みんなのシネマレビュー |
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1481. 神田川 「神田川」を作詞した喜多条忠が書いた小説を映画化した作品。 当たり前だが、関根恵子も草刈正雄も若い。しかし暗い映画だったな。 歌の歌詞をそのままシナリオにしたような感じで、この年代の青春映画のパターン。 取り立てて粗もない代わりに、退屈と言えば退屈だし、映像も雰囲気も重たいので、 「こんな時代もあったんだなぁ」と懐古したい人以外にはちょっと厳しいかも。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 18:21:34)《改行有》 1482. 母べえ この映画から受けた印象は、いやな時代だったんだなということと、 吉永小百合は相変わらずきれいだなということ。 タイトル通り、母親を描いた作品なので、母親役の吉永小百合が目立つのは当然なんだけど、 あまりにも品が良過ぎちゃって、それが重たい内容を柔らかく見せている部分もあり、 ドラマとして物足りない部分もあり、実に微妙だった。 ラストはオーソドックスなシーンにも拘らず、何だか唐突だったね。 演出もベタ過ぎちゃって、個人的には今ひとつ。やはりドラマを見せるというよりは、 "吉永小百合"という、スターを見せる映画という印象のほうが強い作品だった。 もちろんサユリストにはお薦めだけどね。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 18:02:01)《改行有》 1483. キル・ビル Vol.2 アクションシーンばかりの「1」と異なり、 ヒロインのキャラ描写を中心にしたドラマ的な要素が多くなっている。 両方合わせれば、一応ストーリーとしては成り立っているのだが、 もう少しうまく振り分けられなかったものか。「1」で見せた数々のこだわりもなくなり、 前作では冒頭の部分しかなかったウエスタンを、こちらではメインに。 この監督にとっては、構成などあまり関係ないのかもしれない。 かなりの長編にはなるだろうけど、必要のない部分をカットして1本にまとめた方が・・・。 まあ、おんなじか。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 17:19:47)《改行有》 1484. 恋は邪魔者 60年代のニューヨークを舞台にした、ロマンチック・コメディー。 レニーがかわいい。ユアンもハンサム。演出もポップ調で凝っている。 でもストーリーがからっしきダメ。何でこんなに面白くないの?というくらい面白くなかった。 二人のファン以外の人にはお薦めできない。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 10:35:35)《改行有》 1485. GODZILLA ゴジラ(1998) 普通の怪獣映画として観ればいいんだろうけど、 「ゴジラ」と銘打ってあると、どうしても日本のゴジラのイメージが邪魔してしまう。 姿形も全然違うし、戸惑う人はかなり多いんじゃないかと。 ゴジラの初期設定のポイントは押さえており、ストーリー自体はそれほど悪くない。 動きはかなり俊敏で、日本のゴジラとは違う新しい設定もなされている。 ラストは続編を意識しての終わり方だったようだが、 あまり評判が良くなかったのか、どうやら「2」はなさそうだ。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-14 09:43:45)《改行有》 1486. ゴジラ(1984) 復活と言っても懐かしさを覚える以外は、 新ゴジラの売りになるもの、ストーリーなど目新しいものは特別ないし、ラストも今イチ。 極端な言い方をすれば、左からゴジラが現れて右に消えていったという感じ。 この作品がゴジラ初見の人ならまだいいが、古いシリーズを観ていた人には ちょっと物足りないのではないかと思う。 前シリーズの後期は完全子供向けで、ゴジラもやたらおちゃらけていたが、 今回は大人でも鑑賞できるよう、真面目に作られていたのだけは良かった。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 09:38:54)《改行有》 1487. 無敵のゴッドファーザー/ドラゴン世界を征く ゴッドファーザーと言っても、マフィア映画ではなく、カンフー映画。 「燃えよドラゴン」の大ヒットにより、こういったB級作品が次々と公開された時期だったが、 これもその内の一本。倉田保昭が、殺し屋グループのトップメンバーという役柄で出演している。 