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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1521.  身代金 《ネタバレ》  予想を超える展開。緊張感のある演出。スピード感のあるシナリオ。どれをとっても個人的には1級品だと思える傑作クライムムービーです。  人物描写も素晴らしく、メル・ギブソン演じる父親の迫力ある演技にひきこまれます。 そんで、何気にレネ・ルッソの演技が良かったです。息子の身を案じながら、旦那に不信感を抱いたり、やはり信頼したり、その揺れ動く感情が痛いほど伝わってきます。  そしてやはりゲイリー・シニーズ。プールに服を着たまま飛び込ませ盗聴器を破壊し、ケースを入れ替えさせることで追跡装置を無力化させる、完璧な計画性。その冷静かつ高い知能にしびれます。  てっきりこのままジミー(ゲイリー)がイニシアチブを握ったまま、物語が進んでいくのかと思いきや、まさかの主導権争いに転じていくストーリーは興奮の一言。  二度目の身代金引渡しに向かう最中、父親が車の中でテレビを見ながら何かを思いつき、そこで狙ったかのようにかかってくる犯人からの電話。そして「気が変わった。」の父親の一言。背筋がぞくぞくするような、何かが起きると予感させるシーン。このシーン好きなんですよねー。  ここから先は父親は攻勢に転じるわけですが、時折聞こえる息子の声に心が折れそうになる様子がたまらないです。電話でのやりとりはこの映画の最大の見所でしょう。  久々に時間を忘れるほど興奮した一時を過ごしました。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-05-17 16:22:53)(良:1票) 《改行有》

1522.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》  余命を宣告され、残りわずかな時間に何をするのか?  扱っているテーマは大変興味深い。切り口としてはとても良いのだと思います。  ただどうしても、倫理観、モラルの面で『待った』がかかってしまって素直に二人に共感しきれなかったのが残念です。  コメディですから、いくら撃ち合ってもだれも死なないというのに文句はありません。ですが、それは脚本や演出でそうなっているからであって、実際は二人の行動によって死人が出てもおかしくない事態はいくらでもあったわけです。  自分たちの余命が残りわずかであれば、他者の命を危険に晒しても良いのか?重病の人であっても健康な人であっても命の価値は等価値だと思っている私としては、自分たち以外の人達の命を軽んじている行動には賛同できないのです。  こーゆー見方をする映画ではないのかもしれませんが、『生』や『死』、そして『人生のテーマ』を扱っている以上は、ちょっと看過できないものがありました。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-16 14:21:57)(良:1票) 《改行有》

1523.  フィフス・エレメント  こーゆー娯楽SFは大好きです!夢があります。わくわくします。奥行きのある未来都市、そこを飛び回る車、世界観が最高にエキサイティングでたまらないです。  すべてがフィクションの映像でありながら、その中で生活感を感じさせる演出が素晴らしい。コーベン・ダラス(ブルース・ウィリス)のアパートなんかはその最たるもの。  ストーリーそのものは特筆すべきものはありませんが、普通に楽しめるレベルでしょう。大切なのは、そのストーリーと映像、人物がきれいにマッチすることで生み出される、この想像上の世界を経験できることだと思います。今もあるものと、未来にしかないものを絶妙なバランスで融合させている面白さがこの作品にはあると思います。  終盤に向けてなんとなく世界を小さく感じてしまったのは残念ですが、それでも映画の可能性を感じさせてくれる作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-15 14:24:55)《改行有》

