みんなのシネマレビュー |
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1761. マブイの旅 山田辰夫が最もかっこよく見えた作品! 劇中の山田辰夫は決して強くはないのだが、それでもかっこよい。 なんていうか、人生を諦めた男のやけくそ気味なかっこよさ。 だけど、しっかり主張している。 山田辰夫演じる男は、東京でリストラされ、沖縄に逃避行してきたアル中。 そして沖縄で酒を飲みながら女を買い、ダラダラと毎日を過ごしている。 そんな役柄が見事にはまっていた。 沖縄が舞台の作品だが、飾らず気取らず、普通の沖縄を見せてくれている。 沖縄本島が舞台で、特別に綺麗な景色とかが出てくるわけではないのだが、沖縄本島の普通の風景の中に映画があって、まるで沖縄に行ったような気分になれるのが良い。 本作は宮台真司氏のお気に入り作品ということで観たのだが、確かにお気に入りになるだけの魅力は感じた。[DVD(邦画)] 7点(2010-05-07 21:59:00)《改行有》 1762. 赤線玉の井 ぬけられます 赤線「玉の井」が舞台なのだが、「玉の井」ならではの雰囲気をもっと出してほしかった。 だけど、舞台もセットだし、予算もおそらく多くはないだろうし、あれが限度なのは仕方なしか。 しかし、玉の井の赤線街を流れる用水路はとても印象的で、実にいい情緒を生み出している。 まるで京都で見た用水路の裏バージョンという感じ。 当時自分がもし生きていたら、絶対に行って実地検分(?)してみたい赤線だ(これは「洲崎パラダイス」も同じだが)。 内容は、現在も語り継がれる名だたる日活ロマンポルノの名作たちと比べてしまうと、見劣りがする。 舞台が1つのセットしか存在しないから、屋外シーンを多く撮れないのは仕方ないかもしれないが、せっかく「玉の井」という題名を冠しているのだから、当然、屋外の風情ある描写を期待してしまうが、ほとんどは室内の濡れ場が中心で、「玉の井」を舞台にしている意味がほとんど無いのが残念である。[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-05-07 21:57:59)《改行有》 1763. 春婦伝 《ネタバレ》 鈴木清順監督にしてはストレートな作品だが、面白くない。 戦争映画というものが嫌いになるほど面白くない。 野川由美子の顔立ちが苦手というのも手伝って、余計にダメ。 そして暗い。 心中という形で幕をおろすが、これもまたありがちだった。[ビデオ(邦画)] 2点(2010-05-07 00:39:06)《改行有》 1764. パラダイン夫人の恋 《ネタバレ》 普通に楽しめたが、終盤の法廷劇は少々疲れた。 でもヒッチコックらしさも、ほんの少しだが感じられ、普通に楽しめるレベルの作品だと思う。 グレゴリー・ペックが、アリダ・ヴァリの屋敷を訪ねた時に、世話人の姿は見えど顔は全然分からない、しかも、いつの間にかいなくなっていた、という演出にサスペンス的な魅力を感じ、ここにヒッチコック印を感じた。 更には、その後、グレゴリー・ペックと、それを尾行してきた世話人との、室内における火花散る緊迫したやり取りも、ヒッチコックらしい緊張感があって楽しめた。 それにしても、私にとってアリダ・ヴァリという女優さんは、後年の眼光の鋭いおばさんのイメージしかないので、美人という設定には、個人的にむちゃくちゃ違和感を感じた。 又、グレゴリー・ペックのダテ男ぶりも堪能できる作品である。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 20:50:28)《改行有》 1765. 非情都市 《ネタバレ》 三橋達也が新聞記者で、特ダネの為なら何でもやる。 危険はかえりみない。 新聞社という組織からもはみ出し、単独行動で特ダネ捜し。 これじゃあ、最終的に葬られるわ・・・と思いながら観ていたら、既に題名である程度ネタバレしてるじゃん! 三橋達也は熱演していたが、どうにもゾクゾクするような面白さが足りない。 淡々と、一人の男が泥沼にはまっていくのを見させられている感じ。 そんな中、司葉子が素足にストッキングをたぐりながら履くサービスシーンが登場! やっぱり鈴木英夫監督、本作でもやってくれた! 下から上へ司葉子の脚を舐め回す用に映すという、鈴木英夫監督ならではのツボを心得たカメラワークも健在。 泥沼な内容の中、一服の清涼剤でした。[映画館(邦画)] 6点(2010-05-05 20:09:06)《改行有》 1766. 