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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  15ミニッツ 最近のデ・ニ-ロ出演作品じゃ、最も見ごたえのある1本。であることは認めるものの、あまりのあざとさがちょっと…。ジョン・ハ-ツフェルド監督は、ずっと注目していた人なんで、この映画のヒネリ具合などは「まあ、この監督なら…」とは思うんだけど、メディア批判という文脈を、だからって悪い奴や腐った社会にたいして、正義の制裁を加えて何が悪い! という論理にすりかえるのは、いかがなものか。ものすご~く、後味悪いよコレ。6点(2003-05-31 11:46:44)

142.  ヒューマンネイチュア チャーリー・カウフマンの脚本が持っていたウィットが、たんなるイヤミなドタバタになっちまってる…。『マルコヴィッチの穴』との差は、所詮カントクの才能の違いってワケかあ。残念! それに、パトリシア・アークェットが、何故か乳首を出し惜しみ(?)していることが、もっともっと残念!! 猿オンナの役のくせに、だったら引き受けるなっつーの。3点(2003-05-30 18:34:39)

143.  パーフェクト ストーム 現代における真に叙事詩的作品。実話を基にしたあくまでシンプルな物語が、逆に人間対自然の絶望的闘争という神話的構造を際立たせている。そしてそれを実現し得たのが、あの畏怖すべき荒れ狂う海というわけで、CG映像がこれほど作品に貢献している映画もないと思う。たぶんペ-タ-ゼン監督の力量というより、何か奇蹟のような力が働いたとしか考えられない…。とにかく、ジョージ・クルーニーとメアリー・エリザベス・マスラントニオが霧の海上で語り合う場面の美しさや、ダイアン・レインの出演場面の素晴らしさなど、信じられないくらい見事な作品じゃないですか。だのに、何でこうも評価が低いんだ… 。(11/17追記)先日のTV放映で改めて見直しました。小さな画面と細かなカットが気にならないくらい、やはり見入って、最後は深く感動されらた次第。間違いなくこれは『Uボート』を凌ぐペーターゼン監督の最高作であり、ここ数年来でも最も素晴らしいアメリカ映画です。皆さんの低評価にもめげず(涙)、再度コメントさせていただきますっ!10点(2003-05-30 15:43:35)

144.  チョコレート(2001) 正直、ハル・ベリーはミスキャストだと思う。あんなに美しい女性なら、ソーントンならずとも(どんな人種差別主義者でも!)コロリとまいっちゃうよなあ。あれが、せめてアンジェラ・バセットくらいの器量なら、もっと二人の孤独や切実さがひしひしと伝わってきたのに。あと、あまりにご都合主義的な展開も、安っぽいメロドラマ以外の何物でもない。監督はかなり頑張ってそこに生気を吹き込もうとしているものの(その映像感覚は、確かに見るべきものがあったとは思う)、及ばずって感じか。そしてあのラスト、…どうも「ハッピーエンド」という解釈が一般的みたいだけど、どう考えてもあれは決定的な”破局(カタストロフィ!)”を予感させるものでしょ? …すみません、文句ばかり並べたみたいで自分でもイヤなんだけど、こういう作為にまみれた作品にはどうしてもガマンならないもので。見るべき部分も多いんですけどね、ヒース・レジャーの屈折ぶりとか、ざらりとした映像の質感とか…。《追記》先日、友人夫婦宅でこの映画を再見する機会があり、見方を改める部分が多々ありました。どうもぼくは、この映画の上っ面しか見えていなかったようです。恥ずかしい…。ただ、やはりハル・ベリーは(素晴らしい女優であることは承知しているものの)、この映画にふさわしくなかったという思いは変わりません。あきらかに彼女の「美貌」が、あのヒロインを演じるにあたってマイナスになっている。そしてラストも(友人夫妻ともここが最も意見の分かれるところだったのですが)、ぼくにはどうしても「ハッピーエンド」を予感させるものには見えなかった。それどころか、あのラストの直後、きっとふたりは決定的なカタストロフィーを迎えたという気がしてしかたがないんです…。それは何も、自分の夫を「殺した」からというんじゃなく、夫の死刑執行人だったことを黙っていたという“裏切り”ゆえに(その前に、ヒロインは男に対して「私を傷つけないで、大切にして…」と言っていたのではなかったでしょうか。それを、結果的に彼は裏切ってしまった…)。そういうヤリキレナサが、今回もぼくの、この映画に対する見方を大きく喪失させるものでした。ゆえに、作品の評価は改めますが、点数は変えません。ヒロインの息子の死だとか、この映画はあまりに「運命」というものを安易にもてあそびすぎるという、その一点において。3点(2003-05-29 11:28:03)(良:2票)