1524.  RONIN 《ネタバレ》  狭い路地を走り抜けるカーアクションは興奮の大迫力で、今まで見たことのあるカーチェイスの中で一番ハラハラしました!音楽をかなり抑えて臨場感を際立たせたことが、よりいっそうの緊張感を生み出している気がします。  で、肝心のストーリーにつきましては、わかりづらくはありません。ですが、シーマスが運転手を殺してディアドラと共にサムとヴィンセントを裏切る流れだけが意味わかりません。もともとシーマスとディアドラが雇っている人達であり、利害は一致しているわけで、あのメンバーがケースを取り戻したら報酬を払って終わりで良いじゃないですか。それともシーマスはサムの正体に気づいていたのでしょうか。だとしたらそこは観ている私たちにも『シーマスはサムの正体に気づいているよー』って教えてくれないとだめです。  スパイ&サスペンス映画だからって、なんでもかんでも裏切れば良いってもんじゃないと思いますよ。裏切りは今作の場合グレゴールだけで良かった気がします。  ラストの攻守交替が入れ替わりまくるのはもの凄く面白かったです。そこが気に入らなかった方もいらっしゃるようですが、個人的には大好きでした。スケーターを見殺しにしてあれだけしぶとかったグレゴールをあっさり射殺して、だと思ったらリタイヤしたとばかり思っていたあいつの再登場に、これはやられたと思いました。なかなか興奮するラストでしたね。  最後に二つだけ。弾を取り出すシーンが痛すぎ。あれだけ町を破壊し、車を破壊し、一般人を巻き添えにしまくっているのに、足がつかなすぎ。です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-14 13:18:08)《改行有》

1525.  エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち 《ネタバレ》  ファザコン娘が仕事ばかりの父親に振り向いてもらうために誘拐をでっちあげ、車泥棒がそれに巻き込まれちゃうっていう切り口はかなり面白いです。やや『べた』っぽい設定ではあるんですけど、ヴィンセント(ベニチオ・デルトロ)がBMW盗むまでの手際が鮮やかで、これからの展開に期待が膨らんじゃいます。  ただそれ以降が少々盛り上がりに欠けちゃったんですよね。コメディとしては笑えないし、サスペンスとしてはだらだらしているし、ドラマとしては深みがないんです。登場人物たちに共感もできないんです。むしろエミリーの自分勝手な行動にイライラしちゃって仕方がなかったです。たばこで出火なんてその最たるものです。  そこから先はほとんど惰性で見てしまったんですが、後半なんかいろんなことをうやむやにしながら、なし崩し的にハッピーエンドにもってちゃった適当さは嫌いじゃないです。ただグレッグやガスがいったいどーなったのか、やたら話に出てくる『ドーカスさん』にはちゃんとお金返して謝ったのか、許してもらえたのか、それぐらいは、はっきりさせてもらってすっきりしたかったですね。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-14 12:02:10)《改行有》

1526.  フェアリーテイル(1997) 《ネタバレ》  荒唐無稽なファンタジー映画って苦手なんです。秩序だった現実世界の中に、空想でしか起こりえないようなことが起こるのが、ファンタジー映画の醍醐味だと思っています。ですので、この作品は私が期待するところのファンタジーを完全に再現してくれています。  言葉を話さずひっそり暮らす妖精。妖精の存在を内緒にしようとする女の子。妖精の存在を確かめようとする大人たち。どれもこれも大好きなシチュエーションです。  実話がベースになっているだけに、ラストは手堅くまとめられてしまい、少々物足りなさは感じます。それでも両親の前をすーと通りすぎる妖精なんか、過剰すぎないさりげない演出が光っていると感じます。  なかなかの良作だと思います。  ただもう少々ドラマチックな展開があるほうが好きではありますね。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-13 13:03:07)《改行有》

1527.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ 《ネタバレ》  非常に面白くなりそうなストーリーだっただけに、思ったより盛り上がりきれなかった肩透かし感のほうを強く感じてしまいました。ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンの共演だから自然と見る前からハードルが上がっていた可能性もありますね。  どちらにしろ、人に勧めづらい作品なのは間違いないです。けっしてつまらない駄作というわけではないんですけどね。  ラストに、アルバニアでの戦闘が再開したということをニュースで報道するんですが、確かにその映像だけを見てしまうと鵜呑みにしてしまいそうです。この映画を見た後でさえ、そう感じます。  ラストのこのワンシーンがなければただのフィクション、ただのブラック・コメディで終わったんでしょうが、このワンシーンを見てしまうと最早笑えなくなっちゃいます。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-13 03:47:30)《改行有》

