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1401.  ハイ・シエラ うん!これまた面白い映画見っけ!久しぶりにハンフリー・ボガート主演の映画が観たくなって借りてきましたが、これは面白いです。まずは何と言っても主演のハンフリー・ボガートがかっこ良くて渋くて男の中の男て雰囲気を十分に醸し出している。犯罪映画ではあるけど、これは男の女の切ない恋愛映画でもあると言えよう!ハンフリー・ボガート演じる一人のギャングとそこに関係する二人の女の描き方がとても味わい深い上にスリリングで観ていて面白かった。この作品を観てもハンフリー・ボガートという俳優の持っている人間臭さ、紳士的な人柄、愛する女の為に闘う男のロマンとでも言うべきか?が描かれていて、この作品もハンフリー・ボガートの魅力再発見出来て良かった。そして、この作品で忘れることの出来ない犬ですよ。犬!この映画の中に出てくる犬がこれまた本当に良い![ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-14 18:49:43)

1402.  反撥 怖い!恐ろしいです。この映画!何が怖いって?既に何人かの方が書かれていますが、オープニングからして、本当に怖いです。カトリーヌ・ドヌーブのあのドアップの眼、それがまず怖い。そして、始まってからも、薄暗い画面の中でのカトリーヌ・ドヌーブの眼、無表情、それを映し出すカメラワーク、次第に壊れていくカトリーヌ・ドヌーブの演技の凄さと恐ろしさ、薄暗い画面の中で、鳴り響く時計の音、更にいきなり鳴り出す電話のベルの音、何もかもが本当に怖くて、怖くてびびりました。カトリーヌ・ドヌーブが家の外にいる時以外はほとんど音楽なしの中で、しかも、あの暗闇のような世界とでも言うのか?とにかく画面構成からして、本当に怖いです。無表情のカトリーヌ・ドヌーブの片方の眼だけをドアップで撮るという何とも恐ろしい撮り方、物語そのものよりもこうした取り方一つ一つが観ていて本当に怖かった。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-10 21:42:09)

1403.  壮烈第七騎兵隊 何となく観ていて、どこか「風の共に去りぬ」みたいだな!と感じたのは、何と出演者、二人の女性、一人は主役の男の嫁さんとなるオリビア・デ・ハヴィランドで、もう一人は「風の共に去りぬ」で黒人女性として初のオスカー受賞?違ってたらすいません!のハティ・マクダニエル、更に何と何と音楽と演出家までが一緒で、どうりで雰囲気がよく似ているわけだ!ただ、「風の共に去りぬ」と比べてしまうと、どうしても物足りないし、スケールは落ちるし、完成度も低いと感じてしまいます。所々、おっ!と思わせる場面もあるのだが、それでも何か物足りない。けして、つまらなくはないし、それなりに楽しめるけどやはり物足りないなあ!西部劇としてはよく出来ているとは思うものの、他の傑作・名作西部劇と比べても何か物足りない。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-10-09 17:59:47)

1404.  まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 凄い!凄すぎる。なんという発想の面白さ、ユニークさ、そしてまた狂気に満ち溢れた世界!これはもう、傑作を通り越して大傑作としか言えないぐらいの本当に物凄い映画です。第一次世界大戦下のパリの小さな村が舞台となっているこの映画、ドイツ軍の仕掛けた時限爆弾を撤去するまでのその物語の運び方、斬新且つユーモアいっぱいの人達による何とも魅力的なこの世界、たまらなく大好きです。人間の狂気、戦争の狂気をここまでして、徹底的に描きながらも、重苦しさをまるで感じることなく描いている所が本当に凄いし、好感が持てる。精神病院の患者達がチェスをしたり、トランプをしたりしている姿など正しく人間の持っている狂気とでも言うか、バカな一面を見事に表しているし、人間らしさとは何か?ということをシニカルな笑いで描いているこの素晴らしさ、観ていて本当に楽しかった。そして、またこの映画、どの登場人物にしても本当に魅力的で、特にもう命が残り3分しかないと言って時計台に登って回る王様の姿など観ていて楽しくて仕方がない。そんな楽しい風景を時計台の下から見守る人達の温かさ、素晴らしい笑顔、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きる。ヒロインのビジョルドの綱渡りのシーンも映画ならではの素晴らしさ、これほどまでにユニークなストーリーと個性的な人達を素晴らしく描いている戦争映画なんてないと思うぐらいの素晴らしさ、映像の美しさ、音楽の素晴らしさも相成って見事なまでの大傑作になっているこの映画、文句なしの満点!本当に一人でも多くの方に観て欲しい素晴らしい映画です。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-10-09 11:56:15)(良:1票)

