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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2047
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1721.  ロボコップ(1987) でかめのヘルメットをかぶって、カクカク動く変なヒーロー。ヘルメットとれば人の顔、しかも口はつねに隠さない、おちゃめなヒーロー。監督がよかったんやろね。この幼稚すぎる設定を、残酷で孤高、物悲しく、そして変にかっこいー映画にしてくれたんは、ひとえにポール・バーホーベンさんのおかげです。しかし、この監督さん、メディア(主にテレビニュース)とドラマを絡める演出好きやね。スターシップ・トゥルーパーズでもやってたし。しかもどこかB級っぽい撮り方も同じ。この映画で一番印象にあるのは、やっぱりマーフィが死んでロボコップになるところ。人間が死んで機械になって蘇るって感覚を怖いくらい観てる俺にバーチャル体験させてくれた。あのシーンは、今観ても、かなり怖いし、死をちょっと身近に感じさせる。近未来の企業の描き方も、冷徹で怖くていい。恐怖を感じさせてくれる変な格好のヒーロー物を観たければオススメです。10点(2004-08-19 11:48:18)

1722.  グラスハウス 何人かのレビュワーの方々と同じく、俺もリーリー・ソビエスキー目当てで観てん。「UPRISING アップ・ライジング」を観て、「ロード・キラー」を観て、かわいい女優さんだなと思い、ちょっと気になってたし。↓のanemoneさんもおっしゃっていますが、この作品に関しては、もうリーリー・ソビエスキー鑑賞目的以外は考えられない映画やね。よっぽどサスペンスに飢えてたら別やけど。だって、ストーリーとか、ほんと、なんのヒネリもないありきたりな展開で、いたって普通やもん。退屈じゃなかったのは、ひとえにリーリー・ソビエスキーが魅力を振りまいてくれたおかげで、彼女がツボじゃなきゃ、たぶん、全然おもしろくないと思う。ちなみに、弁護士やったけ?あの相談役のおじいちゃん、かわいそすぎです。5点(2004-08-19 10:51:55)(良:1票)

1723.  デッド・カーム/戦慄の航海 そんな・・、ニコール・キッドマン演じる奥様が、あんな事、こんな事。そして、なんと、飼ってる犬が、あんな事、こんな事。たいして期待せずに観たからか、かなりハラハラしました。オープニングのシーンは、なんか評判悪いね。多分、本編とはあんまし関係ないからやねんけど(まったく関係なくはないとは思うけど)、これはよーするに、ツカミちゃうんかな。なんか衝撃ある事件で一挙に映画の世界へってのを監督は狙ったんかな(違うのか?)、評判が悪いから、失敗?俺は別に、そんなに余計って感じには思わんかったけど。「激流」や「不法侵入」にドキドキできたら、わりとオススメ。7点(2004-08-13 16:01:07)

1724.  パール・ハーバー ある意味、俺の大和魂を奮い起こさせるカンフル剤的な映画やったかな。でも、まだ足らん。日本全土を巻き込んで大和魂を奮い起こさせるには、もっと、もっと、日本を一方的に極悪非道に描いてくれんと。興行収入を得るために日本人に媚びて色々元の映画に手を加えてるし。その辺が中途半端すぎ。もっと、こう 日本人が グゥワハハハハって感じで ってごめん!なんか暴走してた。んでこの映画やけど、史実をなんも考えずに観ればそれなりにおもしろいんちゃうかな。迫力あるし。俺はこの映画に関してはやっぱり色々考えてもーて、この点数でかんべんして。3点(2004-08-10 16:06:21)(良:1票)

1725.  インデペンデンス・デイ アメリカ人ってさ、つねに何かと戦ってなきゃだめな国民なわけで、だから、もし、こんな感じで宇宙人が攻めてきたら、多分率先して戦うし、それで世界の英雄的存在であるという事をアピールするし、アメリカ万歳もすると思うので、そーいう部分じゃリアリティーあるんちゃうかな。実際、そん時の大統領によっちゃ、自ら戦闘機乗って戦うかもよ。だって血気盛んなアメリカ人だもん。戦うことで自己証明してる国民だもの。宇宙人も絶対素手で殴って気絶させれるって。今まで国として、いっぱい素手で殴ってきてるんだから。日本も気絶させられてるし(ダメだ、かなり妄想はいってきた)。ま、題名からして観る前からアメリカ万歳映画であることはわかるんだけど、そーいうのを軽く受け流して、迫力映像に脳内麻薬を放出して(ストレス解消)、こっちも単なる娯楽映画として余裕をもって観れる人じゃないと、この映画は楽しめないし二時間ほど無駄にしちゃうかな。最初からこんなアメリカの自己満足映画が嫌いでも無理して観て、やっぱりアメリカのこんな映画はダメだとさらにハリウッド娯楽大作映画嫌いを確認できる役には立つと思うけど。7点(2004-08-10 15:53:24)

