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161.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 ここでの評価が芳しくなかったので期待せずに観賞しましたが、むちゃくちゃ面白かったとは言えない ものの、そこそこ楽しめました。確かにこの映画、自分の超能力に気付いた風采のあがらない男が、 一躍ヒーローになって悪人をばったばったと倒す、というスカッとするようなテーマでは全くないです。 それを期待すると確かに失望させられますし、ストレスがたまりますね。 これは自分の超能力に気付いた男の葛藤、致命的な肉体的ハンデを負った男の心の屈折、そして両者の 交流と反発、さらには家族との確執などを描くことがテーマだったと思いますし、そういう角度で見ると 案外名作ではとも思えます。何となく雰囲気から「デッドゾーン」を連想しました。 普通はヒーローに対する悪者の構図のところを、ヒーロー対ヒーロー待望者という構図にしたのがこの 映画のミソであり、評価したいと思います。 確かにダンとイライジャの描写がいまいちなところは感じます。ブルース・ウィリストとサミュエル・ ジャクソンがそもそもあの役にはミスキャストだったような気もします。 また、列車事故の後、ダンが全く無傷というのではなく、かすり傷程度は負わせた方がリアリティが増した のではないかと思います。 いずれにしても私的にはもう一度見てみたいと思うような余韻を感じさせる映画でした。[地上波(吹替)] 6点(2018-07-05 13:56:22)《改行有》

162.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 冒頭の記者会見からサイン会あたりまでの部分で一気に 引き込まれ、一体この話をどう収束させるのか期待しまし たが、終盤にかけていつもながらの過剰演出で、終わり方 もなんとなく予期するものでした。 警察も簡単に犯人もその襲撃者もみな取り逃がす醜態ぶり も相変わらずのパターン。 そもそも殺人事件が22年前という設定は、殺人の公訴時効 廃止により避けられないものであったとはいえ、登場人物 がみな若すぎるという違和感を生んでしまって、せめて10年 ぐらいであればもっとリアリティがあったと思います。 それにしても犯人は不死身ですね。あれほど腹を思いっきり 刺されて止血もされずに助かったのですから、最後の一撃でも 死なずにピンピンしていたのでは、などと冷めた見方をして しまいました。[地上波(邦画)] 6点(2018-06-12 08:41:59)(良:2票) 《改行有》

163.  陰謀のスプレマシー 《ネタバレ》 わけありパパと娘の逃避行は陳腐なプロットでしたが、朝出勤したら オフィスが消えていた、というイントロには引き込まれました。 しかしここでの感想が地味だ地味だと言われていたので、もう少しリ アリティのある作品かと思ったのですが、まあ関係のない人が殺され 放題で、死体安置所から溢れだしそう。 もっと手っ取り早く原爆でも落として街ごとふっ飛ばしてみたら、と言いた くなります。 そもそも事故の隠蔽のためにあんだけ人殺すのなら、武器と交換などせずに 取引国の方を殺戮してリチウムを奪った方が簡単だったのでは、などと思って しまう。まあ娯楽として軽く見るにはそれなりに楽しめました。[地上波(吹替)] 6点(2018-04-25 19:45:40)《改行有》

164.  四月は君の嘘 《ネタバレ》 不謹慎ではありますが、いったいカオちゃんはいつになったら発病するんだ、とか思ってしまいました。テンション高いし、もりもり食べてるし、走ってるし、橋から飛び込むし、で自分よりもずっと元気じゃん。こんな元気な「重篤な死の病」ってあるの、っていう感じではありました(最後のシーンで一体どこを手術したんだ?)。 マンガの方は未読で映画がどこまで原作に忠実なのか分かりませんが、映画を見る限り、目新しいテーマではなく、ヒネリもなく、季節はいつもながらの満開の桜の春、そしてラストも月並みでオチもなく、強いて言えば超ありふれたお話のところが最大の見どころなのでしょうか。 とは言え、男女が出会えばすぐにHに発展するのが当たり前の今のご時世で、セックスともイジメとも無縁の4人の仲良し高校生の清く正しいグループ交際は返って新鮮に感じてしまいました。従って後味は悪くはなかったのですが、多分心には残らないでしょうね。[地上波(邦画)] 6点(2018-03-30 18:23:24)《改行有》

