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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 タイトルからして「数が多けりゃ間違いないだろう」のバカ論理に物申すための映画なんだろうけど、そういうのに流されちゃう人たちに理解できるシナリオなのか??? 「ジュラシック・パーク」を最後に明るい映像を見せなくなったスピルバーグは画面の重さで何かを気取りたいのだろうか? 変に大人ぶった寒くて硬質な画がわざとらしくてはなにつく。不意に「ファントム・オブ・パラダイス」「サスペリア」のジェシカ・ハーパーを目撃できて嬉しかったのと、殺さない銃の登場に3点。[映画館(字幕)] 3点(2009-12-26 01:14:08)

142.  アバター(2009) 《ネタバレ》 かなり舞い上がって家族連れて観に行った。見終わった後、何度も「良かったぁ!」と口にしたのは妻の方。物語の感動度合いで言えば、僕自身は「アビス」と「タイタニック」の方がはるかに胸に響く。今作は「風の谷のナウシカ」&「天空の城ラピュタ」&「未来少年コナン」のシーンを生粋のファンタジー・アートにアレンジして贅沢なCG映像にした、SF版インディアン物語といった感じ。とくに爆弾やミサイルや戦闘機や歩行マシンに対して原始的な武器と生身の動きで対処する戦いは「未来少年コナン」。3Dについては、手でつかみたくなるような飛び出すものを期待したらダメ(小学生の息子はそこを期待した)だけど、高所映像の緊張感は出てると思う。2カ所ほど、足がすくむような映像があった。個人的にはラストを「アビス」の焼き直しして欲しかったけど、それやったら大抵の人が「またかよ」って思うんだろうな。科学知識を持ってリアルに見るSFとしてではなく、空想の世界を楽しむファンタジーとして観るべきSF。映像は奇麗です。【追記】日を追うごとにこの映画の高評価レビューが増えて、正直唖然。キャメロン大好きなんですが、この作品はそんなに良いと思えないし、映像も3Dがそんなにスゴいとも思えないです(正直、昔観た「13日の金曜日3」の方が3Dで観た甲斐があった)。CGは表情とかスゴいと思うけど、その技術にドラマが追いついてないと感じます。多くの方が指摘してる「ナウシカ」感も、「キャメロンはパクったのか?」って疑いたくもなる。ホントこの作品が好結果を叩き出して、キャメロンが間違った方向に向かって欲しくない気がしてます。【2014/8/26追記】『スマホが奪った550万人の命。高まるレアメタルの需要と終わりなき紛争』という記事を見ました。スマホなどで使われるレアメタルがアフリカで採掘されるのだけど、その背景にすごい悲劇が…。で『アバター』を思い出しました。この映画は『ダンス・ウィズ・ウルブス』がよく引き合いに出されるけど、原住民と来訪侵略者という図式はあっても、キャメロンがこの映画の根底に持っていた意識は、昔々のアメリカ大陸のことでは全くなく、現代のアフリカの惨状にあったのではと思います。「それならそれで、もっと真剣に効果的に訴えかけてくるもの作って」と思うので点数加算はしませんけれども、制作背景にコンゴへの気持ちがあるとするなら、その意志は買いたいと思いました。[映画館(吹替)] 6点(2009-12-24 08:24:23)(良:1票)

143.  アダプテーション 《ネタバレ》 まぁ、驚く展開もあって印象に残る作品にはなりました。けれど、この脚本家キライになりました。シナリオの先生からナレーションで表現するなって言われたのを、ナレーションでやっちゃうあまのじゃくっぷりは評価するけど、それ以外については、どこまでが真実かはさておき、こんなヤツとは付き合いたくない感じ。一番気になるのは、原作本を書いた人がこの映画をどう思ってるかってことです。映画の中で原作本を上から目線でダメ出しされて公開されても、金もらえて宣伝になるから良しとしたのだろうか? 僕が著者本人なら、邦画『ラヂオの時間』よろしく「お願いです、本の通りにやって下さ~い!」って叫びたくなると思う。さて、チャーリー・カウフマンと離れたスパイク・ジョーンズ監督の「かいじゅうたちのいるところ」は吉となりますか・・・。[DVD(字幕)] 4点(2009-12-23 03:16:05)

