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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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141.  ドラゴンボールZ 神と神 《ネタバレ》 ドラゴンボール同窓会映画 破壊神ピルスが例えるなら会社の社長がたまたま社員の誕生日会に来ちゃった的な話 へこへこしたベジータが素敵だった 毎度のことながら強さは完全にインフレ状態 ドラゴンボールすらもビンゴの景品 この慢性インフレ状態に終わりはあるのか(笑) 社長もまあまあな社員に満足して帰る的なラスト 結構笑いながら楽しく見れるいい映画だった[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:04:45)

142.  プラチナデータ 《ネタバレ》 思ったよりずっと面白かった でもなんかすっきりしないんだよな 全体がなんか薄いというか実が無い感じ プラチナデータそのものの謎が過去に何度もあったつまらないオチだった事とか、そもそも事実無根の殺人で闇雲に逃げる主人公の定番な行動とかのせいだろうか すべてが既視感のかたまり それでもDNAで犯人を特定するシステムとか、監視カメラで逃走犯を追うシステムなどのグラフィックは良く出来ていて前半のスピード感はなかなか引き込まれた 途中のバイクチェイスあたりから中途半端なアクションが退屈でだらだらした感じになる むしろこの主人公にアクションは似合わないので無くてもいいんじゃなかろうか  主人公が逃走中に工場の窓から落ちて配管にぶら下がるあたりのアクションが割にハラハラさせたのでこのあたりで止めておくべきじゃないか 007ばりのバイクチェイスはこの主人公には違和感が有り過ぎる 鈴木保奈美演じる水上博士がプラチナデータを守ったり杏(アメリカのエージェント)を殺したりする理由が良く判ら無い なによりも杏を殺したのが 鈴木保奈美らしいという解釈も見る人まかせだ キーアイテムの「モーグル」も蓼科兄弟がどういう目的で作ったとかもよくわからない そもそも物語の骨子の主人公が逃走犯になった理由を観客が理解できたのか そこが投げっぱなしなのでこちらが推察するしか無い なにもかもおもしろくなりそうなエッセンスだけを詰め込んで説明は何もなしなのがこの映画を説得力が無い薄っぺらい感じにしたと思う 主人公の多重人格とかちゃんと描けばもっと深い物になったはずなのに残念だ 後半主人公と刑事のバディ感が生まれるがイマイチ希薄でトヨエツの刑事とのラストシーンがカタルシス不足だった しかし色々ダメ出ししてしまったが、あれこれ考えず楽しんで見るには十分な出来だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 11:59:54)

143.  任侠ヘルパー 《ネタバレ》 テレビシリーズとの繋がりはほとんど無い 前回の登場人物がほぼ出ないのはちょっと不満だ 冒頭コンビニ強盗を一蹴するくだりは掴みとしては抜群だ テレビシリーズよりもかなりシリアスでハード しかし主人公がホームを老人運営する過程にディテールがまったく無い 各老人達の過去の技で経営を立て直す具体的なシーンがちょっとでもあるとリアリティが有ったのに残念だ 主人公も過去のヘルパー経験の技をチラっとでも見せてくれればおお、って思ったのに 草薙くんはいつもテレビで見るとなんてこと無いのだが、こと役者になると抜群だ あの微妙な存在感がいいのかな ヒロインの母親を主人公のホームへ入れる過程はベタだがけっこう泣ける ラストシーンを含めて役者の顔がアップにされるシーンがスローで効果的に使われていて、ありきたりだがなかなかうまい演出だと思った[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:28:42)(良:1票)

