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1741. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 最近は貴重な二時間を無駄にはできないのと、全ての映画を観ることは不可能なので、自分が観たいモノしか観んとこという意思のもとで(あたりまえか)、映画を観るようにしてるんだけど、これは、予告観て、超人的な伝説のヒーロー達が、それぞれの能力をいかし悪と戦う、ド派手なCGと単純明快なストーリーの極めて子供っぽい、俺の好きな部類の映画やろーなーと期待して観た。結論は期待通りおもしろかった(逆に言えば、それ以外の物をこの映画に求めてる人にはつまんない)。テンポもそれなりにいけてるし、各キャラの見せ場もちゃんと用意されてるし、それぞれの原作知ってれば、一粒で七度おいしいんちゃう。いや八度か。まー、迫力ある見せ場を作らなあかんから、各キャラ達がアクション(戦闘)に特化したデフォルメされてるのは仕方ないと思うし、映画なんて全ての人のニーズに答えるのは不可能やから、特にそれぞれ原作ファンがいるキャラでまくりのこの映画、観るとき多少の思い込みは必要やと思うけど。だってトム・ソーヤーなんて、自己紹介しなきゃ、普通の人間やから、なんのキャラかわからんもんね(つねに、こいつはトム・ソーヤーなんだと自己暗示が必要かも)。だから、映画観る前に多少のキャラ達の知識はいるかもしれん。「トム・ソーヤー」や「ジキルとハイド」、「透明人間」、ネモ船長の「海底二万里」は有名なんでいいとしても、「ソロモン王の洞窟」と「吸血鬼ドラキュラ」と「ドリアン・グレイの肖像」「シャーロックホームズ」の短編くらいは知ってたほうがいいかな。原作知らずに単純に超人達が戦うヒーロー物として観ても普通に楽しめるとは思うが、それ以上の複雑なものは期待しないように。7点(2004-07-15 20:24:12) 1742. サイン・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 ビデオの古代遺跡発見という設定はいーんだけど期待はずれやった。だいたいなんで、ヒロインに主人公以外の彼氏がいるってゆう三角関係っぽい感じにしたんやろう。物語にドラマ的な深みをだしたかったんやろか?それが裏目にでて逆に薄っぺらくなってもーてるけど。だって彼氏死んで、泣くヒロイン→すぐに元気になって主人公といい感じって、軽薄すぎへんかな。それにヒロインの彼氏が死んだ時、俺は主人公のこと内心絶対ラッキーって思ってるとしか見えなくて主人公に好感もてなくなってしまったよ。それ除いても、退屈やったけど。 0点(2004-07-15 20:22:05)《改行有》 1743. GODZILLA ゴジラ(1998) この映画公開当時、日本人のほとんどが「これ、ゴジラちゃうやん」ってゆーてたんちゃうかな。俺の周りでも合言葉のようにミンナゆーてたもん。本物のゴジラをそんなに知らん奴もゆーてた(ま、俺もやけど)。この映画を全然観てない奴もゆーてた。誰かと顔合わす度に、開口一番「これ、ゴジラちゃうやん」ゆーてた。もうそれが一つのブームになってた。だから、この映画の印象はかなり残ってる。そう思って改めて考えてみると、ローランド・エメリッヒ監督は、実は確信犯的にこの映画作ったんちゃうかな。ミンナに「これ、ゴジラちゃう」ってゆーてもらうために。スーパーマンと言って中身がバットマンの映画をわざと見せるような感じ。日本人やゴジラ好きの外国人に、ゴジラちゃうモノをゴジラとして、わざと見せて一人悦に入る監督。絶対わざとやって。だって、これ観れば絶対誰もがゴジラちゃうって思うもん。ひょっとしたら東宝も一枚噛んでるんちゃうかな。