みんなのシネマレビュー |
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1521. キャント・バイ・ミー・ラブ 学園を舞台にした青春ドラマ。髪型やファッションなど、 いかにも80年代といった感じで、確かにこんな雰囲気だった。懐かしい。 登場人物たちのキャラ設定はオーバーかつ単純と、かなりデフォルメされているけど、 その分わかりやすく、テーマもよく伝わってくる。 多かれ少なかれ、誰もが通る道を描いた作品なので、感情移入はし易いかと思う。 特に十代の若い人たちには、人生勉強の代わりにもなるのでお薦め。音楽はいいよね。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-08-02 05:19:52)《改行有》 1522. ストーリー・オブ・ラブ 夫婦の倦怠期を描いた作品だが、あくまで大人向けラブストーリー?の内容。 これといった波もなく、ずっと同じことの繰り返しが続くんだけど、 過去の想い出をフラッシュバックさせるなど、途中で飽きさせない工夫はなされている。 それでも90分鑑賞して、結局このラストでは・・・。主役二人の役者さんは好きなんだけどね。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-02 05:14:45)《改行有》 1523. アメリカン・ピーチパイ ヒロインの女の子が、とってもキュートでかわいい青春ムービー。 設定が設定なだけに、ストーリーはかなり厳しい部分も多々あるんだけど、 軽いコメディータッチでよくまとめたなという印象。この奇抜な設定を、 主役の女の子ががんばって演じている。やっぱりヒロインの魅力が一番の見所かな。 若い人にお薦めの作品。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 04:20:47)(良:1票) 《改行有》 1524. ミリオンダラー・ベイビー スポーツものかと思ったら、完全に人間ドラマだった。 前半と後半の色合いがかなり違っていて、正直戸惑ったというのが素直な感想。 テーマに関しては、まあ難しい問題だよね。鑑賞者の判断に任せるという部分もあるのかなと。 配役に関してはまったく問題なかったです。三人とも良かった。最後まで安心して観れた。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-02 04:06:20)《改行有》 1525. 休暇 《ネタバレ》 公開時は評判がよかったので期待したのだが、結果は今一つの印象だった。 刑務官と死刑囚を題材に、「死」をテーマにしていたのはよかったんだけど、 刑務官のプライベートなシーンとの繋がりが浅いように思えた。 たぶんこちらで「生」を描きたかったんだろうけど、どうにも噛み合っていない印象を受ける。 また死刑囚のほうは詳しい描写がないために、若くて真面目で大人しいキャラ設定が違和感。 年配の死刑囚のほうが深みが出て、もっと良くなっていたと思う。 刑務官たちのキャスティングは問題なく、最後まで安心して鑑賞できたけど・・・。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-02 03:51:34)《改行有》 1526. プロジェクトA2/史上最大の標的 残念ながら今回はサモとユン・ピョウは出演していない。あの二人、結構好きなんだけどな。 登場人物が非常に多いせいか、お話のテンポが悪くて、ストーリーも今イチ面白くない。 ジャッキーのアクロバットな動きとスタントシーンは相変わらず凄いんだが、 個人的には「スパルタンX」のベニーのような、ファイトシーンをじっくり見たいんだけどね。 まあジャッキーファンなら楽しめる作品だとは思うけど・・・。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-02 03:23:43)《改行有》 1527. テルマ&ルイーズ 二人の女性の、自己開放していく様を描いたロードムービー。 監督の術中に見事にハマってしまい、前半は専業主婦のバカっぷりにイライラさせられっぱなし。 後半は普通に面白かったし、演出も良かったのではないかと記憶している。 中盤のキーポイントとなる出来事は、立場を逆にしたほうがよかったような気がするんだけど、 これもあえて狙ったのかな。