1405.  歌え!ロレッタ 愛のために まずは、満点つけている方へ、申し訳ありませんです。けして、悪い作品とは思わないし、良い映画ではあると思うものの、あまりにも期待が高かったせいか?それなりに楽しめた程度で大きな感動はなかったです。既に書かれている方もいるけど、トミーリー・ジョーンズのあの態度、ロレッタのお父さんとの約束を簡単に破る態度はどうにもこうにも許しがたいものが感じられてしまいました。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-08 10:16:55)

1406.  セルラー うん!悪くはない。確かにテンポも時間もほど良い感じがする。ここ最近のアクションものとしては合格点付けても良いかもしれない。だけど、ここまで絶賛されるのはどうかな?それなりに楽しむことは出来た。でもそれ以上のものが私にはなかった気が時間が経つに連れて、思えてきた。よって7点から6点へ変更させてもらいます。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-04 21:19:43)

1407.  現金に手を出すな これはギャング映画ではあるけど、いかにもフランス的な香のする作品て感じの渋い男達の戦いをスリリングに描いた良い意味でアメリカ映画とは一味も二味も違う秀作です。まずは何と言っても主演のジャン・ギャバンが良い。男の中のやるせない雰囲気を見事に表現している。親友のミスによって、敵対する一味に命を狙われる男を哀愁たっぷりに演じているジャン・ギャバン!身体全体から醸し出す哀愁きらめく男の諦めきれない何かやるせなさ、刹那さどても言った方が良いのか?こういう役を演じると益々、冴えるジャン・ギャバンの魅力がいっぱい詰まった実に味わい深くて、心に残る大人の雰囲気たっぷりの映画でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-03 21:36:29)

1408.  欲望という名の電車(1951) 野性的なマーロン・ブランドと女としての哀しさみたいなものを身体全体で表現しているビビアン・リーの演技が凄い!緊張感漲る二人の演技、凌ぎ合い、この緊張感漲る作品の中で、特に凄いと思うのが、ビビアン・リーの演技で、この映画の中のビビアン・リー演じるブランチはどこか「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラを思わずにはいられない。だからと言って単にスカーレット・オハラを思い浮かべるのはビビアン・リーが単に年を重ねただけでない何か不幸なヒロイン象の中でマーロン・ブランド演じるスタンリーのような野蛮な男達に振り回されつつも強く生きていこうとするその姿に心が痛む。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-02 23:21:41)

1409.  お引越し この作品、ここでの評価の高さに前から必ず観よう!と思っていたものの、相米慎ニという監督がどうも苦手でして、なかなか借りてこなかったけど、今回、借りて来て良かった。心から本当にそう思う。父と母の都合によって、ある意味、家庭崩壊状態にあるこの3人の家族、そんな状況の中で揺れ動く子供の気持ちを見事に描いていて感心させられた。これだけ子供の気持ちを痛烈に描いている作品はなかなかないと思う。レンコが父親の会社の近くで電話してくるシーンでの祭の音、父親(中井貴一)とレンコ(田畑智子)のやりとり、その後も何度も繰り返し出てくる祭のシーン、夜の花火、それを見つめる娘と母(桜田淳子)、夏休みの宿題テーマにしながら家族とは何かということが上手く描き出されている。最後の方の海でのシーンが特に好きです。それにしてもこの作品のレンコ役の子の演技は凄い!としか言えない。これからも素晴らしい監督と出会えれば、日本を代表する名女優になること間違いないでしょう!また一つ、いかにも日本的な作品に出会えて良かった。そして、今までは苦手だった相米慎二監督の他の作品についてももう一度、じっくりと見直したいと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-10-01 22:06:08)(良:3票)

1410.  イチかバチか 川島雄三監督の遺作となるこの作品、これは面白い。やはり川島雄三監督はただ者ではなかった。遺作にしてこれだけのものを見せてくれたことにまずは感謝したいと思う。正にタイトルの如く、イチかバチかの大勝負に打って出る社長と市長との人間模様を描きつつも、人と人との結びつき、絆のようなものを描くこの川島雄三監督という人の持っている人間的観察力みたいなものをこの作品の中からも見ることが出来て良かった。川島雄三という監督は凄い傑作、それも大傑作を撮ったかと思えば、とんでもない失敗作、つまりは凡作も沢山、撮っているけど、最後の作品がこれだと言うことは、もっと長く生きていたらまだまだ、沢山の面白い作品を撮っていたと思えると、何だか心が痛むし、物凄く寂しい。僅か45歳という若さでこの世を去ってしまったこの川島雄三という監督の死は日本映画界においてとても大きな損失だと思います。最後にもう一つ!個人的願望として高峰秀子主演の川島雄三監督作品が見たかった。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-09-27 21:21:54)(良:1票)