1528.  デイライト 《ネタバレ》  トンネル内の爆発、そして爆発に至るまでのシークエンス、それが個人的には本作のハイライトでした。金持ちの社長、売れない戯曲作家、うまくいっていない家族、息子を亡くした老夫婦、囚人、警備員、タクシー運転手、全く違う人生を歩んでいる人たちが、偶然同じ場所、同じ時、同じアクシデントにあってしまうという運命を感じさせるようなストーリーがとても好きです。  そして『インデペンデンスデイ』でも感じたことですが、映画でしか見られない映像世界を見られたとき、何とも言えない興奮を感じてしまうんです。トンネル内が爆発するシーンに酔いしれるなんて不謹慎もいいところですが、この現実離れしたシーンが見られることに喜びを感じてしまうんです。  だから『パニックもの』は好きなジャンルなんですが、多くのパニックものがそうであるように災害が起こるときのインパクトが強すぎて、中盤以降にちょっと物足りなさを感じてしまうことがあります。それでも全編通して、人の弱い部分、強い部分、醜い面、善良な面をバランスよく映し出してくれる作品はラストまで目が離せません。  そういった意味では、本作は傑作に近い良作でした。見る価値のある作品だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-05-12 02:26:18)《改行有》

1529.  ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ) 《ネタバレ》  ラブコメのお手本のような作品で、楽しいですね!  私にとってラブコメは、『テンポが良い。』『キャラに応援したくなる魅力がある。』『まじめなストーリーの中に、笑いがちりばめてある。』の3つを押さえてくれることが大事です。本作は軽快なテンポで、憎めない主人公ケイト(ジェニファー・アニストン)が応援したくなっちゃうキャラなのが良い感じです。そして、母親とのやりとり、ニック(ジェイ・モーア)とのやりとり、女性上司とのやりとりの中には、つい頬が緩んでしまうような微笑ましい光景がちょいちょい出てきます。  とゆーわけで、ラブコメとしては合格点だと思います。  ただ、下ネタがちょっと受け付けない内容だったのがマイナス。それから、サム(ケヴィン・ベーコン)がニックの恋敵としては、後半物足りなかったのがちょっと残念。『ただ人のものを欲しがるだけのサム』が、本当にケイトを好きになるストーリーであれば、ケイトがニックを選ぶラストがもうちょっと輝いて見えたかもしれません。  それから、『シンデレラの時計』や、序盤の『ひとめぼれしているニック』など、上手い演出があるのですが、さりげなさすぎてわかりにくくなっちゃっているのが難点。この辺りに注意して見ると、本作はより面白さが増すと思います。軽そうに見えて、じつはもの凄く丁寧で計算された脚本と演出だと思います。  女性向きだとは思いますが、男性でも十分楽しめる良作です。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-10 10:46:48)《改行有》

1530.  フェノミナン 《ネタバレ》  感動しました!なんかもの凄く泣かせるようなストーリーではないのですが、ジョージ・マレーの人柄と、レイス、ネイト、ドク、ネイトの子供たち、工場のおじちゃん、FBIの黒人のひと、そういった一握りの彼の理解者の存在に心が揺さぶられました。人の優しさを映像通して感じられるっていうのは素晴らしい体験だと、あらためて思いましたね!  この映画はまず予備知識無しで観ることが大切でしょう。私もすっかり騙されてしまいました。現実にそういうことが起こりえるかどうかは別として、物語としてはほぼ完璧な流れだと思います。安易に地球外生命体や第三者的な力に因らないところが最大のポイントでしょう。だからこそ、ジョージの『すべての人間には可能性があるんだ』という言葉が生きてくるんだと思います。  また、この作品には、人が死んでしまうという悲しさよりも、『人は生きているうちに何を成し、何を遺すかが大切』というメッセージがこめられているような気がします。  光を見てからの、ジョージの圧倒的な才能の覚醒と、そこから引き起こされる数々のパフォーマンスで私たちの目を釘付けにさせておいて、そこから、ラストへ向けて少しずつ収束していく物語の中で、大事なメッセージを私たちの心の中に残してくれる、切なくも温かい余韻の残る感動作でした。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-09 12:37:28)《改行有》