現代の女性は強く逞しく生きるタイプと、昔ながらの弱いタイプと、 二極化している感じは受けるので、そういった意味でわざと両極端のキャラを配したのかも。 しかし、専業主婦はイラついたなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-02 03:13:13)《改行有》 1528. ドラえもん のび太のパラレル西遊記 さすがにもうマンネリだろうと思ったら、なかなかどうして。 内容が少し「魔界大冒険」に似てるけど、妖怪が出てきて、 ちょっとおどろおどろしたシーンもあり、思っていたよりは楽しめた。 もうお話の流れは決まっちゃってるんだけど、妙な安心感があって、気楽に鑑賞できるのがいい。 重たい映画ばかり観た後などにどうぞ。[DVD(邦画)] 4点(2011-08-02 02:55:41)《改行有》 1529. メラニーは行く! 自己中、わがままなヒロインが主役のラブストーリーコメディー。 とにかく彼女のハチャメチャぶりは凄まじい。でも周りの皆はなんやかんや言いながらも ニッコリと優しい笑顔で接してくれて、まるでお姫様に仕える従者みたい。 一応テーマはわかる。でも30分くらいの短編ならまだしも、 100分以上もヒロインの不思議行動を見せられても、キャラのあざとさが目につくばかり。 終始ヒロインにイライラしっぱなしの映画だった。[DVD(字幕)] 2点(2011-08-02 02:50:57)《改行有》 1530. ゲゲゲの鬼太郎(2007) 昔から漫画原作→実写映画化パターンは結構あって、 低予算、宣伝もほぼなしというものが多く、そのヘボさを楽しんだものだけど、 最近はお金をかけちゃってるんで、期待していいのか悪いのか、困惑する時がある。 本作は鬼太郎=ウエンツということで、内容のほうは予想しやすいのではないかと。 コミカルで明るい妖怪もの、ちょこっと家族愛、ちょこっと青春ドラマも入っていて、 原作の世界観はまるで無視。テレビのスペシャル・ドラマ的な作品に仕上がってます。 いろいろな妖怪キャラが出てくるので、お子さんたちは喜ぶんじゃないかな。[地上波(邦画)] 1点(2011-08-02 02:35:19)《改行有》 1531. から騒ぎ シェークスピア戯曲「空騒ぎ」の映画化作品。 序盤での人間関係がわかりづらいのと、てっきり悲劇というイメージがあったので、 最初はかなり面食らった。内容そのものに関しては非常にくだらないっス。 大の大人たちが、ああでもないこうでもないと、恋のかけひきに躍起になる様を描いたもので、 いわゆるドタバタ劇。喜劇という括りがなければとても観ていられない内容だけど、 舞台劇のような独特のセリフ回し、イタリア片田舎の美しい田園風景が見所。 有名俳優がたくさん出演しているが、こちらは取り立てて可もなく不可もなく。 終盤の展開はシェークスピアらしい。甘めの4点。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-02 02:23:31)《改行有》 1532. バンビ 四季折々の風景と共に、子鹿バンビの成長を描くアニメ。 ストーリーは取り立てて何があるというわけではないけど、 自然と生き物というテーマが含まれているようだ。 時たまふとNHKの動物生態ドキュメントを見ているような感覚に陥った。 もちろん堅苦しさはなく、かわいいバンビや愉快なキャラの森の仲間たちが、 鑑賞しているこちらをほのぼのとさせてくれる。 この時代のディズニーは、絵の色が落ち着いていていい。ぜひお子さんと一緒にどうぞ。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-02 02:17:58)《改行有》 1533. ボーン・アイデンティティー 気楽に楽しめるサスペンスアクション。カーアクションやヒロインとの軽いロマンスなど、 オーソドックスな内容ながらも小気味のいいストーリー展開でとても観易い。 ただ敵役たちは何をどうしたかったのか、よくわからなかったけどね。 マット・デイモンは純粋なアクション俳優ではないので、ファイトシーンでのカット割りは多い。 全般的に緊張感はほとんど感じなかったが、暇つぶしには丁度いいかも。[地上波(吹替)] 4点(2011-08-01 16:53:10)(良:1票) 《改行有》 1534. 絶叫屋敷へいらっしゃい ホラー色というよりは、ちょっと薄気味悪い系のブラック・コメディー。 