144.  7つの贈り物 《ネタバレ》 七つの描きの入れ込みにムラあり過ぎ。べつに七つの必要ないじゃん。それとも「自殺するなら、1人でこれだけの善行できますよ」って言いたいのか? 誰に見せて、どう感じて欲しい映画なんだ? 主人公の立場に近い人に提示したいのだとしたら、最低最悪の悪意に満ちた映画だ。生きる希望や力を与えるのがこういう映画の仕事じゃないの?? 死刑になりたがって関係ない人巻き込んで殺す人がいる世の中だけど、死刑囚の体は誰かに提供されないのかな? 自殺志願者を美談にいじる映画作るより、そっちの話し作ってくれ。[DVD(吹替)] 0点(2009-12-21 17:55:31)(良:1票)

145.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 好きか嫌いかと聞かれれば、好きと答える。けれど、どうも表現者たちの意図(姿勢)に疑問が残る。僕は生まれつきの障害を持ってます。成人後に事故で負った障害もあります。だから、この映画に出てくるキャラたちの構成をみると「障害」はキーワードなはずと思えます。ニモは生まれつき片ヒレ小さいという障害があるし、ドリーは記憶障害だし、ギルは傷だらけの体だし・・・障害ではないけれど生まれつきのサガに抵抗しようとがんばるサメの存在も。そこまで障害を持つものにこだわったのに、キャラがそうでなければならない理由が伝わってこない。「障害者でも立派に普通に社会の参加者」ってだけ? ニモは誰からも「なんで片方のヒレが小さいの?」とか気にされないし、それが原因で悩んだり傷ついたりな出来事は起きない。ギルもあれだけの傷を負ったら凄く後ろ向きな部分だってあるはずなのに感じさせない。障害を持った者やその保護者に何か勇気や解放を与えてくれると期待したけど、そんなものはドリーのキャラ以外に特別ないし、結局はそれに触れないことで「気にしてるのは自分だけで、他人は何とも思ってないよ」ってこと? 障害者の親を含めて結局「心配し過ぎ、がんばることを諦めなければ、なるようになるよ」ってこと? でも、あれだけわざわざ表舞台に引っ張りだしておいて、意志は買うけど、ちょっとお気楽すぎでいい加減じゃないかなって気もします。下手な上から目線のエール贈られても気分悪いけど、欲張り過ぎ。イソギンチャクに住むクマノミが主人公なら、一点「共生」テーマに集中すればいいのに、それでも「仲間が一体になれば」という安直さは気分悪し。点数は美術に対して。[映画館(吹替)] 6点(2009-12-18 18:57:11)

146.  小説家を見つけたら 誰にでもお勧めしたくなるような面白さはないと思うが、歳を重ねてからのショーン・コネリーが好きな人には強く勧めている作品です。インディー・ジョーンズの父役と、本作の作家役の彼は最高だと思います。世代を超えた友情が描かれるのも好きで、僕はこの作品と「グッドウィル・・」や「セント・オブ・・」との類似を思ったことはないが、デンゼル・ワシントンの「ハリケーン」と似たパッションを感じます。なんというか、一冊の本を書いたまま世界から隔絶している男と、世間から置き去りのそのその存在に強い関心の目を向けた才能ある若者が、互いにその存在によって救われていく姿に、そう感じます。ストーリー展開としては本作の方は地味目ですが、なんとなく凄いと思うのは、小学低学年の息子が気を逸らすことなくじっくり見入って、この映画を忘れていないのに、ちょっと驚きなのでした。[DVD(吹替)] 6点(2009-12-18 14:18:33)

