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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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1581.  サチ子の場合。<OV> 《ネタバレ》 現ドラマの女王、片岡明日香さんの初監督作品ということで 観てみたんですけど、これはもう完全に学生映画のレベルですね。 DVを受けても彼氏のために尽くそうとするけなげな女性を演じて ますが、公園で殴り合って笑いあって和解という、そんなの 昔の不良少年のアニメじゃあるまいし(笑)。 彼女のファンなら楽しめるかもしれないけど、 真っ当に鑑みてこの点数です。 [DVD(邦画)] 2点(2012-08-17 19:07:12)《改行有》

1582.  拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 この作品の良いなと思うところは、戦争というものを主軸にして描いてるのでなく、あくまでも舞台装置として扱っているという点ですね。その扱い方、軍隊や貧困を扱いながら爽やかな喜劇でまとまっているということが今ではとても新鮮に感じる。勿論メインは、ヤマショーと棟本の友情物語ですよ。これがもう実に微笑ましい。見ていて心洗われる。ヤマショーこと山田正助は、まさに自然児とでもいわんばかりのキャラで、飯が食いたいという理由で軍に残りたいと考えたり、そのために天皇陛下に手紙を書こうとしたり、棟本を喜ばせるために鶏を盗んできたり、恋心募らす中、いつのまにか結婚まで決めたような気になってたりと、その純粋さがたまらないんですよね。そんで、棟本はそんなヤマショーにいつも常識という名のツッコミを入れる。男の友情の、一つの美しい姿。そしてまた、ヤマショーを演じた渥美清のナチュラル演技のすばらしさも光る。それは演技というより、まさに山田正助という純粋無垢な男が現にいたんだと、そんな風にすら感じさせられます。[DVD(邦画)] 7点(2012-08-17 17:33:43)

1583.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 入り口と出口で全然切り口の違う映画でしたね~。てっきりオカルトホラーなんだと思ってたら、後半はホラーというよりブラックコメディみたいになってた。ドッペルゲンガー、つまりはもう一人の自分。みたら死ぬって言うやつ。永井さんの弟こそまさしくそんな死に方でしたが、早崎のドッペルゲンガーは、なんというか内に秘められていたもう一人の人格っていう感じがします。富と名声、金、女、そういう欲望の固まりとしての早崎道夫。それに対して、欲が全然なくて、人工人体を自分が作りたくて作ってるっていう、実際の自分。ドッペルゲンガーを殺しちゃったら、分離してた欲望の人格が自分と一つになったみたいで、そこからの展開が実にシュールなんですよね。だけど、永井さんがいたからこそ、その欲望の人格に結局飲まれずに済んだ。早崎も君島も村上もなかなか死なないのに、村上は突然トラックにひかれるとか(笑)。後半のこのシュールな世界観を楽しめるか楽しめないかで評価が大きく分かれそうですね。[DVD(邦画)] 6点(2012-08-16 19:57:39)

1584.  黒く濁る村 《ネタバレ》 一言で言うと「すっきりしない」作品です。 そういう意味では確かに黒く濁った 映画なのかもしれないけど、 でも黒く濁ってるのは村だけにしてほしい。 見る人の想像にお任せします、みたいな感じで、 それは別にミステリーとして悪いわけではないんだけど、 でも、どうにも人間の心境というものがよくわからない。 あのラストからすると、犯人はあの人ってこと なんでしょうが、それだと動機がよくわからない。 なので、「え!?お前が犯人なの!?」ていう驚きじゃなく、 「え?お前が犯人なの?」ていうすっきりしない気持ちで 終わっちゃう。 村人との追いかけっこや崖でのやり合い、 放火シーンなどアクションは悪くなかったけど、 全体的に釈然としない映画だった。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-16 10:59:49)《改行有》

