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141.  わんわん物語(1955) 犬好きの人にとってはこの映画の中の犬の可愛さは異常なほど可愛く感じられる映画ではないだろうか?トランプとレディの可愛いこと。特にレディの何たる可愛さ。この映画を観ると犬が欲しくなる。[DVD(字幕)] 8点(2007-01-11 21:01:32)

142.  東海道四谷怪談 いやあ、驚いた!「四谷怪談」ものって単なる不気味なホラーだとばかり思っていたけど、これだけ美しさを感じる「四谷怪談」が存在していたことにまずは驚かされました。天知茂のニヒルさが抜群の効果を上げているのと同時に若杉嘉津子の「お岩さん」の怪しげな雰囲気、どこか歌舞伎の世界を感じるこの映像美、単なる幽霊ものでないその雰囲気に溝口健二監督の「雨月物語」を初めて観た時のような感覚を覚えた。それにしても単なる幽霊ものの話でありながらも、やっぱりこの映画の持っている雰囲気は歌舞伎の世界に通じるものがある。上手く言えないけど、いかにも日本的な様式の美しさを感じるのです。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 23:45:04)(良:2票)

143.  プーサン 市川崑監督、これまた何か観ていて、どことなく川島雄三監督の作品のような雰囲気を感じた。伊藤雄之助の演技が凄い。表情から背中からとにかく刹那さ、哀れな男のやるせなさと哀愁みたいなものがどんどんと伝わってまいりました。そんな伊藤雄之助が惚れる女、越路吹雪もこれまた凄い。電車内での女同士の会話、やりとり、加東大介を真ん中に挟んでのあのやりとりとそんな場面での加東大介がこれまた何とも可笑しくて笑えます。越路吹雪のこの役名が笑える。カンコって名前が良い。カンコてよりはどちらかというとガンコの方が合ってる気がするが、この二人の演技だけでも観るに値する出来栄え!またその他の脇役陣も良い。中でも看護婦役の八千草薫が物凄く可愛い。作品全体としては思っていたよりもかなり重い内容で驚いたが、市川崑監督による皮肉の込め方、見せ方も上手い。これまた市川崑監督の初期の頃の作品として、見応え十分の作品だと感じることが出来た。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-12-09 10:10:12)

144.  現金に手を出すな これはギャング映画ではあるけど、いかにもフランス的な香のする作品て感じの渋い男達の戦いをスリリングに描いた良い意味でアメリカ映画とは一味も二味も違う秀作です。まずは何と言っても主演のジャン・ギャバンが良い。男の中のやるせない雰囲気を見事に表現している。親友のミスによって、敵対する一味に命を狙われる男を哀愁たっぷりに演じているジャン・ギャバン!身体全体から醸し出す哀愁きらめく男の諦めきれない何かやるせなさ、刹那さどても言った方が良いのか?こういう役を演じると益々、冴えるジャン・ギャバンの魅力がいっぱい詰まった実に味わい深くて、心に残る大人の雰囲気たっぷりの映画でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-03 21:36:29)

145.  西鶴一代女 田中絹代扮するお春がお経を読む声に引かれて羅漢堂へとそっと近づいていくオープニングから始まってラストシーンまで、溝口健二監督ならではの移動によるカメラワーク、息の長いロングショット、どれもがこれまた力強さを感じます。溝口健二監督独特のロングショットによって生み出される田中絹代の才気、溝口健二監督と田中絹代の名コンビによって印象に残るシーンの連続です。女のドロドロした部分を溝口健二監督は上手く描いています。この監督の描く女性像は本当に強い女の象徴のように思える何かがあります。上手く言えないんたけど、これもまた溝口健二監督らしい画面構成によって撮られた代表作の一つだと思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-09-05 22:00:45)

146.  暖簾 川島雄三監督としては比較的珍しいタイプの作品!こういう文芸作品でも川島雄三監督は上手い!森繁久彌という日本映画史に残る名優、喜劇俳優を見事に使いこなしている。少なくとも森繁久彌という俳優は私は喜劇俳優である。喜劇こそ森繁久彌という俳優の持っているものを思い存分、発揮されると思うわけで、そんな森繁久彌の持ち味を上手く引き出して、これまた味わい深く、それでもって人間味溢れる人情ものとして描いている川島雄三監督という監督の素晴らしさ、この作品を観て、川島雄三監督の上手さを改めて感じることが出来た。そして、やはりこの作品は森繁久彌に尽きる。一人二役の森繁久彌の演技が本当に素晴らしい。森繁久彌を観るだけでも十分価値のある作品だと思った。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-09 21:39:11)