147.  A.I. 《ネタバレ》 何の前ふりもなく終盤突然にUFOがやってくる。いくらSFだからって、これってストーリーテリングのタブーでしょ。オープニングで遠い未来の誰もいなくなった地球にUFOがやって来て、少年ロボットを発見するところからスタートすればいいんとちゃう? 宇宙人、存在感がウソっぽすぎ。[映画館(字幕)] 2点(2009-12-17 20:50:43)(笑:1票)

148.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 「マイノリティー・リポート」もコレも、トム・クルーズがスピルバーグに持ち込んだんじゃなかったですかね。どちらもけっこう裏側にネット社会を意識したところを感じます。「マイノリティー・・」のクモ型ロボットも、一度疑心暗鬼になったら救いようがなくなる環境とかそうだし、本作はもちろんリアルなウィルスもあるけどネット上のウィルスとかハッカーとか非常に意識している気がする。で、本作の宇宙人は原作通り地球のウィルスにやられるんだけど、この宇宙人自体がウィルス的な体質なんですよね。発現するかなり前に既に潜伏していたりして・・・。地下室に侵入して興味津々で写真を手にとり嘲笑ぽい反応したり、これはもうハッキングの暗喩だろうと思う。でも、そういうスパイウェアやコンピュータウィルスを意識してみても、その撃退法がウィルスでは、メタファーとしてみてもオチはどうにも救いようがない。日本で宇宙人を撃退したのは大阪じゃなく秋葉原が良いと個人的に思ったり。原作発表当時には鋭い結末でも、この時代にウィルスに無知な宇宙人はいただけない。ウィルスの存在しない星に暮らしていたとしても、ポッドを凄い昔に潜伏させておいたり密かに監視していたなら、気づかなきゃバカでしょ。この時代に原作オチのままなら、時代設定も何もかも原作に忠実にやってくれた方が良かった。点数はトライポッドの登場の出来に対して献上。 【2011-6-11追記】娘のアレルギーを知らないほどの父親なら、もっとスゲー無責任で子供にこれっぽっちも感心ないと思うし、父にあそこまで冷たい子供もちっとも魅力がないし反抗動機も見えず共感し難い。単に血のつながりだけで愛情なんて持続できない僕の場合だと、いくら我が子でもあんな感じ悪いガキは「宇宙人に殺されちまいな」と思うし、必死で助けようとは思わないし、困ったことになればここぞとばかりに「ほらみろ」という態度を見せて傍観する気がします。【2016/2/19追記】レビューを読んでいて、H.G.ウェルズの有名な原作小説を知らない人たちが一杯いることにビックリ! 原作を知らない人にとってあのオチはまさに免疫なくて堪え難いでしょうね。原作小説は産業革命による搾取をモチーフにしていると聞いたことありますが、そういう背景知らない人はこの映画が911に対するどうたら言ってて面白い。で、僕はといえば原作に対して「産業革命がなんたらの以前にアメリカ大陸侵略の歴史があるじゃん。アメリカの原住民を大量に虐殺した上に、持ち込んだ病原菌で原住民が激減し、しかもインディアンに毛布を配って天然痘を流行らせるという卑怯な細菌戦までしたんでしょう?」と突っ込みたくなります。アメリカ大陸侵略をモチーフに考えたら、この物語で細菌によって滅びるのは人間の方だ。宇宙人は映画『アンドロメダ…』並みの未知の恐ろしい細菌をばら撒いて人間を絶滅させる話にできる。人間は自分勝手でワガママ放題だから生きる価値なし、広大な宇宙の自然が作り出した微生物によって、身勝手地球人は淘汰された…という話にできる。今回の映画化における家族の体たらくを描くなら、そうしてくれた方がスッキリする。でなければ、気分悪い兄妹をもっとまともなキャラにして欲しいし、かくまってくれた者を殺しちゃうというのもナシだよ。内容的にはほんとは0点にしたい。[映画館(字幕)] 2点(2009-12-16 01:40:02)(良:1票)

