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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
141. 人類資金 導入部分が重厚でこれは面白い話になりそうだ・・・。 と思わせただけでしりすぼみでしたね。[DVD(邦画)] 3点(2016-12-02 09:59:57)《改行有》 142. ホットロード 原作は知らないけど能年さんが役を背負い切れてない気がします。 エンディング曲の尾崎豊よろしくの世界観の女性を描きたいとするなら 能年さん、繊細さはあると思いますが、 いかんせん暴走族の総長の女としては力不足でしょうかね。 「人生は夢だらけ」のようにキラキラした役柄なら不満もないでしょうが この役を演じるのであれば元々持つキャラクターを一皮脱皮しないと苦しい気がしました。 そもそも暴走族というテーマなのに常に繊細さを強調しようとしすぎて 時間が長くてしんどい。素人の感想ですが一辺倒な世界観ではなく 暴走族なら、もう少し荒々しい部分も表現された方がメリハリが付くんじゃないでしょうか。 作った人には申し訳ないですが私にとっては何の見所も収穫もない映画でした。[DVD(邦画)] 2点(2016-11-25 10:57:05)《改行有》 143. ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 自分に関わった人が死ぬという直視できない事実に直面した時、責任を感じずには 居られないのは人の逃れられない性だろうとは思うが、 柏木君の死の過程が余りに酷くて。それが全く感情移入できない原因になっている。 このシナリオだと、柏木君の死に同情・または共感出来る 要素がもう少しは必要だったのではないか。 どう考えても独りよがりの柏木君じゃある意味、死んで当然としか思えず、 神原君や藤野さんがそこまで背負うべき事では無いと言う考えから逃れられないので。 「理由をつけて誤魔化す術をしらない思春期の話・・・」言うだけではいかんせん弱いかと。 それだったら、まだ匿名の告発状を出した三宅樹里とマツコちゃんの話を 広げた方が良かったんじゃないかな。[ビデオ(邦画)] 5点(2016-11-22 09:21:02)《改行有》 144. 紙の月 うーむ。これが実話だったらまだ脳内補完できるのかもしれませんが これをフィクションでやる意味って。 不倫相手の少年に引かれあうシーンがバッサリはしょってるので いまいち入り込めなかったね。[DVD(邦画)] 4点(2016-11-22 09:19:30)《改行有》 145. 闇金ウシジマくん 論評が難しい作品。怖い物見たさじゃないが自分が知らない世界の映像化を少し覗いて見よう。 そんな感覚だろうか。しかし噂で聞いた怖い話や変わった話、都市伝説の延長線上でしかなく 見てみたいと言う好奇心は多少満たされたとしても結果何かが残っている訳では無いので。 ただコレ系の作品を見たときに、フィクションではあるが 真面目に仕事して借金地獄に堕ちないようにしよう。そういう気持ちにはさせてくれるね。[DVD(邦画)] 4点(2016-11-16 07:07:04)《改行有》 146. STAND BY ME ドラえもん いくつかの名作も一つの映画にすることで作品の持つ雰囲気が薄まった気がします。 あまり楽しめませんでした。 過去のドラえもんの感動話を何度でも見たいドラえもんマニアはどうぞ。[DVD(邦画)] 4点(2016-11-11 07:54:57)《改行有》 147. 映画 けいおん! 《ネタバレ》 私は漫画もアニメも見ておりませんし、そんなに興味も持つような年代の 人間ではありません。つまりジジイって事ですね。 つまり自分から進んで見たわけではなく、流れで見る事になりました。 せっかく見たのでレビュー。 正直最初はキツかったです。登場人物は多いが全員同じキャラクターにしか感じず、 声もキャピキャピしすぎて早いので聞き取りづらい。展開は平坦・・・。 これがあと数時間続くと思うと耐えられないなぁと内心思いながら見ておりましたが・・・。 ロンドンに行った当たりから、慣れて来たのか、ちょっと楽しくなりました。 街ブラのTVを見て観光を楽しむような感覚で見ることができました。 そんな感じで見ていると、次第にキャラクターや世界観への否定的な気持ちも薄れてきて、 なんやかんや、終わってみると、まぁいいんじゃないの?と。そんな感じでした。 