いかにも昔のカンフー映画といった作りで、可もなく不可もなく、B級ホラーと同様、 それなりに楽しめる作品には仕上がっている。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-14 09:13:23)《改行有》 1488. 殺人ゲームへの招待 このゲーム持ってたな。ほとんど遊ばなかったけど。 内容は純粋なサスペンスものだが、段々とコメディー色が濃くなって、 終盤からはかなりドタバタになってしまった。本当はコロンボみたいなものを期待してたんだが。 見所はエンディングが3パターンあるということかな。 取り立ててそれが面白いというわけではないんだけど、まああまり見かけない手法なんで。 これは映画より舞台劇で見せたほうが面白いと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 09:03:57)《改行有》 1489. サマーウォーズ 制作者のやりたいことを全部詰め込んだような作品だね。 アニメなので、シナリオや演出が粗っぽいのは仕方がないけど、 いくら何でも、テーマはもう少し絞ったほうがいいんじゃないか? 終盤からラストにかけては、「もう好きなようにやってよ」と、笑いながら鑑賞していたけど、 内容は基本的に、「ウォーゲーム」を参考にしているのかな? 長所を挙げれば、絵にアクがなくてさっぱりしていたこと。声優はあまりピンとこなかったな。 オリジナルをしっかり一本作っているという点では、もう少し高い点数をつけたいんだけど、 アニメ限定ランキングではないので、この評価ということで。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 08:56:34)《改行有》 1490. ザ・ディープ(1977) ジャクリーン・ビセットの身体にぴったり貼り付いた、 Tシャツ姿をあちこちの雑誌でやけに目にした、冒険海洋もの。 1977年度外国映画興行成績6位の作品で、4位の「ロッキー」、5位の「サスペリア」と ほぼ同程度の興行収入だったようだが、ちょっと印象は薄い。 主役二人やロバート・ショウは悪くないし、ストーリーもそれほどつまらなくはないんだけど、 お宝探しというと必ず敵役が出てきて、もうかなりオーソドックスな流れ。 そうしなければ間がもたないんだろうけど、この内容で2時間越えはだるい。 90分から100分あたりで十分と思える作品だった。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 08:08:37)《改行有》 1491. ザ・マジックアワー ちょっと洒落た架空の港町を舞台にしたストーリーコメディー。 暗黒街のボスと役者稼業の男の勘違いがこの作品の妙味だと思うんだけど、 序盤の強引さはまだしも、その後のストーリー展開において、 ずっと目を瞑らなければならない、無茶な状況設定が延々とおまけでついてくるので、 いつまで経っても笑うことができなかった。 終盤は個人的に苦手な人情劇が絡んできて、洒落た舞台設定が台無し。 ピシッと決めてくれるかと思ったラストも、おちゃらけで終わっちゃって、 これはドタバタコメディーとして鑑賞するべきだったのかな? 主役の佐藤浩市ががんばっていただけに残念。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 07:44:32)《改行有》 1492. 七人のおたく cult seven 「七人の侍」のパロディで、コメディータッチの映画。 全体的には肩の力を抜いて鑑賞できる気軽さがあるが、 おたくたちの半分ほどは、ストーリーの内容に生かされていない。 いくらパロディとはいえ、もっと脚本をしっかりと練って欲しいところ。 一番活躍してて印象に残っているのは、ウッちゃんのアクション。 素で格闘技おたくだなと笑ってしまった。疲れている時に気分転換したい人などにはお薦め。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 07:17:11)《改行有》 1493. 失踪(1993) キーファー・サザーランド主演、サンドラ・ブロック競演のサスペンス映画。 実際にあった事件をベースにしているようで、そう考えると怖いことは怖い。 ドラマとしては後半がかなり強引な展開で、サイコサスペンスという印象は薄い。 どちらかと言うと、テレビ向きのサスペンスドラマといった感じ。 設定はいいんだけど、結局はシナリオの練り不足、尻すぼみといった内容の作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-14 07:03:58)《改行有》 1494. シンドバッド虎の目大冒険 ハウゼンのシリーズ冒険もの。