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コメント数 2524
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1661.  さよならの微笑 《ネタバレ》 今から20年以上前に今はなき東急名画座で見ました。「フォー・ウェディング」のように、沢山の人が集まる場がきっかけとなって物語が動いてゆく恋愛ドラマですが(決して難解なおフランス映画ではなくてサラリとしたタッチ)、その基本が不倫ですから、気持ち良く楽しめるという訳にはいきません。ドロドロとしているハズのモノが軽いタッチで描かれる事にどんどん違和感が募り、最後の主人公達の選択によってそれは頂点に。「何もかも放り出して二人で旅立つ事にしました!」とカラッと家を出てゆく結末に、当時の私は唖然呆然。当時の私にこの物語が受け入れられるワケもなく、でも、じゃあ今の私だったら?って考えると、多分やっぱりダメ。この映画でいちばん印象に残っているものと言えば、みんなの前でおじいちゃんがパンツ下げて「ぶ~」と一発カマすシーン。パンツの汚れがリアルで・・・。お食事中の人がいたら、ごめんなさい。[映画館(字幕)] 4点(2004-06-15 23:46:50)

1662.  長江 《ネタバレ》 【ドキュメンタリーですが激しくネタバレあり!!】「僕は長江の最初の一滴が見たかった」という事で、さだまさしが長江の源流を辿る旅が延々と映されてゆくのですが、最後の最後で、「辿り着けませんでした」というオチがついて「ずてー!」っとコケる映画。その行く手を山々が遮る最後は「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」のラストシーンそっくり、でも、さだは少なくともこの後、塔や山を目指す事もなく、帰ってしまうワケでございますね。代わりに多額の借金の返済という、フロドとは違う苦難の道を歩む事になるのですが。さて、映画としては、えーと、中国の人々の生活を捉えた、生の息遣いを感じるものではありますが・・・お金払ってまで見たいモノではありません。日曜の午後にテレビでやってるよーな世界で。さだまさしファンならば、歌と姿とで満足できるかもしれませんけど、ファンじゃない私は、なーんでコレ見に行っちゃったのか、今となっては甚だ疑問・・・。[映画館(字幕)] 3点(2004-06-13 22:32:20)(笑:1票)

1663.  CUTIE HONEY キューティーハニー 《ネタバレ》 思いっきりツボにハマるか、さもなきゃ激しくハズすかのどっちか、だと思ってたんですけど、意外とマトモな映画でした。あ、もちろん十分おバカなんですけれど、根はマジメ、みたいな。冒頭からタイトル部分にかけての展開は、もうアニメ版『ハニー』の感覚がぱーっと脳内に甦って、懐かしさに涙出る、って感じなのですが、中盤以降はきちんとドラマが語られ、クサいながらも至極真っ当な、人と繋がっている事の大切さが描かれます。私は、ハニーの孤独よりも、市川実日子演じる夏子の孤独に惹かれ、ゆえに彼女の姿を中心に見ていました。サトエリもおバカとスーパーヒロインをきっちり演じ分けて魅力的ではあったんですけど、固めた孤独を徐々に解かしてゆく実日子嬢の変化の演技が一枚上手、という事で。アクションシーンを、もう少し丁寧に、ディティールをハッキリ見せてくれていたら、という恨みは残りますが、原作の感覚を大切にしつつ、マジメにバカを見せてくれて、かつて数多くあったプログラム・ピクチャーの懐かしい感覚を堪能させて頂きました。愛が大事、っていうベタな結末も、この映画のアニメ的言語の前では素直に受け止められるのでした。[映画館(邦画)] 8点(2004-06-01 01:39:59)(良:2票)

