってたまら~んって人は見たらいいと思う。あと、サム・ライミとブルース・キャンベルがちょろっと出てるんで、顔を見たくてたまら~んって人は時間の無駄覚悟でどーぞ。 [ビデオ(字幕)] 0点(2005-08-28 18:01:08)《改行有》 1413. サスペクト・ゼロ 予告を見たときはかなりおもしろそーやってんけどな~。これから、おもろなるやろ~ってずっと期待して観てたんがあかんかったんやろな~、そのまま終わってもーた。超能力と連続殺人をからめてセブンのよーな感じをだしたかったと思うねん、でも、あれほどの不気味さはでてへんねん。がんばってんねんけど、ありふれた感じになってもーてるねん。ストーリーが普通すぎるんかも。最後まで一応退屈はせんかったんで。サスペンスが好きな方は期待せん程度にどーぞ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-28 17:59:11)《改行有》 1414. 妖星ゴラス SFであっても科学考証とかを考えるリアル指向な方には絶対不向きな映画。「アルマゲドン」での非現実的な描写に対する細かい突っ込みなんて軽く吹き飛ばす驚愕の隕石対策、地球移動。しかも、それだけじゃ物足りないと思ったのか、怪獣を登場させたり、記憶喪失を盛り込んだり、なんだかわからん宇宙パイロットの歌を劇中、二番までしっかり聴かせてくれたり、一番なんて二回も聴かせてくれたり、ほんとサービス精神満点。地球が移動する大イベントをタタミの部屋でちゃぶ台囲んで迎える。これぞ日本人だと思う。そして後半のスペクタル災害シーンはさすがやわ。あの水の動き、うまいことやってるわ~。[DVD(字幕)] 5点(2005-08-24 23:30:43) 1415. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ とにかくガイラが怖いねん。顔つきとか、大きさとか。なんでそんな姿なん?てずっと考えてもーた。海のシーンで泳いでる人の後ろから迫ってくるガイラ、飛行場で暴れて人を食べるガイラ、どれもトラウマになるほどやわ。走るとこがまた怖いねん。飛行場のシーンで滑走路を走ってって、海にドボーンと入るとこ、子供がプールに入るような感じやねんけど、この人間臭さい動きが怖いねん。後、鳴き声、キシャーって、凶暴感が出ててこわひ。そんなガイラと自衛隊の攻防をたっぷり見せてくれる。ただ、博士のシーンはなぜかダルかった。サンダはえーもんやから救わなってノリがなんか。いっそのことどっちも悪にしたほうがもっと怖い映画になってたかも。てゆーか、それこそ大量のガイラを出してくるラストとかにしたら。想像したらさらに怖い。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-23 22:55:22)(良:1票) 1416. 激突!<TVM> 誰もが想像できる日常の延長上にある非日常の恐怖。こーゆうのもっと色々あるから、余計な小細工せずに作ったら、この映画のようにおもろくなるかも。幼い頃テレビで観て、びびりまくったトラウマ映画。最近観てみたら、やっぱりおもろい。主人公がヘタレっぽいのがいーんかも。[DVD(吹替)] 10点(2005-08-23 16:51:35) 1417. レガシー 女優さんはめちゃ綺麗。雰囲気がモロ70年代風のヨーロッパな感じのホラー。今、観ると脚本はそないおもろいものでもなく、怖さもあんまたいしたことなかった。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-23 16:28:07) 1418. アイ,ロボット 最近のCG使った迫力あるエンターテイナーなアクション映画が観たくて、しかも近未来モノで刑事モノでロボットモノが観たくて、それでいて、そない重々しくないノリの映画が観たくて、でもそんな細かいニーズに答えてくれる映画なんて案外ないねん。でも、この映画あったよ~。なんで今まで観てなかったんやろ。ストーリーはありふれてるけど、要求を満たしてくれるには十分な出来で大満足やった。 [DVD(字幕)] 10点(2005-08-23 16:26:18)(笑:1票) 《改行有》 1419. ボーン・スプレマシー 「ボーン・アイデンティティー」はなんかわからんけど、おもろなかってん。だから観んとこ思て。このシリーズ自分に合ってないんかな~って。でも、ここのレビュー読んだら、前作おもろないゆーてる人は、だいたい今回はおもろいって書いてるやん。だから考えなおして観てみたんやけど、うん、前よりおもろかった。映像がグラグラしてて、何がどーなってるんかわかりづらいとこあるけど。テンポいいし。音楽もテンポいいし。ボーンもテンポいいし。脇役もテンポいいし。とにかくテンポがいい[DVD(吹替)] 7点(2005-08-23 16:21:31)(笑:1票) 1420. モンスター(2003) この映画、連続殺人鬼の映画やで。しかも実話。だから猟奇的な怖い映画なんかな~って思ってた。でもびっくりしたわ。泣いてもーたし。ここでいろんな方のレビュー読んでさらに泣いてもーたし。真実がどーやったかは誰にもわからへん。でも、ここで描かれてるんは、単なる殺人鬼の横顔じゃなく、どこにもつながってない孤独な世界に思えた。つながっていたいやん、誰だって、けして救われない殺人鬼ですらも。絶望的な孤独を知ったとき、初めて、映画の中のモンスターの意味を少しは知ることができるのかもしれへん。そして、セロン、リッチの二人なくしてはこれほど悲痛で人をひきつける世界は表現できなかったかもしれん。[DVD(字幕)] 10点(2005-08-19 11:14:27)
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