147.  5つの銅貨 ジャズ映画と言えば「グレンミラー物語」が有名ですが、この作品も個人的ジャズ映画ナンバーワンの「グレンミラー物語」にはかなわないけど、だからと言って駄目かと言われると、いやいや、どうして、ちっともそんなことはなく、この作品も十分、楽しめるし、感動も出来る仕上がりに満足です。ダニー・ケイが本当に良い。家族思いで、人間味に溢れていて、音楽家としても一流である。素晴らしい音楽に酔いしれ、ジャズ映画としてだけでなく、人間ドラマとしても優れていると思うし、また一つ見応えのあるジャズ映画に出会えて良かった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-30 23:04:44)

148.  次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路 《ネタバレ》 前作でやや落ち着いた感じのこのシリーズ、やっぱりこうでなきゃ、マキノ監督の映画はどんちゃん騒ぎしてこそだと思う者にとってはこの五作目は盛り上がる。盛り上がる。いきなり冒頭のシーンからして、神輿を担いでのお祭騒ぎ!それと、そうそう、ぐるぐるさんおっしゃっているようにあのシーン良いねえ!お蝶さんがしばらく酒を断っていた次郎長親分に、今夜はと、久しぶりに酒をすすめ、飲ませるシーン!久しぶりの酒だ!嬉しいぜえ!て言いながら酒を飲む親分とお蝶さんの表情が素晴らしい。それを見ていたお仲さんが「ねえ、惚れたわ!」とか言いながらお蝶さんと2人抱き合うシーンも好きだなあ!そんなこの作品、お仲さんが人質となるんだけど、石松に対し、待っててくれるわね。て言うだけど、その時の石の泣き顔がこれまた良いんだ!お仲さんを助ける為に圧倒的に不利な数の中で殴り込みに行く次郎長一家!ここにもまたマキノ監督らしいテンポの良さが見られる。さて、次はいよいよ涙なくして見れないシリーズ第六作目だ![CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-07 09:45:57)

149.  次郎長三国志 第三部 次郎長と石松 《ネタバレ》 いよいよ待ちに待った、お仲さんの登場となるシリーズ第三部、まずは冒頭の博打のシーンからして、あぁ~もう、わっしはお仲さんにメロメロですわ!「よう、ござんすね?ようござんすか?」あぁ~かっこ良すぎやで!しかも何たる色気!何と言う美しさだ!女の色気、ムンムンにあの啖呵、それだけでイチコロです。前作の最後の方で少しだけ出てきた石松がここから本格的に出てきてのあれやこれや大騒ぎ!やくざに追われている自分とは全く正反対な男、三五郎を助けた石がお仲さんと夜中、酒を飲みほし、酔っ払ったお仲さんに「私、あんたのこと、大好きよ!あんたも私に惚れてるんでしょ?」なんて言われて、酔った勢いで明日、旅に出るけど、やなせばしでと約束までしてしまう二人!石は石でもう浮かれまくってるのに、お仲さんときたらすっかり忘れていて、酒が入ると惚れっぽくなる上に何もかも忘れてしまうというお仲さん、お仲さんの色気と気風の良さに惚れる石と三五郎、いや、これ観たら石や三五郎におっと、ぐるぐるさんやなくてもほとんどの男は惚れるよ!私もお仲さんに惚れた。なんかこの作品に限ってはお仲さんのことで私の頭の中はぐちゃぐちゃです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-07 09:26:18)

150.  次郎長三国志 第二部 次郎長初旅 《ネタバレ》 さて、さて、さて、ぐる次郎親分!ついて行くぜ!お供させてもらいますので、宜しく!て、ことで、前作で好調なスタートを切ったこのシリーズ、第二部もこれまた良い感じ。次郎長親分と子分達が旅に出るわけですが、旅に出る次郎長親分を見送るお蝶さんの見せる涙が何とこれまたお美しいこと。表情も素晴らしい。そして、旅の途中で起きる様々なトラブル、服を盗まれた次郎長一家、上半身裸のまま旅を続ける面々を後に世話するこことなる兄貴分の佐太郎とその妻のお徳さん、特に博打で大負けしてボロボロとなった佐太郎の妻、お徳さんの見せる優しさがたまりません。「あんた寒くない」ていうお徳さんの真似して「あんた寒くない」ていう田中春男の大五郎には笑った。さてと、次はいよいよお仲さんの登場だ![CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-07 09:10:05)

151.  次郎長三国志 第一部 次郎長売出す 《ネタバレ》 えぇ?失礼します。これがあの噂に聞いていたマキノ雅弘監督による東宝版次郎長三国志シリーズかあ!噂通り、面白かったです。イカサマに引っ掛って暴れる鬼吉、そんな鬼吉という個性的な登場人物をはじめとする子分達が1人、また1人と増えていく過程はまるで黒澤明監督の「七人の侍」のような感じで、喧嘩はまるで駄目な癖に喧嘩ぱやい奴にお人よしの奴、お調子者の奴までと色んな奴がいて楽しい。最後の方の喧嘩のシーン、川を挟んでのシーン、いかにもマキノ監督らしいワッショイ!ワッショイ!そーれ!て感じの楽しさ、最初からマキノ節を十分、見せてもらい満足いくスタート![CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-07 08:53:11)