1585.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 ポール・W・S・アンダーソン監督の作品ってどうにも好みじゃないのが多いので本作もあまり期待はしてなかったのですが、思いのほか楽しめました。「一人はみんなのために。みんなは一人のために」の騎士道精神が良いですね。最初は決闘するはずだったのが、すぐに和解して共通の敵に立ち向かう三銃士のダルタニアンのさっくりとした関係、頭は悪そうだけど憎めないボンボンキャラのルイ13世とダルタニアンの関係、そういうところに魅力を感じる。対して、敵側のミレディとか、バッキンガム公爵、枢機卿はキャラや魅力が薄いように感じる。続編作る気満々な終わり方だったので、それぞれのキャラの掘り下げは次回に持ち越しということなのかな。アクション自体はまずまずだけど、それよりも宮殿の外観や内観の豪華さ美しさが見ものでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-08-14 13:41:01)

1586.  TEST10 テスト10 《ネタバレ》 期待せずに見たのですが、 これは思わぬ掘り出し物でしたね~。 ミミズとかネズミとかゴキブリとか 死骸なんかが出てくるので、そういうのが 苦手な人は駄目かもしれないけど、どれも 適度な気持ち悪さが出てて効果的だったと思います。 この作品の良いところは、あくまでも 現実の範疇におさめている点。いや勿論、 皮膚を傷つけるとすぐに傷口が治るってのは SFなんだけど、でもそのSFの範囲内できっちり 収めてるからリアリティのある恐怖になってる。 人間を食べちゃうなんてのは、他の映画だとゾンビ化して 描かれちゃうことが多いけど、この作品は全てが 「副作用」の産物として描かれているからね。 おかしくなった被験者は、そのままヤク中の 比喩だととらえることが出来る。 傷がすぐに治る夢の技術を扱っていたのに、 そのせいで銃弾を取り出せず 絶命してしまうという皮肉な展開も秀逸。 見せ方も巧いし、他の数多の数ある B級サスペンス映画群の中では 頭一つ抜きん出た秀作です。[DVD(字幕)] 7点(2012-08-13 14:34:32)《改行有》

1587.  リアル鬼ごっこ3 《ネタバレ》 まあ、前二作も安っぽい作品では ありましたが、本作はそれに輪をかけてチープな作り。 今回は、学校が舞台。実にこじんまりとしてます。 そして、鬼が捕まえたときも、 頭に「キィ~ン」ていうのをあてて殺すという 映像的にものすごく地味。 後でネットを見て解ったのですが、頭にボルトを 打ち込んでいるっていうことらしいですね。 全然そんな風に見えなかった。映像で見て、 そういうのが伝わってこないというのが致命的。 さらにいえば、男子諸君はもっとこう体はって 女子を守ろうとしないのかよ!って思っちゃう。 あまりに不甲斐ない男子たち。 そして、王様がもはやただの芸人みたいになっちゃった。 いろいろと残念な作品である。[DVD(邦画)] 4点(2012-08-13 14:32:52)《改行有》

1588.  こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ! 《ネタバレ》 確かに、ある意味で中途半端な作りと指摘されても仕方ないかなとは思います。いわゆる「こち亀」らしい、葛飾の下町の人たちのノリと登場人物のベタな演技。それに対して、警視庁の人たちはすごく真面目でリアルな演技をしているわけですね。なんというか、こち亀の緩い漫画世界と、踊る大走査線のようなキビキビした世界が合体してるような、そういう独特の世界観なんですよね。そこに違和感を感じる人は多いだろうし、なにより、コメディ要素がほとんどないというのもまた思い切ったな~と。笑いどころなんて全くない。完全に感動ものとして作り上げてる。確かに、両さんて人は憎めない。いくらツケがあろうが、みみっちい悪事を働こうが、根がものすごくいい人だから。それに下町人情みたいな、そういうのがこち亀の良さなので、そこを前面に出して感動物語として作り上げるというのも一つの手ではある。実際、両さんが犯人のおっさんを説得する様や、桃子とのさわやかな愛情関係など見ていて面白かった。本当言えば、こち亀のもう一つの良さである、ハチャメチャドタバタ喜劇も見たいんだけど、実写でやるにはなかなか難しいものがあるのかもしれない。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-08-12 15:06:49)

