みんなのシネマレビュー |
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1521. 黒部の太陽 《ネタバレ》 195分という実に長丁場の作品でしたが、最後まで集中してみることが出来ました。石原裕次郎はまた彼なりにいい演技してるとは思うが、やっぱり三船敏郎の存在感と格好よさには本当に惚れ惚れしましたね。偉大な俳優だなぁとあらためて痛感。現代だと、穴掘るにはそれ専用の巨大掘削マシーンみたいなのがあると思うのだが、その当時は膨大な人力とローテクの組み合わせで穴を掘り進めていたのですね。当然、それだけ危険も多いし、大変な仕事であったろうと思う。一番の見せ場は、やはり水が吹き出るシーンでしょうか。不気味な音を出しながら、天井がバリバリとへこんだりするシーンなんかは、自然の猛威といいますか、人間のささやかな抵抗に対し自然の圧倒的な力が牙をむいてきたみたいな感じで、凄く恐ろしさが出てました。そして凄まじい勢いの水に飲み込まれんとするシーンはまさに圧巻のスペクタクル。記録性だけでなく劇場映画としての楽しさも発揮しています。娘さんが不治の病に侵されてしまう展開と、黒部ダム建設をシンクロさせるのも意義がより深まってよかったと思います。知恵と時間とお金があれば、人はなんだって出来るんだという意見と、癌のように人にはどうしようもないものがあるという意見の対立が印象深い。ダムが貫通したときに、他界の一報が届く。そしてダム自体も、最後の碑のショットで示されているように多くの犠牲の上に完成している。人はなにかを得るために、なにかを失う。でも失うことを恐れては、得ることも出来ない。そんな人間の生き様を、今日も太陽は変わらず見下ろしている。そんな雄大なラストもまた印象的。[DVD(邦画)] 8点(2013-06-20 01:28:00) 1522. カラスの親指 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思います。160分あったけれど、長さをそれほど感じることもなく楽しく見れました。闇金のアジトに乗り込んで一世一代の猿芝居やるシーンは、正直あざとさも感じるし、なにより途中で「あ、これは全部芝居なんだな」ってすぐわかっちゃったので、その後みんなで乾杯する展開にカタルシスを味わえなかったのは残念なのですが、個人的にはその大勝負のシーンよりも、それまでの共同生活のシーンが凄く良くて、あの生活の模様をエンドレスでずっと見ていたいと思ったぐらい、雰囲気のいい空間が作れていたと思います。そして、子ども達3人と別れるシーンで、「もうお金おくってこなくていいよ。気持ちはちゃんと伝わってるよ」って振り返って言うシーンが感動的でした。正直、あそこで終わってもいいんじゃないかなとも思うので、その後のさらなるどんでん返しってどうなんだろうという気もします。一切詐欺をしていない、お金は自腹っていうのもなんか綺麗過ぎるような気がするし。でもまぁ、よく出来たお話だとは思うし、いい観賞後はいい気分になったので、7点を献上したいと思います。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-06-19 01:44:00) 1523. 栄光への5000キロ 《ネタバレ》 モータースポーツ好き、レース好きの方は特段楽しく見れるのではないでしょうか。個人的には、二人の恋愛のなんともいえないカップル像が印象的でした。お互い、当然愛し合ってはいるんだけど、優子はいつもレースばかりで離ればなれになり、心配ばかりしている身に疲れ、また自分の夢もあって、彼のもとを去った方が良いのかと自問している。五代もまた、彼女のそんな気持ちを知っていて、自分もまた悪いなと思っているからか、冷たいそぶりだったりする。でもやっぱり愛し合ってる。そんな距離感。そして、パートナーのマウラ、良き親友でありよきライバルであるピエールなどの友情描写もやはり印象的。この作品に対する、裕次郎の熱い気持ちもよく伝わってくる。男のロマンみたいなものだから、こういうのはぜひ作りたかったんだと思う。ただ、さすがに3時間は長いというのが正直なところ。このシナリオなら2時間でも全然問題ない。