144.  パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT 《ネタバレ》 シリーズのスピンオフ物日本版 一作目の続きということになっている シリーズの中ではあまり評価されていない様だが私的には結構すき 何かが起こりそうで起こらない具合のバランスがいい シリーズを見直すと本家の方が本当に何も起こらないのに気づく むしろこの作品の方が色々事件が起こって楽しい 反面シリーズ中新しい事がまったく取り入れられて無い このシリーズ、カメラが増えたり首ふったり赤外線とか毎回新しいアイデアで楽しませてくれる あいかわらず話が佳境になっても家から逃げ出さないのはこのシリーズの伝統かな 主演の姉弟の二人の掛け合いも中々リアル カメラを嫌がるおねーちゃんをカワイくなだめる弟とか実際にありそうな感じがいい おねーちゃんのもイケメンの弟に甘えられて「もう、しょうがないなぁ」みたいな感じがカワイイ おねーちゃんも綺麗だし羨ましいぜ エンディングは不可解 相変わらずホラー映画のエンディングは難しいと思った しかし傑作シリーズのスピンオフ物としては恥ずかしく無い出来ではなかろうか[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:25:43)

145.  BRAVE HEARTS 海猿 《ネタバレ》 このシリーズは回を重ねるごとに良くなってる 冒頭の船舶事故のVFXは良く出来てる 全体的にCGの出来は良い 相変わらず主人公の私生活部分のバカっぷりが鼻につくがシリーズ通してのお約束なのでしかたがないか それにしても時々「この筋肉バカしね」って思った(笑) 時任三郎の演説も比較的短めで「一分一秒を争う時にくずぐず演説してんじゃねいよ」的なイライラも少なかった 毎度の大きいテーマ「バディ感」もかなり臭いがコテコテでわかりやすい 全体的なスピード感もちょうど良くて危機においてもチームに死人が出ないのはこのシリーズを通してなかなかいい なんだかんだ言ってもハッピーエンド好きの人にはお勧めのシリーズだ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 23:22:48)(良:1票)

146.  言の葉の庭 《ネタバレ》 新海誠の新作46分の短編 この人は短い話の方がいいな 今までも長い物でもオムニバスになっている 光の描写がめちゃウマイ監督だけど今回は雨 写り込みがキレイだがここまで来ると部分的にCGのようだ 水たまりの描写とかリアルすぎるかも「秒速5センチメートル」ぐらいが一番バランスがいい気がする この人の作品は主人公が結構へたれだけど、今回はちょうどいい具合でやはり心に傷を持つヒロイン共々共感できる ヒロインの病んだ感じは冒頭の荒れた部屋でしか表現されない、後半で部屋がきれいになっているので主人公と出会って癒された感があるがもう少し劇中のヒロインの病んだ部分が表現されてるとエンディングのカタルシスが大きくなったと思う 新宿の景色はどこも見覚えがあってノスタルジック 新宿御苑を俯瞰で見る風景は私の大好きな景色で良く見る機会があって懐かしくてそれだけで心が奮えた お話は「耳をすませば」を彷佛とさせる瑞々しいラブストーリー 見終われば気恥ずかしいぐらい純粋なラブストーリーで、ラストは直球ど真ん中だがいいんじゃなかろうか この後の二人の幸せを祈りたい気持ちにさせられた[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:46:22)(良:1票)

147.  悪の教典 《ネタバレ》 まったく予備知識無く見ればかなりおもしろい しかし予告編がおもいきりネタバレだ 後半の虐殺シーンの問答無用さは邦画では初かも ジャズの名曲「マック・ザ・ナイフ」にのせて次々に生徒たちを虐殺するシーンは秀逸 必ず二発撃ったら弾を補給するなど、上下二連のショットガンの扱いとかもリアル 三池物では久しぶりに面白い この人はムラがあるな まぁ、ほとんどハズレるんだけど(笑) 以前この類いの秀作「ホステル」にちらっと出演していたがその時にインスピレーションを得たのかもしれないな エンディングではAEDの録音で主人公が窮地に陥るならば生徒が二人生き残る必要はなかったんじゃなかろうか あの二人も生き残りそうで、でもやっぱりだめだった、みたいな方がAEDが再生されたときのカタルシスがあるし、主人公の目論みが成功したかに見えた方が、屋上から落ちた生徒が生きていそうだったのにも唯一の生存者として次に繋がりやすい 後、蛇足だが山田孝之のドラムのシーンは必要だろうか?なんかのサービスカットか 主人公が殺人鬼になる過程はほとんど描かれないので続編に期待する[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:39:01)

