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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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141.  彼らが本気で編むときは、 《ネタバレ》 観る前は正直、苦手なジャンルの映画だと思っていました。ですが、観ていくうちに段々と引き込まれていき、登場人物の多くに感情移入してしまいました。 正直なところ、私はLGBTQなどの性別問題は自分とは無関係だと思っています。自分は違うし、でも無関係というからにはそんな人が周りにいても極端に反応したり差別したりも特にしません。自分は違うので恋愛対象にはなりませんが、友人であればこちらも特になんとも思いません。何かの拍子に誰ががそうだと分かったとしても、「あ、そうなんだ。ふーん」程度の反応しかしないと思います。「わたし、日本人より欧米の人の方が好みなの」とか言われるのと同じくらいどうでもいい。 子供の頃から思っていたことで、なんというか、説明が難しいのですが、そういう人たちに特別な呼び名をつけたり、「こういう人たちもいるから理解して」という運動そのものが既に差別なんではないかと思っている自分がいて、そういうのを見ていると言い方は悪いのですが、アホらしい、と思ってしまいます。 人権、ともよく言うがそういう呼び名を付けられた人たちの人権には特別配慮してそうでない人たちには配慮しないこともよくわからない。この映画では取り上げられなかったが、体が男で心が女であっても女子トイレには行かないだろう。女風呂にもおそらく行かないだろう。そこは自分の仕組みと、社会の仕組みとを双方に考えた上でバランスを考えるべきだと思う。性的には大多数に属する男の自分だって、性とはまた違う自分の個性の仕組みと、社会の仕組みとのバランスをうまく考えて折り合いをつけているのだから。誰にだって多かれ少なかれ、大なり小なりそういう面はあるだろう。だから、リンコさんが検査入院になったとき、病院の事情も考えずに人権侵害だと大騒ぎするマキオには大いに違和感を感じた。ああ、彼にとっての人権というのもそういうことなんだな、と。 別にこういう考えの自分が大正義だとも思っていません。ただ、上述したリンコさんの病室を変えるよう病院のスタッフに迫るマキオのように、相手の事情やその場所の仕組みも考えず、ただ自分たちはこうだからこうしろ、と迫るのはなんだか嫌だな、と率直に感じました。病院のスタッフが、リンコさんの容姿や特性に対して明らかに差別的な態度や嫌がらせ等の攻撃をしてきたというなら話は別ですが。そういう意味では、トモがカイの母親に持っていた洗剤をぶっかけるシーンは痛快でした。ああいうのは良い!!スカッとしましたね。 改めて、私は自分はこういった性別問題とは無関係だと思っています。もし私が誰かを攻撃したり悪口を言っていたら、多分それはその人のことが嫌いなだけです。体は男で心は女で…とかどうでもいいです。その人そのものと仲良くなれるかどうかは別問題なので。ただ、社会の仕組みを無視して権利の話ばかりしているシーンは見たくないなというのが率直な感想です。映画のレビューっぽくは無いですが、この映画を観てこういうことを思いました。一つの考え方としてご一読ください。[インターネット(邦画)] 8点(2022-03-03 23:57:11)《改行有》

142.  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 《ネタバレ》 「満漢全席」 昔何かのマンガで見たことあるなあ。中華一番??美味しそうだなとは思ったがあまりのスケールの大きさにイメージはついてこなかった。そんなうっすらとした記憶の中にあった名詞が久しぶりに聞けました。最近料理に凝っていることもあり、最初から最後まで結構興味津々で見られました。特に最後のエンドロールでの、山形氏の「大日本帝国食菜全席」を現代版にアレンジした佐々木充版レシピもとても見応えがありました。家で趣味で作れるレベルではないのでなかなか参考にはなりませんが…あ、鮎の春巻きくらいならできるかもです(笑) 112品をひとつひとつ壁に貼り出していくとかも良いですね。あれだけでむしろ部屋のデザインとしてとてもファッショナブルにきまっていて、今の建築デザインにああいうのがあってもいいんではないかと思わされました。逆に良すぎて、いくら無尽蔵にお金を使えたといっても当時の満州であんな作りの建築をできたのかなという疑問はありましたけど。映像作品としてはとても良かったと思います。 ストーリーもとても好きです。冒頭のオムライスがすでにもう美味しそう。あんな風にお米をくるむんですね。うちでは普通にお米にかぶせるだけだわ(汗)孤児院の園長とか、本人の出自とか、出てくる人物たちとか、全てきちんと最後に整理して終わる、ひとつの映画としてとても綺麗な作品だと思いました。特にストーリーに不満もありませんでした。はじめっから疑問だった、「なんでこの人にこの依頼が来たんだろう」という疑問も最後きちんと解けましたし。まあ、当時の軍があの既成事実作るためだけにお金と手間かけすぎだろうとは思いましたが。 良い映画だと思います。料理好きな人はぜひ。[インターネット(邦画)] 8点(2022-03-01 22:04:58)《改行有》

