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プロフィール
コメント数 2012
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1601.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 コーエン兄弟にしてはアクの少ない”普通の”西部劇を作ったものですなあ。やたら委員長的な女子をヒロインに据えているせいか、はじけっぷりは今ひとつ。お尋ね者を探しに訪れた小屋での緊迫感あふれる一幕はさすがです。あそこが一番印象深い。 個人的にヒロインがあまりタイプではなかったけど、J・ブリッジスとM・デイモンの見事な化けっぷりが楽しかった。マットはまたも新たなキャラクターを自分のものにしてて上手いですねえ。ブリッジスもマットと競って二段階くらい引き上げてもらってるような感じ。 もう少し話に乗れたらなあ。結局女の子は足引っ張ってるじゃん?そりゃそうだろう。力の無いティーンの女子が西部で何ができるというのか。あなた、無法者のおっさんを追うなんて無茶は保安官に任せて、残された母と弟妹の世話に戻るべきなのでは?店主の厚意で馬のお金も手にできて、大変ありがたいことですよこれは。・・などと思ってしまったのでこれは映画鑑賞の姿勢としては、やや失敗だったのでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-18 00:29:41)《改行有》

1602.  ボーグマン 《ネタバレ》 じわーと粘着質な気色悪い作品。観終わってももやっと不快感が残るジャンルものは大抵そうだが、これも”ボーグマン”なる連中が何物で最終的に何を企んでいるのかははっきりさせずじまい。冒頭に宇宙人を臭わせる一文が入ったけど、あれ要らなくない? 人の夢を操作できるとか、超人間ぽい技もあるけど庭師夫婦殺害のくだりはやたらと手間がかかってアナログ。あのペースでは地球侵略などは時間がいくらあったとしても難しい。 死体がベッドにうつぶせで並べられ、バケツセメントで頭部を固められて湖底に沈められる場面をはじめ”えげつない”シーンが多い。少女が石盤で重症人を撲殺、とか。 乗っ取られる家の主婦が美人でなく、ごく一般人な容姿なのも妙にリアルでえげつな感アップ。この奥さん、悪夢を見たからといってとび起きてすぐ隣の夫を攻撃するって・・、無くないですか?二回もあったんだけど。自分の夢だし自分にビビるとこではと思うんだが。 さらにアイツらなんで森に帰るんだろ。せっかく豪邸を乗っ取ったのに。 と、いろいろと気が合わなかったんだけども、このねとーっとした雰囲気はそれなりにオリジナルのジャンルを確立してはいると思いました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-03 00:06:32)《改行有》

1603.  フッテージ 《ネタバレ》 ホラーにビビらない年齢になったけれども、そんなワタクシでも冒頭のフィルムの描き出す様相は大いにぞっとするものがありました。なんでしょうね、あのざらついた素人撮影な映像の怖さは。直に「悪意」を伝えてくるから気分悪いのでしょうか。この手の悪意撮影フィルムが他に何本も出てくるんだけども、独特の手ブレとかほとんど編集なんかしてないよ的な”ガチな感じ”が大変胸糞悪い。 ですから、せっかくひたひたとE・ホークが精神的に追い詰められる展開なのに”わっ”と驚かし演出で子供らのユーレイが出てくるのにはがっかりしました。青白ーい顔で表情暗い「いかにも」な平凡幽霊のせいで、ありがちホラーに下がってしまった。あんなにはっきりと歴代の”あっち側”チルドレンを出したいのなら、せめて最後の犯人明かしの場面で良いのではないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-22 00:48:17)(良:1票) 《改行有》

1604.  名探偵登場 お話の内容よりも、二ール・サイモン脚本の洒脱さと各キャラクターの存在感合戦が印象に残る一本。 そうそうたるネームバリューの名探偵たちがぞろぞろ出てくるので、詳しい人ほど楽しめるかと思いますが、それほど元ネタに詳しくない私でも、とぼけたギャグの数々やギネスやセラーズの怪演ぶりなど、そこそこ楽しかったな。 ストーリーはミステリーとしてきちんと構築されたとは言い難いというか、そういう作品ではないので、ゆめゆめオチには期待なさらぬよう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-11 00:23:11)《改行有》

