みんなのシネマレビュー |
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1501. フロム・ダスク・ティル・ドーン 暇つぶしに近くの映画館で、何の前情報もなくこの映画を鑑賞した。 当時はタランティーノも知らなかったので、最初は正統なアクション映画だと思っていた。 途中からびっくり、唖然、呆然、愕然。映画が終わっても、口は半開き状態。 しばらくは、酒の席でのネタにさせて頂きました。一生忘れられない超ぶっ飛び映画です。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-02 11:49:46)《改行有》 1502. めぐり逢えたら 名画「めぐり逢い」の脚本をベースに、新たな設定で制作された映画。 非常にロマンチック色が強く、全体の雰囲気も悪くないのだが、 二人の出逢いのきっかけとなる設定が陳腐で、ヒロインがとてもバカっぽく見えてしまう。 大人のラブストーリーと言うのなら、もう少ししっかりした設定を用意して頂かないと。 ここまで少女趣味じゃ、正直物語に入っていけない。子供も邪魔。 「運命の人」「奇跡の出逢い」などを信じている人なら、楽しく鑑賞できる作品なんだろうけど。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-02 11:44:16)《改行有》 1503. ポセイドン(2006) 72年「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクで、大まかな筋は同じ。 登場人物たちの設定は変更してあり、強烈キャラだった神父さんなどは出てこない。 映像の迫力はさすがと唸らせるものはあるが、物語の核だった「生」へのテーマや ヒューマンドラマ性はいっさい失われている。こちらの方がある意味リアルなのかもしれないが、 ジェットコースタームービーと同じで後には何も残らない。長所を挙げれば上映時間が短かい事。 中身のない映像だけのシーンをだらだら見せられるよりは良かった。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-02 11:07:42)《改行有》 1504. バイオハザード ディジェネレーション ゲームのデモ映像をずっと観ているような作品。 きれいなことはきれいだけど、暗いシーンになると、なぜかとても観づらい。 人の動きは、ちとぎこちなかったかな。ストーリーは可もなく不可もなく、 いかにもゲームシナリオといった内容で、ワクワク度はまったくなかった。 やっぱり自分で操作できるゲームのほうが緊張感もあるし、何倍も面白いですな。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-02 10:48:45)《改行有》 1505. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 ヒロインのキャラが、とても強烈なインパクトのあるサスペンスものだけど、 彼女が何者なのか、あんまりよく描かれていないところは不満。 なまじテンポがいいことも相まって、連続ドラマを150分にまとめたような印象だが、 事件の真相を含めたストーリー展開は中々面白かった。 ちょっとハードなシーンがあるので、女性や子供の方はご注意。 続編があるようで、ヒロインの突っ込んだキャラ描写はそこで描かれるのかな?[DVD(字幕)] 6点(2011-08-02 10:45:03)(良:1票) 《改行有》 1506. 病院坂の首縊りの家 金田一シリーズ、最後の映画作品。 「犬神家の一族」や「八つ墓村」のスケールと比べると地味で、映画というよりはドラマ向き。 それでも複雑な人間関係やドロドロした展開は、やっぱり面白い。あまりにも複雑すぎて、 やや置いていかれたけど。草苅正雄が金田一の助手的な役回りでコミカルな演技を見せており、 そのせいか緊張感にちょっと欠けた部分があるのかも。 横溝正史色はしっかり出ているので、横溝ファンなら十分満足できる内容かと思う。[DVD(邦画)] 5点(2011-08-02 10:40:43)《改行有》 1507. ターミネーター 今観ると特撮映像はショボいが、ターミネーターの強烈キャラにはウケまくった。 あちこちの漫画やバラエティ番組などで、随分とパロディ化されていたのを見た記憶がある。 最初にシュワちゃんに出演依頼がきた時は別の役だったようで、脚本を読んだ後、 こちらの方が自分に合っていると、ターミネーター役に立候補したとか。お見事。 ストーリーの内容やオチは非常にマンガチックで、思わず苦笑してしまったが、 とにかく理屈抜きで面白い。