みんなのシネマレビュー |
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141. バファロー大隊 《ネタバレ》 主題が「肌の色で罪を決めてはいけない」という正義なので、好意的には見たくなってはしまう。 でも最初から その流れは読めてしまって、ハラハラ感が無い。ラトレッジ軍曹の悲壮感は好演されているが、脚本的にあまり生かされていないように思う。 とはいえ、この内容を快く思わない白人もまだ沢山いたアメリカ社会で、作品を世に出した功績から考えて、6点以下は付けにくい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-26 22:03:04)《改行有》 142. 七人の無頼漢 タイトルは「七人の侍」が1954年なので、関連性があるのか無いのかよく分からない。あまり「七人」は意識しないほうがいいかも。 西部劇にハードボイルド・テイストが混ざっているというと、ちょっとずれるのかなあ。男の不器用さが描かれている感じ。 まあ本作の見所は、なんといっても景色でしょう。美しい大自然の中を走るカーボーイが綺麗によく撮れている。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-23 21:25:18)《改行有》 143. 舞踏会の手帖 古い映画との相性は悪い方と自覚していますが、これはちゃんと最後まで見られました。 約80年前の作品を、それ程違和感なく見られるというのは、それだけで価値があると思えました。後続の映画にも色々いい影響を与えたんだろうなあと感じられる映画。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-04 22:04:36)《改行有》 144. 48時間 自分でも意外だったけど、ルパン三世を思い出してしまった。犯罪者と一匹狼の刑事との協力っていうプロットもそうだし、音楽や風景描写なんかにも似た点が感じられた。 エディー・マーフィーの演技が初々しいなあと思ったら、デビュー作なんですね。まだ大人しめだけど、彼らしさはちゃんと出てました。 ストーリー自体は特に目新しさは無いけど、肩の力を抜いて見れば 普通に楽しめる映画。[地上波(吹替)] 7点(2020-03-04 21:59:14)《改行有》 145. リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 これ見た子供って「偉人扱いされている人も、クズ人間である可能性がある」ってのを学ぶんだろうか? 自分の子供の頃を振り返ると、そういう趣旨の作品って あんまり出会わなかったような・・・。ある時点までは 汚い現実を知らずに生きていくのも ありかなあと思うが、現代社会がそれを許さないのかね。子供であっても、ある程度人を疑う能力が必要なのか・・・[地上波(吹替)] 7点(2020-02-23 20:32:32) 146. 翔んで埼玉 最初からおバカ映画だと分かって ハードルが下がっていたので、気軽に楽しめた。 キャストもうまくハマっていたと思う。Gacktは元々がネタキャラなので、こういう映画にはピッタリだ。(ただ二階堂さんは女なので、BL BL言われても?) 個人的には 写真のみで登場のジャガーさんに ちゃんと出演して欲しかったが、演技力がヤバかったんだろうか?[地上波(邦画)] 7点(2020-02-12 23:38:14)《改行有》 147. ソウル・キッチン 《ネタバレ》 主人公のやってることを見ると 失敗につながりそうなことを結構していて、ハッピーエンドになるのを疑問視してしまいそうだが、何か憎めない「駄目な子ほどかわいい」的な気持ちになってしまった。多分それが監督の狙いで、それにまんまとハマってしまっていた。 まあ深い話ではないので、気楽にボーッと見るのに合っている映画。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 15:21:20)《改行有》 148. アジョシ 《ネタバレ》 ただの隣人の子を守るためだけにあれだけするか? という疑問が途中まであった。納得感を上げるためには、二人の絡みをもっと描写した方がいいのではと思いながら見ていた。でも、産まれずに亡くなった自分の子に重ねていたと分かり、絶望から抜け出るための光に見えたんだろうなあと理解した。 アクションはありがちな、無敵のヒーローぶりでちょっと萎える。韓国のスラムっぽい街の雰囲気は結構良かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-29 08:42:22)《改行有》 149. 地上最大のショウ 《ネタバレ》 一応最後まで見続けることは出来たけど、やっぱりちょっと長いと感じた。特に色恋沙汰は冗長かな。 CG入れまくりの現代映画と違って、苦労して撮影してるのはアリアリと感じられるところは良かった。 内容を楽しむというより、資料的に知るという要素のほうが強いかな。 一番印象に残ったのは、パレード中に半透明になりながらブランコに乗るヒロインでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-24 13:20:14)《改行有》 150. 月に囚われた男 宇宙SFモノかと思いきや、別のテーマが主だったので若干意外だった。配給会社はネタバレしないように宣伝するために、気を使ったかも。 