145.  父よ ジョゼ・ジョヴァンニのプライベートフィルムとしての妙味は感じるし、好きな映画作家だっただけに否定したくはないのだけど…。さすが「やくざ」な世界を描くことにかけては右に出る者がいないという細部は光るけど、あまりに”思い出ぽろぽろ‘に自堕落な後半は、ちょっとついていけず。…これが多分ジョヴァンニ最後の映画かと思うと、ちょっと悲しい。まだ、いけるぞ! 起て、ジョヴァンニ!4点(2003-05-29 10:44:23)

146.  スペース・カウボーイ アホでマヌケなSF大作が横行するアメリカ映画に、イーストウッドが余裕でかました痛快ビンタ! もう、何ちゅう幸福感なんじゃ!! 見ている間じゅう、頬がゆるみっぱなし。『アルマゲドン』あたりに本気で感動出来る向きには、まあ、おすすめしませんが…。映画の「自由」があるとすれば、もはやどんな題材を撮ろうが完全無欠の「イ-ストウッド映画」になってしまう、この映画人こそ、真の自由人なのでしょう。尊敬あるのみです。9点(2003-05-26 17:16:35)

147.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする はっきり言って誰にでもおすすめ出来るという作品ではありません。が、狂気に侵され、その狂気の罠に捕らえられた者の孤独と絶望を、ここまで冷ややかに凝視した映画もないでしょう。一切の感情移入を拒みながら、人格崩壊の手前でふんばるかのように過去の再現に向かう主人公の姿は、やはり悲しく、痛ましい。その上で、やっぱりおぞましい…。クローネンバーグ、恐るべし。10点(2003-05-26 16:38:00)

148.  アトランティスのこころ 監督の資質と内容が合ってないという、そういう意味じゃ不幸な作品なんだけど…。50、60年代アメリカの田舎町的風情は実に魅力的だったし、何より、主人公の少年のあの年代特有の純粋さ、世界(大人の社会)に対する怖れみたいなものがとてもよく描かれていたと思う。ぼくのなかではとても愛すべき1本です。アンソニー・ホプキンスも、本来こういった人間味と怪物性が同居するキャラこそが本領じゃないかな。レクター博士は、あまりに怪物すぎて。8点(2003-05-26 12:53:14)

149.  殺し屋1 ハッキリ言って、面白い! でも、これが映画って言いたくない! んで、この点数。箇々のあまりに過激すぎる描写は、単にギャグとか反社会的だとか、そういう次元を超えて、人間(と、映画)の尊厳を侵しすぎている。だからこそいいんじゃん、と、バタイユあたりを持ち出して評価する向きをあるんでしょうが、たぶん、「映画」とはこういうニヒリズムを標榜するにはふさわしくないメディアなんじゃないでしょうか…。本当に魅力的な映画だからこそ、あえて全否定したいと思います。(ただ、あのラストシーンは、もしかしたら監督自身がそういうことを全部分かっていて、あえてそれまでの地獄絵図を描いたんだよ…というメッセージだったのかも、とはフト考えたりするんだけど…それでも…)0点(2003-05-23 21:36:08)(良:1票)

150.  コヨーテ・アグリー ジェリー・ブラッカイマー製作の映画じゃ、『デイズ・オブ・サンダー』以来の愛すべき作品です。実に他愛ないストーリーだし陳腐な展開なんだけど、作り手側の一途さが画面からストレートに伝わってくる感じが、とってもいい! 主演のパイパー・ペラーボも好感もてるキャラクターだし。というワケで彼女と、コヨーテ・アグリーの女の子たちみんなに1票ずつ!7点(2003-05-23 21:02:23)

151.  クロエ(2001) 利重剛カントクの映画は、なぜいつも「純愛」をここまで照れることなく絶叫できるんだろう? それがいいってヒトもいらっしゃるでしょうが、ぼくは、いつも映画館の暗がりで赤面してしまう…。ところで、この作品でのともさかりえの口元って、なんかビミョーに異様じゃありません? 奇妙に歪んで、開いてて…ウ~ン、気になるっ!5点(2003-05-22 12:06:34)

152.  カリスマ 「人は自然状態にあると自己保存の権利を行使しあい、果てしない死闘に明け暮れる」という、哲学者ホッブズの『リヴァイアサン』の定義そのままに展開する恐るべき寓話。何より戦慄させられるのは、この映画に描かれたようにこの現実の世の中が、絶えざる恐怖と暴力による死の危険に満ち満ちてきているってこと。「9・11」以後の世界をここまで予言した映画もないと思う。ただ、畏怖あるのみ。10点(2003-05-21 18:12:24)(良:2票)

153.  回路 黒沢清監督作品では、正直最高傑作とは言えないかもしれない。けれど、もっとも野心的な作品であることは間違いないと思う。とにかく、常に予測のつかないそのドラマツルギーとオフビート感は、やはり誰が何と言おうと凄い! と感嘆の念を禁じ得ません。恐怖の質が、心理や生理に訴えるありがちなもんじゃなく、見る側の想像力や意識裡に刷り込んでくるあたりに、彼の”天才”を感じます。出来ることなら、黒沢カントクに10倍くらいの予算を与えて、もう一度心おきなく本作をリメイクさせてあげたいっす!10点(2003-05-21 14:45:04)(良:1票)