1605.  バスキア 《ネタバレ》 それにしてもなんという豪華な顔ぶれでしょうか。知らずに観始めたらあの人もこの人も出てる、という驚きが先に立っちゃった。もう主演クラスだらけ。みんなバスキア好きなのかな。ウォーホール役をD・ボウイに当てたのは、すごく良いところに目をつけたなあと感動すら覚える。あの真っ白ザンバラヘアーを乗っけただけで本人憑依したみたいにそっくりだ。そしてボウイ氏の演技も上手い。器用な人だ。 と、役者はずらりと実力者を並べたけれど、肝心の話はどうかというとこれがいまいち。売れっ子になって有名税を払うことに戸惑い、疲れるバスキア。群がる画商たち、疎遠になる友人ら。とまあ、こういう事象は一般人の私らにも想像はつく。その「容易に想像できる」範囲を超えてバスキアの物語を紡いでくれているわけではないので、どうにも退屈だ。ウォーホールや、先輩画家との交流の内訳は関係者らが語ったものだろう。バスキア本人がどう考えていたのか伝わらない。 オーバードーズで亡くなった、という事実から「友人を失って孤独だったに違いない」と決めてかかって作ったみたいな脚本に、ちょっとそれってどうなんだと思った。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-07 17:49:07)《改行有》

1606.  間宮兄弟 《ネタバレ》 原作と映画作品を比べる必要は無いと思っているのだけど、こうも読後感と鑑賞後感が違うと何故だろう、とつらつら考えるはめに陥ってしまった。キャスティングを初めて聞いたとき、佐々木と塚地はぴったりだ、と思ったのでなおさら。 映像化された方は、ファンタジー感が強い気がする。原作の人物がちゃんと21世紀を生きる人物像なのに対し、これは森田監督の30年古い演出のせいなのか、現実離れしたお話になってる。二人暮らしなのに横並びでフルーチェ食べてる姉妹の画とか今さらだし、「一生懸命作りました 買ってください」とクリスマスケーキを売る喫茶店の二人とか、今は予約でしかクリスマスケーキは売らないよなあと変な感じがした。細かくてやな観客だけど。フルネームで不倫相手を呼ぶ、その感性もちょっとずれてないかい。 そしてミもフタも無い言い方をしてしまうと、女優がみんな美人すぎる。あんな姉妹は現実離れの極みじゃないか。[DVD(邦画)] 5点(2016-12-04 17:48:12)《改行有》

1607.  オオカミは嘘をつく 《ネタバレ》 ”タランティーノが絶賛”という宣伝文句から察すればよかったなあ。ワタシは基本タランティーノ作品は好きだけれど、タランティーノの亜流作品はバイオレンス描写が露骨でユーモアがないものが多い。今作もそんな感じ。 タランティーノの血しぶきはドライで、話を盛り立てるための小道具。亜流群の場合 わざわざ拷問の場面を痛々しくリアルに描くことに何の意味があるのかなあと思う。人物たちの無駄話。タラ監督にかかるとウィットに富んでいてキャラ説明も兼ねる。だけど今作の、眼鏡と親父の会話とか、ケーキを焼く時のコミカルな音楽は笑えない。作品の一貫性を壊すようなズレた演出に感じてしまう。 あと馬に乗ったアラブ人、インパクト強すぎなわりに何の役割も振られていないのかね。そして、監禁オヤジが40代って。スルーしようと思ったけど・・、いやあの容貌でそれは無理でしょやっぱり。60代でしょうが。実父と親子に見えないぞ。なんであの役者さん使ったの。ラストのオチよりびっくりした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-26 18:04:27)《改行有》