1589.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 衣装とか映像の美しさは本当に特筆すべき出来映えですね~。その当時のイギリスにタイムスリップしたような気分になる。ただ、その美しさを取り除いて鑑みると、内容的には昼ドラそのものです(笑)。あ、でも昼ドラほどどろどろはしていない。決して誰かが「泥棒猫!」と叫んだりするわけでもない。でもやっぱり昼ドラです。とても美しく、崇高な昼ドラ。長女のアンは、まぁある種高望みしすぎちゃって、その理想の高さ故に身を滅ぼしたみたいな、そういう役柄ですよね。でもだからといって、処刑されるほどの罪なのか。こういってはなんですが、「生まれた時代が悪かったんや」てところじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 22:14:16)

1590.  岳-ガク- 《ネタバレ》 小栗旬と長澤まとみ主演なので、もっとこうアイドル映画っぽい感じなのかと思っていたのですが、意外と硬派な作りで好感が持てました。山岳救助隊がどういう風に人命救助しているのか知らなかったので、ご遺体はポーンと下に放り投げるとか待機や撤退の判断など、新鮮で興味深かったです。ただまぁ現実的に考えるとこの人たち、これだけの頻度で危険な目にあっていると命がいくつあっても足りないですよね(笑)。限られた時間の中でより多く詰め込むためにこうなるのもわかるのですが、やっぱりリアリティ度は下がるでしょう。長澤まさみは普段通りの演技だったけど、小栗旬はなかなか良かったと思います。ひょうひょうとしたキャラなんだけど、それはなにも人の死をなんとも思わないからじゃなく、色々な経験が積み上がってのキャラなんだということ。全体として、優等生すぎて面白みに欠ける感じもするのですが、まぁ悪い映画ではないです。[DVD(邦画)] 5点(2012-08-11 00:19:35)

1591.  ハウスメイド 《ネタバレ》 まあまあ面白かったと思いますよ。見せ方も巧いですし、全てをお金で解決する金持ち一家の嫌らしさが全編にわたり出ていたと思うし(笑)。確かに、ウニさんにも落ち度があったと思います。序盤から好意を持ってたような感じだし、最初の時点で断るべきだった。だがしかし、妊娠してからの一家の対応が実に酷い。女たちの醜い争いも見てて面白いけど、義理の母さんに言い詰める旦那の台詞がまた格別(笑)。ただまぁ、ラストの復讐は、はたして復讐になっているのか?て思う人も多いはず。心情的には、あの一家に直接の実害が加わるような復讐をしてほしかったりもするので。あの惨状を、ナミちゃんがしっかり目撃していたので、どちらかといえば、その復讐をナミちゃんに託したという風にとらえることも出来る。あの子が真っ当に成長していけば、真っ当でない家族といつか対峙する時が来るのだろうから。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-09 22:51:34)《改行有》

1592.  宝島(1950) 《ネタバレ》 これ、ディズニー初の実写長編映画なんですね、初めて知りました。もっとこう、わくわくロマン系の作りなのかと思ってましたが、あくまでもドラマが主体、特に海賊のボスと少年との交流が主軸でしたね。年代的な問題もあるのかもしれませんが、やっぱり今の目線で見るとアクションに乏しく、思っていたほどの派手さが感じられない。ついこの前、「トレジャーアイランド」というテレビ映画を見ましたがそちらのほうが全然良かったです。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-09 18:06:39)

1593.  センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 《ネタバレ》 「センター・オブ・ジ・アース2」という邦題ですが、 今回は地底の話ではありません。神秘の島に冒険に行くお話です。 前作は、正直あまりに幼稚過ぎて楽しめなかったのですが、 本作は子供だけでなく、ロマンの心を持ち続ける大人が見ても 存分に楽しめる内容。 なにが素晴らしいって、映像ですよ、映像。 金の火山に巨大な花、木の上の秘密基地に神秘的な古代遺跡。 どれをとっても見事な造形、そして美しさ。 島に住む動物達も、たとえば小さいゾウや巨大なトカゲ、 巨大な魚に巨大蜂など、終始ワクワクしっぱなしです。 そしてCGの出来映えがほんと凄い。 ストーリー自体は、島に行って、その島が沈む前にノーチラス号を 見つけて脱出する、ただそれだけなんですけど、 アドベンチャーに小難しさなんて不要。 あれこれとツッコミ入れるより、楽しんだもん勝ちです。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-08-09 00:07:13)(良:2票) 《改行有》