149.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 なんとなく気になった横道に入り込んじゃって、とんでもない世界に迷い込んじゃう導入は大好きです。でも、カオナシはインターネットのことぽくて「なるほどね」な感じもしたけど、千尋につきまとう理由がよく分からないし、しつこく付いて来たあげくに徹子の部屋に残る理由も分からなかった。双子の黒柳徹子はいつ何がどうして価値観や立ち居値がちがうのだろう? キャラのいろんな行動に理解できない事柄が多すぎます。最後に千尋はどうしてあのブタたちの中に両親がいないと確信もって答えられたのかな? ちゃんと答えがあるのかもしれないけど、とくに知りたくも思わない謎だ。つまり話しが上手じゃない。点数は導入部分と雰囲気に対して。[映画館(邦画)] 4点(2009-12-15 21:36:25)

150.  ヤッターマン(2008) もうサイテー! 100円だったから軽い気持ちで「子供が楽しめて、大人は懐かしんで」というつもりでレンタルしたけど、ヤッターワンがボインメカの前で鼻血出してからどん引き! この程度のくだらんものは家族で楽しめる安全圏でまとめておいてくれ~! それにマンガのノリにはほど遠いテンポの悪さ。もっとシャキッと編集しなさい! 100円じゃなかったら怒ってた。個人的には、ものすごくボヤッキーを笑福亭笑瓶さんで見てみたかった。[DVD(邦画)] 1点(2009-12-11 20:28:07)(笑:1票)

151.  おくりびと 《ネタバレ》 やっと観ることができました。黒澤映画以外の邦画はいまひとつ重量感がなくて軽い気持ちでしか付き合えないんですが、自然に笑えたり泣けたのは良かったです。「アカデミー賞穫れて良かったね!」の気持ちとともに「これで穫れるんだ・・・」との思いもなくはないですが良作だと思います。家族友人知人も自分自身も、いつかは必ず死んで誰かのお世話にならなきゃいけないことは分かり切ったことなのに、あんな差別的な態度を取る人が実際にいるとは信じられません。この映画を一緒に観た妻が「旦那の職業にいちいち不満言うよりも、黙ってチェロに大金はたいたことを騒げよ」と言ってましたが、その通りだ。[DVD(邦画)] 5点(2009-11-02 19:15:58)(笑:1票)

152.  パンズ・ラビリンス 《ネタバレ》 なにこれ・・・・? これで「めでたし」なら、どんな誰の人生もハッピーになれるんだし、誰にどんだけヒドイことしたってOKだね。想像してごらぁ~ん・・・・ こんな映画作ってる暇あったら病院行きなさい! ストーリーは・・・何したって自分は幸せになどなれっこないと確信するキモヲタが、冷たい視線の非道なリアル世界に見切りつけて決別し、でも自殺するほどのことじゃないし「そもそも誰にも迷惑かけてないのに、なんで世間は俺に冷たいんだ。悪いのはお前らじゃないか」と思ったりしたもののリアル世界と対峙する気力も術もないし・・・せっかく生まれたのだから「生まれてきて良かった」と喜びを享受するため妄想ワールドで幸せをゲット。リアル世界では死んだも同然の存在だが、彼は妄想の世界でずっと幸せ。そんな話です(ウソ)[DVD(吹替)] 0点(2009-09-03 16:16:24)(笑:1票)

153.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 この映画を見た頃、「世界に一つだけの花」という歌がヒットしていました。大嫌いな歌でした。「もともと特別なオンリーワン」なんて気の抜けた冗談。あの歌が嫌いな理由を、インクレディブル家の長男がズバリ言ってくれました。「じゃあ誰も特別じゃないってことだ」。このセリフ一つでグンと高得点に。運動会でみんな仲良くゴールインだとか、学芸会ではみんな仲良く主人公だとか、おかしくなった教育現場は日本だけではないのか? 出る杭は打たれるのも日本だけではないのか? とアメリカの現状を考えてしまいました。それとも日本が最も映画ビジネスの鴨なのか? これまでのアメリカらしからぬ、とても日本的な内容だと感じました。面白かったけれど、持てる力を存分に発揮することを良しと出来ないラストの運動会は、ちょっといただけませんでした。[映画館(吹替)] 8点(2009-08-08 03:32:52)(良:2票)