1608.  大統領の料理人 《ネタバレ》 仏大統領直々のご指名を受けた女性料理人というキャリアは二人といないおいしいネタだろうに。他の厨房スタッフたちと喧嘩しました、という他にエピソードはなかったんだろうか。 ミッテラン大統領は(劇中の役者さんとは似ても似つかず)魅力的な人物だったのは有名ですから、彼女も頑張ったのだろうとは思うけれど、実際大統領とどれほどの接点があったものやらこちらを納得させるだけの描写も少なく、しかも2年で辞めている。女が男の仕事場で働くことの困難という視点からも掘り下げが浅い。 180度環境の違う南極料理人をやっているという現在の意味もちゃんと描かれていない。「彼女は話したがらないから」じゃねえよ。それじゃ映画になんないだろうが。そんならTVクルーはますます不要。 文句ばかり言いましたが、料理はどれも見事に美味しそうに撮れていた。ここらへんはさすがフランス。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-16 01:10:07)《改行有》

1609.  寒い国から帰ったスパイ うおぉ、渋い。激渋。ル・カレぽい。愛嬌含有率0%のリチャード・バートンの佇まいも、非情に過ぎるラストシーンも、まあ悪くないんだけどなんかこう、もう少し映画的な色気とか華やぎが欲しい。女優もぱっとしないし。 モノクロの中、仏頂面のおっさんたちが淡々と役割をこなし、音楽の盛り上げも無縁でこちらの体調によっては眠くなる。とにかく暗い・重い・渋い。この重力で眠気に引っ張られないコンディションでの鑑賞をおすすめします。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-23 00:51:53)《改行有》

1610.  リアリティ・バイツ 《ネタバレ》 90年代のニュージェネレーション世代ってこういうこと?あんまりぱっとしない連中だなあ。70年代のヒッピーのように思想に突っ走ることもなく、80年代の「レス・ザン・ゼロ」の金持ちコドモのようにクスリとパーティに溺れることもない。自信過剰で口ばかり大きいことを叩くけど、”現実は厳しい”ので就活の傍らバイトで糊口をしのぐ。ドラッグは忌避するけどセックスにはゆるく、エイズ検査の結果が気になって怖くて仕方ない。 というわけで、あまりドラマ性の無い薄味な若者たちである。極端なエピソードや事件が無いのがリアルっちゃリアルだけど。 リアルで近しいからこいつらが好きかと言われればそうでもないかな。ウィノナの下半身もゆるいしバイト先でのキレ方も爽快ではないし男二人天秤にかけるし。 ただもうウィノナ・ライダーという女優のピーク時の輝かしさ、その白目の驚くほどの綺麗さでこの映画はもっている。 気の利いた台詞に多々助けられているイーサン・ホークは随分得をしているな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-13 00:19:59)《改行有》

1611.  グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 《ネタバレ》 グレース・ケリーという一国のプリンセスとなった伝説の美人女優を演じるとしたら、やはり当代ではN・キッドマンしかいないでしょう。クール・ビューティな顔立ちや品のある佇まいなど、良く似ていると思います個人的には。 公妃の美貌を強調すべく、大変麗しく撮られているニコールであります。この人を見るといつもとりあえず綺麗だなあと思うのですが、本作では主人公は美人女優であることが肝になってますからそれはもう美しいこと美しいこと。特に相対する仏軍に差し入れに向かった妃は、彼女ならではの戦闘服姿でありまして神々しいばかりの華麗さ。その場の全員が息を呑む、まさに「The 女優」の圧巻の存在感でありました。 私人グレースの公国における迷い、悩みを織り交ぜて彼女の人生を描こうとしたのでしょうが、政治謀略話の筋書きが関わり過ぎてしまって、焦点がぼやけてしまいました。まさかドゴールがパーティでの女優の演説に心動かされて政治方針を変えたわけではありますまい。国の情勢に公妃が深く関与したかのような描写にはやや違和感を覚えます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-01 00:31:18)(良:1票) 《改行有》