そんなわけで5点。[DVD(邦画)] 5点(2013-06-18 22:00:19) 1524. レッド・ライト 《ネタバレ》 見る前は、霊能力者VS物理学者の闘い、みたいな、言って見れば大槻教授とオカルト研究家の闘いみたいなものが見れるのかなと思ってたんですけど(笑)、想像とはちょっと違ってました。シガーニー・ウィーバーは、知的で論理的な科学者の役をとても上手く演じてました。その彼女がシルバーを敬遠する理由を泣きながら話すシーンが印象的。そう、単に超能力を信じていないだけなら、長年それに対峙するようなことはしないはず。シルバーとのやりとりが、彼女をよりロジックな性格にしていったのかもしれません。マーガレットが中盤に他界しトム一人だけになるのですが、そこからはなにやらホラーみたいな展開に。実験室でも自宅でも、そしてシルバーのステージでも凄いことが起こる。これはもしや本物か、、、。でも、一線を超えてはいない描き方で、観客を惑わせる。その点はなかなか巧いのですが、終盤、トムが命を狙われてトイレでおっさんとバトルしてるのに、結局殺さずに出て行って、その後トムがステージに現れてシルバーと対峙するっていう展開は、ちょっと映画的な都合の良さを感じる。そんでまぁ、ここでシルバーの正体を見破っておしまいなのね、と思っていたらラストにどんでん。なんと、そういうことでしたか、と。そのオチは予想してなかったなぁ。振り返れば、矛盾のないシナリオに素直に関心。飛び抜けて面白い作品でもないけど、独創性ある脚本と3人の演技は良かったので、佳作の6点。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-06-16 21:44:40) 1525. 甦える大地 《ネタバレ》 石原裕次郎作品が一挙にレンタル可能になったので順次見ているのですが、本作はその中でも一番地味な内容でした。なんというか、全体的にどっちつかずな、奥歯にものが挟まったような、煮え切らない感じなんです。他の作品は、日本の高度成長期を切り開いた、男達の熱き思いと努力の物語、みたいな感じで楽しく見れるのですが、どうもこの作品は「文明批判」みたいなものが根底にあって、それが本作の煮え切らない感じに繋がってるんだと思うんです。わざわざ、江戸時代の治水対策のところから話が始まり、そこからさらに現代の貧しい農民達のために土地を開発するという話になるんですが、それ自体が公害だの、私利私欲だの、スカッとしない展開になっていく。勿論時代的にそういうメッセージの有る作品にしてもかまわないのですが、どうもこの作品はその立ち位置がいまいちしっかりとせず、悩ましい感じで終わってる。自分としては、スーツ姿でブツブツと思い悩む裕次郎よりも、やり遂げた顔を見せる裕次郎のほうが好き。[DVD(邦画)] 5点(2013-06-14 23:36:32) 1526. ボス その男シヴァージ 《ネタバレ》 一言で言えば、「1秒先でさえも予測出来ない映画」でしょうか。そうです、あまりにもフリーダムすぎるのです。ストーリーはいたってシンプルで、アメリカで成功しインドに戻ってきた実業家が病院や学校を建てようとするも悪徳企業家にはめられて身ぐるみはがされてしまう。そして復讐して夢の実現に奔走する、というものなんですが、それだけで3時間はもたせられない。なので、本筋と関係ないところで歌や踊り、インドジョークが繰り広げられるんですが、これがすこぶる面白い!なんたって「ロボット」の監督ですから、ミュージカルの完成度の高さは文句無しなんです。エンドレスにず~っと見ていたいぐらい楽しい。風景やセット、衣装にメイク、音楽にダンス、そしてカット割りやカメラの動きなど、そのどれもが「インド映画」らしさに溢れている。やりたい放題の映像をずっと見ていると、なぜか元気が湧いてくるから不思議(笑)。これぞ、インド映画の魅力といったところか。悪徳企業家は文字通り嫌な奴なので、形勢逆転の時はカタルシス味わえるのだけど、後半のシヴァージはそれこそ悪人顔負けの暴力し放題で、そんなんでいいんかい!と思わず突っ込んでしまう。でもおかまいなし。終盤のカーアクションなんて、「んなバカな!」の連続。でもやっぱりおかまいなし。フリーダム。