みんなのシネマレビュー |
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1741. リバイアサン(1989) 閉塞感たっぷりの深海というシチュエーションがいい。 ストーリーは、「エイリアン」と「遊星からの物体X」を合わせたような感じかな。 スケールはそれらの映画よりも小さいけど、緊迫感があって、中々面白かった。 ただしクリーチャーのデザインはダメ。ラストは思い切りコケてしまった。[映画館(字幕)] 6点(2011-07-24 07:40:01)《改行有》 1742. ラーメンガール 合理主義の白人が、日本の精神主義を受け入れられるのかな、 と苦笑しつつ鑑賞。向こうの映画でよく見かける日本のハチャメチャな描写はなく、 違和感は全然感じない。まるで日本人が作ったような雰囲気。 ヒロインの女の子が、日本とラーメンになぜそこまで執着するのか、といった描写や、 ラーメンそのものに対するこだわりは浅いけど、普通の人情劇として鑑賞すれば、 そこそこは楽しめる作品かと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-24 07:29:04)《改行有》 1743. ロストボーイ ホラーだかコメディーだか、何か訳のわからない映画。 特別お話が面白いわけでもなく、大笑いできるシーンがあるわけでもない。 一応軽いオチはあるが、ストーリーに緊張感はまったくなく、 とても漫画的で、まるでアメコミにでも出てきそうなシチュエーション。 一部では結構人気のある作品らしいが、個人的にはもう二度と観ることのない映画。[映画館(字幕)] 2点(2011-07-24 07:22:33)《改行有》 1744. 未知との遭遇 「ジョーズ」に引き続き、スピルバーグが放ったSF映画。 大ヒットした作品なのだが、内容がちょっとわかりづらいせいか、評価も低い。 お話がパズルを解くように淡々と進んでいくので、そのあたりも今の時代には合わないのかも。 ただ光と音楽の使い方がうまく、演出もいいので、期待感は十分に膨らませてくれる(はず)。 伏線を回収できてない部分もあるにはあるけど、娯楽映画としては十分楽しめた。 スピルバーグは、やはり天才だと思った作品。[映画館(字幕)] 8点(2011-07-24 07:10:13)《改行有》 1745. ミスター・ベースボール 文化の違いから、メジャーの選手が日本に来ても本来の能力を発揮できない、 という話は昔からよく耳にしていて、これは面白いところに目をつけたなと思ったのだが、 肝心の中身は昔の青春ドラマのような脚本レベルで、ガッカリ度も高かった。 コメディー作品とは言ってもストーリー性の強いお話なので、 もっとしっかりと登場人物たちの人間を描いてくれないと正直キツイ。 主人公のトム・セレックは身体も大きく、実際にこんなメジャーリーガーがいそうでハマリ役。 健さんの監督役はまあまあそれなりにこなしているが、 娘役の女優さんは完璧なド素人で何の魅力も感じない。試合のシーンも迫力なし。 長所を挙げれば、日本を舞台にしているので、取っつきやすいところか。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-24 06:55:04)《改行有》 1746. Mr.BOO!ミスター・ブー 香港発のドタバタアクションコメディー。 それまでの定番だったカンフー映画にギャグ色を新たに加え、 当時の香港映画の歴代興行収入を塗り替える大ヒットとなったらしい。 ストーリーや設定、作りなどはチープだが、徹底的に笑いにこだわっているのが特徴。 「燃えよドラゴン」等のパロディーも面白いが、アクションもスピード感があって飽きさせない。 映画館で観た時よりテレビの方が楽しめた記憶があるので、吹き替え版で鑑賞した方がいいかも。 何も考えずに笑いたい映画としては最適。[映画館(字幕)] 4点(2011-07-24 06:38:28)《改行有》 1747. ポリスアカデミー 警官のタマゴ達が巻き起こす騒動を描いたコメディー。 ドタバタ色が強く、いかにも外しがちな内容なのだが、結構評判が良かった記憶がある。 警官たちそれぞれの個性的なキャラが立っており、それがストーリーとうまく噛み合っていた。 口で効果音を出す男が一番印象に残っているが、やはりシナリオの出来が良かったのが ヒットした要因だったのではないかと思う。コメディー映画は難しいのか、 心の底から笑える作品というのは案外少ないものだが、こちらはお薦め。