1664.  デイ・アフター・トゥモロー 《ネタバレ》 ジェイク、あなたの愛はお受けできません。だって、私、男ですもん。そのテのシュミは、なくってよ。とゆー事で、舞台挨拶で去りゆくジェイクの投げた一輪の花をゲットしてしまった私でした(隣のお嬢様に差し上げましたが)。突如日本語で歌い始めるデニスとか、ドレスの脇から見えちゃったヒロイン役の子とか、なかなかに楽しませて頂いたプレミアでした。 さて、映画の方は、と言うと、70年代パニック映画で映画ファンになった私としては、まずは合格、でした。大変な状況を描く場合、思いっきり引きの画で「ぼ~ん!」か、さもなきゃ逃げ惑う人々の画を切り取っただけで誤魔化しちゃうものも多いのですが、この映画は、きちんと具体的に街が大変な事になってゆくディティールを見せてくれます。でも、世界的規模で巻き起こっている災害なのだから、もっともっと見せてくれ!というのも正直なところ。この絶望的な状況に立ち向かう悲壮感も不足気味。ぎりぎりのところでなんとか生きてゆく緊迫感が薄め。だけど、日常が崩れてゆく事態に陥ったら、実感湧かないままに流されてゆくものなのかもしれませんね。 ところで、これまでアメリカ万歳的なスタンスが見られたエメリッヒ監督作品ですが、この映画では内省を促しております。京都議定書から離脱したアメリカに対して、無反省でいていいの?と。基本はスペクタクルな娯楽映画ですが、現在進行形の問題を織り込む事に成功していたと思います。 何はともあれ、久々の、大スクリーンに展開する大スペクタクルを堪能させて頂きました。[試写会(字幕)] 8点(2004-06-01 01:14:56)《改行有》

1665.  宇宙戦士バルディオス 《ネタバレ》 うーん、結局地球はS-1星になっちゃうんだよ、という到達点が存在しちゃってるため、作品全体が虚しい物語でしかないんですよね。歴史を変えてゆく、という目的があって展開する物語ではなく、それが真実だったのでした、というところに行っちゃうので、実は救いのないアニメ。映画版は、テレビ版の再編集ではあるのですが、放映時の作画があまりに酷かったりしたんで、かなりの部分が描き直されておりますが、それに伴ってエピソード変更して話が安易なものになってしまったり、その物語の変更によって、かえってテレビ版の方がいい作画だったじゃん、みたいな逆転現象が起こってたり(テレビ版、スタジオZ5が担当した部分だけは非常に質が高かったので)と、かなり雑な印象。テレビ版流用部分が16ミリのブローアップ、新作画部分が35ミリ撮影なので、画質がコロコロ変わるのも煩わしいばかりでしたし。それでも羽田健太郎担当の音楽はドラマティックで名曲でした。突如、戸田恵子の歌に乗せてヘンなプロモーションビデオ(と言うよりカラオケ用画面?)みたいな映像が入るあたりは、まあ、ご愛嬌って事で。[映画館(字幕)] 4点(2004-05-29 15:04:09)

1666.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 一夜明けると、そこには非日常の世界が広がっていたのでした、という導入部がとっても上手くて、あっという間に映画の世界に誘われてゆきました。でも、さっさとショッピングモールへ行く展開、惨劇が繰り広げられているらしい基地の状況を見せてはくれない状態に、なんだ、製作費足らないのね、ワリとチープだったりするのね、なんて思ったんですが、そうじゃなくて、それは早く閉ざされた世界へ誘うためだったんだな、って後で理解しました。社会との繋がりが断ち切られて孤立してゆく不安感が、躁状態な映像と展開の中にひたひたと染み込んでくる感じが秀逸です。ゾンビという存在そのものが怖いというよりも、コミュニケーションを失った存在になってゆく、というのが怖くて、徐々に失われてゆく仲間という名の希望に、熱い画面とは裏腹な冷たい空虚な気持ちに支配され、見終わってこれが作り物の映画だって事に安心、って感じです。どん詰まりの終末の世界へ向かって疾走するパワフルな悲劇に、意外なくらいに感心しました。ただ、オリジナルとの安易な比較はできません。オリジナルの方は、つい最近見たために、時代性の違いを感じてしまったので、どうしても今のこの時代に語られたこちらの印象が良くなってしまって。映画は作られた時代にリアルタイムに見るのがいちばん、というのを実感させられました。あと、ゾンビものとしては残虐なシーンが少なめ、みたいに言われていたので油断しちゃってたのですが、私にとってはかなりツラい映像いっぱいなのでした。[映画館(字幕)] 8点(2004-05-29 14:49:21)(良:1票)