だって、ゴジラちゃうもんをゴジラとして見せれば、ブーイングのブームになって、じゃー本物のゴジラはどないやねんって感じで本家も売れるかもしれんし。俺、かなり妄想はいってる?んで、ゴジラちゃうとして、この映画、改めて観ると、普通のモンスターパニック物でもない気がする。どっちかゆーたら、「トレマーズ」「エボリューション」とかのコメディーモンスターパニック物ちゃうかな。どっか漫画チックやし。リアル指向ちゃうし。あれ、この監督、ちょっと履歴見たら「スパイダーパニック」の製作総指揮しとるやん。しかも「インデペンデンス・デイ」監督でもあるし、やっぱ、この映画、絶対、ギャグやって。名前と中身の違いも絶対狙ってるわ。全部ギャグやと思う。この監督、悪フザケ好きなんちゃう?うーん、映画は監督で観なきゃあかんね~。俺は、こーゆうコメディータッチなB級テイストのモンスターパニック物は好きなんで、迫力もあったし、よかった方。違うノリをこの映画に求めてるなら、つまらんと思う。7点(2004-07-14 20:13:02)(良:2票) 1744. カサンドラ・クロス 昔のパニック物ってどんなんやってんやろ?ってゆう好奇心でこないだ観た。前半は、伝染病の感染をよそに展開する一昔前の古い雰囲気でまくりな感じ(特に哀愁ある音楽は古臭さでまくり)の、のんびり列車旅行モノ。ちょっと退屈。伝染病感染サスペンスも、あいだにはさまれる構成やねんけど、いまいち恐怖感伝わってこんのよね~。主役の医者が疫病に気づいてからも、ちょっとしょぼいドラマ展開、特にヘリコプターのくだりは、ありがち、ってゆーか、かならず、こーゆうエピソード、物語にいれたがるよね。だけど、列車封印シーンから、雰囲気が一変。ここから監督違うんちゃう?ってくらい、おもしろくなってきた。多分、この辺りから監督の気合入ってると思う。特に最後の特撮、ちゃちいと言う人もおると思うけど、俺はかなり迫力あった。あんまり、この時代の特撮に期待してないってのもあるからかもしれん。それに日本のゴジラとかの模型よりは全然よく出来てると思うし、CGでもこれより酷いのいっぱいある。実際のこーゆう映像も遠めには意外と模型チックやから、今の迫力あるリアルな映像になれきった俺でも別に気にならんかった。全体的に緊迫感ちょっとたらんのが残念やけど、パニック物好きで観るものがなければ、意外とオススメやと思う。ま、微妙やけど。5点(2004-07-14 19:12:13) 1745. コンタクト 《ネタバレ》 俺の中ではかなりおもしろい映画。まず、オープニングからしてはまった。地球と地球の音から始まり、やがて、その地球も音も豆粒以下になっていく宇宙の広がりを見せ、自分達ってちっぽけな存在なんだな~って感覚になり、その後、その宇宙の広がりが一人の少女の瞳の中に集約される。宇宙の広がりも人の中にある可能性や夢の広がりに似てる、そんな気持ちで、イッキに映画の世界にはまった。「だってスペースがもったいない」この台詞はほんとうまい。こんなロマンチックで洒落た宇宙人の存在説明は今まで聞いたことない。座布団100枚くらいあげたい。そんなファンタジーっぽい感じから急展開、宇宙からのコンタクトを受けてからは、観てる俺らも現実に今、本当に起こってる事をテレビのニュースで観てるような感覚になるドキュメンタリータッチの中盤。自分らも映画の中の人になったようなイッタイ感で、観ててゾクゾクしてくる。その後もサスペンス的なタッチで娯楽的な要素も忘れない。そして、固唾を呑む異星人とのコンタクト。おもしろすぎる。そして、なぜか泣けてくる。普通の感動とは違った感覚の涙やけど。でもこの映画は単なる宇宙人との遭遇を描いたSFではなっかた。その先があった。最後の審問会で、神は証明できないので存在しないと考える主人公が、自分に起こった出来事を説明するんやけど、それはまさに、神の存在を説く牧師と同じという皮肉。