143.  ルパン三世 アルカトラズ・コネクション<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点。前作『マネーウォーズ』ではシンシアと、ちょい役程度ですがサンディという二人のルパンガールがいたためか、今作はルパンガールはいない模様。強いて言えばスーザン?? アルカトラズという、いわくつきでいろんな噂があるいかにもな場所を題材にするあたり、面白いと思いました。裏アルカトラズ、というのも都市伝説的でいい感じ。ただ、なんでそういうものが作られたのか、なぜあそこまで豪華な街に発展したのかというあたりはもっともっともらしい理由付けをしてほしかったかな。 展開としては、ちょこちょこ出てくるCIAがうざったい。流れの中で彼らの目的もなんとなくわかっては来るのですが、終始コソコソ動き回り、ボスや背景の描写もない彼らは物語の中での立ち位置が見つけにくい。ルパンとシークレットセブンとCIAの三つ巴?そこはもっとシンプルに描いてほしいところ。 銭形の相棒テリーも、序盤にコソ泥をしようとするシーンとラスボスとのイメージが全く噛み合っていない。製作途中で急に役割を変えたのだろうかと思うほどのキャラ変更。ただの金に汚いコロンボが急に不二子を殺そうとしたりルパンを殺したりするのはついていくのが難しかった。ルパンが死ぬといえば前作から引き続いて二連続。コロンボといいザ・ロックといいルパンの死の偽装といい、それぞれの要素は好きではあるんですけどちょーっとネタの使い回しがひどい作品かな、という感想です。[インターネット(邦画)] 5点(2022-02-28 08:17:03)《改行有》

144.  ルパン三世 1$マネーウォーズ<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は80点かな。相変わらず女癖の悪いルパンと五ヱ門、ニヒルな次元、節操のない不二子といった感じで展開されます。今回はタイトルにもある通り、お金をめぐるエピソード。今回のルパンガールはなんと敵のボス。持つものは独裁者となれるという伝説のブローチを利用し世界に戦争を起こしその利権を求める女頭取のシンシア。さらにその女頭取に好意を持つヒットマンのナビコフは、ルパンにシンシアの唇を奪われ色んな意味でルパンを付け狙う。敵同士の叶わない恋愛というちょっとレアな展開が見られました。 レアな展開といえば、ルパンが死んで他の三人がその仇討ちをしようとするという展開は面白かった。あの時点ではルパン以外の三人もルパンは死んだものと思っていて、実際ルパンが死んだらそういう反応になるんだなということが見られたのは少し興味深かった。油を盗まれた会社やその失業者は少しかわいそうな気もしましたが。1000億ドルという途方もない額でなんだか感覚もおかしくなってきますが、そんなマネーゲームの末のジョジョばりのコイン落としゲームや、撃鉄にコインを挟ませるシーンはなんだか華麗でファッショナブルでした。 次元のマグナムへの愛情も見られて、ルパンとして結構楽しめました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-26 11:58:43)《改行有》

145.  BLEACH ブリーチ 《ネタバレ》 意外だ。つい先日『るろうに剣心』の実写版を三本ほど観たのですが、同じ漫画原作の実写版としては『るろうに』よりこちらのほうが全然良かった!で、レビューの方はどうかなーと思って見たら、『るろうに』よりも評価が悪かったのが、意外だ。 一護や雨竜、チャド、織姫などのキャラクターのハマり具合はまあまあ…という感じでしたが、なんと言っても杉咲花さんの朽木ルキアはバッチリハマっていました!外見はまた全然違うのですが、演技というか振る舞いやその人の持つ雰囲気がドンピシャリでした。それだけでも見応えのある作品。級友の圭吾が高校生なのに老けすぎ問題はありましたが、ことあるごとに入る小芝居「(一護が)死んだ。かわいそうに…」というネタは三周目に入る頃には面白くなっていました。 どうしても最近見た同じ実写版の『るろうに』と比較してみてしまいますが、比べるとこちらのほうが無理してない感じで作られてると感じました。登場人物も最小限に、少し原作と変えているところはあっても見ていて破綻を感じない程度に落ち着いてみることができる。戦闘もCGほホロウや、対人間でも殺陣ばかりの目まぐるしい展開ではなく、ちょこちょこ大技や強い敵に圧倒されるといういい意味で大味な展開なのである意味アニメっぽく見ることができた。強いて言うなら一護の斬魄刀が安っぽいことや恋次と白哉のキャストミスでしょうか。そこははっきりハマってないと感じました。 原作を知ってる人でもそこまで抵抗なく楽しめる作品ではないでしょうか。私は漫画やアニメの実写がほとんど受け付けないタイプですが、これはそういう意味では一見の価値あると思います。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-23 15:45:10)《改行有》

