みんなのシネマレビュー |
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1561. トップガン 青春ドラマにラブストーリーに戦闘アクションと、 80年代に大ヒットを記録した、もう至れり尽くせりのコンビニ映画。 戦闘機のシーンで男性を、ラブストーリーで女性をターゲットにしたといったところだろうが、 主役のトムを前面に押し出した作りで、どこを切り取って見ても、金太郎飴のように格好いい。 中身はスカスカだけどね。ハリウッドが「キムタク主演で一本作るか」となったら、 たぶん同じような映画ができるのではないか。イメージとしては、そのような感じの作品。 音楽と映像は良かったけど、話のネタに一回見れば十分。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-03 06:52:12)《改行有》 1562. 世界の中心で、愛をさけぶ シリアスタッチの暗い純愛映画。 主人公の現在の人物描写がしっかりと描かれていないので、感情移入しづらかったな。 それにも増して、柴咲コウの役柄があまりにも無茶でご都合主義。陳腐すぎ。 演出に関しても、リアリティーを欠くシーンが何度か見受けられた。 音楽はこの映画の暗い雰囲気には合っていたと思う。 最近の映画全般に言えることだが、脚本をもっとしっかりと練り込んでほしいよね。 絵コンテもちゃんと書いているんだろうかと、つい勘ぐりたくなる。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-03 06:08:37)《改行有》 1563. インデペンデンス・デイ ただもう笑うしかない映画だね。 一応登場キャラたちのドラマは描いているが、設定が陳腐なうえに中身が薄っぺらなので、 まったく心に残らない。唯一の見所は大統領かな。かなり笑わせてもらったよ。 壮大なSFコメディーとしてみれば、「アルマゲドン」よりは良かったかな。 アメリカ万歳は変わらないけどね。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-02 12:09:43)《改行有》 1564. フロム・ダスク・ティル・ドーン 暇つぶしに近くの映画館で、何の前情報もなくこの映画を鑑賞した。 当時はタランティーノも知らなかったので、最初は正統なアクション映画だと思っていた。 途中からびっくり、唖然、呆然、愕然。映画が終わっても、口は半開き状態。 しばらくは、酒の席でのネタにさせて頂きました。一生忘れられない超ぶっ飛び映画です。[映画館(字幕)] 3点(2011-08-02 11:49:46)《改行有》 1565. バイオハザード ディジェネレーション ゲームのデモ映像をずっと観ているような作品。 きれいなことはきれいだけど、暗いシーンになると、なぜかとても観づらい。 人の動きは、ちとぎこちなかったかな。ストーリーは可もなく不可もなく、 いかにもゲームシナリオといった内容で、ワクワク度はまったくなかった。 やっぱり自分で操作できるゲームのほうが緊張感もあるし、何倍も面白いですな。[地上波(邦画)] 3点(2011-08-02 10:48:45)《改行有》 1566. ストーリー・オブ・ラブ 夫婦の倦怠期を描いた作品だが、あくまで大人向けラブストーリー?の内容。 これといった波もなく、ずっと同じことの繰り返しが続くんだけど、 過去の想い出をフラッシュバックさせるなど、途中で飽きさせない工夫はなされている。 それでも90分鑑賞して、結局このラストでは・・・。主役二人の役者さんは好きなんだけどね。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-02 05:14:45)《改行有》 1567. プロジェクトA2/史上最大の標的 残念ながら今回はサモとユン・ピョウは出演していない。あの二人、結構好きなんだけどな。 登場人物が非常に多いせいか、お話のテンポが悪くて、ストーリーも今イチ面白くない。 ジャッキーのアクロバットな動きとスタントシーンは相変わらず凄いんだが、 個人的には「スパルタンX」のベニーのような、ファイトシーンをじっくり見たいんだけどね。 まあジャッキーファンなら楽しめる作品だとは思うけど・・・。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-02 03:23:43)《改行有》 1568. 青空娘 見所は何と言ってもヒロインの若尾文子。 