1726.  チャイナ・シンドローム 原発のパニックムービーかな?って思って観たら、告発系のサスペンス映画やった。多分、これ、自分の住んでる地域に原発があれば、結構怖く感じるやろね。特に日本でも色々あったから。俺の住んでる所にはないから、ほんま能天気に観てたよ。人ごとちゃうのにね。なんか冷静に考えてまうんよね。原発の問題って。全ての地域にあったりしたら、皆、切実になるってゆーか、冷静にこの映画観れんのちゃうやろか。日常レベルのお話になるし。と、ゆーことで、この映画の前半は音楽で盛り上げるでもなくわりと淡々としてて、のんびり観てた。たださー、キンバリーさんの飼ってるペットが亀ってゆーのが妙に気になってんけど。しかもでかくて、小脇に抱えて、ベッドにドーンと置くんやけど、なんで亀やってんやろ?(ジェーン・フォンダのペット?)ま、いっか。んで、後半はさすがにドキドキした。特に最後の盛り上がりは、ドキドキしっぱなし。最初と最後があの例の色の調整の映像ってのも、なんか映画としてまとまっててよかったかな。7点(2004-08-10 10:18:58)

1727.  オズ もう一回観たい映画なんやけど、どこにもレンタルとかないんよね~。俺はこれに出てくるキャラが好きで、手に車輪がついた暴走族みたいな奴らとか(たまに色々なとこでこのキャラ、パクられたりしてる)、ベッドに鹿の首と羽がついた奴とか、とにかくキャラがヘンテコすぎていいんだ。もう観たのがほんと昔なんで、ストーリーとか細かいとこ覚えてないけど、特撮部分も含め、そんなに悪くなかったよーに思う。とにかくキャラにインパクトがあって今でもイメージが残ってる。7点(2004-08-09 15:06:33)

1728.  マイノリティ・リポート 結構、みなさんの評価が微妙な中、ほんと申し訳ないんやけど、俺は、なぜか、おもしろかってんな。未来を予想して捕まえるというアイデアも、ありえへんけど藤子不二雄のショートSFチックでおもしろいと感じたし、あの装置もトリッキーで味があってよかった。なんかね、細かいトコほじくると穴があったり、展開に無理があったりしても、たまに、そんな事気にならなく楽しめる映画があって、これがまさにそれやねん。映画の中の色々な小ネタが楽しめたので、全体像はわりとどーでもいいってゆーか、めしで例えてゆーなら、俺の好きな具材が沢山使われてるので、味はどーでもいい鍋料理みたいなもんかな。元々、近未来モノ好きで、スピルバーグの映画とは相性がいいからってのもある。ストーリーや設定に突っ込みどころがあっても、あまり深く考えずに観てしまいオチにそんなに期待を抱かない近未来SF好きな人にはオススメ。10点(2004-08-09 14:48:36)(良:2票)

1729.  ヤング・フランケンシュタイン これの吹き替えってそんなにおもしろいんや、観てみたいな~。字幕で観たけど、ほとんど笑えなかった。馬のシーンはあんなに繰り返されると最後はさすがにクスってきたけど、それだけ。実はちゃんとしたフランケンシュタインもちゃんと観たこと事ないんよね~。だからイマヒトツ笑えなかったんかな~。イマイチ、外国のパロディーモノってサムく感じてまう俺は、笑いがわかってへんのかな~。ただ、この映画、なぜかちょっぴり泣けた(感動してやけど)。みんなで必死にフランケンシュタインを助けようとがんばる姿に。特にあのメロディーに泣けた。だから、パロディー映画じゃなくて、少しだけコミカルにリメイクした映画として観れば、悪くないと思う。5点(2004-08-03 11:54:54)