1594.  ロボジー 《ネタバレ》 見終わった感想としては、「ついていい嘘もあるんだな」と感じたことでしょうか。いや勿論、劇中の台詞にもあるように、この嘘は事件ですよ。真面目にロボット作ってる人たちに申し訳ないし、なによりこの嘘で会社が潤ってる訳だから。でもそんな大人の事情を抜きにして考えると、この嘘は許せちゃう。誰にも迷惑かかってないし、子供たちには夢を与えてるし、おじいちゃんには生き甲斐が持てたし、駄目社員3人組も一躍時の人となった。だから、最後までこの嘘がばれずにいてほしいって思っちゃうわけです。中盤、大学で講義をしたら、学生たちの専門用語に刺激を受け、3人組が本気出してロボット作りに取りかかる。あの展開は楽しかったですね。個人的には、それで本当に本物のロボットを作ってほしかったんだけど、そこまではいかない。けれど、結局ばれずに終わったってのが好感持てる。こういう話は、ばれてしまい評判がた落ちだけど心入れ替えて~みたいな流れになるのが定番だったから。ニュー潮風2がうまくいかなくてまたおじいちゃんに(しかも今度は4人で)頼み込んでるけど、待ってましたとばかりの笑顔を見せるおじいちゃんの画で終わるのは良い。でも、あくまでもじいちゃんは「繋ぎ」だよ!いつか本物のロボットでやってくれよ!彼らの未来を想像して楽しむことが出来る、そんな余韻のあるラストだった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-08 22:22:51)

1595.  ヒミズ 《ネタバレ》 前半はブラック・コメディなタッチ。園子温作品に登場するいつもの面々が出てくると「あ~、おなじみの皆さん出てきた(笑)」みたいな感じで各登場人物のヘンテコさや強引な暴力などがそのまま笑えてくるんだけど、後半は主役の住田君の内面にどんどんと迫っていくような感じでだいぶ身に詰まる思いでしたね~。そりゃあ、あんだけ酷い家庭で育ったのだから、腹が立つし憎いしむかつくのは仕方があるまい。どいつもこいつも、てな気分ですよ。心の底からわき上がる怒り。でも、あれだけ親身に思ってくれる茶沢さんて可愛い子がいるんだから、彼はどん底じゃない。ラストの「住田君がんばれ~!」の連呼とバックに流れる「弦楽のためのアダージョ」は、メッセージとしては凄く直球で胸にきましたね。園子温監督の作品て、いつも救いようの無い感じで終わるのに、この作品は「希望」だった。おそらくは、震災というとてつもない絶望がリアルに起きちゃったもんだから、園子温監督の作品内容も反転したのではないだろうか。そして彼が伝えようとする希望は、思いのほか素晴らしかった。[DVD(邦画)] 7点(2012-08-08 20:47:08)

1596.  THE LAST MESSAGE 海猿 《ネタバレ》 確かに、同じことを繰り返しているだけだし、ものすごくベタな展開なんだけど、こういう直球な映画もたまにはいいんじゃないかしら。このシリーズは結局のところ、そういう直球っぷりを楽しむものなんだと思う。巨大天然ガスプラントのCGは邦画にしちゃあとてもよく出来ているし、セットもお金かかってる。個人的な趣向としては、このシチュエーションだったらポセイドンアドベンチャーみたいに娯楽に徹してくれたらうれしいんだけどな~なんて思うんだけど、そこはやっぱり邦画だから、人情ドラマ主体になるのでしょう。女性客が多いのもなんとなく頷ける。[地上波(邦画)] 5点(2012-08-08 16:14:03)(良:1票)