変にマトリックス意識したアクションもあるけど、これはこれで完成度高いよ。おっちゃん、COOL。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-14 01:45:28)(良:1票) 1527. もうひとりのシェイクスピア ローランド・エメリッヒ監督作品だけど、 全然エメリッヒっぽくない。終盤に ちょっとだけドンパチやら遠景があるものの、 終始手堅い作りで新しい路線で打ち出したんだな、 と察します。 映像的には、その当時の蝋燭だけで過ごしていた人々の 室内空間をなるべく忠実に再現しようとしているのが 見て取れ、その点も興味深い。 ただ、内容はかなり難しい。人間関係もややこしいし、 特に英国王室の歴史や英文学の知識がないと 苦しい面がある。 映画の始まりと終わりを実際の劇が始まり、 終わるように締めくくる構成は感心したけど、 自分の教養のなさが仇となり、終始入り込めなかった。[DVD(字幕)] 5点(2013-06-12 22:44:43)《改行有》 1528. 臨場 劇場版 《ネタバレ》 ドラマのほうを一度も見たことがなく、なんの予備知識もなかったので、検視官がその検視の腕で事件を究明していく話なのかと思ってたら全然違いました。これはドラマのファンの人用の作品です。少なくとも、自分にはこの世界観に入り込めなかった。冒頭の殺戮シーンはリアルでなかなか良いんだけど、犯人が現れた時に、「お、よゐこ濱口ってこんなに演技上手かったんだな~」と思ったら実は全くの別人でずっこけました(笑)。後で調べたら、柄本明の息子なんですね。まぁそれはともかく、その犯人の終盤の展開。逐一復活しては襲ってくる展開に唖然。そしてその犯人と対峙し、睨みつける倉石がなにするのかと思ったら、犯人が吹っ飛ぶ勢いのビンタ(笑)。あのシュールさに失笑してしまった。[地上波(邦画)] 4点(2013-06-12 20:26:30) 1529. 今日、恋をはじめます 《ネタバレ》 いかにも少女漫画らしいストーリーでしたね。「黒いシロクマ」とかいう要素もそうだけど、スリッパがガラスの靴になって自分がお姫様化するシーンが腐女子妄想の映像化みたいな感じで笑えました。それから、菜奈って女の子が「私はつばきとお互い最初の人だったんだよ~。あ、ごめんなさい!今はなにもないから心配しないでね」って、いちいちそんなこと言うなよって思っちゃった(笑)。結婚までは交わっちゃいけないっていう、今時珍しく硬派な女子。でも最後は「はじめての彼氏。はじめての人」で終わるなど、意外にもちゃんと一通り済ませるところまで描く、これまた珍しい少女漫画映画であった。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-06-11 21:09:31) 1530. 劇場版 私立バカレア高校 《ネタバレ》 ジャニーズとAKBなんで、演技は それほど期待してはいなかったのですが、 いや~やっぱり酷い!大根過ぎる。 お嬢様達とヤンキーたちが一緒の高校になるっていう その設定が唯一面白いと思うのだが、両者の絡みは あまりなく、延々とくだらん喧嘩ばかりしてるだけ。 これはジャニーズとAKBのファンのみが 見てよい映画ですな。[DVD(邦画)] 4点(2013-06-11 20:52:09)《改行有》 1531. ゲットバック 《ネタバレ》 恨みを買った男が主人公の娘を拉致して金を要求。主人公は娘を助け出す為に奔走。その主人公を捕まえようとする無理解な警察なりCIAなりFBI。という図式は、あまりにも手垢のついたありきたりなもの。アクション自体もそれほど目新しさはなく、強いて言えば横移動の多用によるシームレスな映像作りを堪能するのみか。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-06-10 21:25:35) 1532. ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 《ネタバレ》 ハリポタ以降、ラドクリフ君初の 出演作品ということで、まぁそんな たいしたことはないんだろうななんて思って いたのですが、とても正統なゴシックホラーに 仕上がっていました。 