[映画館(字幕)] 6点(2011-07-24 06:07:34)《改行有》 1748. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 基本的な流れはこれまでのシリーズと変わらず、今回はインディの父親が登場。 ショーン・コネリーがとぼけた親父の役をコミカルにこなし、 作品に新たな魅力を吹き込んでいるのだが、その分緊張感とスピード感はパワーダウン。 父子の描写がほのぼのしていて楽しいと見るか、マンネリと見るかで評価が別れそうな作品だが、 娯楽映画としては普通に楽しめる作品。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-24 05:39:40)《改行有》 1749. ボディガード(1992) 状況設定が、あまりにもお粗末でびっくり。 プロ意識の強いボディガードが、傲慢な依頼者とこの展開はないでしょう。 「あなた、仕事で来てるんでしょ。それでもプロか?」と思わず突っ込みを入れてしまった。 まあそこに文句を言ったらお話は始まらないんだけど、後はお決まりのベタなラブストーリー。 サスペンス性などまるで感じないし、これまた陳腐な付け足し程度でしかなかった。 ホイットニーは相変わらず歌がうまいけど、これは彼女のPV映画か? 日本のアイドル映画と違って、映像と演出で何とか見れるようには仕上がっているけどね。[ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-24 05:25:24)《改行有》 1750. ホーム・アローン ファミリー向けのコメディー映画。 主役の子供は中々芸達者なのだが、うるさくてこまっしゃくれたガキが大の苦手なので、 どうにも生理的に受けつけない。子供にムキになってもしょうがないんだけど、 子供が「イエス!」と叫ぶたびに、こちらの血圧も徐々にヒートアップ。 思わず「泥棒さん、がんばれ!」と画面に向かって叫んでいた。 内容は、よくもまあこれだけの撃退方法を考えたな、というくらいアイデアに富んでいる。 ラストは今ひとつだが、笑えるシーンは多い。主役のガキは嫌いだけど、 作品自体の出来は決して悪くはないし、コメディー映画としても十分成立している。 個人的には1点もあげたくないけど・・・。[地上波(吹替)] 5点(2011-07-24 04:38:48)《改行有》 1751. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い タイトルから、てっきりドタバタ・コメディーを想像していたら、 結構シナリオが練られている作品だった。失われた記憶の謎を、ラストまで引っ張る展開がいい。 ただ、なぜかあまり笑えることはできなかった。下ネタが決して悪いというわけではなく、 これは単に笑えるポイントが自分の嗜好に合わなかっただけかと。 バチェラー・パーティーは楽しそうだな。日本でも流行らないだろうか。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-24 04:09:38)《改行有》 1752. ボクは五才 実話をベースにしているようだが、男の子視点でお話が進み、 ナレーションの説明までもが入っているという何とも親切な作り。 映像も演出も昔ながらのオーソドックスなもので、決して見栄えはよくないけど、 それだけに物語には入っていき易く、小さな子が鑑賞するにもちょうど手頃な作品だった。 男の子の寂しい気持ちや本当にお父さんのことを好きなんだな、という心情も伝わってくる。 個人的には万博のシーンが懐かしかった。[インターネット(字幕)] 3点(2011-07-24 03:54:50)《改行有》 1753. 變臉~この櫂に手をそえて~ 大変ストレートな感動劇。ラストはわかっていても、感動してしまった。 お爺ちゃん役のこの役者さんはとてもいい。そして女の子も良かった。まさに絶妙の配役。 1900年代初頭の中国を舞台に、伝統芸能のシーンも随所に織り込まれていて、 それらも本作の見所ではあるけど、全般的に映像演出のほうは今一つだったかな。 きれいな映像で、もう一度観てみたいお薦めの作品。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-24 03:43:37)《改行有》 1754. プリンス&プリンセス すべて影絵で見せた、6つの寓話からなるアニメ作品。 影絵の長所をうまく使って洒落た雰囲気を出しており、とても良質な作り。 