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1421. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー アンティークでモダンな雰囲気にCGぶっこんで、でもって、昭和の初期の部屋で、ちゃぶ台おいて、チャンネル回すテレビで観たい気分にさせられる映画やったな~。カラーやのに白黒。あれ?カラーやったっけ?洋風やのに古い日本のモノクロSFアニメっぽい(あんま観たことないけど)。ぼやけた映像はロマンス気分満載。こんなニュアンスの冒険映画、好きな人は絶対好きやと思う。オレは好き。だから楽しめたわ~。今までなかったやん?最近の技術つかったこんな世界観な映画。アニメならあるけども。水陸両用飛行機部隊やで~。移動式飛行場やで~。ポリーみたいな女性もモロ好み。ただお話自体は単純やしCG合成部分もあからさま、だから、もうこれは、雰囲気に浸れるかどーかやと思うねんな~。全体的にもー少しパンチが欲しかったかな~って思うのは贅沢なんかな?オチ最高。[DVD(吹替)] 7点(2005-08-17 03:46:26) 1422. マウス・オブ・マッドネス 前半、街に向かいそしてそこで謎をとくゆう展開はかなりのめりこみましたが、後半色々世界が崩壊していくところから、ちょっとしんどくなりました。夢か現実かって展開があんまり好きではないんでしょーがないですね。個々の場面はそれなりにキモさがでてるんで逆にゆーと夢か現実かって展開が好きな人にはオススメやと思います。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-16 23:55:54) 1423. ヴァイラス(1993) 殺人鬼が死んでインターネットの中に入り込み人を襲う映画。ありえないことの連続。でも、なんとなく観れる。三ヶ月たつと観たことすら忘れるかもしれんくらいの印象。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-16 23:52:29) 1424. 地獄の片道切符 《ネタバレ》 この映画ある部屋に悪霊がすんでいて、主人公がその部屋に引っ越してきたばっかりにその悪霊が暴れだすとゆうよくある話なんですが、内容はよくある話じゃありませんでした。物語は主人公が記者のお勉強をするってのが前半をしめてるんですが、ここはほんとそれに重点がおかれていて、記者とは?みたいな展開がダラダラあったりしまして、その合間に、思い出したように怪奇現象がちょっぴりおこります。で、主人公の過去の話とか妙に絡んでたりするんで、この悪霊と関係あるのかな~って思ってたら、全然関係なくて、主人公のせいで悪霊が実体化したとか唐突にでてきて、最後は主人公になんとなく許されて悪霊退散。今までの内容を無効にするくらい簡単に退散する悪霊にびっくり。そしてオチはよくあるホラーなオチ、でもやっぱ止めて、コメディーなオチ。唖然。なんなんすか?このマトマリのないストーリーは。マトマリないにもほどがあります。脇役も自由にしすぎです。ただヒロインが好みで、そのおっぱいが観れたのがよかったんで、おっぱいに三点。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-08-16 23:43:51) 1425. H.G.ウェルズのS.F.月世界探険 最初のノリはほんま「バックトゥーザフューチャー」。レトロ感もエー感じに出てる。もっとチャチー映画かなって思って見たら、そのチャチさがアンティークな雰囲気とからまって、意外としっかりしたファンタジーになってた。月の世界の異星人も何考えてるかわからん感が出てて、味わい深いわ~。ただ、ハリーハウゼンにしては、モンスター部分、ちょっと物足りひんかったな~。それに月の世界行ってからのテンポがなんか退屈。えー世界観は出てるのに、ちょっと残念。オチはギャグっぽいけど音響が悲劇ってゆーか怖いってゆーかなんか雰囲気とあってないよーな感じで、それが逆におもろかったわ。ヒロインは綺麗やったな~。[DVD(字幕)] 5点(2005-08-16 04:20:41) 1426. キャリー(1976) 《ネタバレ》 実は今まで観てなかってん。結末は知ってるから退屈かな~って思ってたら、意外と引き込まれた。最初、キャリーはほんまキショイ。イジメの陰鬱さや母親がキモイのもあいまって、前半からえげつなさ全開。ところが、途中能天気な青春コメディータッチなノリになってゆくねん。これが、この映画のさらにキモイとこ。で、その後プロムに誘われた時のキャリーは、最初のキショさが嘘のようにかわいくなってるねん。