冒頭のとても女子高生とは思えない髪型と口調にはびっくりしたけど、やっぱりきれい。 内容はさっぱり系の青春ドラマで、ラストもうまくまとめており、 コテコテのアイドル映画よりはましだけど、基本的に作りはそれらと変わらない。 若尾文子の魅力だけは存分に味わえる作品だと思う。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:50:42)《改行有》 1569. 愛染かつら 総集編 オリジナルは前編、後編、続編、完結編と制作されたらしいのだが、 フィルムが現存していないということで、「愛染かつら」はこの総集編でしか観られないらしい。 一応お話の流れはちゃんと理解できるし、うまくまとめてはいるようだけど、 やはり描写不足で正直感情移入するのは難しかった。元祖すれ違いメロドラマということで、 内容は映画というより、お昼の連続テレビドラマに近い作り。映像や音は非常に悪い。 テーマ曲の「旅の夜風」には思わずこちらも口ずさんでしまったが、 田中絹代がとても若くてかわいかった。とりあえず、個人的には十分満足できたかな。[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:11:27)《改行有》 1570. ストレンジャー(1996) 主演のデモーネイは色気もあるけど、知的な雰囲気も漂わせていて、相変わらずきれい。 バンデラスも野性味があって十分魅力的なのだが、正直ストーリーのほうはもうひとつ。 一応サスペンスものとしては教科書通りにポイントを押さえているんだけど、 冒頭に出てくるヒロインが担当している犯罪者は、単なる前フリでほとんど意味もないし、 この設定でこのオチは相当無理がある。官能シーンに時間を割いているうえに、 登場人物が少ないために、お話自体が広がらないというのもあるのかも。 主演二人のファン以外は、あまりお薦めできない官能サスペンス。[地上波(字幕)] 3点(2011-08-01 09:34:29)《改行有》 1571. 6デイズ/7ナイツ ちょっぴりロマンス、ちょっぴり冒険、ちょっぴりアクション、ちょっぴりスリルと、 予定調和をこなしているように判り易い、まるでコンビニのような映画。 たまにはこういう単純な作品もいいけど、ヒロインの女の子がガサツ、うるさい、 生意気というキャラで、それがとても癇に障った。ハリソン・フォードは可もなく不可もなく。 ヒロインの彼氏のほうが妙に可笑しかった。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-01 08:43:22)《改行有》 1572. もういちど殺して いわゆる悪女を題材にした、ちょっとストーリーの凝ったサスペンス。 そんな女に鑑賞者共々心奪われてしまうところが、この作品の妙味のはずなのだが、 ヒロイン役の女優に今ひとつ魅力を感じられず、この映画の大きな欠点となってしまっている。 それに加えて演出が悪いので、見せ所で盛り上がりに欠けるという結果になってしまった。 ストーリー自体はよく出来ていて、非常に勿体ない作品。取りあえず男性向けの映画。[地上波(吹替)] 3点(2011-08-01 07:13:55)《改行有》 1573. 偽装の女 とても昭和12年に作られたとは思えない、面白い設定のラブコメディー。 現代でリメイクすれば、きっとアラサー以降の女性たちに注目されるのは間違いない。 ただ残念ながら、本作ではその設定が劇中にうまく生かされていたとは言い難い。 コメディーパートはクスッと笑える程度だし、ストーリーのほうも特別大したヒネリもなく、 至って普通のラブロマンスになってしまった。まあ製作年を考えると、仕方ないか。 そこそこ楽しめる作品だとは思うけど・・・。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-01 06:13:06)《改行有》 1574. 新・極道の妻たち 昔ながらのやくざ映画よろしく、オーソドックなストーリーなのだが、 そこに女組長の血気盛んな息子に対する母親の愛情が絡んでくる。 単なるやくざ映画じゃないよ、という狙いはわかるのだが、どうにもお話に入っていけない。 やっている事は昔のやくざ、テイストは現代風で、どうにもアンバランスな印象を受けてしまう。 そのため、ドスが効いていて貫禄たっぷりの岩下志麻も妙に浮いて見えた。 とにかく全てにおいて古臭い感は否めない。内容自体がもう時代遅れかなといった作品。