そこにこの映画の本当のオチがあった。目に見えるモノ証明できるモノだけが全てじゃなく、相反する科学と宗教も目指すところは結局は変わらないんだという脳と心の融合、それこそがこの映画のテーマなんやと思う。もう目からウロコ状態やね。俺って単純。そして最後の最後に夢を持たせる事もこの映画は忘れてない。説明できない18時間。そんなラストも好きやねん。観終わった後のなんとも言えない希望ある開放感。やっぱり映画はこうでなくては。んで最後に一言、この映画、俺なんかのダラダラした間抜けなレビューじゃスペースがかなりもったいない(と言いつつ長くてごめん)10点(2004-07-13 11:47:29)(良:3票) 1746. トレインスポッティング この映画を違う物で表現するなら、犬のフンをオシャレな構図で写真におさめ、しぶいロゴとかいれて、めちゃかっこいーポスターにしてみましたって感じの映画かな。とにかく登場する奴らほとんどが、最低ヤロー。しかも、普通こういったジャンキーの映画ってどっかダラダラして悲壮感がただよってるんやけど、なんか元気で勢いがある。グズグズな奴らをかっこいい疾走感で見せるミスマッチ、なんでもありのそれでいてオシャレな演出、あのトイレなんて普通はありえへんからね。そういった今までにない感じが、俺は観てておもしろかった。おまけに麻薬やってる感覚なんかも観てる俺らに伝わる映像表現で一種のバーチャルジャンキー体験ができたりもする。ただ、どーしようもない彼らを、ちょっとよく見えたりするあたり、俺のダークな部分が浮き彫りにされた感じで、ダメ人間リトマス紙で試されたみたい。だからある意味、毒のある映画やね。ま、でも↓のROMYさんのおっしゃる通り、普通は観た後、何も残らないんやと思う。普通の平均的な日本人の感覚では、かっこよくても、共感はあんましないんちゃうかな。現実にジャンキーな生活おくりたいとは思わんしね。人それぞれやと思うけど。7点(2004-07-13 10:23:58)(笑:1票) 1747. 追いつめられて(1987) 《ネタバレ》 ごめん。これは俺のバイオリズムの問題やと思う。どーいうわけか、そんなにラストで衝撃をうけなかった。普通なら、あって驚くのに。どんでん返しってのを意識しすぎたんかも。途中でオチが、それしかない気がして。たまに、変に頭がまわってしまう自分がムカつく。どんでん返しがあるってのを知らなければ、絶対、驚けたやろうけど。こーゆう映画は事前情報がアルのとナイのとじゃ、おもしろさがかわってくるから、難しいね。(でも、どんでん返しがあるって思っても、普段の俺なら、映画に集中して忘れるんやけどね。やっぱバイオリズムの問題かな)。それと途中の追いつめられる様も、なんかケビンが右往左往してるだけで、間抜けに見えてん。もっと、どーにかできたんちゃうかな~。なんも監禁されてるわけちゃうし。まーでも、ほんまのユーリやからしょうがないんかもしれん(そりゃ、あせる)。映画としておもしろいとは思う。でも自分の中ではイマイチのめり込めんかった。観る時期が違ったら、もっとおもしろかったとは思う。 映画って観る時期も大切。それにしても、ジーン・ハックマンのこの役、「目撃」とちょっとかぶってない?5点(2004-07-12 15:00:02) 1748. インファナル・アフェア 《ネタバレ》 友達がかなり大絶賛、そしてここの評価が高いし、設定もおもしろそうなんで、もう観る前から俺は多分、これ10点つけるやろなって感じでビデオで観たんやけど、なんかね、完全にははまれんかってん。そんな自分がちょっとショック。いや、おもしろいのはおもしろいんよ。最後まで集中できたし。それぞれの内通者同士の決闘って設定も、なんで今まで誰も思いつかなかったんやろって思うくらいよくできてる。