1730.  借王(シャッキング) なんかあるので一番乗り。日本の映画ってたまにムショウニ観たくなる。俺が日本人で、役者とか感情移入しやすいし、映画の雰囲気も自分の日常から把握しやすいからやろね。まー、これはVシネマやけど。でも俺はVシネマも結構好きやねん。ただVシネマのあのウサン臭い雰囲気が嫌いなら、多分これもおもろないと思うけど。Vシネマって、映画というより、ちょっとドギツイドラマって感じやからね。ストーリーはそないたしたことないで、借金返すために詐欺する話、それだけ。あんまり深くもないし、漫画っぽいし、どっかコミカルやし(しかもベタベタなコミカルさ)。んでも、なぜかドキドキしてもーた。詐欺がうまくいくよーにって。やっぱ映画の世界に入っていきやすいんやろね。ベタやから解りやすいし。哀川翔は相変わらず哀川翔のキャラ(でも好き)、志賀勝はわかりやすいチンピラおっさんの雰囲気でまくり、夏樹陽子はやっぱりべっぴん(しかも大人のフェロモンでまくり)。三人の主人公、どれもえー感じ。「ミナミの帝王」シリーズとか好きならオススメなんとちゃいまっか。ただ、ウサン臭い話に耳かたむけるつもりがおまへんのなら、これ観ても時間の無駄っちゅーもんですわ。7点(2004-07-31 01:05:39)(良:1票)

1731.  ネイビー・シールズ(1990) 作戦任務→インターバル(休憩)→作戦任務の繰り返しと言う構成で、任務は全部で四回。どの任務も密かに侵入し、だいたい最後は派手な銃撃戦になっちゃう。一方、インターバルはちょっとした人間ドラマあり、全ての任務に絡む事件の調査ありって感じやけど深くなないかな。全体的にB級チックで軽いのりな印象、音楽がロックなので、ちょっとした青春映画っぽくもある。俺としてはもっと硬派な方がよかってんけどね。構成が繰り返しだけに、途中あきてくるんやけど、ただ最後の任務は、最後だけにちゃんと盛り上げてくれて、少数精鋭部隊の活躍っていう展開が好きな人には悪くない出来ちゃうかな。期待せんかったらやけど。5点(2004-07-30 14:40:27)

1732.  妖婆・死棺の呪い オバハン背負ってる宣伝用の写真が妙にコケティッシュ?で強く惹かれたので観てみたら、写真のまんまの変な雰囲気の映画やったな~。だから、題名に反して、俺はあんまり怖くはなかった。怖いというより間の抜けた楽しさ(小話を一つ聞くような)って感じ。日本の「耳なし芳一」に似たストーリーなんやけど、全体的なノリは変にテンション高い(明るい)エクソシト?だから観る人によったら怖いかもしれん。特撮は幻想的(白黒なんも妙に幻想的)やねんけど映画というより舞台劇の仕掛けみたいで、ちょっと新鮮やった。特にオバハン背負って飛ぶとこ、地面が回転して人が進んでるように見せるんやけど、コントの舞台仕掛けにありそうなやつで、なんか印象残る。それに最後の妖怪大集合シーンは妖怪のデザインが日本のヒーロー物の怪人テイストでなんかいーわ。特撮のビジュアル面はほんまどれも味があって子供の時観てたら、ひょっとしたらトラウマになってたかもしれん。時間はそない長くないし(70分くらい)、テレビの日本昔話を一話分、ちょっと長めに観る感覚ちゃうかな。たまにはこんな変な怪奇映画で夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?5点(2004-07-30 11:09:31)

1733.  フォーン・ブース 俺には最後まであきずには観れた程度かな。なぜか、あんまり緊迫感も感じひんかったし。それに、だいぶ前に「スナイパー」っていう映画を観て、おもろいな~って思ってんけど、この映画の予告観たとき、これって「スナイパー」と同じ感じやんって思い、「スナイパー」がおもしろかっただけに、ちょっと期待して観てみたら、やっぱり、アイデアがかぶってる。だからあんまり目新しいとは思わなかってん。しかもなんかこっちの方は犯人の動機とか主人公のキャラとか会話の内容とか薄っぺらい感じ。短い時間でうまくまとめてるんやけどね。まとめすぎて薄っぺらくなってもーたんかな。正直、ターゲットがコリン・ファレルみたいな売れてる俳優さんで、しかも浮気してない時点で、ある程度展開も予想できてもーた。でも、設定が設定だけに、野次馬的心理で最後まで退屈せずに観れるよーに出来てるとは思うんで、暇つぶしには最適な映画やったけどね。5点(2004-07-29 10:47:17)

1734.  サラマンダー まず展開が早いっていうか早すぎ、観客がじっくり観たいところは全てぶっ飛ばす早さ。ドラゴンもびっくり。予算がかかりそーな映像はだいたい端折ってるだけに設定のわりには世界観が狭く感じた。なんか近場で数人で数匹の恐竜と戦ってるだけというか。ほんとに世界崩壊してるん?って気持ちになってくる。設定を大きくしすぎたんではないやろか?それと予算の関係上、途中から設定とか脚本いじくりまわして作ったからか矛盾もでまくり。話が進むにつれてどんどんドラゴンが弱くなっていく感じなんやけど、だから観てる俺もどんどん冷めていきます。ただドラゴンはそれなりにかっこいーのと、人間ドラマは普通に観れるので、B級と割り切ってみれば、そこそこおもしろいかもしれん。俺はそれでもイマイチやったけど。3点(2004-07-26 19:44:53)