当時のイギリスの雰囲気ある館の内部を 見ているだけでも楽しい。 そして怖さの演出もなかなかのものでした。 ぜんまい人形達の不気味さ、そして 母親の霊の見せ方、どれも秀逸でした。 キャー!って声を上げながらスーッと近づいて くるのとか、日本のホラーっぽいなと思わせる演出も。 あんだけ頑張って息子を引き上げてあげたのに、 母親はそれで満足しないのかとか、 ラストの展開には少し疑問もありますが、 ホラー映画としては良作の出来だったかなと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-06-07 23:34:27)(良:1票) 《改行有》 1533. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 まずなによりも、ベンガルトラをはじめとする動物達のリアルさに目を奪われます。特典映像を見ると、実際の虎を撮影して、それをCG化しているようなのですが、それでもやはり驚愕せずにはいられない。数年前まで、この小説の映画化は不可能と言われていたのに、その不可能に挑戦して見事に形にしてみせた製作陣の方達に賛辞を贈りたいです。大半が海の上でのシーンを占めるのですが、その海の表情が各シーンごとに違っていて、晴れた青空の海や夕日に染まる海、そして夜の生物達が彩る蛍光色の神秘的な海など、どれも目を見張る美しさです。このお話に説得力を持たせるには、リアルさと美しさの両方が必要不可欠だったはず。アン・リー監督の手腕に驚愕です。「人生とは手放すことだ」という、終盤の台詞は凄く印象的。なにかを手に入れるために人生があると思っていた自分はまだ若いのだな。達観して生を振り返ると、そんな考えに変わっていくのだな、と思いました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-07 22:58:18) 1534. ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録 《ネタバレ》 世代交代が果たされた本作。ファンの方はどう見るのでしょうか。B級アクション映画としてそれなりに有名なこのシリーズですが、アクションだけをいえばとてもクオリティは高いと思います。決して派手ではなくとも、格闘シーンやカーアクション等、とても緻密に作られている。ちゃんと「痛み」も伝わってくるし。主人公は、とにかく全編に渡って血を流しっぱなしなのですが、可哀想なのは肉体だけでなく、お話自体も相当に悲しくそして空しい。あまりに自省的なので、個人的にそれが理由で楽しめませんでした。もっとスカッとしたものを期待してたのですが、、、。やりすぎるほどのチカチカシーンが2回ほどあるので、その点ご注意。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-06-06 21:40:35) 1535. 富士山頂(1970) 《ネタバレ》 人間関係や葛藤等、極力省いた淡白な内容なので、ストーリー的にはそれほど面白味はないのだが、富士山頂にレーダードームを設置するという前人未到の工事が行われたんだという、その出来事それ自体がドラマチックだと言えるわけです。それまで、高所に設置されれているレーダー施設はアメリカにある2600mの山頂にあるものが世界で最も高かったのだが、それを1100mも上回る高さに作り上げた、もうこれ自体が一つの冒険といってもいい。高山病、頭痛、倦怠感といったものに悩まされながら、そして期限内に工事を完了させるという時間との闘いの中、試行錯誤しながら、物資を運び上げ、建物を作り上げる。こういう地道な努力は、普段生活しているとその恩恵の中にいて忘れがちだけど、あぁ、あの建物も、この交通機関も、なにもかも先人たちの努力の積み重ねの上に成り立ってるんだなって、そういうのを思い起こさせるための映画。最近はこういうタイプの映画がまったく見当たらないので、そういう意味でも貴重な作品。