何度見返しても飽きない作品である。[ビデオ(字幕)] 8点(2011-08-02 10:15:32)《改行有》 1508. ベガスの恋に勝つルール キャメロン・ディアス主演のラブコメ。 しょっぱなからのドタバタ劇に、破天荒な設定、無茶なストーリー展開と、 ラストまで快調にすっ飛ばしてくれます。下ネタも結構あり。 情緒も妙味も何もない空気並の軽い脚本だけど、全般的に明るくていいんじゃないかな。 個人的にはあまり笑えなかったけどね。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-02 09:57:49)《改行有》 1509. アイアンマン アメコミ映画の中では、比較的面白い作品だった。 でもよくよく考えてみると、これって下敷きはもろ「ロボコップ」なんだよね。 もちろん設定はちょこちょこ違うけど、ラストのシーンとかそっくり。面白いわけだ。 主役の俳優さんはカッコいいし、アイアンマンのデザインもいい。 つまんない作品を観せられるよりは、全然ましだよね。[地上波(吹替)] 5点(2011-08-02 09:17:55)(笑:1票) 《改行有》 1510. ファースト・ワイフ・クラブ ダイアン・キートン、ゴールディ・ホーン、ベット・ミドラーと、 三大女優の各個性が見所のストーリー・コメディー。この三人大好きなんだよね。 まあまあ笑かしてくれるし、ラストのオチも前向きで良かったんだけど、納得できない点も。 冒頭の仲良し四人組の設定が、序盤から終盤にかけてのストーリーにまったく生かされていない。 もう一人の友人の存在が、ずっと忘れられている展開はちょっと寂しかったな。 夫の愛人役で、「セックス・アンド・ザ・シティ」のサラ・ジェシカ・パーカーが出演していて、 これは大いに笑えたけどね。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 08:42:20)《改行有》 1511. 釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束 浜ちゃんとスーさんのキャラを見て笑う映画。今回のマドンナは檀れい。 残念ながら、もう釣りのシーンはほとんどないんだよね。 浜ちゃんのスチャラカぶりは破天荒に近く、これじゃ毎日が楽しくて仕方がないだろうな、 と、終始考えることはそればかり。ストーリーはもう点数のつけようがなく、 一応環境保護のテーマを含んでいるようだけど、全然実感できないところがさらに笑える。 何も考えたくないときにお薦めの映画。[地上波(邦画)] 2点(2011-08-02 08:05:45)《改行有》 1512. トイ・ストーリー おもちゃを擬人化したアイデアがとても楽しいアニメ。 人形等をCGで表現するのはまったく違和感がないんだけど、人間や犬になるとまるでダメ。 ずいぶん昔の作品ということで、まだまだ技術的な未熟さは感じた。 ファンタジー友情ものは、もう子供向け映画としては定番だけど、 ストーリーは一応ちゃんとしているので安心して鑑賞できる。 お子さんはとても喜ぶんじゃないですか。色が鮮やかすぎて、目がチカチカしたけどね。[ビデオ(吹替)] 4点(2011-08-02 08:01:50)《改行有》 1513. バイス・バーサ/ボクとパパの大逆転 副題を見れば、ストーリーは何となくわかるコメディー映画。 ジャッジ・ラインホルドは主役ということで、水を得た魚のようなコメディアンぶりを発揮。 彼の息子役を演じる男の子がまたかわいい。二人の演技は本作の一番の見所で、 今となってはオーソドックスな設定ながらも、シナリオもよく出来ている。 最後はホロッとさせてくれて、ハートフルなシメ方もグッド。万人向けのコメディー作品です。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-02 07:57:53)《改行有》 1514. 殺したい女 面白いね、この映画は。抱腹絶倒したよ。 コメディー映画って単なるドタバタ劇と紙一重の部分があって、 納得できるものが少ないんだけど、そういった意味では、シナリオがとても練られている。 キャスティングも言うことなし。ベット・ミドラーとダニー・デヴィートのコンビは最高だわ。 ラストは逆に爽やかでいい。さすがに今観ると、演出はちょっとヘボいけどね。 「コメディー映画で何が一番面白い?」と聞かれたら、迷わずこの一本をお薦めする。[ビデオ(字幕)] 9点(2011-08-02 07:12:06)《改行有》 1515. パッセンジャーズ 最近はこういうタイプの映画も、かなり見かけるようになって、 映画をたくさん観ている人なら、もう新鮮味は感じないかも。 