みんなのシネマレビュー |
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1561. カクテル 一応友情とロマンスを基にした青春ドラマらしいが、お話の内容は退屈そのもの。 お前ら、それでも男か! もう勝手にやってろ、というくらいくだらないストーリー。 唯一の見所は、軽快な音楽をバックにカクテルをシェイクするパフォーマンスだけ。 女の尻ばっか追っかけてないで、男なら他にやることあるでしょ? と思わず言いたくなるような、何とも情けなくさせてくれる作品である。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-31 08:19:32)《改行有》 1562. プリティ・リーグ 実話ということで大変興味深く視聴したが、女子プロ発足の背景が面白かった。 出演者たちが個性的で中々いい。全体的には軽いコメディータッチだが、 ストーリー自体が地味であまり盛り上がりもないので、このあたりで好き嫌いが分かれるかも。 ラストは心地よい感動を受けつつも、キャスティングの細かい配慮にはびっくりしてしまった。 青春ドラマ系が好きな人にはお薦めの佳作。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 08:12:39)《改行有》 1563. 激流(1994) メリル・ストリープ主演のアクションサスペンス。 アクションと言っても、そのほとんどが激流の川を下るシーンのみなので、 サスペンス映画として鑑賞した方がいいかもしれない。 ケヴィン・ベーコンは相変わらず何か企んでいるような人相で、 こういう役をやらせたら右に出る者はいない役者さんだ。 作品全体の印象としては、川下りというシチュエーションが地味ということもあるのだが、 アクションやサスペンス部分が中途半端で、ストーリー自体の面白さとしては並。 まあまあ普通に楽しめる程度の出来だと思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-07-31 07:41:11)《改行有》 1564. スピード(1994) テンポのいい、ノンストップアクション映画。 いわゆるジェットコースタームービーで、この手の映画は鑑賞中から突っ込みを入れるのだが、 本作はシナリオが良く出来ているせいか、緊張感が全く途切れず、その隙を与えてくれなかった。 後から考えると、突っ込み所は満載だけど・・・。 派手で息詰まるアクションシーンの中、サンドラ・ブロックの明るいキャラと、 キアヌ・リーヴスとの軽い恋愛描写が息抜きの役割を果たしている。 個人的にはバスの他の乗客たちの人間描写も見たかったのだが、 せっかくの流れが止まってしまいそうなので、これで良かったのかもしれない。 とにかく"理屈抜きに面白い"という形容詞がぴったりの映画だった。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-31 07:34:11)《改行有》 1565. 宇宙戦争(2005) 何だ、こりゃ。ドラマ性もなければ、メッセージ性もないやん。 中盤のストーリー展開はウダウダ、トムクルーズの父親役もミスキャスト。 ラストも呆然とするような結末で、ちょっとびっくらこいた。 スピルバーグと言えば、アイデアと独自の映像技術で映画界では第一人者とされてきたが、 どの作品にも、多かれ少なかれドラマ性はしっかりと織り込んでいたのに。 90年代に入ってから、リメイクやアメリカンコミックのヒーロー物、続編などが乱発され始め、 ハリウッド映画はアイデアが枯渇したのではないかと言われてきた。 そのため内容の稚拙さを、映像技術でカバーするという作品が非常に多くなっている。 この映画もリメイクで、悪いパターンにピタリと当てはまってしまった。 まあ、「アルマゲドン」のような陳腐なストーリーを見せられよりはましかな。[地上波(吹替)] 3点(2011-07-31 07:24:37)《改行有》 1566. 千と千尋の神隠し 冒頭の設定は、アタマの固くなった大人には物語に入って行き易い。 様々な経験をすることで、ひ弱な少女が成長する様を描いているようだが、 変わったおもしろいキャラクターがたくさん絡んできて、こちらの目を楽しませてくれる。 ジブリ作品の、その豊かな発想力と世界観には驚かされるばかりだ。音楽も中々いい。 明確なストーリー性を持たず、ラストは相変わらずの尻切れトンボだが、 ファンタジー映画なので深く考える必要はないんだろうな。ぜひお子さんとご一緒に。[地上波(邦画)] 5点(2011-07-31 07:10:14)《改行有》 1567. 花嫁はエイリアン 一応ロマコメだが、キムの美しさとかわいらしさを鑑賞するための映画。 