1531.  2 days トゥー・デイズ  ばらばらの地点からスタートした複数の物語が、思いもかけないところでつながっていき、最終的に一つの物語を作り上げていくのが快感です。この手のタイプの映画にあまり免疫がなかったことも幸いして、大変新鮮な驚きと興奮を覚えました。一見無関係に思えたパズルのピースが、ゴールへ向けて次々と綺麗にはまり込んでいく様子は、気持ちが良いものですね。小さな感動すら感じます。  最後に一つの流れにいきつくまでの、それぞれの小さな物語の流れも、非常に完成度の高いものでした。役者さん達の演技も素晴らしく、いったいそれぞれにどんな結末が用意されているのか気になるところです。そしてそれぞれにふさわしいフィナーレは、小粒ながら私の価値観を十分に満足させてくれるものでした。  ただスキーのオリンピック選手のベッキー(テリーハッチャー)と、売春大嫌いのクビになっちゃった警官アルビン(ジェフ・ダニエルス)だけは、「え?それで終わり?」というまさかの結末でなんかすっきりしませんでしたね。ベッキーはまだ許せるとしてもアルビンはほんと蚊帳の外って感じで、じゃあなんで劇中クローズアップされたのか、いまだもってよくわからない謎の存在のまま終わっちゃいました。彼の存在意義って・・・?[DVD(字幕)] 8点(2014-05-08 16:01:35)《改行有》

1532.  スウィート シンフォニー 《ネタバレ》  ヤウヘイ・エディ・レスリーの3人が、同じ女の子カレンを好きになり、誰が最初にカレンを見つけるかというゲームを始めるところから物語がスタートします。  実際にはカレンはほとんど登場せず、カレンを探すうちに、3人がそれぞれ違う女の子達と知り合っていくというのが本筋になります。また、3人がそれぞれ絡むシーンが極端に少ないので、3話のオムニバス形式のラブストーリーを同時進行で鑑賞していくような趣になっています。  したがいまして、大変見やすく、わかりやすく、面白いのですが、その一方で3つのカップルに接点がない分やや盛り上がりに欠ける気もしました。接点をラストにしか作らないのであれば、最初からオムニバス形式でも良かったのではないかとさえ思っちゃいます。  ちなみに、ひとつひとつのラブストーリーは特徴がはっきりしている上に、どれも結末が気になっちゃう運びになっているので、見ていてなかなか楽しいです。  個人的に面白かったストーリーはバス。でも好きな女優さんは家出少女兼泥棒少女を演じるテレサ・リー。彼女はダウンタウン・シャドーでフェニックス役を演じていた女の子です。で、好きなシチュエーションは婦人警官ですね。  それぞれ見所があるので、本当は6,5点くらいなんですが、おまけして7点です。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-08 10:29:25)《改行有》

1533.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ 《ネタバレ》  007を初めて見ました。ここまで娯楽に徹してくれると気分爽快です。オープニングから凄いです。武器取引の現場の破壊→ミサイル奪取→脱出、それを全部一人でやってしまうスーパーマンっぷり、最高ですね!  携帯や車(ボンドカーって言うんですか?)、ウェイ・リンの秘密基地など、子供心をくすぐられるアイテムが充実しているのも嬉しいです。  更には、中国公安局員の肩書きをもつウェイ・リンが、成り行きではありますがスパイ仲間として活躍してくれるのも楽しい展開です。組織ぐるみでバックアップ体制がとれている雰囲気も大好きです。  まあ難を言うならば、死なないこと、ハッピーエンドが約束されているので、着地点がわかっている分そこに到るまでの過程を楽しむだけの映画というところでしょうか。その割に、その過程の中でおそらく一番の見所であるべき、後半のガンアクション押しがやや冗長な感じがして、多少飽きちゃったところが残念でした。 [DVD(字幕)] 7点(2014-05-07 12:40:11)《改行有》