1667.  ヴィドック なんか、すっごい映像!ってのは5分で慣れちゃうわ。どんどんどんどんスゴくなるのならいいわよ、でもずーっとおんなじノリじゃねぇ。後はやっぱり物語で見せてくれないと続かないわよ。仮面男の正体とか、「そんなのアリ?」って反則気味な展開とかよりも、お話しを面白く見せる方法、ってのを頑張って欲しかったんですけどぉ。大体、おフランスの映画ってば、どうしてこうスローテンポなのかしら? かと言って、スローである分じっくりドラマが描かれるのか、っていうとそういうワケじゃないのよねぇ・・・。あ、キャロのセンスは好きよ。いつも一貫して退廃美、ってカンジで。でも、ジュネと一緒に仕事してこその人ね。ジュネと言えば、そんな名前の耽美的な雑誌が・・・ううん、なんでもないわっ。【あねやん】[映画館(字幕)] 4点(2004-05-20 22:45:46)(笑:1票)

1668.  シリウスの伝説 《ネタバレ》 日本初のフルアニメを作る!という意欲は凄くって、ホントにずーっと動いてます。それから、マシントレスではなくフルハンドトレスで、トレス線1つ1つに、黒ではなくて、ちゃんとペイントに適合した色が使われています。とっても丁寧な作り。それだけに、なんでこんなにディズニーを意識しなくっちゃなんないの~!みたいな絵柄や、後味悪~な悲劇になっちゃうのが惜しい惜しい。せっかく、そこまで凄い事をしているのに、アニメ映画として語り継がれる事なく、なんとなく忘れられてしまっている感じなのは、やはり脚本やキャラクターに魅力が足らなかったせいじゃないかな、って。あと、すぎやまこういち氏とサーカスによる音楽は心に染みる名曲でしたが、シリウスが行進するトコのBGM、映画の「009」、「ゴジラVSビオランテ」の自衛隊、「ドラクエ4」の馬車と、同じパターン過ぎですよ~。あと、初日の映画館前ではこの映画を作った会社の労組がデモ行進をしておりました。えーと、そういうのはあなた方内部の問題で、お金払って見に来る観客には関係のないハナシなのではないの?と疑問に思った私でした(東京国際映画祭の会場前でデモってる某社労組もウザいですよ、と)。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-20 22:27:03)

1669.  すかんぴんウォーク 《ネタバレ》 なんか、この映画の吉川晃司と、後の彼にはイメージに随分と差がありますね。今のあの、一生懸命独自のスタイルを作ってる感じよりも、この映画の時のイメージの方が好感が持てたりして・・・。さて、でも、この映画自体はかなり退屈でした。辛口青春映画って感じですが、どうもスッキリしません。最初の軽快な流れがどんどんと失速していって、かなりグダグダとした展開になり、そして気持ち良く終わる事もなく、と。当時の時点で彼がそこそこ大物だったならば、この映画の成り上がってゆき、そして挫折という展開も現実を重ね合わせて見る事もできたでしょうが、何しろまだ新人売り出し状態ですから、絵に描いたような成功物語は空々しく、イメージアップに繋がるとは言い難いような映像、人物像ばかり。うーん。なんか、今もって大森一樹監督のこれぞ!という映画を見てないよーな気がするんですけど、どれを代表作として捉えればいいんでしょうか? 「オレンジロード急行」や「ヒポクラテスたち」を代表作認定!という事で納得しちゃいますかぁ? それでいいんですかぁ?[映画館(字幕)] 4点(2004-05-20 22:12:28)

1670.  瀬戸内少年野球団 《ネタバレ》 「がんばれ!ベアーズ」みたいな野球映画かと思ったら、野球部分はほんのちょっぴり。大部分は戦後直後の人々の織り成す混乱と哀しみのドラマで、期待した映画よりもずっと重たい中身ではありました。「私達、野球やりましょ」とゆー流れになるのも、ええ?なんで?って感じ。駒子先生、どうして? でも、ラスト、武女との別れのシーンは竜太の気持ちが痛いくらいに判って、それを見つめる駒子先生の眼差しが記憶に残り、切ない思い出のような映画になりました。6点(2004-05-16 00:09:42)