そういう意味では、鑑賞者によって評価は別れるかと。面白いと言えば、面白いんだけどね。 サスペンス風に仕上げただけじゃ、さすがにちょっと物足りないかな。 丁寧に作られているという印象は受けたけど、人に薦められるかと言うと、微妙な作品。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 07:05:48)(良:1票) 《改行有》 1516. クヒオ大佐 昔ワイドショーか何かでやってたね。犯人の写真を見て、 「なんでこんな奴に騙されるの?」と、大笑いした記憶がある。 確かかなり古い事件のはずだが、作品の舞台はなぜか湾岸戦争時に設定されている。 何かメッセージを入れようと思ったのか、この理由がよくわからない。 決して犯罪実録ドラマではなく、結婚詐欺被害一億円といった描写もほとんどなし。 間の抜けたどこか憎めないクヒオ大佐のキャラ描写に絞った作りなんだけど、 ドラマなのかコメディーなのかラブコメなのか、ほのぼのほっくり感を表現したかったのか、 全体的にどれもこれも中途半端。結果的にコントドラマという印象しか受けなかった。 もっと腹を抱えて笑えるシーンでもあれば、よかったんだけどね。[DVD(邦画)] 2点(2011-08-02 06:47:08)《改行有》 1517. 殺し屋1 劇画作品の映画化。殺し屋1役を大森南朋が演じていてびっくり。 垣原役は浅野忠信が演じており、劇画どおりの垣原中心の展開はいいんだけど、 やっぱり両者ともイメージは違うかな。 単行本10巻分を二時間ちょいでまとめているので、当然のことながら省略は多く、 究極のSM対決もピンとこなかった。漫画ほどエログロなシーンも見られない。 劇画を映像化した作品って、どうしても陳腐で滑稽になってしまうものが多いけど、 本作もまあこんなものかと。[DVD(邦画)] 1点(2011-08-02 06:42:01)《改行有》 1518. 夕凪の街 桜の国 戦争の悲劇を描いたドラマだが、あえて戦中ではなく、 昭和三十年代前半、そして現代の二部構成という視点で描いた狙いがとてもいい。 同じような内容の作品に、今村昌平監督の「黒い雨」があるけど、 本作はTVのスペシャル二時間ドラマという感じで、とてもわかりやすい反面、 映画としての完成度は低かった。 特に後半の二部のほうは、キャスティング、演出ともに大幅に落ち、かなりガッカリ。 まあテーマを多くの人に伝えることが最優先の作品として考えれば、 満点評価でもおかしくはない作品だとは思うけど・・・。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-02 06:36:58)《改行有》 1519. 仁義なき戦い シリーズの1作目。戦後の動乱期といった時代背景が、暴力団の抗争をよりリアルなものに。 やくざ映画といえば、現代を舞台にした作品もあるけど、時代に合わないのかピンとこなくて。 内容はまさにタイトル通り、義理も人情もない、仁義なき戦いが繰り広げられるんだが、 役者も菅原文太を始め、一癖も二癖もありそうな懐かしい俳優さんが出てきて、結構楽しめた。[DVD(邦画)] 6点(2011-08-02 05:46:20)《改行有》 1520. アンヴィル!夢を諦めきれない男たち ヘヴィメタやロックの良さがわからない人でも、 彼らの生き方を中心に描いたドキュメントなので、問題なく鑑賞できると思う。 ひたすら夢を追い続けるという彼らの姿勢に共感したい部分はもちろんあるんだけど、 実際にこれ、家族とかは大変だよね。彼らの姿はほとんど出てこなかったけど。 自分の好きな道を突き進むということは、犠牲にしなければならないことも多く、 決していいことばかりじゃないんだよね。本作を見た限りでは、自分に対しても、 また周りの人間に対しても、「根本的に甘えてるよな」というシーンが何度も見受けられた。 大人としての責任をしっかり果たし、もっとがむしゃらにストイックにがんばっていれば、 素直に共感できたんだろうけどね。子供までいる大の大人が自分の夢を追うばかりでは、 己のエゴを貫き通しているだけ、意地になっているだけ、という見方もできる。 でもこうやって映画にまでなったんだから、とりあえず夢の一つは叶えたといっても いいんじゃないの? 彼らを支えてきた家族や周りの人間、ファンの人たちには、 「良かったね」という言葉は送りたいよね。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 05:30:45)《改行有》
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