152.  丹下左膳(1952) 《ネタバレ》 丹下左膳シリーズは幾つもあるけれど、この作品も私が観た中ではとても面白く出来ていて良かった。まずは何と言っても丹下左膳役の阪東妻三郎がかっこ良い。一番最初の登場するところから本当にかっこ良く、またただかっこ良いだけでなく、お茶目な所など観ていて楽しい。そんな阪東妻三郎の妻を演じたこれが時代劇、初出演らしい淡島千景の色気と気は強いけれど、どこか弱いといった一面を見事にこなしている点も見所十分で、丹下左膳が水死したとされ、葬儀をした後に、やって来た丹下左膳に対し、お前さん、成仏しておくれと言って慌てるところなんて笑えたし、その後もピンチの丹下左膳を助けに向う所、そして、一番の盛り上がりの決闘シーン、バックに流れる音楽もこれまた良くて、それにしても一番、驚かされたのは今回は何と悪役という大友柳太郎には初めはかなり違和感を感じたものの、見終わる頃には全然、違和感なく観れたし、いずれにしてもこの作品も面白い作品でした。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-22 18:03:00)

153.  次郎長三国志 第六部 旅がらす次郎長一家 《ネタバレ》 前にぐるぐるさんよりも一足お先に書かせてもらいましたけど、改めて最初から一気に見ていくと、この作品ほど感情豊になる。なれる作品はないということに気が付くわげでして、何しろ前はこの作品しか見てない為に話の展開がいまひとつ解ってなかったのと、感情移入できないものとがあったけど、再び見ると(実はこのシリーズ、ここだけです。見るのが二度目となるのは)それまでの次郎長一家の物語とでも言うのかなあ?色々な物が見えてきて、どうしようもなく泣けて困った。お蝶さんが亡くなる寸前で1人、1人に声をかけていく時の見せる涙、横顔、本当に素敵です。次郎長一家に欠かせないお蝶さんが、送れてやってきたお仲さんの顔が見えないというシーンは泣けて、泣けてどうしようもなく、またこの話の中で出てくるお園さんという女性が何とまあ、素敵なこと!1人、お墓の前でお蝶さんのことを助けて下さいとお参りするところなど、改めて見てやはりこの作品、私はマキノ作品としては珍しい湿っぽい内容でも外せない。よって最初の時の点数より1点アップしたいと思います。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-04-09 12:48:49)

154.  お茶漬の味 お茶漬の味とはこれまた小津監督作品らしくて面白い。この作品、何と言っても鈍感という仇名で木暮実千代演じる妻に言われる哀れな亭主を演じている佐分利信の絶妙なまでの演技が良い味、出していて面白く、また女優陣にしても憎たらしいけれど、どこか可愛い木暮実千代をはじめとする淡島千景と津島恵子の色気と可愛さ、小津監督はここでもまたなんてことのない日常の中にある生活感というものを味わい深く描いていて、私は小津監督の映画を観るとその度に、あぁ~なんだか日本人で良かったとそう思わずにはいられないのである。作品全体に漂う無常感とでも言うのかなあ?そこにある空気、何もかもが日本的で後からじわりじわりとくるものがこの作品の中でもあって、そこが小津監督の作品の良いところだと思います。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-08 18:16:04)

155.  早春(1956) 《ネタバレ》 小津監督、またしても味わい深くて、それでいて、どこか懐かしいような風景を描く。私は益々、小津さんの映画にはまる一方です。この作品にしても一度、観ただけで絶対に忘れらないようなショットを幾つも見せてくれている。例えば、みんなで「蛍の光」を歌う場面!その後の橋、川、ボート、池部良と笠智衆、この二人が座っている所なんて良い場面だと思う。また最後の方で転勤先の田舎の風景に映し出される田舎ならではの街並、仕事を終えて、ただいま~と帰ってくるとそこには奥さん(淡島千景)の服にカバンなど荷物がある。そして、極めつけは「こんにちは!」と入る淡島千景の声、部屋から外を眺めると、走り去る機関車!そこで一言、これまた何とも味わい台詞を吐く池部良!なんて粋な演出とでも言うのか?台詞を言わせる。こんなちょっとしたことでも小津監督という監督は今の監督にはない良さというものが見ることが出来て嬉しい!まだ観ていない小津監督の作品が何本もある筈だ!残りの作品も全て観たいと思う。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-03-28 21:15:18)