146.  るろうに剣心 伝説の最期編 《ネタバレ》 この話の前編となる『京都大火編』のほうにも書いたのですが、とにかく政府が最低。自分たちで暗殺を依頼しておいて、結局自分たちのために闘ってくれた剣客二人を二人とも闇に葬ろうとした。それも、自分たちで手を下そうとしたならまだしも、剣心には志々雄を暗殺するよう依頼し、志々雄には脅されて言われるがまま剣心を指名手配。劇中恵が言った、「恥を知れ」まさにその通り。二人が戦艦内で闘っているときも、二人もろとも戦艦ごと砲撃で亡き者にしようとし、そんなことをするくせに最後、志々雄に勝って戻ってきた剣心に「侍に敬礼!!」ってどの顔でそんなこと出来るのか。敬礼された剣心もなんだか唖然としてるように見えたし、薫も伊藤博文なんかどこ吹く風で「早く帰ろう」。ご大層なBGMをかけていましたが、何の感動も感じない、見ていて空しいだけのシーンでした。そんな汚い政府がうまいこといって終わりみたいな話のどこに感動しろというのか。 そしてこのシリーズについてずっと感じていることではありますが、『るろうに剣心』を作ろうとしているのか全く新しい別のものを作ろうとしているのかはっきりして欲しい。キャラクターがしっかりハマっていると感じたのは剣心と薫くらいで、あとはみんな無理やり作られたキャラだと感じた。蒼紫や安慈は特に酷い。蒼紫は急に出てきてなんの前触れもなく抜刀斎をつけ狙い、打倒志々雄のことで忙しい剣心にいきなり戦いを挑んで邪魔をする存在にしか映らなかった。漫画の方なら般若や式尉などの御庭番衆たちとのエピソードの上でのことと受け入れられるのですが、それもない。安慈は坊主というキャラからも超がつくくらいストイックな性格のはずなのに、左之助との闘いで金的攻撃やくすぐり攻撃など明らかに馬鹿にしている。 なので上述のように、視聴者が漫画を知ってる前提で作っているのか全く新しいものを見せたくて作っているのかハッキリしないことにとてもモヤモヤしました。だめだこりゃ、という感想です。 やはりどんなに評判の良い作品でも、自分で見るまではわからないんだなと改めて実感しました。あ、志々雄の焔霊だけは見応えありました。それならカグヅチも見たかったですがね。[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-21 20:20:52)(良:2票) 《改行有》

147.  るろうに剣心 京都大火編 《ネタバレ》 虎王さんのレビューに全面的に同感で、『るろうに剣心』として見れば見るほど評価できない作品となっていると感じた。それは前作も同じで、続きの今作も何ら変わらない。 明治政府に恨みを持つ志々雄を暗殺するべく政府が剣心に暗殺依頼を出すという流れの本作。そこは漫画と基本的に同じですが、なんだか実写で見ると政府の腐敗っぷりが生々しい。かつては影の人斬りとして剣心を使っておきながら、その後釜を担った志々雄を暗殺しようとし、さらにその志々雄が生きて政府の転覆を狙っていると知るや今度は人斬りを退いた剣心にさらに志々雄の暗殺を依頼って…。これを見るとむしろ志々雄側を応援したくなるほど政府が腐っていると感じる。すでにこの後編である『伝説の最後編』も観たのですが、そちらでは政府はさらに志々雄の圧に屈し、志々雄の依頼で剣心を全国指名手配。さらには斬首刑にしようとするなどもう見ていられない。志々雄が悪役という描き方がされていますが、作りようによっては酷い扱いを受けたかつての剣客が腐った政府の転覆を狙うダークヒーローストーリーとしても成り立ちそうだと感じた。 思うに、周りの評判を聞いていると『るろうに剣心』好きな女子が佐藤健さんの剣心を評価して、それが作品として世の中で「るろうに剣心の実写化は成功」と聞こえてきている気がします。確かに佐藤さんの剣心は結構ハマっていて違和感もあまりありませんし、製作側がうまくプロデュースして一定の成功は収めていると感じます。が、別に佐藤健さんに興味ないほとんどの男子は作品の反映度で見てしまうわけで。私がそっち側だったというだけの話。[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-20 15:39:50)《改行有》