すごいわシシー・スペイセクってゆう役者さん。そして監督。恋すれば誰もがキュートになるってのが観ててよーわかる。でも結末知ってるやろ?だから、幸せそーにしてるるキャリーを見れば見るほど、ドンドン不安感あおられて、悲しさこみ上げてくる。展開を知ってるがゆえのせつなさ。「火垂るの墓」で冒頭から泣いてまうのと一緒。で、例のアレが起こるねん。ただ、このシーン、観る前は復讐のカタルシスを得られるんかな~って思ってたけど、違ってたわ。それよりただ悲しくせつなかったわ。全体的にはせつない青春ホラーって感じやわ。超能力使うときの一瞬の音響効果がオレは怖かったな~。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-16 04:02:44)(良:1票) 1427. ペンタグラム/悪魔の烙印 う~ん、普通の映画やった。可もなく不可もなくやった。「悪魔を憐れむ歌」になんか似てるわ~。連続殺人鬼を死刑にしたら悪霊として蘇って次々人にのりうつり襲ってくるとゆう映画。特にボロボロのおばはんが機敏にパワフルに襲ってくるシーンはおもろかったな~。それなりに楽しめたんで、そんなんが好きな人は普通に楽しめると思う。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-14 03:08:12) 1428. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 スターウォーズもこれで最後なんやね、とゆう淋しい気持ちを吹き飛ばすよーに冒頭から目まぐるしい戦闘シーン、そして悲しい結末へ向けて、物語はドンドン暗くなってゆく。全シリーズの中で一番悲しくどんよりしてたように思えるわ。助けを求めた子供斬り捨てたり溶岩のシーンなんてエグすぎてせつなすぎ。自分の見た夢に悩まされ、その為にとった行動のせいでその夢を現実にしてしまうなんて、アナキンがあまりにもバカで悲しいと一緒に観にいった連れは泣いてました(よー泣く子やけども)。それにしてもヨーダは今回もかっこよかったわ~。フン!って敵の護衛を一撃で倒してまうし。議会場での戦いも政治の場で議論をかわさず刃をかわすなんて、もうこの世界がどーしよーもない所まできてるんやな~ってゆう感じが出ててよかった。これで、やっと自分の中のスターウォーズバカに区切りがついたな~。[映画館(字幕)] 10点(2005-08-14 02:48:58)(良:1票) 1429. カンフーハッスル チャウ・シンチーの映画はだいたい、汚い、痛い、アホらしいがお約束みたいにあるから、そんなんが嫌な人には不向きかな。CGつかったバカバカしくも迫力あるカンフーバトルだけで思いっきり満たされたい人向きやと思う。ほんま、そればっかしやで。特に気にっいてるんは、琴をつかった音楽で殺傷する殺し屋とのバトルとひたすらアホらしい追いかけっこ。おばはんがクルクルまわって、真顔で中を舞ってるねん。爽快感は薄いし、ストーリーは正直、ぜんぜんやねんけど映画観てる間は時間忘れて楽しめたんで大満足。[DVD(吹替)] 10点(2005-08-13 01:06:15) 1430. ゴジラ FINAL WARS 《ネタバレ》 ゴジラもこれで終わりなんじゃー!騒げー!暴れろー!狂えー!何もかも狂ってしまえー!ってな異常なテンションで冒頭からとにかくデタラメに飛ばしまくってるわ~。祭りやからなんでもありなんじゃーって感じで。んで最後、監督がやりたい放題した後、ゴジラが「お前ら、これ、どーまとめんねん?」ってつめよってきて、そしたら突然、見ためがなんか恥ずいミニラが出てきてクサイ芝居がはじまって、それ見たゴジラが「え~!?、最後でそれかい。だからゴジラ映画なんて、アホらしくてやってられへんねん。もうワシ疲れた」って去ってゆく。その後をミニラが「ごめん、ごめんて、ほら、火もはいてみたけど?」って追いかける。でもまだクサイ芝居は続いてるから、ゴジラがクルッと向いて「いつまでやっとんじゃー!バカチンどもがー!!」で、ジ・エンド。そんな風に感じてもーたけど、なぜかそんなに嫌いじゃないです。これ。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-12 02:44:13)(笑:4票) 1431. 岸和田少年愚連隊 上映当時、一回しか観てないけど、殺伐としててバイオレンスやねんけど、どっかノホホンとしてる雰囲気がものすご好きで、でも後半に行くにしたがって胸騒ぎが起こる危なさもあって、大阪の下町感もなんとなく出てて、最後まで引き込まれておもしろかった。