1411.  村の写真集 《ネタバレ》 「村の写真集」何て素敵なタイトル!素晴らしいタイトル!もう、それだけでこの作品、惹かれるものがあるし、良い映画だ!と心から思える。本当に素晴らしいです。東京から徳島にある小さな村へと戻って来た息子と父親との何気ない会話、村の人達との心温まる交流、徳島の素晴らしい村の大自然の中で繰り広げられる写真を通して行なわれる人間ドラマに感動致しました。作られた映像なんかではないそこに実際、ある美しい山、見事な風景、どれもが本当に素敵です。口数の少ない頑固親父と息子が村に住む人達の写真を一枚、一枚丁寧に撮る。そして、撮り終わる度に帽子を脱いで、「ありがとうございました。」と言う父の姿が何とも素晴らしくて観ていて本当に気持ちの良い、温かい映画です。正しく「村の写真集」という名に相応しい映画だというのが観ての感想でして、子供から大人まで老若男女、みんなが写真を通して、同じ家族のように生活をしている。好きなシーン、印象的なシーンが山ほどある中で、特に最後の方で何年かぶりに会った姉と父親の再会のシーン、孫にあたる娘を初めて見せるシーンは泣けた。これまたひとつ素晴らしい日本映画に出会った。こういう映画を観る喜び、それが私を映画ファンであり続けているのだと思います。[DVD(邦画)] 9点(2006-09-26 21:04:32)(良:1票)

1412.  浮雲(1955) 森雅之の駄目な男、男のずるさと高峰秀子の女としての哀しさがモノクロの画面いっぱいに痛く伝わる。何ともやりきれないこの暗い話の中で二人が見せる演技の素晴らしさ、それを描ききった成瀬巳喜男という監督、ただ者じゃないと思う。作品全体、あまりにも暗すぎる為に、繰り返し観たいとは思わないけど、男と女の哀しき人間ドラマとしてなかなか見応えのある作品だと思いました。[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 20:22:50)

1413.  天城越え(1983) これはサスペンスというよりは、どちらかというと恋愛映画のような気がする。主演の田中裕子の美しさとエロッテックな雰囲気が怪しく、特に雨の中でびしょ濡れになっている時の田中裕子が怖いほど美しくて驚いた。一人の少年との大人と子供の物語の中で描かれるこの何とも残酷な話に何かやるせなさい気持ちになりました。[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 16:29:52)

1414.  フラガール 《ネタバレ》 やられました。参りました。こんな素晴らしい傑作とは予想を完全に上回る出来で本当に良いものを見せてもらった思いでいっぱいです。私の中では「パッチギ!」以来の日本映画の大傑作です。絶対に泣かないぞと思っていたものの、途中から我慢出来ず、涙が止まりませんでした。蒼井優演じる紀美子と親友、早苗との別れのシーン辺りから涙を堪えるのに必死で、それもあの落盤事故の後の話からはとにかく涙を堪えることなど出来ず、周りの眼を気にすることなど出来ずに泣けて、泣けて、観終わる頃にはそんな涙が心地の良い(気持ちの良いと言った方が良いかもしれない)涙へと変わり、なんて素晴らしい作品なんだと心の底から思えるぐらいの本当に素晴らしい作品を観た思いでいっぱいです。松雪泰子演じる先生を慌てて駅へと駆けつけるフラガール達が先生に教えてもらったフラダンス「わたしは、あなたを心から愛しています」の意味を持つ踊りをするシーンでそれまで我慢していた私もここで一気にきました。涙がここから最後まで止まらなかった。蒼井優演じる紀美子が一人、黙々と練習している場面で、父親の仕事の都合で夕張へと引越して別れた親友の早苗からの手紙とプレゼントを何も言わずにそっと渡す母親とのシーンなど言葉なんて必要ない。台詞なんて無くても二人の気持ちが痛いほど見て解る感動的なシーンだ!そんな感動的な場面を用意した上で更にフラガールのメンバー達が踊るシーンなど、日本映画というよりも何か華やかな良きミュージカル映画でも見ているような躍動感に満ち溢れ、とにかく盛り上がる。盛り上がる。映画ならではの素晴らしい躍動感と愛情に包まれた素晴らしい感動を「ありがとう!」とそんな気分にしてくれたこの映画、洋画も含めて今年のナンバーワン映画に決定です。心から本当にありがとう!そう言いたい。文句なしの10点です。[映画館(邦画)] 10点(2006-09-23 23:05:51)(良:4票)