148.  レッド・ノーティス 《ネタバレ》 私事ですが、今ちょうど個人的にルパン三世シリーズを古い順から観てレビューをつけていっているところなのですが、久しぶりに洋画を観ようと何の気無しに観始めた映画がもうこれは実写版ルパン三世!!実写ながらもコミカルに軽快に立ち回る様はまさにルパン三世のそれでした。面白かった! 美術品泥棒とそれを追うICPOの刑事がメインで、さらにそこに不二子ちゃん的なキャラクターやルパンガール的美人女刑事も加わって、、、いやこれ本当にルパンの実写じゃないですよね?原作にモンキー・パンチがクレジットされてないのか探してしまいました(笑) ピンを一本抜いて工事現場の足場を崩すシーンとか、高級車に乗ってかっこよくエンジンを掛け、BGMも煽ってさあいくぞ!となった瞬間に事故って終了とか、ロケットランチャーをヘリの腹をくぐらせて回避するとか、観ていて楽しめる洋画の怪盗モノって感じです。なんだか出ているキャストの方々もみんなイキイキ楽しそうにやっているように見えるし、これは是非シリーズ化してほしいなあ。『アイズ・ワイド・シャット』や『ジュラシック・パーク』などちょこちょこ他の映画も引き合いに出して展開する会話も映画好きには嬉しいですね。「そうだ!ジェフ・ゴールドブラムだった!!」とか言ってる間に牛にドーンて、いや死ぬでしょ(笑) 世界の色んな場所をロケーションにして撮影しているのもまた観ていて面白い。もし知っている場所があったりしたらまた楽しくなるんでしょうね。・・・ありませんけど。そういう意味でももし次作があるんなら日本での撮影も期待してしまいますね。 オススメの映画です。Netflixでしか観られないのが少しもったいない気もします。[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-18 21:56:04)《改行有》

149.  ルパン三世 愛のダ・カーポ 〜FUJIKO's Unlucky Days〜<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は60点くらいか。今回は、お宝について書かれたファイルに不二子だけが目を通し、その後そのファイルは焼かれ詳細について知るのは不二子だけとなる状況の中、不二子が記憶をなくすという不二子回。 不二子を主軸に据えた話ということで、ルパンガールのロザリアは霞んでしまった印象。他のテレビシリーズでも不二子とルパンガールの共存って難しそうだなと思うのに、今回は不二子メインで尚のこと難しそうだった。テレビ枠の、たかだか一時間半の中でルパンも立てて、不二子も立てて、ルパンガールも立てて、さらに銭形や次元や五ヱ門の登場バランスも考えて…。そりゃ作る方も大変だわ。 って言いたいくらい、ロザリアの影は薄かったですね。ただ設定上出ていたってだけ。終盤、生き別れた父と再会するんですがあんなやり取りだけですぐスッと父親と受け入れられるのか?とか疑問だったしその直後に父親にはめられるし。そして父ハルク化っていやいや展開急(雑)すぎるでしょうよ。コロンブスの卵を一目見て「こんなもの!」と吐き捨てるロザリアの心境も急すぎてわからないし、オルゴンってアルゴンの仲間かなー、そういえばアルゴンって何に使われるんだっけとかいらんことも気にしてしまってそこからあまり話に入れなくなりました。 しかし弱々しくて控えめな不二子っていうのは貴重ですね。そこは一見の価値アリかもしれません。[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-18 00:27:20)《改行有》

150.  ボクたちはみんな大人になれなかった 《ネタバレ》 TV局で番組にテロップや動画を作って提供する製作会社に勤める佐藤くんにスポットを当て、彼のそれまでの人生を時間を遡って見ていく映画でした。 個人的にはそういった見せ方が全然はまりませんでした。ただただ佐藤くんの振り返りメモリーを見せられているだけで、当然のことながら鑑賞前に彼がどう言う人物かもわからない、何の思い入れもないイチ鑑賞者としてはそんな人の過去の映像を見せられても別に面白いもなんともないわけで・・・。 TVの製作現場を実際に見たことがあるわけではないのですが、まあ一昔前の1990年代くらいならあれくらいの現場は充分ありそうですね。佐藤くんの私生活にしても、よくある、とまでは言いませんがそこそこ誰でも経験がありそうな話。わざわざ映画にしてみせる必要がある話なの?というのが率直な感想です。あらすじに惹かれて鑑賞することにした映画ですが、確かにあらすじ通りのお話で、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。 この映画では何をもって、「大人になった」ということなんでしょうね。タイトルどおりであるなら、この映画の中には「大人」はいなかったということなのか、それとも社会的に成功した関口氏のようになれば「大人」ということなのか。少なくとも佐藤くんは違ったと言うことなのでしょうが、そのあたりが曖昧模糊としたままで、ただのエピソード鑑賞会になってしまいました。 まあ私自身自分が「大人になった」なんてきちんと確信して毎日を生きているわけではありません。上手に生きることは難しい、と言う意味をこの映画で確認することは出来ました。[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-14 20:15:05)《改行有》