165.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 真犯人が現れてからラストまでのスピーディーかつスリリングな展開に一気に引き込まれました。 しかしそれに至るまでは正直さんざん苛立たせられましたね。特に犯人探しの部分はあれじゃあ 人権問題だし、決して肯定されるものではありません。そもそも警察を首になった情緒不安定 な人間が航空保安官に採用されて飛行機に乗ること自体問題でしょう。 最近リーアム・ニーソン主演の映画が地上波で何本か放映されましたが、どれも彼の演技には 苛立たせられました。吹き替えのせいなのかそれともそういう所を狙って作られているのでしょうか。 乗客がビルに反撃する際には、さっさと頭をカチ割ってしまえ、急所を狙え、とか思ってしまい ました。彼が犯人ならあんなに手間取っていてはだめですよね。 結局犯人は3人だったということになる(もう一人の航空保安官、眼鏡、黒人)ようですが、動機が 今一つ分かりませんでした。眼鏡が言っていた3000人がどうのこうの、自分の父親が犠牲者の一人 というのは、どの事件をいっているのでしょうか?9.11のことなのでしょうか? 他の人も書いていますが、この種の姿なき犯人物は、正体を現すまでは超人的な行動をするのに 姿を現すと突然凡人と化す毎度のパターンをなんとかしてもらいたいところです。[地上波(吹替)] 6点(2018-03-18 17:24:10)《改行有》

166.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 予想外に面白かったしハラハラとさせてくれて楽しめました。別人が自分に成り替わり、妻にもしかとされて、これを納得の行くように説明するのは不可能だろうと思ったのですが、そうきましたか。それぞれの場面や要素はどこかでみたようなものばかりでしたが(ハードトゥーキルだったり、トータルリコールだったり)、なぜ主人公が大学教授のくせに強いのか、なぜ替え玉は主人公の素性を全て知っていたのか、など一応納得させられました。全てのは偶然の事故による主人公の一部の記憶喪失が原因ということになるのですね。 しかしいくら莫大な富を得られるからといって、一人の教授を殺してその研究を盗むのにここまで手の込んだ作戦を練るものでしょうか。病院の職員やタクシー運転手、暗殺チームも全滅、一体何人の人が死んだのでしょうか。それなら教授の娘でも誘拐した方が話は簡単だったのではないでしょうか。あんな暗殺チームがいたらJFK暗殺ももっとスマートに行えたかもしれない、などと良からぬことを考えてしまいます。 【追記】2022/03/23 4年前に観ていたけど部分的には覚えていても物語のキモ(自ら作り上げた偽りの記憶を自動車事故の後遺症により 本物だと思ってしまった)は全く忘れていて結構楽しめました。 医学的処理により虚偽記憶を脳に植え付けるのではなく、あくまで事故による混乱が原因としていたのがより リアル感が出ていたようです。殺し屋が心を入れ替えて真人間になるというラストも事故のせいということ なのでしょうか、いつかまた殺し屋に戻ってしまうのがちょっと心配ではあります。[地上波(吹替)] 6点(2018-02-22 19:55:57)《改行有》

167.  祈りの幕が下りる時 《ネタバレ》 前作の「麒麟の翼」が非常に良かったので大いに期待して観に行ったのですが、まあ、確かに大作ではあります。シリーズ最終作品ということでドローンを使っての風景描写、最後にカメオアピアランスまでおまけにつけて、スタッフの気合いの入りようは感じられました。ストーリーもカレンダーに書かれた橋の名前をきっかけとした加賀家と浅居家との因縁的結びつきと加賀の過去や現在が明らかになるなど、非常に練られた構成で楽しめるはずだったのですが、なんか違うんですよね。このシリーズの持つ独特の雰囲気が描かれていないような。場所が日本橋近辺だけではなく、彦根や仙台にまたがっていたからなのかもしれませんが、やっぱりこのシリーズの肝は恭一郎が足を使って地道な捜査をするところにあると思うのですが。 途中からは加賀は脇役に追いやられ、浅居父娘が主役となってしつこいくらいに二人のシーンが続き、そこまで二人の絡みを入念に描く必要はあったのかと正直ちょっと食傷気味でした。 最後に加賀さんが人形町をぶらついて終わりにしたのもなんか取ってつけたようで、あまり余韻は感じられませんでした。[映画館(邦画)] 6点(2018-02-12 16:27:49)(良:2票) 《改行有》

