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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
161. マイ・フレンド・メモリー 期待したほどではなかったというのが第一印象です。「グロリア」を一緒に借りていたので、新旧のグロリアが出ていたのは面白かったのですが、せっかくアーサー王伝説を使っていながら、"彼"がいなくなってしまう状況の描写が物足りない気がしました。必要以上に期待しなければ、水準は満たしてくれていると思います。ナレーションが淡々としてよかったという印象はあります。7点(2002-10-23 05:03:14) 162. プリティ・リーグ マドンナがとてもいいです。トム・ハンクスとジーナ・デイビスの間に芽生えたほのかな恋愛感情にも共感してしまいました(もちろんトムの立場から)。戦争という背景さえなかったら、もっと明るいものになったのだろうけど、戦地の夫や恋人が死ぬのは悲しいですよね。それにしても、ジーナ・デイビスは背が高いねえ。7点(2002-09-27 12:58:48) 163. フェイク フロリダで小学生のように遊ぶマフィアが印象的です。アル・パチーノが中間管理職的なうだつの上がらないヤクザを演じていて、最初は文句の多い奴だと思っていたのが、どんどん彼の心情に引き込まれていってしまいました。ジョニー・デップはちょっと訛のあるしゃべり方をしていませんでしたか?どなたか解説して欲しいですが、私には、かなりうまい演出に感じられました。この映画はあの奥さんがいないと成立しない作品ですよね。パートナーの大切さをあらためて思い知らされています(苦笑)。それから、オイルショックがニューヨークのマフィアの懐具合にまで影響していたとは知りませんでした(笑)。「呼びだし」をくらったアル・パチーノが最後に魅せる演技、皆さん絶賛の通り、哀愁が漂いますね。あの銃声は、ホントに? ところでどなたかが書いてらっしゃったけど、とても6年も経ったとは思えませんでした。せいぜい一冬を越したくらいにしか私には感じられなかった。7点(2002-09-04 04:57:58) 164. コン・エアー それなりに楽しめたんだけど、ブシェミは結局なんだったの?(笑)7点(2002-08-18 08:50:53) 165. 心の旅 感動は今ひとつかな。煙草を吸うハリソン・フォードは珍しいですね。悪徳弁護士のイメージなんだろうか?やはりタバコは害悪ですか?(私も嫌いですが) 皆さん書いている"リッツ"には笑えます。7点(2002-08-18 08:29:14) 166. 交渉人(1998) いきなりサミュエルがやばいことになってしまって、そのあとケビン・スペイシーとの虚々実々の駆け引きをするわけですが、2回見ないとよくわからなかったです。でも整理してみたら面白かったですね。ただ、ストーリーの内容としては同名の小説で別物ですが、F・フォーサイスの「ネゴシエイター」の方が数倍楽しめました。7点(2002-08-18 08:15:03) 167. ケープ・フィアー デニーロいいですねえ。頭も良くて体力もある。敵としてはこれ以上の存在はないですね。じりじりと追いつめていく怖さがいいですね。あの笑顔を見ると、「ミート・ザ・ペアレンツ」の父親の笑顔と共通するものを感じてしまいます(笑)7点(2002-08-17 15:55:23) 168. クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 あの人形が実は・・・というオチがあるのですが、順番として先に「オトナ帝国」や「ブタのひづめ」を観ているので、私の中ではちょっと評価が落ちてしまいます(汗)。まあ水準以上のレベルではあるので、良しとしますか。7点(2002-08-17 15:28:33) 169. クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡 アニメが子供向けという発想が間違っているんですよね。大人が楽しんでこそのものだと思います。いわゆる"お子ちゃま向け"の作品ほどつまらないものはないだろうし、子供も楽しめないと思います。おかまのお母さんが出てくる後半は、攻守逆転してますが、なんとなくブルース・リーの「死亡遊戯」を連想してしまいました。いや、ただ単に守りを突破して勝ち上がってくることからなんですが。