151.  ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は70点くらいかな。今回は銭形回ですね。舞台は日本。アクアポリスなる海上都市型遊園地を舞台にルパン一行が暴れ回る…かと思いきや、ルパンは狙った獲物をなんとも取り逃す、次元は歯痛でいつもの調子が出ない、五エ門は斬鉄剣を奪われ、不二子は色仕掛けに失敗し…と一行はあまり芳しくありません。その代わりと言ってはなんだが銭形のとっつぁんの出番が多いです。ひと昔前の不器用なおっさんの姿を描いています。でも今の時代でこれやると不器用通り越して呆れられそうだ。勝手に酔い潰れておいて家まで運んでもらってさらに味噌汁まで作ってもらって「あいつ、意外に味な真似しやがる」じゃねーだろ!さらに次会った時に「料理の勉強しろ」だと。照れ隠しにしてもちょっとひどいなと、少しとっつぁんに幻滅してしまった回でした。 途中まで歯痛やら何やらで全然見せ場のなかったルパン一行ですが、歯が抜けて斬鉄剣も見つかってからは逆に爽快な展開で見ていて気持ちよかったですね。 今回のお宝もお宝というよりキワモノの部類。遺伝子組み換え、特殊能力を持った人間の作成かあ。 これまでもルパンシリーズで出てきたSF的な技術って、その当時は奇天烈なものでもけっこう今の時代になってみれば当たり前になってることもあって、この遺伝子組み換えも人間以外のものでは当然のように行われているんですが…人間はそうではないことを願いたい。予知能力も、別にいらんかな、個人的には。 少し上述しましたが、今回は銭形を主軸に描こうとしたせいか、なんだか少し毛色の違う回だったと感じました。いやまあルパンシリーズってだいたいいつもテイストが変わるんですが。いきなりただの記者に対してファーストネームで「まりや」と呼ぶ銭形。最初銭形の娘か親戚の子かなんかだと思いましたよ。いくらなんでもそこは「一色さん」では??銭形回にしたせいで、銭形をルパン化させようとした不自然な空気を感じました。そこだけイマイチだったかな。あとは満足です。なんのかんの書きましたがとっつぁんファンはご覧あれ。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-11 23:35:16)《改行有》

152.  ルパン三世 ワルサーP38<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は50点くらいかな。というのも、この回はルパンシリーズとしてはけっこう血生臭い回で、爆発や暗殺など、全体的に陰鬱とした感じをはらんでいます。中盤にはルパンも蜘蛛のタトゥーの毒を入れられ、その毒を入れられた者は例外なく、中和する特殊なガスを出す島の中でしか生きられないという閉塞感もプラスされ、全体的に暗いお話しです。 上述したように、いつもはコミカルだったりギャグだったりお色気要素だったりがたくさんあるシリーズですが、今作は「これぞルパン!」という感じはそれほどありません。ですが十数作もあるシリーズの中で時々こう言ったシリアス路線のものがあっても良いでしょう。ルパン的ではないですが、嫌いではない。 そういえばこの『ワルサー』を見てからルパンの拳銃を気をつけて見るようになりました。よく見るとどのシリーズでもちゃんとワルサーを使っていますね。次元のマグナム、五ヱ門の斬鉄剣と同様、ルパンシリーズを彩る重要なアイテムなんだと実感しました。 久しぶりに見て二つだけ「?」な点がありました。 ひとつは銭形の相棒のビッキー。突然出てきて何か物語に絡む重要なキャラなのかな、あ、エレンの弟に似てるから実は死なずに生きていた弟のアレックスなのか!?などと思っていたら何にも物語に絡むことなく終了。なんだったんだ?? ふたつ目はラストシーン。まだ毒の中和剤できてないのにルパンたちは島を出てしまいましたけど大丈夫なのか??大量にガス持ってって島外で中和剤作るってことなんだろうか。ちょっとわからない部分でした。 まあそんなことは言いながらも好きな話です。心を鎮めて不遇な環境の暗殺者たちに想いを馳せる、そんなルパンシリーズでした。[インターネット(邦画)] 8点(2022-02-10 19:08:18)《改行有》