154.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 これを観るずいぶん前にデニーロ主演の「真実の瞬間」を観て、赤狩りの酷さを知りました。多分、その映画のおかげもあって、この作品はとても感動できました。ジム・キャリーが墓地で抵抗しきれない現実を訴えるシーンがとても好きです。ずらりと並ぶ墓を見て「こんなふうになるんだ」と言い放つシーンがあるからリアリティーが与えられたと思うし、その人たちが死と引き換えに護ったものの尊さに焦点が当たるクライマックスが光ります。「造反」という言葉のトリックを使って思想信条を束縛した日本のむちゃくちゃ政治の時期にこの映画を見て、ちょっと嬉しくなったのを思い出します。[DVD(吹替)] 8点(2009-08-08 01:58:59)

155.  ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 《ネタバレ》 オープニングで「キャリー」と「コンペティション」以来ながく顔を見ていないエイミー・アービングの名が出てきて楽しみにしていたんですが、どこで出てきたかさっぱり気づきませんでした。ダコタちゃんの演技って、良いんですかね? 私にはベタベタにしか感じませんし、他は「宇宙戦争」しか見てないけど、わがままでイヤな女の子に見えるばかり。この映画よく分からないのは、エリザベス・シューが窓から落ちてすぐのデニーロの描写です。全部チャーリーの仕業なんですか? それともダコタちゃんが実は二重人格になってるというラスト落ちが重要なんですか? ダコタちゃん、いつ何時豹変するか分からない父ちゃんと、そんなふうに平静装って過ごせるの? こんな作品で「シックス・センス」と比べるキャッチなんか付けないでください。[DVD(吹替)] 2点(2009-08-07 23:42:05)

156.  ブタがいた教室 《ネタバレ》 以前、この映画の元となった授業のドキュメンタリーを見ていたので、興味があってDVD借りました。たくさんの映画を見てきたし、歳もとったし、ちょっとやそっとじゃ感動しなくなっていたはずなのに、涙腺全開でした。こんなふうになったのはこの映画が初めてです。泣けたのは、子供たちの真剣さです。全く興味関心のなかった妻夫木さんの演技も自然だったし、最後の決意表明のとき頬が震えるのも感心しちゃいました。ただ、二度目見た時はなぜかまるで泣けませんでした。「なんかちがうような~?」という気がして。確かに生き物の肉を食って生きているわけですが、やり始めた以上の責任のこともありますが、それと「情」の問題を同じ天秤で量っている気がします。たとえば「ロボットに感情があっても、結局はただの機械なのか?」というのと同じ。山でひょっこり出くわした鹿やイノシシを撃ち殺して食べたり、特別な情もなく何十頭もの牛や豚を飼育して出荷することと、この問題を一緒にしてしまっていいのだろうか? ニュースで知らない誰かが殺されて「他人事」で「ひどい事件だね」と呟くことと、身内が同じ目に遭うことは違う。そこに人間が持つ「情」の重さがあるし、それがあるからこそ友達が出来たり、身分や人種や信条を越えて分かり合える出来事があったりするのじゃないだろうか? たとえば大昔、闘技場で猛獣と殺し合わせる為に奴隷(人間)を養うという(神様に捧げるという大義名分付きの)話だったら、それでも最後の決断は???・・・と考えたりできたのだし、この映画は「正しい意見も間違った意見もない」と多くの考えを引き出していく大きさがあったわけだから、初見の感動をそのままに10点です。子供が魚を残さず食べるようになったと語るピエール瀧さんのシーンが我が子にも伝わっていたら良いなと思います。[DVD(邦画)] 10点(2009-08-07 22:58:56)(良:1票)