予算がかなり少なく済んでそうだけど、ちゃんと見られる作品で良かった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-17 11:10:59)《改行有》 151. レッド・サン 西部劇とチャンバラの融合というレア感はあるものの、ストーリーは凡庸かな。必然性がなく、ご都合主義という感じ。特に西部劇なんだからネイティブアメリカン出さなきゃっていうのは、なんとも・・・[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-12-07 13:33:33) 152. 三度目の殺人 有無を言わせず 監督の考えを押し通すタイプの映画もあれば、解釈を観客に委ねる映画も有る。是枝監督は後者を目指していると思う。(前者が悪いという訳ではなく、面白いと感じられるものも多い。) 特にこの映画は 濁している部分が多いので、煮え切らない・潔くないと感じる人も多いかも知れない。でも、テーマによってはそれが効果的になる場合もあると思う。殺人者の心中なんて、やっぱり当人にしか分からないと思うし、類推しか出来ない。それを考えさせるには、こういう手法になるということかなあと思う。[地上波(邦画)] 7点(2019-11-02 23:09:08)《改行有》 153. エグゼクティブ・デシジョン 《ネタバレ》 特に目新しく感じるところはないが、王道のフライトパニックものとして普通に楽しめた。 「スーパーマンがミス一つせず完璧に解決」って奴じゃなくて、それなりにヘボいこともするところが好感が持てる。[地上波(吹替)] 7点(2019-09-23 21:12:05)《改行有》 154. チョコレート・ファイター 女子カンフーものって初めてだったので、とても新鮮に鑑賞。主演女優は4年も修行したそうで、メイキング見ると技が決まってダウンしてるのとか見られるんだけど、本編では大したダメージ与えてるように見えないのがもったいない。リアルにこだわってるが故に、本当に当てちゃうとNGになっちゃうから、難しいですね。 ストーリーにちょっと粗が目立つのは、本場 香港ものと一緒か。 阿部寛は本作でも滑舌悪いので、タイ語セリフと合わせて字幕が欲しかった。[CS・衛星(吹替)] 7点(2019-08-11 20:55:59)《改行有》 155. ベテラン 悪役が良い。本当に嫌なやつだと感じさせるほどの、良い演技だったと思う。 ナッツ・リターンなどで日本でも知られているほど、韓国の財閥トップは イッちゃってる人も多いらしいけど、この映画が描かれているようなエピソードをリアルに体験している人も多いのかと思わせる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-08-05 13:18:38)《改行有》 156. 日の名残り 派手な演出はないものの、「執事」という一般的な日本人には馴染みがない職業人の「人生を垣間見る」という点において、きっちりと仕事をしていただいた感が強い。そしてやはり、ホプキンスの好演が大きな魅力になっていた。 起伏があまり無いからこそ、複数回の鑑賞に耐える映画だと思う。音楽には環境音楽というのがあるが、環境映画とまで言うと言い過ぎか・・・[CS・衛星(吹替)] 7点(2019-07-18 14:19:32)《改行有》 157. コッホ先生と僕らの革命 つまらなくはないんだけど、展開が読めてしまって そこまで楽しめなかった。ドイツってやっぱり日本に似た抑圧的な社会なんだなあと再認識。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-03 08:51:49) 158. 突撃隊 《ネタバレ》 戦士としては優秀だけど、上官に逆らって失敗する。でもその責任を取るかのように、命をかけて突撃し、トーチカを攻略する。 原題は「地獄を通り抜けたものが英雄である」なのか、「英雄とは呼ばれても、所詮は人殺しであり 地獄が待っている」なのか含蓄がある題だが、邦題は・・・ 最後の突撃シーンを除いては、舞台で再現できちゃいそうな低予算ぐあいですが、ちゃんと最後まで観られますね。[試写会(字幕)] 7点(2019-04-22 09:44:05)《改行有》 159. 決断の3時10分 《ネタバレ》 「敵同士だったのが、同じ時間を過ごす内に お互いを認め合うようになる」ってプロットが、きれいに描かれてますね。 西部劇というと早撃ち等のガンアクションがメインのものも多いけど、本作は心理面に注力してるのがよく分かります。男の美学を映すハードボイルドものですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-22 09:26:59)《改行有》 160. 東京暮色 《ネタバレ》 暮色というだけあって、確かに暗い。結論から言えば、長女は嫁ぎ先に帰り、次女は自殺し、元妻は北海道へ、父はポツンと家に残される。 笠智衆さんは、ポツンが似合いますね。wikiにある『ハリウッド映画『エデンの東』(1955年)の小津的な翻案』というのは、ちょっと意外。まあ外枠だけ借りた感じでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-04-10 07:44:58)《改行有》
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