7点(2002-08-17 15:14:05) 170. クール・ランニング 痛快で楽しかったです。日本で作ろうとしても無理な映画ですね。やっぱり黒人のバネというのが前提にあるからボブスレーとしても成功したんだなと思うところが大きいです。この映画を観ることで、発想の転換ということを教わりました。それと、やはり夢のために努力するということも。コーチ役の俳優、「スペースボール」の演技が印象的だったんですが、もう亡くなってしまったんですよね。7点(2002-08-13 13:19:03) 171. キンダガートン・コップ シュワちゃんはやっぱりコメディが似合う(笑)。"コナン"シリーズだって、ある意味ユーモアのある作品でしたし、シリアスものでもシュワちゃんのユーモアのセンスはすごく好きでした。この作品でも活かされていると思います。理屈無しに楽しめます。7点(2002-07-19 17:23:43) 172. 奇跡の旅 やんちゃなイヌの声のマイケル・J・フォックスを"聴いて"いると、元気に飛び回っていた頃の彼を想い出して逆にしんみりしてしまいます。動物たちが助け合いながら飼い主の後を追いかけて行くという、動物好きならたまらないシチュエーションです。リメークの前の"喋る"「三匹荒野を行く」に負けず劣らずのいい作品だと思います。一生懸命ってこういうことなんだなと思わせてくれる作品です。7点(2002-07-11 04:25:56) 173. ロケッティア いいですよ、この映画。空飛ぶものはいろいろありますが、時代設定といい、なんとなく19世紀のSFもの小説って感じでいいです。やっぱり映画館の大画面で観ないと、ロケットで飛ぶ感じは伝わりにくいかもしれませんね。でも、ストーリーも単純明快で楽しめます。7点(2002-04-28 16:41:13) 174. アポロ13 以前に、どこかのテレビで、この映画のラストシーンを特撮で撮ったのを紹介していました。アポロの海面着陸はよく見ていたけど、ホントによくできていましたね。本物そっくりの感じがよく出ていました。トム・ハンクスもエド・ハリスも好きですが、どうしても「ライトスタッフ」と比べてしまいます。あと10年位したら、トムが管制官の役をするのだろうか?(笑)7点(2002-04-28 16:19:46) 175. DRIVE 破壊王 《ネタバレ》 Youtubeで字幕無し・英語音声で鑑賞。 ダカスコスって悲壮感がまったく出てこないんだよね。アクションだけは超一流の動きを魅せるので楽しめるんだけど、台詞も表情もダメなので純粋にアクションを見るだけの作品かと感じる。表情だけ見ていると、民主党の前原やお笑いの有田、俳優の渡辺裕之に見えてくる(笑)。 悪役との絡みはラストを除いてはコメディタッチで、頭突き根多には笑った。あと、前田敦子似のモーテルのねーちゃんのその後が気になる。 それから、オートバイが出てくるが、なんでこの手のアクションで出てくるのはいつもフルプロテクターのオフ車なんだろうね。スタントマン保護のためか? どうせやるんならリッターオーバーのモンスターマシン(オンロード)、たとえばドラッグスターとかを使う方が迫力も増すのにと、いつも思う。 最後に、アポロは飛ぶと予想してた。[インターネット(字幕)] 6点(2012-10-09 16:21:05)《改行有》 176. デッドマン・ウォーキング 演技派ふたりががっぷり四つに組んだ作品なんだけれど、題材がどうにも受け付けられない。私は死刑賛成論者だ。しかしながら死刑廃止を納得できるほどの論拠は受けとめられなかった。受刑者の育った環境であるとか、社会的立場であるとか、罪のない家族への社会的制裁とか、いろいろと挙げられる材料はあるが、それらがあったからといって、罪のない人を殺してしまったことが許される理由にはならない。被害者の家族を訪れるスーザン・サランドンの論理がどうしても納得できない。彼女の言い分には腹立たしささえおぼえる。キリスト教的な贖罪の意識はなじめないのが大きいのだろう。その彼女を受け入れるデラクロア氏の立場が私にはいちばん共感できるような気がする。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-10 22:53:03) 177. フラッド なんとなく「ポセイドン・アドベンチャー2」を連想させられる。こういう大自然パニックものは、皆さんご存じの通り、さりげない日常が描かれて、じょじょにそれがおかしくなっていくのが常道であるが、本作はいきなり水浸しで始まる。