148.  あなたへ 《ネタバレ》 高倉健を見ているだけで楽しい たけし始め豪華キャストを見ているだけで楽しい 稀少動物園のようなそんな映画。 奥さんが死んで散骨をするために富山から長崎まで車で旅をするロードムービー タイムリミットは10日間、車はキャンピングカー お金も暇も充分ある、この設定では話は厚くなりようがない しかしさすが高倉健、それでもごく普通の人達と出会い真摯に向き合うだけで見惚れてしまう力が有る 流れて行く風景は驚くほどに綺麗 特に富山での神輿を担ぐ祭りのシーンはよかったな あの場所で奥さんの写真を撮りまくる健さんを見るのはのは楽しかったし、楽しさの裏返しに結局遺影になってしまってそれがやたら哀しかった しかし何故かカメラワークが重みにかけるんだよな カメラが木村大作じゃないのが惜しまれる 照明がとくに悪い ヒドいのじゃ無くて悪い 大作にありがちなベタな光 のっぺりとしたライティングでドラマチックな感じを損なっている 大物キャストがシャドウになって顔が見えないなどを防ぐためだろうが、逆光の風景と人物両方をライティングするのでまるで美しい画面に合成された人物のようだ むしろ風景として人物をシルエットにする思い切りがドラマチックさを演出するのに残念だ 後、演出がいくらなんでも地味すぎる もう少し盛り上げてもらいたかった わざわざ長崎の局留めの手紙がさようならの一言だけなんて健さんじゃなくても途方に暮れる しかし上品で静かな大人の映画である[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:39:42)(良:2票)

149.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 《ネタバレ》 やっぱりこうきちゃったかと言うべき不可解さ なんだか良く解らないけど凄い的な? もう地球が赤すぎて破壊されるカタルシスはどこにも無い これ、誰が守りたいの? 聞いた事も無い「ヴィレ」という組織が出てくるが「おめえ誰だよ」と言う以前に、こんな地球の何を救いたいのかがすでに不明で、1ミリも感情移入出来なくなった自分 ネルフ~かむばっ! あ~ぁ置いて行かれちゃったよオレ この先「ああなるほど」等と思う所に落ちる事は、絶対に無い事が判って愕然とした俺 まぁ、これまでテレビシリーズを含め劇場版まで全て見てきたんだからつきあうけどね 祭りだ、まつりでぃ!(ヤケクソ)[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 16:23:35)

150.  苦役列車 《ネタバレ》 とにかくキャストが抜群 メインの3人以外でも周辺の登場人物達、たとえば花岡じったとかマキタスポーツとかいい所にいい人が。森山未來はうまい、本当にうまい。この人は結構嫌な奴な感じだけどやな奴をやらせたらほんとに抜群だな 高良健吾, 前田敦子もこれ以上ないほどのキャスティング 劇中、海に3人で戯れるベタなシーンが二度もでてくるが、どうしようもない主人公がもっとも楽しかった友達と遊んだ、彼の長い人生の中でも得難い貴重な思い出なのだろうと思うと何故か涙が出た  暴力描写も、少ないがピリッとした鋭い演出で程よく緊張感がある 青春映画としてはよく出来ているが原作とはかなりイメージが違うらしい セリフが純文学ぽくてちょっと違和感だがそのへんは原作通りなのかな? でも原作を先に読むと評価が違うかもしれないな ちなみに、前田敦子を下手だと言う人が結構いるけどAKBという逆評価される偏見によるものじゃないかな マキタスポーツがうまいと言いやすいのと同じ様な(決してマキタをけなしてるわけじゃないが)前田の映画はほとんど見たけど下手だと思ったことはない むしろドラマなどは他の主要キャストを凌駕していると思う事が多かった[ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-16 15:42:36)(良:1票)