1534.  アンフォゲタブル 《ネタバレ》  この作品ならではの設定を最大限に活かした演出に大満足!記憶を継承できるというメリットだけでなく、心臓に多大な負担をかけるというリスクを用意していることが素晴らしいです。この設定によって、クレイン(レイ・リオッタ)の亡き妻に対する誠実な想いがより強く伝わってきます。そしてその強い気持ちがブリッグス(リンダ・フィオレンティーナ)に伝わることで、彼女が心強い理解者であり協力者になっていくことに整合性が生まれます。  更には、見られる記憶は断片的であり、選べることもできないという不便さが良い。事件や事故の現場に行き、似たような状況を作る必要があるという条件がついていることも良い。記憶の継承という最大の利点と、それに伴うリスク及び様々な制約のバランス。この絶妙な匙加減がサスペンスとミステリーの面白さをより一層ひきたてていますね!  最近見た中ではかなりのヒット作でした。  ラストは涙まで誘うドラマ性。ジャンルに『ラブストーリー』を付け足したいくらいです。  でも子供たちのことを考えれば、クレインの行動は決して最良とは言えないんですけどね。ですが、気持ちを考えればクレインの行動を否定することは出来ません。これ良い映画ですね。ただのサスペンスの枠には収まりきれない、本当に良い作品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-06 15:33:48)《改行有》

1535.  アライバル-侵略者- 《ネタバレ》  『ゼイリブ』に似ていますが、こちらのほうがサスペンス色が強く、ハラハラします。あちらはサングラスでの殴りあいばかりが印象に残っています(笑)  手堅く作ったストーリーながら、多岐にわたる暗殺とテンポの良い展開、ほど良いミステリーによって飽きることなく見ていられます。惜しむらくは、その手口が非常に人間臭くて、せっかくの『宇宙人モノ』という設定が存分に活かされていないことでしょうか。その辺りは手堅すぎましたね。  後半になると、地下基地や宇宙人の造形も明らかになるため、視覚効果でも楽しむことができます。が、やはりSF好きの人達がSFを見る意識で本作を鑑賞した場合、さすがにこれだけでは物足りなさを感じてしまうのもやむを得ないかもしれないですね。  ただ本作は非常にバランスの良い作品であり、誰が見ても楽しめるエンターテイメント作品として、まずまずの出来であることは疑いようがないと思います。それなりにサプライズも用意されていますしね。  ということで、あまり色眼鏡をかけずに観てもらえれば、思いの外楽しめるんじゃないでしょーか。個人的にはオススメの1本です。[DVD(字幕)] 7点(2014-05-05 09:42:40)《改行有》

1536.  クエスト 《ネタバレ》  ドラゴンボールの天下一武道会。  バキのトーナメント編。修羅の門。  各種格ゲー。  そういったものが好きな人達だったらそれなりに楽しめると思います。  この作品の良いところは、脇役たちの戦いも全部見せてくれることです。  それぞれの個性、キャラを大切にしているところです。  映画が始まったら50分くらい早送りして、そこから30分くらい見たら十分です。ラストの決勝戦は、漫画と同じでそんなに面白くないんで。そもそも『外に出て来い』ってお前がゆーな。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 22:20:02)《改行有》

1537.  訣別の街 《ネタバレ》  すっきりしない作品でした。  6歳の少年が死に、正義の警官が死に、その警官の無念をはらそうと協力しようとしていたビニーが殺され、やはり協力しようとしていたスチュワーツも殺され、自業自得ではありますがアンセルモは自殺を強要され、これだけ一般人が死んでいるのに、終始ポリティカル・サスペンスの枠内に収めようとしていたことに違和感を感じます。  何より、元凶の一人であるマフィアのボスは劇中なんの天誅も下りません。パパスにいたっては、一見良い話っぽくまとめましたが、ケヴィンが情に流され彼に社会的な責任をとらさずに表舞台から退かせるに留めた結論には大変不満が残ります。  第一、物語を少しでもわかりやすく伝えようとする気持ちがこの作品からは伝わりません。やや複雑な話を、難解なまま伝えるだけでは芸がなさすぎます。もっと面白く、もっとわかりやすく、もっと落としどころを明確にした作品にだってできたのではないかと思います。私は個人的に、こういう作り手達の自己陶酔型の作品は好きではありません。[DVD(字幕)] 4点(2014-05-04 22:07:44)《改行有》