1671.  昔みたい ニール・サイモン映画としては、毎度の男と女のコメディ、洒落た感じがあっていいのですけれど、ゴールディ映画としてはハジけ加減がかなり足らないなぁ、っていうのも事実。ラストのオチまでピタッと決まっていて、スキのない面白さがあるのですが、そこから更にハミ出してゆくのがゴールディの魅力、って思いますからねぇ。チェビー・チェイスの不幸ぶりは、彼らしくって親しめるんですけど、その分、ちょっとチャールズ・グローディンがワリを喰っちゃったかなぁ。[映画館(字幕)] 6点(2004-05-15 23:51:00)

1672.  バードケージ 本来なら、めちゃくちゃアクの強いハズのロビン・ウィリアムズ&ジーン・ハックマンが、ネイサン・レインの存在によってアク抜きされちゃってるのが可笑しいです。彼(彼女)は、多少デフォルメがキツい気もしないではないですけれど、ホントにああいう人生を送ってきた人、みたいに思えちゃいました。大爆笑、とはいかないけれど、全編それなりにユーモラスで笑える映画でした。ただ、大作系お正月映画として上映すべき映画ではなかったと思うんですけどねぇ。大劇場の大スクリーンにミスマッチな映画ではありました。やっぱり、お正月に広々&ガラガラの場内で笑ってるのって、虚しいし・・・。6点(2004-05-15 23:39:34)

1673.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 エドワード・ノートンが、オープニングとクライマックス以外には危機から遠い状態なために、緊張感が持続しなくって、ちょっと中盤退屈。犯人側のドラマが早い状態から描かれるのですが、もっとデンジャラスな存在かと思ったらワリとマトモですし。レクター教授は、案外と簡単に捕まっちゃって脇役状態ですしね(まあ、延々捕まらなかったら、違う映画になっちゃいますが)。ラストでもう一発!というのも、もはや定石。気になったのは、密度のない画面構成。この監督、シネスコが好きなようですけど、いっつも隙間だらけのシネスコで、その隙間に奥行きや空気感があるワケでもないので、一度ビスタサイズで撮ってみる事をお勧めしたいところです。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-15 23:26:44)

1674.  宇宙からの帰還 うーん、とにかくNASAのフィルムを寄せ集めてみました、みたいな感じで、ドキュメンタリーとしての送り手の視点が全然見えて来ない、ツラい映画でした。この映画が描いた宇宙開発の現実は当時、もう既知の事であって、改めてそこから得られる衝撃、というのはちっともなくって。唯一、ワリと近い軌道上から捉えた地球、球形をしていて、でも、そこに大地が広がり、雲が浮いていて、その雲が立体的に流れてるという映像には感動しました(うわあ、地球って俯瞰すると意外と小さいんだなぁ、あんな世界にみんな暮らしてるんだなぁ)が、その映像のためだけに、この映画をガマンして見るだけの価値はあるのかどうかは、甚だ疑問ではありました。[映画館(字幕)] 3点(2004-05-15 23:05:58)

1675.  超人ロック 《ネタバレ》 なんか、大量出血!ってスプラッタな描写が結構あって、それがB級色を高めておりました。原作を知らずに見たために、ロックがどういう存在なのか、なかなか掴めずに苦労した記憶があります。そして、なんだか世界が狭いアニメだなぁ、とも。キャラ頼りのアニメって、描写がキャラに寄り過ぎるために、どうしても空間と事象の描写が疎かになってしまう傾向がありますね。ところでラストで悪役が改心のためにロボトミー手術をされてめでたしめでたし、ってのは、どー考えても問題アリだと思うんですけど。恐ろしいコトを当たり前のように語っていて、それってどうなのよ?と。[映画館(邦画)] 5点(2004-05-15 22:54:23)