特に最初の内通者の攻防なんて、演出もふくめ、うまいと思う。主役の二人は男の俺でもかっこいーと思う(特にトニー・レオン)。だけど、なんか、少し悪い意味の香港テイストが出ててたんよね。そう思うのは俺だけもしれんけど。なんではまれんかったか、よく考えてみると、まず緊迫感が今一歩やった。特にマフィア側の。マフィアが全然怖くないねんな~。谷啓似のボスもなんか気のいいオヤジって感じで。マフィアってもっとどっか危なっかしいってイメージがある。もっと緊張感バリバリの怖いマフィアを描いてくれんと。香港映画の悪党ってイマイチ怖くないんが多い気がする。それとちょっと細かい所やけど、長官が死ぬところ、マフィアの一人が、「彼は10分の拷問にも耐えた」ってすごい盛り上げるような感じでゆーんやけど、10分って、なんか微妙やねん。なんか耐えれそうやん。10分。なんで一時間とかにせんかったんかな~。そーゆう細かい所のツメが甘いんやけど、がんばっておもしろくしようとしてる、そんな必死感がちょっと見えてもーた。ハリウッドなみの余裕感があれば、もっとはまれたと思う。てゆーか、10点つけれるくらい、はまりたかったよ。こーゆう映画好きなだけに。7点(2004-07-12 14:18:34) 1749. ジャッカルの日 最近になって初めて観たんやけど、体調が悪かったのか、最初のドキュメンタリータッチで淡々と進んでいく展開に、ごめん、かなり眠くなってん。でもね、当局がジャッカルの存在を知ったあたりからは、急におもしろくなり眠気も吹っ飛んだよ。ジャッカルが当局の包囲網を色々な手をつかい突破していく様はほんとおもしろい。しかもこのジャッカル、特徴なけりゃ、感情もない感じで、リメイクのオーラ出まくりのブルース・ウィリスとは全然違う。だから変装も妙に納得。そして、なぜか、そんなジャッカルを応援したくなるってゆーか、気分はジャッカルって感じになってまう。でも完璧じゃないから、ちょっとした失敗なんかもあったりしてドキドキしてまう。一方、それを追い詰める当局も負けてへん。ドンドン追い詰める。その二つの視点の見せ方のバランスがまたいーねんな~。リメイクの非現実的で派手なノリとは全然違う、リアルで地味なノリ。でも、だからこそ、緊張感がある。追い詰められながらも獲物に確実に的をしぼってゆく一匹のジャッカル。もう目が釘付け。そして・・・。最後のあっさりした終わり方もこの映画にはあってる。原作読みたくなったよ。ただ、ちょっと思ったんは、暗号名をジャッカルにせず、カンガルーとかにしてたら、当局の捜査をちょっとだけ混乱させれたんではないやろか?そこんところ、どーよ、ジャッカルさん。7点(2004-07-09 00:40:04)(笑:2票) (良:1票) 1750. シザーハンズ こーゆう孤独で純粋な主人公の映画を観ると、いつも思うのは、あんまり酷い事にはならんといて~とか、順調に幸せつかんでくれ~とか思ってみてしまう。でも映画やから、やっぱり事件は起こるわけで、んで、見てられへんほどせつなくなってくる。しかし、この映画を観てちょっと考えてもーた。実際、こんな奴がいて、いったいどれだけの人が本当の彼をわかってあげられるんやろかってこと。いや、手がハサミってのはいきすぎとしても、色々な人がいるわけで。そりゃ映画を観てる観客という状況では、みんな、思うところがあるんやろけど、現実になると自分が気づいてないうちに偏見や差別で物事を考えてるって事もあるかもしれんし、自分の中にこの映画に登場する普通の人達のような存在がないなんて言い切れんわけやし。いや、観客の立場では、彼らをいくらでも馬鹿にしてみれるんやろけど。だから、たまのクリスマスにはこれを観て、俺も色々自分見つめなおして反省しなきゃなって思う(クリスマスに観るとよりいっそう浸れるんやけど、雪なんてふってたらもう完璧)。