それがダラダラとした印象を与え緊張感の”き”の字も出て来ない原因だろうか。思わせぶりなダムがあるにも関わらず、それが微塵も見せ場を作らないのがなんとも消化不良である。「ナバロンの嵐」くらい派手に吹っ飛ばして欲しかったものだ。[地上波(吹替)] 6点(2005-05-10 22:32:19) 178. スティグマータ/聖痕 《ネタバレ》 ひとことで言えば竜頭蛇尾ですねえ。前提がおもしろかっただけに、あんな結論で残念です。映画の後半で彼女は単なるメッセンジャーだったと明らかになりますが、それにしても(←口癖(笑))、「なぜ彼女が選ばれたの?」という疑問が大きくありますし、アラム文字やバチカンの陰謀を持ち出したりまでして、結局たいしたことは主張していないし、エクソシストまがいの殺人行為まで出てきたのには苦笑してしまいました。 教会がたくさんのことを隠していたり、信仰の対象がキリストの教えではなく教会そのものに成り下がっているという主張は、本作以外でもあちこちで言われていることですし、その点だけを取って目新しいことではないですしね。 とにかく前提が興味深いものだっただけに、もっと科学的な分析や、別の結論が出てきたら納得できたかもしれません。 ただひとつ興味深かった点は、本作のガブリエル・バーンもロバート・デニーロと同じような路線を行くのかなあと予感させるところですね(笑)。どちらも悪魔と神父を演じ、時代物に出ているしね。これからの彼はコメディ路線か?(笑)6点(2005-01-09 18:00:25)《改行有》 179. エンド・オブ・デイズ 《ネタバレ》 書いていたと思ったら、書いてなかったんだね。シュワちゃん主演のアクションものとしては、なんか竜頭蛇尾で終わってしまった印象が強いです。悪魔が復活するためにひとりの女性を狙うという設定は、他の作品でもいくつも取り上げられているし目新しいものではありません。また、悪魔の魅力にしても、ガブリエル・バーンは「仮面の男」ほど輝いてなかったし、不気味さという点では、「エンゼル・ハート」のロバート・デ・ニーロや「ディアボロス」のアル・パチーノと比べるともの足りませんでした。なによりも、エンディングだなあ。家族再会でめでたしめでたしですか。ミレニアム直前に作られた世紀末ものとしては、小粒な印象が否めません。6点(2004-11-25 20:28:40) 180. スピード2 《ネタバレ》 これはコメディですか?(笑) 冒頭のドゥカティを使った追跡シーンからツッコミどころ満載でした。あんな大型バイクでジャンプしたら、着地の時に転倒します。撮影は編集しているからスムーズに動いているように見えるけれど、ときどき、「ああ、この角度で突っ込んだらフロントサスがロックして反動で転倒だな」って思えるカットがいくつもありました(笑)。メットがないならせめてサングラスくらいかけろよ! 目にゴミが入って前が見えなくなるぞ!(苦笑) そしてなによりも最大の失敗は、まったくもってスピード感の感じられない豪華客船をメインにすえたことでしょう。あれだけ大きなものが動くんだと、もっさり感とか大きく揺れる気持ち悪さはあっても、スピードのスの字もあるはずがない(苦笑)。水中翼船とか魚雷艇とか使うんだったらあるだろうけどね。劇中のタンカーで「眼下の敵」をやっていて、その後の状況を暗示するようなプロットを打ったのはニヤリとしたけどそれでお終い。もっと面白くする方法はあっただろうに、消化不良で終わった感じが否めません。あの聾唖の少女をもっと効果的に使うとかできなかったのかね? あと、タンカーはあの程度の引火・爆発では大爆発しないと思うんですが、造船技術に詳しい方御意見はいかがですか? きっと防火壁があるから、延焼は防げるでしょう。それから、あの停泊中の喫水線の位置からすると、それほど積んでいなかったようにも推測されるし、それからしても、あれほどデカイ爆発にはならないと思うんですけどね。さて、最大の爆笑はやっぱりウィレム・デフォーでしょう。ストーリーが進むに連れてお莫迦さ加減が増していくのは見ていて痛々しくて寂しくなりました。もっとニヒルなテロリストでもやらせれば好かったのにねえ。最期はなんですか、あれは!(苦笑) あんな状況で止まるわきゃねえし、こっちが爆笑ですよ。ということで、ドゥカティとクルト・ユルゲンスに各3点ずつ、計6点を献上。6点(2004-07-20 08:31:06)
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