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-31 10:04:45)《改行有》 1575. 眠らない街〜新宿鮫〜 大沢在昌の同名小説の映画化。ハードボイルドタッチのアクション映画だが、 真田広之と奥田瑛二のホモシーンばかりが話題になった。 全体の雰囲気や登場人物のキャラをハードボイルド色に近づけようとした努力は窺えるが、 ストーリー展開は普通の刑事ドラマものとあまり変わらない。 田中美奈子だけはミスキャストで、何か妙に浮いていたと記憶している。 可もなく不可もなくといった印象の映画だった。[地上波(邦画)] 3点(2011-07-31 09:14:01)《改行有》 1576. レッドブル シカゴを舞台にした、ソ連の刑事が主役のアクション映画。 ソ連人のイメージ通り、シュワちゃんは物の見事に鉄仮面。 相棒となったアメリカ刑事ははみ出し野郎で、一応バランスは取れているものの、 シュワちゃんは人間味が感じられなくてちょっとつまらない。 ストーリーもアクションも普通の刑事ドラマ並なので、斬新さがないことも影響しているのかも。 シュワちゃん主演の映画としては物足りないな、という印象の作品だった。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-31 08:24:05)《改行有》 1577. 宇宙戦争(2005) 何だ、こりゃ。ドラマ性もなければ、メッセージ性もないやん。 中盤のストーリー展開はウダウダ、トムクルーズの父親役もミスキャスト。 ラストも呆然とするような結末で、ちょっとびっくらこいた。 スピルバーグと言えば、アイデアと独自の映像技術で映画界では第一人者とされてきたが、 どの作品にも、多かれ少なかれドラマ性はしっかりと織り込んでいたのに。 90年代に入ってから、リメイクやアメリカンコミックのヒーロー物、続編などが乱発され始め、 ハリウッド映画はアイデアが枯渇したのではないかと言われてきた。 そのため内容の稚拙さを、映像技術でカバーするという作品が非常に多くなっている。 この映画もリメイクで、悪いパターンにピタリと当てはまってしまった。 まあ、「アルマゲドン」のような陳腐なストーリーを見せられよりはましかな。[地上波(吹替)] 3点(2011-07-31 07:24:37)《改行有》 1578. 殺しの分け前/ポイント・ブランク 地味なクライムアクション映画。 映像演出がテレビ映画みたいな雰囲気で、ストーリーが淡々と進んでいく作り。 内容自体は決して悪くないとは思うんだけど、ラストとかもう少し捻りが欲しかったかな。 今一つ盛り上がりに欠けるんだよね。主役のリー・マーヴィンの渋さが、やたら目立っていた作品。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-31 04:05:51)《改行有》 1579. 卍(1964) 倒錯的な愛を描いた谷崎潤一郎の同名小説の映画化。 人妻の回想という形でお話は展開し、何となく暗くて淫靡な雰囲気を漂わせているのだが、 ちょっとコメディっぽい部分があり、あまりエロティックという印象は受けなかった。 ストーリー自体もほとんどないに等しく、後半は何かバカバカしくなって思わず苦笑い。 岸田今日子は相変わらず不思議キャラで面白かったけど、見所は何と言っても若尾文子の美しさ。 自己中娘のキャラも彼女にはハマリ役。ただこの二人のラブシーン、 バストや腰のあたりのアップになると、なぜか顔の部分だけが不自然に画面から切れていて、 ひょっとして吹き替え? もしそうなら、もっと女優魂を見せて欲しかったな。-1点。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-31 03:10:43)《改行有》 1580. 007/ドクター・ノオ ボンドが英国諜報部員としてのお仕事を全うしていて、真面目なのはいいんだけど、 もうシナリオが限りなく粗く、ほとんど仮面ライダーを観ているような雰囲気。 鑑賞しているのがとても辛かった。スパイ道具も本作では出てこないし。 年代と記念すべき1作目ということを考慮して、おまけの大甘3点。 これならテレビの「スパイ大作戦」のほうが面白かったな。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-30 21:27:55)《改行有》
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