悪魔の下宿人 《ネタバレ》 おっさんの軽快な動きを観てるだけで、少しだけ楽しめる。 しかもこれ、途中までノーカットだから、疲れただろうなぁ。 大小さまざまな物を全て折りたたみ収納してしまうという発想は面白い。 そして最後は、爆発砂煙のお約束でした(笑)。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 07:20:50)《改行有》 1767. 日蝕と満月 作品名に「月」と入っているから、嫌な予感がしたが・・・ その予感は見事的中! しかもホモでした、トホホ。[インターネット(字幕)] 1点(2010-05-04 07:11:20)《改行有》 1768. 万能接着剤 引き気味の映像だから、何をやっているのか分かりづらいのがネック。[インターネット(字幕)] 2点(2010-05-04 07:00:10) 1769. 錬金術師パラファラガラムスあるいは地獄の蒸留器 伸び縮みするヘビが出てきた時には腰を抜かした。 これじゃ、錬金術師じゃなくて錬蛇術師。 んでもって、あのクモは気色悪い。 『月世界旅行』の、あの月以来の気持ち悪さ![インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 06:53:06)《改行有》 1770. 黒い悪魔 コメディタッチの作品。 いよいよメリエスもコメディ映画監督に転向した。 これは私の予想通り。[インターネット(字幕)] 1点(2010-05-04 06:47:00)《改行有》 1771. 秘密の賭博場 メリエスのアイデアの枯渇を感じた。 衰えたり、メリエス?![インターネット(字幕)] 1点(2010-05-04 06:39:36)《改行有》 1772. 飲んだくれのポスター 多分割という趣向が凝らされており、メリエスの進化が伺える作品。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 06:35:56) 1773. 生きているトランプ これは数あるメリエスによるマジック映画の中でも単調さが際立っている。 退屈さは否めないところ。[インターネット(字幕)] 2点(2010-05-04 06:31:17)《改行有》 1774. 呪われた料理 ばく宙したり、首を挟んだりと、アクション満載! いよいよ、メリエスもアクション映画に転向した。[インターネット(字幕)] 2点(2010-05-04 06:23:09)《改行有》 1775. 中国の魔法使い とうとうメリエス映画に題材として「中国」が登場! これだけでもショッキング。 だけど、あれは漢字じゃないよ、メリエスさん(苦笑)。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 06:16:17)《改行有》 1776. 化粧の王様 《ネタバレ》 黒板にチョークで画を描くという内容だが、この題材はサイレントと相性が良いと感じた。 今までのメリエス映画と一線を画している、、と思ったら、最後はやっぱり煙が出てドロン!の展開で安心しました(笑)。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 06:11:18)《改行有》 1777. 怪物(エジプトの幻想劇) 人間が伸び縮みする映像にはびっくり仰天した。 メリエスの映像技術がますます進化した作品で、背後のスフィンクスも印象的。[インターネット(字幕)] 4点(2010-05-04 06:04:51)《改行有》 1778. 地獄のケーキウォーク踊り これまで観たどのメリエス映画よりも画質がしっかりしている、というのが第一印象。 内容はミュージカル。 かつての首ちょんぱホラー映画からミュージカル監督へと転向した模様(笑)。[インターネット(字幕)] 2点(2010-05-04 06:00:33)《改行有》 1779. 魔術幻灯 5分バージョンのものを鑑賞。 マジックをただ映しただけの作品だが、ミュージカル要素も感じ取れる作品。[インターネット(字幕)] 2点(2010-05-04 05:53:38)《改行有》 1780. 音楽狂 これは普通に楽しめた。 これまた着想が良い。 だけど、ホラー映画。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 05:46:07)《改行有》
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