153.  るろうに剣心 《ネタバレ》 (※鑑賞中、鑑賞後と2つに分けたレビューになっています) >鑑賞中(〜赤べこに観柳乱入のシーンまで)  まずは、実写版「るろうに剣心」についてですが、鑑賞前に見た人たちから聞いた評判は「面白い」「良い」というものが多かったので期待して見始めたのと、反面、これまでアニメや漫画の実写版を見て、「実写版も面白い!」となった経験が少なくとも私には無かったので、そこそこの不安とともに見始めました。  まだ途中までですが、個人的には不安的中といった印象です。観柳や刃衛、番神など本来関わりのない人物たちが徒党を組んでいることがまず違和感。そしてやはりそれぞれの人物を演じている人が漫画のイメージと合っていないと感じてしまうことが大きかったです。まず江口洋介さん=斎藤一がもう冒頭から引っかかってしまった。感情を出さないある種愚直とも言える性格の漫画の斎藤と、なんだか裏で色々工作してそうな、剣客というより策士のような立ち回りをする実写の斎藤ではまるで違うと感じた。ここまでで牙突を見られていないのも大きい。このあと出るのか??敵を大上段から袈裟斬りする斎藤は見たくない。  弥彦もひどい。のっけから薫に食事をねだる口汚い弥彦。漫画では口が悪くも誇りをもった少年剣士だったのに、ここまで見た感じでは口と態度が悪いだけのただの子どもでしかない。すでに神谷道場に居候になっている状態から始まったので、やはりそこにいたるまでの弥彦の人間味が見えるシーンを見ていないと、すでに漫画の先入観が入っている状態からは難しい。 >鑑賞後  牙突見れましたね。シャンデリア切っただけでしたが。刃衛の背車刀も流れるように繰り出されて、『るろうに剣心』らしい殺陣が見られたと思いました。対して剣心はというと終盤に見せた双竜閃の他は技の披露はありませんでした。予告編にて、敵の密集内を超人的な速度で移動する剣心の姿がありました。あんな予告編作っておいて2時間超の映画で主役技がひとつしか見られないとか正直肩透かしです。 やはり原作から実写版になるにおいて、原作のようなイメージやテイストを実写に求めるのは難しいのでしょうか。「原作と実写とは全然別物としてみれば良い」という意見もありますがじゃあ最初から全くの別物として作って欲しい。先程の予告編も然り、そういう方向性で期待させておいて見始めたら違いましたって。話題作りだけ頑張ってチケット買わせたもん勝ちの商業主義映画は本当に嫌いです。なまじ剣心役の佐藤健さんや薫役の武井咲さんが役にピッタリだったから余計にそう思います。 やはり、漫画やアニメの実写版は私に合わないのかな…[インターネット(邦画)] 3点(2022-02-10 01:04:48)《改行有》

154.  ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は90点。前に何度も鑑賞したせいか見慣れた感や既視感が強くてとても見やすかったです。ルパンが古畑任三郎のモノマネをするっていうのも当時を思い出せて良いですね。古畑任三郎、面白かったなあと昔を振り返れました。 ララは近年では珍しい、快活で健気なとても良い子で、『カリオストロ』のクラリス以来じゃないかと思うようなできた子でした。不二子のようにお宝狙いでギラギラしているでも無く、裏の顔を持ってて最後にルパンや仲間たちを騙したりするのでも無く、ただ一族の復興を目指し何でも明るく前向きに受け止め、誰にでも分け隔て無く接することができる彼女の姿は、あらためて魅力的だと思いました。ルパンとの砂漠旅の道中の、その凜とした横顔は印象的です。 貞千代もキャラが立っていて良いですね。過去に五エ門と何があったかは深くは語られませんがどうやら五エ門は道を誤った元同門を粛清に来たようである。ところどころコミカルな絡みもある彼らですが、最後は真剣勝負。得意の鞭を切断され武器を失った貞千代は腰に帯びた刀で五エ門に応戦するのですが、その刀がなかなかの業物だったようで、なんと五エ門の斬鉄剣を折ってしまう。斬鉄剣を折るほどの達人・貞千代の勝利かと思いきや、あわれ自らが折った五エ門の剣が背中に刺さり、貞千代は崩れるのであった。 ただこの映画、金曜ロードショーなどで小さい子どもなども見ているであろう時間帯の中で(むしろ子どもがメインの視聴者層でしょうし)、当時としてはけっこう刺激的なシーンがいくつかありました。まあルパンシリーズでお色気シーンは約束のようなものですが、今のようにスマホなどで一人鑑賞では無く、お茶の間で家族みんなで見ていたとしたら・・・、けっこう困った家庭も多いんではないでしょうか。他のシリーズよりもこの『トワイライト』がそういう傾向が強いために、この作品好き、と言いにくいことがもったいない気はします。まあ私はもう大人なので、普通に評価しますね。[インターネット(邦画)] 9点(2022-02-09 19:32:59)《改行有》

155.  ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は80点くらい。シリーズのこの回は初めて見ました。ハリマオの財宝につながる熊・鷹・猿の三体の像を盗み出すところから話は始まります。 ルパンシリーズって毎回絵が違って特徴があるんですが、今回はなんだか目が飛び出したりやたら吹っ飛んだり、なんだかトムとジェリーみたいなコミカルな感じでした。 そのなかでキャラにも特徴があって面白かったです。アシュリー卿は女好きでバトルも出来て、ルパンが歳をとったらあんなふうになるのかななんて思って見ていました。ルパンガールとしてダイアナという女性が出てきましたが、それほどストーリーに重要に結びついていたわけではなく、アシュリー卿のついでという感じは拭えませんでした。もともと同じような立ち位置に不二子がいるわけで、棲み分けがはっきりしてませんでしたね。 お城の隠し部屋やナンバーブロックの仕掛け、三つの像に隠された手順の謎など、ルパンシリーズ特有の遊び心に満ちた一話でした。ただ、なぜ猿の仕掛けだけ猿の片腕を上げてから湖に投入する方式だったのでしょう??あれだけ、なにか腕を上げなければならない理由付けが欲しかったかな、と思いました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-08 18:14:38)《改行有》