ただストーリーは正直面白いとは言えないし、キャラに関しても評価のつけようがない。 きれいな映像といっても影絵では限界があり、個人的には教育テレビの番組を見ているようで、 映画としては物足りなかった。子供や女性には楽しめるのかも。[DVD(字幕)] 3点(2011-07-24 03:34:53)《改行有》 1755. バトルランナー 近未来アクション。管理社会という設定がこの作品のキーポイントで、 視聴率戦争、やらせ、視聴者側の心理など、現代でも通用するようなテーマがいい。 ただし演出は完全な子供向け。変な黄色いトラックスーツを着ているシュワちゃん、 彼と対決する男たちのスタイルなど、とにかくセンスが悪くて困惑してしまった。 そういう部分にこだわらなければ、それなりに楽しめる作品だとは思うけど・・・。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-24 03:14:49)《改行有》 1756. ハワイアン・ドリーム 青春映画とアクション映画を組み合わせたような作品。 舞台となったハワイの雰囲気は悪くないんだけど、ストーリー自体が面白くない。 チンピラたちが、ないアタマを絞って・・・の終盤からラストの一番の見せ場も、 決してスカッとするようなものではなく、主役二人のキャラの魅力も今一つ。 ハリウッドが同じような物を作れば、それなりの作品が撮れるのだろうが、 こちらの方はいかにも低予算で作られた、よくあるB級作品という印象しか持てなかった。[映画館(邦画)] 2点(2011-07-24 02:55:27)《改行有》 1757. 南極物語(1983) 映画そのものの出来映えとしては、それほどいいとは思わなかった。 当時の撮影技術や悪天候などを考慮しても、やはり荒削りだなという印象を抱いてしまう。 シナリオも何とかまとめたという感じだが、そもそも人間の身勝手さが起因のお話だけに、 ひと口に美談、感動とは言えない、というのが正直な気持。 犬たちのがんばりや、南極の風景、役者達の演技など、部分部分での見所はあるので、 余計な事を考えずに鑑賞すれば、それなりに感動できるのではないかと思う。[地上波(邦画)] 4点(2011-07-24 02:38:51)《改行有》 1758. トッツィー 今でこそ女装ものの作品は珍しくなくなったが、当時としては結構斬新だった。 一応ジャンルとしてはコメディーだが、シナリオが割としっかりしているので、 問題なく鑑賞できるのではないかと思う。見所はやはりダスティン・ホフマンの演技。 彼の女装ぶりは大変愉快で、面白い映画だったが、実際こんな女の人がいたら不気味かも。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-24 02:02:49)《改行有》 1759. トゥルーライズ 確かにシュワちゃんはコメディーも面白い作品はあるけど、これは頂けなかった。 制作費がかかっているだけあってド派手なアクションシーンは見応えがあったが、 ギャグパートを担っているのはシュワちゃんではなく、ほとんどがガサツな奥さんの方。 笑えないばかりかお下劣で頓珍漢なセクシーシーンまであり、奥さんの場面は浮きっぱなし。 とてもじゃないが家族と一緒に観れないし、本筋のストーリーとのバランスもいいとは思えない。 主人公のキャラの魅力も今イチだし、シュワちゃんはやはりアクションとコメディーが はっきり分かれた作品の方が断然いい。とても見られないというレベルではないけど・・・。[ビデオ(字幕)] 4点(2011-07-23 17:07:42)(良:1票) 《改行有》 1760. 海に降る雪 映像もストーリーも、とにかく暗くて重い。 内容は70年代によく見られた、寂しい男と女の鬱屈したラブストーリーで、 感覚的には「同棲時代」や「神田川」と同じような雰囲気。 ヒロインの和由布子は、五木ひろしの奥さんらしい。 すぐに芸能界から引退してしまったので、あまり出演作がない。 他の作品は見たことがないのだが、まあまあの演技をしていたように記憶している。 ちなみに相手役の男性は、田中裕子の弟さんだそうだ。 地味な映画で、それといった見所もないのだが、反面大きな粗もない。 主人公の心情を、故郷の海に降る雪とオーバーラップさせているシーンは印象に残っている。[映画館(邦画)] 3点(2011-07-23 08:29:07)《改行有》
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