[DVD(邦画)] 7点(2013-06-01 01:34:20) 1536. 鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 序盤の段階では、両者のバックグラウンドをほとんど語ることなく、すぐさま銭湯のシーンになるので、二人の人間模様をもっと描き込まなきゃ、二人の人生が入れ替わった時のそれぞれの境遇のユーモラスさが出ないじゃないか~と不満げだったのだが、後半、便利屋だった人が自分の過去を思い出してからはその理由がわかりました。便利屋さんはあくまでも便利屋であって、殺し屋ではない。そこで二人で演技をしてワル達をまこうとする、その展開は新鮮でありました。思っていたほどの笑いはなかったけど、それなりに独創性あるコメディ映画になってたので、佳作の6点ということで。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-05-31 22:11:18) 1537. ロンリエスト・プラネット 孤独な惑星 《ネタバレ》 あらすじだけさっと書くと、 婚約したカップルがトレッキング中に ちょっとした出来事でなんともいえない空気になり、 でもまたより戻しながらも女を長年抱いてなかった ガイドのおっちゃんに迫られ、でもそれをはねのけ おしまい、ていうそれだけのストーリーなのですが、 撮り方や編集の仕方、音楽のつけ方で けっこう印象の強い作品に仕上がってるんですよね。 だって最初からぴょんぴょん飛び跳ねる 全裸の女性ですよ(笑)。あれってなんで ジャンプしてたのかいまいちよくわからないんだけど、 とにかくインパクトはあるわけです。 トレッキング中も、突然音楽が鳴り響いたかと思うと、 次のショットでぶつ切りになったり、なんというか 実験映画っぽい雰囲気。きまずいシーンなんかは カットをわらず、かなり長回しで延々見せるから これまた印象強くなる。そのきまずくなるシーンも、 たいしたことじゃないんだけれども、 そのたいしたことじゃない出来事できまずくなるって カップルにはよくあるよな、て共感を感じる。 ガイドのおっちゃんの突然の告白も唐突で印象強い。 でもおっちゃんも長年女に触れてないし、途中 お姫様抱っこなんかして助けてるしムラムラっと きちゃったのかもしれない。てなわけで気持ちはわかる。 傑作とは言わないけど忘れがたい佳作かな、という感想。[DVD(字幕)] 6点(2013-05-28 00:29:12)《改行有》 1538. SUSHI GIRL 《ネタバレ》 まぎれもなくB級映画なんですけど、 出てる人たちは案外豪華だったりします。 そして比較的、よく出来ている。 最初のうちは、この女体盛りの人って ストーリーと全然関係ないやん、、、と思っていたので、 終盤の展開には良い意味で予想を裏切られました。 フグを度胸試しみたいに捉えるというのも面白いですね。[DVD(字幕)] 6点(2013-05-28 00:25:04)《改行有》 1539. ローマ法王の休日 《ネタバレ》 予告編を見て、あっはっは~と笑えるコメディ映画なのかなと思って鑑賞してみたら、全然想像と違ってました。淡々としているし、なにより知識が必要な内容かもしれません。バレーボールのシーンとか、演劇のシーンとか、意図しているところがよくわからずじまい。なにも知らない自分からすると、選ばれたのがそんなに嫌なら、2番目に多かった人が代わりにやればいいやん、とか思ってしまうのですが、神の意志で選ばれたからそういうわけにもいかないんでしょうか。そしてあのラスト。なんじゃこりゃ、と。おじいちゃんのだだっ子が最後まで続きました、というお話。この意外なラストもまた知識が必要なのでしょうなぁ。残念。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-24 00:47:47) 1540. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 これまでの焼き増しでなく新たに物語を紡いだのは評価出来るけど、、、、なにがなんやら、、、なんで皆あんなに冷たいの。ただただ傍観するのみでした。[DVD(邦画)] 4点(2013-05-24 00:31:15)
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