156.  Dear Friends ディア フレンズ 《ネタバレ》 こんなに何度も何度も、友達だから、というワードを聞かせられるとは思わなかった。さすがに中盤からは食傷気味。そもそも主役にほとんど感情移入できなかった。あの子(リナ)に好感をもって鑑賞できた人はいるのかな。誰かに手を差し伸べられたら振り払い、そのくせ病気になると「なんとかしろよ!」とか、誰も近寄ってこなくなると「なんであいつ来ないんだよ!」ただただシンプルに自分勝手。なのでこちらもただただシンプルに嫌悪感、というか忌避感?関わりたくない。 洋介、という男もよくわからない。痩せこけて毛髪も抜けた状態を目の当たりにしてそれでも好きだと言えるのに、顔がぐちゃぐちゃになっても足がなくなっても「俺が足になってやるよ」とか言うくせに、胸はだめなんだ。よーわからん。 また、登場人物の波も激しい。本人はさることながら、その父親もなかなか。放任主義かと思いきや突然娘に熱い告知。その後気合を入れて病院に連れて行くもまたもや娘をほったらかす。そして二度と現れることはなかった。。。ここを大杉漣さんでいくのはもったいなかったように思う。 同室だったカナエも急展開。仲良くなったと思ったら転院し、転院先でまもなく亡くなる。マキもただの大人しい昔なじみかと思いきやいきなりカッターで胸を切る。そして彼女も病気が判明。彼女の必死な姿に胸を打たれたリナはフェンスを乗り越え、そこでミュージックスタート。「学校へ行こう」の長編ドラマでも見せられたような感覚でした。 あと、最後のひと言の「その三ヶ月後、マキは息を引き取った」というのはなぜ字幕で出したんだろう。真っ暗な画面で声だけで良かったと思うんだが。原作へのリスペクトなのかな。そしてそれで閉幕。色々置いてけぼりを食らった映画でした。[インターネット(邦画)] 2点(2022-02-08 18:12:30)《改行有》

157.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 宇宙もの一筋だった『メンインブラック』シリーズに、ついにタイムマシーン要素が。007とドラえもんを足し合わせたような感覚。少し気になったのが、一作目までは地球に住むエイリアンたちにも人権(と言っていいのか?)のようなものがあって、エージェントたちは彼らの多様性を認めつつ共存しようと言うむしろ令和の今っぽい人間意識を感じたのですが、三作目の今回はエイリアンと見るや瞬殺してしまって、そういう意味でなんだか軽い映画になっているように感じました。一作目では殺されたのは地球に害をなすゴキブリエイリアンとゴキブリだけだったのに…。 あとタイムトラベルして時代が変わったからなんでしょうが、黒人だから、的なあの差別の空気感は私のような日本人にはピンと来ませんね。あーあの時代はそうだよねー、とはならない。世界に配信されるSF大作といえどそこはアメリカ映画ということですね。 Kの若かりし姿をした俳優、よく見つけましたね。Tommy Lee Jonesさんに若作りの特殊メイクでもしているのかと思った。あそこまで体格や顔の作りの条件がバチっと合うもんなんですね。 もはやベテランとなったJも風格のようなものを漂わせながらしかし生まれ持った軽快なテンポは忘れない良さがありました。 キャラクターには魅力、ストーリーには少しの違和感を感じつつ、『メンインブラック』シリーズとして楽しめたと思います。[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-06 10:08:25)《改行有》