168.  シャッフル(2007) 《ネタバレ》 この映画のテーマは、愛し合って結婚したが平凡な日常生活の中で愛情を失いかけていた夫婦が再び愛を取り戻すまで、なのだとは思いますが、やたら時間が行ったり来たりしてそっちが気になって混乱させられてしまいました。 杉下右京さんではありませんが、細かいところが気になってしょうがない性格のため、仕事そっちのけで分析してしまいました(もう、会社首になったらどうしてくれるんでしょうか)。 その結果、分かったことは・・・ 映画の進行は:①木曜日(ジムの死を知らされる、長女の顔に傷なし)、②月曜日(ジム存命にリンダびっくり、カラスの死骸処理)、③土曜日(葬儀当日、長女の顔に傷、リンダ狂乱して精神病院に強制入院)、④火曜日(ジム存命、娘が顔に大怪我)、⑤金曜日(リンダ葬儀手配し、クレア自宅訪問)、⑥日曜日(ジムに娘たちの最後のひとときを過ごさせ、リンダは懺悔、カラス死ぬ)、⑦水曜日(ジム出張に行き、事故で死亡)。 さらにややこしいのは、リンダの頭の中は上記の順番で記憶が積みあがって行くのに、周囲の人間もそしてリンダの肉体も正常な曜日の順番に動いているということです。例えば、木曜日の夜に写真を抱えてソファで寝てしまうリンダですが、精神的には次に目覚めるのは月曜日の朝なのですが、肉体的(写真を抱えてソファの上で)目覚めるのはちゃんと金曜日になっているところです。ただこれでもなお、長女が顔に傷を負ったことの前後関係があやふやな気がします(一体、映画の一週間は何曜日から始まっているのだろうか) まったくもう観る側泣かせの作品で、1回観ただけでは理解不能で、それ故にここでの評価が低いのではないかと思います。 ただ、夫婦愛の物語としてとらえると、多少なりともほろりとさせられました。突然亡くなってしまった人間に、もっと優しくしておけば良かった、愛していると言っておけばよかったと後悔するのは良くあることですから。[地上波(吹替)] 6点(2017-06-06 23:34:35)《改行有》