観てからかなりたったけど、今でも、矢部、岡村、宮迫のやんちゃっぷりでまくりの演技、小林稔侍のかおるちゃんの怖さ、などが頭に残ってるねん。特にカバンに鉄板仕込んで、仕返しにいく矢部は鮮明に覚えてる。[映画館(字幕)] 10点(2005-08-08 11:57:29) 1432. 燃える昆虫軍団 《ネタバレ》 ゴキブリはめちゃ苦手やねん。だから、ここに出てくる昆虫にはマジ、ゾゾゾ~ってきてもーた。ほんまもんやろ?これ。話によると映画のためにゴキブリ改良して作ったとか。もちろん燃えないねんけど。映画の方はモノや人を燃やす昆虫軍団と人の抗争を描いたモンスターパニック映画と思いきや、後半は昆虫の開発に執念を燃やす教授のストーリー。おかしくなった教授に合わせるように映画自体もおかしくなっていくねん。突っ込み所も増えてくねん。虫かごの扉、ええかげんちゃんと閉めとけよ!と思って観てると、昆虫が文字を描き出す始末。漫画の世界に突入。ただ教授の演技と昆虫のキモサと執念が充満してる陰鬱とした雰囲気は惹きつけられるもんがあって、最後まで一気に観れた。小さい頃観るとトラウマになる可能性も秘めてるねんけど、普通のモンスターパニック映画を期待してる人には不向きかも。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-02 09:00:54)《改行有》 1433. マチネー/土曜の午後はキッスで始まる なんかわからんけど、おもろかってん。街にはキューバ危機の緊張感があふれ、核の恐怖がうずまいていて、主役の父も兵隊としてキューバに向かったきり。そんな中、ホラー映画を観に行く若者達。ホラーの名前が「ザ・マント(蟻人間)」。詩が好きな悪ガキ、ホラーの魅力を語るホラー映画のプロデューサー、主人公が気になるちょっと変わった女の子、などの味ある脇役陣、核の恐怖とホラーの恐怖がミックスされて最後は映画館でのドタバタ劇なんやけど、「マント」を観ておびえる観客達を観てると、なぜかちょっと感動してしまってん。人はなぜホラーを観るのか?って事をちょこっと考えてしまったり。バカバカしいテイストで核の恐ろしさを描きつつ、観終わった後は好きな子さそって映画を観に行きたくなるウキウキ気分にさせてくれる。音楽も好き。[ビデオ(吹替)] 10点(2005-08-01 15:06:00)(良:1票) 1434. SFゾーン・トゥルーパーズ 一昔前の陽気な雰囲気のアメリカ戦争映画にチープなSFを合体させたような映画。ヒットラーが出てきたり、物を出したり消したりする機械が出てきたり、ばかくさ~いテイスト満載なんやけど、意外と楽しめた。宇宙船は等身大を出してきたり、ドイツ語で敵は会話してたりで、しめる所はちゃんとしめてる作りがよかったんかも。それだけにラストあたりのええ加減な展開は残念。もうちょっと盛り上がるようにちゃんと作ってくれれば、B級映画としてそこそこになってたのに。モグラみたいな宇宙人のキグルミは一個しか作ってないと思う。あとの宇宙人はみんななぜか普通の人の顔を白く塗ったタイプになってるから。ちなみに内容はアメリカの生き残り部隊(兵隊4人)と生き残り宇宙人が戦場の敵陣地でスッタモンダするってお話。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-28 10:47:20)《改行有》 1435. パペット・マスター3/ナチス大決闘 ども3737様。またご一緒させてもらいます。で映画のほうですけど雰囲気かわって過去のお話になります。しかも復讐劇です。3作目でちょっとだけちゃんとした映画になりました。ダークな人形が少しいい奴に見えて思わず応援。ただ、トゥーロンっていったいどんなキャラやねん!?最初、一見子供に人形劇見せるだけの平和なおっさん風に見えるんやけど、よー考えたら頭ドリルの人形って。それにあの人形に打ってる薬は前作の設定やと新鮮な脳みそやけど。今回は誰のなん?ナチのん?密かに最初から人殺してるって設定?復讐のためとはいえ奥さんの人形の口にヒル入れるって。どーなん?ちなみに首がグルグルまわって表情を変えるピエロが意味なく一番好き。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-15 22:33:17) 1436. ホムンクルス/新種誕生 ヘンテコなホラーばっかのチャールズ・バンドの映画。奇形児の赤ちゃんの死体を集めてるコレクターとそれで商売してる事業家の売買取引がこじれ、そんな中、奇形児の一人が復活、他の奇形児達を蘇らせ、ってゆうちょとタブーな内容。奇形児ゆうてもドギツイもんじゃなくてチープなエイリアンって感じ。