ブラックな笑いは人の感性による部分が大きいので、どこが見所というのも難しいのだが、 個人的には笑えるシーンはほとんどなく、ストーリーもつまらなかった。 ダン・エイクロイドは向こうでは人気のある人らしいが、どうにもこの人苦手。 相方のジョン・ベルーシがいた時は、まだ良かったんだけどね。 タイトル通り、お化け屋敷に迷い込んだような映画。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-08-01 13:46:21)《改行有》 1535. アラジン(1992) ディズニーお得意の夢と冒険、ロマンス溢れるファタンジー。 音楽が素晴らしく、エンタメに富んでいて、思っていた以上によく出来たアニメだった。 ストーリーもうまくまとまっていたけど、ランプの妖精のキャラが非常に愉快で、 全体的にはややコミック調かなといった印象。絵、色、主人公達のキャラ(特に王女様)などは、 絵本を見ているような昔の作品のほうが好きかな。 それにしてもディズニーは、アニメはアニメでも「これは間違いなく映画」と唸るぐらい、 中身の濃いものを作る。やっぱりすごい。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-01 12:12:24)《改行有》 1536. 青空娘 見所は何と言ってもヒロインの若尾文子。 冒頭のとても女子高生とは思えない髪型と口調にはびっくりしたけど、やっぱりきれい。 内容はさっぱり系の青春ドラマで、ラストもうまくまとめており、 コテコテのアイドル映画よりはましだけど、基本的に作りはそれらと変わらない。 若尾文子の魅力だけは存分に味わえる作品だと思う。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:52:06)《改行有》 1537. ツォツィ 設定は抜群に面白いのに、主人公の人物描写が圧倒的に不足している。 今現在の生活環境だけをひたすら見せられても、彼の内面性などわかるはずがない。 そのため、その後の彼の行動にもまったく説得力を感じることができなかった。 「ふ~ん、人間らしい一面があったんだね」程度。演出は悪くないんだけど、 ドラマとしては底が浅く、残念ながら感動とまではいきませんでした。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-01 11:41:08)(良:1票) 《改行有》 1538. 愛染かつら 総集編 オリジナルは前編、後編、続編、完結編と制作されたらしいのだが、 フィルムが現存していないということで、「愛染かつら」はこの総集編でしか観られないらしい。 一応お話の流れはちゃんと理解できるし、うまくまとめてはいるようだけど、 やはり描写不足で正直感情移入するのは難しかった。元祖すれ違いメロドラマということで、 内容は映画というより、お昼の連続テレビドラマに近い作り。映像や音は非常に悪い。 テーマ曲の「旅の夜風」には思わずこちらも口ずさんでしまったが、 田中絹代がとても若くてかわいかった。とりあえず、個人的には十分満足できたかな。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:11:27)《改行有》 1539. ぼくのバラ色の人生 かわいい女の子になりたい男の子の話。 7歳の主人公の気持を、ファンタジー色のポップな演出等で表現。 今では性同一障害という言葉も一般的に知られているけど、 この時はまだ違っていたのか、周りの反応に?という部分も。 主役の男の子はホントに女の子っぽい子役で、お母さんもきれいだった。 ほのぼの系に仕上げた、題材の面白い作品。[地上波(字幕)] 5点(2011-08-01 11:03:48)《改行有》 1540. 岸辺のふたり 8分間と、とても上映時間の短いアニメーション。 少女の気持ちは十分伝わるし、影絵のようなキャラと音楽で切なさも表現できているが、 状況設定に関しては何の説明もないので、当然のことながらドラマ性はいっさいなし。 短編映画というジャンルだけの評価なら6、7点つけてもいいけど、 他の長編映画との兼ね合いもあるので、この点数ということで。 同じ短編アニメーションなら、「つみきのいえ」の方がアイデア、設定ともに出来がいい。[インターネット(字幕)] 2点(2011-08-01 10:54:22)《改行有》
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