みんなのシネマレビュー |
|
141. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT ワイルド・スピードの良さって、 なんといってもノリの良さと格好良さとドライブの爽快感。 本作はどれもが不足しているように思います。 陰気な場所(格好良いというより不気味な集団)の中に、 わけもわからず転校してきた男が喧嘩を売ってレース開始。 ノリの良さなどないし、実にかっこわるい。 ドリフトで螺旋出口を登るシーンは凄いなと思わされるも、 単体で走っているようで、レースとしての爽快感もなく。 実に消化不良な一作でした。[地上波(吹替)] 4点(2018-01-28 01:23:13)《改行有》 142. ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 観る前は、ジャングルとか洞窟とかに潜っていって、財宝を探して何人も途中で死んでしまう、 そんな映画なんだろうなと思って観たので、良い意味で裏切られて面白かった。 なんとなくアメリカ独立からの因縁を匂わす壮大なストーリーかと思いきや、 謎解きが小分けに、そしてそれが代々受け継がれている辺りの虚しい感じが良い味。 個々の謎は小粒だけど、謎同士で繋がっていくのが魅力的で、 ダイアン・クルーガーも美人過ぎて見とれるので、 鑑賞後にそこそこの満足感。[地上波(吹替)] 6点(2017-12-17 10:54:58)《改行有》 143. シン・ゴジラ 《ネタバレ》 原子力絡めてどうしたいのか良くわからないままに終わってしまった。 恐ろしいものなのは間違いないが、 それをなんとなく科学で挑んで、 しかし物理な感じで原子力に破壊されて。 前半のゴジラの脅威を感じさせる部分も、 初っ端、ゴジラの造形に違和感を感じて「あ、ゴジラの相手かな?」くらいに思ってたら 立ち上がった。 驚異的な体組織で成長を遂げたとか、 ミサイルも何も効かないとか、 ゴジラの凄さってそういうもんじゃないんだよなぁ。[地上波(邦画)] 5点(2017-11-29 23:27:04)《改行有》 144. テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 おバカな展開、老人が古代ローマ人に対するリアクションがちょっとわざとらしいが、 それが絶妙でバカバカしさに拍車をかけて面白い。 テルマエに対する誇りや愛情を存分に感じながらコミカルさを前半楽しみ、 後半は急にシリアス路線をぶっこんできて、これが残念だった。 シリアスでも良いのだけど、どう感動させたいのかがいまいち分からず、 現代から救援にきたジッチャマや竹内力たちが奮闘する姿も そのミスマッチさが面白さや感動に繋がっていない。 ウォシュレット使用時の幸福表現が一番好きです。[地上波(邦画)] 6点(2017-07-16 10:46:09)(良:1票) 《改行有》 145. アラジン(1992) A Whole New World はこんな二人から生まれたのね。 物語としてはとてもよくある形で、だからこそ描き方によってはこんなに面白い。 アラジンのヘタレ男っぷりは、この2017年の今の男に通ずるものがあるような気がしました。 嘘でも着飾って、好きなものを手に入れれば良いというその格好が、 しかし手に入れた後に訪れるであろう不安に負けて、 結果としては着飾る自分に勝って、友も王妃もえる。 小気味良いミュージカルと、ジーニーのとんでもないスピード感。 スピード感がありすぎて、子どもが真似するにはちょっとむずかしいのが 贅沢なマイナス点か。[地上波(字幕)] 7点(2017-07-10 21:42:42)《改行有》 146. デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 うーん。必ず助けにいくからな、みたいなやりとりからして、 感動しなさそうだなぁと構えてしまったが、その通りになってしまった。 ヘリコプターで直ちに助けにいくことが出来るのに、そこを歩いて助けにいって場所を特定しないといけない理由は何だろう。 一瞬で地球がお怒りになるようなNY崩壊の画は迫力があるけど、 最後の大統領のコメントは脈絡がとても弱く、興ざめする。[インターネット(字幕)] 4点(2017-03-26 15:03:23)《改行有》 147. 俺物語!! 《ネタバレ》 こう、「そうお前のことが好きなんだよ!早く気付け!」というシーンが多くて、 やきもきしつつ、もはやイライラ。笑 それにしても大和の仕草はかわいいですな。