1676.  モスラ3 キングギドラ来襲 《ネタバレ》 なんで子供を誘拐するの?(エサにでもすんの?)子供と大人の差って、どうやって判断してるの? 三姉妹の謎が明かされる、って、結局謎って何だったの? ベルベラはどうして敵対してたの? キングギドラが太古の生命体だなんて、どうして判ったの?みたいな数々の疑問符が、当然の如く湧き出してくる、東宝怪獣もの独特の、かなり「あいたた~」って映画ではあります。だけど全くダメ、っていう映画ではないと思うんです。全てが惜しいところでダメ、みたいな。小林恵と羽野晶紀がいい演技してるんだから、それをキチンと活かしてあげることが出来たならば、そしてデジタル合成の画面なんて目を見張る出来を見せていたのですからそれ以外の特撮も頑張っていれば、あるいは名画になったのかもしれません。練りこみの足らなさが災いしているとしか思えません。年1本ペースで作るにしても、2年体制くらいで複数チーム動かす、なんて余裕はないんでしょうかねぇ・・・。[試写会(字幕)] 4点(2004-05-02 21:45:16)

1677.  ズッコケ三人組 怪盗X物語 《ネタバレ》 しっかりと作られた良質の子供向け映画。東映の子供向け、という事で、もっとガチャガチャと賑やか、悪く言うととっ散らかった映画を予想したのですが(そういう映画を、その数年前に見ていたもので)、瀬戸内海を舞台に、子供の冒険心とほのかな大人の女性に向けた想いを、充実した大人の役者達が彩るという、結構贅沢さを感じる映画でした。平田満、梅宮辰夫、室田日出男が見せる確かな演技が、子供達をしっかり支えています。ただ、地域振興に絡む汚職や陰謀なんて話、いくら自然保護が絡んでいても、子供にはちょっと退屈なんじゃないかなぁ、って気もしないではありませんでしたけど。でも、瀬戸内の風景、大河内奈々子の美しさ、オーケストラ編成のBGMなども綺麗なハーモニーとなって、最後まで爽やかな印象の秀作ではありました。このまま埋もれてしまうには、ちょっと惜しい映画です。[映画館(邦画)] 8点(2004-05-02 21:31:09)

1678.  おはよう!スパンク 《ネタバレ》 なんだか、真面目にラブストーリーなので、ちょっとビックリ、って感じでした。こういう、原作のあるアニメ映画って、あまり原作やテレビの本筋の展開に影響のない、当たり障りのないところでお茶を濁して終わり、というパターンが多いのですが、サイドストーリー的ポジションにしちゃ、かなり真剣。お母さんの言葉で、なんとなく教訓的な結末になると思いきや、「今の気持ちこそが大事!」とゆー若さ爆発な展開になるあたりに、ちょっとこの映画に賭けたスタッフの粋を感じたりしたのでした。それにしても、私、当時はナンでも見てたんだな・・・。[映画館(邦画)] 7点(2004-05-02 21:05:06)

1679.  赤ちゃんはトップレディがお好き 《ネタバレ》 80年代当時には、この映画の描いた事がとっても自然に思えたんですけれど、今思い返すと、果たしてここまで単純に答えを出していいのかな?という疑問にぶち当たってしまったりして。企業のシステムの一部として生きるよりは自然と人の優しさの中で生きてゆく方が幸せ、人間性の復権を!という映画なのですが、それはごくごく小さな、映画的ファンタジーとしての結論でしかないよね、って。シングルマザー、フェミニズム、男女同権、そういう問題が描かれてる以上、その結末は逃げになっちゃうような気がしないでもないです。描かれた問題はエッセンスで、要は単なるラブコメディ、として割り切るべきなのかもしれませんけれど。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:57:15)

1680.  超能力学園Z おバカパロディ映画なんですけど、下品なんですよねぇ(後のこのテのモノに比べれば、おっぱいポロリ、パンツ丸見えってだけで喜ばそうとしてる状態なんで、まだ可愛らしいモンですが)。「スター・トレック」や「キャリー」のパロディはベタベタで笑えますが、「エクソシスト」パロディでゲ○をわざわざご苦労な事にアニメ合成したりするのはカンベン(「透明人間」にもありましたけど、ゲ○合成)。まあ、理屈っぽく構えて見るタイプの映画ではありません。ぼーっとバカさ加減を楽しめばおっけー。優等生なヒロイン役のフェリス・シャクターが可愛い!!って思ったものの、どーやら他の映画には出ていないようで、残念。[映画館(字幕)] 5点(2004-05-02 20:41:29)

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