158.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 双葉、安澄、鮎子。奇しくも全員が母親に捨てられた子たち。タイトルからラブストーリーなのかなと思って見始めましたが、この映画はそんな彼女たちのきずなや生き方を描いた物語。 安澄のイジメに始まり、おかあちゃんの病気、父親の発見とその連れ子との共同生活、銭湯の再開、旅での出会いなどなど・・・見終わってみて、ほんの2時間くらいの映画にここまで色んな出来事があったのかと驚くほどたくさんのエッセンスが凝縮され、それでいて時間を忘れるほど話に見入ってしまいました。 4つものシーンで泣いてしまいました。制服を取り返した安澄がお母ちゃんと抱き合うところ、鮎子の朝食のしゃぶしゃぶでの言葉、君江さんの「何故手話を?」に対して安澄が返した言葉、そして双葉の「死にたくないよ」 特に心打たれたのは、絞り出すように話す鮎子の「これからは一生懸命働きます。だから、できればでいいから、ここにいさせてください」「でもママのこともまだ好きでもいいですか?」という台詞だった。これを言えば本当の子供でもない自分はここを追い出されるかもしれない、などとたくさん悩んだであろう心の葛藤が見ているほうにも刺さるように伝わりました。 さらに安澄と君江の、「なぜ手話を?」「母が、いつかきっと役に立つ時が来るから」「勉強しときなさいって」というシーンにはやられた。こんないい話、反則だ。 文字で書くとなんだか単調になってしまうが、改めて見直すと鮎子や安澄、君江の感情がやはりひしひしと伝わってくる。迫真の演技だと思う。演技なんて言うとかえって失礼ではないかと思うほどに。単調になってしまうのは多分に自分の文章の拙さゆえもありますが。 そして最後、9点くらいかなぁと思っていた自分の点数が、あのラストによって10点になってしまいました。賛否ありそうですが、逆にそれでこそ映画!って締め方で良かったと思います。 双葉、ここにあり。 ですね。[インターネット(邦画)] 10点(2022-02-04 22:26:22)(良:2票) 《改行有》

159.  奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール 《ネタバレ》 死ぬほど好きになった女性がいて、その人のことを考えていてもたってもいられなくなったり、LINEなどの連絡を喉から手が出るほど待ち侘びたり、すでにその人の心が離れているのが分かっているのに、まだなんとかなるんじゃないかと淡い希望に縋りつこうとしたり。 これら全てが自分にも当てはまることでそういう経験もあるので、コーロキに対してもなんだか自分を見ているようで複雑な気持ちになりました。会議中にLINE見ながら話聞いてないとか、職場の電話から相手の会社に電話するとかはさすがにしませんが。 コーロキにはある程度感情移入したのですが、「出会う男全て狂わせるガール」には全くピンときませんでした。好きになってしまえばそれまでなんでしょうが、あのタイプの女性に狂ってしまうもんなのかな、と。単に好みの違いなのでしょうけど、調子いいこと言ったり約束を破ってしまったりするコーロキもコーロキですが、猫かぶりモードからの全く話も聞かない不機嫌モードの落差のあるあんな女性に夢中になったりするのかな。 あと、最後に案野丈と名を変えたコーロキが立ち食い蕎麦と言いながら座席のある蕎麦屋で食べていたことが地味にえー…って思った。奥田民生じゃないが、それこそポリシー持ってほしいと思ってしまった。 奥田民生さんはあまり存じ上げませんが、彼のようにどんな場でも自然体とか自分なりのポリシー持つって、誰かに憧れてやろうとしたり、考え抜いてそうなろうとするのはきっと無理で、持って生まれた性質なんでしょうね。[インターネット(邦画)] 5点(2022-02-02 17:30:36)《改行有》

160.  ルパン三世 燃えよ斬鉄剣<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は70点。前作が次元にスポットを当てていたからなのか、今回はタイトルでもわかる通り五エ門押しです。 突然始めたルパンマラソンもようやく六作目まで来ましたが、どのシリーズもそれぞれの良さがあって良いですね。五ヱ門は相変わらず女に弱く、しかも今回のルパンガールは五ヱ門の幼馴染み。そういう背景もあるし一度は裏切る彼女だがどこかで心の清い一面が見られるのだろうと思いきや、悪キャラのまま彼女はお亡くなりになってしまいました。なんせ彼女の最後のセリフは、ステルスの機関銃を五ヱ門に向けて乱射しながらの「五エ門死ね!!」ですからね。ここまでクズキャラで終わるルパンガールも珍しい。これもくノ一としての厳しさ、なのでしょうか。そんなくノ一に当てられたのか、五ヱ門も何かと言うと仲間に対して「邪魔だてすれば切る!!」ですからね。あんまりにもわがままなので途中から少し辟易しました。 タイタニック号にお宝が積まれていたとか、沈没船からお宝を探すなんてところはまたルパン的男のロマンで面白いですね。深海で生身に剥かれて死なないルパンも笑える。この男不死身だわ(笑)ていうか龍の置物、完全にシェ◯ロンなんですけど。そのシェ◯ロンを利用していつものように色仕掛けで美味しいところを持っていこうとする不二子ちゃんも流石に今回の悪役は気持ち悪かったようでタジタジ。 あの置物の量でどうやってステルス機一機作ったとか、どんなに装甲が分厚くても着弾の衝撃がゼロとかあり得ないだろとか、戦闘機に真っ正面からぶつかって戦闘機を真っ二つにするステルス機とかあり得ないだろとか色々ツッコミはあるんですが、アニメに、しかも、ルパンシリーズにそういうツッコミは無粋ですかね。斬鉄剣と五ヱ門の無敵伝説はまだまだ続く…[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-31 23:51:12)《改行有》

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