好きだぁと叫んでしまうのも実によく分かる。 大和の友達にタケオ君の実体がばれるまでのズれたやりとりやの面白さや お化け屋敷でのちょっとした緊迫感などテンポよく、 最後まで一律、楽しめました。[インターネット(邦画)] 6点(2017-03-26 14:59:53)《改行有》 148. ゲーム・オブ・デス(2010) 《ネタバレ》 序盤の雰囲気にけっこう心掴まれただけに、 終盤以降の投げやりな人殺し過ぎ感がとても残念。 相棒、裏切り、CIA工作員という背景が神父への告白を通じて 描かれる様は惹き込まれるのに、 どうもアクションシーンというよりも無差別に人を撃っていくシーンが際立ち始めると、 後はもう見境なしといった感じ。 金に目がくらんだ悲しい相棒と、それをなかなかに無慈悲にやっつける主人公が バスケットボールを受けとって返すときに、何か想うものがあったんだろうか。[地上波(吹替)] 4点(2017-03-19 01:36:30)《改行有》 149. ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 息子がなんとも似ていないし、親父みたいなハチャメチャ感(ワイルドさ?)もない。 だから終盤で親父と久しぶりに呼ぶシーンでもぐっと来るものはないし、 最強のコンビとして活躍してもそれ以上の意味はかんじられない。 カーチェイスは迫力、スピード感が圧倒的だが、 ストーリーに置いていかれているのでそもそも危機感がなく、 せっかくの大迫力も活きてこない。 ただ、ブルース・ウィリスも年取ったなぁという印象から始まるも、最後はやはり格好いいなと思わせる、 それだけのために観て良かったといえるかもしれない。[地上波(吹替)] 5点(2017-03-12 22:14:12)(良:1票) 《改行有》 150. ドラえもん のび太の宇宙小戦争 《ネタバレ》 序盤のウサギと特撮のなんともアンバランスなドラえもん味がたまらず、 そこへ小さい宇宙の敵?らくしょーらくしょ、と思わせつつ(ジャイアンの投石は素晴らしい)も 同じ小さい身体での戦いを強いられることになってハラハラ。 途中から2つのパーティに分かれるところ、特にしずかちゃんに勇気を鼓舞されたスネオが 身を挺してしずかちゃんを助けるシーンは胸が熱く、 その後は敵がいくつきても倒してくれそうな安心感と気分の高揚感。 パピが微妙にかわいくなかったり、ロコロコがうるさかったり、 何回みても飽きないキャラの味付け。 スモールライトなし、、、からのちょっと無理のある展開も目をつむり、 こうして大人になった今もあの頃と同じ、それ以上の感動を得てしまう。[インターネット(邦画)] 8点(2017-03-11 11:26:20)《改行有》 151. フィラデルフィア 《ネタバレ》 エイズ=ゲイ、な構図が違和感がある。 そして差別を受ける理由もゲイが原因なのか、エイズが原因なのか、 また描かれているのが、会社を不当解雇されるも闘う一人の弁護士なのか、 それともゲイの権利を主張する一人の男なのか。 ドキュメンタリーとしてみることにするか、 と途中から見るスタンスを変えてみたものの、 それでも共感や感動はなく。 ただただ陰鬱な雰囲気が漂う中、なんとなしに勝訴してしまったと。 そんな感じ。[インターネット(邦画)] 4点(2017-03-11 11:07:48)《改行有》 152. 天使のくれた時間 巡りめぐって、人は最後にようやく幸せの形を知る。 そのためにラッキーな人は天使との出会いという形で、 背中をひと押しされるのかもしれない。 幸せに常に疑問を持ちつつ、今を噛みしめる、 そんな不安定ながらも享受できたものは、かけがえがないよね。 if [ $myPleasure -eq "$nowOfLife" ] ;then $chooseAnother else $keepGoing fi[インターネット(字幕)] 8点(2017-02-26 22:24:35)《改行有》 153. バイオハザードII アポカリプス 3以降を考えるとちょっと甘めの採点に思えるけど、 2は好きです。 ジルがしっくりし過ぎ、強すぎな感や やはりアリスの動きが尋常ではなく、 人類vs生物兵器、というより生物兵器vs生物兵器な映画に感じる。 とはいえ、追跡者とのバトルには手に汗を握るし、 リッカーが襲ってくる場面には緊迫感と恐怖をきちんと感じる。 バイオハザードに期待するものをしっかりと見せてくれて面白いです。[インターネット(字幕)] 7点(2017-02-26 18:00:31)《改行有》 154. バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 アカン。 