151.  ホットロード 《ネタバレ》 のーねん(能年玲奈)はイイ…以上! っていう感じ 特にパッとした演出も無く、淡々とした平坦な物語 エロも、暴力も、酒も、シンナーも、かけらも無いのはこの話を進める上では無理がある 途中のチューのシーンもあそこまで見せないなら、わざわざ口移しで薬を飲ませる無理無理な演出をする意味があるのか チューぐらいちゃんと撮れよって思った ヒロインが主人公に惹かれる演出も少ない 子供の恋愛なので仕方が無いのかもしれないが、恋愛が深刻でなければ全体的には暗い話なので説得力に欠ける 恋愛がメインなのか、未熟な親子の邂逅がメインなのかが中途半端でどちらもちゃんと描いていない 上っ面な熱いセリフと、小綺麗な言葉で埋め尽くされているのは中高生以上の年齢には気恥ずかしい 悪人も出てこない 制服のスカートが長かったり、70年代の名車が揃っているのに、ディテールをまったく描かないのでノスタルジックな感じも皆無 これでは時代を70年代風にした意味がない 今の中高生達に怖い暴走族はピンとこないだろうし、中高年のノスタルジックにも訴えかけるものが無いならば誰得な設定と言えるだろう ラストも族同士のバトルに向けて盛り上がって行くにもかかわらず、戦わずしてトラックに轢かれて重体とか、笑っちゃう展開には呆れる 妙に引っぱる演出が、これは生還するんだろうなと思ってたら、案の定生還してハーピーエンド 自転車でリハビリして、子供の三輪車に追い抜かれる笑っちゃう演出 これならただ歩いた方がリハビリになるだろう 半身不随なめんなよ[ブルーレイ(邦画)] 6点(2016-05-16 00:02:41)

152.  キカイダー REBOOT 《ネタバレ》 前半20分のバトルシーンとかはまぁまぁいい しかし原作のいい所がまるでない キカイダー REBOOTというタイトルもどうかと思う わざわざタイトルにREBOOTと付ける必要があるのか エンディングのスタッフロールを見てようやくわかったが、この映画はテレビシリーズのキカイダーをリスペクトして作ったものか このエンディングのセンスは監督としてもサイテークラス 最後に噴飯物の演出センスを披露して妙に納得がいった わざわざいまさらキカイダーを作ったのなら、原作漫画のいい所をストーリーに取り入れて欲しかったが、そこにも気が付かなかったのだろう 特に自らのアイデンティティーに悩み、キカイダーの胸に抱かれて死んだライバル、ハカイダーの扱いはこの監督が本当にキカイダーという原作を理解してるとは到底思えなかった 元々このキカイダーという話は格主要キャラ達が自分の存在価値を問う話である この低レベルの設定でキカイダーをリブートしようと思ったのは何故なのか、小一時間、問い正したい(笑) しかし原作でマリと呼ばれたビジンダーらしきアンドロイドは結構良かったりするので、ちゃんとキカイダーの世界観をわかって作ったならばそこそこ見れたのではなかろうか とにかく作り手がキカイダーをただの子供のヒーローとしてしか捉えてないのがサイテーだ そもそも本田博太郎や原田龍二みたいなお約束なキャラは不要 原作で、自分の殺し屋としての存在を犬にも劣ると宣うワルダーのようなキャラを入れれば話が深くなるのに この話は監督を更迭して、キカイダーの世界観がわかる監督に、自らのアイデンティティーに悩むキャラ達と、絶対に外せないハカイダーのバイク白いカラスやら、キカイダーのサイドマシンなどのガジェットをちゃんと描けばロボコップ程度の傑作は出来るはずなのに 今からでも遅くは無いので次作は是非やってもらいたい もちろん違う監督で[ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-07-05 13:44:17)