1415.  マカロニ 《ネタバレ》 ジャック・レモンとマルチェロ・マストロヤンニというアメリカとイタリアを代表する名優、二人が競演ていうだけで興味が沸いてくる。四十年ぶりに再会した二人だが、マルチェロ・マストロヤンニ演じる旧友のことをまるで覚えていないジャック・レモン演じる大会社の副社長との二人の物語が周りの人達の協力により、段々と二人の友情が甦ってくるというこの話に静かな感動を呼び最後はまるで信じられないような一つの奇跡の物語として描かれていて、心地の良い余韻を残したまま終わるというのが気に入りました。二人の名優の演技の素晴らしさは勿論のこと、共に温かみのある人間としての魅力が詰まった良い映画です。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-21 21:45:12)

1416.  女であること あのオープニングの変てこな歌、若き頃の三輪明宏の歌うあの音楽のインパクトがあまりにも強烈過ぎて、しばらくしたら内容など忘れてしまうぐらいです。それはさておき、原節子の常に怒っているような表情から一瞬だけ、笑みを浮かべるシーンが好きです。それと、そんな原節子と一番最初に出てくる香川京子の可愛さ、言葉使い、久我美子の京都弁も良い印象を残します。原節子と森雅之の夫婦に対して、どんな時でも「おばさま、おじさま」とまるで、華族の令嬢のような言葉使いからふるまい、内容は確かにシリアス、それもかなりシリアスな内容で、川島雄三監督がお得意とする喜劇とは違うものの、これはこれで結構、面白く観ることが出来た気がする。何しろ観たのは随分と前なので忘れかけてることの方が多いが、もう一度、観たい気がする。点数を7点から一旦は6点に落としたけど、やっぱり7点!こんな川島雄三作品も有りかと日が経つに連れて、段々と思えてきた。とにかく川島雄三監督としては才気みたいなものはほとんど感じないが、何しろ出ている女優の魅力は一度しか観てないけど頭に残るものがある。川島雄三監督はやはり女を撮らせても上手い監督さんだ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-19 22:07:18)

1417.  大菩薩峠(1966) 内田吐夢監督のとは違った雰囲気で、あれはあれで面白いけど、この岡本喜八監督版の方は凄い殺気が漲っている。机竜之介役の仲代達矢の眼が怖かった。最後はちょっとやり過ぎなんじゃないかと思うぐらいとにかく斬る。斬って、斬って、とにかく恐ろしいぐらいです。出来ることならもう少し血の見せ方を工夫して欲しい気もした。あれはいくら何でもやり過ぎでしょ!それでも今の時代劇よりは圧倒的に良い(俳優も脚本も)[ビデオ(邦画)] 7点(2006-09-18 18:38:21)

1418.  カッスル夫妻 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのこのコンビ、二人が踊りだすと息もぴったりで、本当に上手いと思ってしまう。話としてはかなりご都合主義的な感じがしてならないものの、この二人の華麗なるダンスを見ているだけでも見て損のない作品だと思うし、テンポも良く、これもなかなか楽しめました。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-18 14:56:13)

1419.  都会のアリス この作品と「ペーパー・ムーン」を比較している人が何人かいるけど、私も「ペーパー・ムーン」よりも、この方が好きです。この作品の監督でもあるヴィム・ヴェンダース監督って「パリ・テキサス」を観ても感じるけど、ロードムービーを撮るのが本当に上手いと思う。小津監督を尊敬しているというだけあって、どことなく小津監督の世界に通じるものがあります。少ない台詞と何気ない会話の中に見える二人の表情、それを映し出すカメラワーク、流石は小津監督を尊敬していることだけはあると思えるぐらい、淡々とした話を無駄な台詞と無駄にカメラを動かさずに見せる。モノクロの映像と美しく心地の良い音楽が味わい深さをより強くしている感があって、一度観たらいつまでも心に残りそうなぐらいです。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-16 20:58:41)

1420.  秋菊の物語 《ネタバレ》 チャン・イーモウ監督、最近じゃアクションものを撮ったりしてるけどやはりこの監督はこういう作品の方が絶対に良い。まずは何と言ってもこの作品に出てくる人達がみんな、人間的で良い。夫が村長に大事な所を蹴飛ばされたことを知って、乗り込むコン・リーの一人の女としてのあり方、夫の為にと村長に対して、一人、訴える姿はかっこ良い。そんなコン・リーの着ている服の色がこれまた赤をモチーフとして常に描き続けている監督ならではのものを感じる。私が考えるにこの監督が常に強調している赤という色は人間の血の色だと思うわけです。だからこそ赤を大切に描き続ける監督の人間的な情熱と温かさのようなものをユーモアを感じながら楽しむことが出来たこの作品、私は嫌いにはなれないし、それに作品全体を包み込む映像の美しさ、中国の大自然、これまた中国映画ならではの物を感じられずにはいられなかった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-16 20:45:17)

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