ファンから見たら6点は低いかもしれませんが自分の中では思って居たより良かったので ちょっとオマケの得点です。[地上波(邦画)] 6点(2016-10-06 14:02:10)《改行有》 148. かぐや姫の物語 《ネタバレ》 昔話・伝承話というのは特定の原作者が居ないだけに、 様々なひとによって継ぎ足され削られる事により表現が曖昧で不親切であったり、 特定の人物一人の思想ではないだけに、得体の知れない空気感が不気味さを感じさせたり 時を経て価値観や表現方法も変わったりで、それらもあって深くは理解出来ない。 その理解できない所を受け取る側が憶測で埋めて行く事で深みを与える部分もあるのだろう。 そんな昔話の想像の部分、監督解釈では「こういう話ですよ」と言うのを映画化した訳ですから 同じような所に情緒的な物を感じる人にとっては、ドンぴしゃではまるだろうが、 そうでない人には全くはまらないと思う。個人的には全くはまらなかった。 今まで語り継がれて来ている、かぐや姫や竹取物語も理解できないが まだ違和感を感じないのは、荒い故に、自分の解釈で勝手に埋める余地があるからだろう。 30分・・・いや引っ張っても1時間で終わる話を、引き延ばしても正直退屈してしまう。 この映画のオリジナルの部分(捨丸と幼少期からの成長)こそが監督の表現したかった所だろうと思うが、 姫が捨丸と過ごした幼少期の輝いた思い出が心のどこかに引っかかっり、 歳を取ることで汚れていく大人の世界、求婚者や帝に嫌悪感を抱き月に帰りたいと願ってしまう。 それを引き立てる為に、爺さんや帝はより悪者に描かれ、そしてすでに結婚し妻子ある身の捨丸と 心の中?で再会し空を飛び回る演出が人間の世界の業に自らも汚れてしまって居る事を 表現したかったのではないかと想像するがそれが、何とも少し昔にありがちだったストーリー。 いつかどこかで見た話に感じる。若い世代にはある意味新鮮で、またそのような多感な時期を送っている あるいは送って間もない人は共感できたかもしれないが、若いとは言えない私には何とも 表現しすぎで逆に薄く感じてしまう。これらの話は現代劇に近く、今の時代では 理解出来ないさせない気高さがある、神々しい神秘の存在の従来のかぐや姫の方が自分には合っている。 そういう意味では、今回の作画演出はどこか不気味さのような、得体知れない雰囲気を出す事に 成功していると思える所は素直に凄い。あの空気感を2時間を超える映画で出すのは大変だっただろう。 この話を現代風の絵で描いていたら、もっとストーリーが薄味に感じられる物になって 居たのではないだろうか。[地上波(邦画)] 4点(2015-03-19 12:44:04)《改行有》 149. 悪の教典 《ネタバレ》 知能犯が周囲に犯人が知られないよう、様々な方法で一人、また一人と徐々に生徒を消していく。 そんなサイコサスペンスをイメージしていましたが、どちらかと言うとホラーに近かった印象。 一見知的に見える犯人だったが、結局、最後は無関係に惨殺していくのだが。 そこに深い、生徒との心理駆け引きは無く、次々と手当たり次第殺していくだけ。 生徒の側も、犯人に立ち向かう訳でもなく、ただ逃げ惑い次々とやられるだけ。 最後に何かオチがあるのかと思って見ていたが 最終的に、何のどんでん返しもなくあっけなく逮捕されて終わるだけ。 内容が乏しいので、振り返るとつまらない映画だったと言う印象しか残らない。 無差別殺人としての恐怖感の演出は、そこそこ出来ていたと思いますが それを目指すなら、もうちょっとリアリティが欲しかった。こまかなツッコミ所も多く気になります。 そもそも散弾銃は鳥などの小動物の素早い動きを止める為の物でしょ。 つぎつぎ遠距離のターゲットをほぼ一発で次々と即死に至らしめる殺傷能力はないでしょう。 教室から校庭に離れた生徒を打つシーンがありますが、あの距離なら 小動物でも死んでないでしょう。そもそも弾帯も無いのに、あれだけの玉が次々と。 手品師かとツッコミたくなります。見た目がホラー主人公ならその時点で現実離れした 世界観なので良いですがジェイソンなどと比べてリアリティがあるだけに、 どうしても細かなところを突っ込みたくなる。 もっとも、理由無き殺戮で残虐な部分を、これ以上リアルにされても 胸クソの悪さが残るだけの映画になりそうだが。 あとどうせ過激なバイオレンスを描くならセットでもうすこしエロ要素が欲しかったかな。[DVD(邦画)] 4点(2013-12-24 16:09:13)(良:1票) 《改行有》
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