153.  マイティ・ソー/ダーク・ワールド 《ネタバレ》 思ってた展開とかなり違った 今回はソーの故郷、アズガルドでの話 前回のスーパーマン並みのヒーローソーが地球で大暴れするシーンはほんのちょっと 前回以上の派手なCGはアズガルドと赤茶色い砂漠の星スヴァルトヘイムでのバトルシーンのみだ 地球でのVFX部分は楽しいが瓦礫の星では仮面ライダーの採石場バトルと変わる所が無い やはりマーベルブランドの映画に求めるのはド派手なVFXバトルなので舞台は地球にしてもらいたい しかしアベンジャーズにヒーローが地球で集合する為には、ソーがアズガルドでの王位継承を捨てて女を取るみたいなエピソードが必要なのはわかるのでしかたがないのか アベンジャーズのための消化試合のようなエピソードに思えた ヒロインも前作からうって変わってエキセントリックな性格になってるのもかなりの違和感がある ソーが完全に異星人で北欧神話から完全に遠ざかったのもつまらなくなった要因の一つ 前作のスサノオの様な堕ちた神からは程遠い 今回は妙に落ち着いていて、前作のいい気で脳天気なバカ王子のイメージもまったく無い 前作の「脳天気な兄ちゃんが超強力な神様」みたいな面白さがまったく無いのはかなり不満だ 最近のヒーローバトルにありがちなインフレ暴力には強いアズガルド人でも、ナイフやら剣のひと突きには弱いみたいなのも少し都合よすぎな設定でしらける キーになる「エーテル」というダークエルフの切り札が、こっち来たりあっちいったりするのも、なんのこちゃな設定に思えた マーベルお約束のエンディング後のおまけ映像に、スヴァルトヘイムから来てしまったモンスターが鳥の群れを追って空き地を飛び跳ねてるのが微笑ましくて可愛い[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-07-02 16:57:21)

154.  はい!もしもし、大塚薬局ですが 《ネタバレ》 48分の小品である はい!もしもし、大塚薬局ですがで始まってはい!もしもし、大塚薬局ですがで終わる 小洒落た作りである でもこの映画には合っていないと思った 始終斜めになったカメラワークも、なんか合ってない ラストの暗転が放送事故の様に長いとかも、本道の演出からわざわざ外れた小洒落た作りにする意味があったのかと疑問に思った 異常に長い暗転は荻上作品とかでもあるが意味が分からない シナリオはすごくいい 主人公の中学生時代の話は演じてる少年少女達も凄く良くてこの部分だけでも見応えがあった でも他のキャストがなぁ メインのヒロイン達が中学生に見えないのが一番の問題だ 主人公自身の中学時代の恋愛と同時並行して真面目なヒロインの恋愛に肩入れする話なので、今風の中学生に見える子達でキャスティングするべきだ 主人公の円城寺あやの盛りすぎな芝居も鼻につく 舞台じゃないんだからいくらなんでも盛りすぎ 展開はいいのだから真っ当に作ればとてもいい小品になったのに、ヘンテコなカメラワークと小洒落た編集と、間違ったキャスティングがせっかくのいい話をダメにしたと思う もう少し青春映画のみずみずしさが欲しい 岩井俊二が撮ったら良かっただろうなと思わせる小品だ[DVD(邦画)] 6点(2015-02-05 02:15:37)

