みんなのシネマレビュー |
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141. HK/変態仮面 「テレ東の深夜枠ドラマで十分やないかーい!」と思わせる内容でしたが、あの「変態仮面」を実写化という無茶な頑張りと、あの鈴木亮平のアホウな肉体改造を見てしまっては、そうムゲには出来ない。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-18 05:05:07) 142. 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME 《ネタバレ》 今作品も、他に掃いて捨てるほどある「テレビシリーズを観ておかないとなんのこっちゃわからん、一見さんお断り系の劇場版アニメ」な訳ですが、テレビシリーズのファンである私にとっては申し分ない出来であり、ちょっと予想外でした。 とりあえず、テレビシリーズでも顕著だった、ちょっとしたドロドロモヤモヤと、瑞々しいキラキラ感は健在で、それらをイヤミと感じた訳ではないのですが、オッサンの私としては「なんかスンマセン」と謝りたくなるくらいのキラキラ感でした。 「テレビシリーズは好きだけど、どうせ余計で中途ハンパな同窓会エピソードなんでしょ?二期もやらねぇみたいだし」と、ヒネクレて観ずにいた私がアホでした。 今作は、テレビシリーズでは明かされていない緒花や母・皐月のルーツがメイン。テレビシリーズのスキマを埋める副読本的なスタンスを超えていないのですが、蛇足な要素やヤッツケ感は皆無。 石川をモデルにした舞台美術の美しさ、キャラクターの瑞々しさ、岡田麿里の苦味を含んだ甘い脚本、nano.RIPEの主題歌、それらが織り成す世界観。今作でも十分に堪能させていただきました。 蛇足ですが、しかし…小学生を惹きつける次郎丸の貸本エロ小説って一体… [DVD(邦画)] 8点(2014-05-18 04:19:53)(良:1票) 《改行有》 143. ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 このゾンビ(?)映画に於ける生存攻略・レベル1は「インフルエンザの予防接種など、受けてはいけない」でしょうか。 20年前に結核を患って以来、無病息災な人生を謳歌している私には、ちょっと厳しいワールド・ウォーである。[DVD(字幕)] 7点(2014-04-28 02:46:49)《改行有》 144. ハロウィン(1978) 《ネタバレ》 居るのか居ないのかハッキリしないマイケル・マイヤーズの薄すぎる存在感が、この映画のキモでもあり難点でもある。 しかし、その希薄すぎる存在感とはウラハラに、気味の悪さは充分。 蛇足ですが、しかし、マイケル・マイヤーズ君さぁ。絶対、ファミレスとかで注文忘れられるタイプですよね。存在感が最後まで、薄すぎる。そんな彼を実社会に出さずに隔離を提案し、ラストのオチまで持っていったあの精神科医は、ひたすらグッジョブです。 [DVD(字幕)] 4点(2014-03-05 04:10:40)《改行有》 145. ゾンビランド 《ネタバレ》 ゾンビ映画の登場人物におけるメンタルの弱さに飽きている人には、ちょうどいいゾンビ物の佳作。ほんとにちょうどいい。(ケチらずに、二度言う)[DVD(字幕)] 7点(2014-02-27 02:15:14) 146. 吸血鬼ハンターD 《ネタバレ》 なんで芦田豊雄に任せたのかは存じませんが、とにかく菊池秀行っぽくない。 そして、Dが喋り過ぎ。一言二言以上の台詞が似合わないキャラクターなのに、二行以上の台詞は駄目でしょう。 動画や美術のコダワリが悪くないだけに、色々と惜しい。[ビデオ(邦画)] 4点(2014-02-14 00:48:27)《改行有》 147. ガントレット 《ネタバレ》 家、パトカー、バスを破壊するために、みんなこぞって乱射につぐ乱射。そこに理屈などは、無くて良い。 何万発撃ったか解らんような派手な銃撃を展開するものの、銃殺されるのは4人だけというコストパフォーマンスの悪さに、とにかく惚れる映画なのである。 そして、イーストウッドの銃による戦果といえば「ドアノブ」と「バイクの燃料タンク」のみ、死傷者はゼロである。だが、それもまた良い。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-14 00:39:16)《改行有》 148. 修羅雪姫(1973) 《ネタバレ》 ケレン味たっぷりな時代設定と人物相関、やりすぎ感のある平尾昌晃の湿っぽい音楽、小池一夫エッセンスをふんだんに盛り込んだ脚本、ぶっ飛んだ梶芽衣子のクールビューティなどが、見事なまでにマッチしていてカッコイイ。 個人的には、あの「井口昇かよ!」と思わせる出血量が、ちょっとアレだったかなぁ。あと三割ほど血量を抑えてくれれば…と思わずにはいられない。[DVD(邦画)] 8点(2014-01-17 02:44:14)《改行有》 149. 聖☆おにいさん 《ネタバレ》 「ブッダ、ブッダァ~」「なんだいイエス?」という作為的なホモ臭がするやり取りが、なんかかんじわるい。 (原作もユルイ系のギャグ物なのでナンとも言い難いが)ショートコント集みたいな雰囲気が延々と続くメリハリのなさも、何かイマイチ。 ほんわかゆるい作画、鈴木慶一の音楽、立川市の風景がやたらマッチしていただけに、色々と惜しかった。[DVD(邦画)] 5点(2014-01-14 05:35:14)《改行有》 150. 劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟- 一見さんお断りの世界観をそのままにした、とあるシリーズ・オールキャストによるお祭り的な内容と展開でしたが、動画、美術のスキの無さに驚きました。