俺はこの映画、その奇形児達がグレムリンのように大暴れってのを期待したんやけど、奇形児達の活躍はかなり地味。むしろ、犬猿の仲のおっさんコレクター二名、乳をつねにだして暴れる女秘書、頭の悪い受付嬢、死体を売る女事業家、唯一まともな探偵の六人がお城の中を舞台劇っぽいノリでコミカルにドタバタする所に焦点がおかれててん。B級と割り切って観ればしょーもないこともない。かといってめちゃおもろいってほどでもない。程々に、なおかつ、普通の人にとっては極めて時間の無駄的な感じ。チャールズ・バンドってこんな感じの映画多いな~[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-15 22:26:26) 1437. キャッスル・フリーク 陰鬱な雰囲気が充満したエロホラー。フリチンの醜いおっさんが己のエロい欲望を満たすために城内をハイカイするってゆう殺人鬼モノ。娼婦の乳を噛み切ったり、ボカシ入りシーンが多かったりで、それなりに乱れてるねんけど、ラストの追いかけっこまでは普通にダルかった。家族とこの醜いおっさんが対決するラストの展開からようやくそれなりにキモクて怖くさせてくれてん。ただ、エロさやフリチンの殺人鬼にドン引きして観た場合、うんざり度はかなりのもんになるかも[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-15 22:24:57) 1438. ミニサイズ~縮んだやつら~ 本からモンスターを生み出す機械を発明したマッドサイエンティストって設定からしてバカだけど、そこから生み出されたモンスター達(ドラキュラ、フランケン、狼男、ミイラ男)が色々あってみんなチビって設定がまたバカ。ビデオ屋を経営する探偵とか、本で興奮する女上司とか本編と関係ないとこでまたバカ。でも映画自体は意外とマトモだったりします。エロはあってもグロはなく、モンスター達もチビってこと以外はみんな真剣です。特にドラキュラは役者もオオノリで真面目にホラーしてます。特撮は少なめ。だから全体的にたいしておもしろいわけじゃないんですが、時間が短いので、退屈はあんましません。ただ、やっぱり機械から4人のモンスターが大真面目に出てくるシーンはなぜかおもろいです(だってチビなんだもん)。このシーンは何回かあるんですけど(いわゆるテンドン)、たぶんそこだけの映画です。てゆーか、そのシーンがやりたかっただけの映画です。でもやっぱりそこはおもろいです[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-14 19:13:12) 1439. ブレインダメージ 奇妙奇天烈な怪作ホラーを連発するヘネンロッターの作品。エルマーとゆう奇妙な生き物に寄生された青年の悲劇を描く映画なんやけども、なんてゆーか憂鬱、観ててかなり気分がブルー。なんかモンスターホラー映画観てるってゆーより、救いのない麻薬ジャンキー映画観てる感じ。とゆーのも、このエルマーは寄生主に楽しい幻覚を見せる代わりに人間の脳を要求し、そして一度幻覚の快感を味わうとその欲望からは逃れられなくなり、エルマーが人を襲うのを手助けしてしまう。つまりジャンキーそのもの。映画の雰囲気も常にどんよりしてる。ただ、このエルマーってゆう奴、一風変わってるねん。モンスターのくせしてダンディーなおっさん風にしゃべって歌うねん。しかも体をクネクネさせて。口パカッってあいたらうごめく歯が雑にならんでるし。この不気味な魅力のおかげで大しておもろくないけど最後まで変な気分で観れたわ。ラストはかなり説明不足なんで、鑑賞後はなんじゃこりゃ?って感じと憂鬱な気持ちが入り混じって、疲労度はかなりのもん。ちなみに同じ監督の「バスケットケース」のギャグが意味もなくこっそり盛り込まれてたりもする。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-14 18:27:00) 1440. いとこのビニー これを観たのがかなり昔なんで、なんとも言えませんが、テンポもいいし、わりとおもしろかった記憶があります。特にジョー・ペシとマリサ・トメイのコンビが、時にはおバカで時にはかっこよく時にはキュートでいい感じとゆう印象が今も残ってます。観終わった後も楽しい気分になれました。またいつか絶対観ると思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-12 07:46:05)
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