156.  本日休診 《ネタバレ》 都会の下町に住む人達とそこで医者を開業し、やってくる人達を温かく、時には厳しく見つめる町医者役の柳永二郎のとぼけた演技が何と言うのか?良い味を出していて、他にもやってくる客やこの物語に出てくる人達がどの人も良い味を出していて、特に女優陣がいずれも素晴らしい!角梨枝子に岸恵子に淡島千景が皆、美しく、また望月優子の腰巻が凄く笑える。上手く言えないけど、とにかくこの作品、観たのは今回が初めてだけど、雰囲気はどことなく川島雄三監督の映画のような不思議な魅力いっぱいで楽しかった。この映画、シリアスなヒューマンドラマでもあり、喜劇でもありつつ、けして、下品にはならず、それでいてユーモアたっぷりに最後まで楽しませてくれて、特に私もあの最後のシーン!三國連太郎演じる戦場帰りの元将校の基、みんなで大空高く羽ばたいていく沢山の雁を見守るあのシーンは感動しました。これまた今まで知らなかった良い雰囲気の日本映画を観た気がします。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-25 21:46:22)

157.  カルメン故郷に帰る 日本初のカラー映画というだけあって、何だか凄く新鮮味を感じるオープニングと色使い、色彩の美しさを感じることが出来るこの作品の一番の良さはどの人間にしても観ていて気持ちが良い。高峰秀子と小林トシ子、この二人の演技の面白さ、特に明るくて陽気な性格の高峰秀子演じるリリー・カルメンが良い。また父親役の坂本武とそして、何と言っても校長先生役の笠智衆が素晴らしい!何だかまるで寅さんに出てくる越前様のようなその人物像がとても良い味、出してて良かったです。全体的な雰囲気も良い。結構、笑えるし、木下恵介監督は人情劇も上手く撮るなあ!と思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-12 13:04:42)

158.  任侠東海道 《ネタバレ》 清水の次郎長、片岡千恵蔵のかっこ良さに加えて中村錦之助の鬼吉といい大友柳太朗の大政といいその他、東千代之介に大川橋蔵に里見浩太郎に名前を全部挙げると、とてもじゃないけど言いきれないほどの豪華な顔ぶれ、そんな中で、1番かっこ良かったのが仁吉役の市川右太衛門!惚れた女房(長谷川裕見子)との別れのシーンが哀しい。そんな市川右太衛門との分れを決断し、出て行く長谷川裕見子が本当に美しい!こういう女を演じさせたら彼女の右に出る者はいないと思う。月形龍之介、進藤英太郎、山形勲達の悪人等と戦うシーンでの畳み掛ける音楽も良い。殺陣のシーンの迫力がとにかく昨今の時代劇なんとかは比べ物にならないぐらいです。最後、仁吉が死んでしまった後のシーン、特に最後、仁吉に向って語りかける片岡千恵蔵の「仁吉、御主は男の中の男だったぜ!」という台詞が何とも言えないかっこ良さと哀愁を感じる。これもまた私は満足のいく1本として忘れられません。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-31 20:55:39)

159.  江戸の名物男 一心太助 わっあ~い!やっと見つけたぞ!早速、借りてきて観ました。この作品!いやあ、何と言うのかこれまた可笑しくて笑ってしまった。中村錦之助の一人二役、ここでも本領発揮!活きっぷりの良さ、啖呵切る時のあの眼が良いねえ!同じ男なら絶対、憧れるよ!男ならこうなりたいってね。何しろ作品全体に元気があって宜しい!このシリーズ、これが3本目だけど、今のところでは二番目かな!それでも十分、楽しめたしこのシリーズやっぱり良いですねえ!ようし!こうなりゃ近くのレンタル屋さんに置いてある中村錦之助出演の作品、全部制覇してやるぞ!ぐらいの勢いも出るがな!本当は9点でも良いんだが、敢えて8点にしました。このシリーズ、個人的ベストワンは私もMrs.sozeさんと一緒で「家光と彦左と一心太助」であります。それにしてもこれもまたたった二人のレビューとは、勿体無いなあ!このシリーズ、本当に面白いのになあ! [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-19 22:41:49)(良:1票) 《改行有》

160.  愛のお荷物 川島雄三監督、この監督、本当に頭の中、どうなってるのかと思いたくなります。この作品にしても何とも不思議な魅力いっぱいで、観ていて楽しい。よくこんな内容の作品を思いつくものだと感心させられます。まずは冒頭の証人喚問でのやりとりからして笑える。本当は赤ちゃんなど欲しくなかった筈なのに赤ちゃんが出来てしまった。そのことに対しての証人喚問とその時の周りの人間の見つめる視線、そして、代議士とその息子、更にはその嫁さんにその両親と、その他色んな人達を交えての人間模様、いやあ、何と言うのかこれもまた可笑しくて、どこか哀愁も漂う。個性派の俳優勢揃いで楽しい作品になってます。個人的には東野英治郎のじいちゃんが最高です。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-17 21:49:34)

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