宇宙が舞台という風呂敷の広げ方も、いかにも劇場版っぽくて面白かった。 テレビ版の完成度が高いので、劇場版とか、どうなの?という心配は、杞憂でしたね。 蛇足ながら…しかし惜しかったのは、時間的制約や、物語的な時間軸の問題もあるのでしょうが、私的には五体満足の変態能力者・黒子のセクハラ要素や、小萌センセイの「上条ちゃん!」要素が、決定的に足りなかった。テレビ版、観返そ。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-25 00:47:48)《改行有》 151. サイボーグ009 昭和40年代の動画スキルや、わかりやすい物語性、石ノ森の怒り心頭な出来なんかよりも、なにより「また中途半端なタレント起用だなオイ」とタカをくくっていた、003・フランソワ役ジュディ・オングの小器用な演技にヒタスラ驚かされる作品でした。[DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 00:28:57) 152. マルドゥック・スクランブル 排気 《ネタバレ》 一歩間違えれば嫌味で気障ったらしいシーンに陥りそうなブラック・ジャックのシーンが見事すぎて、申し分ない。中盤までは、ほぼ満点の出来だろう。 クライマックスでありキモでもあるシェル=セプティノスのトラウマにまつわる過去話や、ボイルドとの決着シーンなどが、もぉどおでもイイなと思えるくらいにカッコよかった。 故に、終盤の展開が大人し過ぎていて、全体的な完成度に水を差したように思える。 そして、林原めぐみの安くちぐはぐなエンディング曲が、残念なまでに弱い。 うーむ。色々と惜しいシリーズ作品だったなぁ。[DVD(邦画)] 6点(2013-10-07 03:28:12)《改行有》 153. マルドゥック・スクランブル 燃焼 オキレイでイケ好かない脚本がハナにつく作品なのですが、嫌味な美術設定に隙を与えないウフコック役の八嶋智人、ミディアム・ザ・フィンガーネイルの若本規夫、ベル・ウイング藤田淑子の演技などは、サスガとしか言いようがない。[DVD(邦画)] 6点(2013-10-07 03:15:37) 154. 庭園 この映画も病んでいるが、この病んだ映画を上映禁止指定にしちゃった国家もどっこい病んでいる。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 10:06:50) 155. 家での静かな一週間 《ネタバレ》 穴から覗いているのが我々で、あの壁一枚隔てた異世界がシュヴァンクマイエルの頭の中…なのか。 穴を開ける→覗く→削りカスを指で取り除く→改めて覗く…という七日分の彼を行為を見て「覗く前にふっふっふーってすりゃイイだろがオイ」と突っ込まざるを得ない私でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-25 10:04:39)《改行有》 156. J.S.バッハ - G戦上のアリア 《ネタバレ》 退廃美とクラシック音楽という最高にイケスカナイ組み合わせがダサくないのは、シュヴァンクマイエル作品だけ!(と思う)[DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 09:59:49) 157. シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック シュヴァンクマイエル作品の中で、この作品が初見。オープニング・クレジットの調子ハズレな音楽と演出に、一気に引き込まれました。 観ていて思ったのが…気の弱い友人なんかに「このショートフィルム、三回立て続けに観た10人中3人がおかしくなったんだってさ」とテキトーな事を吹き込めば、相当ビビるに違いないなぁ、とか、思いました。それくらい、インパクトが強かった。私的にはミミ・レダーをも超えたディープインパクトっぷり。 とりあえず、SEの気味悪さがたまんない。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 09:57:30)《改行有》 158. ジャバウォッキー 《ネタバレ》 シュールな映像作家といえば!という事で、友人から教えてもらったシュヴァンクマイエル作品集ですが、観た中でもこの作品が飛びぬけてファニーであり、ぶっ壊れているように思える。 面白かったが、しかし、シュヴァンクマイエルさんよ。君とは友達になれそうもない。(親子ほど歳離れてるって)[DVD(字幕)] 6点(2013-09-25 09:49:25)《改行有》 159. 藁の楯 ビー・バップ・ハイスクールの作者でもある原作者・きうちかずひろが「実写作品として制作したくとも、映画監督としての実績もコネもカネもない。漫画として描き上げようにも、自分はそこまでスキルのある漫画家じゃないし。(涙)」と、原作のあとがきで語っていたのを思い出します。映像化、おめでとうございます。 元々「現実的か否かで言うと、ギリギリ・アウト」な原作なのですが、その好奇的かつシンプルな筋立ちを、(若干の差異はあるものの)余計な手心を加えず実写化した点に、先ず好感。 クズ男役に藤原竜也というキャスティングは、なんというか良くも悪くも方程式と化してきましたね。[DVD(邦画)] 6点(2013-09-23 03:06:57)《改行有》 160. エリア88 動画のコダワリようと原作に対する愛情は流石なのですが、劇中に流れる大袈裟な音楽と、コクピットが開く時の「ピキュウ」というSEがマヌケすぎて、ちょっと可笑しい。[DVD(邦画)] 5点(2013-09-23 02:41:58)
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