後、この映画、フランケンシュタインっぽいんやけど、手がハサミってのがいいアイデアだと思う。おとぎ話な感じもミソかな。10点(2004-07-08 16:42:12)(良:3票) 1751. フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 ヴァンパイア物の中ではかなり好きかな。いや観た時は、ほとんどの方と同じようにまさか、ヴァンパイア物とは思ってなかったんやけども。この映画がうまいのは、その化け物の正体を映画のジャンルごと観てる俺らにもわからなくした映画構成にあると思う。本来、ホラーって、こうでなきゃいけないと思うんやけどね。だって、これはモンスター映画ですよってわかってみるモンスター映画ほどおもしろくないものはない。モンスターが出てくるのわかってるんやもん。まさか、モンスターが潜んでたなんてって観てる観客も驚く展開がモンスター映画のあるべき姿じゃないやろか。それで、初めて映画の中の人と同じ感覚で見てる俺らも驚けるんじゃないやろか?それをジャンルを変えるって事でやりとげたこの映画はまさにアイデア物。ただし、ある程度、観る者を限定するモンスター物を観客に納得させるには、まったく違うジャンルにはできない。ある程度観る人達を制限しなきゃ、感動物を観に来た客にスプラッターは見せれない。だから前半のノリもダークな犯罪物にしたのでは?宣伝をあまりせず、情報が広まらなかったのもよかったんちゃうかな。まー、観方によっては、小さい子供が人形で遊んでて急に感極まってその人形達をぶっ壊して暴れるっていうノリに似てなくもないが。とにかく、ヴァンパイア好きには避けて通れない映画やとは思う。ただ、この映画がヴァンパイア物だって事に気づいてないヴァンパイア好きな人がもしいるとしても、紹介しづらい映画やねんけどね。ちなみに2と3もヴァンパイア物では好きな方やけど、やっぱり、1ほどインパクトはないかな。10点(2004-07-08 16:13:01)(良:1票) 1752. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか この映画、まず、ストーリーが、んなアホなって展開やねんけど、それも話がすすむほどに。だけど、正直にいうと、昔の映画にしては映像がなんかリアルで雰囲気もなぜか説得力ある感じなんで(飛行機が模型なんも白黒なんで、そんな気にはならんかった)途中までは、この時代はこんな感じなんや、と普通の戦争パニック映画として観てたす。あれ?おかしいな~、んーっと、ひょっとして、ギャグ?って気づいたんは会議のあたりやってん。ごめん馬鹿で。んでブラックコメディーやねんけど、俺はそんなにブラック色がすごいとは思わんかった。いや、この時代にはすごいと思うけど、今の時代から観れば、現実の方が衝撃的なこと多いし、今の映画はもっとブラック色きついの結構あるしで、これくらいやったら、すげ~ブラックってほどでもない感じ。むしろ、ありがち。後、博士のキャラはやりすぎ感があって、俺にはちょっと寒かった。ただ、最初にもゆうたけど映像や雰囲気は、さすがやと思う。引き付けられた。爆弾投下やラストの場面なんて、ほんま洒落てて洒落になってへんってゆーか、だから、最後まで全然あきひんかった。しかし、邦題、直訳しすぎで笑える。博士の名前までも日本語にするあたり、映画と同じ馬鹿っぽくて。7点(2004-07-07 22:25:08) 1753. コーマ なんのヒネリもないサスペンス映画やったかな~。ごめん。あんましおもしろいと思わんかった。途中、ちょっと自分がコーマしかけたし。前半の謎をひっぱる展開がダラダラしすぎで、主人公のモタモタ加減が、なんかね~。キャラ的にも魅力感じられへんから、余計、退屈に感じた。まー、でも全部が退屈っていうわけじゃなくて、終わりの方の盛り上がり部分でやっと映画に集中できた。