155.  MONSTERZ モンスターズ(2014) 《ネタバレ》 相手を見るだけで思い通りに動かせる男が、唯一力が通じない男との宿命の戦い この宿命の部分に力が入りすぎていて違和感がある 藤原竜也が山田孝之を厭う理由が説明無しなのが一番の問題だ ひっそりと隠していた力を世間に誇示してまで自滅覚悟で山田孝之を葬ろうとする理由が無い 放っておいても問題は無いはずなので、あくまで葬ろうとする理由はこの映画を違和感無く見る上で最低限、どうしても欲しい所だ この話には磁石の様に惹かれ合って、必ず相手を葬り去るまで離れられない運命の理由が必須である 藤原竜也扮する名無しの男が何故名無しなのかとか とくに伏せておく意味が無いところまで説明が無いのは不可解だ ならば設定として除くべきだろう 特に意味のない設定(たとえばメインの二人が地図マニアだった話とか)なんの意味も無い話が多すぎる  設定がとにかくメチャメチャ 警察の対応も謎すぎるというよりもほとんど馬鹿としかいいようが無い 二人の友達やヒロインも含めて登場人物がマンガすぎ アニメのシナリオをそのまま実写にしたらこんな笑っちゃう設定になるかもって感じか この監督はとにかくディテールに気を使わなさすぎる しかし見ただけで相手を自由に動かせる超能力者と不死身の男との戦いは設定としては抜群で、この二人のバトルだけで2時間の映画を牽引した 藤原竜也の戦い方と警察の対応がもう少し納得出来れば結構面白かったはずなのに とにかくバカ設定がヒドすぎる映画だが妙な魅力もある 続編を匂わせているので次作は違う監督ならば見るぞ[ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-02-05 02:12:23)

156.  闇金ウシジマくん 《ネタバレ》 テレビドラマシリーズを見てないと今ひとつピンとこない映画だと思った まず主人公がウシジマくんなのかと思ったら、早々と警察に捕まってしまい後半までさほど出番が無い 従ってメインキャラはいろんなワル達にいじられて右往左往するチャラ男である 彼が主人公となって前半を折り返す展開は映画としてはどうかなって思った ウシジマくんがメインでないなら一見さんには物語の骨子がわからない ドラマのファンであればすんなり受け入れられる展開なのかもしれないが自分はまったくドラマを見た事が無いので片瀬那奈の存在とかは完全に謎だった ドラマではメインキャラだろうがちょっとぐらい解説がほしい その他のキャラもプロフィールらしき話はまったく無くウシジマくんでさえもただのシニカルな金貸しにしか見えなかった せめて主人公らしきウシジマくんの「人となり」ぐらいは未見の人にも判る程度に描けなかったのか 129分もあるのだからなんとかなっただろうと思うのだが一見さんにはまったく優しくない展開だ しかし主人公のチャラ男の追いつめられぶりは見事で、彼を見てイライラさせられる部分だけで2時間がかろうじて持ったという感じか 出て来る人間達もヒロインの母親を含めて徹底的にクズ野郎のバーゲンセールのようで、こんなに安いクズばかり出て来る映画も珍しい ウシジマくんの債務者に対する取り立てもドラマ性もない容赦なしなのは見ていて小気味が良かった しかし主人公不在の展開やらヒロインの芝居のダメダメさでちゃんと楽しむ為には、少なくともテレビドラマのファンである事が必須である[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-12-01 14:31:29)

157.  ゾンビアス 《ネタバレ》 グロはまだ良いがゲロやクソはちょっと勘弁と思ったが以外にウソっぽくて大丈夫だった ヒロインの体を張った演技で驚く、スゲーよ中村有沙! キチガイ博士の娘も結構巧くて驚いた この二人を見るだけでも充分価値がある ゾンビがお尻をむけて襲ってくるとか、おならで空を飛ぶとか、設定が突き抜けてるがもうひとつバカバカしさのテンポが悪いと思った あともうちょっとタタミかけるように笑わせてほしかったなぁ でも何故か評価が高い電人ザボーガーよりはおもしろかった[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-11-02 20:43:17)