彼女のキャラはいいのに、それ以外の設定がばかばかしく、シナリオは出来がいいとは言えない。 全体的におふざけムードが漂っているうえに、ヒロインの相手役がダン・エイクロイドなので、 どうにもしまりがなかった。結果、ロマンチック色もコメディー色も弱く、 ちょっと中途半端な作品になった感はあるが、全く笑えないというわけではないし、 それらの欠点をキムがカバーしているので、そこそこ楽しめるのではないかと思う。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 06:40:33)《改行有》 1568. トレマーズ いかにも外しそうなB級モンスター映画だが、 これが意外にも面白かった。閉塞的な状況設定が感情移入し易いこと、 さらに劇中に出てくるモンスターが実際にいそうなリアル感があること、 このモンスターの特徴が、その後のストーリー展開に心地いい緊迫感を与え、 まるで「ジョーズ」を観ているときのような感覚を覚えた。本作のほうが軽いけどね。 B級モンスター・パニック映画のお手本のような作品。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-31 06:14:03)《改行有》 1569. 神の左手 悪魔の右手 脚本も演出も映像も、すべてにおいてレベルの低いスプラッター・ホラー映画。 まあ、ムキになってあれこれと批評するような代物じゃないが、 肝心のスプラッターシーンは、いくら何でもここまでチープだとは思わなかったぞ。 原作の他のエピソードから、印象的なシーンだけを抜き出して繋ぎ合わせているのも陳腐。 ヒロインのお父さん役の人が、「原作しっかり読んだな」と思わず苦笑できたぐらいかな。 肩の力を抜いて、暇な時の時間潰しにどうぞ。[DVD(邦画)] 2点(2011-07-31 05:53:09)《改行有》 1570. 新・高校生ブルース 女の子に興味津々の三人組の男子高校生の姿を描いたドラマ。 軽いタッチの展開で笑える部分もあるんだけど、ストーリー的な面白さはない。 テーマもわかるのだが、昔の青春物のドラマではお決まり事だしインパクトも薄かった。 関根恵子は、その三人組のリーダーのマドンナ役でやっぱりかわいい。 他の見所は、三人組の一人に水谷豊が出演していること。二人とも若いな。[DVD(邦画)] 2点(2011-07-31 05:38:14)《改行有》 1571. 奇跡の人(1962) 御存知ヘレンケラー女史と、家庭教師サリバンの苦闘を描いたドラマ。 実話を映画化した作品ということで、やはり事実とは違う脚色もあるようだが、 三重苦という想像を絶する状況だけに、さすがに鑑賞前からこちらの気構えも違う。 作品の方は106分と短く、サリバンの人物描写にも時間を割いているので、 苦闘のエピソードは削られているという感は否めない。 それでも主役二人の演技はとても素晴らしく、目を離せないほどの見応えがあった。 作品の完成度も決して低くはないが、出来がどうというより、やはり一度は観ておくべき映画。[DVD(字幕)] 7点(2011-07-31 05:24:49)《改行有》 1572. ネイバーズ(1981) ベルーシの遺作だとは知らなかった。 ギャグはブラック・コメディーというか、悪ふざけに近いものなので、 鑑賞者の嗜好にもよるとは思うけど、ハマるほど笑える人は少ないのではないかと思う。 サラリーマン演じるベルーシの困惑した顔だけは面白かった記憶があるが、 コメディー映画としてはあまりお薦めできない作品。[映画館(字幕)] 2点(2011-07-31 04:37:36)《改行有》 1573. スパイダー 敏腕刑事の活躍を描くサスペンス。 犯人との知能戦やプロファイリングはあるが、サイコ要素は薄い。 ストーリーのほうはヒネリやオチもあって決して悪くはないのだが、強引な所があり、 突っ込み所も結構あるので、正直完成度の高いシナリオとは思えなかった。 モーガン・フリーマンの刑事役は、もう当たり前のようになってしまったけど、 やっぱり安心して観ていられる。ヒロイン役のモニカ・ポッターがかわいい。 ハラハラドキドキと言うよりも、気楽に楽しめる部類のサスペンス映画。[地上波(吹替)] 5点(2011-07-31 04:14:57)(良:1票) 《改行有》 1574. 殺しの分け前/ポイント・ブランク 地味なクライムアクション映画。 映像演出がテレビ映画みたいな雰囲気で、ストーリーが淡々と進んでいく作り。 内容自体は決して悪くないとは思うんだけど、ラストとかもう少し捻りが欲しかったかな。 今一つ盛り上がりに欠けるんだよね。主役のリー・マーヴィンの渋さが、やたら目立っていた作品。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-31 04:05:51)《改行有》 1575. 