169.  PARKS パークス 《ネタバレ》 前半では取りとめの無い何気ない会話シーンを演じるのが如何に難しいかを、 嫌というほど感じさせられてしまうようなシーンが延々と続くので、これを2時間も見続けさせられ るのかと正直途中で不安になりました。 主人公3人は頑張ってはいるのですが、やっぱり会話の白々しさ、わざとらしさが耳に障りました。 ハルが現在と過去を行ったり来たりする辺りからそんな雰囲気が変わり始め、にわかにハルは一体何者?というミステリ アスな雰囲気が漂い始め、彼女と晋平さんとの不思議な交わり、そして抽象的なイメージ映像など、ようやく私的には 映画らしくなったと感じました。そのままエンディングまでは一気に引き込まれ後味も悪くなかったです。 それゆえに、前半部分をもう少し何とか整理してほしかったですね。 2時間はやっぱり長すぎました。 それとこの映画制作のきっかけが吉祥寺や井の頭公園への思い入れからだったそうですので致し方ないとは 思いますが、あそこまで無理やり街のプロモーションビデオ化しなくても良かったのではないでしょうか。 60年代の吉祥寺の駅舎とかのモノクロ写真が何枚も映されていましたが、いくら吉祥寺が住みたいまちラン キング第一位だとしても、あれを見て懐かしがる人はごく限られると思います。これではなんか60歳以上、 吉祥寺周辺に住んだことある人限定映画となってしまっているのでは。 井の頭公園とは直接関係なくても、東京オリンピックとか、学生運動とか、フォーク集会とか、50年前の世相を 映す映像をいれた方が、一般の人にも佐知子と晋平のいた頃と今との時代背景の対比が理解しやすくなったのではない でしょうか。 いずれにしても舞台となった井の頭公園、映画の余韻に浸りながら久しぶりにじっくり歩いてみたくなりました。 追記(めちゃくちゃネタバレしてますのでご注意ください) 良く考えたら、トキオは佐知子さんの孫なのに、高校生のハルは晋平さんの娘っていうのはどうも年代が合わない気がします。 昨今では高齢で子供を作るのは珍しくはありませんし、男性の場合はいくつになっても可能だとは言われます。でも、ハル が晋平さんと時を超えて一緒にいるシーンなんかで、父娘であればお父さんとか呼んでもよさそうなのに、全然親子の雰囲気 が感じられませんでした。そこで考えたのですが・・・ 脳梗塞で先月急死してしまった佐知子さんは晋平さんとの思い出の曲をぜひ50年後の世界で完成させてもらいたくて、あの 世から佐知子さんの分身としてハルを送りこんだということでは。 純が最初に完成させた曲が気に入らないとハルがいうのは、佐知子さんの気持でもあったのでは。 ハルという名前も桜の季節の春を連想させますし、最初に純の前に突然現れたのも風の吹く中でした。ハルは春のそよ風に 乗って純の前に現れたのではないのでしょうか。 最後の方で白いブラウスを着たハルが満足げに去って行くのは、佐知子さんの満足とダブっていたのでは。 こう考えると純が「本当は誰なの」というセリフもつじつまが合うような。 病院の待合室でハルの毛布を掛けてあげる健太は、寺田さんだったのでしょうか(寺田さんの下の名前が伏せられている のは敢えてそこいら辺をぼやかすため?)、寺田さんの家でハルに毛布を掛けてあげるのは、このシーンの伏線だった のでしょうか・・・ などと次々に考えさせられて引きもまれて行ってしまう随所に意味深なシーンが埋め込まれているこの映画、意外と奥が 深くて練りに練られたストーリーなのかもしれないと感じます。 たしかに多くの地元にゆかりのミュージシャンが出演していて(どのシーンだか分かりませんでしたがエンディングロール を見ると、あさみちゆきまで出演していたようです)、この映画を音楽映画として期待するとちょっと期待はずれな部分 はあったのかもしれません。 一度見ただけでは完全に理解するのは無理のようです。ビデオが出たら再観賞してみたいと思います。 ぜひ他の方の意見もきかせてほしいです。[映画館(邦画)] 6点(2017-05-01 19:56:07)《改行有》

170.  さらば友よ 《ネタバレ》 学生の頃テレビで見て、チャールズブロンソンの渋さに憧れたものです。とにかく最後のシーンがかっこよすぎ。 ただ本筋とははずれて意味の分からないシーンも多々あり、今でも意味不明。 「パパおでかけ、パパおでかけ」のシーンは果たして必要なのか。そもそもあれは一体何?吹き替えの女性の この言葉がいまでも妙に頭に残ってしまっています。 また、アランドロンが陰謀に気づくきっかけになったという、金庫の番号=ワーテルローの戦いの年号=女の ニックネームというのも、だからなんなのさ、なんでそれで気づくの、と思わざるを得なかった。 誰か分かる人に解説してもらいたいところです。[地上波(吹替)] 6点(2017-01-06 17:00:53)(良:1票) 《改行有》