1597.  おかえり、はやぶさ 《ネタバレ》 まずなにより、はやぶさや宇宙や地球のCG映像が 凄くよく出来てる。 それが3Dできちんと立体感出ているので、 宇宙マニアの自分としてはそれだけで楽しめました。 はやぶさ3作品の中では、おそらく 一番子供向け&ファミリー層向けだと感じました。 科学的な話の解説や、はやぶさに乗っかって 説明する前田君の画、宇宙なのに 効果音がついていたりと、わかりやすさを出した 作りになってます。 しかし、専門用語が飛び出る話はわりと難しいので、 この「わかりやすさ」と「わかりにくさ」が 混ざり合ったような、そんな内容になってると思います。 臓器移植の話、それから「のぞみ」の責任を感じてる お父さんの話はなかなか良かったと思います。 この2つのエピソードは、簡単に諦めては いけないということ、失敗は無駄じゃないんだっていうこと、 はやぶさが教えてくれたこの2つの教訓を増幅させる ファクターになっていると感じました。 チャーチルの、「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ 失敗を繰り返すことである」という言葉すごくいいです。 この映画で初めて知ったので、 それだけでも見る価値がありましたよ。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2012-08-07 19:57:32)《改行有》

1598.  蒲田行進曲 《ネタバレ》 ある意味で漫画っぽいところがいいんですよね、この作品。銀ちゃんと橘は、俺が主役だ俺が主役だと張り合う俺様キャラ。そして銀ちゃんに憧れるヤスはいつも笑顔でどんな要求でも飲むお人好しキャラ。男のに振り回される不憫キャラの小夏につんつんキャラの朋子。そういうわかりやすいキャラを、さらにとてつもなくオーバーリアクションでやってるもんだからみんな漫画的なおもしろキャラになってて見ていて面白いんです。おなじみのテーマ曲のキャッチーな感じもやはり漫画的といえるし、大階段から転げ落ちるのに命をかけるっていう、よく考えるとアホみたいなお話なんだけど、この映画全体の凄まじい勢いがそのあほらしさを超越し見事な娯楽に転嫁させてる。個人的には、その転落シーンよりもいつも笑顔だったヤスがついにぷっつんして家で大暴れし、小夏に八つ当たりしながら泣き崩れる一連のシーンが良かったです。普段溜め込んでる人が感情爆発したら凄いんだぞ~っていう(笑)。なんだか妙に共感しちゃいました。[DVD(邦画)] 8点(2012-08-07 13:08:37)

1599.  顔のないスパイ 《ネタバレ》 リチャード・ギアはとても好きな俳優さんなので、彼に肩入れして見てたせいか楽しんでみることが出来ました。序盤の段階で、ギアが実はスパイだということがわかるわけですが、ファンの一人としては「え~!ギア様が悪者なの~!?」って軽くショックを感じてしまいます(笑)。だけど中盤、ギア様は、全ては家族を殺されたことによる復讐のためにやってたんだということが明らかに。さすがはギア様!これはもう、悪者認定しなくてもいいですよね?そして相棒の若造が実はスパイだったという予想だにしない展開もあり、ストーリー運びの巧みさで驚きをもたらしてくれる小気味良い作品になってました。ポールがラストでベンを救い負傷し、ベンは彼がカシウスでないと警察に報告する、さっぱりとしていながらもほろっとした友情が感じられる描き方も良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-07 12:32:07)

1600.  メランコリア 《ネタバレ》 確かに、映像的には美しかったですねぇ。主人公のジャスティンは、結婚パーティーだというのに見事なグズグズっぷりで見ていてイライラしちゃうほどなんですが、要するに彼女は鬱病なわけですね。だから人生で一番幸せなときなのに、全然幸せを感じてない。この主人公は、まさしくラース・フォン・トリアー監督それ自身なのでしょう。彼もまた、鬱に悩まされていたそうな。惑星メランコリアが衝突するという時、ジャスティンはある種、悟りを開いたかのように平穏としていて、姉の方が落ち着きなくなるわけですが、これはまぁ、独り身のやつが街中で幸せそうなカップルを見つけて「うぅ~、地球が爆発すれば良いのに」て思うのとそう変わらないような気もします(笑) 。自分の怖いもの、邪悪だと思うものが全部吹き飛んじまえばいい、監督自身が、こういう映画を作ることである意味治癒効果にでもなってるんじゃないかしら。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-07 10:53:05)(良:1票) 《改行有》

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