1735.  ストランデッド 宇宙の遭難物は嫌いじゃないから最後まで観れたけど、なんか変に綺麗にまとめすぎてるんちゃう?特に人間を綺麗に描きすぎてる気がする。いや、えーねんけど、こーゆうタイプの映画には、あんまりあってないとゆーか。俺が勝手にこれをサバイバル・サスペンスとして観たからかもしれんけど(だって予告がそんな感じやったから)。だからサバイバルというほどハラハラさせたりドキドキさせたりするでもなく、サスペンスとういほど人間心理のドロドロしたものを見せるでもない展開にちょっと期待はずれやってん。かといって感動や開放感もあんましない。音楽も映像も非常に静かで淡々としてて、緊迫感もイマヒトツ、まー、お金かけてないから、なんやろなー、外国のテレビドラマみたいな感じかな。もうちょっとキャラを掘り下げるとかしてくれたら、よかったんやけど。ただ、こーゆうシチュエーションはやっぱり先の展開は気になるわけで、途中であきることはなかった。でもそれだけやった。オチにはがっくし。やっぱ綺麗すぎ。 3点(2004-07-26 14:21:28)《改行有》

1736.  フラットライナーズ(1990) 彼らの体験したものがなんなだったのか、そのとらえかたによって、この映画はホラーにもなるし、宗教っぽい映画にもなるし、医学サスペンスにもなるし、罪滅ぼしの感動映画にもなるし、学生達の危ない青春映画にもなる観客の観る姿勢を問う映画(ちょっと大げさ?)。俺はホラーとして観たからか、ネルソンの幻覚?の異常な凶暴さが他の人達の設定(特にレイチェル)とちょっと違うのが矛盾してるように思えて、イマヒトツ、腑に落ちひんかった。言い方変えれば、そこんところが説明不足な気がする。まー、とらえかたの問題やと思うけど。だから、前半は引き込まれたけど、後半はあんまりはまれんかった(スラッシャームービーっぽい展開は嫌いじゃないねんけどな~)。俳優さんはいい味の人が沢山でてるので、そーゆう部分ではかなり楽しめたかな。5点(2004-07-26 10:06:44)

1737.  ブラック・レイン 正直、この映画がおもろいかどーかは微妙なんやけど、実はこの映画の撮影された繁華街のシーンは俺の地元の十三という場所で、しかも撮影当日、たまたま早起きした時に、撮影風景を見ることができたので、非常に思い入れがあるねんな~。だから、それぞれのシーンで、大阪の街についても、そこはそんな風になってないとか、なるほど、あの場所をそんな感じで演出してるんやとか、色々発見できて楽しいねん(ちなみに、繁華街のシーンは普通は呼び込みとかでにぎわってるけど、映画じゃ人はほとんどおらず、看板のネオンだけが不気味に光ってる)。多分、これがまったく知らない場所とかで撮影されてたら、この映画をそんなにおもしろく感じなかったかもしれん。映画って内容うんぬんとか、登場人物の好みとか、映画の背景事情とかで好き嫌いがわかれるけど、こーゆう親近感でおもしろく感じる事もあるねんな。だから例えば友達が出てたりしたら、それだけで俺の場合、評価甘くなったりすると思う。元々、映画の評価なんて色々な要素の好みの問題やしね。なんで、この映画に関してはまともな評価じゃないし内容も「うわ~、地元だ~」ってゆうワクワク感と松田優作のかっこよさしか覚えてないけど、また観たい映画、そして好きな映画。10点(2004-07-20 18:07:29)