171.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 世の中の流れに乗せられて映画館で観てしまいました。なるほど、こういう話だったのですね。下の方も書いていらっしゃるように、それぞれのパーツは、特殊な天体現象、男女の入れ替り、時をまたいだ交信、タイムスリップ、自然災害、歴史改ざんなどなど、どれもどこかで観たような聞いたようなものなのですが、それらをうまく組み合わせると結構なお話が創作できるという典型的な作品でしょうか。特にテレビのサスペンスドラマのように何から何まで主人公が語って聞かせるのではなく、細部は意味不明な部分を残しておいて、観る側に考えさせる余地を残すところが、この作品をここまでヒットさせた一つの理由ではないかと思いました。リピートしたくなる人の気持ちが分かります。 テレビニュースなどでは中高年の人も涙を流していたようですが、残念ながら涙は出てきませんでした。過去にこんな出会いや別れがなかったからなのか、それとも既に感性が枯渇してしまったのか。主人公たちと同世代の時に観ていればまた違った感じ方をしたかもしれません。 それにしても若い人たちって、喫茶店をサテンではなくってカフェって呼ぶんですか。自分が高校の頃にそんな呼び方したらキザかダサイかどちらかだと思われたかも。時代は変わりますね。 追記:地上波発放送で録画してじっくりと観ました 改めて観ると、見ている最中は鮮明に登場人物やストーリーを覚えているのに目が覚めた途端にあっという間に忘れてしまう「夢」というものの特性を巧みに使っている点に感心しました。いつか夢の中で手のひらに文字が書かれて、目覚めて見てみると現実の自分の手のひらにその文字が残っていたら・・・なんて期待する歳では残念ながらないですがね。 一つだけ突っ込みを入れると、ミツハちゃんのいる時代はタキ君より3年遅れているわけで、タキ君に入れ替った時に果たして未来の携帯端末やアプリを使いこなせたのか、なんて思ってしまいました。昨今のIT技術の進歩はすさまじいものがありますから、1年でも違うともう浦島太郎状態になってしまうはずですから。[映画館(邦画)] 6点(2016-12-01 15:24:35)《改行有》

172.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 前後篇に分けての劇場公開という、"大作"にしては話題性が低くて、テレビ公開後の書き込みが少ないのは意外でした。個々の中学生の心の葛藤や揺れはうまく描写されていて、悪くはなかったと思います。特に三宅さんと浅井さんの関係はうまく描けていたと思います。しかしやっぱりあのような形での中学生による学校内裁判というのは、実際にはやらせる学校はないでしょうし、あそこまでできる中学生もいないでしょうから、あまりのリアリティのなさが致命的なのかもしれません(佐々木刑事の証言は公務、それともプライベート?)。原作があるとはいえ、折角前後篇の長丁場にしたのですから、せめてドラマ「鈴木先生」の鈴木裁判ぐらいの現実味は出してほしいところでした。 それにしても、浅井さん親子は、子供の配役が決まってからそれにつりあう両親を選んだのか、それとも両親の役者さんが決まってから、二人から生まれそうな子役を選んだのか、気になってしまいました。[地上波(邦画)] 6点(2016-05-28 22:27:49)《改行有》

173.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 今月は毎週木曜日に5作品が連続して放送され、録画して全て観終わりました。 なるほどここでの書き込みの意味が分かりました。5→1→2という流れにした わけですね。あの検視官のおじさんは火葬場に転職したわけですか。 確かに5作目となると食傷気味で最初の頃のはらはらどきどき感はなくなりま したが、とにもかくにもうまく完結させてくれたことに感謝です。 このシリーズに出ている役者さんにとっては、いかに工夫して残酷に殺してもら うかが、役者冥利につきるということになるかもしれません。 そういう意味では、ここでの部長さんの役者さんは「えー、俺だけなんで こんなにあっさりつまらなく死ぬんだよー、もっと見せ場のある死に方にして くれよー」とか文句言ったかもしれませんね。[地上波(吹替)] 6点(2015-10-29 21:11:02)《改行有》

174.  思い出のマーニー 《ネタバレ》 テレビ録画して見たのですが、ここでの評判は芳しくないし、杏奈は超ひねくれもので性格悪いし、よく転ぶし、寝るし、相方のマーニーは得体がしれずうっとうしいしで、もう前半で録画消去してしまおうかと何度思ったことか。 でも彩香ちゃんの登場とともになんとなく雰囲気が変わってきて、終盤での真相説明で一気にこの作品への見方が変わりました。親に見捨てられたマーニー、その子もまたマーニーに見捨てられたと思い、そのまた子である杏奈もマーニーに見捨てられたと思って恨み続けて暗い性格の子になってしまったのを、この夏の不思議な経験でそれらの負の連鎖が断ち切られて、明るい未来を想像させる清涼感のある終わり方でした。確かに全体的には小粒な作品ではありますが、細部にわたって丁寧に人物描写されいて、途中で削除せずに最後まで見てよかったと思いました。最後におばちゃんのことを「お母さん」と呼ぶくだりは、みえみえでそうなることが分かってしまいましたけど。 一点だけ突っ込みを入れさせていただくなら、湿っ地屋敷がたまたま頼子さんの親戚夫婦の家の近くだったというのは、ちょっと出来すぎに思えます。[地上波(邦画)] 6点(2015-10-10 18:47:32)《改行有》