154.  マトリックス リローデッド ビデオでも良い感じ、とはまさにこのシリーズにあるような評価。小賢しい設定の凝り方も鬱陶しいだけだし(所詮、コケおどかしでしかない「知」的な意匠の数々…。但し、出典はどれもパルプ雑誌のSFか、日本のアニメと思しい)、香港映画を西洋人がサル真似したら、いかにトホホな代物になるかを思い知らされるフヤケた格闘シーンも、いい加減にしろ! と言いたい。唯一、高速道路でのチェイス場面だけはたいしたものでしたが。キャリー=アン・モスも、老けちゃったしなあ…それが何より悲しい…。以上、ウォシャウスキー兄弟は、ジャック・ショルダー監督の『ヒドゥン』みたくヒネッたB級映画こそがよく似合う、と。5点(2003-05-21 13:13:36)

155.  ウェディング・プランナー こんなこと書くと、いかにも映画マニア的でイヤラシイんだけど、夜の公園での野外映画上映会で、突然雨が降り出すシーンが本当に美しくて…。それだけでカネ払って見る値打ちがあったと思いましたです。ほんと、上質のイタリア映画を見ているようでした。《追記》TV放映で再見。やっぱりステキな映画だと思うけどなぁ~。まあ、ここまであからさまに1950・60年代のロマンチック・コメディの感覚を 蘇らせたってことが、かえってストーリーの“ご都合主義”を際立たせることになった感は否めない。けれど、それこそがこの映画の最大の魅力であり、「美質」じゃないですか! それにこの映画の監督には、間違いなく“うたごころ”とでもいうべき映画のツボを心得たソフィスティケーションがある。いつか本格的なミュージカル映画を撮ってほしい才能です。断固支持!!!9点(2003-05-20 15:33:07)(良:2票)

156.  ウェイキング・ライフ 人は死の直前に、自分の一生を走馬灯のように見ると言います。だったら、いまの自分が生きているこの人生が、そうした死にゆく者によって見られた”一瞬の夢”であるかもしれない…。いわゆる「胡蝶の夢」というものを、かくもリアルに、かつポエティックに描き出した作品なんて、他にないんじゃないかな。とにかく、見ている間じゅうぼくは異様なまでに意識が覚醒し、興奮している自分を感じていました。映画はとっても”ダウナー”系なんスけどね。本当は10点でも良いのだけど、この監督にはさらなる素晴らしい映画を期待したいので。9点(2003-05-20 15:02:17)

157.  レッド・ドラゴン(2002) そもそも原作じゃ、レクターってわき役じゃん。だのに、なんとか主役っぽくしようとしたために、真の主人公グレアム捜査官がビミョーに中途半端で…。でも、シナリオにはセンスある毒気とウィットがあり、これで演出にもうちっと”華”があれば、相当面白い作品になってたのに。勿体ないです。6点(2003-05-20 14:13:02)

158.  デアデビル 日本じゃ映画より漫画の方が、今やより豊かな表現力を見せてくれることが多いけど、アメコミはどうもとうてい映画に及ばない。だから、その映画化は、意外とムツカシイのでは? だって、幼稚になりすぎるんだよね。この『デアデビル』も、キャラクターに映画的な陰影を与えようとしている工夫は認めるものの、やっぱりオトナの鑑賞に耐える代物じゃないなあ。唯一、主人公の少年時代の父親とのエピソードは、素直なリリシズムが好感度大でした。監督は、やはり前作の『サイモン・バーチ』みたく、心にしみるヒューマンドラマの方が絶対向いてるってば。5点(2003-05-20 13:57:26)

159.  猟奇的な彼女 う~ん、テレビの2時間ドラマでなら「なかなか気がきいてるじゃん」と楽しく見られそうなんだけど…。つまりはすべてにその程度の薄っぺらさが、映画として納得できませんでした。ただ、まさにラストカットの、学生服を着て、ディスコで身分証明証を見せるヒロインはカ、カワユイ~ッ!!5点(2003-05-20 13:43:23)

160.  めぐりあう時間たち たぶん、本物の傑作。限りなく「完璧」に近づいた素晴らしい映画だと思います。が、好き嫌いで言わせてもらうなら、正直あまり好みじゃない。内容ウンヌンじゃなく、何だかあまりに作り手の意図するものがことごとく成功していて、それがびんびん伝わってくることが逆にイヤミな感じで…。しかし、そうは言っても、やっぱり素晴らしい! 特にニコール・キッドマン、KOものの見ン事さでした。実質的に主役のジュリアン・ムーアは、やや熱演が空回りしていた感も。メリル・ストリープは、このところ好感もってたのに、本作じゃまた「私が一番うまいでしょ」的名演グセが復活。まあ、この出演者の顔ぶれじゃ、熱が入るのもわかるけどねえ。8点(2003-05-20 13:35:12)(笑:1票)

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