みんなのシネマレビュー |
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141. 世界の中心で、愛をさけぶ ベタな設定、類型的なキャラ、あざといセリフ、都合の良い偶然などがキツイんですが、唯一長澤まさみの好演に救われた感じです。[地上波(邦画)] 5点(2006-12-25 20:03:54) 142. 拝啓天皇陛下様 極めて純粋な男の軍隊生活と戦後の人生を、笑いとペーソスを交えて描いた一大風刺劇。野村芳太郎監督の最高傑作に思います。戦争映画はやたら悲惨さをアピールするものよりも、こういう重喜劇的作品の方がより痛切です。[映画館(邦画)] 10点(2006-12-25 19:55:30)(良:1票) 143. ラスト サムライ ほとんど「キン肉マン」の如き世界観。これで日本を正確に描写できる限界なら、いっそ「舞台はサムライ惑星という架空世界だ」と云われた方がしっくりくる。コメディとしてみるなら5点。[ビデオ(字幕)] 3点(2006-12-25 19:48:38)(笑:1票) 144. 無法松の一生(1943) 劇中、涙を二度以上滂沱した映画は、本作が唯一。松五郎がひたむきに韋駄天走りする運動会、そして美しきラストの回想シーン。ズタズタにカットされていながら尚、この出来と云うから驚嘆する。この作品で阪妻こそ日本映画俳優の頂点だと確信し、園井恵子を原爆で失った憤りを改めて痛感する。園井さんの気品に満ち溢れた落ち着きある声音は、いつまでも忘れられない。[CS・衛星(邦画)] 10点(2006-12-25 19:34:16)(良:1票) 145. 明日に向って撃て! 気取ったバカ二人が因果応報となるだけ。こんな連中の為に殉職した警官らの方が、よっぽど気掛かり。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-12-25 19:22:13) 146. 火星のわが家 尋常ならざるリアリティ。微妙な心理描写、セリフ廻しの自然さ、筋の面白さ、全てにおいて秀逸この上ない。介護問題などもテーマの押しつけなくサラッと描かれているのも良い。90年代以降の日本映画で一番好きな作品です。[CS・衛星(邦画)] 10点(2006-12-25 19:07:17) 147. 男はつらいよ 倍賞千恵子の桁外れの美貌におののく作品です。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-12-24 20:32:45) 148. がんばっていきまっしょい(1998) 凡百の青春映画にありがちな説教臭さ、「頑張り」の強調、「ベタさ」等々あざとい要素を極力排し、終始淡々と静謐に描ききったので、登場人物の心情がリアルに感じられました。郷愁が目に沁みる90年代屈指の名作日本映画。 これとは真逆だったTV版は、三話目で視聴やめましたけど。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-24 20:12:32) 149. 豚と軍艦 凄まじき欲望臭、生命力に圧巻。長門裕之の巧さに感嘆させられる一方、当時高校生とは信じられぬ渾身の芝居をした吉村実子に脱帽。 星野の大坂志郎は、さすが秋田出身だけあって方言が絶妙です。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-24 18:09:22)(良:1票)
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