158.  BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅 《ネタバレ》 とにかく端折りすぎ 最初の30分はまったくいらないと思った 少年アッサジが狼に食べられるエピソードのみ印象的に表現してくれればいい ブッダが悟りを開くまでのこまごまとしたエピソードをいちいちダイジェストで見せてくれなくても誰でも知ってるぜ まるで予告編を見てるようだった 声優もなんだか酷くて素人の俳優をキャスティングするジブリスタイルは肯定派だが、これはむしろ悪い方に転んだ 学芸会かと思った しかしブッダが悟りを開くエピソードはさすがに秀逸で、ここは誰が演出しても鉄板に違い無い しかしこれはただのブッダの青年期の話で、手塚治虫のブッダじゃない[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-10-10 18:51:37)

159.  大脱出(2013) 《ネタバレ》 大物二人のコラボ映画だが、「この程度だろうな」と思ってた程度の面白さを見事に一歩も出なかった 二人の大スターを見てるだけでも充分楽しいので損は無いのだが、脱獄の方法から主人公の脱獄コンサルタントという職業とか主人公の周辺にいたる設定がかなりテキトーでマンガっぽい 刑務所の様子もSF的なガラス張りの牢とか、船上の刑務所とか面白くなりそうな要素は結構あるのだが、二人の大スター以外は本当にざっくりで薄っぺらい お約束のサド趣味の看守とかも全然憎々しくない ステレオタイプなバカサドな所長とかもお約束どおりで、エンディングもパチンコ弾のような拳銃一発で終わるのもいまいち地味だ 会社の社長をスタローンの仲間が制裁を加えて終わるのも全然現実的じゃなくてしらけた 全体的には70年代のアクション映画を見てる様で既視感いっぱいだ 可も無く不可もない出来か[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-08-30 12:13:20)

160.  陽だまりの彼女 《ネタバレ》 前半、松本潤と上野樹里がとにかくカワイイ このカワイイ二人を見てればそれなりに楽しいが、いささかオヤジには気恥ずかしい展開だ しかしおしゃれな風景と優しいカメラワークでそれなりに見ていられる 後半はヒロインの出自がわかって来て話が暗い方にスイッチすると、オシャレな二人と最先端な職場などの背景がむしろ見飽きた韓流ドラマのような展開になって、イマイチ見ているこちらのトーンをダウンさせた やはり今時イケメン、オシャレ、悲恋は同時に描くべきでは無いな というか韓流ドラマとかが好きな層に向けて作ったのなら、がっかりするのはお門違いと言われてもしかたがないのか(笑) ヒロインの秘密とかの伏線はドラマ初頭からわかり過ぎるくらいでまったく意外性が無い なので、思った通りの悲恋に哀しみは無い あまりに想像通りなので以外なドンデン返しとかを用意してくれているのかと思ったが、それも無し しかもエンディング間際でキーエピソードの「腕の傷も無くなってしまうのかな?」というセリフが入る これはだめだろ このセリフが入っただけでオチが見えてしまった せっかくオーディエンスが腕の傷のエピソードを忘れかけていたのに 案の定、ヒロインの存在がすべて消えても腕の傷が消えてなくて、もしかして主人公はヒロインの事を忘れて無いのかも、というオチになる その直前の腕の傷うんぬんのセリフがなければ、もしかして印象的なラストになったのかもしれないのに、毎度のことだが演出がクドすぎる しかもそこで終わればまだ余韻のあるいいラストシーンだったのに、さらに再び二人が出会うラストまでが用意されていてイラッとした以上にハラが立った 思わせぶりにカメラがヒロインの顔を避けてパンする安いカメラワークに心底げんなりさせられる 何の為にヒロインの顔をタメるのか これで別の女優が出て来たら驚くが(笑) またまたなんでも解説して終わりたい余韻もクソも無い日本人監督特有の悪いくせが出たと思った 心底、観客をバカだと思ってるのだろうか この余計な付け足しが無ければいい年をしてても充分カワイイ松潤と上野樹里に1点プラスしても良かったのに残念だ[ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-07-28 23:34:04)

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