175.  レッド・サイレン 《ネタバレ》 どれもこれもどこかで見た・聞いたような筋立てであり、全てが中途半端な感じはしますが、 全体的には面白い部類の内容だったと思います。でも印象が薄いのですぐに忘れてしまうよう な気もします。 この手のお話でいつもながら思うのでは、悪役の親玉(お母さん)が最初と終わりで人格が変わって しまうこと。超サディスト趣味の女なら、最後に全員を捕まえたら、小屋に火をつけて焼き殺す などという”人道的な”殺し方ではなく、ここぞとばかりに、あらん限りに残酷な殺しを命じる と思うのですが、最後は普通のお母さんになって、あっさり娘に撃ち殺されてしまうのは なんともしまらない感じでした。[地上波(吹替)] 6点(2015-06-29 16:46:25)《改行有》

176.  ルームメイト(2013) 《ネタバレ》 ※まずここでの批評を読まないで観賞することをお勧めします。 GYAOの期間限定無料配信で見ました。 ビデオや録画のように早回しができないので、誘惑にかられてついついここでの批評を読んでしまいましたので、ちょっとその分 魅力が低下してしまったことは否めません。まっさらな状態で見たら結構おもしろかったかもしれません。 ただ、この筋からすると映像化は難しく、ある意味で見る側にはルール違反的なものを感じますが、まあ二人の 美女の主演ということで受入れたいと思います。下の方でも誰かが書いていましたが、果たして第四の人格を登場させ る意味はあったのかどうかは微妙なところです。また、同じく、最後の鉄格子の場面で工藤君も実は幻想だった (彼女が自分を本当に愛してくれる人を創造していた)というもう一つのオチがつくのかと一瞬思いました。 (こうなったらとことん幻想人格作りまくるとか)[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-05 15:30:24)《改行有》

177.  小さいおうち 《ネタバレ》 2時間を超える上映時間で、特に大きな事件がおきるわけではない 日常が淡々と描写されているだけだったにもかかわらず、退屈さや間延びした感じもなく 一気に見てしまいました。全体的に流れるノスタルジックでほのぼのとした雰囲気は嫌い ではありません。ただこの手の題材(戦争のあったレトロな時代を現在において回想する パターン)がこれまでも多く用いられていて新鮮さがないことや、ここぞという盛り上が りの場面がなかったこと、そして戦争の時代の暗さや悲惨さがあまり描かれていなかった こと、などから、今一つ心に残るものもありませんでした。 ちなみに他の皆さんのコメントでは指摘されてはいないのですが、私が素直に感じたのは、 タキさんは時子様を強くお慕いしていたのではないか(言ってみればレズに似た感情を持 っていたのではないでしょうか)というものです。 そうでなくては、時子は女学生の頃から同性のあこがれの的だった、と松岡睦子がタキさん に語る意味ありげなシーンが不要になってしまうのではないでしょうか(他にも坊やの マッサージをしていて時子がタキの手が暖かいといって握ったことに対する、タキのぎこち ない反応のシーンとか)。タキさんが手紙を届けなかったのは、(小中先生に言われた「夫 婦の仲は女中さん次第だ」という言葉に従って)、ひたすら奥様をお守りしたかったから、 そして、空襲で亡くなってしまった奥様の唯一の直筆の手紙を形見として最後まで持ってい たかったからでははないか、そんな風に思いました。[地上波(邦画)] 6点(2015-03-02 21:50:05)(良:5票) 《改行有》