1538.  ベスト・フレンズ・ウェディング 《ネタバレ》  オープニングの歌で観るのやめようかと思った(笑)  オープニングを男一人で見ているのを、もし誰かに見られていたらと思うとぞっとします(笑)  いきなりどうでもいい話をしてしまいすいません。  では感想です。  ジュリアン・ポッター(ジュリア・ロバーツ)、途中までは良かったのですが、中盤から後半にかけてさすがにしつこい。辟易します。非常に主観的な感想を述べるなら、彼女はやりすぎです。(もちろん脚本のせいですけど)  私はストーリーを先読みする悪い癖がありまして、今回もキミー(キャメロン・ディアス)とマイケルの婚約が破談しそうになったら、結局親友の幸せのために、二人の仲が修復するように、ジュリアンが奮闘し始めるんじゃないかと、勝手な予測をたててしまったのです。だってタイトル、『ベスト・フレンズ・ウェディング』ですよ?どこがベスト・フレンズやねん。本当の親友であれば、親友の幸せぶち壊すようなことするんじゃねーと思います。  キミーがダメ人間であれば、ジュリアンの行動も理解できたのですが、キミーと結婚すれば高い確率で幸せになれるんだから、もう少し早いタイミングで応援してほしかったです。  ですから、普通だったら、1点とか、2点とか・・・  ただ今回は、映画の出来が個人的な好みを上回ってしまい、観ているときも観たあとも、それなりに面白かったんです。それに、ジョージの存在は、この作品の嫌な面を緩和するのに、非常に良いアクセントになっていると思います。  で、最終的には6点くらいかと。このストーリー、脚本に共感できる人であれば、この映画はその人にとって最高の1本になるかと思われます。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 14:48:04)《改行有》

1539.  ぼくのプレミアライフ 《ネタバレ》  てっきりですね、もう少し軽いタッチのコメディを予想していたんですよね。  ところが本作、さすがイギリス映画だけあって、コメディなんですけど、ちょっと真面目なんですよ。主人公のポールのダメ人間っぷりが、ちょっとリアルな感じで、これじゃあ笑うに笑えません。  もちろん、面白いシーンや演出はそれなりに用意されているのですが、それ以上に不快感やじれったさが物語りの大半を占めていて、観ていてストレスが溜まります。  『こんな映画には2点、いや1点か、ってゆーかもう観るのやめたい。』と思っていた矢先、85分くらい我慢して見続けた頃だったでしょーか、ラストのほんのわずかなシークエンスで評価が大きく変わりました。  いやー、こんなことってあるんですね。なんか今までいろいろ気に入らなかった部分を、ノリと勢いだけで帳消しにされちゃった感覚。  これはもう7点くらいか、と思ったんですけど、ラストのラストで結局結婚することにしたのか、それともそのままなのか、肝心なところをはっきりさせてくれないんですね。最後の最後で、またちょっとイラっとしちゃいました。  でも個人的には二人はそのままやっぱ結婚することにしたと思いたいです。  ・・・でもそうなったらそうなったで、・・結婚生活大変でしょーね。[DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 06:23:13)(良:1票) 《改行有》

1540.  ジャングル2ジャングル 《ネタバレ》  この作品は、よく言えばバランスが良く無難、悪く言えば『ウリがない映画』です。  この手のタイプは、何より文化の違い、生活習慣の違い、そういったものをクローズアップすることがまず大事なんだと思います。そこで重要になってくるのは、それぞれの文化の長所と短所をバランス良く表現することでしょう。そこに笑いや感動、様々なドラマが生まれるのだと思うんです。  本作では、サム・ハンティントン演じるミミ・シクが、例にもれず未開の地からニューヨークへと旅立ちます。お約束の展開ですが、わくわくします。ところが、ミミ・シクは、文化の違いから失敗ばかりします。それはまだ良いんです。その失敗をうまく笑いや感動、ドラマへと昇華しきれていないのがじれったいんです。  また、ミミ・シクはその戦闘能力の高さから、マフィアとの対決(ほんの7,8分くらい)だけは活躍します。ですがそれ以外のシーンではただの困ったちゃん扱いばかりなんですよ。  つまり、個人的には一番見たかったミミ・シクの活躍が圧倒的に足りないがために、爽快感が足りないんです。父親との絆も観る人の共感を得られるほどうまく描けているとは思えません。  更にはラスト、父親は結局元妻とどうなったのか、はっきりしないところでジ・エンドです。  ミミ・シクやそのガールフレンド役の子は人から愛されそうなキャラクターだっただけに、もっともっと楽しく、納得のいく映画にしてほしかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-04 05:57:59)《改行有》

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