157.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 同じ金払うなら「ターミネーター4」が観たかったけれど、テレビ戦略にまんまとひっかかった子供の希望を優先。「ま、いいか。いつもそれなりに面白いから」と思っていたら大間違い。ダラダラ長くてつまらない。「もうそろそろ終わりそうな時間だけど、どうなるの? まさか・・・まさか・・・」と思っているうちに「まさか!」な中途半端な終わり方をしてくれました。「ロード・オブ・ザ・リング」の1作目を見終わったときの気分。げっそり。マルフォイが何を企んでいたかも理解できず、ダンブルドアがいなくなってもダースベイダーがルークの父と知った時ほどの衝撃もなく次回が気にならない。残ったのはロンのお笑いくらいでした。 【追記】原作読まないと面白くないことを学習しろみたいなレビューに腹立つわ!(笑) 映画は映画として独立して面白くなきゃ「作品」でないと制作側が学習すべき。だいたい強い興味もないのに子供の付き合いで銭はたいて、親子ともに「つまらねー!」と思わせたのは罪だ~! 次に子供が劇場公開を見たがっても、絶対に「前、面白くなかったろ。DVDになるまで待てばいいじゃん」て言い通す。絶対に何千円も出してまで観ないから。って、今頃学習しました(T_T)[映画館(吹替)] 2点(2009-08-07 19:29:45)

158.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 ラストで言われなくても、何でもコピーマシンが出てきた時に「騙された」と悟りました。あんなマシーンを手に入れたら、セコい復讐など忘れてお金とかたくさんコピーしちゃう。それでも復讐したいなら、自分をコピーするより敵をコピーして生活めちゃくちゃにした方が良くないですか? こんなSFネタを堂々と繰り出して、マジシャン同士のスケール小さなお話に終始。阿呆らしすぎ。こんなのが堂々と公開されるのなら「セロは実は宇宙人なのだ!」みたいな話を真面目に作った映画を見た方が面白そう。 アンディ・サーキスはゲイリー・シニーズとどこか似てる気がした。[DVD(字幕)] 2点(2009-07-01 17:54:25)(笑:2票)

159.  幸せの1ページ チラシの解説を読んで興味を持った。ジョディ・フォスターが出てるならいいかもと思った。「300」のジェラード・バトラーはどんな雰囲気に変わるのかも期待した。・・・騙された・・・。完全に子供向けの内容。でも、子供だって面白く思わないと思う。[DVD(吹替)] 2点(2009-06-28 03:15:55)

160.  インクレディブル・ハルク(2008) 子供の為に借りたからいいけれど「こんなストーリーじゃ脚本段階で面白くならないのが分かりそうなのに、演技派そろえて撮っちゃいましたか」という感想。登場人物たちの愛憎や葛藤の描写は薄っぺらく、ハルクの強敵となるティム・ロスのキャラも危ない感が足りない。CG感もろ出しのCGはげんなりするし、クライマックスの怪物対怪物の戦いも、街の一角でのこじんまりした範囲内の格闘技に終わった。それも一匹は軍人で「戦いてぇ~!」と飢えているキャラだいうのに、格闘技ファンを唸らせるようなシーンもない。巨大オス2匹が死闘を繰り広げて街一つダメにしないなら、スティーブン・キングの少女キャリーの方がよほど怪物。エドワード・ノートンはその気になれば「アメリカン・ヒストリーX」の時のようにマッチョになれるのに、そういう体型にしなかったのは必要ないと判断したからかもしれないけれど、ハルクに変身後とは顔立ちから何もかも違いすぎて全くの別人過ぎます。「アイアンマン」につなげたラストだけが印象に残った。[DVD(吹替)] 3点(2009-06-28 02:47:15)(良:1票)

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