一番古い作品だと勘違いしていた。 ストーリーは決して悪くないんだけど、モンスターキャラに全然魅力を感じず、 どうしても盛り上がりに欠けてしまう。内容はシリーズ全部似たようなものだし、 もうアイデア切れといった感じかな。でも楽しませてもらったシリーズだった。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-14 06:42:22)《改行有》 1495. スウィングガールズ ジャスバンドを題材にしたストーリーコメディー。 青春ドラマの要素も入ってるかな。とにかく全体の作りが非常に粗い。 ふざけすぎの女の子たちのキャラ設定は、若者向け民放ドラマのレベル。 ストーリー展開は突っ込み所満載。一応コメディーなんだから細かい所は目を瞑ってよと、 思わず制作者側の甘えを感じてしまったが、コメディー映画でもシナリオは大切なんだけどね。 「天使にラブソングを」あたりを観れば、それがよくわかるんじゃないかと。 ジャズバンドと聖歌隊の違いこそあれ、あちらもコメディー映画だからね。 音楽の楽しさだけは伝わった。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-14 05:39:06)(良:1票) 《改行有》 1496. 推定無罪 ハリソン・フォード主演のサスペンス推理ドラマ。 原作自体がかなり密の濃い内容といった印象で、2時間ちょっとの尺ではいかにも駆け足状態。 事件の概要、裁判過程、特に人間関係において、かなり希薄な作りだなという印象。 途中で犯人がわかってしまう演出にも問題はあるんだろうけど、 これはあまりにも説明、描写不足というか、結果的に典型的な安直パターンになってしまい、 どうしても軽さを感じてしまった。ていうか、どう考えても無理があるでしょ。 ストーリーそのものは面白いと思うんだけどね・・・。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-13 19:36:46)《改行有》 1497. ゼロの焦点(2009) 松本清張原作の映画化作品。 原作のストーリーがしっかりしているので、それなりに見応えはあるんだけど、 後半はもろテレビのサスペンス劇場のような演出が多々飛び出してきて、 なんでこうなっちゃうのか、首を捻るばかり。ほんとにセンスがないよな。 広末さんの演技は相変わらずで、-1点。[DVD(邦画)] 3点(2011-08-13 16:53:40)《改行有》 1498. 探偵物語(1983) 赤川次郎の原作だけど、これはほぼ青春ドラマだよね。 薬師丸ひろ子は野暮ったくて、何で人気があったのか、いまだにわからない女優さんだが、 背伸びをしている少女のキャラは適役だった。ただし演技はド下手で観ていてハラハラ。 全体的にお話はちゃんとまとまっているし、一応テーマも伝わった。 それにしても松田優作はよく出演したな。そこだけ妙な違和感が・・・。[映画館(邦画)] 3点(2011-08-13 16:11:16)《改行有》 1499. デモリションマン スタローン主演の近未来SFアクション。 あまりにも凝り過ぎた設定のためなのか、ストーリーにヒネリがなかったからなのか、 アクションが今イチだったのか、ちょっと記憶が定かではないが、 面白いなという感想は抱かなかった。 SF好きか、スタローンファンの人なら楽しめる作品だとは思うが・・・。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-13 08:11:37)《改行有》 1500. ハイスクール・ミュージカル2<TVM> 学園からリゾートホテルに舞台を移したミュージカル作品の続編。 出演者たちは前回と変わらず、爽やかで明るい演技を見せてくれるのだが、 ストーリー自体がまったく面白くない。ぐだぐだしていてテンポが悪く、 内容は「1」よりさらに出来の悪い青春ドラマになってしまった。 ならば歌とダンスで、といきたいところだが、こちらも楽曲が冴えず、 結局最後まで盛り上がらないまま映画は終了。途中で観るのを止めようかとさえ思ったほど。 メンバー達の実力や好感度が高いだけに、非常に残念な作品となってしまった。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-13 06:44:28)《改行有》
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