ちょっとした仕掛けにはやられたし。そこだけかな、印象にあるんわ。3点(2004-07-06 16:43:51) 1754. リング(1998) 《ネタバレ》 【リング2・らせんのネタバレもあり】俺、このジャンル結構好きやねん。なんでかゆうたら、幽霊の話とか、みんなでするの好きやから。でも厳しい事ゆうけど、日本のホラーは、だいたい、どれも子供だましとしか思えないくらい、おもしろくない(怖くない)。いつも期待して、こんどのは怖いかも、あるいはおもろいかもって感じで、一応、日本のホラーは、大概観てる。でも、どれも期待はずればっかり。まずビジュアルがワンパターンってゆうか古臭い。こうしたら怖いやろってのが見えすぎ。もうそんなビジュアル、小さい頃から怖い話して、何回も想像できてんねん。想像できひん映像を考えてくれ~って感じ。後、人が死ぬのも呪いばっかりやねん。呪いは目に見えへんから、あんま怖くない。いや、うまくビジュアル化できる新発想の呪いの映像が作れるんやったら、そっちでもいーけど。それとストーリーも怖がらす事に重点おきすぎで、おもしろいって思えるのが少ない。んで、この映画、世間的には評判がいい。めっちゃ期待したってゆうねん。原作は読まずに映画観た。でも結果は、今までの日本のホラー映画となんら変わらん。ビデオって発想はおもろかったけど、また呪いやし、貞子も散々今まで描かれ続けてきた幽霊像そのままやし、超能力が認められないって過去の話って展開なんて、ほんまよく聞く話やん。何を今更、使い古されたパターンで話作ってるん。まだ、ウィルスや目に焼きついた情報で死ぬって発想の「らせん」とか「リング2」の方が新発想でおもしろく観れた(まー、それでも、イマイチやったけど)。とにかく、早く、誰か、このジャンルを発展させて、今までにない発想とビジュアルですごい映画作って欲しい。まだ、このジャンル進化できる余地はいっぱいあると思うから。3点(2004-07-06 02:55:27) 1755. ボイス 映画館でしっかり観ました。正直に言うと日本のホラーと同程度もしくはそれ以下でした(日本のホラーは結構観てるんやけど、あんまし、おもろいとか怖いって思ったことないです)。ちっとも、先が気にならへんし、怖くなかったし、あの子供の表情も予告見すぎて、あ、ここでこの顔するんか~、と至って冷静。映画館で観てもこれだから、テレビだと寝てしまうと思う。0点(2004-07-06 02:25:13) 1756. グラディエーター 映画館で観たんやけど、映像は迫力あったよ。最後まで退屈でもなかった。ただ、なんかのめり込めんかったというか、話がイマイチ、ピンとこーへんというか、なんて言ったらいーか、「おもしろい?」って聞かれたら、「微妙」ってとこかな~。ラッセルの鼻たらした男泣きとか、役者の演技的にもよかったし、アクションもかっこいーし、たっぷり、この時代の世界観にひたれたんやけど、「映画館で高いお金払って見る価値ある?」って連れに聞かれたら、素直に「うん」と言えない、そんな映画やったな~。なんでやろ。話の構成の問題やろか?まー、観たのが、もう3年以上も前やしな~。機会あったら、また観て評価しなおしたい映画ではある。ただ、この時代の世界に興味があれば、絶対はまれると思うけど。5点(2004-07-05 22:18:04) 1757. スパニッシュ・プリズナー 正直に告白するけど、俺、かなり昔、おっさんの詐欺師にあったことあるねん。詐欺師って、ほんまに、うまいこと嘘つく。えー、そんな細かいとこまでって所も、ちゃんと演技しよる。近づいてくるのも、うまいねん。まー、お金盗られる前に発覚したんやけど。ほんま怖い経験やった。そんなんあったからか、この映画、おもしろかった。主人公に感情移入してもーて、ドキドキやった。