1612.  ザ・ゲスト 《ネタバレ》 なんだか消化不良だなあと不満の残る小粒な一品。 男の目的が明らかになるまでは、D・スティーブンス、頼もしい息子代わりの存在感を爽やかに発揮してうまいこと引っ張る展開だったのだけど。なにやらでかい組織が出てきてからは一気にテンションダウン。個人的なサイコパス的ストーリーを期待していたのにな。ああ組織キライだなあ。何の被検体だったの?というこちらの疑問には答えず、とにかく軍が関与してたのさ、という強引さ。がっかり。 D・スティーブンスはあからさまにイケメンなのでオモテの人格にはよくはまっていた。”狂っている”演技は要努力。 ヒロインのマイカ・モンローは下手。画的に見慣れないキャストプラス演技力は並、という役者が揃ったため、より一層連続学園ドラマっぽくなってしまった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-21 18:01:23)《改行有》

1613.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 つまりどういうことなのかは自分で考えなさいよジャンルの映画でして、初見時はまだ人生経験も浅い時期、会社帰りの映画館で呆然とした思い出です。いやー???の連続だ。夢オチとも考えづらいし、もう夢でも現実でもどっちでもいいのかも。 決して「面白かった」とは思わなかった映画だけれども、何年たってもしつこく映像が脳内に残っているのです。陰気ホテルに変人ぽいホテルマンブシェーミに、アル中小説家。垂れ下がる壁紙、シリアル・キラージョン・グッドマンの怪奇なこと。なかでもNo.1に強烈なのはいつでも惨殺死体がよく似合うジュディ・デイビスでしょうか。この人の顔も雰囲気も多幸性はゼロに近いもんですから、このときも「うわーまたこんな死に方かい」と思ったな。[映画館(字幕)] 5点(2016-08-15 00:15:17)《改行有》

1614.  美女と野獣(2014) さて、これはたくさんある同名の映画の中で、どの程度の出来なのでしょう。他作品を観ていないので比べようもないんだけど、本作について言えばあまり面白くなかったです。王と雌鹿王妃の悲劇も、ベルと野獣の心の機微も実にさらさらーと流れてゆきます。もっともっとしつこく描き込んで、胸に迫るラブストーリーにしてほしかった。 レア・セドゥーがまとうドレスや宝飾品は素敵でしたが、画像加工の仕方が若干キラキラし過ぎていかにもフェイクっぽく眼に映るのは惜しい。レアは美形とは言い切れないけれど、「雰囲気をかもす」ことの上手いフランス人らしい女優だなあと思いました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-12 00:42:55)《改行有》

1615.  ダブル・ジョパディー 《ネタバレ》 ちょっと出来の良い火曜サスペンス。ヒロインのやることは上手くゆくし、悪い奴は成敗されるのだ。子供にしてみりゃオカンが親父を殺したって十字架を背負うことになるんじゃないの?と思わずにいられないが、この手の話にそういう突っ込みをしてはいけないのだ。 アシュレイは美人で雰囲気も良いけど、作品に恵まれていない感じの女優。 トミー・リーはやっつけ仕事。ヒロインを理解し協力する役どころなのに、この二人が心を通わせる描写がもーおざなりで、こんな脚本ではやる気が出なかったものと思われる。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-05 00:03:47)《改行有》

1616.  ナイト ミュージアム 博物館の展示物が夜になると動き出したら楽しいね、という発想も現代の映像技術では難なくクリアできちゃうのですね。先人たちは苦労しながら特撮をやっていたのになあ。ぜいたくに慣れちゃってありがたみが少なくてなんか寂しい。なめらかに動くティラノザウルスの標本を観ながらそんなことを思ってしまった。 でも、”技術”はあくまで作品にとって黒子の役割だと思うんだ。大事なのは脚本で、私は、どんなお話を聞かせてくれるのかなと映画を観るときにはいつでもそこんとこを楽しみにしている客なのだが、本作は設定以上の話の広がりを持たせられなくてやや退屈でした。[DVD(字幕)] 5点(2016-07-29 00:00:48)(良:1票) 《改行有》