178.  相棒シリーズ X DAY 《ネタバレ》 相棒劇場版(スピンオフを含めて)の中では一番面白かったし、タイムリーなテーマをうまく取り上げていたと思います。主要な登場人物がそれぞれに持ち味を出したチームワーク作品という感じで、スーパーマンの杉下さんが前面に出てきて彼を大活躍させるために無理が生じてしまうような作品よりも、むしろストレスなく楽しむことができました。 物語の中で一番引っかったし現実味が感じられなかったのは、国の将来を考えて官僚たちがリスクを冒して大がかりな実験を今行うだろうかという点ですね。今のIT時代には若い行員でなくてもどこからか情報が漏れることを100%防げる保証はないわけですから、バレた時に一体誰が責任をとるのでしょうか?あと、この種のお話で必ず出て来る「もし国民が知れば大パニックになる」「これが公になれば破滅だ」の類のせりふ。「お前は預言者か?」と言いたいところです。 宇津井健さんは、テレビの相棒でも感じましたが、もう80歳を超えて明らかに声量がなく蚊の鳴くような声であの役は無理ですね。厳しいことを言うようですが、役者のプライドを持ってほしいです。ところで、相棒の人気とは裏腹に、ここでの投稿が少ないのはちょっと意外です。さすがにマンネリ化でしょか。[地上波(邦画)] 6点(2013-12-23 11:53:11)《改行有》

179.  アドレナリン・ブレイク 《ネタバレ》 ここにある他のコメントそのまんまの内容でしたね。 最初の細切れの展開は何がなんだかわからなかったけど、途中から一気に引き込まれました。レベッカがあそこまで娘に思い入れていたことが十分描き切れていない(映画の枠内では難しいでしょうが)、潜入捜査官とはいえそれまで大人しかったレベッカが突然銃の名手&格闘のプロに変身するのはリアリティがない、3人の女性が似たようなタイプでもう少し変化がほしいなどなど、つっこみは多々ありましたけど、期待しなかった分面白くて録画して2度見てしまいました。最後は確かに救いがないけれども後味はそれほど悪くはなかったです。とばっちりで殺されてしまった悪者たちがちょっと可哀そう。どうも最近ストレスがたまっているのか、「そんなこと知るわけないだろ」「ズドーン」「じゃあ他の人に聞くわ」のシーンに痛快さを感じてしまった自分が怖いです。セガール物に食傷している向きには、たまにはキャットファイトもお勧めだと思いました。[地上波(吹替)] 6点(2012-12-08 18:24:44)《改行有》

180.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 なるほどそう来たのですか。予想していたのとは全く違いましたが、なかなか深いですね。月光仮面、仮面ライダー、ウルトラマン、これらの正義のヒーローの仮面をひんむいてやりたいとか、もっと身近だと聖人君主ずらした上司や清楚なマドンナの化けの皮をさらけ出してやりたい、というのは、誰しも心の奥底にある願望かもしれません。特に自分が不幸のどん底にある時には、正義の味方くそくらえ、と思ったりするものです。(この映画の封切りが2008年ということで、リーマンショックの後の大不況時代というのも、ヒットした原因かもしれません) ところで、この映画に不可欠な存在のジョーカーさんですけど、またもや嫌な予感が当たってしまようです。この手の悪役は最初は、とにかくめっぽう強くて、憎々しい冷血漢なのですが、どうもそれが長続きしないようで、最初のマフィアを手玉に取ったところは、こりゃめちゃくちゃ手ごわいぞと思ったものですけど、話が進展するに従って凄味が消えて、あのマスクがピエロに見えてきてしまったりして・・・。吹き替えのミスマッチもあるのでしょうけど、あそこまで大仕掛けの冷徹な殺人計画を次から次と立てたのに、最後にバットマンと闘う時は、鉄パイプで殴るだけっていうのは、なんともアンバランス。ぜひ今度は、標的をバットマンに置いて、最後まで憎々しく活躍してほしいものです。もう一つ(文句ばかりですみません)、レイチェルさん、もっと美しい女優さんはいなかったのですかね。二人のヒーローが奪い合うにしてはちょっと・・・ [地上波(吹替)] 6点(2012-06-25 20:30:45)《改行有》

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