1738.  マグノリア 《ネタバレ》 例えば自分の周りの誰かと腹わって話をしてみると、みんな普通にしてるように見えて結構深刻な悩みを抱えてたり、重い過去を背負ったりしてる。でも、それが繋がって一つのカタルシスを得られるなんて事は現実にはまず起こらない。みんな、それぞれの悩みや過去を時には立ち向かい、時には逃げたりして、各々自分で処理することになる。そーいう意味じゃ、この映画は意外とリアルやと思う。ここに描かれてるキャラはどれも深刻で重い過去があるが、現実にも重い話はゴロゴロしてるし、どんなにしょーもなくても、本人にとっては深刻な事って沢山ある。だから、俺はこのドラマ部分、結構、のめりこんだ。まるで友達の話を聞く感じで。んで、ニッチモサッチモいかなくなった時に、絶妙のタイミングで音楽とともにふりだすカエル。観てる俺らも登場人物達と同じ感覚で味わう神秘的な驚き(予想できんからね)、ここの演出にはゾクゾクきて一瞬泣きそうになった。感動とはちょっと違う、例えていうなら、知らない人達と一体になって合唱するライブの時の高揚感に似てるとゆーか、知らない人達と同時に大きな事件に遭遇して、奇妙な連帯感を味あう感覚に似てるとゆーか。実際、自分が何かに悩んでて、そこに大地震が起きて、悩みは一瞬、どっかに消えて、自分の心にリセットがかかる体験したことがあるけど、それに似た感じの感情が芽生えた。映画館で観たからってのもあるかもしれんけど(音とか、すごい迫力あって、ほんとカエルの雨を体感したって感じやった)。まー、カエルの雨やから、ちょっとわかりにくいんやけど、例えば、これが隕石なら、「ディープ・インパクト」に構成が似てたりもするんじゃないやろか。向こうはその後の生活が大変やけどねって、俺、映画の見方間違ってる?とにかく、この映画の本当の意味とか俺は理解できてないかもしれんけど、この映画は、観てる俺らにリアルな過去の重さをつきつけ、そして登場人物と同じ驚きの癒し(さらに観客には連帯感)を与えるという、あまり他に観たことない、よく出来た映画やと思う。 この先、あなたの人生に何が待ち受けてるのか、それはこの映画と同じように予想不可能。10点(2004-07-16 22:35:35)(笑:1票) (良:5票)

1739.  ブローン・アウェイ/復讐の序曲 爆弾映画といえば「スピード」がまず思い浮かぶけど、この映画も爆弾映画の中では、かなりおもしろい映画やと思う。どの辺がおもしろかったかというと、まず、爆弾の演出。必要以上に物のアップを見せる映像やどんなモノも爆弾になりうるという展開で、何が爆発するかわからんという見せ方は、↓のマックロウさんもおっしゃる通り、かなりドキドキする。そして、それぞれのキャラの動きに集中してまう。まさか、これが爆発の起爆装置?と観る者に緊張感を与えるこの演出は俺は好き。次に爆弾魔のキャラ。トミー・リー・ジョーンズがノリノリでやってくれてる。コミカルだが、そこが不気味な奴ってのがかなり怖い。最後に物語の持って生き方。この映画、意外と主人公以外のキャラが順番に死んでくし狙われていく。だからどこかスラッシュムービー(スクリームとか13金など)っぽくもある。このようなアクションの映画ではめずらしいんではないやろか。ただ難を言えば、背景がアイルランドのテロリスト絡みという日本人にはあまり馴染みがない設定と、ラストがありがちと言えばありがちな所かな。だから爆弾映画好きで、そんなに期待しなければ、俺はかなりオススメやと思う。あんまし有名じゃないから敬遠しがちやけど、たまに有名じゃない映画をチョイスして駄作という地雷を踏んでしまってる方でこの映画を未見の人に一言、この映画は爆弾の映画やけど、多分、怒りは爆発せんと思う。7点(2004-07-16 02:15:40)(良:1票)

1740.  フォレスト・ガンプ/一期一会 この映画は俺にとって、人生何があっても自分の生きるスタンスを変えず、つねに前向きに希望持って(あるいはひたむきに)生きるのが幸せへの近道ちゃうかな~と、思わず信じ込ませてくれる、夢のあるオトギ話やった。ただ、おもしろいんやけど、泣くほど感動ってのはなかったかな。知的障害の主人公って設定も、この映画にはあってると思う。普通の人じゃ、あんまり伝わらんし、その方が万人にわかりやすい。んで、主人公は笑ってまうくらいラッキーすぎます。でもドンドン不幸になっていく夢も希望もない映画ちゃうわけやから、これくらい夢があったほうが、俺は元気になれる(その分、ヒロインが不幸になっていくわけやね)。アメリカの歴史なんかも混ぜて、できるだけ多くのアメリカ人にうける映画を目指してるみたいなんは、アメリカの映画やからしょうがないよな。俺はその辺はまったく気にならんかった。少なくとも、みんな楽しんで感動して元気になってねと思って監督はこの映画作ってると感じた。でも全ての人に感動は与えられんから、できるだけ多くの人ってポジションでは、映画としてよくできてる方やと思う。ひょっとしたら本当はマラソン、はやらそうと思ってこの映画作ったかもしれんけどね。走ればいいことあるかな。7点(2004-07-15 20:47:35)

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