1617.  マレフィセント 《ネタバレ》 アナ雪に引き続き、これまたディズニーが「王子様なんていない」と言い放っております。うわあ。呪いから解き放つのは姉妹愛だったり母の愛だったり。愛の多様性を提示して、男に頼るなと女の子たちを啓蒙してんのかいな。 とは言っても女の子はフツーにロマンスに憧れるものでしょう。白馬の王子様をかのディズニーが放棄してしまったらガールズの夢は一体どこへ向かえば? マレフィセントは私が幼少期に聞いたシンプルな筋においては単なるイジワルな悪いやつ。世の中にはそういう輩も存在するよ、ということで子供にはそれで良いんじゃないだろうか。悪キャラの隠れた内面まで探って掘り下げて理解しようとか、ややこしくなるからいらないんじゃないかなーと思っちゃった。 アンジーはもう容貌がずばりハマってますので、問題なし。エル・ファニングは素朴な顔立ちで抜擢されたのでしょうが、一生懸命感が伝わりすぎで観ててやや辛い。王様は声が良くないなあ。余裕も無くてダメキングだ。VFXもキラキラしすぎかな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-10 17:29:01)《改行有》

1618.  エイリアン3 《ネタバレ》 柳の下に3匹目のどじょうはいなかった。D・フィンチャーの独特な映像センスをもってしても、前2作の水準をかなり下回る出来。 人物が描けていない。海兵隊だって数はいたが、今思えば各人のキャラがきちんと立っていた。今作の囚人たちは仲間という意識を持ち合わせづらいので、エイリアンにばんばんやられてもただのモブシーンである。唯一せっかく過去の人生に踏み込んだ医者もさっさと殺してしまうし。良くないなあ。他に気持ちを預けられるキャラクターが幾人かいればこそ、準主役の死は衝撃になるのである。 施設内の追いかけっこも、内部構造の説明がシリーズ中一番不親切なのでどうなっているのか伝わらない。 男ばかりの星に女が一人という緊迫状況もさして活きていないし、ようは脚本がしっかり練られていないのに、映画会社がヒットシリーズの3作目を早いとこ作りたかったんじゃないかという気がしてしょうがない。[DVD(字幕)] 5点(2016-06-24 23:19:49)《改行有》

1619.  迷宮のレンブラント 《ネタバレ》 ヨーロッパの繊細な食材にアメリカ人がケチャップとマスタードで大味に味付けしやがった感じ。素材は良い物なんだろうけど下味を付けるとか切り込みを入れるとか、細部まで手を入れる丁寧さに欠ける。大雑把。 イレーヌとの心の交流しかり、法廷での逆転陳述の場面しかり。そんなぱっぱと進んだら余韻っつーものが無いでしょうよ。 締めくくりは大団円、これもなんかうまく行きすぎ。悪役トレーダーの最後の一人までつぶすんだったら、もっとあの3人を描き込むべき。正直あの人たちはけっこうどうでも良かったもん。 ヨーロッパの香り高きイレーヌや、レンブラントといった高尚な舞台装置を用意しておいて肝心の画家がジェイソン・パトリックてのも納得いかなかった。彼は芸術家には見えないよ。あっけらかんと良く日焼けしたアメリカンな顔だもの。 御大R・スタイガーが現役で登場、ちょっと嬉しかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-12 00:07:52)《改行有》

1620.  アダプテーション 《ネタバレ》 シナリオ作りに苦しむ脚本家、と聞くと”バートン・フィンク”を思い出すけど本作は作家のシュールな内面描写だけでなく、れっきとした?事件が起こる。その事件が起きてからが、そんな馬鹿な的な展開になっちゃって目が点になってしまうんだが。 だってさ、寂しい中年編集者のM・ストリープがクスリやってんの見つかって、いきなりニコラスを殺しにかかる、ってそりゃないんじゃないかなあ。ドラマを挿入する苦労云々を語られてきたけれど突飛過ぎる展開もいかがなもんだろう、チャーリー? ともあれ、文句なしに凄いのは性格真逆の双子兄弟を演じたニコラス・ケイジである。相変わらず上手いねえあなたは。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-20 00:50:33)《改行有》

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