ゾンビの怖さはないし、ボスのような鉄斧男も結構走って機敏で単なるアスリートみたいだし、 クリスとクレアの再会シーンとバスケ選手が実は生き残ってた、ってのが感動はせずとも 妙に印象に残っちゃう。 そんなゾンビやウェスカーに印象が残らない作品。[インターネット(字幕)] 4点(2017-02-19 12:09:47)《改行有》 155. コラテラル 《ネタバレ》 のっけからクールなタクシー運ちゃんが出てきたと思ったのに、 巻き込まれてワタワタとし始めてクールな印象もどこへやら。 そうかと思えば、依頼主の前で絶妙に微妙な啖呵を切ってみたり、 格好良さがいつのまにか、巻き込まれ人としての悲哀さへと変わっていく。 アクションらしいアクションはない、 サスペンスらしいサスペンスもない。 主人公2人のキャラクタはたっており、魅力的に思うが、 アクションやサスペンスのドラマ性が希薄のために、 ヴィンセントが死ぬシーンにもいまいち思い入れが沸かなかった。[インターネット(字幕)] 5点(2017-02-19 12:06:58)《改行有》 156. グラン・トリノ ぼんやりと見ても、真剣に見ても、ついつい考え込んでしまう。 どうやったらこんな画の中に生きることが出来るのだろう。 何年たっても、このような想いの食い違いだったり、 近場に災難を被ったりするのだろうけど。 人種、育ち方、本当の家族、自身の人生結論、 すべてがストーリーとして一つになって、 映画としてみられる。 これは自叙伝なのか、それとも。 少なくとも想像だけ、でつくることのできる映画ではないと想います。[インターネット(字幕)] 10点(2017-02-15 23:05:07)《改行有》 157. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 天才の一言でかたづけるには重い、 戦争を解決した英雄と賞賛するには悲しい、 哀しいと表するには偉大である。 クロスワードパズルを解くという、好奇心に溢れた思いが、 どこで同僚の兄以上に戦争に解読を活かすという狡さに変わったのだろう。 あるいは、パズルとはそういうものだろうか。 並び替え、普通ではないような途中経過(人生)の後に、 自身の答えがある。 チューリングマシン、その先に私は今、文を打っている。[インターネット(字幕)] 10点(2017-02-13 22:16:24)《改行有》 158. ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 格好つければ格好つけるほどにパクッといかれるのが、 良い意味であきらめが良い。 尋常ではないスピードで襲ってくるサメは ジョーズの迫りくる恐怖感とはまったく違うが、 いわゆるパニックものとして楽しむことができた。 バードは生き残って欲しかったが、バードのかたきに燃えたからこその生存かもしれないな。[インターネット(字幕)] 5点(2017-02-12 21:12:02)《改行有》 159. インサイド・マン 《ネタバレ》 完全犯罪となったかのような結末だが、 実に犯人像は人間味のあるような形で描かれている。 それは子どものゲームをむごいと言ってみたり、 弁護士にナチスと組み人をダシにして設けた資産家を揶揄したり。 デンゼル・ワシントンの演じる刑事もまた強烈なインパクトがあり、 犯人よりもむしろ過激に、きれる人物として立ち会っており、 強盗と警察の退避の面白みがとてもくっきりとしている。 サスペンスとしての、秘密を残しながら犯罪者の生き様を描くところがとても面白いのだが、 もうひとつ欲をいえば、人質から恐怖をより感じ取れるようなシーンがあれば、 緊迫感をもって最後までみれたのではないだろうか。[インターネット(字幕)] 7点(2017-02-05 21:21:00)《改行有》 160. ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM> 《ネタバレ》 最近みたルパンが2015年シリーズだっただけに、不二子の画に違和感。 全体的に画が合わず、悪役のチッチッチッと合わせた表情は最悪でした(悪役としてはハマっている)。 ストーリーとしては、次元の過去の因縁と核兵器をモチーフにした金を巡る争いで、 シリアス、笑い、感動のバランス、それぞれ小粒ながらも良かった。[地上波(邦画)] 6点(2017-02-05 13:45:12)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS