みんなのシネマレビュー |
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1681. デストラップ/死の罠 《ネタバレ》 最後はヘルガの一人勝ち。 予測できませんでした。またからんでくるだろうとは思っていましたが。 もしかすると最初からヘルガはこうなることがわかっていて、ブリュール家に来たのでしょうか?最後は自分が原稿を手にして、皆死ぬことが霊能力でわかっていたとしたら、ヘルガが一番恐ろしい。霊能力最強じゃないですか。 というか、ミステリーで霊能力を持つ人が一番強いって身もふたもないのでは? でも面白かったです。ホモ設定だけは気持ち悪いので、いらなかったかな。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 11:01:47)《改行有》 1682. バックマン家の人々 《ネタバレ》 コメディかと思っていました。全然違いますね。真面目なホームドラマです。見ていて「マグノリアの花たち」を思い出しました。 初めのうちはそれぞれの家族が抱える問題を解決しながら家族を再生していくストーリーかと思ったのですが、少し違うみたいです。「なんかうまくいかないなー。もう一度自分たちを見つめ直して人生をチューニングしてみようかなぁ。」といった感じでしょうか。 だから、初めからみんなお互いにお互いの家族を否定も肯定もしていません。鏡合わせのように隣の家族を見て、「うちもそうしてみようかしら」と参考にしているくらいですからね。そのせいで車をぶつけてしまいましたが。 最後には、それぞれがチューニング完了して、とりあえず笑顔で再スタートをきったところで終わってくれたので、後味は良かったです。結局またいろいろな問題が浮上してくるとは思いますが。 ただ、映画の中で、終始否定されつづけたのがラリーです。人間どんなスタイルでもどんな人生でも良いけれど、これだけはだめだという象徴のような存在です。出てきたときからすべての家族に敬遠されていて、それ以降父親以外とはまったく接する機会さえない、まったく異質な存在。金癖が悪く、自分の人生を見つめ直すふりしかせず、子供に対しては責任をとる意志はゼロ。最後の父親とのやりとりが最後のチューニングのチャンス。ですが結局・・・。父親は「こいつは一生変わらない」ということがわかって、あきらめました。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-21 19:27:48)(良:1票) 《改行有》 1683. エスケイプ・フロム・リビングデッド 《ネタバレ》 雰囲気を楽しむ映画です。大きなストーリーはなく、小さなストーリーもありません。怖いかと言えば怖くもなく、グロイかと聞かれればややグロイ程度。ですが、ゾンビが走りません。ドキュメンタリーチックです。それだけで十分です。昭和世代なので、走らないゾンビにえもいわれぬ趣を感じます。風情がありますね。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-17 03:39:56) 1684. 13F 《ネタバレ》 面白いけど読めてしまいました。なぜ読めてしまったのだろう。でもなぜか、今いる現実世界もじつはバーチャルなんだろうなと思ってしまった。バーチャルの世界に行っている人がその世界で死ぬと、バーチャルの世界の人が現実世界で目を覚ますっていう発想は面白いと思います。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 20:33:50) 1685. イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 この手の映画って、矛盾にはある程度目をつぶったほうが良いのでしょうか。手紙のやりとりをした男性が助かったのだとしたら、チョン・ジヒョンの記憶の中に出てくる、車にはねられた人は誰?手紙のやりとりをしていたからあの場で車にはねられることになったわけで、でも手紙のやりとりができたからこそ助かったラストシーン。む、矛盾が。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 18:31:23) 1686. フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白 《ネタバレ》 良い話だし、面白かったのですが、・・・うーん。主人公は50年分の時を過ごさなくて、本当に幸せなのでしょうか。僕が本人だったら、「あのあと目を覚まして、他の人と結婚しました。」って聞いたら、「じゃあ冷凍されるんじゃなかった!」と後悔してしまいます。あんな前向きな気持ちにはなれないかな。美談に見えますが、内容は結構残酷な気がしました。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 15:41:56) 1687. 摩天楼を夢みて 《ネタバレ》 見ごたえはあります。舌戦が好きな人にはおススメです。(舌戦が好きな人って何だ?) 個人的には、もう思いっきり大どんでん返しのスーパーサクセスストーリーにしてくれたほうが好きでした。映画であんまり現実見せられてもね・・・もっと夢見たい。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 15:14:21)《改行有》 1688. スペース・カウボーイ 宇宙に出てから、何をしているのかがわかりにくくて、緊張感が伝わりにくいところがいくつかありました。ジェットコースターで平気でバナナ食べているシーンが一番かっこいい。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 14:00:27) 1689. ジャック・フロスト/パパは雪だるま 《ネタバレ》 こういう話だったんですね。ちょっと違う心構えで観てしまったもので、いきなり父親がなくなってしまうのが衝撃でした。ただのファンタジーではありませんね。正直言うと、雪ダルマが動き出す前くらいまでが一番楽しかった。特に、道を雪かきしていて、車から降りた母親に抱きかかえられるシーンは秀逸。さすがに鼻の奥がつーんと。このシーンだけでも、この映画を見た価値はありました。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-06 22:00:31) 1690. 家族ゲーム 行動心理や動機がつかみづらい映画は苦手なんですけど、これはなぜか楽しめましたね。なんででしょう?こういう子供は実際結構いると思います。周りが気付いていないだけで。生徒の答案をまるめて校舎の外に捨てて笑いをとるところに時代を感じました。個人情報の保護責任がやたら厳しい今の時代には、考えられないですね。[DVD(邦画)] 6点(2011-07-06 21:11:24) 1691. リトル・マーメイド(1989) やどかりのお目付け役がいっちばん頑張っていました。MVPをあげたい。[DVD(吹替)] 6点(2011-07-05 23:21:08) 1692. 恋しくて(1987) メアリースチュアートマスターソンを知るきっかけになった映画です。キース・ネルソン演じるエリック・ストルツを見ていて、「いや、どう考えてももてるやろ。なんで人気ないの?」と思ってしまいました。個人的に、登場人物の中でエリックのお父さんがダントツで良かったです。すばらしい父親を見せてもらいました。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 23:18:43) 1693. 赤ちゃんのおでかけ 《ネタバレ》 無理がある話です。でも愉快です。股間が燃えるのは痛すぎです。あれはやりすぎ。家政婦さんが最高に良いキャラしていました。いつも読んでる絵本の内容に気付くシーンがとても良かったです。しかしこの赤ちゃん、この歳で物語の内容を覚えているとは・・・とてつもないポテンシャルを秘めている・・・[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 18:02:49) 1694. 悪人 《ネタバレ》 小説で上下巻ある話を、むりやり映画にまとめてしまうとこうなってしまうんですね。というもったいない感がある映画です。小説の中では味わいのあるシーンも、その複線がカットされているために、小説を見ていない人には何のためのシーンかわからないところがたくさんあります。きっと、小説を読んでいる人とそうでない人では面白く感じる度合いに差が出てしまうでしょう。全体通すと、母親、合コン男、殺されちゃう女性、詐欺師の人たちなど、いろいろなタイプの「悪人」が出てくるのですが、社会の中では、心優しい主人公だけが「悪人」にされてしまう非常にメッセージ性の高いストーリーだと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 16:52:32) 1695. ファンタスティック・フォー:銀河の危機 《ネタバレ》 1作目がとても面白かったので、かなり期待して観ました。率直な感想を言います。4人がバランスよく活躍する話のほうが良かったです。今回はジョニーがメインになりすぎているのが残念でした。あと、「星食い」なるものが出てきて、スケールが大きくなりすぎたのも個人的には好みが合いませんでした。ただそれでも好きなシーンや面白いアクションも多かったので6点で。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 15:42:08) 1696. ハイ・フィデリティ 「とても面白い」とは言えないですが、なぜか目が離せなかったです。大きな山場がそんなにあるわけではないのに、最後まで飽きることがありませんでした。洋楽が好きな人であれば、この作品の価値は大きく変わってくるような気がします。僕は洋楽のことはわからないので、よくわからないネタが多かった。物語は、ラスト10分が一番好きです。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 04:28:36) 1697. L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 マフィア映画にしては人物の描き方が浅く、ドラマが盛り上がりません。 仲間を1人、また1人と集めていくシーンは好きですけどね。祭りや遠足の前のワクワク感に似ている。 一筋縄ではいかない面子をそろえて、いったいいどんな凄いことをやってくれるのだろうと楽しみで仕方がない。 ところが蓋を開けてみたら、コーエンのカジノや麻薬を積んだ車を襲うだけ。 まあ、最初はそこから始めるのだろうと思ってみていたら、終始そんな感じ。なんと芸がない。 なのでアクションは夜のシーン多め。 暗いうえにみな同じファッション。 誰がどこにいて、誰が誰撃ってんのかわかりづらいです。 わかりづらいから、見せ場であるドンパチシーンもいまいち盛り上がりません。 ※例外はあります。靴磨きの少年が巻き添えで撃たれてしまうシーンは緊迫感もあり良かった。だから今後の復讐劇に期待を寄せたのですが、それを超えるものは後半ほとんど出てきませんでした。 盗聴器を発見された途端、主人公たちの素性が一気にばれる理屈もよくわかりません。 エマ・ストーンは大好きな女優さんですが、正直この映画ではいてもいなくても良い程度の役回り。 軍隊あがりの歴戦の猛者オマラ。 投げナイフの達人コールマン。 天才ガンマンのマックス。 有能な人物を集め、個性豊かなはずなのに、それにしては盛り上がらなかった不思議な作品です。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-05-12 17:12:33)★《新規》★《改行有》 1698. 百瀬、こっちを向いて。 《ネタバレ》 特に大きな山場もなければオチもない短編小説が原作。 それを無理やり2時間弱の映画にすれば・・・・まあ、こうなりますよね。 淡々・・・。だらだら・・・。 オチがないってのは言い過ぎかもしれませんが、ホオズキのオチはオチとしては弱い。 主演のノボル役の人は良い味出していました。だから、映画自体、そんなに悪い出来ではありません。 じゃあ面白かったかと尋ねられると、う~ん・・・。 人に勧めますかと尋ねられると、う~ん・・・。 退屈でしたかと聞かれたら、YES。 この青春映画独特の雰囲気が好きなひとは、はまれる映画だと思います。 あと、ノボルの友人田辺君は良いやつでしたね~。劇中一番好きなキャラかもしんないです。 ちなみにラストの終わり方は原作のほうが好き。 結構原作に忠実に作ってあるのに、なぜラストだけ大きく変えてしまったのか。 『百瀬とノボルの気持ちは通じ合っていたのかもしれない』そんな幸福感を味わえる小説のラストが好きです。 映画はノボルが報われなさすぎでしょ。 ついでに個人的な好みの問題を言わせてもらうと、早見あかりはヒロインにしてはちょっとがっしりしすぎ。 よく言えば健康美なんだろうけど・・・。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-03-21 15:15:13)《改行有》 1699. フッテージ 《ネタバレ》 スランプ中で追い詰められたベストセラー作家が、一発逆転を狙って殺人事件の現場となったおうちへ引っ越してくる。それだけでちょっとワクワクしちゃいます。そして早速屋根裏で、怪しい箱発見。中にはフッテージが。フッテージ?よくわからなくてググりました。ふむ、未編集の映像素材。なるほど。この荒い画像がなんとも・・・。 主人公が映像を見てみると、そこにはスナッフフィルムのような映像が。4人が首つりをされる映像。時間差で息絶えていく様子がなんとも生々しい。このなんとも言えない気持ち悪さと、ゾクゾクくる恐怖感はかなり好きです。 前半はそーゆーノリが多かったので良かった。 副保安官も、やたら協力的で、逆に怪しくて良かった。この人結局ただのミーハーだったってのは肩透かしですが・・・。でもいいキャラしてましたね~。 で、中盤以降、あまり好きではない展開に。せっかく前半で良い雰囲気作っていたのに、どんどんお化け屋敷路線へ。 大きな音。突然ばあっ。んー。この映画もかぁ・・。怖がらせるのと驚かせるのは似て非なるものなのに。 オカルトにみせかけて、じつは真犯人がいると思ったのですが、やはりただのオカルト。後半はなんでもアリに。 で、ブギーマンって結局何者だったのでしょ? あと、こーゆーホラーでラストが救いようがないほどバッドエンドっていうのも、後味が悪すぎるなぁ。 妻とお兄ちゃんなんて、結構中心人物だったのに、肝心のラストでは台詞すらないじゃない。 ミイラとりがミイラになるようなオチ自体は好きなんですけどね~。 なんか全然すっきりしないホラーでした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-03-01 14:48:58)(良:1票) 《改行有》 1700. シャドー・チェイサー 《ネタバレ》 スタート7点、中盤6点、終盤4点・・・ 物語が佳境になるにつれ、どんどんつまらなくなっていきます。 導入はかなり良かったのに。 父親から携帯を海に投げ捨てられ、仕方なく街に買い出しに行く主人公ウィル。でもウィルがビーチに戻ってくると、そこに停泊しているはずの船はなく・・・。やっと見つけた船に乗り込んでみると、そこに家族の姿はなく・・・。 この辺りまでは最高に面白かったんですけどね~。 無駄にストーリーがごちゃごちゃしてわかりづらかったはマイナス。 家族を拉致したのはテロリストかと思ったら、いや、違う、実はモサドだった。 な、なんだって!実はモサドだったのか!って驚くとこなんでしょうけど、モサドを知らないから驚きようがありません。結局敵か味方かもわからない。どちらかと言えば敵なのか?と思ったけれど、最後はなんだか仲良くしているし。 何より、一番の見せ場となるべき最後の銃撃戦とカーチェイスのつまらなさが致命的。 特にカーチェイスは画が暗いうえに、撮り方がまずいのか見せ方が下手なのか、位置関係がわかりづらい。 なんだかよくあるサスペンスアクションの、外見だけ真似しましたみたいな、そんな映画。 面白い映画を作っても、その面白さが見る側に伝わらなければ意味ないです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-01-21 23:34:41)《改行有》
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