大魔神 子供向け特撮映画の中では、一番好きだったシリーズ。 幼い頃、冬休みや春休みになると必ず放映していて、喰い入るように観ていた記憶がある。 ストーリーは時代劇の勧善懲悪物だが、大魔神は主人公たちが危機に陥らないと出てこない。 当然ストーリーのほうに時間が割かれており、思わず突っ込みたくなるような粗も少なかった。 少女の涙で、埴輪の顔から魔神の顔という演出が唯一クスッと笑えたくらい。 特撮も中々良く出来ていて、同じ大映の「ガメラ」シリーズより全然いい。 ヒロインの高田美和が若くてかわいく、大人になった今でも思っていた以上に楽しめた。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-31 03:56:15)《改行有》 1576. 命果てる日まで 序盤からラストまで、これぞ昔ながらのメロドラマ。 お話に破綻があるわけではないのだが、やっぱり暗くて、あまり面白くない。 古いタイプのヒロイン像は、女の人でも今じゃ共感しづらいかも。演出や映像も普通かな。 香山美子、生田悦子、岩下志麻、桑野みゆき、倍賞千恵子の美人女優たちの共演は唯一の見所。 主人公の山口崇はハンサムな俳優さんなんだが、この人って昔から顔の表情がなくて、 どうにも役者さんとしての魅力を感じない。女優さんの顔ばかり見ていた映画だった。[DVD(邦画)] 4点(2011-07-31 03:45:48)《改行有》 1577. メリー・ポピンズ ファンタジー&メルヘン溢れた、ディズニー制作のミュージカル映画。 基本的には実写だが、アニメとの合成シーンもあり、子供も楽しめる内容に仕上がっている。 ストーリーはそのほとんどが絵本の中の世界をそのまま描いているような感じ。 アニメとの合成シーンは今の技術ならもっと素晴らしい映像になるのかもしれないが、 さすがに絵自体はきれいだし、劇中で流れる音楽もよかった。 特に主役のジュリー・アンドリュースは歌がうまく、この作品の役を実に生き生きと演じている。 「親子の絆」という現実的な部分でのフォローもあるので、家族で鑑賞するには適した作品かと。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-31 03:16:00)《改行有》 1578. 卍(1964) 倒錯的な愛を描いた谷崎潤一郎の同名小説の映画化。 人妻の回想という形でお話は展開し、何となく暗くて淫靡な雰囲気を漂わせているのだが、 ちょっとコメディっぽい部分があり、あまりエロティックという印象は受けなかった。 ストーリー自体もほとんどないに等しく、後半は何かバカバカしくなって思わず苦笑い。 岸田今日子は相変わらず不思議キャラで面白かったけど、見所は何と言っても若尾文子の美しさ。 自己中娘のキャラも彼女にはハマリ役。ただこの二人のラブシーン、 バストや腰のあたりのアップになると、なぜか顔の部分だけが不自然に画面から切れていて、 ひょっとして吹き替え? もしそうなら、もっと女優魂を見せて欲しかったな。-1点。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-31 03:10:43)《改行有》 1579. マイ・フェア・レディ ミュージカル仕立てのコメディー映画。 映像と演出は素晴らしくいいけど、お話の内容やテーマは今イチ。 この時代のシンデレラ・ストーリーものって、外見を磨くことばかりに終始していて、 何だか寂しくなっちゃうね。英語のわかる人は、楽しめるかもしれないシーンあり。 オードリーは実際には歌ってないのかな? 何か役柄に乗ってない印象を受けたけど。 音楽自体も可もなく不可もなく、ヒロインの親父が歌ってたシーンが一番良かった。 純粋なミュージカル映画というよりも、映像とオードリーの美しさを楽しむ作品かな。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 21:47:32)《改行有》 1580. 007/ドクター・ノオ ボンドが英国諜報部員としてのお仕事を全うしていて、真面目なのはいいんだけど、 もうシナリオが限りなく粗く、ほとんど仮面ライダーを観ているような雰囲気。 鑑賞しているのがとても辛かった。スパイ道具も本作では出てこないし。 年代と記念すべき1作目ということを考慮して、おまけの大甘3点。 これならテレビの「スパイ大作戦」のほうが面白かったな。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-30 21:27:55)《改行有》
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