今、こんな気持ちやねんやろなーって。まー、最後の方の展開は、映画的で現実性がうすくなるけどな。主人公の気持ちになりきれば、この映画はまれます。詐欺師に会うってこんなんやでってのを体感したい人には、わりとオススメかな。7点(2004-07-05 16:13:32) 1758. アルマゲドン(1998) 泣くことはなかった。でも、映画館で観たんやけど、迫力あって楽しめたのは楽しめた。この映画、結構批判的な意見も多いんで、ちょっとびっくり。もし、90年より昔に作られてたら、もっと評価よかったんかもとか、もしハリウッド以外(例えば日本)が同じ様に作ってたら批判的な意見も少なかったかもとか、色々考えてまうね。映画は人それぞれやから、自分が楽しめたらそんでえーんやけどね。俺としては、↓の方々言われるとおり作業労働者が地球を救うっていう発想が新しくて、まずおもろかった。まー、おしつけがましい感動やエアロ(好きやけど)の音楽はちょっぴり鼻についたんやけど。後、宇宙空間や隕石が非現実的ってゆう話やけど、後から考えたら、なるほどと納得した。けど観てる時はまったく気づかず(馬鹿やな、俺)とにかく迫力、迫力で、押されて、最後までしっかり映画料金分楽しめたんで、セーフやね。セーフ。とにかく、この調子で新しい発想でドンドン迫力ある映画作って欲しい。例えば、野球選手が世界を救うとか、Jリーガーが世界を救うとか、相撲取りが世界を救うとか、ってスポーツ選手ばっかりやがな!7点(2004-07-05 15:53:55) 1759. ティアーズ・オブ・ザ・サン ドキュメンタリー映画が増えたからか、映像がリアルになったからか知らんけど、映画と現実世界がごっちゃになって考えられる風潮があって(社会のモラルへの影響も)こーゆう系統の映画は昔に比べて作りづらくなってるような気もするねん。特にエンタメ系でハリウッド(アメリカ)系は。昔に比べて監督さんは大変やろなって思う。現実の国のしがらみとかで自由に映画作られへんから。ま、観てる俺らも純粋に映画を楽しめなくなってきてるのも事実かもしれん(知識や情報が簡単に手に入ってかしこくなったから?進化してるんかも)もう映画は国単位で作らない方がいいかも(無理か)社会的な映画とか、芸術的な映画とか、体制批判の映画は評価されやすいから、エンタメ系はもう戦争を題材にしないほうがいーんかな。って俺は何を言ってるんやろう。なんか書いてて自分で、複雑になってるわ、ごめん。えーっと映画の話やけど、この映画はエンタメ系として観た。元々エンタメ映画(ずっと、そればっかりじゃ確実にあきるけど)は好きな俺やし、最近は非娯楽映画ばっかり観てたからか、こーゆう映画は現実とまったく区別してまう傾向にあるからかもしれんけど、なんか普通によかった。迫力あったし、緊迫感もあったし、非道な悪役にむかついたし、悲惨な残虐に震えたし、モニカはんはきれいやったし、男優かっこいいーし。最後泣けたし、まーでも、もし、社会派として作ってたら、がっくし、やけど。ほんま単純でごめん。だから、この映画を観るときはエンタメ思考回路で観たほうがいいかも。映画の世界のアメリカにもムカつく人はやめておいたほうがいいです。偽善的でさらにムカつくと思うから。10点(2004-07-05 14:42:01) 1760. ギルバート・グレイプ だいぶ前に観たんやけど、さわやかな感動とディカプリオを初めて役者としてすごいと思った映画やったのを覚えてる。知的障害の弟を持つちょっと変わった家族の日々を淡々と描き、でも退屈じゃなく、めっちゃ感動で盛り上げるわけでもないのに、観た後はなぜかこの映画よかった~ってジーンとくる。そんな映画やった。10点(2004-07-02 16:00:49)
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